JP2000183700A - 周波数逓倍回路および周波数逓倍方法 - Google Patents

周波数逓倍回路および周波数逓倍方法

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JP2000183700A
JP2000183700A JP10351714A JP35171498A JP2000183700A JP 2000183700 A JP2000183700 A JP 2000183700A JP 10351714 A JP10351714 A JP 10351714A JP 35171498 A JP35171498 A JP 35171498A JP 2000183700 A JP2000183700 A JP 2000183700A
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divided signal
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Makoto Ogawa
誠 小川
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い周波数範囲にわたってデューティ比を一
定としたまま任意の比率で周波数を変換することができ
る周波数逓倍回路および周波数逓倍方法を提供する。 【解決手段】 入力信号をn分の1分周して分周信号を
生成し、分周信号の周期をm分割する。また、デューテ
ィ比1:1で分周信号を生成し、分周信号の2分の1周
期の長さをm分割し、分周信号をm等分周期で反転させ
る。また、分周信号を所定の遅延時間毎に第1段遅延信
号から第k段遅延信号まで順次遅延させ、第1段から第
k段遅延信号までの内分周信号の2分の1周期に遅延時
間の近似する第1の段数値ならびに第1の段数値をm分
割し得る第2から第(m−1)までの段数値を選択し、
分周信号と第1の段数値と第2の段数値と・・・(m−
1)との排他的論理和を求めることで分周信号をm等分
周期で反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数種類の周波
数のクロック信号を使用する論理回路等に用いて好適な
周波数逓倍回路および周波数逓倍方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられているディジタル周波
数変換回路として、遅延素子や排他的論理和素子等で構
成し、入力クロックと入力クロックの遅延信号との排他
的論理和を出力するものがある。
【0003】ところが、近年は半導体集積回路の動作が
高速化しており、即ちクロック周波数が高くなっている
ため、逓倍クロックの周期およびデューティ比のばらつ
きを小さくすることが要求されている。
【0004】この要求に応えるものとして、例えば特開
平1−152815号公報に開示されるように、入力ク
ロックの4分の1周期遅延した信号を遅延素子アレイ出
力から選択して排他的論理和をとるものが提案されてい
る。
【0005】図7は、こういった従来技術の構成例を示
すブロック図であり、また図8は図7に示す構成の各部
における信号の変化の様子を示すタイミングチャート
(波形図)である。
【0006】図7に示す構成では、入力パルスDIN
遅延素子群113によって遅延させ、論理回路群114
によって選択するとともに、排他的論理和素子115に
よって入力パルスDINと論理回路群114の出力パル
スDi1との排他的論理和である出力パルスDOTを求
めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この構成により2逓倍
されて得られる出力パルスDOTは、図8に示すように
周期およびデューティ比が不安定であり、最悪の場合に
はパルスが生成されなくなる。
【0008】またこの構成は、2逓倍を目的としている
ため、要求周波数を得る上で、入力クロックの周波数が
特定される。即ち、装置の用途によって誤動作したり使
用できないという問題がある。
【0009】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、広い周波数範囲にわたってデューティ比を一
定としたまま任意の比率で周波数を変換することができ
る周波数逓倍回路および周波数逓倍方法を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、入力信号を
n(n=2、3、4・・・)分の1分周して分周信号を
生成する分周手段と、前記分周信号の周期をm(m=
1、2、3・・・)分割する逓倍手段とを具備すること
を特徴とする。また、請求項2に記載の発明にあって
は、請求項1に記載の周波数逓倍回路では、前記分周手
段は、デューティ比1:1の前記分周信号を生成し、前
記逓倍手段は、前記分周信号の2分の1周期の長さを前
記m分割する分割手段ならびに前記分周信号を前記m等
分周期で反転させる反転手段からなることを特徴とす
る。また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項2
に記載の周波数逓倍回路では、前記分割手段は、前記分
周信号を所定の遅延時間毎に第1段遅延信号から第k段
遅延信号まで順次遅延させる多段遅延手段と、前記第1
段から第k段遅延信号までの内前記分周信号の2分の1
周期に遅延時間の近似する第1の段数値ならびに当該第
1の段数値を前記m分割し得る第2から第(m−1)ま
での段数値を選択する選択手段とからなることを特徴と
する。また、請求項4に記載の発明にあっては、請求項
3に記載の周波数逓倍回路では、前記多段遅延手段は、
互いに直列に接続され各々前記所定の遅延時間を有する
複数の遅延素子からなることを特徴とする。また、請求
項5に記載の発明にあっては、請求項3または請求項4
の何れかに記載の周波数逓倍回路では、前記反転手段
は、前記分周信号と前記第1の段数値と前記第2の段数
値と・・・前記(m−1)との排他的論理和を求める排
他的論理和手段であることを特徴とする。また、請求項
6に記載の発明にあっては、入力信号をn分の1分周し
て分周信号を生成し、前記分周信号の周期をm分割する
ことを特徴とする。また、請求項7に記載の発明にあっ
ては、請求項6に記載の周波数逓倍方法では、デューテ
ィ比1:1で前記分周信号を生成し、前記分周信号の2
分の1周期の長さを前記m分割し、前記分周信号を前記
m等分周期で反転させることを特徴とする。また、請求
項8に記載の発明にあっては、請求項7に記載の周波数
逓倍方法では、前記分周信号を所定の遅延時間毎に第1
段遅延信号から第k段遅延信号まで順次遅延させ、前記
第1段から第k段遅延信号までの内前記分周信号の2分
の1周期に遅延時間の近似する第1の段数値ならびに当
該第1の段数値を前記m分割し得る第2から第(m−
1)までの段数値を選択し、前記分周信号と前記第1の
段数値と前記第2の段数値と・・・前記(m−1)との
排他的論理和を求めることで前記分周信号を前記m等分
周期で反転させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】A.原理の説明 以下に、本発明について説明する。図1は、本発明の原
理的構成を示すブロック図である。本発明は、大きく分
けて入力信号Pinを所定の分周比で分周する分周回路
と、分周回路1によって分周された分周信号Pa1の周
波数を所定の倍率で逓倍する逓倍回路11とからなる。
【0012】この図1では、入力信号Pinを分周回路
1によってn分の1分周して、デューティ比1:1の分
周信号Pa1を生成する。逓倍回路11が有する遅延素
子群2は、分周信号Pa1を数段にわたって順次遅延さ
せ、各々所定量ずつ遅延する多層信号Pb1、Pb2
・・Pbnを生成する。
【0013】セレクタ3は、分周信号Pa1の立ち上が
り(“ハイ”レベルの)期間tが遅延素子群2の各段
の何個分に相当するかを監視して、分周信号Pa1の立
ち上がり期間tをm分の1に分割する多層信号
b1、Pb2・・・Pbnを選択する。
【0014】EX−OR(排他的論理和)ゲート4は、
こうしてセレクタ3によって選択された分割信号
c1、Pc2・・・Pcnと分周信号Pa1との排他
的論理和を求め、この結果が周波数変換された出力信号
outとなる。
【0015】ここで、分周回路1における分周比nと、
セレクタ3における分割比mとの関係について説明す
る。上述の構成では、入力信号Pinの周波数を
in、一方出力信号Poutの周波数をfoutとす
ると、分周比nと分割比mとの関係は次のように表され
る。なお、nは2以上の整数、mは正の整数とする。 fin/fout=n/m ・・・(1) また、遅延素子群2における総遅延量Σminは、上述
の分周信号Pa1の立ち上がり期間tより大きいもの
とする。
【0016】B.第1の実施の形態 以下に、本発明の具体的な実施の形態について説明す
る。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる周波数
逓倍回路の構成を示すブロック図、また図3は図2に示
す遅延素子群2a内の詳細な構成例を示すブロック図で
ある。
【0017】これらの図に示す例では、周波数fin
100[MHz]の入力信号Pinに対して、周波数f
out=200[MHz]の出力信号Poutを生成す
る。そこで本実施の形態では、分周回路1aにおける分
周比nを2、逓倍回路11aにおける分割比mを4とす
る。
【0018】一方図3に示すように、遅延素子群2aは
各々同一の遅延量tを有する複数の遅延素子12、1
2・・・が直列に接続された構成となっている。この遅
延素子群2aの総遅延量Σminは、入力信号Pin
2分の1分周した分周信号Pd1の立ち上がり期間t
よりも長くする必要があるため、ここでは10[ナノ
秒]以上とする。さらにEX−OR4aには、セレクタ
3aの出力信号Pf1、Pf2、Pf3と分周信号P
d1とが入力される。
【0019】図4は、本実施の形態の各部における信号
の変化の様子を示すタイミングチャートである。周波数
in=100[MHz]の入力信号Pinは、分周回
路1aによって2分の1分周され、デューティ比1:1
の分周信号Pd1として出力される。この分周信号P
d1は、遅延素子群2aによって順次遅延され、多層信
号P 、Pe2・・・Pe17として出力される。
【0020】セレクタ3aは、上述の多層信号Pe1
e2・・・Pe17の立ち上がり(エッジ)タイミン
グに基づいて分周信号Pd1の立ち上がり(ハイレベ
ル)期間tを随時監視している。
【0021】本実施の形態では、図4に示すように多層
信号Pe16の立ち上がりエッジで分周信号Pd1の立
ち下がりエッジが検出されている。そこで、分周信号P
d1の立ち上がり期間tを4分割する信号として、多
層信号Pe4、Pe8そしてPe12が選択される。即
ちセレクタ3aは、出力信号Pf1=多層信号Pe4
出力信号Pf2=多層信号Pe8そして出力信号P f3
=多層信号Pe12として出力する。
【0022】EX−OR4aは、これらセレクタ3aの
出力信号Pf1、Pf2、Pf3と分周信号Pd1(即
ち多層信号Pe4、Pe8、Pe12と分周信号
d1)との排他的論理和を求め、この出力が周波数f
out=200[MHz]の出力信号Poutとなる。
また図4からもわかるように、出力信号Poutはデュ
ーティ比がほぼ1:1で安定している。
【0023】C.第2の実施の形態 本発明は、上述のような2逓倍や4逓倍といった整数逓
倍以外であっても適用可能である。図5は、本発明の第
2の実施の形態にかかる周波数逓倍回路の構成を示すブ
ロック図であり、入力周波数fin=160[MHz]
の入力信号P を出力周波数fout=200[MH
z]の出力信号Poutに変換するものである。
【0024】本実施の形態の分周回路1bにおける分周
比nと逓倍回路11bにおける分割比mとの関係は、上
述の(1)式のように入力周波数finと出力周波数f
ou とから160/200と求められる。そこで一例
として、本実施の形態では分周回路1bにおける分周比
n=4、逓倍回路11bにおける分割比m=5とする。
【0025】また、遅延素子群2bにおける総遅延量Σ
minは入力信号Pinを4分の1分周した分周信号P
g1の立ち上がり期間t以上が必要であるため、本実
施の形態ではt=12.5[ナノ秒]以上で構成す
る。さらにEX−OR4bには、セレクタ3bの出力信
号Ph1とPh2、Ph3、Ph4そして分周信号P
g1とが入力される。
【0026】図6は、図5に示す各部における信号の変
化の様子を示すタイミングチャートである。周波数f
in=160[MHz]の入力信号Pinは、分周回路
1bによって4分の1分周されてデューティ比1:1の
分周信号Pg1となる。この分周信号Pg1は、遅延素
子群2b(詳細な図示ならびに説明は省略する)によっ
て順次遅延され、多層信号Ph1、Ph2、Ph3・・
・として出力される。
【0027】セレクタ3bは、上述の多層信号Ph1
h2、Ph3・・・の立ち上がり(エッジ)タイミン
グに基づいて分周信号Pd1の立ち上がり(ハイレベ
ル)期間tを随時監視し、分周信号Pg1の立ち上が
り期間tを5分割する出力信号Ph1、Ph2、P
h3、Ph4を選択する(詳細な説明は省略する)。
【0028】EX−OR4bは、これら出力信号
h1、Ph2、Ph3およびPh4と分周信号Pg1
との排他的論理和を求めることで、出力周波数fout
=200[MHz]の出力信号Poutを得ることがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力信号をn分の1分周して分周信号を生成し、分
周信号の周期をm分割する。また、デューティ比1:1
で分周信号を生成し、分周信号の2分の1周期の長さを
m分割し、分周信号をm等分周期で反転させる。また、
分周信号を所定の遅延時間毎に第1段遅延信号から第k
段遅延信号まで順次遅延させ、第1段から第k段遅延信
号までの内分周信号の2分の1周期に遅延時間の近似す
る第1の段数値ならびに第1の段数値をm分割し得る第
2から第(m−1)までの段数値を選択し、分周信号と
第1の段数値と第2の段数値と・・・(m−1)との排
他的論理和を求めることで分周信号をm等分周期で反転
させるので、広い周波数範囲にわたってデューティ比を
一定としたまま任意の比率で周波数を変換することがで
きる周波数逓倍回路および周波数逓倍方法が実現可能で
あるという効果が得られる。
【0030】即ち本発明では、単純なディジタル回路の
みで構成した回路で任意の周波数変換ができる。、ま
た、入力信号をまず分周することで、入力信号のデュー
ティ比が等しくない場合でも、出力信号の周期はほぼ一
定で、且つデューティ比もほぼ一定になり、クロックの
デューティ比補正や逓倍としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる周波数逓倍
回路の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す遅延素子群2a内の詳細な構成例を
示すブロック図である。
【図4】同実施の形態の各部における信号の変化の様子
を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる周波数逓倍
回路の構成を示すブロック図でる。
【図6】図5に示す各部における信号の変化の様子を示
すタイミングチャートである。
【図7】従来技術の構成例を示すブロック図である。
【図8】図7に示す構成の各部における信号の変化の様
子を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1、1a、1b 分周回路(分周手段) 2、2a、2b 遅延素子群(多段遅延手段) 3、3a、3b セレクタ(選択手段) 4、4a、4b EX−ORゲート(反転手段) 11、11a、11b 逓倍回路(逓倍手段) 12 遅延素子 113 遅延素子群 114 論理回路群 115 排他的論理和素子 DIN 入力パルス Di1、DOT 出力パルス Pin 入力信号 Pout 出力信号 Pa1、Pd1、Pg1 分周信号 Pb1、Pb2・・・Pbn 多層信号 Pc1、Pc2・・・Pcn 分割信号 Pe1、Pe2・・・Pe17 多層信号 Pf1、Pf2、Pf3 出力信号 Ph1、Ph2、Ph3、Ph4 出力信号
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月13日(1999.12.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、入力信号(Pin)をn(分周比nは3以上の
整数)分の1分周して分周信号を生成する分周手段
(1,1a,1b)と、前記分周信号の周期をm(分周
比mは3以上の整数)分割する逓倍手段(11,11
a,11b)とを具備することを特徴とする周波数逓倍
回路に存する。また、請求項2に記載の発明の要旨は、
前記分周手段は、デューティ比1:1の前記分周信号を
生成し、前記逓倍手段は、前記分周信号の2分の1周期
の長さを前記m分割する分割手段ならびに前記分周信号
を前記m等分周期で反転させる反転手段(4,4a,4
b)からなることを特徴とする請求項1に記載の周波数
逓倍回路に存する。また、請求項3に記載の発明の要旨
は、前記分割手段は、前記分周信号を所定の遅延時間毎
に第1段遅延信号から第k段遅延信号まで順次遅延させ
る多段遅延手段(2,2a,2b)と、前記第1段から
第k段遅延信号までの内前記分周信号の2分の1周期に
遅延時間の近似する第1の段数値ならびに当該第1の段
数値を前記m分割し得る第2から第(m−1)までの段
数値を選択する選択手段(3,3a,3b)とからなる
ことを特徴とする請求項2に記載の周波数逓倍回路に存
する。また、請求項4に記載の発明の要旨は、前記多段
遅延手段は、互いに直列に接続され各々前記所定の遅延
時間を有する複数の遅延素子(12,12,・・・)か
らなることを特徴とする請求項3に記載の周波数逓倍回
路に存する。また、請求項5に記載の発明の要旨は、前
記反転手段は、前記分周信号と前記第1の段数値と前記
第2の段数値と・・・前記(m−1)との排他的論理和
を求める排他的論理和手段であることを特徴とする請求
項3または請求項4の何れかに記載の周波数逓倍回路に
存する。また、請求項6に記載の発明の要旨は、入力信
号をn(分周比nは3以上の整数)分の1分周して分周
信号を生成し、前記分周信号の周期をm(分周比mは3
以上の整数)分割することを特徴とする周波数逓倍方法
に存する。また、請求項7に記載の発明の要旨は、デュ
ーティ比1:1で前記分周信号を生成し、前記分周信号
の2分の1周期の長さを前記m分割し、前記分周信号を
前記m等分周期で反転させることを特徴とする請求項6
に記載の周波数逓倍方法に存する。また、請求項8に記
載の発明の要旨は、前記分周信号を所定の遅延時間毎に
第1段遅延信号から第k段遅延信号まで順次遅延させ、
前記第1段から第k段遅延信号までの内前記分周信号の
2分の1周期に遅延時間の近似する第1の段数値ならび
に当該第1の段数値を前記m分割し得る第2から第(m
−1)までの段数値を選択し、前記分周信号と前記第1
の段数値と前記第2の段数値と・・・前記(m−1)と
の排他的論理和を求めることで前記分周信号を前記m等
分周期で反転させることを特徴とする請求項7に記載の
周波数逓倍方法に存する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号(Pin)をn(n=2、3、
    4・・・)分の1分周して分周信号を生成する分周手段
    (1、1a、1b)と、 前記分周信号の周期をm(m=1、2、3・・・)分割
    する逓倍手段(11、11a、11b)とを具備するこ
    とを特徴とする周波数逓倍回路。
  2. 【請求項2】 前記分周手段は、 デューティ比1:1の前記分周信号を生成し、 前記逓倍手段は、 前記分周信号の2分の1周期の長さを前記m分割する分
    割手段ならびに前記分周信号を前記m等分周期で反転さ
    せる反転手段(4、4a、4b)からなることを特徴と
    する請求項1に記載の周波数逓倍回路。
  3. 【請求項3】 前記分割手段は、 前記分周信号を所定の遅延時間毎に第1段遅延信号から
    第k段遅延信号まで順次遅延させる多段遅延手段(2、
    2a、2b)と、 前記第1段から第k段遅延信号までの内前記分周信号の
    2分の1周期に遅延時間の近似する第1の段数値ならび
    に当該第1の段数値を前記m分割し得る第2から第(m
    −1)までの段数値を選択する選択手段(3、3a、3
    b)とからなることを特徴とする請求項2に記載の周波
    数逓倍回路。
  4. 【請求項4】 前記多段遅延手段は、 互いに直列に接続され各々前記所定の遅延時間を有する
    複数の遅延素子(12、12・・・)からなることを特
    徴とする請求項3に記載の周波数逓倍回路。
  5. 【請求項5】 前記反転手段は、 前記分周信号と前記第1の段数値と前記第2の段数値と
    ・・・前記(m−1)との排他的論理和を求める排他的
    論理和手段であることを特徴とする請求項3または請求
    項4の何れかに記載の周波数逓倍回路。
  6. 【請求項6】 入力信号をn分の1分周して分周信号を
    生成し、 前記分周信号の周期をm分割することを特徴とする周波
    数逓倍方法。
  7. 【請求項7】 デューティ比1:1で前記分周信号を生
    成し、 前記分周信号の2分の1周期の長さを前記m分割し、 前記分周信号を前記m等分周期で反転させることを特徴
    とする請求項6に記載の周波数逓倍方法。
  8. 【請求項8】 前記分周信号を所定の遅延時間毎に第1
    段遅延信号から第k段遅延信号まで順次遅延させ、 前記第1段から第k段遅延信号までの内前記分周信号の
    2分の1周期に遅延時間の近似する第1の段数値ならび
    に当該第1の段数値を前記m分割し得る第2から第(m
    −1)までの段数値を選択し、 前記分周信号と前記第1の段数値と前記第2の段数値と
    ・・・前記(m−1)との排他的論理和を求めることで
    前記分周信号を前記m等分周期で反転させることを特徴
    とする請求項7に記載の周波数逓倍方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639441B2 (en) 2001-01-19 2003-10-28 Fujitsu Quantum Devices Limited Clock signal correction circuit and semiconductor device implementing the same
JP2009273057A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Fujitsu Ltd 信号逓倍器、信号生成器、光送信器および光通信装置

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