JP2000182325A - デジタルオーディオ信号の録音媒体及び録音・再生装置 - Google Patents
デジタルオーディオ信号の録音媒体及び録音・再生装置Info
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- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高音質のデジタルオーディオ信号の際限ないコ
ピーを防止する。 【解決手段】録音媒体Mにおいて、MP3フォーマット
の圧縮データをフラッシュメモリFMから読出すときに
は、コントローラCTRLでMP3デコーダにより復元
し、続いて劣化回路へ送る。この劣化回路では、フィル
タを通して信号を加工することにより劣化を生じさせ、
音質を落としたWAVフォーマットの再生データを出力
する。この録音媒体Mによれば、コピーするごとにアナ
ログ方式のように音質が劣化していくので、際限のない
無断コピーを防止することができる。
ピーを防止する。 【解決手段】録音媒体Mにおいて、MP3フォーマット
の圧縮データをフラッシュメモリFMから読出すときに
は、コントローラCTRLでMP3デコーダにより復元
し、続いて劣化回路へ送る。この劣化回路では、フィル
タを通して信号を加工することにより劣化を生じさせ、
音質を落としたWAVフォーマットの再生データを出力
する。この録音媒体Mによれば、コピーするごとにアナ
ログ方式のように音質が劣化していくので、際限のない
無断コピーを防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDなどから再生
されたデジタルオーディオ信号を格納し、再生するため
の録音・再生装置と録音媒体に関し、特に、原信号に圧
縮をかけた圧縮信号を録音・再生する装置及び録音媒体
に関する。
されたデジタルオーディオ信号を格納し、再生するため
の録音・再生装置と録音媒体に関し、特に、原信号に圧
縮をかけた圧縮信号を録音・再生する装置及び録音媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ技術の進歩により、PC
(パーソナルコンピュータ)のもつHDD(ハードディ
スク)などにデジタルオーディオ信号をファイル形式で
格納することが可能になっている。通常、このような場
合にHDDへ格納されるデータは、WAVフォーマット
から、MPEG1 Audio Layer III(MP3)やMPEG4
のオーディオ圧縮アルゴリズムにより、約1/10〜1
/12(MPEG4であれば1/30)に圧縮した状態
のフォーマットで格納される。
(パーソナルコンピュータ)のもつHDD(ハードディ
スク)などにデジタルオーディオ信号をファイル形式で
格納することが可能になっている。通常、このような場
合にHDDへ格納されるデータは、WAVフォーマット
から、MPEG1 Audio Layer III(MP3)やMPEG4
のオーディオ圧縮アルゴリズムにより、約1/10〜1
/12(MPEG4であれば1/30)に圧縮した状態
のフォーマットで格納される。
【0003】MP3などのフォーマットでHDDに格納
されたデジタルオーディオ信号は他のファイル同様に簡
単にコピーでき、したがって、ヘッドホンステレオなど
ポータブル機器用のリムーバブルな録音媒体への転載も
簡単に行える。そして、その録音媒体を介して別のPC
などへ取り込むことも可能である。
されたデジタルオーディオ信号は他のファイル同様に簡
単にコピーでき、したがって、ヘッドホンステレオなど
ポータブル機器用のリムーバブルな録音媒体への転載も
簡単に行える。そして、その録音媒体を介して別のPC
などへ取り込むことも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにデジタル
オーディオ信号をコピーする際、デジタルデータである
ことから音質劣化は一切ないので、いくらでも音質の良
い複製品を作成することができる。しかし、著作権など
の関係からすると、際限なく高音質のコピーが作成でき
るのは問題である。本発明は、このようなデジタルオー
ディオ信号のコピーの問題を解決するものである。
オーディオ信号をコピーする際、デジタルデータである
ことから音質劣化は一切ないので、いくらでも音質の良
い複製品を作成することができる。しかし、著作権など
の関係からすると、際限なく高音質のコピーが作成でき
るのは問題である。本発明は、このようなデジタルオー
ディオ信号のコピーの問題を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】アナログ方式の録音・再
生であれば、コピーを繰り返す度に音質が逐次劣化する
ことから、個人利用のコピーは許容されている。本発明
ではこの点に着目し、コピーする度に音質が劣化してい
くように、デジタルオーディオ信号の録音・再生装置も
しくは録音媒体に、劣化機能をもたせるようにする。
生であれば、コピーを繰り返す度に音質が逐次劣化する
ことから、個人利用のコピーは許容されている。本発明
ではこの点に着目し、コピーする度に音質が劣化してい
くように、デジタルオーディオ信号の録音・再生装置も
しくは録音媒体に、劣化機能をもたせるようにする。
【0006】すなわち、デジタルオーディオ信号を格納
可能とした録音媒体において、MP3フォーマットなど
でデジタルオーディオ信号を圧縮して書込むときに音質
を劣化させるコントローラを備える、あるいは、MP3
フォーマットなどで圧縮して格納されたデジタルオーデ
ィオ信号を読出して復元するときに音質を劣化させるコ
ントローラを備えることを特徴とする。
可能とした録音媒体において、MP3フォーマットなど
でデジタルオーディオ信号を圧縮して書込むときに音質
を劣化させるコントローラを備える、あるいは、MP3
フォーマットなどで圧縮して格納されたデジタルオーデ
ィオ信号を読出して復元するときに音質を劣化させるコ
ントローラを備えることを特徴とする。
【0007】また、デジタルオーディオ信号を録音・再
生可能とした録音・再生装置において、MP3フォーマ
ットなどでデジタルオーディオ信号を圧縮して録音媒体
へ書込むときに音質を劣化させるコントローラを備え
る、あるいは、MP3フォーマットなどで圧縮して録音
媒体に格納されたデジタルオーディオ信号を読出して復
元するときに音質を劣化させるコントローラを備えるこ
とを特徴とする。
生可能とした録音・再生装置において、MP3フォーマ
ットなどでデジタルオーディオ信号を圧縮して録音媒体
へ書込むときに音質を劣化させるコントローラを備え
る、あるいは、MP3フォーマットなどで圧縮して録音
媒体に格納されたデジタルオーディオ信号を読出して復
元するときに音質を劣化させるコントローラを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】音質を劣化させる手法としては、たとえば
オーディオ信号を複数のサブ周波数帯域に分け(サブバ
ンド)、それぞれにフィルタをかけて若干の歪みを生じ
させるなどの手法が可能である。その劣化の程度は、パ
ラメータの調整でアナログテープ並とする。このような
本発明の録音媒体あるいは録音・再生装置を利用すれ
ば、コピーを繰り返す度に音質が劣化していくアナログ
方式同様の効果を得られ、無断コピーの防止などに大き
く貢献する。
オーディオ信号を複数のサブ周波数帯域に分け(サブバ
ンド)、それぞれにフィルタをかけて若干の歪みを生じ
させるなどの手法が可能である。その劣化の程度は、パ
ラメータの調整でアナログテープ並とする。このような
本発明の録音媒体あるいは録音・再生装置を利用すれ
ば、コピーを繰り返す度に音質が劣化していくアナログ
方式同様の効果を得られ、無断コピーの防止などに大き
く貢献する。
【0009】
【発明の実施の形態】デジタルオーディオ信号を格納す
る録音媒体としては、磁気テープや光磁気ディスクなど
各種考えられるが、本例ではフラッシュメモリチップを
使用したカードタイプの録音媒体を説明する。
る録音媒体としては、磁気テープや光磁気ディスクなど
各種考えられるが、本例ではフラッシュメモリチップを
使用したカードタイプの録音媒体を説明する。
【0010】本例のフラッシュメモリを利用した録音媒
体は、図1に示すように、1以上のフラッシュメモリF
Mと、該フラッシュメモリFMへの書込・読出を制御す
るコントローラCTRLと、を備えている。この録音媒
体Mは、PCやCDプレイヤーなどの専用ポートへ差し
込まれて使用されることになる。
体は、図1に示すように、1以上のフラッシュメモリF
Mと、該フラッシュメモリFMへの書込・読出を制御す
るコントローラCTRLと、を備えている。この録音媒
体Mは、PCやCDプレイヤーなどの専用ポートへ差し
込まれて使用されることになる。
【0011】たとえばPCでオリジナルCDを再生して
得られたWAVフォーマットの原信号は、PC内でMP
3フォーマットに圧縮されてHDDにファイルとして格
納される。そのMP3フォーマットで圧縮されたデジタ
ルオーディオ信号が録音媒体Mへコピーされることにな
る。本例の録音媒体Mは、MP3フォーマットのデジタ
ルオーディオ信号を受けてそのまま格納し、これを読出
して再生するときに録音媒体Mの中で圧縮を復元し、W
AVフォーマットの再生データとして出力する。このよ
うな記録媒体M中のコントローラCTRLの詳細を図2
に示してある。ただし、このようなコントローラを内蔵
したフラッシュメモリを使用することも可能である。
得られたWAVフォーマットの原信号は、PC内でMP
3フォーマットに圧縮されてHDDにファイルとして格
納される。そのMP3フォーマットで圧縮されたデジタ
ルオーディオ信号が録音媒体Mへコピーされることにな
る。本例の録音媒体Mは、MP3フォーマットのデジタ
ルオーディオ信号を受けてそのまま格納し、これを読出
して再生するときに録音媒体Mの中で圧縮を復元し、W
AVフォーマットの再生データとして出力する。このよ
うな記録媒体M中のコントローラCTRLの詳細を図2
に示してある。ただし、このようなコントローラを内蔵
したフラッシュメモリを使用することも可能である。
【0012】図示のコントローラCTRLでは、MP3
フォーマットのデジタルオーディオ信号や、あるいはそ
の他のデジタル信号が入力されると、該書込データは書
込バッファを経てそのままフラッシュメモリFMへ書込
まれる。
フォーマットのデジタルオーディオ信号や、あるいはそ
の他のデジタル信号が入力されると、該書込データは書
込バッファを経てそのままフラッシュメモリFMへ書込
まれる。
【0013】そして、格納されているデジタル信号の読
出しにあたっては、まず、フラッシュメモリFMから読
出されたデータに対し判別回路で、MP3フォーマット
のデータかどうかが確認される。すなわち、この判別回
路で読出データのヘッダ領域を確認し、MP3フォーマ
ットの圧縮データであれば次段のMP3デコーダへ送る
一方、それ以外のデータはそのまま出力するように判断
する。これにより、圧縮信号以外にも各種生データを格
納することが可能となる。ただし、圧縮デジタルオーデ
ィオ信号専用にするのであれば判別回路は必要ない。
出しにあたっては、まず、フラッシュメモリFMから読
出されたデータに対し判別回路で、MP3フォーマット
のデータかどうかが確認される。すなわち、この判別回
路で読出データのヘッダ領域を確認し、MP3フォーマ
ットの圧縮データであれば次段のMP3デコーダへ送る
一方、それ以外のデータはそのまま出力するように判断
する。これにより、圧縮信号以外にも各種生データを格
納することが可能となる。ただし、圧縮デジタルオーデ
ィオ信号専用にするのであれば判別回路は必要ない。
【0014】判別回路を通ってMP3デコーダへ送られ
たデジタルオーディオ信号は、ここで復元され、続いて
劣化回路へ送り込まれる。この劣化回路では、フィルタ
を通して信号を加工することにより劣化を生じさせ、音
質を落としたWAVフォーマットの再生データを出力す
る。このような劣化回路で行う劣化手法について図3に
概略を説明している。
たデジタルオーディオ信号は、ここで復元され、続いて
劣化回路へ送り込まれる。この劣化回路では、フィルタ
を通して信号を加工することにより劣化を生じさせ、音
質を落としたWAVフォーマットの再生データを出力す
る。このような劣化回路で行う劣化手法について図3に
概略を説明している。
【0015】本例の劣化回路では、デジタルオーディオ
信号が複数のサブバンドに分けられ、それぞれのバンド
ごとにフィルタが設けられており、各所定領域の周波数
を減衰させるようにしてある。そして、フィルタを通し
た後の各信号を加算してWAVフォーマットの再生デー
タとする。このような劣化回路の機能は、MP3デコー
ダの中で同時に行うようにしてもよい。
信号が複数のサブバンドに分けられ、それぞれのバンド
ごとにフィルタが設けられており、各所定領域の周波数
を減衰させるようにしてある。そして、フィルタを通し
た後の各信号を加算してWAVフォーマットの再生デー
タとする。このような劣化回路の機能は、MP3デコー
ダの中で同時に行うようにしてもよい。
【0016】以上のような録音媒体Mの使用状況につい
て概略的に図4に示している。PCにおいてオリジナル
CDから再生されたWAVフォーマットのデジタルオー
ディオ信号は、MP3フォーマットで圧縮されてHDD
へ格納される。このHDDに格納されたデジタルオーデ
ィオ信号は、当該PCにおいて復元再生する限りでは、
何度でも高音質を楽しめる。一方、HDDから録音媒体
Mへコピーされた場合、これを再生すると、上記のよう
な劣化機能によりアナログテープ並に劣化した音質で再
生されることになる。つまり、図中、WAV(1)>W
AV(2)>WAV(3)である。たとえば、WAV
(1)を100%とすると、WAV(2)=98%の音
質、WAV(3)=90%の音質となる。そして、この
録音媒体Mに格納されたデジタルオーディオ信号をさら
に別の録音媒体Mへコピーすると、その再生音であるW
AV(3)’は、WAV(3)>WAV(3)’であ
り、原音WAV(1)の85%ほどにまで劣化する。
て概略的に図4に示している。PCにおいてオリジナル
CDから再生されたWAVフォーマットのデジタルオー
ディオ信号は、MP3フォーマットで圧縮されてHDD
へ格納される。このHDDに格納されたデジタルオーデ
ィオ信号は、当該PCにおいて復元再生する限りでは、
何度でも高音質を楽しめる。一方、HDDから録音媒体
Mへコピーされた場合、これを再生すると、上記のよう
な劣化機能によりアナログテープ並に劣化した音質で再
生されることになる。つまり、図中、WAV(1)>W
AV(2)>WAV(3)である。たとえば、WAV
(1)を100%とすると、WAV(2)=98%の音
質、WAV(3)=90%の音質となる。そして、この
録音媒体Mに格納されたデジタルオーディオ信号をさら
に別の録音媒体Mへコピーすると、その再生音であるW
AV(3)’は、WAV(3)>WAV(3)’であ
り、原音WAV(1)の85%ほどにまで劣化する。
【0017】以上の例では、読出時の劣化機能をもつコ
ントローラについて説明したが、書込時に劣化させるコ
ントローラも可能である。この場合は、入力されるMP
3フォーマットの書込データを一旦復元しつつ劣化させ
た後に再度圧縮してフラッシュメモリへ書込むように
し、同様の機能を実行する。これらのような録音媒体
は、形態電話やPHSなどのデジタル移動端末機、カー
オーディオ、ラジカセやミニコンポなどのオーディオ機
器等々に利用可能である。
ントローラについて説明したが、書込時に劣化させるコ
ントローラも可能である。この場合は、入力されるMP
3フォーマットの書込データを一旦復元しつつ劣化させ
た後に再度圧縮してフラッシュメモリへ書込むように
し、同様の機能を実行する。これらのような録音媒体
は、形態電話やPHSなどのデジタル移動端末機、カー
オーディオ、ラジカセやミニコンポなどのオーディオ機
器等々に利用可能である。
【0018】図5には、劣化機能をもつコントローラC
TRLを組み込んだポータブル録音・再生装置の例を示
してある。このコントローラCTRLも、上記録音媒体
Mに適用のものと同様の機能をもっている。なお、本装
置のコントローラCTRLがなくても、上記の録音媒体
Mを用いれば目的を達成できる。
TRLを組み込んだポータブル録音・再生装置の例を示
してある。このコントローラCTRLも、上記録音媒体
Mに適用のものと同様の機能をもっている。なお、本装
置のコントローラCTRLがなくても、上記の録音媒体
Mを用いれば目的を達成できる。
【0019】本例の録音・再生装置P1は、メインコン
トローラに、図2のような構成をもち、録音媒体との書
込・読出を担当するコントローラCTRLが備えられて
いる。このメインコントローラは、液晶ディスプレイL
CDを制御し、オーディオアンプももっている。
トローラに、図2のような構成をもち、録音媒体との書
込・読出を担当するコントローラCTRLが備えられて
いる。このメインコントローラは、液晶ディスプレイL
CDを制御し、オーディオアンプももっている。
【0020】PCなどでオリジナルCDから再生され、
RS232−CやUSBを介してダウンロードされてく
るMP3フォーマットの圧縮デジタルオーディオ信号
は、コントローラCTRLを通して、フラッシュメモリ
をもつ録音媒体へ録音される。そして、これを録音・再
生装置P1で再生すると、上述のように劣化した音質で
再生音が発生する。したがって、録音・再生装置P1か
ら別の録音・再生装置P2を使用してコピーすると、そ
のコピーは劣化していることになり、これを再生すると
きにさらに録音・再生装置P2の劣化機能が働くので、
一段と劣化が進むことになる。このような作用は、コン
トローラが書込時に劣化機能を実行するものでも同様で
ある。
RS232−CやUSBを介してダウンロードされてく
るMP3フォーマットの圧縮デジタルオーディオ信号
は、コントローラCTRLを通して、フラッシュメモリ
をもつ録音媒体へ録音される。そして、これを録音・再
生装置P1で再生すると、上述のように劣化した音質で
再生音が発生する。したがって、録音・再生装置P1か
ら別の録音・再生装置P2を使用してコピーすると、そ
のコピーは劣化していることになり、これを再生すると
きにさらに録音・再生装置P2の劣化機能が働くので、
一段と劣化が進むことになる。このような作用は、コン
トローラが書込時に劣化機能を実行するものでも同様で
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、録音媒体や録音・再生
装置に劣化機能をもたせたことにより、コピーを繰り返
すとアナログ方式並に音質が落ちていくようにできるの
で、個人使用以外の目的による無断コピーに対する防護
策として有用である。
装置に劣化機能をもたせたことにより、コピーを繰り返
すとアナログ方式並に音質が落ちていくようにできるの
で、個人使用以外の目的による無断コピーに対する防護
策として有用である。
【図1】本発明に係る録音媒体の構成を説明するブロッ
ク図。
ク図。
【図2】図1の録音媒体の詳細を説明するブロック図。
【図3】図2中の劣化回路の機能についての説明図。
【図4】本発明に係る録音媒体の使用状況を示した説明
図。
図。
【図5】本発明に係る録音・再生装置の構成を説明する
ブロック図。
ブロック図。
M 録音媒体 FM フラッシュメモリ CTRL コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前迫 勇人 東京都中央区日本橋浜町2−31−1 日本 サムスン株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB06 BC01 BC04 BC10 CC03 CC04 CC08 GK08 HL07
Claims (4)
- 【請求項1】 デジタルオーディオ信号を格納可能な録
音媒体において、デジタルオーディオ信号を圧縮して書
込むときに音質を劣化させるコントローラを備えたこと
を特徴とする録音媒体。 - 【請求項2】 デジタルオーディオ信号を格納可能な録
音媒体において、圧縮して格納されたデジタルオーディ
オ信号を読出して復元するときに音質を劣化させるコン
トローラを備えたことを特徴とする録音媒体。 - 【請求項3】 デジタルオーディオ信号を録音・再生可
能な録音・再生装置において、デジタルオーディオ信号
を圧縮して録音媒体へ書込むときに音質を劣化させるコ
ントローラを備えたことを特徴とする録音・再生装置。 - 【請求項4】 デジタルオーディオ信号を録音・再生可
能な録音・再生装置において、圧縮して録音媒体に格納
されたデジタルオーディオ信号を読出して復元するとき
に音質を劣化させるコントローラを備えたことを特徴と
する録音・再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10354490A JP2000182325A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | デジタルオーディオ信号の録音媒体及び録音・再生装置 |
KR1019990057296A KR20000048109A (ko) | 1998-12-14 | 1999-12-13 | 디지털 오디오 신호의 녹음 매체 및 녹음 재생 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10354490A JP2000182325A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | デジタルオーディオ信号の録音媒体及び録音・再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000182325A true JP2000182325A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18437926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10354490A Pending JP2000182325A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | デジタルオーディオ信号の録音媒体及び録音・再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000182325A (ja) |
KR (1) | KR20000048109A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008077787A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Kddi Corp | 劣化を伴うデジタルデータ複製方法および装置 |
JP2010134037A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Taito Corp | 電子機器 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP10354490A patent/JP2000182325A/ja active Pending
-
1999
- 1999-12-13 KR KR1019990057296A patent/KR20000048109A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008077787A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Kddi Corp | 劣化を伴うデジタルデータ複製方法および装置 |
JP4646073B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2011-03-09 | Kddi株式会社 | 劣化を伴うデジタルデータ複製方法および装置 |
JP2010134037A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Taito Corp | 電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20000048109A (ko) | 2000-07-25 |
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