JP4912632B2 - 車載装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コンテンツデータを記録媒体に記録する車載装置に関し、特に記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置に関する。
近年、CDやDVDに記録された音楽データなどのコンテンツデータを一旦HDDに記録しておき、HDD上から再生するオーディオ機器が普及しつつある。この場合、HDDにはコンテンツデータを圧縮して記録することが一般的であるが、圧縮を実行するプロセッサの演算能力の関係でCDからHDDへの高倍速の記録は困難であった。
この記録速度を改善するため、例えば特許文献1が開示するように、CDから読み出したコンテンツデータを非圧縮状態のまま一旦HDDに記録し、プロセッサの負荷に余裕があるときにHDD上の非圧縮データを読み出して圧縮した後、再度HDDに記録する技術が考案されてきた。
特開2001−210007号公報
従来の技術では、CDから読み出したコンテンツデータをHDDに記録する段階では圧縮が行なわれないために、本来のドライブの読み出し速度(例えば再生速度の32倍速)程度の速度で記録を終了することができるが、非圧縮のデータをHDDに記録する際に膨大な容量を消費するという問題点があった。
特に車載用のデータ記録装置では、HDDの容量に制限があり、また地図データなど各種の重要な情報の保存と共用されるため、この問題点の解消が重大な課題となっていた。
本発明は、上述した従来技術における問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明に係る車載装置は、コンテンツデータを記録媒体に記録する車載装置であって、前記コンテンツデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、前記記録媒体に記録する第1の圧縮処理手段と、前記第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、前記記録媒体に記録する第2の圧縮処理手段と、を備えたことを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、記録媒体に記録する。
また、発明に係る車載装置、前記第2の圧縮処理は、前記第1の圧縮処理に対して圧縮率が大きいことを特徴とする。
この発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して低圧縮率の圧縮処理を行なって低圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、低圧縮データに対して高圧縮率の圧縮処理を行なって記録媒体に記録する。
また、発明に係る車載装置、前記第1の圧縮処理は可逆圧縮であることを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して可逆圧縮処理を行なって一旦記録媒体に記録し、その後、再度圧縮処理を行なって記録媒体に記録する。
また、発明に係る車載装置、前記第2の圧縮処理手段は、前記第2の圧縮データとを前記記録媒体に記憶させた後、前記第1の圧縮データを消去することを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、記録媒体に記録するとともに第1の圧縮データを削除する。
また、発明に係る車載装置、前記記録媒体の空き容量が所定量以上である場合は前記コンテンツデータを非圧縮で前記記録媒体に記録した後に前記第2の圧縮処理を行ない、前記記録媒体の空き容量が所定量未満である場合には、前記コンテンツデータを第1の圧縮データに変換して前記記録媒体に記憶した後に前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とする。
発明によれば車載装置は、記録媒体の空き容量が所定量以上である場合はコンテンツデータを非圧縮で記録媒体に記録した後に第2の圧縮処理を行ない、記録媒体の空き容量が所定量未満である場合には、コンテンツデータを第1の圧縮データに変換して記録媒体に記憶した後に第2の圧縮処理を行なう。
また、発明に係る車載装置、前記コンテンツデータを非圧縮で記録する領域を前記記録媒体上に予め確保することを特徴とする。
発明によれば車載装置は、予め確保した容量の範囲内ではコンテンツデータを非圧縮で記録媒体に記録した後に第2の圧縮処理を行ない、予め確保した容量を超えた場合にコンテンツデータを第1の圧縮データに変換して記録媒体に記憶した後に第2の圧縮処理を行なう。
また、発明に係る車載装置、前記記録媒体に記録された第1の圧縮データ、第2の圧縮データおよび/または非圧縮のコンテンツデータを再生する再生手段をさらに備えたことを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータを2段階で圧縮して記録媒体に記録するとともに、記録したデータを再生する。
また、発明に係る車載装置、前記第2の圧縮処理手段は、前記記録媒体に記録された第1の圧縮データおよび/または非圧縮のコンテンツデータについて、再生頻度の低いデータを優先して前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とする。
発明によれば車載装置は、記録媒体に記録された第1の圧縮データや非圧縮のコンテンツデータについて、再生頻度の低いデータを優先して第2の圧縮処理を行なう。
また、発明に係る車載装置、前記再生手段は、前記第1の圧縮処理と同時にデータの再生を行なう場合に、前記第1の圧縮処理によって作成された圧縮データを読み出して使用することを特徴とする。
発明によれば車載装置は、コンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって記録するとともに、圧縮したデータを読み出して再生する。
また、発明に係る車載装置、前記第2の圧縮処理手段は、処理負荷が小さい場合に前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって記録した後、処理負荷が小さい場合に第2の圧縮処理を行なう。
また、発明に係る車載装置、前記取得手段は、光ディスク再生装置、電気的メモリ装置、磁気ディスク装置、または放送メディアのいずれかから前記コンテンツデータを取得することを特徴とする。
発明によれば車載装置は、光ディスク再生装置、電気的メモリ装置、磁気ディスク装置、放送メディアなどから取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、記録媒体に記録する。
また、発明に係る車載装置、前記取得手段は、第1の圧縮処理手段を備えた装置から第1の圧縮データを取得して前記記録媒体に記録することを特徴とする。
発明によれば車載装置は、第1の圧縮処理手段を備えた装置から第1の圧縮データを取得して記録媒体に記録し、その後第2の圧縮処理を実行する。
また、発明に係る車載装置、前記記録媒体は、磁気ディスク、光ディスク、電気的メモリのうちいずれかであることを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータを磁気ディスク、光ディスク、電気的メモリなどの記録媒体に記録する場合に、2段階に圧縮処理を行なう。
また、発明に係る車載装置、前記記録媒体を複数備え、前記第1の圧縮データと前記第2の圧縮データをそれぞれ異なる記録媒体に記録することを特徴とする。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータを2段階に圧縮し、第1段階の圧縮データと第2段階の圧縮データを異なる記録媒体に記録する。
発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、記録媒体に記録するので、記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して低圧縮率の圧縮処理を行なって低圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、低圧縮データに対して高圧縮率の圧縮処理を行なって記録媒体に記録するので、記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して可逆圧縮処理を行なって一旦記録媒体に記録し、その後、再度圧縮処理を行なって記録媒体に記録するので、音質の低下を防止しつつ記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、記録媒体に記録するとともに第1の圧縮データを削除するので、記録媒体の使用容量を効果的に抑制する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、記録媒体の空き容量が所定量以上である場合はコンテンツデータを非圧縮で記録媒体に記録した後に第2の圧縮処理を行ない、記録媒体の空き容量が所定量未満である場合には、コンテンツデータを第1の圧縮データに変換して記録媒体に記憶した後に第2の圧縮処理を行なうので、記録媒体の空き容量に応じて記録速度の消費容量の優先順位を変更する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、予め確保した容量の範囲内ではコンテンツデータを非圧縮で記録媒体に記録した後に第2の圧縮処理を行ない、予め確保した容量を超えた場合にコンテンツデータを第1の圧縮データに変換して記録媒体に記憶した後に第2の圧縮処理を行なうので、記録媒体の使用状況に応じて記録速度の消費容量の優先順位を変更する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータを2段階で圧縮して記録媒体に記録するとともに、記録したデータを再生するので、記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立し、かつデータ再生機能を有する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、記録媒体に記録された第1の圧縮データや非圧縮のコンテンツデータについて、再生頻度の低いデータを優先して第2の圧縮処理を行なうので、データの使用状態に応じて適切に記録媒体の使用容量を抑制する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、コンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって記録するとともに、圧縮したデータを読み出して再生するので、記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立し、さらにデータの記録と再生を同時に実行可能な車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって記録した後、処理負荷が小さい場合に第2の圧縮処理を行なうので、処理能力を有効利用して記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、光ディスク再生装置、電気的メモリ装置、磁気ディスク装置、放送メディアなどから取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、一旦記録媒体に記録した後、第1の圧縮データに対して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、記録媒体に記録するので、任意のソースから取得したデータについて記録媒体への記録速度の高速化と使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、第1の圧縮処理手段を備えた装置から第1の圧縮データを取得して記録媒体に記録し、その後第2の圧縮処理を実行するので、外部装置の機能を利用して記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータを磁気ディスク、光ディスク、電気的メモリなどの記録媒体に記録する場合に、2段階に圧縮処理を行なうので、任意の媒体への記録に対して記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば車載装置は、取得したコンテンツデータを2段階に圧縮し、第1段階の圧縮データと第2段階の圧縮データを異なる記録媒体に記録するので、使用する記録媒体を適宜変更して記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立する車載装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る車載オーディオ装置の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である車載オーディオ装置の概要構成を示す概要構成図である。同図に示すように車載オーディオ装置1はその内部にディスクプレイヤー11、HDD12、スイッチ13、操作入力部14、表示出力部15、制御部16、DSP17、メモリ18、DAC19、アンプ20およびスピーカ21を有する。
ディスクプレイヤー11は、CD(Compact Disc)やDVDなどの記録媒体から記録内容(ここでは音楽データ)を読み出す装置であり、スイッチ13は、ディスクプレイヤー11から読み出したデータの出力先をDSP17とDAC19のいずれかに切り替える。また、HDD(Hard Disk Drive)は磁気ディスク上にデータを記録する記録装置である。
操作入力部14は、ユーザからの操作入力を受け付ける入力インターフェースであり、表示出力部15はディスプレイなどへの表示出力を行なう出力インターフェースである。
制御部16は、ユーザからの操作入力に基づいて、もしくは自律的にスイッチ13の切り替えやDSP17の動作制御を実行する。DSP(Digital Signal Processor)17は、データの圧縮や解凍などの処理を行なう処理手段であり、メモリ18は、電気的に情報を記録する記録媒体である。
DAC(Digital/Analog Converter)19は、ディスクプレイヤー11から読み出したデジタルデータ、もしくはDSP17が出力したデジタルデータをアナログ信号に変換して、アンプ20に出力する。そして、アナログ信号はアンプ20によって増幅された後、スピーカ21から出力される。
この車載オーディオ装置1において、ディスクプレイヤー11が読み出した音楽データを再生する場合、スイッチ13の切り替えによってディスクプレイヤー11の出力を直接DAC19に送る。
一方、ディスクプレイヤー11が読み出した音楽データをHDD12に記録する場合、ディスクプレイヤー11の出力をDSP17に送る。DSP17は、ディスクプレイヤー11の出力をそのまま(非圧縮で)HDD12に記録するか、もしくは圧縮処理を行なってHDD12に記録する。
ディスクプレイヤー11が読み出した音楽データを圧縮してHDD12に記録すれば、データサイズを削減してHDD12の容量消費を抑えることができる。しかし、プロセッサが圧縮処理を実行するのに時間を要するので記録速度が遅くなる。
一方、読み出した音楽データを非圧縮でHDD12に記録するならば、記録速度は高速(ディスクプレイヤーの最大読み出し速度)であるがデータサイズが大きいためにHDD12の容量を大量に消費する。そして、非圧縮で保存後に圧縮をかける場合であっても、非圧縮データをHDD12に保存する時点でHDDの容量消費の問題が発生する。
そこで、車載オーディオ装置1は、ディスクプレイヤー11から読み出した非圧縮データに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、この第1の圧縮データをHDD12に一旦記録した後、HDD12から第1の圧縮データを読み出して第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、改めてHDD12に記録する。
そのため、DSP17は、第1の圧縮を実行する圧縮処理部30と第2の圧縮処理を実行する圧縮処理部40を備えている。そして、圧縮処理部30は、データの圧縮時に使用するエンコーダ31とデータの解凍時に使用するデコーダ32を備え、圧縮処理部40は、データの圧縮時に使用するエンコーダ41とデータの解凍時に使用するデコーダ42を備えている。このエンコーダ31と41、デコーダ32と42は、圧縮・解凍率が可変できる同一機能部であってもよい。
なお、圧縮処理部30による第1の圧縮は、圧縮処理部40による第2の圧縮に比して圧縮率が低く、処理が高速であるものとする。また、少なくとも第1の圧縮は可逆圧縮でこることが望ましい。第1の圧縮が可逆圧縮であれば、音質を損なうことなく非圧縮データに戻した後に第2の圧縮を実行することができるためである。
この車載オーディオ装置1の動作について、図2を参照してさらに説明する。同図に示すように、まず、ディスクプレイヤー11から読み出したコンテンツデータD0は、圧縮処理部30のエンコーダ31によって圧縮される。そして、エンコーダ31による圧縮の結果得られた低圧縮データD1は、一旦HDD12に記録される。
その後、DSP17が低圧縮データD1を読み出し、圧縮処理部40がエンコーダ41によって圧縮する。この時、エンコーダ41が低圧縮データD1を直接圧縮することができない場合には、圧縮処理部30のデコーダ32によって圧縮データD1をデコードした後に、エンコーダ41による圧縮を行なう。
エンコーダ41による圧縮の結果得られた高圧縮データD2は、HDD12に記録される。また、高圧縮データD2の記録後には低圧縮データD1は不要であるので、高圧縮データD2をHDD12に記録した時点で低圧縮データD1を削除する。
エンコーダ41による圧縮は、DSP17の負荷が小さいときを選んで実行することが望ましい。具体的には、車載オーディオ装置1が音楽データを再生していない場合や、DSP17を介さずに再生を行なっている場合、ラジオなどDSP17による処理が不要な音楽出力を行なっている場合、車載オーディオ装置1が非動作状態である場合、車両のACCスイッチがオフである場合、などが適している。
ところで、コンテンツデータD0をHDD12に記録する場合、必ずしも常にエンコーダ31による圧縮は必要ではなく、HDD12に十分な空き容量がある場合には非圧縮のデータを記録し、HDD12の空き容量が少ない場合にはエンコーダ31による圧縮を行なうこととしてもよい。
例えば、HDD12の空き容量が所定量以上である場合は非圧縮でHDD12に記録した後にエンコーダ41による圧縮を行ない、HDD12の空き容量が所定量未満である場合には、エンコーダ31によって低圧縮データに変換してHDD12に記憶した後にエンコーダ41による圧縮を行なえばよい。
また、予めHDD12にコンテンツデータを非圧縮で記録する領域を確保しておき、この領域が一杯になるまでは非圧縮でHDD12に記録し、予め確保した領域が一杯になった後は、エンコーダ31によって低圧縮データに変換してHDD12に記憶するようにしてもよい。
なお、HDD12に確保する非圧縮記録領域の大きさは、ユーザによる任意の指定によってもよいし、予め設定したパターンから選択する構成であってもよい。
エンコーダ41による圧縮の対象となる低圧縮データや非圧縮データの選択は、HDD12に記録した低圧縮データおよび非圧縮データのうち再生頻度の低いデータを優先する。このように、再生される頻度の少ないものを優先して高圧縮データに変換することで、使用頻度の高いデータを高音質のまま保存しておくことができる。
再生頻度としては、例えば所定期間(例えば最近1ヶ月)の再生回数としてもよいし、最後に再生されてから所定期間(例えば1ヶ月)以上経過したものから再圧縮するようにしてもよい。また、最初に録音されてから所定期間(例えば3ヶ月)は再圧縮を行なわないようにしてもよい(例えば新しいCDを購入して録音したが、忙しくて聴く暇が無く、結局一度も聴くことが無いまま再圧縮されてしまうことを防止できる。)。
続いて、ディスクプレイヤー11が読み出した音楽データの再生と記録とを同時に実行する場合の処理について説明する。既に述べたように、再生のみを実行する場合にはディスクプレイヤー11の出力を直接DAC19に送出するのであるが、再生と記録を同時に実行する場合には、図3に示すようにディスクプレイヤー11の出力をDSP17に送る。
DSP17は、まず圧縮処理部30のエンコーダ32によってコンテンツデータD0を圧縮して低圧縮データD1を作成し、メモリ18に記録する。その後、低圧縮データD1を読み出してデコーダ32によってデコードし、DAC19に出力する。
なお、メモリ18に記録された低圧縮データは、DSP18の負荷が小さくなった後にエンコーダ42によって高圧縮データD2に変換してHDD12に記録する。
このように、コンテンツデータD0を一旦低圧縮データD1に変換し、その後エンコードして出力することで、データの記録と再生を同時に実行することができる。なお、その場合には、低圧縮データD1はHDD12に比して高速に読み書きが可能なメモリ18に記録しておくことが好適である。
ところで、ディスクプレイヤーによっては、独自にエンコーダとデコーダを備えたものがある。このようなディスクプレイヤーを使用する場合には、ディスクプレイヤーのエンコード機能を用いて低圧縮データを作成してもよい。
図4に、ディスクプレイヤー内にエンコーダを備えた車載オーディオ装置1aの概要構成を示す。同図に示すように、車載オーディオ装置1a内部のディスクプレイヤー11aは、圧縮処理部50を備え、この圧縮処理部50はエンコーダ51およびデコーダ52を有する。
DSP17aは、ここでは圧縮処理部40のみを備えているが、図1に示した構成と同様、圧縮処理部30をさらに含んでもよい。そして、制御部16aは、スイッチ13、DSP17aの制御に加え、ディスクプレイヤー11aの圧縮処理不50を制御する。
その他の構成および動作は、図1に示したオーディオ装置1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
つづいて図5を参照し、オーディオ装置1aの動作を説明する。同図に示すように、まず、ディスクプレイヤー11aの内部において、を圧縮処理部50のエンコーダ51がコンテンツデータD0を圧縮する。そして、エンコーダ51による圧縮の結果得られた低圧縮データD1がDSP17aを介して一旦HDD12に記録される。また、HDD12で低圧縮データD1を記録せずにエンコーダ50からエンコーダ40へ直接データを送信してもよいし、メモリ18に低圧縮データを記録した上で、圧縮処理部40で高圧縮データD2を記録してもよい。
その後、DSP17aが低圧縮データD1を読み出し、圧縮処理部40がエンコーダ41によって圧縮する。エンコーダ41による圧縮の結果得られた高圧縮データD2は、HDD12に記録し、低圧縮データD1は削除される。
上述してきたように、本実施例にかかる車載オーディオ装置は、コンテンツデータを第1の圧縮状態で一旦記録媒体に記録し、その後、第2の圧縮状態に変換するので、記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制とを両立することができる。
なお、圧縮の形式としては、同一の形式の圧縮率を変えて第1の圧縮と第2の圧縮を行なってもよいし、MP3とATRACなど異なる形式の圧縮形式を採用してもよい。
そして、第1の圧縮について処理負荷と圧縮率とが可変であるならば、記録速度が最大となるように適宜設定することが好適である。
なお、本実施例では、コンテンツデータの一例として音楽データを例に説明を行なったが、動画データなど任意のコンテンツデータに対して本発明を利用することができる。
また、コンテンツデータの取得元としては、CD再生装置、DVD再生装置、MD、カセットテープ、電気的メモリ装置、磁気ディスク装置など任意の装置から取得することができる。また、記録メディアに限らず、TV、ラジオ等の放送メディアから取得してもよい。
さらに、圧縮したデータの記録先についても、磁気ディスク、CD、DVD、電気的メモリ、さらには外部に接続された他の記録機器など任意の記録媒体を使用することができる。
以上のように、本発明にかかる車載装置は、コンテンツデータの記録に有効であり、特に記録速度の高速化と記録媒体の使用容量抑制に適している。
本発明の実施例にかかる車載オーディオ装置の概要構成を示す概要構成図である。 図1に示した車載オーディオ装置の動作について説明する説明図である。 記録と再生を同時に実行する場合の動作について説明する説明図である。 ディスクプレイヤー内にエンコーダを有する車載オーディオ装置の概要構成を示す概要構成図である。 図4に示した車載オーディオ装置の動作について説明する説明図である。
符号の説明
1,1a 車載オーディオ装置
11,11a ディスクプレーヤー
12 HDD
13 スイッチ
14 操作入力部
15 表示出力部
16,16a 制御部
17,17a DSP
18 メモリ
19 DAC
20 アンプ
21 スピーカ
30,40,50 圧縮処理部
31,41,51 エンコーダ
32,42,52 デコーダ

Claims (13)

  1. コンテンツデータを記録媒体に記録する車載装置であって、
    前記コンテンツデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得したコンテンツデータに対して第1の圧縮処理を行なって第1の圧縮データを作成し、前記記録媒体に記録する第1の圧縮処理手段と、
    前記第1の圧縮データに対して、前記第1の圧縮処理よりも圧縮率が大きい第2の圧縮処理を行なって第2の圧縮データを作成し、前記記録媒体に記録する第2の圧縮処理手段と
    を備え、
    前記第2の圧縮処理手段は、
    前記第1の圧縮データが前記記録媒体へ記録された後に前記第1の圧縮データが再生されてから、予め設定された所定期間が経過した場合に、前記第2の圧縮処理を行う
    ことを特徴とする車載装置。
  2. 前記第1の圧縮処理は可逆圧縮であることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記第2の圧縮処理手段は、前記第2の圧縮データを前記記録媒体に記憶させた後、前記第1の圧縮データを消去することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記記録媒体の空き容量が所定量以上である場合は前記コンテンツデータを非圧縮で前記記録媒体に記録した後に前記第2の圧縮処理を行ない、前記記録媒体の空き容量が所定量未満である場合には、前記コンテンツデータを第1の圧縮データに変換して前記記録媒体に記憶した後に前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の車載装置。
  5. 前記コンテンツデータを非圧縮で記録する領域を前記記録媒体上に予め確保することを特徴とする請求項に記載の車載装置。
  6. 前記記録媒体に記録された第1の圧縮データ、第2の圧縮データおよび/または非圧縮のコンテンツデータを再生する再生手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の車載装置。
  7. 前記第2の圧縮処理手段は、前記記録媒体に記録された第1の圧縮データおよび/または非圧縮のコンテンツデータについて、再生頻度の低いデータを優先して前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とする請求項に記載の車載装置。
  8. 前記再生手段は、前記第1の圧縮処理と同時にデータの再生を行なう場合に、前記第1の圧縮処理によって作成された圧縮データを読み出して使用することを特徴とする請求項または請求項7に記載の車載装置。
  9. 前記第2の圧縮処理手段は、
    前記第1の圧縮データが再生されてから、予め設定された前記所定期間が経過し、処理負荷が小さい場合に前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の車載装置。
  10. 前記取得手段は、光ディスク再生装置、電気的メモリ装置、磁気ディスク装置、または放送メディアのいずれかから前記コンテンツデータを取得することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の車載装置。
  11. 前記取得手段は、第1の圧縮処理手段を備えた装置から第1の圧縮データを取得して前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の車載装置。
  12. 前記記録媒体は、磁気ディスク、光ディスク、電気的メモリのうちいずれかであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の車載装置。
  13. 前記記録媒体を複数備え、前記第1の圧縮データと前記第2の圧縮データとをそれぞれ異なる記録媒体に記録することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の車載装置。
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