JP2000181972A - 医療用コンピュータにおける入力・記憶・出力方法及び装置 - Google Patents

医療用コンピュータにおける入力・記憶・出力方法及び装置

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JP2000181972A JP35296598A JP35296598A JP2000181972A JP 2000181972 A JP2000181972 A JP 2000181972A JP 35296598 A JP35296598 A JP 35296598A JP 35296598 A JP35296598 A JP 35296598A JP 2000181972 A JP2000181972 A JP 2000181972A
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裕 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力項目を動的に変化させて入力される診療
情報を利用者毎に構造化して迅速且つ簡単に管理し得る
入力・記憶・出力装置を提供すること。 【解決手段】 この装置を成す診療録装置101では、
記憶手段142が入力項目を動的に変更させる項目変更
情報及び診療情報を自然言語に変換する変換情報を記憶
し、入力手段111が診療情報を入力する動作指示を行
い、情報編集手段132が動作指示に応じて項目変更情
報を参照して入力表示パターンを再構築して編集するた
めの入力表示制御情報を生成する。表示手段121はこ
の情報に従って入力項目を動的に変更させて表示し、制
御手段131は入力された診療情報を変換情報に基づい
て自然言語に変換し、記憶手段141はそれを一時記憶
する。入力手段111は変換された診療情報を必要に応
じて修正した上で登録する動作指示を行い、記憶手段1
41は登録された診療情報を記憶して出力に供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電子情報
として情報処理が可能な診療情報を動的に変化する入力
項目に従って入力・記憶・出力する医療用コンピュータ
における入力・記憶・出力方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の診療情報処理装置として
は、例えば診療情報入力システムが挙げられる。この診
療情報入力システムでは、患者の疾患に関する症状、所
見等の診療情報をコンピュータに入力する際、固定形の
テンプレート若しくはワードプロセッサ(ワープロ)等
でフリーフォーマットによって入力を行う場合が多い。
固定形のテンプレートでは操作者が多くの入力項目の中
から必要な入力のみを選んで入力を行っている。又、フ
リーフォーマットによって入力を行う場合の入力方法と
して、利用者間でフォーマットが共通となるように注意
を払っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した既存の診療情
報入力システムの場合、以下に説明するような諸点の問
題がある。
【0004】先ず、第1の問題点として、入力項目を必
要に応じて動的に変化させるための入力手段や、利用者
毎に入力手段を作成/管理するための手段を持たず、シ
ステム内で診療情報の入力項目が固定されて決められて
いる上、必要無い情報まで提供されるため、利用者が診
療情報を入力し難いということや、或いはフォーマット
が固定されているか否かの有無に拘らずワープロで診療
情報を入力するのでは入力した情報の構造化が難しく、
管理が煩雑になり易い上に入力した情報の再利用をし難
いことが挙げられる。
【0005】次に、第2の問題点として、入力情報を利
用者毎に編集/表示するための手段や、入力情報を自然
言語に変換するための手段を持たないため、入力した内
容の表示が利用者の意志に合わなかったり、見づらかっ
たり、或いは分り難くなっていることが挙げられる。
【0006】又、第3の問題点として、利用者毎に入力
手段を作成/管理するための手段を持たないため、利用
者の思い通りに情報を入力できないことが挙げられる。
【0007】更に、第4の問題点として、記憶された情
報が構造化されていないため、記憶された情報がデータ
の二次利用という観点から有効に活用されていないこと
が挙げられる。
【0008】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、入力項目を動的に
変化させて入力された診療情報を利用者毎に構造化して
迅速且つ簡単に管理し得る医療支援に有効な医療用コン
ピュータにおける入力・記憶・出力方法及び装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、予め定
められた所用の入力項目を動的に変更させるための項目
変更情報、及び該入力項目に従って入力に供される診療
情報を自然言語に変換するための変換情報を格納する情
報格納段階と、1つの値の指示入力により診療情報を入
力するための動作指示を行う入力動作指示段階と、動作
指示に応じて項目変更情報を参照して入力表示パターン
を再構築して編集するための入力表示制御情報を生成す
る入力表示制御情報生成段階と、入力表示制御情報を記
憶する入力表示制御情報記憶段階と、入力表示制御情報
に基づいて入力項目を動的に変更させて表示する表示段
階と、動的に変更された入力項目に従って診療情報を入
力する第1の診療情報入力段階と、入力された診療情報
を変換情報に基づいて自然言語に変換する診療情報変換
段階と、自然言語に変換された診療情報を記憶する第1
の診療情報記憶段階と、自然言語に変換されて記憶され
た診療情報を修正入力する第2の診療情報入力段階と、
入力項目の動的な変更並びに診療情報の入力変更を要し
て自然言語に変換された診療情報又は修正入力された診
療情報を登録するための動作指示を行う登録動作指示段
階と、登録された診療情報及び入力表示制御情報を出力
する情報出力段階とを有する医療用コンピュータにおけ
る入力・記憶・出力方法が得られる。
【0010】この医療用コンピュータにおける入力・記
憶・出力方法において、、第1の診療情報入力段階では
入力された診療情報を表示し、診療情報変換段階では自
然言語に変換された診療情報を表示し、第2の診療情報
入力段階では修正入力された診療情報を表示し、登録動
作指示段階では登録された診療情報を表示すること、或
いは入力表示制御情報生成段階では入力表示制御情報の
生成を利用者毎に行うことは好ましい。
【0011】一方、本発明によれば、1つの値の指示入
力により予め定められた所用の入力項目に従って診療情
報を入力するための動作指示を行う入力手段と、入力項
目を動的に変更させるための項目変更情報、及び診療情
報を自然言語に変換するための変換情報を予備情報とし
て記憶した予備情報記憶手段と、動作指示に応じて項目
変更情報を参照して入力表示パターンを再構築して編集
するための入力表示制御情報を生成する入力表示制御情
報編集手段と、入力表示制御情報に基づいて入力項目を
動的に変更させて表示する表示手段と、動的に変更され
た入力項目に従って入力手段により入力された診療情報
を変換情報に基づいて自然言語に変換する診療情報制御
手段と、自然言語に変換された診療情報を記憶する診療
情報記憶手段とを備え、予備情報記憶手段は、入力表示
制御情報を記憶する入力表示制御情報記憶手段であり、
入力手段は、自然言語に変換された診療情報を修正入力
して登録するための動作指示を行うものであり、更に、
登録された診療情報を出力する診療情報出力手段を備え
た医療用コンピュータにおける入力・記憶・出力装置が
得られる。
【0012】又、本発明によれば、上記医療用コンピュ
ータにおける入力・記憶・出力装置において、表示手段
は、入力手段による入力された診療情報、診療情報制御
手段による自然言語に変換された診療情報、並びに入力
手段による修正入力して登録された診療情報を表示する
医療用コンピュータにおける入力・記憶・出力装置、或
いは入力表示制御情報編集手段は、入力表示制御情報の
生成を利用者毎に行う医療用コンピュータにおける入力
・記憶・出力装置が得られる。
【0013】更に、本発明によれば、上記何れか一つの
医療用診療情報処理装置において、情報出力手段は、登
録された診療情報を印刷する印刷手段と、登録された診
療情報及び入力表示制御情報を相手側装置との間で通信
する通信装置とを含む医療用コンピュータにおける入力
・記憶・出力装置が得られる。
【0014】加えて、本発明によれば、上記医療用コン
ピュータにおける入力・記憶・出力装置において、通信
装置は、登録された診療情報及び入力表示制御情報を通
信手段を介して相手側装置へ送信する送信手段、並びに
該相手側装置から該通信手段を介して該登録された診療
情報及び該入力表示制御情報を受信する受信手段から成
る医療用コンピュータにおける入力・記憶・出力装置が
得られる。
【0015】他方、本発明によれば、上記医療用コンピ
ュータにおける入力・記憶・出力装置において、入力手
段を備えた入力装置と、診療情報制御手段及び入力表示
制御情報編集手段を備えた制御装置と、診療情報記憶手
段及び入力表示制御情報記憶手段を備えた記憶装置と、
表示手段を備えた表示装置と、印刷手段を備えた印刷装
置と、送信手段及び受信手段を備えた通信装置とを備え
た診療録装置から成る医療用コンピュータにおける入力
・記憶・出力装置が得られる。
【0016】この医療用コンピュータにおける入力・記
憶・出力装置において、診療録装置は第1の診療録装置
として複数台のものが互いに接続されると共に、相手側
装置としての第2の診療録装置に通信手段を介して接続
されて成り、更に、第2の診療録装置は、少なくとも複
数台の第1の診療録装置との間でそれぞれ通信手段を介
して登録された診療情報及び入力表示制御情報を送受信
する通信装置と、登録された診療情報及び入力表示制御
情報を記憶する記憶装置とを含むことは好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の医
療用コンピュータにおける入力・記憶・出力方法及び装
置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】最初に、本発明の医療用コンピュータにお
ける入力・記憶・出力方法の概要について簡単に説明す
る。この入力・記憶・出力方法は、予め定められた所用
の入力項目を動的に変更させるための項目変更情報、及
び入力項目に従って入力に供される診療情報を自然言語
に変換するための変換情報を格納する情報格納段階と、
1つの値の指示入力により診療情報を入力するための動
作指示を行う入力動作指示段階と、動作指示に応じて項
目変更情報を参照して入力表示パターンを再構築して編
集するための入力表示制御情報を生成する入力表示制御
情報生成段階と、入力表示制御情報を記憶する入力表示
制御情報記憶段階と、入力表示制御情報に基づいて入力
項目を動的に変更させて表示する表示段階とを有する。
【0019】又、この入力・記憶・出力方法は、動的に
変更された入力項目に従って診療情報を入力する第1の
診療情報入力段階と、入力された診療情報を変換情報に
基づいて自然言語に変換する診療情報変換段階と、自然
言語に変換された診療情報を記憶する第1の診療情報記
憶段階と、自然言語に変換されて記憶された診療情報を
修正入力する第2の診療情報入力段階と、入力項目の動
的な変更並びに診療情報の入力変更を要して自然言語に
変換された診療情報又は修正入力された診療情報を登録
するための動作指示を行う登録動作指示段階と、登録さ
れた診療情報及び入力表示制御情報を出力する情報出力
段階とを有する。
【0020】但し、ここでの第1の診療情報入力段階で
は入力された診療情報を表示し、診療情報変換段階では
自然言語に変換された診療情報を表示し、第2の診療情
報入力段階では修正入力された診療情報を表示し、登録
動作指示段階では登録された診療情報を表示し、更に、
入力表示制御情報生成段階では入力表示制御情報の生成
を利用者毎に行う。
【0021】こうした条件を合わせ持つことにより、電
子情報として情報処理が可能な診療情報を動的に変化す
る入力項目に従って入力・記憶・出力し、利用者毎に構
造化して迅速且つ簡単に管理し得る医療支援に有効な医
療用コンピュータにおける入力・記憶・出力が得られ
る。
【0022】図1は、この医療用診療情報処理方法を適
用した一実施例に係る診療情報処理装置の基本構成を示
した機能ブロック図である。
【0023】この診療情報処理装置は、入力手段111
を備えた入力装置110と、診療情報制御手段131及
び入力表示制御情報編集手段132を備えた制御装置1
30と、診療情報記憶手段141及び入力表示制御情報
記憶手段142を備えた記憶装置140と、表示手段1
21を備えた表示装置120と、印刷手段151を備え
た印刷装置150と、送信手段162及び受信手段16
1を備えた通信装置160とを備えた第1の診療録装置
101から成り、この第1の診療録装置101が複数台
互いに接続されると共に、相手側装置としての第2の診
療録装置201と通信手段301を介して接続されて成
っている。
【0024】第2の診療録装置201は、送信手段22
2及び受信手段221を備えた通信装置220と、診療
情報記憶手段211及び入力表示制御情報記憶手段21
2を備えた記憶装置210とを備えている。
【0025】このうち、第1の診療録装置101におい
て、入力表示制御情報記憶手段142は予め定められた
所用の入力項目を動的に変更させるための項目変更情
報、及び診療情報を自然言語に変換するための変換情報
を予備的に記憶した予備情報記憶手段として機能するも
ので、入力手段111は1つの値の指示入力により入力
項目に従って診療情報を入力するための動作指示を行
う。入力表示制御情報編集手段132は動作指示に応じ
て項目変更情報を参照して入力表示パターンを再構築し
て編集するための入力表示制御情報を生成し、入力表示
制御情報記憶手段142は入力表示制御情報を記憶す
る。但し、入力表示制御情報編集手段132は、入力表
示制御情報の生成を利用者毎に行う。
【0026】表示手段121は入力表示制御情報に基づ
いて入力項目を動的に変更させて表示し、診療情報制御
手段131は入力手段111により動的に変更された入
力項目に従って入力された診療情報を変換情報に基づい
て自然言語に変換し、診療情報記憶手段141は自然言
語に変換された診療情報を一時的に記憶(一時保存)す
る。
【0027】又、入力手段111は入力項目の動的な変
更並びに診療情報の入力変更を要して自然言語に変換さ
れた診療情報又は修正入力された診療情報を登録するた
めの動作指示を行い、診療情報記憶手段141は登録さ
れた診療情報を記憶する。こうした過程で表示手段12
1は、入力手段111による入力された診療情報、診療
情報制御手段131による自然言語に変換された診療情
報、並びに入力手段111による修正入力して登録され
た診療情報を表示する。
【0028】即ち、ここまでの過程では、入力手段11
1で1つの値が指示入力されれば入力表示制御情報編集
手段132がその動作指示値を検討し、入力表示制御情
報記憶手段142に入力項目を動的に変更させる旨の項
目変更情報があれば、それに従って見掛け上、表示手段
121を再構築する動作を行い、更に新たな入力項目を
表示したり、或いは既に表示されている不要な入力項目
を修正(削除を含むものとする)できることを示してい
る。こうした動作の繰り返しにより例えば1頁分の診療
内容を入力できるが、入力項目が動的に変更される仕掛
けは1頁内に幾つでも作成でき、それによって診療情報
の入力中に何度でも入力項目を動的に変更できる。入力
終了すると、入力された診療情報の内容に基づいて診療
情報制御手段131が自然言語に変換した診療情報を作
成する。
【0029】登録された診療情報を印刷する印刷手段1
51、及び登録された診療情報及び入力表示制御情報を
相手側装置との間で通信する通信装置160は、情報出
力手段として機能する。
【0030】通信装置160は、登録された診療情報及
び入力表示制御情報を通信手段301を介して相手側装
置へ送信する送信手段162、並びに相手側装置から通
信手段301を介して登録された診療情報及び入力表示
制御情報を受信する受信手段161から成っている。
【0031】又、第2の診療録装置201において、受
信手段221は通信手段301を介して第1の診療録装
置101の送信手段162から送信された登録された診
療情報及び入力表示制御情報を受信し、診療情報記憶手
段211は登録された診療情報を記憶し、入力表示制御
情報記憶手段212は入力表示制御情報を記憶する。送
信手段222は診療情報記憶手段211からの登録され
た診療情報及び入力表示制御情報記憶手段212からの
入力表示制御情報を通信手段301を介して第1の診療
録装置101の受信手段161へ送信する。
【0032】この入力・記憶・出力装置において、例え
ば第2の診療録装置201の入力表示制御情報記憶手段
212にはシステムとして必要な入力表示制御情報を全
て記憶させておき、第1の診療録装置101の入力表示
制御情報記憶手段142には以前に使用された入力表示
制御情報やその他のパターンで読み込まれた情報を記憶
しておけば、第1の診療録装置101側で制御装置13
0により入力表示制御情報記憶手段142に必要となる
入力表示制御情報があればそれを使用し、無ければ第2
の診療録装置201の入力表示制御情報記憶手段212
から読み出すような機能が確立される。
【0033】こうした構成により、電子情報として情報
処理が可能な診療情報を動的に変化する入力項目に従っ
て入力・記憶・出力し、利用者毎に構造化して迅速且つ
簡単に管理し得る医療支援に有効な医療用コンピュータ
における入力・記憶・出力装置が構築される。
【0034】以下は、この医療用コンピュータにおける
入力・記憶・出力装置における動作を具体的に説明す
る。入力手段111は各患者、各日付、及び種類につい
ての医療行為データである診療情報を所用の入力項目に
従って入力可能に構成されている。又、入力手段111
は入力項目集合体における入力を行う場合、入力項目に
応じて表示手段121で表示される各入力項目を動的に
変化させ、必要な入力項目のみを利用者に提供する。例
えば利用者が「症状」として「胸痛」に関する診療情報
を入力する場合、入力手段111は「症状」の中の「胸
痛」という入力項目に関する必要な診療情報を診療情報
制御手段131により取得する。
【0035】このとき、「部位」、「痛みの程度」、
「発症様式」という入力項目と、「図より選択」、「一
覧表より選択」、「一覧表より選択」という各入力項目
に対する入力方法とを取得し、「図より選択」として
「胸部」の画像情報、「痛みの程度」の「一覧表より選
択」として「強い」、「弱い」という項目値、「発症様
式」の「一覧表より選択」として「突発性」、「発作
性」、「持続性」という項目値、更に「突発性」の下位
に「何をしてる時」という入力項目と、「テキスト入
力」という入力項目に対する入力方法と、「発作性」の
下位に「発作の誘因」という入力項目と、「単一選択」
という入力項目に対する入力方法と、「労作時」、「安
静時」、「不定」という項目値とを取得したとする。
【0036】こうした場合の新規な診療情報の入力に供
される入力表示制御情報は、図2に示されるように初期
的に表示手段121の画面上でテンプレート構造として
表示され、木構造のデータ構造を成す。診療情報制御手
段131により「症状」として「胸痛」に関する診療情
報を入力しようとした場合、入力項目として「部位」、
「痛みの程度」、「発症様式」が提供され、入力方法と
して「部位」には「図より選択」、「痛みの程度」には
「一覧表より選択」、「発症様式」には「一覧表より選
択」が提供され、更に「一覧表より選択」には「胸部」
の画像情報、「痛みの程度」の「一覧表より選択」には
「強い」、「弱い」という項目値、「発症様式」の「一
覧表より選択」には「突発性」、「発作性」、「持続
性」という項目値が設定されて利用者に提供される。
【0037】ここで利用者が新規な診療情報の入力を行
う場合、図3に示されるように診療情報が入力表示制御
情報に従って動的入力項目集合体としてテンプレート表
示された場合の新規な診療情報の入力操作前において、
「発症様式」で「発作性」を一覧から選択した場合、図
4に示されるように新規な診療情報の入力操作後では自
動的に「発作性」の下位に位置する入力項目である「発
作の誘因」という入力項目並びに入力方法として「単一
選択」に「労作時」、「安静時」、「不定」が設定さ
れ、自動的に表示されて全体の見かけが動的に変更され
る。又、「発症様式」で「突発性」を一覧から選択した
場合、同様に図5に示されるように新規な診療情報の入
力操作後では自動的に「突発性」の下位に位置する入力
項目である「何をしてる時」という入力項目並びに入力
方法として「テキスト入力」が設定され、自動的に表示
されて全体の見かけが動的に変更される。因みに、「発
症様式」で「持続性」を選択した場合、下位の入力項目
を指定していないため、全体の見かけは変化しない。
【0038】一方、例えば利用者が「症状」の中の「腹
痛」という項目に関する診療情報を入力する場合、入力
手段111は「症状」の中の「腹痛」という入力項目に
関する必要な診療情報を診療情報制御手段131により
取得する。
【0039】このとき、例えば「部位」、「痛みの程
度」、「痛みの頻度」という入力項目と、「図より選
択」、「一覧表より選択」、「一覧表より選択」という
各入力項目に対する入力方法とを取得し、「図より選
択」として「腹部」の画像情報、「痛みの程度」の「一
覧表より選択」として「強い」、「弱い」という項目
値、更に「痛みの程度」の「一覧表より選択」として
「日に数回」、「1時間に数回」という項目値とを取得
したとする。
【0040】ここで診療情報制御手段131により「症
状」として「腹痛」に関する診療情報を入力しようとし
た場合、入力項目として「部位」、「痛みの程度」、
「痛みの頻度」が提供され、入力方法として「部位」に
は「図より選択」、「痛みの程度」には「覧表より選
択」、「痛みの頻度」には「一覧表より選択」が提供さ
れ、更に「図より選択」には「腹部」の画像情報、「痛
みの程度」の「一覧表より選択」には「強」、「弱い」
という項目値、「痛みの程度」の「一覧表より選択」に
は「日に数回」、「時間に数回」という項目値が設定さ
れて利用者に提供される。この場合も、新規な診療情報
の入力操作後では、上述した図3〜図5で説明した場合
と同様に入力項目の指定内容に応じて全体の見かけが動
的に変更されたり、変更されなかったりする。
【0041】何れにしても、このように必要な入力項目
が利用者の入力内容により動的に且つ明確に利用者に提
供されることにより、簡単に診療情報を入力することが
でき、しかも不必要な入力項目が表示されること無く、
良く選択される入力項目の入力の負担を軽減しているの
で、入力ミスも大幅に減らすことができる上、見え方も
簡潔で分かり易い。特に良く選択される入力項目の入力
の負担を軽減するため、入力項目には既定値を代入して
おくことも可能である。尚、入力項目集合体は1つだけ
でなく、複数同時に選択することができるため、良く関
連付けられる入力項目集合体の入力が一層簡便で分かり
易いものとなる。このように複数の入力項目集合体を組
み合わせた場合、組み合わせにより同じ入力項目が複数
存在するような場合、その項目値の入力が纏められて1
回だけで済むようになる。
【0042】診療情報制御手段131は、入力手段11
1及び表示手段121からの要求に応じて情報を制御
し、入力手段111及び表示手段121に情報を提供す
る。例えば入力手段111において、利用者が「症状」
として「胸痛」に関する診療情報を入力した場合、診療
情報制御手段131は入力手段111からの要求により
入力表示制御情報記憶手段142又は通信手段301を
介して診療録装置201の入力表示制御情報記憶手段2
12から入力手段111が必要としている入力表示制御
情報を取得(例えば「症状」の中の「胸痛」という項目
に関する入力表示制御情報を取得)して入力手段111
に提供する。
【0043】このとき、例えば「部位」、「痛みの程
度」、「発症様式」という入力項目と、「一覧表より選
択」、「一覧表より選択」、「一覧表より選択」という
各入力項目に対する入力方法とを取得し、「図より選
択」として「胸部」の画像情報、「痛みの程度」の「一
覧表より選択」として「強い」、「弱い」という項目
値、「発症様式」の「一覧表より選択」として「突発
性」、「発作性」、「持続性」という項目値を取得し、
更に「発作性」の下位に「発作の誘因」という入力項目
と、「単一選択」という入力項目に対する入力方法と、
「労作時」、「安静時」、「不定」という項目値とを取
得したとする。
【0044】取得した情報により入力手段111におい
て、「症状」として「胸痛」に関する情報を入力しよう
とした場合、入力項目として「部位」、「痛みの程
度」、「発症様式」という情報を、入力方法として「部
位」には「図より選択」、「痛みの程度」には「一覧表
より選択」、「発症様式」には「一覧表より選択」とい
う情報を、「図より選択」には「胸部」の画像情報、
「痛みの程度」の「一覧表より選択」には「強い」、
「弱い」という項目値、「痛みの程度」の「一覧表より
選択」には「突発性」、「発作性」、「持続性」という
項目値をそれぞれ入力手段111に提供する。
【0045】入力表示制御情報記憶手段142は予め所
用の入力項目を動的に変更させるための項目変更情報、
及び診療情報を自然言語に変換するための変換情報を予
備的に記憶するように機能し、入力手段111は1つの
値の指示入力により所用の入力項目に従って診療情報を
入力するための動作指示を行い、入力表示制御情報編集
手段132は動作指示に応じて項目変更情報を参照して
入力表示パターンを再構築して編集するための入力表示
制御情報を生成する。表示手段121は入力表示制御情
報に基づいて所用の入力項目を動的に変更させて表示
し、入力手段111により動的に変更された入力項目に
従って診療情報を入力すると診療情報制御手段131
は、診療情報を変換情報に基づいて自然言語に変換し、
診療情報記憶手段141は自然言語に変換された診療情
報を一時的に記憶する。入力手段111は自然言語に変
換された診療情報を修正入力して登録するための動作指
示を行う。登録された診療情報は診療情報記憶手段14
1に記憶される。
【0046】更に、「突発性」の下位に「何をしてる
時」という入力項目と、「テキスト入力」という入力項
目に対する入力方法と、「発作性」の下位に「発作の誘
因」という入力項目と、「単一選択」という入力項目に
対する入力方法と、「労作時」、「安静時」、「不定」
という項目値とを入力手段111に提供する。
【0047】又、診療情報制御手段131は、入力手段
111によって入力された項目値が妥当であるか調べた
り、或いは入力項目を検索したりすることができる。例
えば妥当性の検証では数値入力の際に入力値が数値であ
るか、或いはその範囲が適正であるか等を調べる。入力
項目の検索では良く入力する文を予め登録しておけば入
力時に簡単に引用できる。
【0048】例えば「診療経過記録を表示する」という
要求を受け取った場合、診療情報制御手段131は入力
表示制御情報編集手段132において設定した自然言語
変換情報に基づいて情報を変換するか、若しくは予め変
換しておいた情報を診療情報記憶手段141又は通信手
段301を介して診療録装置201の診療情報記憶手段
211から取得して表示手段121に提供する。又、表
示手段121から「診療経過一覧を表示する」という要
求を受け取った場合、診療経過一覧を表示するための患
者に関する過去の診療情報を診療情報記憶手段141や
通信手段301を介して診療録装置201の診療情報記
憶手段211から取得して表示手段121に提供する。
【0049】次に、例えば入力手段111において「症
状」として「腹痛」を選択し、更に「腹痛」に関する入
力項目である「部位」、「痛みの程度」、「発症様式」
に対して「部位」には「下腹部」、「痛みの程度」には
「強い」、「発症様式」には「持続性」を選択したとす
る。
【0050】こうした場合、診療情報制御手段131
は、表示手段121からの要求により入力表示制御情報
編集手段132において設定された自然言語変換情報に
基づいて自然言語に変換し、例えば「腹痛:右下腹部に
強い痛みあり。痛みは持続のもの。」という情報を得
る。自然言語の変換規則は入力項目集合体、入力項目、
項目値毎に詳細に設定することができ、しかも設定次第
では入力した情報の内容や個数によっても違う変換規則
を適用することができる。変換した情報は、診療経過記
録を示すものとして表示手段121に提供される。又、
表示手段121からの要求により診療経過一覧を表示す
るための患者に関する過去の診療情報を診療情報記憶手
段141又は通信手段301を介して診療録装置201
の診療情報記憶手段211から取得して提供することも
できる。
【0051】このように診療情報制御手段131は情報
を制御することにより、一層簡単に情報の入力を行い、
しかも分り易い情報の表示を行わせることができる。
【0052】表示手段121は、入力手段111によっ
て入力又は診療情報記憶手段141に記憶された情報を
表示する。例えば入力手段111において、「症状」と
して「腹痛」を選択し、「腹痛」に関する入力項目であ
る「部位」、「痛みの程度」、「痛みの頻度」に対して
「部位」には「右下腹部」、「痛みの程度」には「強
い」、「痛みの頻度」には「日に数回」という項目値を
選択したとする。
【0053】これらの情報は、診療情報制御手段131
によって自然言語に変換され、例えば「腹痛:右下腹部
に強い痛みあり。頻度は日に数回。」という情報に変換
される。変換された情報は、表示手段121により診療
経過記録として表示される。診療経過記録では診療情報
が「SOAP」(Subjective Object
ive Assessment Plan)に分けて表
示され、利用者が自由に修正したり、或いは追加するこ
とができる。このとき、前回の診療情報も一緒に表示す
ることができる。その後、確定することにより内容が改
竄防止のためにロックされる。ロックがかかると、その
後は同じタイムスタンプでの追加、修正、削除は実行で
きなくなる。
【0054】又、表示手段121は、診療経過一覧を表
示することができる。例えば或る患者に対して数件の過
去の診療情報が存在したとする。表示手段121は、診
療情報制御手段131により過去の数件分の診療情報を
取得し、縦軸に入力された項目、横軸に日付/時間を設
定して、過去数件分の診療情報を診療経過一覧として表
示する。表示された診療経過一覧から更に詳細な診療情
報を表示することができ、しかも診療情報制御手段13
1より症状、所見等による絞り込み表示を行わせること
もできる。表示手段121によって表示される情報は、
文字情報だけではなく、画像情報や音声情報等の他の情
報もあるが、表示される情報は簡単に流用することがで
きる。このように利用者に一層分り易い情報が提供され
ることにより、一目で必要な情報を把握することができ
る。
【0055】図6は、表示手段121によりフローシー
ト詳細表示される診療経過記録を例示したものである。
この診療経過記録では診療情報が「SOAP」(Sub
jective Objective Assessm
ent Plan)に分けて表示され、前回の診療情報
も一緒に表示されている。利用者はこの診療情報を自由
に修正、追加することができ、文字情報のみではなく入
力手段111により画像や音声等の他の情報を挿入する
こともでき、更に別の入力項目集合体を利用追加するこ
ともできる。
【0056】図7は、表示手段121によりフローシー
ト表示される診療経過一覧を例示したものである。こう
した診療経過一覧からは、一層詳細な診療情報を表示す
ることができる上、症状、所見等による絞り込み表示を
行うこともできる。診療経過一覧に基づいて入力用の入
力項目集合体を選択することも可能である。
【0057】何れにしても、入力手段111によって入
力され、表示手段121に編集表示される情報は、診療
情報記憶手段141に記憶されると共に、通信手段30
1を介して診療録装置201の診療情報記憶手段211
に記憶される。記憶される情報は構造化されており、迅
速にして容易に検索、分析を行うことが可能であり、し
かも二次的な利用を容易に行うことができる。
【0058】入力表示制御情報編集手段132は、入力
手段111及び表示手段121で提供する手段を利用者
毎に行い、入力項目集合体一覧、入力項目集合体、入力
項目、項目値と、各入力項目に関して入力方法と、自然
言語変換方法と共に、表示方法や既定値等を作成、設定
する。例えば利用者が「腹痛」という症状を簡単に入力
するための手段を作成するとした場合を仮定する。
【0059】この場合、「腹痛」には「部位」、「痛み
の程度」、「痛みの頻度」といった関連項目を持たせ、
各関連項目に対して必要な項目値を入力させるとする。
先ず利用者は「症状」という入力項目集合体一覧を作成
し、その構成要素として「腹痛」という入力項目集合体
を作成する。次に入力項目集合体「腹痛」の構成要素と
して「部位」、「痛みの程度」、「痛みの頻度」という
入力項目を作成する。入力項目「部位」、「痛みの程
度」、「痛みの頻度」については、入力方法、自然言語
変換方法、表示方法、既定値表示等を各々設定する。入
力方法は「一覧表より選択」、「図より選択」、「定型
文引用機能つきワープロ入力」等が用意されており、利
用者は使い易い方法を自由に選択できる。
【0060】更に、入力項目である「部位」、「痛みの
程度」、「痛みの頻度」の構成要素として各項目値を作
成する。例えば入力方法として「部位」には「図より選
択」、「痛みの程度」には「一覧表より選択」、「痛み
の頻度」には「一覧表より選択」を選択したとする。こ
の場合、「部位」の「図より選択」には「腹部」の画像
情報、「痛みの程度」の「一覧表より選択」には「強
い」、「弱い」という項目値、「痛みの程度」の「一覧
表より選択」には「日に数回」、「1時間に数回」とい
う項目値を作成する。又、入力に対して自然言語変換方
法、項目の表示/非表示の切り替え、既定値等を自由に
設定することにより、利用者に対して一層分り易い情
報、並びに一層簡単な入力手段を提供することができ
る。この入力手段は利用者毎に作成できるため、利用者
の知識ベースを登録することもできる。
【0061】図8は、入力表示制御情報編集手段132
で得られた利用者毎に作成される入力手段となる入力表
示制御情報が表示手段121で表示された場合のフォー
ム階層図を例示したものである。又、図9は同様に入力
表示制御情報が表示手段121で表示された場合のテン
プレート構造を例示したもの、図10は入力表示制御情
報が表示手段121で表示された場合のテンプレート表
示を例示したものである。因みに、以上の図2乃至図1
0に図示した表示内容は、実際には色付けされてカラー
表示されるものであるが、各図中では色抜き(色付け、
濃淡を排除)して簡易な形態にした様子を示している。
【0062】ここで、入力項目集合体は1つ以上の入力
項目を持ち、入力項目は1つ以上の項目値を持ち、項目
値は0以上の入力項目を持ち、全体として木構造を成し
ている。入力項目集合体一覧には複数の入力項目集合体
が存在し、入力項目集合体には複数の入力項目が存在
し、入力項目には複数の項目値が存在する。ここでの入
力方法としては、上述したように「図より選択」、「一
覧表より選択」、「単一選択」、「テキスト入力」の
他、「一覧表より複数選択」、「複数選択」、「テキス
ト複数行入力」、「説明図付き選択入力」等、様々な方
法を用意できる。
【0063】このようにして、作成された入力表示制御
情報は、入力表示制御情報記憶手段142に記憶される
と共に、通信手段301を介して診療録装置201の入
力表示制御情報記憶手段212にも記憶される。記憶さ
れる情報は構造化されており、迅速にして容易に検索、
分析を行うことができる。
【0064】診療情報記憶手段141は、入力手段11
1によって入力された診療情報及び表示手段121の表
示に提供される入力表示制御情報に従って得られた診療
情報を記憶したり、或いは通信手段301を介して診療
録装置201の送信手段222から送信された診療情報
記憶手段211の診療情報を記憶する。記憶される情報
は構造化されており、迅速にして容易に検索、分析を行
うことができ、しかも二次的な利用が容易である。
【0065】入力表示制御情報記憶手段142は、入力
表示制御情報編集手段132により得られた入力表示制
御情報を記憶したり、或いは通信手段301を介して診
療録装置201の送信手段222から送信された入力表
示制御情報記憶手段212の入力表示制御情報を記憶す
る。ここでも情報は構造化されており、迅速にして容易
に検索、分析を行うことができ、しかも二次的な利用が
容易である。
【0066】印刷手段151は、入力手段111によっ
て入力された診療情報を表示手段121の表示に提供さ
れる入力表示制御情報を引用して利用者の要求に合わせ
て印刷することができる。例えば或る患者の診療情報を
紙に印刷するとした場合、利用者は入力手段111によ
って入力された診療情報(所見、症状等)に対して表示
手段121によって提供された画像情報等の入力表示制
御情報を引用し、印刷手段151によって利用者の要求
に合わせた書式で診療情報を紙に印刷することができ
る。
【0067】送信手段162は、入力手段111によっ
て入力された診療情報又は表示手段121の表示に供さ
れる入力表示制御情報に従って得られた診療情報を示す
登録された診療情報と、入力表示制御情報編集手段13
2により得られた入力表示制御情報とを通信手段301
を介して診療録装置201の受信手段221に送信す
る。
【0068】受信手段161は、第2の診療録装置20
1の送信手段222から送信された登録された診療情報
と入力表示制御情報とを受信し、診療情報記憶手段14
1には診療録装置201の診療情報記憶手段211から
の登録された診療情報を記憶し、入力表示制御情報記憶
手段142には診療録装置201の入力表示制御情報記
憶手段212からの入力表示制御情報を記憶する。
【0069】診療録装置201において、診療情報記憶
手段211は、診療録装置101の入力手段111によ
って入力された診療情報又は表示手段121の表示に提
供される入力表示制御情報に従って得られた診療情報を
示す登録された診療情報に関して、通信手段301を介
して受信手段221により受信されたものを記憶する。
ここでも記憶される情報は構造化されており、迅速にし
て容易に検索、分析を行うことができ、しかも二次的な
利用が容易である。
【0070】入力表示制御情報記憶手段212は、診療
録装置101の入力表示制御情報編集手段132によっ
て得られた入力表示制御情報に関して、通信手段301
を介して受信手段221により受信されたものを記憶す
る。ここでも記憶される情報は構造化されており、迅速
にして容易に検索、分析を行うことができ、しかも二次
的な利用が容易である。
【0071】送信手段222は、診療情報記憶手段21
1に記憶されている登録された診療情報と入力表示制御
情報記憶手段212に記憶されている入力表示制御情報
とを通信手段301を介して診療録装置101の受信手
段161へ送信し、受信手段221は、診療録装置10
1の送信手段162から送信された登録された診療情報
と入力表示制御情報とを受信し、診療情報記憶手段21
1には診療録装置101からの登録された診療情報を記
憶し、入力表示制御情報記憶手段212には診療録装置
101からの入力表示制御情報を記憶する。
【0072】こうした入力・記憶・出力装置における各
部の手段は、それぞれ概ね以下に説明するような構成を
適用できる。入力装置110は、例えばキーボード、テ
ンキースイッチ、マウス、トラックボール、入力ペン、
入力タブレット、データグローブ、OCR装置、及びイ
メージスキャナのうち少なくとも一つを含む入力操作装
置を適用できる。表示装置120、印刷装置150、通
信装置160及び通信装置220等の出力装置は、例え
ばディスプレイ、データスコープのような表示出力機能
を少なくとも一つの装置に備える構成として具現でき
る。記憶装置140及び記憶装置210は、例えば電磁
気学的又は光学的に記憶された磁気ディスク、光ディス
ク、ROM、RAM、ICカード、及び磁気テープのう
ちの単体又は複数台とするか、或いはチェンジャー等で
操作される大量格納型の装置の何れかで構成される機能
を少なくとも一つの装置に含む構成として具現できる。
通信手段301は、例えばLAN(ローカル・エリア・
ネットワーク)を構築する専用回線を適用できる。但
し、ここでの専用回線は他のタイプのものでも良く、例
えば電話回線、光ファイバケーブル等の公衆回線網を用
いても良いし、更に衛星回線等の無線回線方式のものを
採用しても良い。
【0073】尚、こうした各部の手段に適用される機器
は決まった場所に設置される必要が無く、機器の大き
さ、重量、或いは通信手段によって台車やラックによる
移動式や手で持っての移動等が可能な構成とすることが
でき、しかも診察室のみでなく、検査室、手術室、病棟
等の医療のあらゆる現場での使用を可能にできる。又、
通信手段301によってはインターネットや公衆回線網
等に適用させることで遠隔医療等の実際の現場から遠く
離れた場所での使用も可能である。
【0074】図11は、この入力・記憶・出力装置の動
作処理の一例を示したフローチャートである。
【0075】ここでは、先ず診療録装置101側におい
て、入力手段111で操作者が自分自身の識別データ及
び患者の識別データを入力することで操作者入力(ステ
ップS1)が行われ、この後に診療情報制御手段131
が操作者入力(ステップS1)が済んだか否かを入力さ
れたか否かの判定(ステップS2)によってチェックす
る。この結果、入力されていなければ操作者入力(ステ
ップS1)にリターンして待機するが、入力されていれ
ば入力された操作者の識別データ及び患者の識別データ
を受信手段161により診療録装置201側の診療情報
記憶手段211から取得し、取得した操作者の識別デー
タの示す操作者が医師、看護婦、検査技師等、どの職業
分類に属するかを判別して当該操作者の参照範囲、検閲
権の有無を決定する入力情報判別(ステップS3)の処
理が行われ、同時に取得した患者の識別データに基づい
て登録済み患者の診療情報を取得する。
【0076】次に、登録済み患者診療情報が有るか否か
を判定(ステップS4)した結果、有れば表示手段12
1により診療経過一覧表示(ステップS5)を行わせた
後、登録済み患者診療情報が無い場合と同様に入力又は
参照又は終了の判定(ステップS6)を行う。尚、診療
経過一覧は縦軸に入力された項目、横軸に日付/時間を
設定し、登録済みの診療情報を表形式で時系列表示す
る。この際、登録済み患者診療情報で使用されている入
力項目集合体の構造を示す入力表示制御情報を入力表示
制御情報記憶手段142から取得(但し、対象とする入
力項目集合体の構造が入力表示制御情報記憶手段142
に無かった場合には受信手段161を使用して診療録装
置201側の入力表示制御情報記憶手段212から取得
する)し、予め設定されている入力項目集合体の属性
(SOAP区分・グループ)により表示する入力項目を
各々見易い形で限定的に表示することが可能である。
又、各項目を入力手段111にて選択することにより選
択された部分のみを診療経過記録として表示する事も可
能である。
【0077】更に、入力又は参照又は終了の判定(ステ
ップS6)の処理では判定処理結果が場合分けされる。
即ち、ここで入力手段111で入力項目集合体一覧から
入力項目集合体を選択(ステップS7)した場合には入
力項目集合体が表示手段121で表示されるので、引き
続いて入力手段111において入力項目集合体に診療情
報を入力、登録(ステップS8)することで診療経過を
入力する。入力項目集合体は入力した値により表示手段
121上で動的に表示され、入力項目が変化する。入力
終了すると、入力手段111による入力データは診療情
報制御手段131に渡され、ここで自然言語変換が行わ
れることによって入力データから診療経過記録作成(ス
テップS9)する処理が行われ、これによる診療経過記
録が表示手段121に表示される。
【0078】ここで、更に操作者は入力手段111及び
入力表示制御情報編集手段132により診療経過記録を
自由に編集(ステップS9)した後、診療情報制御手段
131によって入力項目集合体の構造及びそこに入力さ
れたデータ、並びに編集された診療経過記録を診療情報
記憶手段141に記憶することによって診療経過記録登
録(ステップS10)を行う。尚、この診療経過記録登
録(ステップS10)の結果は先の診療経過一覧表示
(ステップS5)に供する。ここまでの入力は動的に変
化する入力項目を参照した上で行われる。
【0079】このように、入力が全部終了し、入力手段
111で登録終了に至ると、入力又は参照又は終了の判
定(ステップS6)の処理では終了の判定となり、診療
情報制御手段131が診療情報記憶手段141の診療情
報を送信手段161を使用して診療録装置201側の診
療情報記憶手段211に記憶登録することで診療録装置
201にデータを保存(ステップS12)する処理を行
う。
【0080】図12は、この入力・記憶・出力装置の動
作処理の他例を示したフローチャートである。ここでは
上述した入力項目集合体の構造を入力表示制御情報編集
手段132により作成、修正、削除するようにしてい
る。
【0081】先ず診療録装置101側において、入力手
段111で操作者が自分自身の識別データ及び患者の識
別データを入力することで操作者入力(ステップS1)
が行われ、この後に診療情報制御手段131が操作者入
力(ステップS1)が済んだか否かを入力されたか否か
の判定(ステップS2)によってチェックする。この結
果、入力されていなければ操作者入力(ステップS1)
にリターンして待機するが、入力されていれば入力され
た操作者の識別データ及び患者の識別データを受信手段
161により診療録装置201側の診療情報記憶手段2
11から取得し、取得した操作者の識別データの示す操
作者が医師、看護婦、検査技師等のどの職業分類に属す
るかを判別して当該操作者の参照範囲、検閲権の有無を
決定すると共に、取得した患者の識別データに基づいて
入力項目集合体を表示手段121に木構造表示すること
で入力項目集合体一覧表示(ステップS3)を行う。
【0082】次に、入力項目集合体一覧の表示から入力
項目集合体を入力手段111で選択することで入力項目
集合体表示(ステップS4)を行わせる。このとき、入
力項目集合体一覧は修正、削除されることにより、選択
された入力項目集合体は入力表示制御情報記憶手段14
2からそのデータ構造が入力表示制御情報として取り出
され、入力表示制御情報編集手段132に既定値として
挿入されると共に、表示手段121によって入力項目集
合体が木構造で表示される。
【0083】更に、修正又は追加又は削除の判定(ステ
ップS5)の処理では、判定処理結果が幾つかに場合分
けされる。即ち、ここで操作者が入力手段111で入力
項目集合体の追加、修正、削除を行いたい部分に対して
選択操作することにより、入力項目集合体修正(ステッ
プS6)を行ったり、入力項目集合体新規入力(ステッ
プS7)を行って追加としたり、或いは入力項目集合体
削除(ステップS8)を行うことができ、この後は何れ
の場合も登録データの更新(ステップS9)となる。
【0084】尚、上述した一実施例の入力・記憶・出力
装置では、診療情報の入力を診療時に行うものとした
が、そのタイミングだけでなく、診療の前後に行うこと
も可能である。又、一実施例の入力・記憶・出力装置で
は、複数台の第1の診療録装置101と第2の診療録装
置201とによる2種類の診療録装置による構成を説明
したが、第2の診療録装置201を成す各装置の各手段
における機能を全部第1の診療録装置101に持たせれ
ば、第1の診療録装置101単体でも運用させることが
可能である。更に、診療録以外にも検査レポート作成や
検査結果入力等の医療のあらゆる業務での適用が可能で
ある。加えて、上述したように入力項目集合体において
入力に応じて入力項目が変化することから、全体の項目
が多いが実際にはそれ程多くの入力を必要なしないよう
な操作や前入力により次入力項目が変わるような操作で
あれば、医療以外の分野でも適用可能である。即ち、例
えばアンケート入力や住所入力等の個人情報の入力の
他、航空機や電車等の座席予約等、業種や形態を問わず
幅広い分野での利用が可能である。
【0085】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の医療用コン
ピュータにおける入力・記憶・出力方法によれば、予め
定められた所用の入力項目を動的に変化させるための項
目変更情報に基づいて入力表示パターンを再構築して編
集するための入力表示制御情報を生成して入力並びに入
力表示を簡単にすると共に、所用の入力項目に従って入
力に供される診療情報を自然言語に変換するための変換
情報に基づいて入力された診療情報を自然言語に変換し
た後に必要に応じて修正を要した上で登録記憶し、登録
された診療情報を出力するようにしているので、入力さ
れる診療情報を利用者毎に構造化して迅速且つ簡単に管
理し得るようになる。
【0086】特に、この医療用コンピュータにおける入
力・記憶・出力方法及び装置では、以下の諸点に示すよ
うな有効な効果が得られる。
【0087】第1の効果としては、入力項目を入力によ
り必要とするその場で動的に変化させるため、利用者に
対して不必要な入力項目や診療情報を表示すること無
く、利用者が必要とする入力項目のみを簡潔、且つ明確
に表示でき、しかも入力項目が動的に変化しながら必須
な入力チェックも行うことができるため、入力ガイドと
しての効果があり、入力漏れ等を防止できること、並び
に利用者毎の入力手段の作成/管理が簡単にできて利用
者の知識ベースも反映できることの諸点によって、利用
者が診療情報を効率良く簡単に入力できることが挙げら
れる。
【0088】第2の効果としては、入力項目に従った診
療情報を一層分り易い言語に自然言語変換し、更に文字
情報だけではなく、画像情報や音声情報等も表示でき、
しかも自然言語変換方法、表示方法等を簡単に設定する
ことができるため、入力した診療情報を現在の紙カルテ
と同様に分り易く表示できることが挙げられる。
【0089】第3の効果としては、過去の診療情報を迅
速に取得し、縦軸に入力された項目、横軸に日付/時間
を設定して診療情報を時系列表示でき、表示する項目も
全表示だけでなく、必要な部分のみを表示することがで
き、しかも表示された診療情報から更に詳細な診療情報
を表示することができるため、患者の過去の診療プロセ
スを迅速に把握できることが挙げられる。
【0090】第4の効果としては、入力表示制御情報の
生成を利用者毎に行ってそれにより得られる入力項目の
設定、項目の入力方法、自然言語変換の設定、表示方
法、既定値表示等の設定を簡単にできるため、利用者毎
に使用し易い入力表示機能を簡単に作成できることが挙
げられる。
【0091】第5の効果としては、診療情報と入力表示
制御情報とが構造化されて格納されているため、診療情
報や入力表示制御情報を迅速にして容易に検索、分析を
行うことができ、しかも二次的な利用が容易となること
が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用コンピュータにおける入力・記
憶・出力方法を適用した一実施例に係る入力・記憶・出
力装置の基本構成を示した機能ブロック図である。
【図2】図1に示す入力・記憶・出力装置に備えられる
入力手段における診療情報の入力時に提供される入力表
示制御情報が初期的に表示手段の画面上で表示された場
合のテンプレート・データ構造(木構造)を示したもの
である。
【図3】図2に示した入力表示制御情報が動的入力項目
集合体としてテンプレート表示された場合の新規な診療
情報の入力操作前における入力項目の様子を示したもの
である。
【図4】図2に示した入力表示制御情報が動的入力項目
集合体としてテンプレート表示された場合の新規な診療
情報の入力操作後における入力項目の動的に変化した様
子の一形態を示したものである。
【図5】図2に示した入力表示制御情報が動的入力項目
集合体としてテンプレート表示された場合の新規な診療
情報の入力操作後における入力項目の動的に変化した様
子の他形態を示したものである。
【図6】図1に示す入力・記憶・出力装置の動作処理に
おいて表示手段によりフローシート詳細表示される診療
経過記録を例示したものである。
【図7】図1に示す入力・記憶・出力装置の動作処理に
おいて表示手段によりフローシート表示される診療経過
一覧を例示したものである。
【図8】図1に示す入力・記憶・出力装置の動作処理に
おいて入力表示制御情報編集手段により得られた入力表
示制御情報が表示手段で表示された場合のフォーム階層
図を例示したものである。
【図9】図1に示す入力・記憶・出力装置の動作処理に
おいて入力表示制御情報編集手段により得られた入力表
示制御情報が表示手段で表示された場合のテンプレート
構造を例示したものである。
【図10】図1に示す医療用コンピュータにおける入力
・記憶・出力装置の動作処理において入力表示制御情報
編集手段により得られた入力表示制御情報が表示手段で
表示された場合のテンプレート表示を例示したものであ
る。
【図11】図1に示す入力・記憶・出力装置の動作処理
の一例を示したフローチャートである。
【図12】図1に示す入力・記憶・出力装置の動作処理
の他例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
101、201 診療録装置 110 入力装置 111 入力手段 120 表示装置 121 表示手段 130 制御装置 131 診療情報制御手段 132 入力表示制御情報編集手段 140、210 記憶装置 141、211 診療情報記憶手段 142、212 入力表示制御情報記憶手段 150 印刷装置 151 印刷手段 160、220 通信装置 161、221 受信手段 162、222 送信手段 301 通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 靖士 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 羽澄 典宏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 中沢 宏章 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 武田 裕 兵庫県西宮市満池谷町5−15−608 (72)発明者 松村 泰志 大阪府池田市室町5−39 Fターム(参考) 5E501 AA13 AA25 AC20 AC34 AC35 BA05 BA14 CA02 CA08 EB15 EB16 EB19 FA23 FA32 FA43 FA46 FA48 FB43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた所用の入力項目を動的に
    変更させるための項目変更情報、及び該入力項目に従っ
    て入力に供される診療情報を自然言語に変換するための
    変換情報を格納する情報格納段階と、1つの値の指示入
    力により前記診療情報を入力するための動作指示を行う
    入力動作指示段階と、前記動作指示に応じて前記項目変
    更情報を参照して入力表示パターンを再構築して編集す
    るための入力表示制御情報を生成する入力表示制御情報
    生成段階と、前記入力表示制御情報を記憶する入力表示
    制御情報記憶段階と、前記入力表示制御情報に基づいて
    前記入力項目を動的に変更させて表示する表示段階と、
    前記動的に変更された入力項目に従って前記診療情報を
    入力する第1の診療情報入力段階と、前記入力された診
    療情報を前記変換情報に基づいて前記自然言語に変換す
    る診療情報変換段階と、前記自然言語に変換された診療
    情報を記憶する第1の診療情報記憶段階と、前記自然言
    語に変換されて記憶された診療情報を修正入力する第2
    の診療情報入力段階と、前記入力項目の動的な変更並び
    に前記診療情報の入力変更を要して前記自然言語に変換
    された診療情報又は前記修正入力された診療情報を登録
    するための動作指示を行う登録動作指示段階と、前記登
    録された診療情報及び前記入力表示制御情報を出力する
    情報出力段階とを有することを特徴とする医療用コンピ
    ュータにおける入力・記憶・出力方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の医療用コンピュータにお
    ける入力・記憶・出力方法において、前記第1の診療情
    報入力段階では前記入力された診療情報を表示し、前記
    診療情報変換段階では前記診療情報の自然言語変換され
    たものを表示し、前記第2の診療情報入力段階では前記
    診療情報の修正入力されたものを表示し、前記登録動作
    指示段階では前記診療情報の登録されたものを表示する
    ことを特徴とする医療用コンピュータにおける入力・記
    憶・出力方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の医療用コンピュー
    タにおける入力・記憶・出力方法において、前記入力表
    示制御情報生成段階では前記入力表示制御情報の生成を
    利用者毎に行うことを特徴とする医療用コンピュータに
    おける入力・記憶・出力方法。
  4. 【請求項4】 1つの値の指示入力により予め定められ
    た所用の入力項目に従って診療情報を入力するための動
    作指示を行う入力手段と、前記入力項目を動的に変更さ
    せるための項目変更情報、及び前記診療情報を自然言語
    に変換するための変換情報を予備情報として記憶した予
    備情報記憶手段と、前記動作指示に応じて前記項目変更
    情報を参照して入力表示パターンを再構築して編集する
    ための入力表示制御情報を生成する入力表示制御情報編
    集手段と、前記入力表示制御情報に基づいて前記入力項
    目を動的に変更させて表示する表示手段と、前記動的に
    変更された入力項目に従って前記入力手段により入力さ
    れた診療情報を前記変換情報に基づいて前記自然言語に
    変換する診療情報制御手段と、前記自然言語に変換され
    た診療情報を記憶する診療情報記憶手段とを備え、前記
    予備情報記憶手段は、前記入力表示制御情報を記憶する
    入力表示制御情報記憶手段であり、前記入力手段は、前
    記入力項目の動的な変更、前記診療情報の入力変更、並
    びに前記自然言語に変換された診療情報を修正入力して
    登録するための動作指示を行うものであり、更に、前記
    登録された診療情報を出力する診療情報出力手段を備え
    たことを特徴とする医療用コンピュータにおける入力・
    記憶・出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の医療用コンピュータにお
    ける入力・記憶・出力装置において、前記表示手段は、
    前記入力手段による前記入力された診療情報、前記診療
    情報制御手段による前記自然言語に変換された診療情
    報、並びに前記入力手段による前記修正入力して登録さ
    れた診療情報を表示することを特徴とする医療用コンピ
    ュータにおける入力・記憶・出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の医療用コンピュータにお
    ける入力・記憶・出力装置において、前記入力表示制御
    情報編集手段は、前記入力表示制御情報の生成を利用者
    毎に行うことを特徴とする医療用コンピュータにおける
    入力・記憶・出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6の何れか一つに記載の医療
    用コンピュータにおける入力・記憶・出力装置におい
    て、前記情報出力手段は、前記登録された診療情報を印
    刷する印刷手段と、前記登録された診療情報及び前記入
    力表示制御情報を相手側装置との間で通信する通信装置
    とを含むことを特徴とする医療用コンピュータにおける
    入力・記憶・出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の医療用コンピュータにお
    ける入力・記憶・出力装置において、前記通信装置は、
    前記登録された診療情報及び前記入力表示制御情報を通
    信手段を介して前記相手側装置へ送信する送信手段、並
    びに該相手側装置から該通信手段を介して該登録された
    診療情報及び該入力表示制御情報を受信する受信手段か
    ら成ることを特徴とする医療用コンピュータにおける入
    力・記憶・出力装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の医療用コンピュータにお
    ける入力・記憶・出力装置において、前記入力手段を備
    えた入力装置と、前記診療情報制御手段及び前記入力表
    示制御情報編集手段を備えた制御装置と、前記診療情報
    記憶手段及び前記入力表示制御情報記憶手段を備えた記
    憶装置と、前記表示手段を備えた表示装置と、前記印刷
    手段を備えた印刷装置と、前記送信手段及び前記受信手
    段を備えた前記通信装置とを備えた診療録装置から成る
    ことを特徴とする医療用コンピュータにおける入力・記
    憶・出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の医療用コンピュータに
    おける入力・記憶・出力装置において、前記診療録装置
    は第1の診療録装置として複数台のものが互いに接続さ
    れ、且つ前記相手側装置としての第2の診療録装置に前
    記通信手段を介して接続されて成り、更に、前記第2の
    診療録装置は、少なくとも前記複数台の第1の診療録装
    置との間でそれぞれ前記通信手段を介して前記登録され
    た診療情報及び前記入力表示制御情報を送受信する通信
    装置と、前記登録された診療情報及び前記入力表示制御
    情報を記憶する記憶装置とを含むことを特徴とする医療
    用コンピュータにおける入力・記憶・出力装置。
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