JP2000181796A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2000181796A
JP2000181796A JP10354803A JP35480398A JP2000181796A JP 2000181796 A JP2000181796 A JP 2000181796A JP 10354803 A JP10354803 A JP 10354803A JP 35480398 A JP35480398 A JP 35480398A JP 2000181796 A JP2000181796 A JP 2000181796A
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memory
address
microprocessor
external device
main memory
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JP10354803A
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Hiroshi Hayashi
弘 林
Mamoru Nagatani
守 永谷
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0806Multiuser, multiprocessor or multiprocessing cache systems
    • G06F12/0815Cache consistency protocols
    • G06F12/0831Cache consistency protocols using a bus scheme, e.g. with bus monitoring or watching means
    • G06F12/0835Cache consistency protocols using a bus scheme, e.g. with bus monitoring or watching means for main memory peripheral accesses (e.g. I/O or DMA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部デバイスが主メモリを直接アクセスした
後でもキャッシュメモリを有効に活用できるようにして
マイクロプロセッサに最大限の処理能力を発揮させる。 【解決手段】 アドレス記憶部12にはマイクロプロセ
ッサ6がアクセスするメモリのアドレスが記憶される。
バス変換部16は、外部デバイス10が主メモリ8をア
クセスするとき、外部デバイス10がアクセスするアド
レスを外部デバイス10より取得してアドレス記憶部1
4に記憶させる。そして、メモリ判定部18は、マイク
ロプロセッサ6が主メモリ8からデータを読み取ると
き、アドレス記憶部12、14が記憶しているアドレス
を比較して、2つのアドレスが異なる場合にはマイクロ
プロセッサ6にキャッシュメモリ4をアクセスさせ、一
方、前記2つのアドレスが同一である場合には主メモリ
8をアクセスさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
を有するマイクロプロセッサにより構成された情報処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロプロセッサの高速化に伴
い、マイクロプロセッサ内にキャッシュメモリを有して
メモリアクセスの高速化を図った情報処理装置が一般的
になっている。この種の情報処理装置では、マイクロプ
ロセッサの外に設けられたメモリ(ここでは主メモリと
もいう)が保持するプログラムデータやその他のデータ
の一部がマイクロプロセッサ内のキャッシュメモリに格
納され、マイクロプロセッサが主メモリをアクセスする
代わりにキャッシュメモリをアクセスすることでメモリ
からのデータの取得を高速に行うことができる。
【0003】ところで、このような情報処理装置では、
外部デバイスがバスマスター機能により例えばダイレク
ト・メモリ・アクセス(DMA)などを行い、主メモリ
の内容が外部デバイスにより更新された場合には、マイ
クロプロセッサ内のキャッシュメモリが保持するデータ
と主メモリが保持するデータとは一致しなくなるため、
外部デバイスがDMAなどを行った後はキャッシュメモ
リの内容は、プログラムデータおよびその他のデータ共
にいったんすべてクリアされる。
【0004】その結果、DMAなどの後、しばらくの間
は、マイクロプロセッサはキャッシュメモリからではな
く主メモリからデータを取得することになり、メモリア
クセスに時間がかかってマイクロプロセッサの処理能力
が低下してしまう。そこで、この問題を緩和すべく例え
ば特開昭昭62−145445号公報には、キャッシュ
メモリをデータ領域とコード領域とに分割して管理し、
状況に応じて一方の領域のみ、例えばデータ領域のみを
クリアして、例えばDMAなどの後でもキャッシュメモ
リの一定のヒット率を確保できるようにするという方法
が開示されている。しかし、この方法では、キャッシュ
メモリを小領域に分割することになり、一方の領域では
全体にデータが格納されているにも係わらず、もう一方
の領域では一部にしかデータが格納されていないといっ
たことが生じ、全体としてキャッシュメモリを有効に活
用できないという問題が発生する。
【0005】そこで、本発明の目的は、外部デバイスが
主メモリを直接アクセスした後でもキャッシュメモリを
有効に活用できるようにしてマイクロプロセッサに最大
限の処理能力を発揮させることが可能な情報処理装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、キャッシュメモリを内蔵したマイクロプロ
セッサと、前記マイクロプロセッサの外部に設けられて
前記マイクロプロセッサがアクセスする主メモリと、前
記主メモリを直接アクセスする外部デバイスとを含む情
報処理装置であって、前記マイクロプロセッサは、前記
マイクロプロセッサがアクセスする前記主メモリのアド
レスを記憶する第1のアドレス記憶手段と、前記外部デ
バイスによりアクセスされた前記主メモリのアドレスを
記憶するための第2のアドレス記憶手段と、前記外部デ
バイスが前記主メモリをアクセスするとき、前記外部デ
バイスがアクセスするアドレスを前記外部デバイスより
取得して前記第2のアドレス記憶手段に記憶させるアド
レス記憶制御手段と、前記マイクロプロセッサが前記主
メモリからデータを読み取るとき、前記第1および第2
のアドレス記憶手段が記憶しているアドレスを比較し
て、2つのアドレスが異なる場合には前記マイクロプロ
セッサに前記キャッシュメモリをアクセスさせ、前記2
つのアドレスが同一である場合には前記マイクロプロセ
ッサに前記主メモリをアクセスさせるアクセスメモリ制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明の情報処理装置では、アドレス記憶
制御手段は、外部デバイスが主メモリをアクセスすると
き、外部デバイスがアクセスするアドレスを外部デバイ
スより取得して第2のアドレス記憶手段に記憶させる。
そして、アクセスメモリ制御手段は、マイクロプロセッ
サがメモリからデータを読み取るとき、第1および第2
のアドレス記憶手段が記憶しているアドレスを比較し
て、2つのアドレスが異なる場合にはマイクロプロセッ
サにキャッシュメモリをアクセスさせ、一方、前記2つ
のアドレスが同一である場合にはマイクロプロセッサに
主メモリをアクセスさせる。
【0008】したがって、外部デバイスが主メモリをア
クセスして記憶内容を更新した結果、キャッシュメモリ
と主メモリとで記憶内容が異なるものになっても、マイ
クロプロセッサがそのアドレスからデータを読み取る場
合には、マイクロプロセッサはキャッシュメモリからで
はなく主メモリからデータを読み取るように自動的に制
御される。そのため、本発明の情報処理装置では、外部
デバイスが主メモリの記憶内容を更新した後でも従来の
ようにキャッシュメモリをクリアする必要はなく、キャ
ッシュメモリを有効に活用してマイクロプロセッサに最
大限の処理能力を発揮させることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明による情報処
理装置の要部を示す構成図、図2は図1の情報処理装置
を構成する主メモリを示すメモリマップ図である。図1
に示したように、本実施の形態例の情報処理装置2は、
キャッシュメモリ4を内蔵したマイクロプロセッサ6
と、マイクロプロセッサ6の外部に設けられてマイクロ
プロセッサ6がアクセスする主メモリ8と、主メモリ8
を直接アクセスする外部デバイス10とを含んでいる。
【0010】そして、マイクロプロセッサ6は、アドレ
ス記憶部12、14、15、バス変換部16、ならびに
メモリ判定部18を備えている。アドレス記憶部12
(本発明に係わる第1のアドレス記憶手段)は、マイク
ロプロセッサ6がアクセスする主メモリ8のアドレスを
記憶する。一方、アドレス記憶部14(本発明に係わる
第2のアドレス記憶手段)は、外部デバイス10により
アクセスされた主メモリ8のアドレスを記憶するための
ものである。そして、バス変換部16(本発明にかかわ
るアドレス記憶制御手段として機能する)は、外部デバ
イス10が主メモリ8をアクセスするとき、外部デバイ
ス10がアクセスするアドレスを外部デバイス10より
取得して第2のアドレス記憶手段に記憶させる。
【0011】また、メモリ判定部18(本発明にかかわ
るアクセスメモリ制御手段)は、マイクロプロセッサ6
が主メモリ8からデータを読み取るとき、アドレス記憶
部12、14が記憶しているアドレスを比較して、2つ
のアドレスが異なる場合にはマイクロプロセッサ6にキ
ャッシュメモリ4をアクセスさせ、前記2つのアドレス
が同一である場合にはマイクロプロセッサ6に主メモリ
8をアクセスさせる。
【0012】本実施の形態例では、バス変換部16は本
発明に係わるアドレス変換手段としても機能し、バス変
換部16は、論理アドレスと物理アドレスとの間でアド
レス変換を行う。そして、マイクロプロセッサ6はキャ
ッシュメモリ4および主メモリ8をアクセスするために
内部で論理アドレスを生成し、キャッシュメモリ4は論
理アドレスによってアクセスされ、アドレス記憶部1
2、14、15は論理アドレスを記憶し、マイクロプロ
セッサ6が主メモリ8をアクセスする際、マイクロプロ
セッサ6が生成した論理アドレスはバス変換部16によ
り物理アドレスに変換されて主メモリ8に供給される。
また、バス変換部16は、外部デバイス10が出力した
物理アドレスを論理アドレスに変換してアドレス記憶部
14に記憶させる。
【0013】本実施の形態例では、図2に詳しく示した
ように、主メモリ8は、キャッシャブルメモリ20とア
ンキャッシャブルメモリ22とを含み、キャッシュメモ
リ20の記憶内容が適宜キャッシュメモリ4に記憶さ
れ、マイクロプロセッサ6はキャッシュメモリ4をアク
セスすることで高速にデータを取得できる。外部デバイ
ス10はアンキャッシャブルメモリ22をアクセスし、
メモリ判定部18は、アドレス記憶部12、14が記憶
している2つのアドレスが同一である場合、マイクロプ
ロセッサ6にアンキャッシャブルメモリ22をアクセス
させる。
【0014】さらに詳しくは、キャッシュメモリ4およ
びアンキャッシャブルメモリ22はそれぞれ、マイクロ
プロセッサ6を動作させるためのプログラムデータを記
憶するプログラム領域24と、プログラムデータ以外の
データを記憶するワーク領域26とを含み、プログラム
領域24はROMにより構成され、ワーク領域26はR
AMにより構成されている。キャッシュメモリ4および
アンキャッシャブルメモリ22にはさらに用途を特定し
ないRAM領域28を含んでいる。そして、外部デバイ
ス10はアンキャッシャブルメモリ22のワーク領域2
6をアクセスし、メモリ判定部18は、アドレス記憶部
12、14が記憶している前記2つのアドレスが同一で
ある場合、マイクロプロセッサ6にアンキャッシャブル
メモリ22のワーク領域26をアクセスさせる。また、
マイクロプロセッサ6はアドレス記憶部15に記憶され
たアドレスにもとづいて主メモリ8のプログラム領域2
4をアクセスする。
【0015】次に、このように構成された情報処理装置
2の動作について説明する。図3はマイクロプロセッサ
6がメモリに対してデータの書き込みを行う場合の動作
を示すフローチャート、図4は外部デバイス10が主メ
モリ8に対してデータの書き込みを行う場合の動作を示
すフローチャート、図5はマイクロプロセッサ6がメモ
リからデータを読み取る場合の動作を示すフローチャー
トである。
【0016】まず、図3を参照してマイクロプロセッサ
6がメモリに対してデータの書き込みを行う場合の動作
について説明する。マイクロプロセッサ6がメモリに対
してデータを書き込む場合、マイクロプロセッサ6はデ
ータを書き込むべきアドレスの論理アドレスをキャッシ
ュメモリ4に出力し、キャッシュメモリ4の上記論理ア
ドレスにデータを書き込む(ステップS1)。また、こ
のとき同時に、マイクロプロセッサ6がキャッシュメモ
リ4に出力した論理アドレスはバス変換部16によって
物理アドレスに変換されて主メモリ8に供給され、マイ
クロプロセッサ6が出力する上記データはキャッシャブ
ルメモリ20およびアンキャッシャブルメモリ22の両
ワーク領域28にも書き込まれる(ステップS2)。
【0017】次に、図4を参照して外部デバイス10が
主メモリ8に対してデータの書き込みを行う場合の動作
について説明する。外部デバイス10がバスマスタ機能
により例えばDMAを行ってアンキャッシャブルメモリ
22のワーク領域26にデータを書き込む場合、外部デ
バイス10はまずマイクロプロセッサ6に対してバスの
使用許可リクエスト信号を送り(ステップS11)、マ
イクロプロセッサ6からの許可信号を待つ。
【0018】これに対してマイクロプロセッサ6は、外
部デバイス10からバスの使用許可リクエスト信号を受
けるとバスの使用許可信号を外部デバイス10に対して
発行する(ステップS12)。そして、外部デバイス1
0は、マイクロプロセッサ6からバス使用許可信号を受
信するとアドレス信号(物理アドレス)とデータ信号を
自身で生成して主メモリ8に供給し、アンキャッシャブ
ルメモリ22のワーク領域26へデータを書き込む(ス
テップS13)。その際、バス変換部16は外部デバイ
ス10が出力した物理アドレスを表すアドレス信号を引
き取り論理アドレスに変換した上でアドレス記憶部14
に記憶させる(ステップS14)。外部デバイス10は
データの書き込みを終了すると、バス使用許可リクエス
ト信号をクリアし(ステップS15)、これによりマイ
クロプロセッサ6はバス使用許可信号をクリアして(ス
テップS16)、外部デバイス10によるDMA動作を
終了する。
【0019】次に、図5を参照してマイクロプロセッサ
6がメモリからデータの読み取る場合の動作について説
明する。マイクロプロセッサ6がメモリからデータを読
み取る場合、まず情報処理装置2の電源が投入された直
後か否かが判定され(ステップS21)、判定結果がY
esの場合は、キャッシュメモリ4内のデータはすべて
クリアされているため、マイクロプロセッサ6は、バス
変換部16を通じて主メモリ8のアドレスを出力し(ス
テップS22)、すべてのデータをバス変換部16を通
じて主メモリ8から読み取ることになる(ステップS2
3)。そして、主メモリ8から読み取ったデータは、キ
ャッシュメモリ4の対応するアドレスに上書きされる
(ステップS24)。なお、マイクロプロセッサ6がメ
モリからデータを読み取るとき、そのアドレスはアドレ
ス記憶部12に記憶された上で、上述のようにバス変換
部16を通じ主メモリ8に出力される。
【0020】一方、ステップS21の判定結果がNoと
なった場合は、メモリ判定部18は、アドレス記憶部1
2、14が記憶しているアドレスを比較して(ステップ
S25)、2つのアドレスが異なる場合には(ステップ
S25でNo)マイクロプロセッサ6にキャッシュメモ
リ4をアクセスさせ(ステップS26)、一方、前記2
つのアドレスが同一である場合には(ステップS25で
Yes)マイクロプロセッサ6にアンキャッシャブルメ
モリ22のワーク領域26をアクセスさせる(ステップ
S22)。その後、マイクロプロセッサ6は上記ワーク
領域26からデータを取得し(ステップS23)、そし
て主メモリ8から読み取ったデータは、キャッシュメモ
リ4の対応するアドレスに上書きされ(ステップS2
4)、マイクロプロセッサ6によるメモリからのデータ
の読み取り動作が終了する。
【0021】このように、本実施の形態例の情報処理装
置2では、外部デバイス10が主メモリ8をアクセスし
て記憶内容を更新した結果、キャッシュメモリ4と主メ
モリ8とで記憶内容が異なるものになっても、マイクロ
プロセッサ6がそのアドレスからデータを読み取る場合
には、マイクロプロセッサ6はキャッシュメモリ4から
ではなく主メモリ8からデータを読み取るように自動的
に制御される。そのため、この情報処理装置2では、外
部デバイス10が主メモリ8の記憶内容を更新した後で
も従来のようにキャッシュメモリ4をクリアする必要は
なく、キャッシュメモリ4を有効に活用してマイクロプ
ロセッサ6に最大限の処理能力を発揮させることが可能
となる。
【0022】なお、本実施の形態例では外部デバイス1
0はDMAを行うとしたが、これに限らず外部デバイス
10がDMA以外に何らかの形態で主メモリ8を直接ア
クセスする情報処理装置2においても本発明は有効であ
る。また、本実施の形態例では主メモリ8がキャッシャ
ブルメモリ22とアンキャッシャブルメモリ20とに分
割されているとしたが、主メモリ8がこのように分割さ
れていない場合にも本発明は無論有効である。さらに、
本実施の形態例では、キャッシャブルメモリおよびアン
キャッシャブルメモリ20がそれぞれプログラム領域2
4およびワーク領域26、さらには用途を特定しないR
AM領域28を含むとしたが、メモリがこのような領域
に分割されていない情報処理装置においても本発明は有
効である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報処理装
置では、アドレス記憶制御手段は、外部デバイスが主メ
モリをアクセスするとき、外部デバイスがアクセスする
アドレスを外部デバイスより取得して第2のアドレス記
憶手段に記憶させる。そして、アクセスメモリ制御手段
は、マイクロプロセッサがメモリからデータを読み取る
とき、第1および第2のアドレス記憶手段が記憶してい
るアドレスを比較して、2つのアドレスが異なる場合に
はマイクロプロセッサにキャッシュメモリをアクセスさ
せ、一方、前記2つのアドレスが同一である場合にはマ
イクロプロセッサに主メモリをアクセスさせる。
【0024】したがって、外部デバイスが主メモリをア
クセスして記憶内容を更新した結果、キャッシュメモリ
と主メモリとで記憶内容が異なるものになっても、マイ
クロプロセッサがそのアドレスからデータを読み取る場
合には、マイクロプロセッサはキャッシュメモリからで
はなく主メモリからデータを読み取るように自動的に制
御される。そのため、本発明の情報処理装置では、外部
デバイスが主メモリの記憶内容を更新した後でも従来の
ようにキャッシュメモリをクリアする必要はなく、キャ
ッシュメモリを有効に活用してマイクロプロセッサに最
大限の処理能力を発揮させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の要部を示す構成図
である。
【図2】図1の情報処理装置を構成する主メモリを示す
メモリマップ図である。
【図3】マイクロプロセッサがメモリに対してデータの
書き込みを行う場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】外部デバイスが主メモリに対してデータの書き
込みを行う場合の動作を示すフローチャートである。
【図5】マイクロプロセッサがメモリからデータを読み
取る場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2……情報処理装置、4……キャッシュメモリ、6……
マイクロプロセッサ、8……主メモリ、10……外部デ
バイス、12……アドレス記憶部、14……アドレス記
憶部、16……バス変換部、18……メモリ判定部、2
0……キャッシャブルメモリ、22……アンキャッシャ
ブルメモリ、24……プログラム領域、26……ワーク
領域、28……RAM領域。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを内蔵したマイクロプ
    ロセッサと、前記マイクロプロセッサの外部に設けられ
    て前記マイクロプロセッサがアクセスする主メモリと、
    前記主メモリを直接アクセスする外部デバイスとを含む
    情報処理装置であって、 前記マイクロプロセッサは、 前記マイクロプロセッサがアクセスする前記主メモリの
    アドレスを記憶する第1のアドレス記憶手段と、 前記外部デバイスによりアクセスされた前記主メモリの
    アドレスを記憶するための第2のアドレス記憶手段と、 前記外部デバイスが前記主メモリをアクセスするとき、
    前記外部デバイスがアクセスするアドレスを前記外部デ
    バイスより取得して前記第2のアドレス記憶手段に記憶
    させるアドレス記憶制御手段と、 前記マイクロプロセッサが前記主メモリからデータを読
    み取るとき、前記第1および第2のアドレス記憶手段が
    記憶しているアドレスを比較して、2つのアドレスが異
    なる場合には前記マイクロプロセッサに前記キャッシュ
    メモリをアクセスさせ、前記2つのアドレスが同一であ
    る場合には前記マイクロプロセッサに前記主メモリをア
    クセスさせるアクセスメモリ制御手段とを備えたことを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロプロセッサは論理アドレス
    と物理アドレスとの間でアドレス変換を行うアドレス変
    換手段を備え、前記マイクロプロセッサは前記キャッシ
    ュメモリおよび前記主メモリをアクセスするために内部
    で前記論理アドレスを生成し、前記キャッシュメモリは
    前記論理アドレスによってアクセスされ、前記第1およ
    び第2のアドレス記憶手段は前記論理アドレスを記憶
    し、前記マイクロプロセッサが前記主メモリをアクセス
    する際は前記マイクロプロセッサが生成した前記論理ア
    ドレスは前記アドレス変換手段により物理アドレスに変
    換されて前記主メモリに供給され、前記アドレス記憶制
    御手段は、前記外部デバイスが出力した物理アドレスを
    前記アドレス変換手段により前記論理アドレスに変換し
    て前記第2のアドレス記憶手段に記憶させることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記主メモリはキャッシャブルメモリと
    アンキャッシャブルメモリとを含み、前記外部デバイス
    は前記アンキャッシャブルメモリをアクセスし、前記ア
    クセスメモリ制御手段は、前記第1および第2のアドレ
    ス記憶手段が記憶している前記2つのアドレスが同一で
    ある場合、前記マイクロプロセッサに前記アンキャッシ
    ャブルメモリをアクセスさせることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記キャッシュメモリおよびアンキャッ
    シャブルメモリはそれぞれ、前記マイクロプロセッサを
    動作させるためのプログラムデータを記憶するプログラ
    ム領域と、前記プログラムデータ以外のデータを記憶す
    るワーク領域とを含み、前記プログラム領域はROMに
    より構成され、前記ワーク領域はRAMにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記外部デバイスはアンキャッシャブル
    メモリのワーク領域をアクセスし、前記アクセスメモリ
    制御手段は、前記第1および第2のアドレス記憶手段が
    記憶している前記2つのアドレスが同一である場合、前
    記マイクロプロセッサに前記アンキャッシャブルメモリ
    の前記ワーク領域をアクセスさせることを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記外部デバイスはバスマスタとして動
    作することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
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