JP2000181261A

JP2000181261A - 転写材案内装置、定着装置および画像形成装置

Info

Publication number: JP2000181261A
Application number: JP10358919A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Saito; 雅昭齋藤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1998-12-17
Filing date: 1998-12-17
Publication date: 2000-06-30

Abstract

(57)【要約】【課題】入り口ガイドの清掃時のサービス性と、清掃
の作業性を向上して、サービス性が良い定着装置を提供
する。【解決手段】定着ローラ２１と加圧ローラ２２のニッ
プ部に転写材を案内する入口ガイド部材４１と、前記入
口ガイド部材４１をロック機構４４を介して取り外し可
能に保持する保持部材４２と、前記保持部材４２を移動
させて保持した前記入口ガイド部材４１の案内側先端が
前記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置とに位置
させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、未定着トナー画像
を担持した転写シート等の転写材を定着装置のニップ部
に案内する転写材案内装置、転写材案内装置を備えた定
着装置、及び定着装置を備えた、例えば複写機，プリン
タ，ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画
像形成装置において、給紙カセットから給紙された転写
材としてのシートは、先ず、画像形成部である転写器に
送られ、ここで現像手段により現像された像担持体とし
ての感光ドラム上のトナー像が転写される。転写工程を
終えたシートは、続いて定着装置に送られ、ここでトナ
ー像の定着処理が行われる。

【０００３】従来の定着装置において、定着ローラと加
圧ローラのローラ対のニップ部にシートを案内するため
に設けられた定着入り口ガイド部材は、固定式のもの
と、高画質と搬送性を両立確保するため、シートのサイ
ズにより入り口ガイド部材の位置を移動可能とする移動
式のものとがあった。

【０００４】移動式の定着入口ガイド部材を、シートの
サイズにより入り口ガイド部材の位置を移動可能にして
いる理由を以下に述べる。

【０００５】入り口ガイド部材を移動可能とする転写材
案内装置は、大サイズのシートを搬送する場合、定着ニ
ップ部に対して入り口ガイド部材の先端を上側の位置に
し、小サイズのシートを搬送する場合に下側に移動する
ようにしている。

【０００６】これは、シートが大きいサイズの場合に、
入口ガイド部材の先端を上側にしないと、定着ローラ対
にシートが突入する際、サイズが大きいのでシート後端
がまだ転写部にあるため、シート先端が定着装置のニッ
プ部に突入した場合のショックがシート後端にシート自
身を介して伝播し、その結果として画像ぶれが発生す
る。

【０００７】しかし、定着ニップ部に対して入り口ガイ
ド部材の先端を上側に位置させると、シートがＳ字状に
曲がりくねって搬送されるため、シートの腰を弱くし、
突入時のショックの伝播を減少させて、画像ぶれを防止
するものである。

【０００８】また、サイズが小さい場合には、シートの
後端がレジスト部や転写部を通過しているので、レジス
トローラや転写ローラの搬送力が得られず、また、搬送
ベルト上のシートの接触面積が減り、搬送力が減少する
ため、定着ニップ部に対してガイド部材の先端が高いと
定着ローラと加圧ローラのニップ部にシートが入ってい
かず、搬送できない不良が発生する可能性がある。これ
を防止するため、定着ニップ部に対して入り口ガイド部
材の先端を下げるものである。

【０００９】以上のように、高画質と搬送性を両立確保
するため、シートのサイズにより入り口ガイド部材の位
置を移動可能にしている。

【００１０】また、入り口ガイド部材の移動位置を調整
可能として、調整を行うことにより、さらに高いレベル
で高画質と搬送性の両立を確保することができる。

【００１１】一方、入り口ガイド部材は耐久によりトナ
ーや紙粉が付着するため、定期的に清掃を行うことが必
要である。入口ガイド部材が固定式の場合、入り口ガイ
ド部材は定着ユニットを外したり、引き出したりせずに
単独で外すことができた。

【００１２】しかしながら、入口ガイド部材を移動可能
とする転写材案内装置を備えた場合、移動手段があるた
め、単独で外すことができずに、定着ユニットごと外す
か引き出すかしていた。

【００１３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、入り口ガイド部材に付着したトナーを定期的に清掃
するために定着ユニットを外すか、ユニット全体を引き
出したいため、サービス性が悪かった。

【００１４】また、入口ガイド部材を単独で外せないた
め、清掃がやりにくく、付着トナーを完全に清掃するこ
とができずに、清掃後でも、入口ガイド部材に残った付
着トナーにシートが引っかかり、ジャムや斜行が発生し
たり、シートの裏側が汚れたりする、機能障害が発生す
る可能性があった。

【００１５】本出願に係る発明の目的は、入口ガイド部
材の清掃時のサービス性と作業性の向上を図ることがで
きる入口ガイド部材を移動可能とする転写材案内装置、
定着装置および画像形成装置を提供しようとするもので
ある。

【００１６】

【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成としては、定着ニップ部に転写材を案内
する入口ガイド部材と、前記入口ガイド部材をロック機
構を介して取り外し可能に保持する保持部材と、前記保
持部材を移動させて保持した前記入口ガイド部材の案内
側先端が前記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置
とに位置させる移動手段と、を有するものである。

【００１７】上記構成において、入り口ガイド部材を単
独で着脱可能とすることにより、定着ユニットをはずし
たり、定着ユニット全体を引き出したりせずに、清掃可
能となる。また、単独ではずせるため、清掃がやりやす
く、付着トナーを完全に清掃することができ、清掃後に
は、付着トナーによるシートの引っかかりによる、ジャ
ムや斜行や、シートの裏側の汚れの発生を防止すること
ができる。

【００１８】つまり、サービス時の作業性がよくなり、
清掃がやりやすくなる。

【００１９】これにより、サービス性が良い、機能障害
の発生しない高画質と搬送性を両立した転写材案内装
置、定着装置および画像形成装置を提供することができ
る。

【００２０】また、入り口ガイド部材の移動の位置を調
整可能として、高画質と搬送性をさらに高度に両立した
高性能な転写材案内装置、定着装置および画像形成装置
を提供することができる。

【００２１】

【発明の実施の形態】［第１実施の形態］以下、図面を
参照にして本発明の第１実施の形態について説明する。

【００２２】まず、図６を参照して画像形成装置本体
（多機能デジタル複写機）の全体構成を説明する。図６
において、画像形成装置本体Ａは、その上部にブック原
稿の画像面の画像情報を読みとる画像読みとり手段とな
るスキャナ部Ｂを有し、更にその下部にシートデッキＤ
を組み付けて構成されている。

【００２３】前記スキャナ部Ｂは、走査系光源とミラー
で構成される第１ミラー２０１、プラテンガラス２０
２、装置本体Ａに対して開閉可能な原稿圧板２０３、第
２ミラー２０４、レンズ２０５、および受光素子（光電
変換素子）２０６および画像処理部などを有して構成さ
れている。

【００２４】読取手段２００は、第１ミラー２０１、第
２ミラー２０４、レンズ２０５、および受光素子（光電
変換素子）２０６により構成される。そして、プラテン
ガラス２０２上に本や厚紙、カール紙等のブック原稿や
シート状原稿などを原稿面を下側にして載置し、原稿圧
板２０３により背面を押圧して静止状態でセットし、読
みとり開始キーを押すと、走査系光源２０１がプラテン
ガラス２０２の下部を図６の矢印ａ方向に走査して原稿
面の画像情報を読みとる。第１ミラー２０１により走査
された原稿の画像情報は第２ミラー２０４とレンズ２０
５によって受光素子２０６上に投影されて、画像情報を
読取られ、画像処理部で処理され、電気信号に変換され
てレーザースキャナ１１１に伝送される。

【００２５】ここで、画像形成装置本体Ａは、レーザー
スキャナ１１１に画像処理部の処理信号を入力すれば複
写機として機能し、パーソナルコンピューターの出力信
号を入力すればプリンターとして機能する。また、他機
のファクシミリ装置からの送信信号を入力したり、画像
処理部の処理信号を他機のファクシミリ装置に送信すれ
ば、ファクシミリ装置として機能する。

【００２６】一方、画像形成部Ｃの下部にはシートカセ
ット１を装着しており、このシートカセット１は下段カ
セット１ａと上段カセット１ｂの２個で１つの給送ユニ
ットとして構成されている。本実施形態では３つの給送
ユニットＵ１，Ｕ２，Ｕ３を装着して６個のカセットを
装着するようにしている。そして、上方に位置する１つ
の給送ユニットＵ１は装置本体Ａに対して着脱可能に取
り付け、下方の２つの給送ユニットＵ２，Ｕ３はシート
デッキＤに着脱可能に取り付けられている。

【００２７】前記カセット１ａ，１ｂ内に収容されたシ
ートは、ピックアップローラ３により繰り出され、フィ
ードローラ４と、リタードローラ５との協働作用により
１枚ずつ分離、給送された後、搬送ローラ１０４，１０
５によって搬送され、レジストローラ１０６に導かれ、
該ローラ１０６によって画像形成動作に同期するように
して画像形成部Ｃへと給送される。

【００２８】画像形成部Ｃは、電子写真感光体ドラム１
１２、画像書き込み光学系１１３、現像器１１４および
転写帯電器１１５等を有して構成されている。

【００２９】そして、帯電器により一様に帯電された感
光体ドラム１１２の表面にレーザースキャナ１１１から
射出された画像情報に対応するレーザー光が画像書き込
み光学系１１３により走査されて潜像を形成し、この潜
像に現像器１１４によりトナー画像が形成される。一
方、レジストローラ１０６により感光体ドラム１１２の
回転に同期して搬送されたシートＳに転写帯電器１１５
によりシートＳの第１面にトナー画像が転写される。

【００３０】１１７はトナーが形成されたシートＳを搬
送する搬送ベルト、１１８は定着装置、１１９は排出ロ
ーラ対である。トナー画像が形成されたシートＳは、搬
送ベルト１１７により定着装置１１８に搬送されて、加
熱及び加圧されてトナー画像がシートＳ表面に定着され
る。

【００３１】そして、定着を終えたシートＳは搬送経路
により排出方向へ導かれ、排出ローラ対１１９によって
機外に配置された排紙トレイ９に排出、積載される。な
お、この場合、前記シートＳは排紙トレイ９上に記録面
が上面のフェイスアップ排紙される。

【００３２】次に、本実施の形態の定着装置の詳細を図
１、図２、図３、図４を使って説明する。

【００３３】２１は内部に設置されたヒーターにより加
熱されている定着ローラ、２２は定着ローラに対して加
圧されている加圧ローラである。

【００３４】４０はシート状の転写材を定着ローラ対の
定着ニップ部に案内する転写材案内装置としての入り口
ガイド部材ユニット、２４は定着ローラからシートを分
離して、排紙ユニットへ搬送する分離爪ユニット、３０
は定着ローラをクリーニングするウェブユニット、２５
は温調温度を検出するサーミスタ、２６は温調エラーを
検出する安全装置のサブサーミスタ、２７は安全装置の
サーモスイッチである。

【００３５】本実施の形態の入口ガイド部材ユニット４
０は、平坦部と傾斜部とを有し、転写材の搬送方向と直
交する方向（以下幅方向と称す）に沿って配置され、該
傾斜部の先端が定着ニップ部に向かう入り口ガイド部材
４１と、入口ガイド部材４１を後述のロック機構を介し
て取り外し可能に保持すると共に、後述する傾動機構に
より傾動して入口ガイド部材４１の先端を、図１に示す
ように、定着ニップ部に対して高い位置と、図３に示す
ように、定着ニップ部に対して低い位置とに移動可能と
する保持部材４２と、保持部材４２の上下方向の位置を
調整して入り口ガイド部材４１の高さを調整する調整板
４３とを有している。

【００３６】また、入り口ガイド部材４１を保持部材４
２に着脱可能に固定するロック機構は、入口ガイド部材
４１の幅方向両側に、幅方向にスライド可能に取り付け
られたスライド部材４４と、保持部材４２にスライド部
材４４に対応してそれぞれ取り付けられ、先端部にロッ
ク爪を有する板ばねで形成された係合部材４５とにより
構成され、スライド部材４４が図４の（ｂ）に示すよう
に矢印Ａ方向にスライドすると、スライド部材４４の係
合溝部４４ａに係合部材４５の係合凸部４５ａが係合
し、保持部材４２に入口ガイド部材４１がロックされ
る。逆に、スライド部材４４を矢印と反対の矢印Ｂ方向
にスライドさせると、保持部材４２から入口ガイド部材
４１を取り外すことができる。

【００３７】上記した傾動機構は、保持部材４２が図４
の（ｃ）に示すように、調整板４３に支軸５１を中心と
して傾動可能に取り付けられ、図４の（ａ）に示すよう
に、傾動用アクチュエータ４９の駆動により保持部材４
２が傾動するようにしたもので、傾動用アクチュエータ
４９は、ソレノイド４７、上下アーム４８、支点４８ａ
で構成される。

【００３８】ソレノイド４７を駆動すると、上下アーム
４８が支点４８ａを中心に揺動（上下）して、保持部材
４２の一端部４２ａを押し、保持部材４２は支点５１を
中心に回動することにより、保持部材４２にロック機構
を介して取り外し可能の入口ガイド部材４１が一体に回
動し、入口ガイド部材４１の先端が、図１に示す定着ニ
ップ部に対して高い位置と、図３に示す低い位置とに切
り替わる。

【００３９】入口ガイド部材４１は、下位置調整板４６
の高さを調整することにより低位置に向けて傾動する保
持部材４２が下位置調整板の上端に当接することで傾動
が規制され、これにより入口ガイド部材４１の下限位置
の調整が行われる。

【００４０】本実施の形態では、上下アーム４８が保持
部材４２の一端部４２ａを押すことにより、保持部材を
直接傾動させて入り口ガイド部材４１の先端を図１の状
態から図３の状態に上下させるので、前記ロック機構の
ロックを解除させることにより、前記傾動機構と無関係
に保持部材４２から単独で、入り口ガイド部材４１を着
脱することができ、従来のように、入り口ガイド部材４
１を定着ユニットと一体に画像形成装置から外すことな
く、単独で着脱することができる（図４）。

【００４１】この時、入り口ガイド部材４１を、定着ユ
ニットを外すことなく、かつ、定着ユニットを引き出す
ことなく、単独で着脱可能としている。

【００４２】なお、入り口ガイド部材４１は上下に移動
可能であり、上位置と下位置の位置調整を調整板４３と
下位置調整板４６で行い、調整されて、本体に組み込ま
れている。

【００４３】［第２の実施の形態］図５は実施の形態２
を示す。なお、図４に示す部材と同じ部材には同じ符号
を付しその説明を省略する。

【００４４】本実施の形態は、入口ガイド部材４１にス
ライド部材４４を第１の実施の形態と同様にスライド可
能に設け、スライド部材４４の幅方向の係合溝４４ｂに
係合すると共に、段差部４４ｃに当接するＴ字形状のロ
ック部材４２ｂを保持部材４２に設け、スライド部材４
１を矢印Ａ方向にスライドさせると、スライド部材４４
の係合溝４４ｂがロック部材４２ｂに係合しながら段差
部４４ｃに当接し、スライド部材４４とロック部材４２
ｂとのロックが行われ、保持部材４２に入口ガイド部材
４１が固定される。

【００４５】また、保持部材４２の前側には、ネジ穴
（不図示）を有する保持部材固定部４２ｃが形成され、
入り口ガイド部材４１に設けられた固定部４１ａの穴部
（不図示）を通したビス５２が該ネジ穴に螺着され、入
口ガイド部材４１と保持部材４２との前部側がビス５２
によりネジ固定される。

【００４６】すなわち、本実施の形態では、後側のスラ
イド部材４４に対してロック部材４２ｂによりロックを
行い、前部のネジ固定との２点で入口ガイド部材４１を
保持部材４２に取り外し可能に取り付けている。そし
て、ビス５２を外し、後ろ側のスライド部材４４を図５
の（ｂ）の矢印Ｂで示す方向にスライドさせることによ
り、第１の実施の形態と同様に、入り口ガイド部材４１
を単独で着脱可能としている。

【００４７】なお、上記した各実施の形態において、ソ
レノイド４７への通電制御は、不図示の制御装置から、
転写材のサイズに応じて行われ、転写材のサイズは、例
えば画像形成装置の転写材のサイズ選択手段からの信号
等から検知される。

【００４８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動式の入り口ガイド部材においても、入り口ガイド部
材を単独で着脱可能とすることにより、定着ユニットを
外したり、定着ユニット全体を引き出したりせずに、清
掃可能となる。

【００４９】また、単独で外せるため、清掃がやりやす
く、付着トナーを完全に清掃することができ、清掃後に
は、付着トナーによるシートの引っかかりによる、ジャ
ムや斜行や、シートの裏側の汚れの発生を防止すること
ができる。

【００５０】すなわち、サービス時の作業性がよくな
り、清掃がやりやすくなる。

【００５１】これにより、サービス性が良い、機能障害
の発生しない高画質と搬送性を両立した転写材案内装
置、定着装置および画像形成装置を提供することができ
る。

【００５２】また、入り口ガイド部材の移動位置を調整
可能とすることで、さらに高いレベルで高画質と搬送性
を両立した高性能な転写材案内装置、定着装置および画
像形成装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施の形態の定着装置の概略構成を示す
断面図。

【図２】図１の定着装置の説明図。

【図３】図１の定着装置の入り口ガイド部材の移動説明
図。

【図４】図１の定着装置の入り口ガイド部材を示し、
（ａ）は正面図、（ｂ）はスライド部材の斜視図、
（ｃ）は（ａ）のＡ−Ａ線矢視断面図、（ｄ）は斜視
図。

【図５】第２の実施の形態の定着装置を示し、（ａ）は
正面図、（ｂ）はスライド部材の斜視図、（ｃ）は
（ａ）のＡ−Ａ線矢視断面図、（ｄ）は斜視図、（ｅ）
はビス止め部の斜視図。

【図６】第１実施の形態のシート搬送装置を備えた多機
能デジタル複写機の断面図。

【符号の説明】

２１…定着ローラ２２…加圧ロ
ーラ２４…分離爪ユニット３０…ウェブ
ユニット４０…入り口ガイド部材ユニット４１…入
り口ガイド部材４２…保持部材４３…調整
板４４…スライド部材４５…係合部
材４６…下位置調整板４９…入り口
上下駆動１１８…定着装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】定着ニップ部に転写材を案内する入口ガ
イド部材と、前記入口ガイド部材をロック機構を介して
取り外し可能に保持する保持部材と、前記保持部材を移
動させて保持した前記入口ガイド部材の案内側先端が前
記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置とに位置さ
せる移動手段と、を有することを特徴とする転写材案内
装置。
【請求項２】定着ニップ部に転写材を案内する入口ガ
イド部材と、前記入口ガイド部材をロック機構を介して
取り外し可能に保持する保持部材と、前記保持部材を移
動させて保持した前記入口ガイド部材の案内側先端が前
記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置とに位置さ
せる移動手段と、前記保持部材に駆動力を伝達し、前記
移動手段により前記保持部材を移動させる駆動手段と、
を有することを特徴とする転写材案内装置。
【請求項３】定着ニップ部に転写材を案内する入口ガ
イド部材と、前記入口ガイド部材をロック機構を介して
取り外し可能に保持する保持部材と、前記保持部材を移
動させて保持した前記入口ガイド部材の案内側先端が前
記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置とに位置さ
せる移動手段と、前記保持部材に駆動力を伝達し、前記
移動手段により前記保持部材を移動させる駆動手段と、
前記入口ガイド部材を通過する転写材のサイズに応じて
前記駆動手段を駆動制御する制御手段と、を有すること
を特徴とする転写材案内装置。
【請求項４】前記ロック機構は、前記入口ガイド部材
を前記保持部材に対してその前後方向の少なくとも２か
所で係合する係合手段を有することを特徴とする請求項
１、２または３に記載の転写材案内装置。
【請求項５】前記ロック機構は、前記入口ガイド部材
を前記保持部材に対してその前部においてネジ固定する
手段と、その後部において係合する係合手段とを有する
ことを特徴とする請求項１、２または３に記載の転写材
案内装置。
【請求項６】前記移動手段は、前記入口ガイド部材の
案内側先端が上下方向に移動するように前記保持部材を
傾動させることを特徴とする請求項１ないし５のいずれ
か一つに記載の転写材案内装置。
【請求項７】前記入口ガイド部材の移動前の位置と移
動後の位置を独立に調整する調整手段を有することを特
徴とする請求項１ないし６のいずれか一つに記載の転写
材案内装置。
【請求項８】前記入り口ガイド部材の移動前の上下方
向の位置と移動後の上下方向の位置を独立に調整する調
整手段を有することを特徴とする請求項１ないし６のい
ずれか一つに記載の転写材案内装置。
【請求項９】定着ニップ部を通過する転写材上の未定
着トナー画像を加熱・加圧により転写材に定着させる定
着装置において、前記定着ニップ部に転写材を案内する
入口ガイド部材と、前記入口ガイド部材をロック機構を
介して取り外し可能に保持する保持部材と、前記保持部
材を移動させて保持した前記入口ガイド部材の案内側先
端が前記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置とに
位置させる移動手段と、を有することを特徴とする定着
装置。
【請求項１０】定着ニップ部を通過する転写材上の未
定着トナー画像を加熱・加圧により転写材に定着させる
定着装置において、定着ニップ部に転写材を案内する入
口ガイド部材と、前記入口ガイド部材をロック機構を介
して取り外し可能に保持する保持部材と、前記保持部材
を移動させて保持した前記入口ガイド部材の案内側先端
が前記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置とに位
置させる移動手段と、前記保持部材に駆動力を伝達し、
前記移動手段により前記保持部材を移動させる駆動手段
と、を有することを特徴とする定着装置。
【請求項１１】定着ニップ部を通過する転写材上の未
定着トナー画像を加熱・加圧により転写材に定着させる
定着装置において、前記定着ニップ部に転写材を案内す
る入口ガイド部材と、前記入口ガイド部材をロック機構
を介して取り外し可能に保持する保持部材と、前記保持
部材を移動させて保持した前記入口ガイド部材の案内側
先端が前記定着ニップ部に対して高い位置と低い位置と
に位置させる移動手段と、前記保持部材に駆動力を伝達
し、前記移動手段により前記保持部材を移動させる駆動
手段と、前記入口ガイド部材を通過する転写材のサイズ
に応じて前記駆動手段を駆動制御する制御手段と、を有
することを特徴とする定着装置。
【請求項１２】前記ロック機構は、前記入口ガイド部
材を前記保持部材に対してその前後方向の少なくとも２
か所で係合する係合手段を有することを特徴とする請求
項９、１０または１１に記載の定着装置。
【請求項１３】前記ロック機構は、前記入口ガイド部
材を前記保持部材に対してその前部においてネジ固定す
る手段と、その後部において係合する係合手段とを有す
ることを特徴とする請求項９、１０または１１に記載の
定着装置。
【請求項１４】前記移動手段は、前記入口ガイド部材
の案内側先端が上下方向に移動するように前記保持部材
を傾動させることを特徴とする請求項９ないし１３のい
ずれか一つに記載の定着装置。
【請求項１５】前記入口ガイド部材の移動前の位置と
移動後の位置を独立に調整する調整手段を有することを
特徴とする請求項９ないし１４のいずれか一つに記載の
定着装置。
【請求項１６】前記入り口ガイド部材の移動前の上下
方向の位置と移動後の上下方向の位置を独立に調整する
調整手段を有することを特徴とする請求項９ないし１５
のいずれか一つに記載の定着装置。
【請求項１７】前記定着ニップ部は、加熱源を有する
定着ローラと、該定着ローラに加圧接触する加圧ローラ
との当接部で形成されることを特徴とする請求項９ない
し１６のいずれか一つに記載の定着装置。
【請求項１８】請求項１ないし１７のいずれか一つに
記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装
置。