JP2000181091A - 感光体ドラム素管のブラシ式洗浄装置 - Google Patents

感光体ドラム素管のブラシ式洗浄装置

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JP2000181091A
JP2000181091A JP10362177A JP36217798A JP2000181091A JP 2000181091 A JP2000181091 A JP 2000181091A JP 10362177 A JP10362177 A JP 10362177A JP 36217798 A JP36217798 A JP 36217798A JP 2000181091 A JP2000181091 A JP 2000181091A
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cleaning
brush
tube
cleaning brush
blank tube
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JP10362177A
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English (en)
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Koichi Kigami
弘一 木上
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ式洗浄装置において、洗浄ブラシの回
転一方向への寝癖を付き難くして、洗浄ブラシの長寿命
化を図る。 【解決手段】 感光体ドラム1の製造工程における感光
体ドラム素管3の洗浄装置として、これを素管3の保持
手段13と素管表面に接触する洗浄ブラシ15とから構
成し、これら素管保持手段13と洗浄ブラシ15とを互
いに回転させる駆動回転手段を設け、かつ、素管保持手
段13と洗浄ブラシ15の少なくとも一方の回転制御に
より、素管表面に対する洗浄ブラシの寝方向を正逆に反
転させるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電写真複写機や
プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に装備され
る感光体ドラムの製造工程における感光体ドラム素管の
ブラシ式洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の洗浄装置は、感光体ドラムの製造
に際して、感光体ドラム素管の外表面に感光塗膜を形成
する前に、素管に付着の異物除去ならびに脱脂のために
素管を洗浄するものであって、感光塗膜の形成に際して
は、素管表面の水切りが不十分であると、感光体ドラム
の感光塗膜に外観アワ不良が発生することから、素管を
十分に乾燥させてから、この素管を吊り下げ保持して感
光液槽に浸し、素管表面に感光液の塗膜を形成するよう
にしている。
【0003】ここで、感光体ドラム素管の洗浄設備とし
て、本発明者は、素管に高圧水をスプレーするためのス
プレー式の洗浄装置と、洗剤を含む水槽内での素管の超
音波による洗浄装置と、洗浄ブラシによる洗浄装置と、
純水の槽内で素管をバブリング洗浄するための洗浄装置
と、素管を温純水に浸して引き上げ乾燥する洗浄乾燥装
置を備えた一連の洗浄設備を開発したのである。
【0004】この内のブラシ式の洗浄装置として、これ
を素管の保持手段と素管表面に接触する洗浄ブラシとか
ら構成し、かつ、この素管と洗浄ブラシとを互いに異な
る方向に回転させて、その回転数を異ならせるトレール
接触の形態で素管表面を機械的に洗浄するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かゝる構成のブラシ式
洗浄装置によれば、素管表面を機械的に洗浄することか
ら、その洗浄効果は非常に優れるもので、このブラシ式
洗浄は素管の洗浄には欠かせないのであるが、長期の使
用に伴って、洗浄ブラシに回転一方向の寝癖が付くよう
になり、この寝癖は洗浄効果の低下に繋がるもので、ブ
ラシ寿命が短い点でやゝ問題があった。
【0006】本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたも
のであって、その目的は、合理的な改良技術によってブ
ラシの寝癖が付き難くして、洗浄ブラシの長寿命化を図
る点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、感光体ドラムの製造工程における感光体
ドラム素管のブラシ式洗浄装置として、素管の保持手段
と素管の表面に接触する洗浄ブラシとを、それぞれ回転
させる駆動回転手段を設けると共に、素管保持手段と洗
浄ブラシの少なくとも一方の回転制御により、素管表面
に対する洗浄ブラシの寝方向を正逆に反転させるように
構成した点に特徴がある。
【0008】即ち、上記の開発したブラシ式洗浄装置で
は、素管と洗浄ブラシとを常に一定の方向に一定の回転
数で駆動回転させていた為に、短期間で洗浄ブラシに寝
癖が付くことを知見して成されたのであって、本発明で
は、素管と洗浄ブラシとの回転方向や回転数を例えば定
期的に変更して、素管表面に対する洗浄ブラシの寝方向
を正逆に反転させるようにしたのであり、これによって
洗浄ブラシに寝癖が付き難くなり、延いては洗浄ブラシ
の長寿命化が可能になった。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は感光体ドラム1を示し、図
2は素管洗浄設備2を示すもので、感光体ドラム1は、
例えばアルミニュームパイプを感光体ドラム素管3にし
て、この素管3の外表面に感光塗膜4を形成して成る。
【0010】そして、素管洗浄設備2は、素管3の外表
面に高圧水をスプレーするためのスプレー式の洗浄装置
5と、洗剤を含む水槽内で素管3の内外表面を超音波洗
浄する洗浄装置6と、洗剤を供給しつつ素管表面をブラ
シ洗浄する第1ブラシ洗浄装置7と、純水を供給しつつ
素管表面をブラシ洗浄する第2ブラシ洗浄装置8と、素
管3を純水の槽内でバブリング洗浄するための第1及び
第2の濯ぎ洗浄装置9,10と、素管3を温純水に浸し
て後に低速で引き上げて乾燥させる洗浄乾燥装置11と
を、洗浄室12内に配置して成る。
【0011】上記構成の素管洗浄設備2によれば、この
洗浄設備2に搬入された素管3は、先ず異物除去ならび
に脱脂のために高圧水によるスプレー洗浄が行われ、次
に洗剤を含む水槽内で素管表面が超音波洗浄され、次い
でそれぞれ二段にわたって、ブラシ洗浄とバブリングに
よる濯ぎ洗浄が行われ、最終的に温純水に浸しての引き
上げ乾燥洗浄が行われる。
【0012】第1及び第2のブラシ洗浄装置7,8は、
構成的には同じものであって、図3,4に示すように、
素管3を立ち姿勢で保持して回転させる素管保持手段
(図示しない駆動回転手段に連設されている。)13
を、上下の素管押圧具14,14に備える一方、素管洗
浄用のブラシ15を、素管3の周面から離間させる洗浄
待機位置Xと、素管3の周面に接触させる洗浄位置Yと
に、それぞれ切り換え移動可能に設けて成る。
【0013】そして、上記構成のブラシ洗浄装置7,8
において、図5(A),(B)に示すように、素管保持
手段13ひいては素管3と洗浄ブラシ15との回転方向
を同方向に設定すると共に、洗浄ブラシ15による素管
3の洗浄を完了(これを1タクトと言う。)するたび
に、それぞれ素管3と洗浄ブラシ15との回転方向を逆
転させるように制御して、洗浄ブラシ15の洗浄位置Y
への切り換え状態で、洗浄ブラシ15を常に素管3の表
面にカウンター方向に接触させることで、素管3の表面
を機械的に洗浄するように構成している。
【0014】従って、上記のブラシ洗浄装置7,8によ
れば、洗浄ブラシ15によって素管3の表面をカウンタ
ー洗浄する形態をとっているので、回転数を異ならせて
素管3と洗浄ブラシ15とを互いに異なる方向に回転さ
せるトレール洗浄の形態に比べて洗浄効率が高くなり、
また、1タクト毎に素管3と洗浄ブラシ15との回転方
向を逆転させて、素管表面に対する洗浄ブラシ15の寝
方向を正逆に反転させるので、洗浄ブラシ15に回転一
方向の寝癖が付き難くなり、洗浄ブラシ15の長寿命化
が達成されるのである。
【0015】尚、上記の実施の形態では、1タクト毎に
素管3と洗浄ブラシ15との回転方向を逆転させるよう
にしているが、1タクト毎の洗浄途中で回転方向を逆転
させたり、複数タクト毎に回転方向を逆転させたりして
もよいのである。
【0016】また、素管3と洗浄ブラシ15との回転方
向を同方向に設定して、これらを逆転させることで、素
管表面に対する洗浄ブラシ15の寝方向を正逆に反転さ
せるようにしているが、素管3と洗浄ブラシ15との回
転方向を同方向にする状態(カウンター洗浄の形態)
と、素管3と洗浄ブラシ15の一方を逆転させて、素管
3と洗浄ブラシ15とを大きな速度差で互いに異なる方
向に回転させる状態(トレール洗浄の形態)とをとるよ
うにしても、素管表面に対する洗浄ブラシ15の寝方向
を正逆に反転させることができる。
【0017】更に、回転数を異ならせて素管3と洗浄ブ
ラシ15とを互いに異なる方向に回転させるトレール洗
浄の形態をとった上で、これらの回転方向を逆転させる
ことによっても、素管表面に対する洗浄ブラシ15の寝
方向を正逆に反転させることができ、或いは、トレール
洗浄の形態をとった上で、素管3と洗浄ブラシ15の一
方の回転数を変更させることによっても、素管表面に対
する洗浄ブラシ15の寝方向を正逆に反転させることが
できるのである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、素管表面
を機械的に洗浄することで洗浄効果が非常に優れるブラ
シ式の洗浄装置において、それの素管と洗浄ブラシとの
回転方向や回転数を例えば定期的に変更して、素管表面
に対する洗浄ブラシの寝方向を正逆に反転させるように
した点に特徴を有し、これによって洗浄ブラシの回転一
方向への寝癖が付き難くなることから、洗浄ブラシの長
寿命化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体ドラムの断面図である。
【図2】素管洗浄設備による感光体ドラム素管の洗浄形
態図である。
【図3】洗浄ブラシを洗浄待機位置に切り換えた状態の
ブラシ式洗浄装置の構成図である。
【図4】洗浄ブラシを洗浄位置に切り換えた状態を示す
ブラシ式洗浄装置の説明図である。
【図5】(A),(B)は素管と洗浄ブラシとの回転方
向を逆転させた状態でのブラシの寝姿勢を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、3…感光体ドラム素管、13…素管
保持手段、15…洗浄ブラシ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムの製造工程における感光体
    ドラム素管のブラシ式洗浄装置であって、素管の保持手
    段と素管表面に接触する洗浄ブラシとを、それぞれ回転
    させる駆動回転手段を設けると共に、素管保持手段と洗
    浄ブラシの少なくとも一方の回転制御により、素管表面
    に対する洗浄ブラシの寝方向を正逆に反転させるように
    構成して成ることを特徴とする感光体ドラム素管のブラ
    シ式洗浄装置。
JP10362177A 1998-12-21 1998-12-21 感光体ドラム素管のブラシ式洗浄装置 Pending JP2000181091A (ja)

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