JP2000180987A - インデックスプリント作成装置 - Google Patents

インデックスプリント作成装置

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JP2000180987A
JP2000180987A JP10359903A JP35990398A JP2000180987A JP 2000180987 A JP2000180987 A JP 2000180987A JP 10359903 A JP10359903 A JP 10359903A JP 35990398 A JP35990398 A JP 35990398A JP 2000180987 A JP2000180987 A JP 2000180987A
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Tomohiro Sugii
知広 杉井
Takayuki Fujisawa
貴之 藤澤
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピースネガからインデックスプリントを作成
するときの作業効率を改善する。 【解決手段】 所定数の画像コマを有するように切断さ
れたピースネガの画像コマを読み取るスキャナーを備
え、この読み取られた画像コマの複数を並べたインデッ
クスプリントを作成するためのインデックスプリント作
成装置において、画像コマに対応したコマ番号をピース
ネガから読み取るバーコードセンサーを備え、読み取ら
れたコマ番号に基づいて、画像コマをコマ番号の小さい
順又は大きい順の順序に並べたインデックスプリントを
作成可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定数の画像コマ
を有するように切断されたピースフィルムの前記画像コ
マを読み取る画像コマ読取手段を備え、この読み取られ
た前記画像コマの複数を並べたインデックスプリントを
作成するためのインデックスプリント作成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インデックスプリントは、1オーダー分
(例えば、24コマ分) の画像コマをその大きさを縮小
した状態にして並べて配置し、所定サイズの大きさのプ
リントとして作成したものである。APSと呼ばれる磁
気記録部を有する新しいタイプの写真フィルムにおいて
は、現像処理後の写真フィルムを顧客に返却するときカ
ートリッジに収納した状態で返却するが、顧客が焼き増
しプリントなどを後日注文しやすいように前述のインデ
ックスプリントと共に返却するようにされている。
【0003】一方、135タイプ等の写真フィルムの場
合には、現像処理後の写真フィルムは4コマ又は6コマ
毎のピースネガに切断して、このピースネガ(ピースフ
ィルムに相当する。)をネガシートに収納した状態で顧
客に返却されるので、インデックスプリントを必ずしも
作成する必要はない。しかしながら、画像の色が反転し
ているピースネガよりも、インデックスプリントのほう
が見やすく、焼き増しプリントを注文する場合にも便利
であることから、135タイプ等の従来からある写真フ
ィルムについてもインデックスプリントを作成すること
が行われている。
【0004】インデックスプリントを作成する場合に
は、まずピースネガを装置の所定の場所から挿入する。
ピースネガが挿入されるとCCDラインセンサーなどの
画像コマ読取装置により順次画像コマが読み取られてい
く。読み取られた画像コマ情報は順次メモリに記憶され
る。ピースネガ1本分の読み取りが完了すると次のピー
スネガを挿入し、1オーダー分の読み取りが完了するま
でこれを繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、135
タイプなどの写真フィルムからインデックスプリントを
作成する場合には次のような課題があった。すなわち、
従来においてインデックスプリントにおける画像コマの
配置順序は画像コマの読み取られた順番により決まって
いた。従って、画像コマの配置順序がコマ番号の順番と
一致するようにするには、ピースネガをコマ番号の順番
が正しくなるように装置に挿入する必要があり、そのた
めオペレータは作業するにあたり注意をする必要があっ
た。仮に、ピースネガを挿入する順序を間違えた場合に
はもう一度最初から作業をやり直す必要があり作業効率
が悪かった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的はピースネガ(ピースフィルム)からイ
ンデックスプリントを作成するときの作業効率を改善し
たインデックスプリント作成装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るインデックスプリント作成装置は、所
定数の画像コマを有するように切断されたピースフィル
ムの前記画像コマを読み取る画像コマ読取手段を備え、
この読み取られた前記画像コマの複数を並べたインデッ
クスプリントを作成するためのインデックスプリント作
成装置において、前記画像コマに対応したコマ番号を前
記ピースフィルムから読み取るコマ番号読取手段を備
え、読み取られた前記コマ番号に基づいて、前記画像コ
マを所定の順序に並べたインデックスプリントを作成可
能にしたことを特徴とするものである。
【0008】この構成によるインデックスプリント作成
装置の作用は次のようになる。 (1)まず、所定数(例えば、6コマ)の画像コマを有
するピースフィルムをセッティングする。 (2)画像コマ読取手段によりピースフィルムの画像コ
マを読み取る。 (3)画像コマの読み取りと共に(読み取りと同時又は
読み取りの前後)画像コマのコマ番号をコマ番号読取装
置により読み取る。 (4)読み取られたコマ番号に基づいて、読み取られた
画像コマを所定の順序に並べる。 (5)インデックスプリントを作成する。
【0009】つまり、ピースフィルムをセッティングし
た順番あるいは画像コマのスキャナにより読み取られた
順番により、インデックスプリントにおける画像コマの
配置順がすべて決定されるのではなく、コマ番号を読み
取りこのコマ番号に基づいて画像コマが所定の順序に並
べられる。従って、オペレータは複数あるピースフィル
ムをセッティングする際にセッティングする順序を気に
せずに作業を行えるから、インデックスプリント作成装
置においてインデックスプリントを作成するときの作業
効率を改善することができた。
【0010】本発明の好適な実施形態として、前記イン
デックスプリントは前記画像コマと共に対応する前記コ
マ番号をプリントして作成されており、前記コマ番号読
取手段により前記コマ番号が読み取れなかった場合には
前記コマ番号をプリントする欄を空欄とするものがあげ
られる。
【0011】この構成により、コマ番号が読み取れなか
った画像コマをインデックスプリントを見るだけで直ち
に認識することができる。
【0012】本発明の別の好適な実施形態として、前記
画像コマ読取手段に読み取られた画像コマ情報を順次記
憶するメモリと、インデックスプリントを作成するデジ
タルプリント部へ前記記憶された画像コマ情報を転送す
るデータ転送部と、前記記憶された画像コマのすべてに
ついて前記コマ番号が認識できたかどうかを判定する判
定手段と、前記コマ番号がすべて認識できたと判定され
た場合に、前記転送された画像コマ情報をクリアするク
リア手段とを備えたものがあげられる。
【0013】この構成によると、インデックスプリント
を作成するときの制御部の作用は次のようになる。 <1>画像コマ読取手段により読み取られた画像コマ情
報をメモリに順次記憶する。 <2>データ転送部は、メモリに記憶された画像コマ情
報をデジタルプリント部へ転送する。 <3>メモリに記憶されている画像コマ情報のすべてに
ついてコマ番号が認識できているかどうかを判定手段に
より判定する。 <4>コマ番号をすべて認識できている場合には、上記
<2>にて転送されたデータをクリア手段によりクリア
する。
【0014】つまり、読み取られた画像コマ情報は一旦
デジタルプリント部に送られるが、コマ番号が全ての画
像コマに関して認識できている場合には、転送された画
像コマ情報をクリアし、再度画像コマ情報を転送し直す
ことができるようにするのである。これにより適切な順
序に並べ替えられた画像コマ情報を確実にデジタルプリ
ント部に転送することができる。
【0015】上記説明した作用のうち、<3>における
判定手段による判定で、前記コマ番号のすべてが認識で
きなかったと判定された場合には、前記画像コマ情報が
読み取られたときの順序に基づいて前記インデックスプ
リントを作成するようにすることが好ましい。これによ
り、コマ番号がすべて認識できなかった場合の処理を統
一することができ、処理の簡素化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】<本実施形態の構成>図1は、本
発明に係るインデックスプリント作成装置の1実施形態
として機能する写真焼付装置の全体構成を示す模式図で
ある。図1は、フィルム搬送ユニットとしてのネガキャ
リアが用いられる写真焼付装置の全体構成の模式図であ
る。写真焼付装置は、ピースフィルムの一種であるピー
スネガ1の画像コマを印画紙マガジン3から引き出され
た印画紙2に焼付露光する焼付露光部10と、露光済み
の印画紙2を現像処理する現像処理部11及び乾燥する
乾燥部12と、装置の各部の作動を制御するコントロー
ラ13とを備えている。乾燥された印画紙2は、1枚1
枚のプリント2aに切断された状態でプリント排出部2
3から排出される。
【0017】コントローラ13には、各種の制御指示を
入力するためのキーボード14と、画像コマ読取手段と
して機能するスキャナ15(例えば、2次元のCCDエ
リアセンサーで構成される。)と、スキャナ15により
読み取った画像コマ情報を表示するモニター16とが接
続されている。
【0018】ここで、ピースネガ1とは、図2に示され
るように現像済みの長尺状のネガフィルムを、画像コマ
1aの6コマ毎 (4コマ毎の場合もある。) に切断した
ものを言う。画像コマ1aの上下両側にはパーフォレー
ション1bが形成されており、一方の側 (図2では下
側)のパーフォレーション1bのさらに外側にコマ番号
を表わすバーコード1cが形成されている。なお、図1
に示される写真焼付装置は、ピースネガ1に切断する前
の長尺状のネガフィルムを処理することもできるが、こ
こではピースネガ1の取り扱いを中心に説明する。
【0019】焼付露光部10には、ピースネガ1の搬送
ユニットとして機能するネガキャリア17と、露光用光
源4と、露光用光路に、イエロー、シアン、マゼンタの
各色のフィルタが出入りすることにより露光用光源4か
らの照射光の色バランスを調整する調光フィルタ5と、
調光フィルタ5で色バランスを調整した光を均一に混色
するミラートンネル6と、フィルム1の画像コマを印画
紙2上に結像する焼付用レンズ7と、フィルム1の画像
コマをスキャナー15の方向に導く反射ミラー8と、シ
ャッター9と、主にインデックスプリントを作成するた
めのデジタル露光ヘッド20と、印画紙2を搬送する搬
送ローラ18と、搬送ローラ18を駆動するモータ19
とを備えている。
【0020】また、焼付用レンズ7と反射ミラー8とは
1つのユニット21になっており、このユニット21全
体が矢印A方向に移動可能に構成されている。スキャナ
ー15により画像コマ1aを読み取るときにはユニット
21を図1の右側に移動させ、反射ミラー8を光路中に
臨ませるようにすれば良い。デジタル露光ヘッド20
は、例えばPLZTシャッターが印画紙2の幅方向に沿
ってライン状に配列された構成のものや、その他熱昇華
型プリンタや、CRTプリンタや、蛍光プリンタを用い
ても良い。デジタル露光ヘッド20は、コントローラ1
3によりその作動を制御され、図1の矢印方向に移動す
ることで1ライン毎にデジタル画像を印画紙2に露光す
ることができる。
【0021】調光フィルタ5とシャッター9とはコント
ローラ12により制御され、コントローラ12が最終的
に決定した露光条件に基づいて、調光フィルタ5の各フ
ィルタの位置や、シャッター9の開放時間すなわち露光
時間が制御されるようになっている。また、モータ19
はコントローラ13の制御によって印画紙2をコマ送り
の状態で搬送する。
【0022】処理を行うべきピースネガ1が、焼付露光
部10にセットされたフィルム搬送ユニットとして機能
するネガキャリア17に挿入されると、ピースネガ1の
画像コマ1aを各コマ毎に順番にスキャナー15により
読み取り、その情報はコントローラ13のメモリ13a
に送られて記憶される。コントローラ13は、読み取ら
れたピースネガ1の画像コマ1aをモニター16に表示
することができる。また、ネガキャリア17にはコマ番
号読取手段として機能するバーコードセンサー22が設
けられており、図2に示されるバーコード1cから画像
コマ1aに対応したコマ番号を読み取る。
【0023】写真焼付装置のオペレータは、モニター1
6の表示を見て適切な画像が得られないと判断した場
合、キーボード14から色や濃度の修正指示を入力する
ことができる。インデックスプリントを作成する場合
に、各画像コマの色や濃度が適正になるように修正する
ことにより、質の良いインデックスプリントとすること
ができる。
【0024】次にインデックスプリントの作成と関連し
たコントローラ13の機能について説明する。メモリ1
3aは、スキャナー15から送られてきた画像コマ1a
の画像データを順番に記憶する。また、バーコードセン
サー22から送られてきたコマ番号情報は、そのコマ番
号と対応する画像データと関連付けてメモリ13aに記
憶される。データ転送部13bは、メモリ13aに記憶
された所定単位 (1オーダー分) の画像データを、記憶
した順番にデジタル露光ヘッド20へ転送する。デジタ
ル露光ヘッド20に転送する際には、1オーダー分の画
像データを所定のインデックスプリント用のフォーマッ
トに変換した状態でデータが送られ、デジタル露光ヘッ
ド20は図1の矢印B方向に移動しながら印画紙2を露
光してインデックスプリントを作成する。
【0025】判定手段13cは、メモリ13aに記憶さ
れた1オーダー分の画像データに関して、1オーダー分
すべてのコマ番号が認識できたか否かを判定する。クリ
ア手段13dは、判定手段13cにより1オーダー分全
てのコマ番号が認識できたと判定された場合に、データ
転送部13bからデジタル露光ヘッド20に送られた画
像データをクリアする。並び替え手段13eは、判定手
段13cにより1オーダー分全てのコマ番号が認識でき
たと判定された場合に、メモリ13aに記憶されている
画像データの順番をコマ番号の小さい順か大きい順に並
べ直すように指示する。
【0026】<インデックスプリントの作成手順>次に
インデックスプリントの作成手順を説明する。図4は、
作成手順を説明するためのフローチャートである。イン
デックスプリントを作成する元になるピースネガ1は図
2に示される。図2の例は、1オーダー24コマであ
り、ピースネガ1は(一)(二)(三)(四)の4本で構成さ
れる。ピースネガ(一)はコマ番号(1)〜(6)で、
ピースネガ (二) はコマ番号(7)〜(12)で、ピー
スネガ(三)はコマ番号(13)〜(18)で、ピース
ネガ(四)はコマ番号(19)〜(24)で構成され
る。
【0027】まず、ピースネガ1をネガキャリア17に
挿入しスキャナー15により各画像コマ1aの画像デー
タを読み取る(図4のステップ#01)。スキャニング
はピースネガ1の1本分、即ち、画像コマ1aの6コマ
分行われる。読み取られた画像データは読み取られた順
番にメモリ13aにバックアップ(記憶)される(#0
2)。画像コマ1aに対応したコマ番号もバーコードセ
ンサー22により読み取られて、画像データと共にメモ
リ13aにバックアップされる。読み取られた画像デー
タは、データ転送部13bによりデジタル露光ヘッド2
0に転送される(#03)。転送する際にはインデック
スプリントのフォーマットに変換された状態で転送され
る。なお、画像データを転送する前に読み取った画像デ
ータをモニター16に表示させて、色や濃度が適正にな
るように修正し、この修正された画像データをバックア
ップしてから転送するようにしても良い。
【0028】ピースネガ1本分の読み取りが終了する
と、オーダーエンドか否かを判断する(#04)。オー
ダーエンドでなければ次のピースネガ1をネガキャリア
17に挿入し、ステップ#01〜#03の処理を繰り返
す。図2の例においてピースネガ1を挿入した順番が
(四)→(二)→(三)→(一)の順であったとする
と、1オーダー分のピースネガのスキャニングが終了す
るとメモリ13aには図5(イ)に示すような順序(画
像コマ1aが読み取られた順序)で画像データがバック
アップされている。また、図5(イ)の例ではコマ番号
はすべて認識できたものとする。
【0029】オーダーエンドと判断されると、次にバッ
クアップした画像データすべてについてコマ番号が認識
できているかが判定手段13cにより判定される(#0
5)。コマ番号が1オーダー分全ての画像コマについて
認識できていると判定されると、ステップ#03におい
て転送した画像データをクリア手段13dによりクリア
(消去)する(#06)。そして、並べ替え手段13e
によりメモリ13aの画像データをコマ番号の小さい順
に並べ替えて画像データを転送し直す(#07)。図5
(ロ)は、メモリ13aの画像データが並び替えられた
状態を示している。これは、ピースネガ1を(一)→
(二)→(三)→(四)の順に挿入した場合に最初にメ
モリ13aに画像データがバックアップされる状態と同
じである。
【0030】さて、図5(ロ)のように並び替えられた
画像データによりインデックスプリントを作成する(#
08)。デジタル露光ヘッド20は、印画紙2の長手方
向に沿って移動しながら1ライン毎の露光を繰り返すこ
とによってインデックスプリントを作成する。図6に作
成されたインデックスプリントを示す。画像コマに対応
してコマ番号も小さい枠内にいっしょにプリントされ
る。なお、通常のプリントを作成するときはインデック
スプリントを作成する前又は後に焼付露光部10により
印画紙2に露光を行う。
【0031】次に、コマ番号の一部又は全部が読み取れ
なかった場合について説明する。コマ番号は図2に示す
ようにバーコード1cの形で潜像として形成されている
が、バーコード1cの部分に光がかぶったり、バーコー
ドセンサー22の故障などの原因によりコマ番号が読み
取れないケースが発生する。
【0032】図7は、ピースネガ1を(一)→(二)→
(三)→(四)の順に挿入したが、ピースネガ(二)の
画像コマ1aのコマ番号がすべて読み取れなかった場合
を示す。この時に作成されるインデックスプリントは図
8に示される。コマ番号の欄は空欄になっている。ま
た、画像コマA〜Fの配置は読み取られた順に並べられ
ている。なお、この例においてコマ番号の読み取れなか
ったピースネガ(二)について、コマ番号の読み取れた
他のピースネガ(一)(三)(四)の画像コマ1aのコ
マ番号から、ピースネガ(二)のコマ番号を類推演算し
てコマ番号を埋めるようにしても良い。
【0033】図9は、ピースネガ1を(三)→(一)→
(二)→(四)の順に挿入したが、ピースネガ(二)の
コマ番号8と11が読み取れなかった場合のインデック
スプリントの作成例である。図4のフローチャートでは
1コマでもコマ番号の読み取れなかった画像コマ1aが
あると、画像データの並び替えは行われずインデックス
プリントにおける画像コマの配列順はスキャナ15によ
り読み取られた順番になる。また、コマ番号の読み取れ
なかった画像コマに関してはコマ番号の欄が空欄となっ
ている。図9において、画像コマA,Bは画像データを
読み取られた順番になる。もちろん、コマ番号の判明し
ている部分から読み取れなかったコマ番号を類推すると
共に、画像データの並び替えを行うようにしても良い。
【0034】図10は、全部の画像コマ1aのコマ番号
が読み取れなかった場合のインデックスプリントの作成
例である。コマ番号の欄はすべて空欄となっている。ま
た、画像コマA,B,C…Xの配列順はスキャナ15に
より読み取られた順番となる。
【0035】<別実施形態>次に別実施形態について説
明する。 (1)本実施形態の写真焼付装置においてはネガフィル
ムの画像コマ1aを投影露光する機能を備えているが、
かかる機能を省いてインデックスプリント(あるいはデ
ジタルプリント)作成専用の装置としても良い。
【0036】(2)本実施形態ではインデックスプリン
トを印画紙2に露光して作成しているが、これに限定さ
れず印画紙2以外の感光材料や普通紙などにより作成し
ても良い。
【0037】(3)本実施形態ではコマ番号を読み取る
のにバーコードセンサー22を専用に用いているが、画
像コマ読取手段として機能するスキャナ15によりバー
コード1cを読み取り、これを解析してコマ番号を読み
取るようにしてもよい。つまり、画像コマ読取手段とコ
マ番号読取手段とを1つの装置で行っても良い。
【0038】(4)本実施形態では、コマ番号がすべて
認識できた場合は転送されたデータをクリアするように
しているが、コマ番号がすべて認識できた場合でも画像
コマの読み取り順序がコマ番号の昇順又は降順であると
判断された場合には、転送されたデータをクリアせずに
そのままデジタル露光ヘッドによりインデックスプリン
トの作成を行っても良い。
【0039】(5)本発明は、ポジフィルムをピース状
に切断したものからインデックスプリントを作成する場
合にも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インデックスプリント作成装置として機能する
写真焼付装置の構成を示す模式図
【図2】ピースネガを示す図
【図3】コントローラの機能を説明するブロック図
【図4】インデックスプリント作成手順を説明するため
のフローチャート
【図5】メモリに記憶された内容で、(イ)は画像デー
タを並びかえる前を示す図、(ロ)は画像データを並び
替えた後を示す図
【図6】図5の例によるインデックスプリント作成例1
【図7】メモリに記憶された内容の別例
【図8】図7の例によるインデックスプリント作成例2
【図9】インデックスプリント作成例3
【図10】インデックスプリント作成例4
【符号の説明】
1 ピースネガ 1a 画像コマ 1c バーコード 2 印画紙 13 コントローラ 13a メモリ 13b データ転送部 13c 判定手段 13d クリア手段 15 スキャナ(画像コマ読取手段) 20 デジタル露光ヘッド(デジタルプリント部) 22 バーコードセンサー(コマ番号読取手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の画像コマを有するように切断さ
    れたピースフィルムの前記画像コマを読み取る画像コマ
    読取手段を備え、この読み取られた前記画像コマの複数
    を並べたインデックスプリントを作成するためのインデ
    ックスプリント作成装置において、 前記画像コマに対応したコマ番号を前記ピースフィルム
    から読み取るコマ番号読取手段を備え、 読み取られた前記コマ番号に基づいて、前記画像コマを
    所定の順序に並べたインデックスプリントを作成可能に
    したことを特徴とするインデックスプリント作成装置。
  2. 【請求項2】 前記インデックスプリントは前記画像コ
    マと共に対応する前記コマ番号をプリントして作成され
    ており、前記コマ番号読取手段により前記コマ番号が読
    み取れなかった場合には前記コマ番号をプリントする欄
    を空欄とすることを特徴とする請求項1に記載のインデ
    ックスプリント作成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像コマ読取手段に読み取られた画
    像コマ情報を順次記憶するメモリと、 インデックスプリントを作成するデジタルプリント部へ
    前記記憶された画像コマ情報を転送するデータ転送部
    と、 前記記憶された画像コマのすべてについて前記コマ番号
    が認識できたかどうかを判定する判定手段と、 前記コマ番号がすべて認識できたと判定された場合に、
    前記転送された画像コマ情報をクリアするクリア手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のイン
    デックスプリント作成装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段において前記コマ番号のす
    べてが認識できなかったと判定された場合には、前記画
    像コマ情報が読み取られたときの順序に基づいて前記イ
    ンデックスプリントを作成するようにしたことを特徴と
    する請求項3に記載のインデックスプリント作成装置。
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