JP2000180154A5 - 位相合わせ方法および位相合わせ装置 - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを保持し、前記凹部の前記軸線回りの位置を所定の位置に合わせる位相合わせ方法において、
前記ワークを軸線回りに回動自在に保持し、
前記ワークのうち前記凹部に関連して前記軸線回り方向に所定の位置関係を有する部位の位置を検出し、
前記検出された部位の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求め、
前記回動角に基いて、前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴とする位相合わせ方法。
【請求項2】
請求項1の記載において、前記ワークに、予め前記凹部に関連して前記軸線回り方向に所定の位置関係を有する位置決め穴を設け、この位置決め穴の位置を検出するとともに、この検出された位置決め穴の位置に基いて前記ワークを軸線回りに回動させることで位相合わせを行うことを特徴とする位相合わせ方法。
【請求項3】
請求項1の記載において、検出された凹部の位置に基いて、合わせるべき位相に対する前記凹部のずれ量を演算し、この演算結果に応じて前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴とする位相合わせ方法。
【請求項4】
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを前記軸線回りに回動自在に支持するチャック部と、
前記凹部の軸線回りの位置を検出するセンサーと、
前記センサーによって検出された前記凹部の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求める演算装置と、を具備し、
前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように、前記演算装置で得られた前記回動角に基いて前記チャックを介して前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴とする位相合わせ装置。
【請求項5】
請求項4の記載において、前記センサーは、前記ワークに接することで前記凹部の軸線回りの位置を検出する接触センサーであることを特徴とする位相合わせ装置。
【請求項6】
請求項4又は請求項5の記載において、前記ワークは位置決め穴を有し、前記位置決め穴の位置を近接サンサーを用いて検出するとともに、この近接センサーの検出結果に基いて前記チャックを介して前記ワークを軸線回りに回動させることで、前記センサーと前記位置決め穴の位置合わせを行なうことを特徴とする位相合わせ装置。
【請求項1】
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを保持し、前記凹部の前記軸線回りの位置を所定の位置に合わせる位相合わせ方法において、
前記ワークを軸線回りに回動自在に保持し、
前記ワークのうち前記凹部に関連して前記軸線回り方向に所定の位置関係を有する部位の位置を検出し、
前記検出された部位の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求め、
前記回動角に基いて、前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴とする位相合わせ方法。
【請求項2】
請求項1の記載において、前記ワークに、予め前記凹部に関連して前記軸線回り方向に所定の位置関係を有する位置決め穴を設け、この位置決め穴の位置を検出するとともに、この検出された位置決め穴の位置に基いて前記ワークを軸線回りに回動させることで位相合わせを行うことを特徴とする位相合わせ方法。
【請求項3】
請求項1の記載において、検出された凹部の位置に基いて、合わせるべき位相に対する前記凹部のずれ量を演算し、この演算結果に応じて前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴とする位相合わせ方法。
【請求項4】
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを前記軸線回りに回動自在に支持するチャック部と、
前記凹部の軸線回りの位置を検出するセンサーと、
前記センサーによって検出された前記凹部の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求める演算装置と、を具備し、
前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように、前記演算装置で得られた前記回動角に基いて前記チャックを介して前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴とする位相合わせ装置。
【請求項5】
請求項4の記載において、前記センサーは、前記ワークに接することで前記凹部の軸線回りの位置を検出する接触センサーであることを特徴とする位相合わせ装置。
【請求項6】
請求項4又は請求項5の記載において、前記ワークは位置決め穴を有し、前記位置決め穴の位置を近接サンサーを用いて検出するとともに、この近接センサーの検出結果に基いて前記チャックを介して前記ワークを軸線回りに回動させることで、前記センサーと前記位置決め穴の位置合わせを行なうことを特徴とする位相合わせ装置。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸線回りに設けられた凹部を備えたワークにおいて、凹部を軸線回りに位置決めする位相合わせ方法および位相合わせ装置に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸線回りに設けられた凹部を備えたワークにおいて、凹部を軸線回りに位置決めする位相合わせ方法および位相合わせ装置に関する。
図13に示すように、荒加工工程を経て得られた中間製品62(以下ワークと呼ぶ)は、軸線P2に関して対称な円盤状に形成されている。ワーク62は、前記軸線P2に関して対称でかつ軸線P2に対し直交する方向に沿って平坦に形成された端面63と、この端面63から凹でかつ周方向に沿って等間隔に設けられた複数の凹部64と、を備えている。これらの凹部64は、前述したカム面に対応する。
従来、前述したワーク62に研削加工などを施す際に、凹部64と工具との位置関係を適切に保つために、作業者が手作業によって、砥石などの工具が凹部64の底に当接するように位置決めしていた。このように、凹部64と工具とを位置決めするのでは、作業者に熟練を要するとともに、ワーク62の軸線P2回りの位置決め精度が低下する傾向となっていた。さらに、作業能率も低く生産コストが高騰する傾向となっていた。
本発明は前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ワークの凹部を軸線回りに高精度に位置決めできるとともに、ワークのコストの高騰を抑制することができる位相合わせ方法および位相合わせ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る位相合わせ方法は、
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを保持し、前記凹部の前記軸線回りの位置を所定の位置に合わせる位相合わせ方法であって、
前記ワークを軸線回りに回動自在に保持し、
前記ワークのうち前記凹部に関連して前記軸線回り方向に所定の位置関係を有する部位の位置を検出し、
前記検出された部位の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求め、
前記回動角に基いて、前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴としている。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る位相合わせ装置は、
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを前記軸線回りに回動自在に支持するチャック部と、
前記凹部の軸線回りの位置を検出するセンサーと、
前記センサーによって検出された前記凹部の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求める演算装置と、を具備し、
前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように、前記演算装置で得られた前記回動角に基いて前記チャックを介して前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴としている。
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る位相合わせ方法は、
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを保持し、前記凹部の前記軸線回りの位置を所定の位置に合わせる位相合わせ方法であって、
前記ワークを軸線回りに回動自在に保持し、
前記ワークのうち前記凹部に関連して前記軸線回り方向に所定の位置関係を有する部位の位置を検出し、
前記検出された部位の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求め、
前記回動角に基いて、前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴としている。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る位相合わせ装置は、
軸線回りに設けられた凹部を備えたワークを前記軸線回りに回動自在に支持するチャック部と、
前記凹部の軸線回りの位置を検出するセンサーと、
前記センサーによって検出された前記凹部の軸線回りの位置に基いて、前記凹部が軸線回りの所定の位置に位置するための前記ワークの回動角を求める演算装置と、を具備し、
前記ワークの凹部が軸線回りの所定の位置に位置するように、前記演算装置で得られた前記回動角に基いて前記チャックを介して前記ワークを軸線回りに回動させることを特徴としている。
本発明によれば、凹部が所定の位置に位置するための回動角に基いて、ワークを軸線回りに回動させて位置決めするので、ワークを軸線回りに高精度に位置決めすることができる。
しかも、ワークを位置決めする作業の自動化を図ることができ、ワークの生産コストなどの高騰を抑制することが可能となる。
【符号の説明】
2…ワーク、4…凹部、14…演算装置、18…チャック部、21…センサー(接触センサー)、θ…回動角、P…軸線。
2…ワーク、4…凹部、14…演算装置、18…チャック部、21…センサー(接触センサー)、θ…回動角、P…軸線。
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