JP6006546B2 - 軸状のワークの加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軸状のワークの加工装置に関し、特に、半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークの外周面を把持して当該ワークの加工を行う加工装置に関する。
ジャーナル部、および偏心ピンと呼ばれる偏心部を有するコンプレッサシャフト等の偏心シャフトのジャーナル部の外周面を、当該偏心シャフトの先端側を自由端としてチャック装置で把持すると共に、偏心シャフトを把持したチャック装置が取付けられた主軸を回転させ、回転する砥石を偏心シャフトの偏心部の外周面に接触させて研削を行う研削盤が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この研削盤では、主軸の軸心まわりの偏心シャフトの回転運動と、主軸の軸心に対して垂直な方向の砥石台の往復運動とを正確に同期させる周知の研削方法により、偏心シャフトの偏心部が高精度に研削加工される。
特開2003−94288号公報
ところで、前記した偏心部のような半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークにおいて例えば突部の外周面(側面)を加工する場合、軸状のワークについて、前記した回転運動と往復運動とを同期させるために周方向の位置決め(回転方向の位相決め)を行う必要がある。
従来では、周方向位置決め部を加工装置に予め設けておき、作業者がワークを手で回して当該ワークの端面に形成された溝に前記周方向位置決め部を係合させることにより、ワークの回転方向の位相決めを行っていた。
このため、作業者の位置決め作業が一々必要になり効率的とは言えない。また、溝と周方向位置決め部との間には多少のガタが存在しており、ワークの回転方向の位相決めを正確に行うためには、ワーク端面の溝内の一方の側面を周方向位置決め部に当接させるように寄せてばらつきを小さくする必要があり、作業者に注意力が要求される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークについての回転方向の位相決めを、効率良く、かつ作業者に特別の注意力を要求することなく正確に行うことができる軸状のワークの加工装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークの加工装置であって、回転可能な主軸と、前記主軸の先端側に取り付けられ、前記ワークの外周面を把持するチャック装置と、前記チャック装置による把持時の前記ワークにおける前記突部の側面に対向可能に設けられ、前記チャック装置により前記ワークを把持して前記主軸を回転させたときの前記ワークの回転中心となる軸心から当該軸心と垂直方向に延伸する直線上における前記側面の位置の変化を検出する変位検出手段と、前記変位検出手段により検出される検出値と前記主軸の回転方向角度座標との対応データに基づいて、前記突部における前記軸心から最も遠い位置にある頂点が所定位置にあるときの前記主軸の回転方向角度座標を演算してθとし、θの回転方向両側において前記変位検出手段により検出される検出値が同じ所定値を示す前記主軸の回転方向角度座標をθ,θとしたとき、(θ+θ)/2=θであることを確認した場合に、前記主軸の回転方向角度座標θに応じて前記ワークの回転方向の位相を決定する演算手段と、前記演算手段により決定された前記ワークの回転方向の位相にしたがって、前記チャック装置により把持された前記ワークを加工する加工部と、を備え、前記突部は、前記軸心を含み且つ当該突部における前記軸心から最も遠い位置にある頂点を通る平面に対して面対称であることを特徴とする。
この発明によれば、演算手段は、前記した対応データに基づいて、突部の頂点が所定位置にあるときの主軸の回転方向角度座標θ を演算するとともに、θ の両側で変位検出手段の検出値が同じになるθ ,θ を求めて(θ +θ )/2=θ の確認を行った上で、θ に応じてワークの回転方向の位相を決定することができる。
すなわち、半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークについての回転方向の位相決めを、効率良く、かつ作業者に特別の注意力を要求することなく正確に行うことができる軸状のワークの加工装置を提供することが可能となる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の軸状のワークの加工装置であって、前記演算手段は、前記頂点が前記変位検出手段に対して最も接近する位置にあるとき、あるいは最も離間する位置にあるときの前記主軸の回転方向角度座標を演算することを特徴とする。
この発明によれば、変位検出手段による検出値が極大値または極小値を示すときの主軸の回転方向角度座標を求めればよく、より容易かつ正確にワークの回転方向の位相決めを行うことが可能となる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の軸状のワークの加工装置であって、前記変位検出手段は、前記側面の位置の変化を前記側面に非接触で検出することを特徴とする。
この発明によれば、変位検出手段を固定して設置しても、加工時にワークが回転して変位検出手段に負荷を与えるようなことがなく、安定した検出が可能となる。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軸状のワークの加工装置であって、前記加工部は、前記ワークにおける前記突部の側面を研削する砥石を回転させる砥石ユニットを有し、前記演算手段により演算された前記主軸の回転方向角度座標に応じた前記ワークの回転方向の位相にしたがって、前記砥石を前記主軸の軸心に垂直な方向に往復運動させることを特徴とする。
この発明によれば、コンプレッサシャフト等の半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークの外周面を把持して当該ワークの突部の側面を研削する研削盤に好適に適用することができる。
本発明によれば、半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークについての回転方向の位相決めを、効率良く、かつ作業者に特別の注意力を要求することなく正確に行うことができる軸状のワークの加工装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る加工装置としての研削盤の全体構成を模式的に示す平面図である。 図1に示されるチャック装置の周辺を加工時におけるワークの軸心に垂直な鉛直面で切断した拡大断面図である。 図1に示されるチャック装置の周辺を加工時におけるワークの軸心に沿う鉛直面で切断した拡大断面図である。 当接部材、ワーク、変位センサ、および位置決め部材を示す斜視図である。 ワークの加工処理の手順を示すフローチャートである。 図5に示されるワークの回転方向の位相決め処理の手順を示すフローチャートである。 図3のV−V線に沿う断面図であり、(a)〜(d)はワークを回転させたときの偏心部の位置の変化を順次示す図である。 ワークを回転させたときの変位センサの検出値と主軸の回転方向角度座標との対応関係を示す図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る加工装置としての研削盤の全体構成を模式的に示す平面図である。図2は、図1に示されるチャック装置の周辺を加工時におけるワークの軸心に垂直な鉛直面で切断した拡大断面図である。図3は、図1に示されるチャック装置の周辺を加工時におけるワークの軸心に沿う鉛直面で切断した拡大断面図である。具体的には、図2は、図3のB−B線に沿う断面図であり、図3は、図2のA−A線に沿う断面図である。なお、以下の説明においては、図1における左右方向をZ軸方向とし、図1における上下方向をX軸方向とする。
図1に示すように、研削盤1は、軸状のワーク5の外周面を当該ワーク5の先端側を自由端としてチャック装置2で把持すると共に、ワーク5を把持したチャック装置2が取付けられた主軸81を回転させ、回転する砥石61をワーク5に接触させて研削を行う研削盤である。
軸状のワーク5は、例えばコンプレッサシャフト等の、半径方向外方に突出した突部としての偏心ピンと呼ばれる偏心部5c,5dが形成されたクランク機構を構成する偏心シャフトである。ここでは、ワーク5は、チャック装置2により把持される第1ジャーナル部5aと、第1ジャーナル部5aの軸心に対して偏心した軸心を持つ偏心部5c,5dと、先端(自由端)側に位置され第1ジャーナル部5aと同軸の軸心を持つ第2ジャーナル部5bとを有している。ワーク5の安定した把持のため、第2ジャーナル部5bよりも軸方向に長い第1ジャーナル部5aがチャック装置2により把持される。
研削盤1は、基台となるベッド11を備えており、ベッド11上には、押圧機構部7、主軸ユニット8、および砥石ユニット(加工部)6が配置されている。押圧機構部7は、ワーク5の一方の端面5eを軸方向に押圧してワーク5の軸方向の位置決めを行う機能を有する。主軸ユニット8の先端側には、押圧機構部7により位置決めされたワーク5の外周面を把持するチャック装置2が装着されている。砥石ユニット6は、チャック装置2により把持されたワーク5を加工するものであり、この砥石ユニット6は、ワーク5を研削する砥石61を回転させる。
また、研削盤1には、電源スイッチや操作ボタン等(図示せず)を備える操作部9と、研削盤1における各部の動作を統括的に制御する制御部(演算手段)10とが設けられている。
主軸ユニット8は、回転可能な主軸81と、主軸81を例えばカップリング(図示せず)を介して回転させるモータ82とを備えている。主軸81の先端にチャック装置2が取り付けられており、ワーク5は、主軸81の軸心まわりで回転自在となるようにチャック装置2により把持されるようになっている。
押圧機構部7は、ワーク5の端面5eに当接可能な当接部材71と、砥石61をドレス(ドレッシング)するドレス部材72と、当接部材71およびドレス部材72が取り付けられるスピンドル73と、スピンドル73をワーク5の軸方向(Z軸方向)に移動させる移動手段74と、スピンドル73を例えばカップリング(図示せず)を介して回転させるモータ75と、を有している。このような構成によれば、押圧機構部7は、砥石61のドレス機能をも兼ね備えることができ、加工室を小さくすることができる。
ドレス部材72は、円盤状を呈すると共に、スピンドル73の先端側に取り付けられている。ドレス部材72としては、例えばダイヤモンドの砥粒が埋め込まれたロータリドレッサが使用される。当接部材71は、例えば円柱形状を呈している。この当接部材71は、ドレス部材72の中央先端側に取り付けられている。
移動手段74は、ベッド11に設置されるモータ74aと、モータ74aにより例えばカップリング(図示せず)を介して回転させられるボールねじ74bと、ボールねじ74bに螺合されるナット部74cと、ナット部74cが下面に固定される移動テーブル74dとを備えている。ここで、モータ74aによるボールねじ74bの回転がナット部74cを軸方向に移動させる送り作用によって、移動テーブル74dはZ軸方向に移動させられる。なお、移動テーブル74dは、周知の直線運動案内装置(図示せず)により、ベッド11上でZ軸方向に移動可能に構成されており、この移動テーブル74d上に、スピンドル73回転用のモータ75が設置されている。
砥石ユニット6は、回転可能な砥石61の回転軸62を回転させるモータ63を有している。なお、モータ63は、ここでは回転軸62の外周側に配置されるビルトインモータであるが、これに限定されるものではなく、ベルトやギア等の駆動力伝達部材を介して回転軸62を回転させる構成が採用されてもよい。
また、砥石ユニット6は、ベッド11上に配置されZ軸方向に移動可能なZ軸移動テーブル64と、Z軸移動テーブル64上に配置されX軸方向に移動可能な砥石台65とを有している。この砥石台65にモータ63が設置されており、モータ63は、回転軸62を介して砥石61に接続されている。また、砥石台65には、砥石61の前部(ワーク5側)の作用端のみ露出して砥石61の後部(ワーク5と反対側)全体を覆う砥石カバー66が取り付けられている。
なお、Z軸移動テーブル64および砥石台65は、周知の直線運動案内装置(図示せず)により、Z軸方向およびX軸方向にそれぞれ移動可能に構成されている。また、Z軸移動テーブル64および砥石台65は、モータにより回転されるボールねじとこれに螺合されるナット部とを有するボールねじ機構部(図示せず)の送り作用によって、Z軸方向およびX軸方向にそれぞれ移動させられるようになっている。
また、研削盤1は、ワーク5を研削する際に供給されるクーラントが飛散するのを防止するために、砥石61によるワーク5の加工領域を覆う加工室カバー13がベッド11上に設置されている。そして、この加工室カバー13の内部が加工室となる。
図2および図3に示すように、チャック装置2は、主軸81(図1参照)の先端側に取り付けられるチャック本体21と、チャック本体21に設けられワーク5の外周面を支持する第1クランプ部22と、チャック本体21に回動軸23のまわりで回動可能に連結される略L字形状のアーム24と、アーム24に設けられワーク5を第1クランプ部22との間で挟持する第2クランプ部25と、アーム24を回動軸23のまわりで回動させるアーム駆動部26とを備えている。なお、図2および図3では、ワーク5を把持したクランプ状態が実線で示されており、アンクランプ状態が二点鎖線で示されている。
チャック本体21は、主軸81(図1参照)の先端にねじ締結等により固定される円盤状の取付部21aと、取付部21aの主軸81と反対側に突出するように一体的に設けられた支持部21bとを有している。取付部21aの主軸81と反対側の中央には、円形の凹部21cが形成されており、この凹部21cに、ワーク5を位置決めするための位置決め部材12が嵌め込まれて、ねじ締結等により固定されている。
第1クランプ部22は、V字形状の把持面22aを有するVブロックであり、チャック本体21の支持部21bに形成された凹部35に嵌め込まれて、ねじ締結等によりチャック本体21の支持部21bに固定されている。第1クランプ部22は、Z軸方向に2つ並べて取り付けられている。第2クランプ部25は、ワーク5のクランプ時において平面視して、2つの第1クランプ部22の間に位置するように形成されている。ただし、第2クランプ部25は、ワーク5のクランプ時において平面視して、2つの第1クランプ部22を覆う大きさに形成されていてもよい。あるいは、第2クランプ部25が2つに分割された一対の部分を備え、当該一対の部分が2つの第1クランプ部22にそれぞれ対応する位置に設けられていてもよい。
アーム駆動部26は、略L字形状のアーム24の第2クランプ部25と反対側の端部近傍に第1ピン27のまわりで回動可能に連結されるリンク部材28と、リンク部材28の第1ピン27と反対側の端部近傍に第2ピン29のまわりで回動可能に連結されるロッド30とを有している。ロッド30の第2ピン29と反対側の端部には、ピストン31がねじ締結等により固定されており、ピストン31は、チャック本体21の支持部21bに形成されたシリンダボア32内において、ロッド30の長手方向(X軸方向)に沿って摺動自在に収納されている。また、ピストン31の前面側(図2における右側)には、油圧室34が形成されている。
ピストン31は、油圧室34に所定圧力の油圧が供給されないときには、コイルばね等の弾性部材33によって、ロッド30と共に図2中の右方向に付勢されている。これにより、アーム24は、図2における反時計回りに回動され、チャック装置2はアンクランプ状態(図2の二点鎖線で示す状態)となる。一方、油圧室34に所定圧力の油圧が供給されることにより、ピストン31が図2中の左方向に移動し、これに伴ってロッド30が移動する。これにより、アーム24は、図2における時計回りに回動され、チャック装置2はワーク5を把持してクランプ状態(図2の実線で示す状態)となる。
図4は、当接部材、ワーク、変位センサ、および位置決め部材を示す斜視図である。
図4に示すように、変位センサ(変位検出手段)14が、チャック装置2による把持時のワーク5における偏心部5cの側面(外周面)5iに対向可能に設けられている。ここで、偏心部5cは、ワーク5の半径方向外方に向いた側面5iと軸方向に向いた一対の端面5j(図3参照)とを有している。変位センサ14は、チャック装置2によりワーク5を把持して主軸81を回転させたときのワーク5の軸心CL(主軸81と共通の軸心、図7参照)から当該軸心CLと垂直方向に延伸する直線L(図7参照)上における側面5iの位置の変化を検出する。ここでは、直線Lは、軸心CLから砥石61と反対側の水平方向に延伸する直線であり、変位センサ14は、チャック装置2による把持時のワーク5の砥石61と反対側の真横に配置され(図1参照)、研削盤1に設置された支持部材(図示せず)に取り付けられて固定されている。変位センサ14としては、高周波磁界を利用した渦電流式変位センサが例示できるが、これに限定されるものではなく、例えば超音波やレーザを利用した変位センサであってもよく、各種の変位センサが使用され得る。
図3および図4に示すように、位置決め部材12は、ワーク5の軸方向の位置決めのための軸方向位置決め部12aを有している。軸方向位置決め部12aは、例えば略円柱形状を呈している。軸方向位置決め部12aのワーク5側の端面12cは、ワーク5の軸方向の位置決め時にワーク5の端面5fが当接されるようになっている。なお、図4中の符号5gは、ワーク5の製品組付け時の目印となる溝を示す。一方、軸方向位置決め部12aのワーク5と反対側の端面12bには、取付部21aの凹部21cの底部に形成された例えば溝状の係合凹部21dに嵌着される例えば直方体形状の回転防止部12dが設けられている。
ただし、第1クランプ部22がワーク5の軸方向の位置決めのための軸方向位置決め部として機能するように構成してもよい。すなわち、ワーク5の軸方向の位置決め時に、ワーク5の段部の端面5hが、Vブロック形状の第1クランプ部22の端面に当接されるように構成されてもよい。この場合、位置決め部材12は省略され、ワーク5の端面5fとチャック本体21の取付部21aとの間に隙間が形成されることになる。
次に、図1〜図4に加えて図5〜図8を参照して、前記のように構成された研削盤1の作用について説明する。
図5は、ワークの加工処理の手順を示すフローチャートである。図6は、図5に示されるワークの回転方向の位相決め処理の手順を示すフローチャートである。図7は、図3のV−V線に沿う断面図であり、(a)〜(d)はワークを回転させたときの偏心部の位置の変化を順次示す図である。なお、図7では、ワーク5および変位センサ14のみ示している。図8は、ワークを回転させたときの変位センサの検出値と主軸の回転方向角度座標との対応関係を示す図である。
図5に示すように、まず、軸状のワーク5が作業者によって研削盤1に搬入される(ステップS501)。なお、軸状のワーク5は、搬送装置(図示せず)によって研削盤1に搬入されてもよい。このとき、当接部材71はワーク5から離間した退避位置に移動させられている。また、弾性部材33の付勢力により、アーム24が図2における反時計回りに回動され、チャック装置2はアンクランプ状態にある。
続いて、研削盤1におけるワーク5の軸方向の位置決めが行われる(ステップS502)。ワーク5の軸方向の位置決め時には、制御部10は、まず、モータ75を停止させると共に移動手段74の作動により当接部材71をワーク5に向けて移動させる制御を行う。当接部材71がワーク5の一方(先端側)の端面5eに当接してワーク5を押圧して移動させると、ワーク5の他方(基端側)の端面5fは、軸方向位置決め部12aのワーク5側の端面12cに当接して停止する。
このようにして、押圧機構部7は、移動手段74の作動によりワーク5を押圧してワーク5の軸方向の位置決めを行う。ここでは、ワーク5は、軸方向に押圧され、ワーク5の端面5fが予め設けられた位置決め部材12の軸方向位置決め部12aの端面12cに当接するまで移動させられて、軸方向において位置決めされる。ただし、ワーク5の軸方向の位置決めは、これに限定されるものではなく、移動手段74を制御することによってワーク5を移動させる距離を制御して行ってもよい。
続いて、チャック装置2が、押圧機構部7により軸方向の位置決めが行われたワーク5の外周面を把持する(ステップS503)。ワーク5の把持が完了した後、移動手段74の作動により当接部材71がワーク5から離間した退避位置に移動させられる。
次に、ワークの回転方向の位相決め処理が行われる(ステップS504)。
図6に示すように、まず、チャック装置2(主軸81)が回転される(ステップS601)。すなわち、チャック装置2によりワーク5が把持された状態で、主軸81が所定角度(例えば約180度)回転される。ここでは、図7に示すように、偏心部5cにおける軸心CLから最も遠い位置にある頂点Pが、ほぼ真下の位置(図7(a))から、砥石61と反対側の真横の位置(図7(b))を経て、ほぼ真上の位置(図7(c))まで移動するように主軸81が回転させられる。なお、ワーク5の搬入時の周方向位置を概ね一定とするために、例えばワーク5の偏心部5c,5dをほぼ一定の向きにして保持する受け部材(図示せず)が、ワーク5に対して進退自在に設けられることが望ましい。
そして、主軸81が回転させられている間、制御部10は、変位センサ14の検出値Sと主軸81の回転方向角度座標θとの対応データを取得する(ステップS602)。すなわち、主軸81が回転させられている間、変位センサ14は、ワーク5の軸心CLから当該軸心CLと垂直方向に延伸する直線L上におけるワーク5の偏心部5cの側面5iの位置の変化を検出する(図7参照)。すなわち変位センサ14は、直線Lと偏心部5cの側面5iとの交点の位置の変化を検出する。ここでは、変位センサ14は、該変位センサ14の先端から直線L上における偏心部5cの側面5iまでの距離の情報を、検出値Sとして出力する。この変位センサ14による検出値Sは、制御部10に入力される。また、主軸81が回転させられている間、制御部10は、主軸81の回転方向角度座標θを把握している。したがって、制御部10は、例えば図8に示すような変位センサ14の検出値Sと主軸81の回転方向角度座標θとの対応データを取得することができる。
具体的には、図7および図8に示すように、偏心部5cの頂点Pが軸心CLよりも下方に位置して(図7(a)参照)、変位センサ14の検出値Sが予め設定された所定値Sを示すとき、主軸81の回転方向角度座標θの値はθである(図8参照)。図7(a)の状態からワーク5が図7中の矢印方向に回転させられると、変位センサ14の検出値Sは徐々に小さくなる。そして、偏心部5cの頂点Pが砥石61と反対側の真横に位置するとき(図7(b)参照)、変位センサ14の検出値Sは極小値(最小値)Sを示す。このときの主軸81の回転方向角度座標θの値はθである(図8参照)。図7(b)の状態からワーク5がさらに回転させられると、変位センサ14の検出値Sは、今度は徐々に大きくなる。そして、偏心部5cの頂点Pが軸心CLよりも上方に位置して(図7(c)参照)、変位センサ14の検出値Sが図7(a)の場合と同じ所定値Sを示すとき、主軸81の回転方向角度座標θの値はθである(図8参照)。
続いて、制御部10は、変位センサ14の検出値Sに基づいて、偏心部5cの頂点Pが所定位置、ここでは砥石61と反対側の真横にあるとき(図7(b)参照)の、主軸81の回転方向角度座標θを演算する(ステップS603)。すなわち、制御部10は、図8に示す取得された対応データに基づいて、変位センサ14の検出値Sが極小値(最小値)Sを示すときの主軸81の回転方向角度座標θの値θを取得するための演算を行う。
続いて、制御部10は、変位センサ14の検出値Sが同じ所定値Sを示す主軸81の回転方向角度座標の値θとθとを用いて、(θ+θ)/2=θであることの確認を行う(ステップS604)。確認の結果がOKの場合(ステップS604:Yes)、ステップS605に進む。一方、例えばワーク回転時のずれ、異物の付着等の何らかの原因により、確認の結果がNGの場合(ステップS604:No)、1回目のNGのときはステップS601(あるいはステップS503)に戻って以降の処理を繰り返し、2回目以降のNGのときはエラー表示を操作部9等に表示して(ステップS607)、処理を終了する。
ステップS605では、制御部10は、前記のように演算された主軸81の回転方向角度座標θに応じてワーク5の回転方向の位相を決定する。つまり、偏心部5cの頂点Pが砥石61と反対側の真横にあるときのワーク5の回転方向の位相が、主軸81の回転方向角度座標で表されてセットされる。
ただし、ワーク5の回転方向の位相決めの方法は、前記した方法に限定されるものではない。例えば、制御部10は、変位センサ14の検出値Sに基づいて、偏心部5cの頂点Pが砥石61側の真横にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算するようにしてもよい。この場合、制御部10は、変位センサ14の検出値Sが極大値(最大値)を示すときの主軸81の回転方向角度座標θの値を取得するための演算を行う。さらには、偏心部5cの頂点Pが砥石61と反対側の真横にあるときの主軸81の回転方向角度座標と、砥石61側の真横にあるときの主軸81の回転方向角度座標との平均値を求めて、偏心部5cの頂点Pが真上あるいは真下にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算するようにしてもよい。
また、前記した方法では、チャック装置2によりワーク5を把持した状態で主軸81を例えば約180度回転させて変位センサ14による検出を行うようにしたが、これに限定されるものではない。例えばワーク5の偏心部5c,5dをほぼ一定の向きにして保持すると共にワーク5に対して進退自在に設けられる受け部材(図示せず)を適当な位置に配置することにより、主軸81を180度よりも小さい所定角度回転させて変位センサ14による検出を行い、偏心部5cの頂点Pが例えば砥石61と反対側の真横にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算できるように構成してもよい。さらには、主軸81を180度よりも大きい所定角度回転させて変位センサ14による検出を行ってもよい。
このようにしてワーク5の回転方向の位相決めが完了すると、図5のスッテプS505に戻り、偏心部5cの頂点Pが所定位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標に応じたワーク5の回転方向の位相にしたがって、チャック装置2により把持されたワーク5が加工される。すなわち、主軸ユニット8の主軸81が回転させられて、チャック装置2により把持されたワーク5が回転する。また、砥石ユニット6の砥石61が回転させられる。そして、回転する砥石61がワーク5に接触させられて研削が行われる。
ここでは、ワーク5の偏心部5c,5dの外周面が研削される。この場合、偏心部5cの頂点Pが所定位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標に応じたワーク5の回転方向の位相にしたがって、砥石61が主軸81の軸心CLに垂直な方向に往復運動させられる。具体的には、主軸81の軸心まわりのワーク5の回転運動と、主軸81の軸心CLに対して垂直なX軸方向の砥石台65の往復運動とを正確に同期させる周知の研削方法により、ワーク5の偏心部5c,5dが高精度に研削加工される。
なお、所定の加工時間あるいは加工回数が経過した場合等に、砥石61のドレスが行われる。砥石61のドレス時には、制御部10は、当接部材71がワーク5から離間した退避位置において移動手段74を停止させると共に、モータ75を作動させてドレス部材72を回転させる制御を行う。また、砥石ユニット6の砥石61が回転させられる。そして、砥石61およびドレス部材72が回転されながら、Z軸移動テーブル64および砥石台65の移動によって砥石61の外周面がドレス部材72の外周面と接触する位置に近接移動されることにより、砥石61の外周面がドレスされる。
前記したように、本実施形態に係る加工装置は、半径方向外方に突出した偏心部5c、5dを有する軸状のワークの研削盤1であって、回転可能な主軸81と、主軸81の先端側に取り付けられ、ワーク5の外周面を把持するチャック装置2と、チャック装置2による把持時のワーク5における偏心部5cの側面5iに対向可能に設けられ、ワーク5の軸心CLから当該軸心CLと垂直方向に延伸する直線L上における前記側面5iの位置の変化を検出する変位センサ14と、チャック装置2によりワーク5を把持して主軸81を回転させたときの変位センサ14により検出される前記側面5iの位置の変化に基づいて、偏心部5cにおける軸心CLから最も遠い位置にある頂点Pが所定位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算する制御部10と、制御部10により演算された主軸81の回転方向角度座標に応じたワーク5の回転方向の位相にしたがって、チャック装置2により把持されたワーク5を加工する砥石ユニット6と、を備えている。
したがって、本実施形態によれば、変位センサ14により検出される偏心部5cの側面5iの位置の変化に基づいて、偏心部5cの頂点Pが所定位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算することができ、このように演算された主軸81の回転方向角度座標に応じてワーク5の回転方向の位相を決定することができる。
すなわち、偏心部5cを有する軸状のワーク5についての回転方向の位相決めを、効率良く、かつ作業者に特別の注意力を要求することなく正確に行うことができる軸状のワークの加工装置を提供することが可能となる。
また、本実施形態では、制御部10は、偏心部5cの頂点Pが変位センサ14に対して最も接近する位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算する。このように構成すれば、変位センサ14による検出値Sが極小値Sを示すときの主軸81の回転方向角度座標を求めればよく、より容易かつ正確にワーク5の回転方向の位相決めを行うことが可能となる。ただし、制御部10は、偏心部5cの頂点Pが変位センサ14に対して最も離間する位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標を演算するようにしてもよい。
また、本実施形態では、変位センサ14は、偏心部5cの側面5iの位置の変化を前記側面5iに非接触で検出する。このように構成すれば、変位センサ14を固定して設置しても、加工時にワーク5が回転して変位センサ14に負荷を与えるようなことがなく、安定した検出が可能となる。ただし、接触式の変位センサをワーク5に対して進退自在に設け、ワーク5の回転方向の位相決め処理の際にワーク5の偏心部5cの側面5iに接触させるように構成してもよい。
また、本実施形態は、偏心部5cの頂点Pが所定位置にあるときの主軸81の回転方向角度座標に応じたワーク5の回転方向の位相にしたがって、砥石61を主軸81の軸心CLに垂直な方向に往復運動させるように構成されているため、コンプレッサシャフト等の偏心部5cを有する軸状のワーク5の外周面を把持して当該ワーク5の偏心部5cの側面5iを研削する研削盤に好適に適用することができる。
なお、ワーク5のチャック装置2による把持前に、例えばワーク5の偏心部5cの側面5iに押圧部材(図示せず)を当接させて当該ワーク5を回転させ、当該ワーク5の端面に形成された溝5g(図4参照)に周方向位置決め部(図示せず)を係合させることにより、ワーク5の周方向の位置決め(回転方向の位相決め)を自動的に行う機械装置を設けることも考えられる。しかし、この場合には、当該装置が大掛かりになると共に、偏心部5cの偏心量や直径等の寸法が異なるワークに対しては当該装置をそのまま使用できずに押圧部材の交換等の段取り替えが必要になるという課題がある。これに対し、本実施形態によれば、前記のような機械装置は不要であり、ワーク5の端面に形成された溝5gに周方向位置決め部を係合させる動作や、押圧部材の交換等の段取り替えも不要である。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記した実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、前記実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、前記実施形態では、変位センサ14は、主軸81を回転させたときのワーク5の軸心CLから砥石61と反対側の水平方向に延伸する直線L上における偏心部5cの側面5iの位置の変化を検出するように、ワーク5の砥石61と反対側の真横に設置されているが、本発明は、これに限定されるものではない。変位センサ14は、例えばワーク5の真下等、砥石61と干渉することのない適宜の場所に設置され得る。また、変位センサ14は、ワーク5のもう一方の偏心部5dの側面の位置の変化を検出するように配置されていてもよい。
また、前記実施形態では、加工対象となる軸状のワークとして、2つの偏心部5c,5dを有するコンプレッサシャフトを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば、1つの偏心部を有するコンプレッサシャフトや、カムシャフトなど、半径方向外方に突出した突部を有する各種の軸状のワークを加工する場合にも適用可能である。
また、前記実施形態におけるチャック装置は例示であって、本発明のチャック装置の構成は任意であり、例えば、第1クランプ部との間でワーク5を挟持するための第2クランプ部(作用点)が、アームの揺動中心(支点)となる揺動軸と、アームにおけるアーム駆動部との連結部(力点)との間においてアームに配置される構成であってもよい。また、主軸の先端側に穴が形成され、ワーク5の基端側が、チャック装置を挿通して主軸の前記穴に挿入された状態で、チャック装置により把持されるように構成されてもよい。
また、前記実施形態では、加工装置の例として研削盤1を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば旋盤等の他の工作機械にも適用可能である。
1 研削盤(加工装置)
2 チャック装置
5 ワーク
5c,5d 偏心部(突部)
5i 側面
6 砥石ユニット(加工部)
10 制御部(演算手段)
14 変位センサ(変位検出手段)
61 砥石
81 主軸
CL 軸心
L 直線
P 頂点
θ 回転方向角度座標

Claims (4)

  1. 半径方向外方に突出した突部を有する軸状のワークの加工装置であって、
    回転可能な主軸と、
    前記主軸の先端側に取り付けられ、前記ワークの外周面を把持するチャック装置と、
    前記チャック装置による把持時の前記ワークにおける前記突部の側面に対向可能に設けられ、前記チャック装置により前記ワークを把持して前記主軸を回転させたときの前記ワークの回転中心となる軸心から当該軸心と垂直方向に延伸する直線上における前記側面の位置の変化を検出する変位検出手段と、
    前記変位検出手段により検出される検出値と前記主軸の回転方向角度座標との対応データに基づいて、前記突部における前記軸心から最も遠い位置にある頂点が所定位置にあるときの前記主軸の回転方向角度座標を演算してθとし、θの回転方向両側において前記変位検出手段により検出される検出値が同じ所定値を示す前記主軸の回転方向角度座標をθ,θとしたとき、(θ+θ)/2=θであることを確認した場合に、前記主軸の回転方向角度座標θに応じて前記ワークの回転方向の位相を決定する演算手段と、
    前記演算手段により決定された前記ワークの回転方向の位相にしたがって、前記チャック装置により把持された前記ワークを加工する加工部と、を備え
    前記突部は、前記軸心を含み且つ当該突部における前記軸心から最も遠い位置にある頂点を通る平面に対して面対称であることを特徴とする軸状のワークの加工装置。
  2. 前記演算手段は、前記頂点が前記変位検出手段に対して最も接近する位置にあるとき、あるいは最も離間する位置にあるときの前記主軸の回転方向角度座標を演算することを特徴とする請求項1に記載の軸状のワークの加工装置。
  3. 前記変位検出手段は、前記側面の位置の変化を前記側面に非接触で検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軸状のワークの加工装置。
  4. 前記加工部は、前記ワークにおける前記突部の側面を研削する砥石を回転させる砥石ユニットを有し、前記演算手段により演算された前記主軸の回転方向角度座標に応じた前記ワークの回転方向の位相にしたがって、前記砥石を前記主軸の軸心に垂直な方向に往復運動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軸状のワークの加工装置。
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