JP2000179879A - 組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造 - Google Patents

組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造

Info

Publication number
JP2000179879A
JP2000179879A JP10358528A JP35852898A JP2000179879A JP 2000179879 A JP2000179879 A JP 2000179879A JP 10358528 A JP10358528 A JP 10358528A JP 35852898 A JP35852898 A JP 35852898A JP 2000179879 A JP2000179879 A JP 2000179879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
built
heater
bathroom
casing
bathtub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10358528A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Tanaka
資朗 田中
Motoki Matsui
基樹 松井
Yuji Serizawa
祐司 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10358528A priority Critical patent/JP2000179879A/ja
Publication of JP2000179879A publication Critical patent/JP2000179879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ寸法が小さく、必要により容易に換気扇
を取付けることができる組込み式暖房機を得る。 【解決手段】 室内側に臨ませる正面に吸込口4と吹出
口5を画成した本体ケーシング7にその吸込口4から吹
出口5へ向う気流を形成するクロスフローファン3を組
込み、本体ケーシング7には、その正面に遠赤外線ヒー
ター9を設け、かつ正面に並んで室内の空気を取入れて
室外へ排気する換気扇を取付け得る換気扇取付構造12
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小部屋に組込んで
小部屋を暖房雰囲気にする組込み式暖房機に関し、特に
浴室の暖房に適した組込み式暖房機及び組込み式暖房機
を備えた浴室構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで種々の暖房機が開発されてきた
が、その中の温風式のものは循環用の送風機と送風を昇
温する加熱手段を備えている。浴室等の小部屋に組込む
組込み式のものは、例えば特開平9―253395号公
報や、特開平4―240495号公報に示されているよ
うなものがある。前者はクロスフローファンによる循環
用の送風機の吹出側にセラミックヒーター等のヒーター
を備えた構成である。また、後者は、遠心式の循環用の
送風機の吹出口に加熱手段を設けた構成である。浴室等
を乾燥室にすることもできるものでは、浴室を強制換気
する換気装置が一体又は別に設けられている。
【0003】遠心式の送風機を用いた暖房機は、高さ寸
法が大きくなり天井裏の空間が狭い浴室等には取付ける
ことが困難になることもある。この点、クロスフローフ
ァンによる送風機を用いたものは、高さ寸法が小さくで
きるため、天井裏の空間が狭い浴室等にも取付け得るよ
うに構成することができる。
【0004】一方、浴室はバスユニットとも称される浴
室構造を設置して構成されることも多くなっている。こ
うした浴室構造の中には天井面を凸状の円弧面に構成し
たドーム型浴室もある。ドーム型浴室は浴室内を広くで
き、天井面から水滴が滴下しにくい利点があるが、天井
裏の空間は狭くなる。従って、ドーム型浴室に組込む暖
房機は、クロスフローファンによるものが適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のク
ロスフローファンによる組込み式暖房機においては、浴
室等を暖房機能を使って乾燥させる場合には、浴室を換
気する換気装置を設けなければならず、集合住宅の浴室
やドーム型浴室等の天井裏の空間が狭隘な場合には換気
装置の取付場所に困ることがある。また、ドーム型浴室
等の天井面に臨んで暖房機を設置した場合、天井面の円
弧面が暖房機により損なわれ外観性能が低下するといっ
た問題点もある。
【0006】本発明は、上記した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、その課題とするところは、高
さ寸法が小さく、必要により容易に換気扇を取付けるこ
とができる組込み式暖房機を得ることであり、高さ寸法
が小さく、乾燥機能も有する組込み式暖房機を得ること
であり、凸状の円弧面にも馴染よく外観を損なうことな
く取付けることができる組込み式暖房機を得ることであ
り、機能性に優れた組込み式暖房機を備えたドーム型浴
室が得られる浴室構造を開発することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、室内側に臨ませる正面に吸込口と
吹出口を画成したケーシングにその吸込口から吹出口へ
向う気流を形成するクロスフローファンを組込み、ケー
シングには、その正面に暖房用加熱手段を設け、かつ正
面に並んで室内の空気を取入れて室外へ排気する換気扇
を取付け得る換気扇取付構造を備える手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における換気扇取付構造を
ケーシングに着脱可能に構成する手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける換気扇取付構造をクロスフローファンの回転軸の
軸方向に設ける手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける換気扇取付構造をクロスフローファンの回転軸の
軸方向と直交する方向に設ける手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、開口した正面に吸込口と吹出口を画成したケーシン
グにその吸込口から吹出口へ向う気流を形成するクロス
フローファンを組込み、ケーシングには、その正面に暖
房用加熱手段を設け、かつ正面に並んで室内の空気を取
入れて室外へ排気する換気扇を併設する手段を採用す
る。
【0012】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る前記手段
における室内側に臨む正面の形状を円弧に構成する手段
を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、天井面が円弧面に構成され、側部に出入口が設けら
れ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に対し、その
天井面の低くなる浴槽側の天井に組込み式暖房機を組込
んだ浴室構造について、その組込み式暖房機を、浴室内
側に臨ませる正面に吸込口と吹出口を画成したケーシン
グに吸込口から吹出口へ向う気流を形成するクロスフロ
ーファンを組込み、ケーシングには、その正面に暖房用
加熱手段を設けた構成とし、かつ吹出口を浴槽側に向
け、吸込口を浴槽に隣接する洗場に向ける手段を採用す
る。
【0014】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、天井面が円弧面に構成され、側部に出入口が設けら
れ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に対し、その
天井面の低くなる出入口側の天井に組込み式暖房機を組
込んだ浴室構造について、その組込み式暖房機を、浴室
内側に臨ませる正面に吸込口と吹出口を画成したケーシ
ングに吸込口から吹出口へ向う気流を形成するクロスフ
ローファンを組込み、ケーシングには、その正面に暖房
用加熱手段を設けた構成とし、かつ吸込口を浴槽側に向
け、吹出口をドーム型浴室の出入口に向ける手段を採用
する。
【0015】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、天井面が円弧面に構成され、側部に出入口が設けら
れ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に対し、その
天井面の低くなる浴槽側と出入口側の天井にそれぞれ組
込み式暖房機を組込んだ浴室構造について、その各組込
み式暖房機を、浴室内側に臨ませる正面に吸込口と吹出
口を画成したケーシングにその吸込口から吹出口へ向う
気流を形成するクロスフローファンを組込み、ケーシン
グには、その正面に暖房用加熱手段を設けた構成とし、
その浴槽側の組込み式暖房機については、その吸込口を
浴槽側に向け、その吹出口を浴槽に隣接する洗場に向
け、出入口側の組込み式暖房機については、その吸込口
を出入口側に向け、その吹出口を浴槽に隣接する洗場に
向ける手段を採用する。
【0016】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、天井面が円弧面に構成され、側部に出入口が設け
られ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に対し、そ
の天井面の低くなる浴槽側と出入口側の天井にそれぞれ
組込み式暖房機を組込んだ浴室構造について、その各組
込み式暖房機を、浴室内側に臨ませる正面に吸込口と吹
出口を画成したケーシングにその吸込口から吹出口へ向
う気流を形成するクロスフローファンを組込み、ケーシ
ングには、その正面に暖房用加熱手段を設けた構成と
し、その浴槽側の組込み式暖房機については、吹出口を
浴槽側に向け、吸込口を浴槽に隣接する洗場に向け、出
入口側の組込み式暖房機については、吹出口を出入口側
に向け、吸込口を浴槽に隣接する洗場に向ける手段を採
用する。
【0017】前記課題を達成するために請求項11の発
明は、請求項7〜請求項10までのいずれかに係る前記
手段における組込み式暖房機に浴室の空気を室外へ排気
する換気扇を併設する手段を採用する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図6によって示すこの実施の形態
1は、浴室1等の小部屋に組込んで小部屋を暖房雰囲気
にする組込み式暖房機2に関するものであり、循環用の
送風機として高さ寸法を小さく構成することができるク
ロスフローファン3を活用したものである。この組込み
式暖房機2は、室内側に臨ませる正面に吸込口4と吹出
口5をガイド部材6で画成した細長い本体ケーシング7
内に、吸込口4から吹出口5へ向う気流を形成するクロ
スフローファン3とこれを回転させるモーター8とを組
込み、本体ケーシング7の吸込口4と吹出口5の双方に
沿わせて暖房用加熱手段としての遠赤外線ヒーター9を
配設したものである。
【0019】本体ケーシング7のモーター側にはモータ
ー8及び遠赤外線ヒーター9等を制御する制御部10が
組込まれ、反モーター側には室内の空気を取入れて室外
へ排気する換気扇11を取付け得る換気扇取付構造12
が併設されている。クロスフローファン3の外周部のほ
ぼ上側半分には、効率よく風を流すための湾曲したファ
ンケーシング13が設けられている。このファンケーシ
ング13は、遠赤外線ヒーター9の輻射熱を正面側に乱
反射する反射板を兼ねているため、反射性のよい例えば
ステンレス材により形成されている。換気扇取付構造1
2は、正面の開放した箱型に構成され、換気扇11を内
部に、正面側に吸込口を向けて取付けることができ、一
側にはダクトの接続を可能に構成された排気口14が開
設されている。本体ケーシング7の正面には着脱可能の
化粧パネル15が装着されている。
【0020】この組込み式暖房機は、図4に示すように
浴室1等の小部屋の天井裏や壁内に化粧パネル15を室
内側に臨ませて組込み、クロスフローファン3及び遠赤
外線ヒーター9を動作させることにより当該浴室1等を
暖房雰囲気にすることができる。即ち、クロスフローフ
ァン3の回転により室内の空気が化粧パネル15を通じ
て吸込口4から吸込まれ、吹出口5から化粧パネル15
を通じて室内へ吹出され、室内の空気が循環する。吸込
口4へ向う気流は遠赤外線ヒーター9により昇温され、
さらに吹き出される時にも遠赤外線ヒーター9により昇
温され暖気となって、室内を暖房雰囲気にする。遠赤外
線ヒーター9の輻射熱は、背面側についてはファンケー
シング13により室内側に乱反射され、室内の暖房に効
果的に働くことになる。クロスフローファン3は速い風
速が得られ、天井に装着しても床面にまで温風を到達さ
せることができる。この組込み式暖房機2は、循環用の
送風機としてクロスフローファン3を用いているため、
高さ寸法が小さく集合住宅の浴室1や天井面が円弧面と
なっているドーム型浴室等の狭隘な天井裏でも、その空
間を利用して取付けることができる。
【0021】また、浴室1等を衣類などの乾燥室として
利用したい場合には、換気扇取付構造12に換気扇11
を組込み、排気口14をダクトによって室外へ連絡させ
ればよい。暖房運転とともに換気扇11を運転させれ
ば、室内を乾燥雰囲気にすることができ、浴室1等を衣
類などの乾燥室として利用することができる。なお、制
御部10は、換気扇11を併設した場合に、暖房運転、
乾燥運転、換気運転の運転モードの設定を単一のリモコ
ン16をつうじて行なうことができるように構成されて
いる。このように、この組込み式の暖房機2は、換気扇
取付構造12を備えているので、換気扇取付箇所を別に
設ける必要もなく、換気扇11の取付場所の選定に困る
こともない。
【0022】換気扇取付構造12については、図1に示
すようにクロスフローファン3の回転軸の軸方向の一側
に設けることにより、全体の幅寸法を小さく構成できる
が、図5に示すようにクロスフローファン3の回転軸と
直交する方向の一側に設けることにより、全体の軸方向
の長さを小さくすることができる。また、図6に示すよ
うに換気扇取付構造12を着脱可能に構成することもで
きる。即ち、本体ケーシング7側に掛止め片17と係合
部18を設け、換気扇取付構造12側に掛止め片17と
係合部18に掛け止るフック19を設け、換気扇取付構
造12を着脱可能に構成する。これにより、換気扇11
を換気扇取付構造12に組込んでおいてから本体ケーシ
ング7に装着でき、施工性を向上させることができる。
なお、換気扇取付構造12に換気扇11を当初から組込
んでおけば、乾燥機能、換気機能も果たす暖房機とな
る。
【0023】実施の形態2.図7,8によって示す実施
の形態2は、前述した実施の形態1で示した組込み式暖
房機2を天井面20が凸状の円弧をなすドーム型浴室へ
の対応性を高める工夫を講じたものであり、これに係る
構成以外は実施の形態1の組込み式暖房機と同じであ
る。従って、実施の形態1のものと同じ部分について
は、実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについ
ての説明は省略する。
【0024】この実施の形態2の組込み式暖房機2は、
本体ケーシング7の室内側に臨む正面の形状をドーム型
浴室の円弧状の天井面20に沿う円弧21に構成し、化
粧パネル15も同様の円弧構造22に構成したものであ
る。図7のようにクロスフローファン3の中心線方向の
両側面を円弧21にしたものでは、ドーム型浴室の天井
面20の円弧の中心線に沿う方向に沿って取付けること
ができ、図8のようにクロスフローファン3の中心線と
直交する方向の両側面を円弧21にしたものでは、ドー
ム型浴室の天井面20の円弧に沿った方向に取付けるこ
とができる。これにより、ユニットバス等のドーム型浴
室の円弧状の天井面20に臨んで組込み式暖房機2を設
置しても、天井面20の円弧面が組込み式暖房機2によ
り損なわれず、ドーム型浴室の外観性能を低下させずに
すむ。
【0025】実施の形態3.図9によって示す実施の形
態3は、前述した実施の形態1,2で示した組込み式暖
房機2を組込んだドーム型浴室を構成するユニットバス
等の浴室構造に関するものである。組込み式暖房機2自
体の構成は、実施の形態1,2のものと同じであるの
で、実施の形態1,2のものと同じ符号を用いその説明
は省略する。
【0026】浴室構造23は、天井面20が凸状の円弧
面に構成され、一側部に出入口24が設けられ、壁際に
は浴槽25が設置された構成である。組込み式暖房機2
はその天井面20の低くなる浴槽25側の天井裏に組込
まれている。組込み式暖房機2の吹出口5は、図9に示
すように浴槽25側に向けられ、吸込口4は浴槽25に
隣接する洗場26に向けられている。これにより、洗場
26で身体や髪を洗っている入浴者に組込み式暖房機2
の吹出し気流が直接あたらず快適性の高い暖房が実現す
る。
【0027】実施の形態4.図10によって示す実施の
形態4は、前述した実施の形態1,2で示した組込み式
暖房機2を組込んだドーム型浴室を構成するユニットバ
ス等の浴室構造に関するものである。組込み式暖房機2
自体の構成は、実施の形態1,2のものと同じであるの
で、実施の形態1,2のものと同じ符号を用いその説明
は省略する。
【0028】この浴室構造23も、天井面20が凸状の
円弧面に構成され、一側部に出入口24が設けられ、壁
際には浴槽25が設置された構成である。組込み式暖房
機2はその天井面20の低くなる出入口24側の天井裏
に組込まれている。組込み式暖房機2の吹出口5は、図
10に示すように出入口24側に向けられ、吸込口4は
浴槽25に隣接する洗場26に向けられている。これに
より、洗場26で身体や髪を洗っている入浴者に組込み
式暖房機2の吹出し気流が直接あたらず快適性の高い暖
房が実現するうえ、出入口24に吹出し気流によるエア
ーカーテンが形成され、出入口24の開放による暖気の
流出を防止することができる。
【0029】実施の形態5.図11によって示す実施の
形態5は、前述した実施の形態3,4で示した組込み式
暖房機2を二機備えた比較的広い浴室構造23に関する
ものである。この構成により、洗場26で身体や髪を洗
っている入浴者に各組込み式暖房機2の吹出し気流が直
接あたらず快適性の高い暖房が実現するうえ、出入口2
4に吹出し気流によるエアーカーテンが形成され、出入
口24の開放による暖気の流出を防止することができ
る。
【0030】実施の形態6.図12によって示す実施の
形態6は、前述した実施の形態5で示した二機の組込み
式暖房機2の各吹出口5を洗場26に向け、各吸込口4
を出入口24側と浴槽25側に向けた比較的広い浴室構
造23としたものである。この構成により、乾燥室とし
て利用する場合に、被乾燥物を吊したりする浴室1のほ
ぼ中央に温風が集まることになり、乾燥機能が向上する
ことになる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、高さ寸法が小
さく、必要により容易に換気扇を取付けることができる
組込み式暖房機が得られる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともに施工性が向上する。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに幅寸法が小さ
くなる。
【0034】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに長さ寸法を小
さくできる。
【0035】請求項5の発明によれば、高さ寸法が小さ
く、乾燥機能も換気機能も有する組込み式暖房機が得ら
れる。
【0036】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5までのいずれかに係る前記効果とともに天井面が円
弧状のドーム型浴室等の外観を損なうことを回避でき
る。
【0037】請求項7の発明によれば、使用感の良い組
込み式暖房機を備えたドーム型浴室の浴室構造が得られ
る。
【0038】請求項8の発明によれば、出入口から暖気
が逃げにくい組込み式暖房機を備えたドーム型浴室の浴
室構造が得られる。
【0039】請求項9の発明によれば、浴室の中央に暖
気を集中させることができる組込み式暖房機を備えたド
ーム型浴室の浴室構造が得られる。
【0040】請求項10の発明によれば、使用感が良
く、出入口から暖気の逃げにくい組込み式暖房機を備え
たドーム型浴室の浴室構造が得られる。
【0041】請求項11の発明によれば、請求項7〜請
求項10までのいずれかに係る前記効果とともに、換気
機能や乾燥機能をドーム型浴室の浴室構造に容易に具備
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の組込み式暖房機を示す斜視図
である。
【図2】 実施の形態1の組込み式暖房機を示す断面図
である。
【図3】 実施の形態1の組込み式暖房機を示す他方向
の断面図である。
【図4】 実施の形態1の組込み式暖房機の設置形態を
示す説明図である。
【図5】 実施の形態1の他の組込み式暖房機を示す斜
視図である。
【図6】 実施の形態1のさらに他の組込み式暖房機を
示す断面図である。
【図7】 実施の形態2の組込み式暖房機を示す斜視図
である。
【図8】 実施の形態2の他の組込み式暖房機を示す斜
視図である。
【図9】 実施の形態3の浴室構造を示す構成図であ
る。
【図10】 実施の形態4の浴室構造を示す構成図であ
る。
【図11】 実施の形態5の浴室構造を示す構成図であ
る。
【図12】 実施の形態6の浴室構造を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 浴室、 2 組込み式暖房機、 3 クロスフロー
ファン、 4 吸込口、 5 吹出口、 7 本体ケー
シング、 9 遠赤外線ヒーター、 11 換気扇、
12 換気扇取付構造、 20 天井面、 21 円
弧、 23 浴室構造、 24 出入口、 25 浴
槽、 26 洗場。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芹澤 祐司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2E025 BA02 BB09 BC04 3L028 AA01 AA03 AB01 AC06 BB01 BB04 BC01 3L072 AA06 AA08 AB06 AC02 AD13 AD14 3L113 AA01 AB06 AB10 AC08 AC53 AC64 AC72 BA14 CB05 DA15 DA17 DA30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側に臨ませる正面に吸込口と吹出口
    を画成したケーシングにその吸込口から吹出口へ向う気
    流を形成するクロスフローファンを組込み、前記ケーシ
    ングには、その正面に暖房用加熱手段を設け、かつ同正
    面に並んで室内の空気を取入れて室外へ排気する換気扇
    を取付け得る換気扇取付構造を備えた組込み式暖房機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組込み式暖房機であっ
    て、換気扇取付構造をケーシングに着脱可能に構成した
    組込み式暖房機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の組込み式暖房機であって、換気扇取付構造をクロスフ
    ローファンの回転軸の軸方向に設けた組込み式暖房機。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の組込み式暖房機であって、換気扇取付構造をクロスフ
    ローファンの回転軸の軸方向と直交する方向に設けた組
    込み式暖房機。
  5. 【請求項5】 開口した正面に吸込口と吹出口を画成し
    たケーシングにその吸込口から吹出口へ向う気流を形成
    するクロスフローファンを組込み、前記ケーシングに
    は、その正面に暖房用加熱手段を設け、かつ同正面に並
    んで室内の空気を取入れて室外へ排気する換気扇を併設
    した組込み式暖房機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5までのいずれかに記
    載の組込み式暖房機であって、室内側に臨む正面の形状
    を円弧に構成した組込み式暖房機。
  7. 【請求項7】 天井面が円弧面に構成され、側部に出入
    口が設けられ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に
    対し、その天井面の低くなる前記浴槽側の天井に組込み
    式暖房機を組込んだ浴室構造であって、その組込み式暖
    房機を、浴室内側に臨ませる正面に吸込口と吹出口を画
    成したケーシングにその吸込口から吹出口へ向う気流を
    形成するクロスフローファンを組込み、前記ケーシング
    には、その正面に暖房用加熱手段を設けた構成とし、か
    つ前記吹出口を浴槽側に向け、前記吸込口を前記浴槽に
    隣接する洗場に向けた組込み式暖房機を備えた浴室構
    造。
  8. 【請求項8】 天井面が円弧面に構成され、側部に出入
    口が設けられ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に
    対し、その天井面の低くなる前記出入口側の天井に組込
    み式暖房機を組込んだ浴室構造であって、その組込み式
    暖房機を、浴室内側に臨ませる正面に吸込口と吹出口を
    画成したケーシングにその吸込口から吹出口へ向う気流
    を形成するクロスフローファンを組込み、前記ケーシン
    グには、その正面に暖房用加熱手段を設けた構成とし、
    かつ前記吸込口を浴槽側に向け、前記吹出口を前記ドー
    ム型浴室の出入口に向けた組込み式暖房機を備えた浴室
    構造。
  9. 【請求項9】 天井面が円弧面に構成され、側部に出入
    口が設けられ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室に
    対し、その天井面の低くなる前記浴槽側と前記出入口側
    の天井にそれぞれ組込み式暖房機を組込んだ浴室構造で
    あって、各組込み式暖房機を、浴室内側に臨ませる正面
    に吸込口と吹出口を画成したケーシングにその吸込口か
    ら吹出口へ向う気流を形成するクロスフローファンを組
    込み、前記ケーシングには、その正面に暖房用加熱手段
    を設けた構成とし、その浴槽側の組込み式暖房機につい
    ては、その吸込口を前記浴槽側に向け、その吹出口を前
    記浴槽に隣接する洗場に向け、前記出入口側の組込み式
    暖房機については、その吸込口を前記出入口側に向け、
    その吹出口を前記浴槽に隣接する洗場に向けた組込み式
    暖房機を備えた浴室構造。
  10. 【請求項10】 天井面が円弧面に構成され、側部に出
    入口が設けられ、壁際に浴槽が設置されたドーム型浴室
    に対し、その天井面の低くなる前記浴槽側と前記出入口
    側の天井にそれぞれ組込み式暖房機を組込んだ浴室構造
    であって、各組込み式暖房機を、浴室内側に臨ませる正
    面に吸込口と吹出口を画成したケーシングにその吸込口
    から吹出口へ向う気流を形成するクロスフローファンを
    組込み、前記ケーシングには、その正面に暖房用加熱手
    段を設けた構成とし、その浴槽側の組込み式暖房機につ
    いては、その吹出口を前記浴槽側に向け、その吸込口を
    前記浴槽に隣接する洗場に向け、前記出入口側の組込み
    式暖房機については、その吹出口を前記出入口側に向
    け、その吸込口を前記浴槽に隣接する洗場に向けた組込
    み式暖房機を備えた浴室構造。
  11. 【請求項11】 請求項7〜請求項10までのいずれか
    に記載の組込み式暖房機を備えた浴室構造であって、組
    込み式暖房機に浴室の空気を室外へ排気する換気扇を併
    設した組込み式暖房機を備えた浴室構造。
JP10358528A 1998-12-17 1998-12-17 組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造 Pending JP2000179879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10358528A JP2000179879A (ja) 1998-12-17 1998-12-17 組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10358528A JP2000179879A (ja) 1998-12-17 1998-12-17 組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000179879A true JP2000179879A (ja) 2000-06-27

Family

ID=18459797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10358528A Pending JP2000179879A (ja) 1998-12-17 1998-12-17 組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000179879A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104728692A (zh) * 2015-03-09 2015-06-24 苏州昆仑工业设计有限公司 一种带排气扇的多功能组合式灯具
CN106524516A (zh) * 2016-10-26 2017-03-22 广东美的环境电器制造有限公司 立卧两用电暖器及其壳体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104728692A (zh) * 2015-03-09 2015-06-24 苏州昆仑工业设计有限公司 一种带排气扇的多功能组合式灯具
CN106524516A (zh) * 2016-10-26 2017-03-22 广东美的环境电器制造有限公司 立卧两用电暖器及其壳体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4330335B2 (ja) 浴室空調装置
JP5460921B2 (ja) 浴室乾燥機
JP2007107790A (ja) 空調装置
JP2007071402A (ja) 空調装置
JP6464807B2 (ja) 送風装置
JP2000179879A (ja) 組込み式暖房機及び組込み式暖房機を備えた浴室構造
JP5003099B2 (ja) 送風装置
JP4720333B2 (ja) 空調装置
JPH0713670Y2 (ja) 換気扇
JPH11159782A (ja) 温風装置
JP4655803B2 (ja) 浴室空調装置
JP5304367B2 (ja) 送風装置
JP3855645B2 (ja) 送風装置
JP3965730B2 (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP4788242B2 (ja) 浴室空調装置
JP4038909B2 (ja) 換気空調装置
JP7065295B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP4026463B2 (ja) 換気装置
JP2006022989A (ja) 乾燥暖房機
KR0119920Y1 (ko) 공기조화기용 수평풍향 조절장치
JPH10290896A (ja) 浴室換気乾燥装置及び浴室換気乾燥システム
JP3427097B2 (ja) サニタリ換気乾燥システム
JPH09164299A (ja) 浴室用換気乾燥暖房装置
JP2005221178A (ja) 強制同時給排気型換気装置
JP4610809B2 (ja) 送風装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040623

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060725