JP2000178754A - 金属膜の形成方法およびプリント配線板の製造方法 - Google Patents

金属膜の形成方法およびプリント配線板の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に形成されたニッケル膜とその上に形
成する他の金属との密着性が大きい金属膜の形成方法を
提供すること。 【解決手段】 ニッケル膜上に存在する酸化膜を、2.
0〜10.0モル/lの濃度を有する還元性酸の水溶液
により除去した後、前記ニッケル膜の表面に他の金属膜
を形成することを特徴とする金属膜の形成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケル膜上に形
成する他の金属膜と該ニッケルの密着性を改善する方法
および該方法を用いたプリント配線板の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】信号の高周波数化に伴って、パッケージ
基板の材料は、低誘電率、低誘電正接であることが求め
られるようになってきている。そのためパッケージ基板
の材料は、セラミックから樹脂へとその主流が移りつつ
ある。
【0003】このような背景の下、樹脂基板を用いたプ
リント配線板に関する技術として、例えば、特公平4−
55555号公報には、回路形成がされたガラスエポキ
シ基板にエポキシアクリレートを層間樹脂絶縁層として
形成し、続いて、フォトリソグラフィーの手法を用いて
バイアホール用開孔を設け、表面を粗化した後、めっき
レジストを設けて、めっきにより導体回路およびバイア
ホールを形成する方法が提案されている。
【0004】通常、導体回路およびバイアホールを形成
する際には、電気Cuめっき等を行って厚膜を形成した
後、無電解ニッケルめっきを行って厚膜の上に薄いニッ
ケルめっき膜を形成し、さらにその上に、Cu−Ni−
P合金からなる粗化層を形成し、導体回路およびバイア
ホールの上に形成する層間樹脂絶縁層が導体回路やバイ
アホールから剥離するのを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリント配線板の製造方法においては、電気めっき膜上
に無電解ニッケルめっき膜を形成した後、その上にCu
−Ni−P合金粗化層を形成すると、通常、密着性が大
きいはずのニッケルめっき膜とCu−Ni−P合金粗化
層との間の密着性が予想に反して小さく、そのためにC
u−Ni−P合金粗化層がニッケルめっき膜から剥離し
やすいという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するためになされたものであり、その目的は、基板
上に形成されたニッケル膜とその上に形成する他の金属
との密着性が大きい金属膜の形成方法、および、該方法
を用いたプリント配線板の製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者らは、上記目的の
実現に向け鋭意研究した結果、ニッケル膜とCu−Ni
−P合金粗化層との密着性の低下は、ニッケル膜上に酸
化膜が形成されていることに起因すること、および、こ
の酸化膜は特定濃度の還元性酸のみにより除去可能なこ
とを見いだし、以下に示す内容を要旨構成とする発明に
想到した。即ち、本発明の金属膜の形成方法は、ニッケ
ル膜上に存在する酸化膜を、2.0〜10.0モル/l
の濃度を有する還元性酸の水溶液により除去した後、前
記ニッケル膜の表面に他の金属膜を形成することを特徴
とする。
【0008】また、本発明の多層プリント配線板の製造
方法は、下層導体回路が形成された基板上に層間樹脂
絶縁層を設け、該層間樹脂絶縁層にバイアホール用開口
を設ける工程、前記層間樹脂絶縁層上に金属膜を形成
する工程、前記金属膜上にめっきレジストを形成する
工程、電気めっきを施した後、ニッケル膜を形成して
前記めっきレジストの間に電気めっき膜およびニッケル
膜を形成する工程、前記めっきレジストを除去した
後、前記めっきレジストの下に存在していた前記金属膜
をエッチング除去して上層導体回路およびバイアホール
を形成する工程、および、前記上層導体回路上にCu
−Ni−P合金からなる粗化層を形成する工程を含む多
層プリント配線板の製造方法であって、前記の工程を
終了した後、前記ニッケル膜上に存在する酸化膜を、
2.0〜10.0モル/lの濃度を有する還元性酸の水
溶液により除去することを特徴とする。上記金属膜の形
成方法または上記プリント配線板の製造方法において、
前記還元性酸の水溶液は、塩酸またはフッ酸であること
が好ましい。また、前記還元性酸の水溶液の濃度は、
4.0〜8.0モル/lであることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の金属膜の形成方法は、ニ
ッケル膜上に存在する酸化膜を、2.0〜10.0モル
/lの濃度を有する還元性酸の水溶液により除去した
後、前記ニッケル膜の表面に他の金属膜を形成すること
に特徴がある。
【0010】このような本発明の構成によれば、上記濃
度の還元性酸を使用することにより、ニッケル膜上に形
成された酸化膜を完全に除去することができるので、そ
の上に他の金属膜を形成すると、2つの金属層が酸化膜
を介することなく、直接、接触することとなり、そのた
め、密着性に優れた導体層を有する導体回路を形成する
ことができる。
【0011】上記ニッケル膜は、絶縁性基板や金属層上
に形成されてなる。前記絶縁基板の材料としては特に限
定されず、セラミック等の無機材料からなる基板でも、
樹脂等の有機材料からなる基板でもよい。また、金属層
としては、銅製の導体回路などを使用できる。また、ニ
ッケル膜の形成方法は特に限定されず、例えば、気相蒸
着法、めっき法等が挙げられるが、ニッケル膜を形成し
た後、このニッケル膜が空気中あるいは酸化性の雰囲気
にさらされるような条件の場合に、表面に酸化膜が形成
されやすい。従って、このような場合に本発明を適用す
ることができ、上記濃度の還元性酸の水溶液を用いて表
面の酸化膜を完全に除去することができる。
【0012】ニッケル膜が形成される部分は特に限定さ
れず、絶縁基板に直接形成されていてもよく、他の金属
膜が形成された上に形成されていてもよい。また、絶縁
基板上に金属膜と樹脂絶縁層とが1層または2層以上形
成され、これらの上にニッケル膜が形成されていてもよ
い。また、ニッケル膜上に形成される他の金属膜として
は、後述するようにCu−Ni−Pからなる合金粗化層
あるいは金を用いることができる。
【0013】上記還元性酸の水溶液としては特に限定さ
れるものではないが、例えば、塩酸、フッ酸等が挙げら
れる。これらのなかでは、取り扱いや管理が簡単な点か
ら塩酸が好ましい。なお、このニッケル膜上に形成され
た酸化膜は、通常これらの除去に用いられる硫酸、りん
酸等の酸化性の酸によって除去することは困難である。
【0014】使用する還元性酸の水溶液の濃度は、2.
0〜10.0モル/lである。上記還元性酸の水溶液の
濃度が2.0モル/l未満であると、ニッケル膜上の酸
化膜を完全に除去することが困難であり、また、10.
0モル/lを超えるとニッケル膜が溶解してしまい、酸
化膜を除去できないからである。好ましい還元性酸の水
溶液の濃度は、4.0〜6.0モル/lである。
【0015】また、上記還元性酸の水溶液の温度は、2
0〜40℃が好ましく、上記還元性酸の水溶液をニッケ
ル膜に接触させる時間は、1〜5分が好ましい。上記還
元性酸の水溶液の温度が20℃未満と酸化膜を完全に除
去することが困難になり、また40℃を超えるとニッケ
ル膜が溶解してしまい、酸化膜を除去できないからであ
る。上記還元性酸の水溶液に浸漬する時間が1分未満で
あると、酸化膜を完全に除去することが困難となり、一
方、上記還元性酸の水溶液に浸漬する時間は5分で充分
であるため、それ以上の時間浸漬するのは、効率上好ま
しくない。
【0016】酸化膜を除去した後、ニッケル膜上に形成
する他の金属の種類は、特に限定されるものではなく、
Cu−Ni−P合金等のニッケルと他の金属との合金、
Au、Cu等が挙げられる。
【0017】このように、上記ニッケル膜上に他の金属
膜を形成する工程が含まれ、形成したニッケル膜上に酸
化膜が形成されやすい金属膜の形成方法であれば、どの
ような方法であっても本発明の方法を適用することがで
き、例えば、下記するプリント配線板の製造方法におけ
る粗化層の形成工程で、導体回路にニッケル膜を設けた
後、Cu−Ni−Pからなる合金粗化層を設ける場合に
適用されるほか、ハンダバンプを形成する前の工程にお
いて、ハンダバンプを形成するための金属層として、ニ
ッケル膜上にAu膜を形成する際にも適用される。
【0018】次に、本発明の多層プリント配線板の製造
方法について説明する。本発明の多層プリント配線板の
製造方法は、下層導体回路が形成された基板上に層間
樹脂絶縁層を設け、該層間樹脂絶縁層にバイアホール用
開口を設ける工程、前記層間樹脂絶縁層上に金属膜を
形成する工程、前記金属膜上にめっきレジストを形成
する工程、電気めっきを施した後、ニッケル膜を形成
して前記めっきレジストの間に電気めっき膜およびニッ
ケル膜を形成する工程、前記めっきレジストを除去し
た後、前記めっきレジストの下に存在していた前記金属
膜をエッチング除去して上層導体回路およびバイアホー
ルを形成する工程、および、前記上層導体回路上にC
u−Ni−P合金からなる粗化層を形成する工程を含む
多層プリント配線板の製造方法であって、前記の工程
を終了した後、前記ニッケル膜上に存在する酸化膜を、
2.0〜10.0モル/lの濃度を有する還元性酸の水
溶液により除去することを特徴がある。
【0019】このような本発明の構成によれば、上記濃
度の還元性酸を使用することにより、前記ニッケル膜上
に存在する酸化膜を完全に除去することができるので、
その上にCu−Ni−P合金粗化層を形成すると、2つ
の金属層が酸化膜を介することなく、直接、接触するこ
ととなり、そのため、下層のニッケル膜等との密着性に
優れた粗化層を形成することができる。
【0020】本発明のプリント配線板においては、樹脂
基板として、樹脂基板上に直接導体回路が形成された基
板を使用し、その上に樹脂絶縁層と導体回路とをそれぞ
れ1層設けてもよく、2層以上設けてもよい。また、導
体回路が形成されていない樹脂基板を使用し、その上に
樹脂絶縁層と導体回路とをそれぞれ2層以上設けてもよ
い。また、上記樹脂絶縁層と上記導体回路とは、樹脂基
板の片面に設けてもよく、両面に設けてもよい。
【0021】以下、本発明のプリント配線板を製造する
方法を、多層プリント配線板を一例として説明する。 (1) まず、樹脂基板の表面に下層導体回路を有する配線
基板を作製する。樹脂基板としては、無機繊維を有する
樹脂基板が望ましく、具体的には、例えば、ガラス布エ
ポキシ基板、ガラス布ポリイミド基板、ガラス布ビスマ
レイミド−トリアジン樹脂基板、ガラス布フッ素樹脂基
板等が挙げられる。この樹脂基板の銅パターンの形成
は、樹脂基板の両面に銅箔を貼った銅貼積層板をエッチ
ングして行う。また、この樹脂基板にドリルで貫通孔を
設け、該貫通孔の壁面および銅箔表面に無電解めっきを
施してスルーホールを形成する。無電解めっきとしては
銅めっきが好ましい。
【0022】さらに、銅箔の厚付けのために電気めっき
を行ってもよい。この電気めっきとしては銅めっきが好
ましい。なお、電気めっきの後、スルーホール内壁およ
び電気めっき膜表面を粗化処理してもよい。粗化処理方
法としては、例えば、黒化(酸化)−還元処理、有機酸
と第二銅錯体の混合水溶液によるスプレー処理、Cu−
Ni−P針状合金めっきによる処理等が挙げられる。ま
た、必要に応じて、スルーホール内に導電ペーストを充
填し、この導電ペーストを覆う導体層を無電解めっきも
しくは電気めっきにて形成することもできる。
【0023】(2) 上記(1) で作製した下層導体回路を有
する配線基板の両面に樹脂絶縁層を形成する。この樹脂
絶縁層は、プリント配線板の層間樹脂絶縁層として機能
する。上記樹脂絶縁層(以下、層間樹脂絶縁層という)
を構成する材料としては、例えば、熱硬化性樹脂、熱可
塑性樹脂またはこれらの複合樹脂等が挙げられる。本発
明では、上記層間樹脂絶縁層として無電解めっき用接着
剤を用いることが望ましい。この無電解めっき用接着剤
は、硬化処理された酸または酸化剤に可溶性の耐熱性樹
脂粒子が、酸あるいは酸化剤に難溶性の未硬化の耐熱性
樹脂中に分散されてなるものが最適である。酸あるいは
酸化剤の溶液で処理することにより、耐熱性樹脂粒子が
溶解除去されて、この接着剤層の表面に蛸つぼ状のアン
カーからなる粗化面を形成できるからである。
【0024】上記無電解めっき用接着剤において、特に
硬化処理された上記耐熱性樹脂粒子としては、平均粒
径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末、平均粒子径が相
対的に大きな粒子と平均粒子径が相対的に小さな粒子を
混合した粒子が望ましい。これらは、より複雑なアンカ
ーを形成できるからである。使用できる耐熱性樹脂とし
ては、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、エポキ
シ樹脂と熱可塑性樹脂との複合体等が挙げられる。複合
させる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエーテルス
ルホン(PES)等が挙げられる。また、酸や酸化剤の
溶液に溶解する耐熱性樹脂粒子としては、例えば、エポ
キシ樹脂(特にアミン系硬化剤で硬化させたエポキシ樹
脂がよい)、アミノ樹脂等が挙げられる。
【0025】(3) 次に、形成した層間樹脂絶縁層に、下
層導体回路との電気的接続を確保するためにバイアホー
ル用開孔を設ける。上記無電解めっき用接着剤を用いた
場合は、露光、現像してから熱硬化することにより、ま
た、熱硬化性樹脂を用いた場合は、熱硬化したのちレー
ザー加工することにより、上記層間樹脂絶縁層にバイア
ホール用の開孔を設ける。
【0026】(4) 次に、上記層間樹脂絶縁層の表面を粗
化する。上記無電解めっき用接着剤を用いた場合、上記
層間樹脂絶縁層の表面に存在する酸や酸化剤に可溶性の
樹脂粒子を酸または酸化剤によって溶解除去し、無電解
めっき用接着剤層の表面を粗化する。ここで、上記酸と
しては、例えば、リン酸、塩酸、硫酸等の鉱酸;蟻酸、
酢酸等の有機酸等が挙げられるが、特に有機酸を用いる
ことが望ましい。有機酸を用いると、粗化処理の際、バ
イアホールから露出する金属導体層を腐食させにくいか
らである。一方、上記酸化剤としては、クロム酸、過マ
ンガン酸塩(過マンガン酸カリウム等)の水溶液を用い
ることが望ましい。
【0027】(5) 次に、層間樹脂絶縁層表面を粗化した
配線基板に触媒核を付与する。触媒核の付与には、貴金
属イオンや貴金属コロイド等を用いることが望ましく、
一般的には、塩化パラジウムやパラジウムコロイドを使
用する。なお、触媒核を固定するために加熱処理を行う
ことが望ましい。このような触媒核としてはパラジウム
が好ましい。
【0028】(6) 次に、触媒核を付与した層間樹脂絶縁
層の表面に無電解めっきを施し、粗化面全面に無電解め
っき膜を形成する。無電解めっき膜の厚みは、0.5〜
5μmが好ましい。次に、無電解めっき膜上にめっきレ
ジストを形成する。
【0029】(7) 次に、めっきレジスト非形成部に5〜
20μmの厚みの電気めっきを施し、上層導体回路およ
びバイアホールを形成する。また、電気めっき後に、電
解ニッケルめっき、無電解ニッケルめっき、もしくはス
パッタから選ばれるいずれか少なくとも1の方法によ
り、ニッケル膜を形成する。上記ニッケル膜上には、C
u−Ni−Pからなる合金めっきが析出しやすいからで
ある。また、ニッケル膜はメタルレジストとして作用す
るため、この後のエッチング工程でも過剰エッチングを
防止するという効果を奏する。
【0030】ここで、上記電気めっきとしては、銅めっ
きを用いることが望ましい。さらに、めっきレジストを
除去した後、そのめっきレジストの下に存在していた無
電解めっき膜を、硫酸と過酸化水素の混合液や過硫酸ナ
トリウム、過硫酸アンモニウム等の水溶液からなるエッ
チング液で溶解除去し、独立した上層導体回路とする。
【0031】(8) 次に、前記無電解ニッケルめっき膜上
に存在する酸化膜を、2.0〜10.0モル/lの濃度
を有する還元性酸の水溶液により除去する。上記硫酸と
過酸化水素の混合液等のエッチング液では、ニッケル膜
上の酸化膜を除去することができないからである。
【0032】(9) 次に、酸化膜が除去された基板をめっ
き液に浸漬し、上記上層導体回路の上に多孔質なCu−
Ni−P合金粗化層を形成する。 (10)次に、この基板上に層間樹脂絶縁層として、例え
ば、無電解めっき用接着剤の層を形成する。
【0033】(11)さらに、上記 (3)〜(9) の工程を繰り
返して上層の上層導体回路を設け、例えば、片面3層の
6層両面多層プリント配線板を得る。以下、実施例をも
とに説明する。
【0034】
【実施例】(実施例1) A.無電解めっき用接着剤の調製 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬社
製、分子量:2500)の25%アクリル化物35重量
部、感光性モノマー(東亜合成社製、アロニックスM3
25)3.15重量部、消泡剤0.5重量部およびN−
メチルピロリドン(NMP)3.6重量部を容器にと
り、攪拌混合することにより混合組成物を調製した。
【0035】ポリエーテルスルフォン(PES)12
重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成社製、ポリマーポ
ール)の平均粒径1.0μmのもの7.2重量部および
平均粒径0.5μmのもの3.09重量部を別の容器に
とり、攪拌混合した後、さらにNMP30重量部を添加
し、ビーズミルで攪拌混合し、別の混合組成物を調製し
た。
【0036】イミダゾール硬化剤(四国化成社製、2
E4MZ−CN)2重量部、光重合開始剤であるベンゾ
フェノン2重量部、光増感剤であるミヒラーケトン0.
2重量部およびNMP1.5重量部をさらに別の容器に
とり、攪拌混合することにより混合組成物を調製した。
そして、、およびで調製した混合組成物を混合す
ることにより無電解めっき用接着剤を得た。
【0037】B.プリント配線板の製造方法 (1) 厚さ1mmのガラスエポキシ樹脂またはBT(ビス
マレイミド−トリアジン)樹脂からなる基板1の両面に
18μmの銅箔8がラミネートされている銅貼積層板を
出発材料とした(図1(a)参照)。まず、この銅貼積
層板をドリル削孔し、続いてめっきレジストを形成した
後、この基板に無電解銅めっき処理を施してスルーホー
ル9を形成し、さらに、銅箔を常法に従いパターン状に
エッチングすることにより、基板の両面に内層銅パター
ン(内層導体回路)4を形成した。
【0038】内層導体回路4を形成した基板を水洗い
し、乾燥した後、NaOH(10g/l)、NaClO
2 (40g/l)、Na3 PO4 (6g/l)の水溶液
を酸化浴(黒化浴)とする酸化浴処理を行い、そのスル
ーホール9を含む内層導体回路4の全表面に粗化面4
a、9aを形成した(図1(b)参照)。
【0039】(2) エポキシ樹脂を主成分とする樹脂充填
剤10を、基板の両面に印刷機を用いて塗布することに
より、内層導体回路4間またはスルーホール9内に充填
し、加熱乾燥を行った。即ち、この工程により、樹脂充
填剤10が内層導体回路4の間あるいはスルーホール9
内に充填される(図1(c)参照)。
【0040】(3) 上記(2) の処理を終えた基板の片面
を、ベルト研磨紙(三共理化学社製)を用いたベルトサ
ンダー研磨により、内層導体回路4の表面やスルーホー
ル9のランド表面に樹脂充填剤10が残らないように研
磨し、ついで、上記ベルトサンダー研磨による傷を取り
除くためのバフ研磨を行った。このような一連の研磨を
基板の他方の面についても同様に行った。そして、充填
した樹脂充填剤10を加熱硬化させた(図1(d)参
照)。
【0041】このようにして、スルーホール9等に充填
された樹脂充填剤10の表層部および内層導体回路4上
面の粗化層4aを除去して基板両面を平滑化し、樹脂充
填剤10と内層導体回路4の側面とが粗化面4aを介し
て強固に密着し、またスルーホール9の内壁面と樹脂充
填剤10とが粗化面9aを介して強固に密着した配線基
板を得た。
【0042】(4) さらに、露出した内層導体回路4およ
びスルーホール9のランド上面に厚さ2μmのCu−N
i−Pからなる多孔質な合金の粗化層11を形成し、さ
らにこの粗化層11の表面に厚さ0.3μmのSn層を
設けた(図2(a)参照)。但し、Sn層については図
示しない。
【0043】その粗化層11の形成方法は以下のようで
ある。即ち、基板をアルカリ脱脂してソフトエッチング
し、次いで、塩化パラジウムと有機酸とからなる触媒溶
液で処理して、Pd触媒を付与し、この触媒を活性化し
た。次に、硫酸銅(3.2×10-2mol/l)、硫酸
ニッケル(2.4×10-3mol/l)、クエン酸
(5.2×10-2mol/l)、次亜リン酸ナトリウム
(2.7×10-1 mol/l)、ホウ酸(5.0×1
-1 mol/l)、界面活性剤(日信化学工業社製、
サーフィノール465)(1.0g/l)の水溶液から
なるpH=9の無電解めっき浴にて無電解めっきを施
し、導体回路の全表面にCu−Ni−P合金からなる粗
化層11を形成した。さらに、ホウフッ化スズ(0.1
mol/l)、チオ尿素(1.0mol/l)を含むp
H=1.2、温度50℃の無電解スズ置換めっき浴に浸
漬し、上記粗化層の表面に0.3μmの厚さのSn層を
設けた。
【0044】(5) 基板の両面に、上記Aにおいて記載し
た組成の無電解めっき用接着剤をロールコータを用いて
2回塗布し、水平状態で20分間放置してから、60℃
で30分の乾燥を行った(図2(b)参照)。
【0045】(6) 上記(5) で無電解めっき用接着剤の層
を形成した基板の両面に、直径85μmの黒円が印刷さ
れたフォトマスクフィルムを密着させ、超高圧水銀灯に
より500mJ/cm2 強度で露光した。これをジエチ
レングリコールジメチルエーテル(DMDG)溶液でス
プレー現像することにより、その接着剤の層に直径85
μmのバイアホール用開孔6を形成した。さらに、当該
基板を超高圧水銀灯により3000mJ/cm2 で露光
し、100℃で1時間、その後150℃で5時間の加熱
処理を行うことにより、フォトマスクフィルムに相当す
る寸法精度に優れた開孔(バイアホール用開孔6)を有
する厚さ18μmの層間樹脂絶縁層2(2a、2b)を
形成した(図2(c)参照)。
【0046】(7) バイアホール用開孔6を形成した基板
を、クロム酸水溶液(700g/l)に73℃で20分
間浸漬し、層間樹脂絶縁層2の表面に存在するエポキシ
樹脂粒子を溶解除去してその表面を粗化し、粗化面を得
た。その後、中和溶液(シプレイ社製)に浸漬してから
水洗いした(図2(d)参照)。さらに、粗面化処理し
た該基板の表面に、パラジウム触媒(アトテック社製)
を付与することにより、層間絶縁材層2の表面およびバ
イアホール用開孔6の内壁面に触媒核を付着させた。
【0047】(8) 次に、以下の組成の無電解銅めっき水
溶液中に基板を浸漬して、粗面全体に厚さ0.8μmの
無電解銅めっき膜12を形成した(図3(a)参照)。 〔無電解めっき水溶液〕 EDTA 60 g/l 硫酸銅 10 g/l HCHO 6 ml/l NaOH 10 g/l α、α’−ビピリジル 80 mg/l ポリエチレングリコール(PEG) 0.1 g/l 〔無電解めっき条件〕60℃の液温度で20分
【0048】(9) 市販の感光性ドライフィルムを無電解
銅めっき膜12に貼り付け、マスクを載置して、100
mJ/cm2 で露光し、0.8%炭酸ナトリウム水溶液
で現像処理することにより、めっきレジスト3を設けた
(図3(b)参照)。
【0049】(10)ついで、以下の条件で電気銅めっきを
施し、厚さ13μmの電気銅めっき膜13を形成した。
【0050】(11)さらに 塩化ニッケル(30g/
l)、次亜りん酸ナトリウム(10g/l)、クエン酸
ナトリウム(10g/l)の水溶液(90℃) の無電解
ニッケル浴に浸漬し、電気銅めっき膜上に厚さ1.2μ
mのニッケル膜14を形成した(図3(c)参照)。
【0051】(12)めっきレジスト3を5%KOH水溶液
で剥離除去した後、そのめっきレジスト3下の無電解め
っき膜12を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング処
理して溶解除去し、無電解銅めっき膜12と電気銅めっ
き膜13とニッケル膜14とからなるL/S=28/2
8で厚さ11μmの上層導体回路5(バイアホール7を
含む)を形成した(図3(d)参照)。
【0052】(13)次に、上記(12)の工程が終了した基板
を液温が25℃で、その濃度が6.0モル/lの塩酸に
3分間浸漬し、表面に形成されている酸化膜を除去した
後、上記(4) と同様の処理を行い、上層導体回路5の表
面に厚さ2μmのCu−Ni−P合金粗化層11を形成
した。
【0053】(14)続いて、上記 (5)〜(13)の工程を繰り
返すことにより、さらに上層の上層導体回路5、バイヤ
ホール7、粗化層11を形成し、最後に開孔を有するソ
ルダーレジスト層15の形成、ニッケルめっき膜16お
よび金めっき膜17の形成を行った後、はんだバンプ1
8を形成し、はんだバンプ18を有する多層プリント配
線板を得た(図4(a)〜図5(c)参照)。なお、上
記工程においても、ニッケルめっき膜16を形成した
後、この基板を液温が25℃で、その濃度が6.0モル
/lの塩酸溶液に3分間浸漬し、表面に形成された酸化
膜を除去した。
【0054】(実施例2)上記実施例1(11) の工程に
おいて、硫酸ニッケル240g/l、塩化ニッケル45
g/l、ほう酸30g/lからなる電気ニッケルめっき
浴を用い、銅電気めっき膜上に厚さ0.6μmの電気ニ
ッケル膜を形成した。上記実施例1の(13)の工程におい
て、液温が40℃で、その濃度が4.0モル/lの塩酸
溶液に上記(12)の工程を経た基板を5分間浸漬し、表面
に形成されている酸化膜を除去したほかは、実施例1と
同様にプリント配線板を製造した。
【0055】(実施例3)上記実施例1の(13)の工程に
おいて、液温が20℃で、その濃度が10.0モル/l
の塩酸溶液に上記(12)の工程を経た基板を1分間浸漬
し、表面に形成されている酸化膜を除去したほかは、実
施例1と同様にプリント配線板を製造した。
【0056】(比較例1)上記実施例1における(13)の
工程を実施しなかったほかは、実施例1と同様にプリン
ト配線板を製造した。
【0057】(比較例2)上記実施例1の(13)の工程に
おいて、液温が25℃で、その濃度が4モル/lの硫酸
水溶液に上記(12)の工程を経た基板を5分間浸漬したほ
かは、実施例1と同様にプリント配線板を製造した。
【0058】(比較例3)上記実施例1の(13)の工程に
おいて、液温が25℃で、その濃度が6モル/lのリン
酸水溶液に上記(12)の工程を経た基板を5分間浸漬した
ほかは、実施例1と同様にプリント配線板を製造した。
【0059】(比較例4)上記実施例1の(13)の工程に
おいて、液温が25℃で、その濃度が3モル/lの硝酸
水溶液に上記(12)の工程を経た基板を5分間浸漬したほ
かは、実施例1と同様にプリント配線板を製造した。以
上、実施例1〜3および比較例1〜4で得られたプリン
ト配線板について、Cu−Ni−P合金粗化層に粘着テ
ープを張りつけて剥し、粗化層が剥がれるか否かを確認
した。また、−55〜125℃で1000回のヒートサ
イクル試験を行い、ニッケル膜とCu−Ni−P合金粗
化層との剥離の有無を光学顕微鏡により観察した。その
結果を下記の表1に示した。
【0060】
【表1】
【0061】上記表1の結果より明らかなように、実施
例のプリント配線板はピール強度が大きく、導体回路5
やスルーホールランド7を構成するニッケル膜14上の
酸化膜を2.0〜10.0モル/lの濃度を有する還元
性酸の水溶液により除去することにより、導体回路等と
その上に形成されたCu−Ni−P合金粗化層11との
密着性を確保することができ、上記ニッケル膜上に形成
された酸化膜に起因する導体回路の剥離を防止すること
ができることが実証された。一方、比較例1〜4におい
て製造されたプリント配線板は、上記ニッケルめっき膜
上の酸化膜に起因してピール強度が小さく、Cu−Ni
−P粗化層が剥離しやすいことがわかった。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の金属膜の形
成方法によれば、基板上に形成されたニッケル膜とその
上に形成する他の金属との密着性が大きい導体回路を形
成することができ、前記ニッケル膜上の酸化膜に起因す
る金属層間の剥離を防止することができる。また、本発
明のプリント配線板の製造方法によれば、形成した導体
回路中のニッケルめっき膜とその上に形成するCu−N
i−P合金粗化層との剥離を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、本発明のプリント配線板の
製造工程の一部を示す図である。
【図2】(a)〜(d)は、本発明のプリント配線板の
製造工程の一部を示す図である。
【図3】(a)〜(d)は、本発明のプリント配線板の
製造工程の一部を示す図である。
【図4】(a)〜(d)は、本発明のプリント配線板の
製造工程の一部を示す図である。
【図5】(a)〜(c)は、本発明のプリント配線板の
製造工程の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 層間樹脂絶縁層(無電解めっき用接着剤層) 3 めっきレジスト 4 下層導体回路(内層銅パターン) 4a 粗化面 5 上層導体回路 6 バイアホール用開孔 7 バイアホール 8 銅箔 9 スルーホール 9a 粗化面 10 樹脂充填剤 11 Cu−Ni−P合金粗化層 12 無電解めっき膜 13 電気めっき膜 14 ニッケルめっき膜 15 ソルダーレジスト層 16 ニッケルめっき層 17 金めっき層 18 はんだバンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニッケル膜上に存在する酸化膜を、2.
    0〜10.0モル/lの濃度を有する還元性酸の水溶液
    により除去した後、前記ニッケル膜の表面に他の金属膜
    を形成することを特徴とする金属膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記還元性酸の水溶液は、塩酸またはフ
    ッ酸である請求項1記載の金属膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記還元性酸の水溶液の濃度は、4.0
    〜8.0モル/lである請求項1または2記載の金属膜
    の形成方法。
  4. 【請求項4】 下層導体回路が形成された基板上に層
    間樹脂絶縁層を設け、該層間樹脂絶縁層にバイアホール
    用開口を設ける工程、前記層間樹脂絶縁層上に金属膜
    を形成する工程、前記金属膜上にめっきレジストを形
    成する工程、電気めっきを施した後、ニッケル膜を形
    成して前記めっきレジストの間に電気めっき膜およびニ
    ッケル膜を形成する工程、前記めっきレジストを除去
    した後、前記めっきレジストの下に存在していた前記金
    属膜をエッチング除去して上層導体回路およびバイアホ
    ールを形成する工程、および、前記上層導体回路上に
    Cu−Ni−P合金からなる粗化層を形成する工程を含
    む多層プリント配線板の製造方法であって、前記の工
    程を終了した後、前記ニッケル膜上に存在する酸化膜
    を、2.0〜10.0モル/lの濃度を有する還元性酸
    の水溶液により除去することを特徴とするプリント配線
    板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記還元性酸の水溶液は、塩酸またはフ
    ッ酸である請求項4記載のプリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記還元性酸の水溶液の濃度は、4.0
    〜8.0モル/lである請求項4または5記載のプリン
    ト配線板の製造方法。
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