JP2000178448A - シリコーン硬化物粒子の水分散液 - Google Patents

シリコーン硬化物粒子の水分散液

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JP2000178448A
JP2000178448A JP10355266A JP35526698A JP2000178448A JP 2000178448 A JP2000178448 A JP 2000178448A JP 10355266 A JP10355266 A JP 10355266A JP 35526698 A JP35526698 A JP 35526698A JP 2000178448 A JP2000178448 A JP 2000178448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性が良好であるシリコーン硬化物粒子の
水系分散液を提供する。 【解決手段】 (A)平均粒子径が0.1〜500μmの
シリコーン硬化物粒子、(B)界面活性剤、(C)水溶性ポ
リマー、および(D)水からなるシリコーン硬化物粒子の
水分散液であって、該水分散液の25℃における粘度が
2,000〜100,000mPa・sであることを特徴とす
るシリコーン硬化物粒子の水分散液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコーン硬化物粒
子の水分散液に関し、詳しくは、安定性が良好であるシ
リコーン硬化物粒子の水分散液に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーン硬化物粒子は、耐熱性、撥水
性、あるいは潤滑性を有し、さらには刺激性が低いこと
から、合成樹脂、塗料、化粧品等の添加剤として利用さ
れている。そして、このシリコーン硬化物粒子を合成樹
脂、塗料、化粧品等に添加する場合に、この粒子を均一
に分散させるために、この粒子の水分散液として配合す
る方法が検討されている。
【0003】しかし、シリコーン硬化物粒子の水分散液
は安定性が悪く、この粒子が容易に水と分離してしまう
という問題があり、この粒子を水中に安定性よく分散さ
せるためには、多量の界面活性剤を配合しなければなら
ず、その用途が限定されてしまうという問題があった。
このため、界面活性剤の含有量が少なくても安定性が良
好なシリコーン硬化物粒子の水分散液が切望されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記の
課題について鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち、本発明の目的は、安定性が良好であるシリコー
ン硬化物粒子の水分散液を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)平均粒子
径が0.1〜500μmのシリコーン硬化物粒子、(B)
界面活性剤、(C)水溶性ポリマー、および(D)水からな
るシリコーン硬化物粒子の水分散液であって、該水分散
液の25℃における粘度が2,000〜100,000mP
a・sであることを特徴とするシリコーン硬化物粒子の水
分散液に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のシリコーン硬化物粒子の
水分散液について詳細に説明する。この水分散液は、
(A)成分のシリコーン硬化物粒子、(B)成分の界面活性
剤、(C)成分の水溶性ポリマー、および(D)成分の水か
らなり、25℃における粘度が2,000〜100,00
0mPa・sの範囲内であることを特徴とする。これは、こ
の水分散液の粘度が、上記範囲の下限未満である水分散
液においては、(A)成分の分散性、およびこの水分散液
の安定性が低下する傾向があるからであり、一方、上記
範囲の上限をこえる水分散液は、その取扱作業性が低下
する傾向があるからである。
【0007】(A)成分のシリコーン硬化物粒子は、その
平均粒子径が0.1〜500μmの範囲内であり、好ま
しくは、0.1〜100μmの範囲内であり、より好ま
しくは、0.1〜50μmの範囲内であり、特に好まし
くは、0.5〜50μmの範囲内である。これは、平均
粒子径が上記範囲の上限をこえるシリコーン硬化物粒子
は水中での分散性が低下する傾向があるからであり、一
方、上記範囲の下限未満であるシリコーン硬化物粒子は
調製が困難であるからである。また、(A)成分の形状は
限定されないが、例えば、球状、偏平状、不定形状が挙
げられ、特に、調製の容易さから球状であることが好ま
しい。(A)成分の性状も限定されないが、合成樹脂、塗
料、化粧品等に配合した場合に好ましい感触を付与でき
ることから、ゴム状、あるいはゲル状であることが好ま
しい。また、(A)成分を形成するシリコーン硬化物の硬
さも限定されないが、JIS K 6253に規定され
るタイプAデュロメータ硬さが80以下であることが好
ましく、特に、65以下であることが好ましい。これ
は、硬さが上記範囲の上限をこえるシリコーン硬化物か
ら形成されるシリコーン硬化物粒子を配合して得られた
合成樹脂、塗料、あるいは化粧品の外観や感触が十分で
なくなる傾向があるからである。
【0008】(A)成分としては、例えば、アルコキシシ
ラン等の加水分解性ケイ素化合物をアルカリ性、あるい
は酸性水溶液中での加水分解、および縮合反応させた球
状あるいは不定形のシリコーン硬化物粒子、あるいはヒ
ドロシリル化反応硬化性シリコーン組成物、縮合反応硬
化性シリコーン組成物、有機過酸化物硬化性シリコーン
組成物、紫外線硬化性シリコーン組成物等の硬化性シリ
コーン組成物を水中に乳化した状態で硬化させたシリコ
ーン硬化物粒子が挙げられ、特に、ヒドロシリル化反応
硬化性シリコーン組成物、または縮合反応硬化性シリコ
ーン組成物を水中に乳化した状態で硬化させたシリコー
ン硬化物粒子であることが好ましい。このヒドロシリル
化反応硬化性シリコーン組成物としては、一分子中に少
なくとも2個のアルケニル基を有するポリオルガノシロ
キサン、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水
素原子を有するポリオルガノシロキサン、および白金系
触媒から少なくともなるものが例示され、また、縮合反
応硬化性シリコーン組成物としては、一分子中に少なく
とも2個のケイ素原子に結合する水酸基またはアルコキ
シ基、オキシム基、アセトキシ基、アミノキシ基等の加
水分解性基を有するポリオルガノシロキサン、一分子中
に少なくとも3個のケイ素原子に結合するアルコキシ
基、オキシム基、アセトキシ基、アミノキシ基等の加水
分解性基を有するシラン系架橋剤、および有機錫化合
物、有機チタン化合物等の縮合反応触媒から少なくとも
なるものが例示される。
【0009】また、(A)成分は非架橋のオイルを含有し
ていることが好ましい。このような(A)成分を調製する
方法としては、例えば、硬化性シリコーン組成物中に、
この組成物の硬化反応に関与しないオイルを予め配合し
ておき、この組成物を水中に乳化した状態で硬化させる
方法、シリコーン硬化物粒子にオイルを含浸させる方法
が挙げられ、好ましくは、前者の方法である。
【0010】この非架橋のオイルは、このシリコーン硬
化物粒子中に単に含まれており、この粒子から自然に滲
み出たり、また、有機溶剤により抽出可能なオイルのこ
とである。このオイルとしては、例えば、非架橋のシリ
コーンオイル、非架橋の有機オイルが例示される。この
シリコーンオイルとしては、このシリコーン硬化物粒子
を形成するための硬化反応に関与しないシリコーンオイ
ルであり、この分子構造としては、例えば、直鎖状、一
部分岐を有する直鎖状、環状、分岐鎖状が挙げられ、特
に、直鎖状であることが好ましい。このようなシリコー
ンオイルとしては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシ
ロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン、分子鎖両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフ
ェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチルシ
ロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル(3,3,3
−トリフルオロプロピル)シロキサン共重合体等の非反
応性シリコーンオイルが一般に挙げられ、例えば、この
シリコーンゴム粒子を形成するためのシリコーンゴム組
成物中に、このシリコーンオイルを予め含ませておく場
合には、上記の非反応性シリコーンオイル以外に、この
硬化反応に関与しない分子鎖両末端トリメチルシロキシ
基封鎖ポリジメチルシロキサン、このポリジメチルシロ
キサンのメチル基の一部をメチル基以外のアルキル基、
フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基に置
換したポリオルガノシロキサン等のシリコーンオイルが
挙げられ、この硬化反応が付加反応である場合には、上
記の非反応性シリコーンオイル以外に、分子鎖両末端シ
ラノール基封鎖ポリジメチルシロキサン、このポリジメ
チルシロキサンのメチル基の一部をメチル基以外のアル
キル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル基に置換したポリオルガノシロキサン等のシリコーン
オイルが挙げられ、さらには、この硬化反応に関与し得
るが、未反応として残った分子鎖両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン、分子鎖両末端
トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル
ビニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイ
ドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分
子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサ
ン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、これら
のポリオルガノシロキサンのメチル基の一部をメチル基
以外のアルキル基、フェニル基、3,3,3−トリフル
オロプロピル基に置換したポリオルガノシロキサン等の
シリコーンオイルが挙げられ、また、この硬化反応が縮
合反応である場合には、上記の非反応性のシリコーンオ
イル以外に、このシリコーンオイルのメチル基の一部を
アルケニル基に置換したポリオルガノシロキサン等のシ
リコーンオイル、さらには、この硬化反応に関与し得る
が、未反応として残った分子鎖両末端シラノール基封鎖
ポリジメチルシロキサン、このポリオルガノシロキサン
のメチル基の一部をメチル基以外のアルキル基、アルケ
ニル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル基に置換したシリコーンオイルが挙げられる。また、
シリコーン硬化物粒子に後から非架橋のシリコーンオイ
ルを含浸する場合には、このシリコーンオイルの種類は
限定されない。
【0011】また、非架橋の有機オイルとしては、例え
ば、流動パラフィン、イソパラフィン、ラウリン酸ヘキ
シル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリス
チル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸2−オクチル
ドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2
−エチルヘキシル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デ
シル、オレイン酸2−オクチルドデシル、乳酸ミリスチ
ル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ステアリルアルコー
ル、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、
アボガド油、アルモンド油、オリーブ油、カカオ油、ホ
ホバ油、ゴマ油、サフラワー油、大豆油、ツバキ油、ス
クワラン、パーシック油、ヒマシ油、ミンク油、綿実
油、ヤシ油、卵黄油、牛脂、豚脂、ポリプロピレングリ
コールモノオレート、ネオペンチルグリコール−2−エ
チルヘキサノエート等のグリコールエステル油;イソス
テアリン酸トリグリセライド、椰子油脂肪酸トリグリセ
ライド等の多価アルコールエステル油;ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル、ポリオキシプロピレンセチルエ
ーテル等のポリオキシアルキレンエーテル油等の有機オ
イルが挙げられる。
【0012】これらの非架橋のオイルは液状であり、こ
の25℃における粘度が100,000mPa・s以下である
ことが好ましく、さらには、50,000mPa・s以下であ
ることが好ましく、特には、10,000mPa・s以下であ
ることが好ましい。これは、25℃における粘度が上記
範囲の上限をこえるオイルによると、平均粒子径が50
0μm以下であるシリコーン硬化物粒子を形成しにくく
なる傾向があったり、シリコーン硬化物粒子に含浸しに
くくなる傾向があるためである。このような非架橋のオ
イルとしては、シリコーン硬化物粒子との親和性が優れ
ることから、上記のシリコーンオイルであることが好ま
しい。
【0013】このシリコーン硬化物粒子中の非架橋のオ
イルの含有量は限定されないが、80重量%以下である
ことが好ましく、特に、50重量%以下であることが好
ましい。これは、非架橋のオイルの含有量が上記範囲の
上限をこえるシリコーン硬化物粒子を調製することが困
難なためである。
【0014】また、加水分解性ケイ素化合物の加水分解
により調製した微粒子分散液に(A)成分を投入した後、
これを乾燥することにより、表面に加水分解物微粒子を
被覆したシリコーン硬化物粒子を用いることもできる。
この加水分解性化合物としては、例えば、メチルトリメ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリメトキシシランやフェニルト
リメトキシシランが挙げられる。
【0015】この場合、シリコーン硬化物粒子に対する
加水分解ケイ素化合物の添加量は、シリコーン硬化物粒
子100重量部に対して50重量部以下であることが好
ましく、特には、1〜20重量部の範囲内であることが
好ましい。これは、上記範囲の下限未満では、その処理
の効果が十分に発揮されないためであり、一方、上記範
囲の上限をこえると、得られる水分散液の安定性が低下
する傾向があるためである。
【0016】本発明の水分散液において、(A)成分の含
有量は限定されないが、この水分散液の25〜80重量
%の範囲内であることが好ましい。これは、(A)成分の
含有量が上記範囲の下限未満である水分散液は一概に安
定性が低下する傾向があるからであり、さらに、この水
分散液を利用しようとする場合に不利であるからであ
り、一方、上記範囲の上限をこえる水分散液は取扱作業
性が低下する傾向があり、また、安定性よく調製するこ
とが困難となる傾向があるからである。
【0017】(B)成分は、(A)成分の水中での分散性を
向上させるために従来より用いられている界面活性剤で
あり、例えば、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面
活性剤、アニオン系界面活性剤、およびこれらの二種以
上の混合物が挙げられ、特に、ノニオン系界面活性剤で
あることが好ましい。このノニオン系界面活性剤として
は、親油性、あるいは親水性のノニオン系界面活性剤を
用いることができる。この親油性ノニオン系界面活性剤
としては、例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビ
タンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレー
ト、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステ
アレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタント
リオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセ
ロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグ
リセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル
類;モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセ
リン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸
グリセリン、α,α'-オレイン酸ピログルタミン酸グリ
セリン、モノステアリン酸グリセリン、リンゴ酸グリセ
リン等のグリセリン脂肪酸類;モノステアリン酸プロピ
レングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステ
ル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテ
ル等が挙げられる。
【0018】また、親水性ノニオン系界面活性剤として
は、例えば、ポリオキシエチレン(以下、POE)ソルビ
タンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレー
ト、POEソルビタンモノオレート、POEソルビタン
テトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル
類;POEソルビットモノラウレート、POEソルビッ
トモノオレエート、POEソルビットペンタオレエー
ト、POEソルビットモノステアレート等のPOEソル
ビット脂肪酸エステル類;POEグリセリンモノステア
レート、POEグリセリンモノイソステアレート、PO
Eグリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリ
ン脂肪酸エステル類;POEモノオレエート、POEモ
ノステアレート、POEジステアレート、POEモノジ
オレエート、システアリン酸エチレングリコール等のP
OE脂肪酸エステル類;POEラウリルエーテル、PO
Eオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、PO
Eベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエ
ーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアル
キルエーテル類;POEオクチルフェニルエーテル、P
OEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニル
エーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;プル
ロニック(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン
グリコール)等のプルロニック型類、POE・ポリオキ
シプロピレン(以下、POP)セチルエーテル、POE・
POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・P
OPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリ
ン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・P
OPアルキルエーテル類;テトロニック等のテトラPO
E・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;POEヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノ
イソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステア
レート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノ
イソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレ
イン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;POE
ソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導
体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノ
エタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等の
アルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂肪
酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミ
ド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホル
ムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミン
オキシド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。さらに
シリコーン系界面活性剤としては、ジメチルポリシロキ
サン-ポリエチレングリコール類、ジメチルポリシロキ
サンポリエチレン類、ジメチルポリシロキサンポリエチ
レングリコール共重合体類、ジメチルポリシロキサン・
メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体類等が
挙げられる。(B)成分としてはポリエチレンオキサイド
基含有のノニオン系界面活性剤であることが好ましく、
これらのノニオン系界面活性剤を一種、もしくは二種以
上の混合物として用いることができる。
【0019】本発明の水分散液において、(B)成分の含
有量は限定されないが、この水分散液の0.001〜1
0重量%の範囲内であることが好ましく、さらには、
0.01〜5重量%の範囲内であることが好ましい。こ
れは、(B)成分の含有量が上記範囲の下限未満である水
分散液は安定性が低下する傾向があるからであり、一
方、上記範囲の上限をこえる水分散液は安定性は良好で
あるが、多量に配合された(B)成分により、この水分散
液の用途が限定される傾向があるからである。
【0020】また、(C)成分は水分散液の粘度を増加さ
せて、この水分散液中での(A)成分の分散安定性を向上
させるための水溶性ポリマーである。このような(C)成
分としては、例えば、アラビアガム、トラガカントガ
ム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガ
ム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシー
ド(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デン
プン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリ
チルリチン酸等の植物系高分子、キサンタンガム、デキ
ストラン、サクシノグルカン、ブルラン等の微生物系高
分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等
の動物系高分子等の天然の水溶性高分子;カルボキシメ
チルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等の
デンプン系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロー
ス、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸
ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロー
ス、セルロース末等のセルロース系高分子等の半合成の
水溶性高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロ
ピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポ
リビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(例え
ば、米国BFGoodrich社製のCARBOPOL
941、和光純薬社製のハイビスワコー104、10
5)、アルキル変性カルボキシビニルポリマー(米国BF
Goodrich社製のCARBOPOL 1342、
PEMULEN TR−1、PEMULEN TR−
2)等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール15
00、4000、6000等のポリオキシエチレン系高
分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
体共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエ
チルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系
高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等の合
成の水溶性高分子が挙げられ、特に、カチオン系水溶性
ポリマーと水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアル
カリを反応させたカチオン系水溶性ポリマーのアルカリ
金属塩であることが好ましい。
【0021】本発明の水分散液において、(C)成分の含
有量は限定されないが、この水分散液に適度な粘度を与
え、(A)成分の水分散液での分散性、およびこの水分散
液の安定性を向上させることができるので、この水分散
液の10〜1,000ppmの範囲内であることが好まし
く、特に、50〜1,000ppmの範囲内であることが好
ましい。
【0022】また、(D)の水は、(A)成分を分散させる
ための媒体である。本発明の水分散液において、(D)成
分の含有量は限定されないが、(A)成分〜(C)成分の含
有量を除いた残りの重量%である。
【0023】このような(A)成分〜(D)成分からなる水
分散液を調製する方法としては、(A)成分、(B)成分、
および(D)成分からなる水分散液を調製した後、これに
(C)成分を配合してもよいが、硬化性シリコーン組成物
を、(B)成分、および(D)成分からなる水溶液中に乳化
して、硬化した後、(C)成分を添加する方法によると、
得られるシリコーン硬化物粒子の水中での安定性を向上
させることができるので好ましい。
【0024】上記の方法において、硬化性シリコーン組
成物としては、ヒドロシリル化反応硬化性シリコーン組
成物、縮合反応硬化性シリコーン組成物、有機過酸化物
硬化性シリコーン組成物、紫外線硬化性シリコーン組成
物が例示され、特に、ヒドロシリル化反応硬化性シリコ
ーン組成物、または縮合反応硬化性シリコーン組成物で
あることが好ましい。また、上記の方法において、(B)
成分、(C)成分、および(D)成分は前記と同様である。
【0025】本発明の水分散液は、(A)成分のシリコー
ン硬化物粒子が水分散液中で安定性よく分散し、この水
分散液の安定性が良好であることから、合成樹脂、塗
料、化粧品等の添加剤として好適である。
【0026】
【実施例】本発明のシリコーン硬化物粒子の水分散液を
実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の粘度は
25℃における値である。 [水分散液の粘度]シリコーン硬化物粒子の水分散液の
粘度を単一円筒回転粘度計(芝浦システム社製のビスメ
トロンVG−DA型、回転数30rpm)による3分後の測
定値から求めた。 [シリコーン硬化物粒子の平均粒子径]シリコーン硬化
物粒子の水分散液をレーザー回折式粒度分布測定器(堀
場製作所のLA−500)により測定して、シリコーン
硬化物粒子の平均粒子径を得られたメジアン径(累積分
布の50%に相当する粒径)として求めた。 [水分散液の安定性]シリコーン硬化物粒子の水分散液
を100mlガラスビンに入れ、50℃のオーブン中で2
週間静置して、水層の分離の有無を観察した。 [不揮発分濃度]シリコーン硬化物粒子の水分散液2g
をアルミ皿にいれ、105℃のオーブン中で1時間放置
後の重量変化から、その不揮発分濃度を求めた。
【0027】[比較例1]粘度400mPa・sの分子鎖両
末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキ
サン96重量部、粘度20mPa・sの分子鎖両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖ポリメチルハイドロジェンシロキサ
ン4重量部、粘度20mPa・sの分子鎖両末端トリメチル
シロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン6重量部、およ
び塩化白金酸のイソプロピルアルコール溶液(上記の分
子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ポリジメチル
シロキサンに対して、このアルコール溶液中の白金金属
原子が重量単位で20ppmとなる量)を混合してシリコー
ンゴム組成物を調製した。なお、このシリコーンゴム組
成物を室温で1日間放置して得られるシリコーンゴムの
JIS K 6253に規定されるタイプAデュロメー
タ硬さは28であった。
【0028】次に、このシリコーンゴム組成物全量を3
重量%−ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(HLB=13.1)水溶液50重量部により乳化した
後、さらに純水10重量部を加えてシリコーンゴム組成
物のエマルジョンを調製した。このエマルジョンを室温
で1日間放置することにより、水中に分散しているシリ
コーンゴム組成物を硬化させて、粘度が810mPa・sで
あるシリコーンゴム粒子の水分散液(I)を調製した。こ
の水分散液(I)中のシリコーンゴム粒子の形状は球状で
あり、この平均粒子径は4.5μmであった。また、こ
の水分散液(I)の不揮発分濃度は64重量%であった。
この水分散液(I)は、50℃のオーブン中で1日後に水
層の分離が観察された。
【0029】また、この水分散液(I)を300℃の熱風
乾燥機で乾燥してシリコーンゴム粒子を回収した。この
シリコーンゴム粒子100重量部とトルエン1000重
量部をホモディスパー(特殊機加工株式会社製)により1
000rpmで10分間、さらに500rpmで30分間撹拌
した後、12時間静置した。その後、これをホモディス
パーにより500rpmで10分間撹拌し、ろ紙を使用し
た滅菌濾過機により濾過した。この濾液をエバポレータ
ーによりトルエンを除去して非架橋のオイルを得た。こ
のシリコーンゴム粉末中の非架橋のオイルの含有量は6
重量%であった。この非架橋のオイルをゲルパーミエー
ションクロマトグラフ、赤外線分光分析、および1H−
核磁気共鳴分析した結果、この非架橋のオイルは粘度2
0mPa・sの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリ
ジメチルシロキサンを主成分とし、その他ジメチルシク
ロポリシロキサンを含有することがわかった。
【0030】[実施例1]比較例1で調製したシリコー
ンゴム粒子の水分散液(I)100重量部に、水溶性ポリ
マーとして、カルボキシビニルポリマー(和光純薬社製
のハイビスワコー104)0.01重量部と1重量%−水
酸化ナトリウム水溶液0.54重量部を混合して、粘度
が6,430mPa・sであるシリコーンゴム粒子の水分散液
(II)を調製した。この水分散液(II)の不揮発分濃度は6
4重量%であった。この水分散液(II)は、50℃のオー
ブン中で2週間後も水層の分離が観察されなかった。
【0031】[実施例2]比較例1で調製したシリコー
ンゴム粒子の水分散液(I)100重量部に、水溶性ポリ
マーとして、カルボキシビニルポリマー(和光純薬社製
のハイビスワコー104)0.02重量部と1重量%−水
酸化ナトリウム1.08重量部を混合して、粘度が17,
200mPa・sであるシリコーンゴム粒子の水分散液(III)
を調製した。この水分散液(III)の不揮発分濃度は64
重量%であった。この水分散液(III)は、50℃のオー
ブン中で2週間後も水層の分離が観察されなかった。
【0032】[比較例2]比較例1で調製したシリコー
ンゴム粒子の水分散液(I)100重量部に、水溶性ポリ
マーとして、カルボキシビニルポリマー(和光純薬社製
のハイビスワコー104)0.002重量部と1重量%−
水酸化ナトリウム水溶液0.14重量部を混合して、粘
度が1,520mPa・sであるシリコーンゴム粒子の水分散
液(IV)を調製した。この水分散液(IV)の不揮発分濃度は
64重量%であった。この水分散液(IV)は、50℃のオ
ーブン中で1週間後に水層の分離が観察された。
【0033】[比較例3]粘度400mPa・sの分子鎖両
末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキ
サン96重量部、粘度20mPa・sの分子鎖両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・
ジメチルシロキサン共重合体3重量部、および塩化白金
酸のイソプロピルアルコール溶液(上記の分子鎖両末端
ジメチルビニルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン
に対して、このアルコール溶液中の白金金属原子が重量
単位で20ppmとなる量)を混合してシリコーンゴム組成
物を調製した。このシリコーンゴム組成物を室温で1日
間放置して得られるシリコーンゴムのJIS K 62
53に規定されるタイプAデュロメータ硬さは31であ
った。
【0034】次に、このシリコーゴム組成物全量に3重
量%−エチレンオキサイド(7モル付加)の2級アルキル
エーテル(このアルキル基中のドデシル基の含有量は4
3重量%であり、トリデシル基の含有量は57重量%で
ある。HLB=12.8)の水溶液53重量部により乳化
してシリコーンゴム組成物のエマルジョンを調製した。
このエマルジョンを室温で1日間放置することにより、
水中に分散しているシリコーンゴム組成物を硬化させ
て、粘度が550mPa・sであるシリコーンゴム粒子の水
分散液(V)を調製した。この水分散液(V)中のシリコー
ンゴム粒子の形状は球状であり、この平均粒子径は2.
1μmであった。また、この水分散液(V)の不揮発分濃
度は63重量%であった。この水分散液(V)は、50℃
のオーブン中で1日後に水層の分離が観察された。
【0035】[実施例3]比較例3で調製したシリコー
ンゴム粒子の水分散液(V)100重量部に、水溶性ポリ
マーとして、カルボキシビニルポリマー(和光純薬社製
のハイビスワコー104)0.006重量部と1重量%−
水酸化ナトリウム水溶液0.42重量部を混合して、粘
度が3,230mPa・sであるシリコーンゴム粒子の水分散
液(VI)を調製した。この水分散液(VI)の不揮発分濃度は
63重量%であった。この水分散液(VI)は、50℃のオ
ーブン中で2週間後も水層の分離が観察されなかった。
【0036】
【発明の効果】本発明のシリコーン硬化物の水分散液
は、(A)成分〜(D)成分からなり、25℃における粘度
が2,000〜100000mPa・sであるので、安定性が
良好であるという特徴がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 7/00 C08J 3/03 CFH C09K 3/18 104 (C08L 83/04 101:14) (72)発明者 森田 好次 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB051 AB052 AC182 AD092 AD161 AD162 BB01 BB24 BB26 BB34 BB36 CC01 DD39 EE01 FF01 4F070 AA60 AC12 AC72 AC74 AC80 AC83 AC84 AE14 AE28 CA01 CA18 CB03 CB12 4H020 BA32 4J002 AB012 AB042 AB052 AD012 AD022 AD032 BE022 BG012 BG042 BG132 BJ002 CC033 CH022 CM012 CP031 ED036 ED066 EH056 EH156 EN096 EN126 EP016 EW066 FD20 FD313 FD316 4J038 BA012 DL032 EA011 GA15 HA156 KA09 MA02 MA08 MA10 MA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)平均粒子径が0.1〜500μmの
    シリコーン硬化物粒子、(B)界面活性剤、(C)水溶性ポ
    リマー、および(D)水からなるシリコーン硬化物粒子の
    水分散液であって、該水分散液の25℃における粘度が
    2,000〜100,000mPa・sであることを特徴とす
    るシリコーン硬化物粒子の水分散液。
  2. 【請求項2】 (C)成分がカチオン系水溶性ポリマーの
    アルカリ金属塩であることを特徴とする、請求項1記載
    のシリコーン硬化物粒子の水分散液。
  3. 【請求項3】 水分散液中、(A)成分の含有量が25〜
    80重量%であり、(B)成分の含有量が0.001〜1
    0重量%であり、(C)成分の含有量が10〜1,000p
    pmであり、(D)成分の含有量が残りの重量%であること
    を特徴とする、請求項1記載のシリコーン硬化物粒子の
    水分散液。
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