JP2000178367A - ポリエステルフィルムおよびその製造方法 - Google Patents

ポリエステルフィルムおよびその製造方法

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JP2000178367A
JP2000178367A JP11266787A JP26678799A JP2000178367A JP 2000178367 A JP2000178367 A JP 2000178367A JP 11266787 A JP11266787 A JP 11266787A JP 26678799 A JP26678799 A JP 26678799A JP 2000178367 A JP2000178367 A JP 2000178367A
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polyester film
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light
polyester
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JP11266787A
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Hikari Sugii
光 杉井
Masaaki Kotoura
正晃 琴浦
Tetsuya Tsunekawa
哲也 恒川
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】幅方向物性差が小さく、生産性に優れ、磁気記
録媒体用、プリンタリボン用、コンデンサー用、製版
用、写真用、カード用等として好適なポリエステルフィ
ルムを提供すること。 【解決手段】ポリエチレンテレフタレートを主成分とす
る未延伸フィルムを長手方向および幅方向に延伸した
後、フィルムをガラス転移温度以下に冷却し、その後、
フィルムの厚み方向の少なくとも一方向からUV光を照
射することを特徴とするポリエステルフィルムの製造方
法、およびその製造方法により製造されたポリエステル
フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来のポリエステ
ルフィルムの物性・品質を大幅に向上させたフィルム、
具体的には、幅方向の物性ムラの少ない、製膜安定性に
優れた、磁気記録媒体用、プリンタリボン用、コンデン
サー用、包装用、写真用などとして好適なポリエステル
フィルムとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルムは、その優れた機
械的特性、熱的特性、電気的特性、表面特性、光学特
性、また、耐熱性、耐薬品性などの性質を利用して、磁
気記録媒体用、コンデンサー用、包装用などの種々の用
途に幅広く用いられている。
【0003】中でも、写真、磁気ディスク、カード、リ
ボン、製版などの用途では、フィルムの縦横方向の物性
がバランスしていることが望まれている。さらに、熱や
化学薬品に対する寸法変化、熱膨張率、機械的強度など
の物性が製品の幅方向のいかなる部分でも均等なことが
望まれる。
【0004】しかし、延伸ムラやボーイング現象によっ
て、延伸フィルムの幅方向で物性(特に熱収縮率、F5
値、熱膨張率)の分布が生じ、延伸フィルムの商品価値
を著しく低下させている。ボーイング現象とは、テンタ
ーに入る前に、幅方向に引いた直線が、テンターを出る
と、フィルム中央部が遅れた弓形に湾曲するというもの
である。このボーイング現象により、配向の主軸が幅方
向で傾き、そのために強度、寸法安定性などが幅方向で
変化してしまう。このことによって、印刷加工時のず
れ、蛇行、カールなど、また、フロッピーディスクのベ
ースフィルムとしては装置内でのそりなどによる記録特
性低下などのトラブルが生じる。
【0005】このボーイング現象は、従来の配向フィル
ムの製造工程である、横延伸と熱処理工程を同一のテン
ターで、連続に行うことに起因している。そのため、特
開平3−193328号公報、特開平3−216326
公報などでは、ある長さ以上の冷却工程を横延伸と熱処
理工程の間に設ける方法、特開昭57−57630号公
報では、縦横延伸後、ガラス転移温度まで冷却した後、
熱処理し、その後長手方向に弛緩処理して幅方向物性差
を小さくする方法が開示されている。また、特開平4−
321820号公報では、熱処理工程において急速昇温
する方法などが開示されている。しかし、従来技術にお
けるこれらの手法のみでは、幅方向物性差を小さくする
効果が十分ではなく、新規な手法の開発が期待されてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結果
達成されたものである。
【0007】すなわち、本発明の目的は、弾性率などの
機械特性を低下させたりすることなく、幅方向の物性差
が小さく、生産性に優れたポリエステルフィルムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、フィルムを延伸
後、いったん冷却し、その後、UV光照射を行うことが
幅方向物性差を小さくするのに極めて有効であることを
見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】すなわち、本発明の骨子は、ポリエチレン
テレフタレートを主成分とする未延伸フィルムを長手方
向および幅方向に延伸した後、フィルムをガラス転移温
度以下に冷却し、その後、フィルムの厚み方向の少なく
とも一方向からUV光を照射することを特徴とするポリ
エステルフィルムの製造方法である。
【0010】また、本発明のフィルムは、該本発明のポ
リエステルフィルムの製造方法によって得られる、フィ
ルムの長手方向または幅方向に対する配向角が−30度
〜+30度で、フィルムの表面部のカルボキシル基量
(R1)と中央部のカルボキシル基量(R2)が、下記
(1)式を満足することを特徴とするポリエステルフィ
ルムである。
【0011】R1/R2≧1.1 ・・・(1)
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0013】本発明の方法は、ポリエチレンテレフタレ
ートを主成分とする未延伸フィルムを長手方向および幅
方向に延伸した後に、いったん該フィルムをガラス転移
温度以下に冷却し、その後にフィルムの厚み方向の少な
くとも一方向から、UV光を照射するものである。
【0014】本発明において、ポリエチレンテレフタレ
ートとは、酸成分として、テレフタル酸を少なくとも8
0モル%以上含有するポリマーである。酸成分について
は、少量の他のジカルボン酸成分を共重合してもよく、
またエチレングリコールを主たるジオール成分とする
が、他のジオール成分を共重合成分として加えてもかま
わない。
【0015】テレフタル酸以外のジカルボン酸成分とし
ては、芳香族ジカルボン酸成分として例えば、イソフタ
ル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、
1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルエ−テルジカルボン酸、4,4’
−ジフェニルスルホンジカルボン酸等を用いることがで
きる。脂環族ジカルボン酸成分としては例えば、シクロ
ヘキサンジカルボン酸等を用いることができる。脂肪族
ジカルボン酸成分としては例えば、アジピン酸、スベリ
ン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等を用いることが
できる。これらの酸成分は1種のみ用いてもよく、2種
以上併用してもよく、さらには、ヒドロキシエトキシ安
息香酸等のオキシ酸等を一部共重合してもよい。また、
エチレングリコール以外のジオール成分としては例え
ば、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサ
ンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリアルキレン
グリコール、2,2’−ビス(4’−β−ヒドロキシエ
トキシフェニル)プロパン等を用いることができる。こ
れらのジオール成分は1種のみ用いてもよく、2種以上
併用してもよい。
【0016】また、本発明に用いられるポリエチレンテ
レフタレートには必要に応じて、難燃剤、熱安定剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、顔料、染料、脂
肪酸エステル、ワックス等の有機滑剤、あるいは消泡剤
を配合することができる。
【0017】また、易滑性や耐摩耗性、耐スクラッチ性
を付与するためにクレー、マイカ、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、カオリン、タルク、湿式または乾式シリカ、
コロイド状シリカ、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、
アルミナ、ジルコニア等の無機粒子、アクリル酸類、ス
チレン等を構成成分とする有機粒子等を配合したり、ポ
リエステル重合反応時に添加する触媒等によって析出す
る、いわゆる内部粒子を含有せしめたり、界面活性剤を
配合したりすることができる。
【0018】本発明では、フィルムの延伸方法は、特に
限定されないが、長手方向および幅方向に二軸配向して
いることが、幅方向物性差および熱収縮率を小さくする
観点から重要なことである。二軸配向の方法としては、
同時二軸延伸方式、逐次二軸延伸方式、いずれでもよい
が、実質的に無配向なフィルムをまず周速差のあるロー
ル間で長手方向に延伸し、続いてフィルムの両端部をク
リップで把持するテンターにて幅方向に延伸する、ある
いは、先に幅方向に延伸し、その後、長手方向に延伸す
る、逐次二軸延伸法、長手方向および幅方向に同時に延
伸する同時二軸延伸法を好ましく採用することができ
る。
【0019】ここでいう実質的に無配向な状態のフィル
ムとは、十分乾燥された原料ペレットを押出機に供給
し、T型口金により、回転する金属製キャスティングド
ラム上にシート状に押し出し、冷却固化せしめたもの、
もしくは未乾燥ペレットをベント式押出機に供給し同様
に得られたものをいう。
【0020】幅方向延伸については、段階昇温延伸やオ
ニオン延伸で行ってもよい。通常の幅方向延伸では、延
伸ゾーンの温度は一定に設定されているが、段階昇温延
伸ではテンターゾーンを数セクションに分割して、徐々
に昇温して延伸する方法である。オニオン延伸とは、段
階昇温延伸に加えて延伸速度、延伸倍率を延伸初期に大
きく採る方法である。
【0021】次に、フィルムをいったん、ガラス転移温
度以下に冷却し、その後、フィルムの厚み方向の少なく
とも1方向から、UV光照射をフィルムに行う。
【0022】UV光照射は、ガラス転移温度以下に冷却
されていれば、延伸後のどの工程で行ってもよい。
【0023】該UV光照射は、例えば、まず長手方向に
延伸され、次いで幅方向に延伸された後、テンターで把
持されているときに行ってもよいし、テンターの把持か
ら解放され中間スプールに巻き取られるまでに行っても
よい。あるいは、幅方向次いで長手方向に延伸された
後、縦延伸のロール上で行ってもよいし、縦延伸機を出
て、中間スプールに巻き取られるまでに行ってもよい。
また、中間スプールにフィルム巻き取り後、製品幅にス
リットするときなどに行ってもよい。50μm以上の厚
手のフィルムでは、両側からUV光照射を行うことが好
ましい。
【0024】本発明でいうUV光とは、一般に、波長4
00nm以下の波長の光を含有する光であり、本発明で
は、270〜330nmの波長の紫外光を選択的に照射
することが好ましい。使用する光源としては、270〜
300nmの波長を有する光の相対強度が10%以上で
あることが好ましい。また、250nm未満の波長の光
については、実質的にカットされていることが好まし
く、相対強度で1%未満である光源を使用することが好
ましい。270〜300nmの波長を有する光の相対強
度が10%以上であることが、フィルムの幅方向物性差
を小さくする観点から好ましい。また、250nm未満
の波長の光がフィルムに照射されると、ポリエステルの
光劣化が激しくなり、フィルム機械物性が悪化すること
が多いので注意すべきである。波長270〜300nm
の光の相対強度は、25%以上がより好ましく、35%
以上がさらに好ましい。
【0025】本発明では、具体的には、高圧水銀ランプ
やメタルハライド型ランプ等、従来から知られているラ
ンプやレーザー光を好ましく使用できるが、本発明では
メタルハライド型の光源が特に好ましい。ランプを光源
として使用する場合、その様式は集光型、平行型(半集
光型)、拡散型のいずれでもよい。使用するポリマーの
組成、製造条件、使用する設備の都合等により適宜に選
択可能である。中でも、集光型、半集光型が、フィルム
破れ抑制の観点から好ましい。
【0026】フィルムとUV光源間の距離は、40〜3
00mmが好ましい。光源としてレーザーを使用する場
合には、270〜330nmの波長のレーザーが特に有
効である。また、本発明では、270〜330nmの波
長の紫外光を選択的に利用することが好ましいため、各
種の光学フィルターを光源と組み合わせて使用すること
も好適に行うことができる。この光学フィルターとして
は、光干渉フィルター、バンドパスフィルター、短波長
カットするフィルター、長波長カットフィルター、石英
ガラスまたは色ガラスなどの吸収材などが使用できるも
のである。
【0027】ポリエステルフィルムにUV光を照射する
際のエネルギー密度は、0.1J/cm2 以上、10J
/cm2 以下であることが好ましい。
【0028】本発明でいうエネルギー密度とは、300
〜390nmの波長の光を検知するセンサーを有したU
V強度計による積算値である。幅方向物性差を小さくす
る観点からは、エネルギー密度が0.1J/cm2
上、また、フィルム破れ抑制の観点からは、エネルギー
密度が10J/cm2 以下であることが好ましい。
【0029】UV光をポリエステルフィルムに照射する
時間は、0.05秒から10秒間が好ましい。幅方向物
性差を小さくする観点からは、0.05秒以上が好まし
く、フィルム破れ抑制による生産性向上、機械特性維持
の観点からは10秒以下が好ましい。
【0030】UV光照射後に熱処理を行う場合、熱処理
は、180℃〜240℃の温度範囲で行うことが好まし
い。また、この熱処理に際して熱処理温度を2段階以上
で行うこともできる。
【0031】UV光照射後に熱処理を行わない場合に
は、UV光照射を、繰り返し行ってもよい。つまり、フ
ィルムにUV光を照射した後、フィルムを冷却すること
を2回〜10回繰り返すことも、熱収縮率を小さくし、
その結果、幅方向物性差を小さくする観点から好まし
い。なお、ポリエステルフィルムの幅方向の大きさは、
0.2m〜10mである。
【0032】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ムの長手方向または幅方向に対する配向角が−30度〜
+30度であることが必要である。好ましくは、−20
度〜+20度、さらに好ましくは−10度〜+10度で
ある。
【0033】フィルムの長手方向または幅方向に対する
配向角が−30度より小さくなったり、+30度より大
きくなると幅方向物性差が大きくなり、写真、磁気ディ
スク、磁気記録媒体などに用いた場合、カール、しわ、
トラックずれ等が発生する。
【0034】さらに本発明のポリエステルフィルムは、
フィルムの表層部のカルボキシル基量(R1)と中央部
のカルボキシル基量(R2)が、下記(1)式を満足す
ることが必要である。
【0035】 R1/R2≧1.1 ・・・(1) 好ましくは、R1/R2≧1.3、さらに好ましくは、
R1/R2≧1.4である。R1/R2<1.1である
と、幅方向物性差が大きくなり、写真、リボン、磁気記
録媒体、磁気ディスク用等のフィルムとして使用する上
で好ましくない。
【0036】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ム幅方向における長手方向の150℃の熱収縮率の最大
値と最小値の差が、0〜0.5%であることが好まし
い。さらに好ましくは、0.3%以下、最も好ましくは
0.2%以下である。
【0037】なお、写真用、磁気ディスク用等では長手
方向と幅方向の機械特性のバランス化および平面性向
上、磁気記録媒体用フィルムではトラックずれ防止、プ
リンターリボン用フィルムのしわ発生防止の観点から、
長手方向の最大値と最小値の差が、0.5%以下である
ことが好ましい。
【0038】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ム幅方向における長手方向の150℃の熱収縮率の最大
値が2%以下であることが好ましい。さらに好ましく
は、1.5%以下、最も好ましくは1%以下である。磁
気記録媒体用フィルムのトラックずれ防止、長期保存性
の観点から、熱収縮率の最大値が2%以下が好ましい。
【0039】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ム幅方向における長手方向の弾性率の最大値と最小値の
差が、0〜0.5GPa、さらに好ましくは0〜0.3
GPaであることが、幅方向物性差を小さくする観点か
ら好ましい。
【0040】本発明のポリエステルフィルムの固有粘度
は、0.55〜3dl/gであることが好ましい。好ま
しくは0.6〜2.5dl/g、さらに好ましくは0.
65〜2dl/gである。かかる固有粘度の高いポリエ
ステルを得る手段としては、ポリエステルチップを固相
重合する方法が最も好ましく用いられる。機械強度や製
膜安定性の点から、ポリエステルフィルムの固有粘度は
0.55dl/g以上であり、押出時の駆動電流値や濾
圧などの実用的な観点からは3dl/g以下である。
【0041】また、本発明のポリエステルフィルムは、
単膜のものでもよいが、これに他のポリマー層、例えば
ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ塩化
ビニリデン、アクリル系ポリマーなどを積層してもよ
い。
【0042】特に、ポリエステル層を表層に薄く積層す
る場合、積層部の厚み(M)は、該積層部に含有されて
いる粒子の平均径(N)よりも薄くする(M<N)、好
ましくは、Nの1/1000〜1/2、さらに好ましく
は、1/100〜1/10とすることにより、走行性、
易滑性、平滑性に優れたフィルムとすることができ、特
に表面特性を重視する磁気記録用のベースフィルムとし
ては好ましい。また、ポリエステルからなる3層以上の
積層フィルムの場合、中央層に回収原料などを混合させ
ておくことにより、生産性、品質向上を図ることもでき
る。
【0043】このような粒子としては、酸化珪素、酸化
マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化アル
ミニウム、架橋ポリエステル、架橋ポリスチレン、マイ
カ、タルク、カオリン等が挙げられるが、これらに限定
されることはない。
【0044】次に、本発明のポリエステルフィルムの製
造方法について具体的に説明する。
【0045】ポリエステルとしてポリエチレンテレフタ
レートのペレット(例えば、比表面積300m2 /gの
湿式シリカ0.5重量%配合、固有粘度0.65dl/
g)を真空下で180℃、3時間以上乾燥する。このペ
レットを270℃〜300℃の温度に加熱された押出機
に供給し、フィルターにて濾過し、Tダイよりシート状
に押出す。また、このとき必要があれば、2台以上の押
出機、2層以上に分割されたピノール、または口金を用
いて、2層以上の積層フィルムとしてもよい。また、異
物を除去するために各種のフィルター、例えば焼結金
属、多孔性セラミック、サンド、金網などを用いること
が好ましい。
【0046】Tダイから押出しされたシートを表面温度
25℃に冷却されたドラム上に静電気力により密着固化
せしめ実質的に非晶状態の未延伸キャストフィルムを得
る。該キャストフィルムを、加熱された複数のロール群
に導き、予熱ロールで80℃〜150℃に加熱され、2
〜7倍の延伸倍率で長手方向延伸を行い、引き続き、該
フィルムを、フィルム両端部を走行するクリップで把持
するテンターに導かれ、ガラス転移温度(Tg)〜Tg
+80℃の温度に加熱され、2〜7倍の延伸をする。
【0047】次に、フィルムをガラス転移温度以下にい
ったん冷却し、続いてテンタークリップに把持されてい
る状態で、少なくとも厚み方向の一方向から、UV光照
射を、光源としてメタルハライドランプ(オゾンレスタ
イプ)を用いて、照射距離80mm、平行光線型で、
0.5秒照射する。その後、ワインダーを使用してフィ
ルムを巻き取る。
【0048】なお、本発明におけるポリエステルフィル
ムの厚みは、0.1〜150μmであることが好まし
い。なお、そのような厚みは、例として、下記に説明す
る如く、用途、目的等に応じて適宜に決定することがで
きる。
【0049】特に、限定されるものではないが、通常、
磁気材料用途では1μm以上20μm以下が好ましく、
また、プリンターリボン用途では1μm以上8μm以
下、コンデンサー用途では0.1μm以上15μm以
下、製版、カード、写真用途では75μm以上150μ
m以下であることが好ましい。
【0050】また、本発明では、フィルムの表面にウレ
タン、アクリル、エステル、シリコン、ワックスなどで
代表される樹脂コート層を付設して表面改質したフィル
ムとしてもよい。この場合、表面改質は、製膜ラインの
途中で行う方が製造コスト低減などの点から好ましい。
【0051】
【実施例】次に、本発明の効果をより明確にするために
実施例、比較例を示す。
【0052】なお、ここで用いた物性の測定方法と効果
の評価方法は、次のとおりである。
【0053】
【物性の測定方法ならびに効果の評価方法】(1)固有
粘度 オルトクロロフェノール中、25℃で、0.1g/ml
濃度で、測定した値である。単位はdl/gで表す。 (2) カルボキシル基の濃度 ESCAを使用し、中山らの文献(Y. Nakayama et a
l., Surface and Interface analysis vol 24, 711(199
6). )に記載された方法にしたがって測定した。
【0054】測定装置と条件は、下記のとおりである。
測定用サンプルは、トリフルオロエタノールによりカル
ボキシル基を気相ラベル化して使用した。結合エネルギ
ーはC1sのピーク値が284.6eVになるように調
整した。カルボキシル濃度は、検出深さ中の炭素原子の
数に対する比率で算出した。
【0055】フィルム中央層のカルボキシル濃度の測定
では、スピンコーター上でフィルム表面にヘキサフルオ
ロイソプロパノールを滴下し、フィルムを元の厚みの1
/2の厚みになるまで溶解し、その後、前記カルボキシ
ル基のラベル化を施して測定に供した。 〔測定装置〕 装置本体 :SSX−100(米国SSI社製) X線源 :Al-Kα(10kV、20mA) 〔測定条件〕 真空度 :5x10−7Pa (3)UV光のエネルギー密度(J/cm2 ) 日本電池製のUV強度計(UV350N型)を用い、積
算値を測定した。 (4)波長270〜300nmの相対強度(%) 25℃、60RH、1気圧の条件下、分光器を用いて、
光源の発光スペクトル(波長(nm) vs. 発光強度
(mJ))を測定する。ここで得られた発光スペクトル
のデータを解析し、下記式から波長270〜300nm
の紫外光の相対強度を求めた。
【0056】相対強度 =[(発光スペクトルにおける
270〜300nmの発光強度の積分値)/最大発光強
度]x100 ここで、最大発光強度とは、発光スペクトルにおいて最
大の強度を示す波長の発光強度であり、本発明において
好ましく使用する紫外線ランプでは、365nmまたは
254nmの発光強度である。 (5)弾性率(GPa) JIS K−7127に規定された方法にしたがって、
インストロンタイプの引っ張り試験機を用いて、25
℃、65%RHの雰囲気下で測定した。長手方向のサン
プルの場合は、中央部を基準とし、100mm間隔ごと
にサンプリングを行い、長さ200mm、幅10mmの
短冊状に切り出した。幅方向のサンプルの場合は、全幅
にわたって幅10mmでサンプルを行い、それを200
mmごとに切ってサンプルとした。初期引張りチャック
間距離は100mmとし、引張り速度200mm/分と
した。 (6)熱収縮率(%) JIS C−2318に規定された方法にしたがってフ
ィルム長手方向、幅方向の熱収縮率を測定した。サンプ
リング方法は、弾性率のサンプルと同様にした。試料幅
10mm、試料長200mmのサンプルをギアオーブン
により150℃、30分の条件下で熱処理し、試料長の
変化から、下記式により熱収縮率を算出した。
【0057】熱収縮率(%)=[(熱処理前の長さ−熱
処理後の長さ)/熱処理前の長さ]×100(%) (7)ガラス転移温度 示差走査熱量計(DSC)として、セイコー電子工業株
式会社製ロボットDSC「RDC220」を用い、デー
タ解析装置として、同社製ディスクステーション「SS
C/5200」を用いて、アルミニウム製受皿に5mg
のフィルムサンプルを充填して、300℃の温度で5分
間溶融した後、液体窒素中で急冷する。この試料を、常
温から20℃/分の昇温速度で昇温して、昇温DSC曲
線を得た。ガラス転移温度は、JIS K−7121に
従い求めた。 (8)配向角(度) 自動複屈折計(新王子製紙(株)製、KOBRA−21
ADH型)を用い、測定波長590nmで360度にわ
たって360点測定し、配向角(配向主軸と長手方向あ
るいは幅方向となす角度)を求める。ここで角度0度を
フィルム長手方向あるいはフィルム幅方向の向きとし、
プラス側を時計まわりに、マイナス側を反時計まわりの
方向とする。 (9)破れ頻度 ポリエステルフィルムの製造工程において、破れ頻度を
次の基準で判定した。
【0058】 ◎:エッジからの破れが48時間以上ない場合 ○:エッジからの破れが24時間以上ない場合 ×:エッジからの破れにより製膜が6時間以上連続して
できない場合 上記基準において、製膜安定性、収率などの理由によ
り、◎、○の判定結果が得られたフィルムを合格とし
た。 実施例1(表1、2) 常法により得られたポリエチレンテレフタレート(固有
粘度0.65dl/g、融点255℃、)のペレットを
180℃で3時間真空乾燥した後に、280℃に加熱さ
れた押出機に供給して溶融押出しし、Tダイよりシート
状に吐出した。さらにこのシートを表面温度25℃の冷
却ドラム上に静電気力で密着させて冷却固化し、実質的
に無配向状態のフィルムを得た。
【0059】このフィルムを、加熱されたロール群に導
き、92℃に予熱した後、延伸倍率3.4倍で長手方向
に延伸を行った。該1軸延伸フィルムを両端部をクリッ
プで把持するテンターに導き、95℃で3.45倍幅方
向に延伸し、いったん、フィルムを30℃(ガラス転移
温度79℃)まで冷却した後、テンターで把持された状
態でフィルムにUV照射を行った。UV光源として日本
電池(株)製、メタルハライドランプ(オゾンレスタイ
プ)を用い、照射距離60mm、照射時間0.5秒で片
面から行った。続いてフィルムエッジを除去し、厚さ7
μm、幅2mのポリエステルフィルムを得た。
【0060】得られたポリエステルフィルムの配向角、
熱収縮率、破れ頻度等を表1、表2に示した。幅方向物
性差が小さく、生産性に優れるポリエステルフィルムを
得ることができた。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】実施例2、3、比較例1(表1、2) 実施例2、3は、エネルギー密度、照射時間を変更し
て、UV照射を行ったフィルムである。
【0064】表1、2に示しているように、幅方向の物
性差の小さいポリエステルフィルムを得ることができ
た。一方、UV照射を行わない場合は、熱収縮率が大き
く、幅方向物性差も大きくなった。
【0065】比較例2(表1、2) 実施例1におけるUV光照射のかわりに、230℃、5
秒間の熱処理を幅方向に4%のリラックスをとりながら
行った。熱処理の場合は、配向角が大きくなるため、幅
方向物性差も大きくなり、生産性も悪いフィルムしか得
られなかった。
【0066】実施例4、5(表3、4) 実施例4は、実施例1のポリエステルフィルムに、オフ
ラインでUV照射を実施例1と同じ条件で、さらに3回
繰り返し行ったフィルムである。
【0067】実施例5は、実施例1のUV照射後、さら
に、230℃、5秒間の熱処理を幅方向に4%のリラッ
クスをとりながら行ったフィルムである。
【0068】表3、4に示しているように、さらに幅方
向物性差の小さいポリエステルフィルムを得ることがで
きた。
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】実施例6(表5、6) 実施例1と同様にして、実質的に無配向状態のフィルム
を得た。このフィルムを、加熱されたロール群に導き、
95℃に予熱した後、延伸倍率3.1で長手方向に延伸
を行った。該1軸延伸フィルムを両端部をクリップで把
持するテンターに導き、98℃で3.3倍幅方向に延伸
し、いったんフィルムを33℃(ガラス転移温度79
℃)まで冷却した後、テンターで把持された状態でフィ
ルムにUV照射を行った。UV照射はフィルム厚み方向
の両側から行った。UV光源として日本電池(株)製、
メタルハライドランプ(オゾンレスタイプ)を用い、照
射距離60mm、照射時間1秒で行った。次いで、23
0℃で熱処理を行い、200℃で幅方向に4%リラック
ス処理し、続いて130℃で長手方向に2%リラックス
処理を行った後、フィルムエッジを除去し、厚さ75μ
mのポリエステルフィルムを得た。
【0072】得られたポリエステルフィルムの配向角、
熱収縮率、破れ頻度等を表5、表6に示した。幅方向物
性差が小さく、生産性に優れるポリエステルフィルムを
得ることができた。
【0073】
【表5】
【0074】
【表6】
【0075】実施例7(表7、8) 実施例1と同様にして、実質的に無配向状態のフィルム
を得、長手方向及び幅方向に延伸し、いったん、フィル
ムを35℃(ガラス転移温度79℃)まで冷却した後、
テンターとワインダーの間で幅方向に張力がかかってい
ない状態(フリー状態、長手方向には張力負荷している
状態)でUV光を照射した。UV光源として日本電池
(株)製、メタルハライドランプ(オゾンレスタイプ)
を用い、照射距離90mm、照射時間0.5秒で片面か
ら行った。続いてフィルムエッジを除去し、厚さ15μ
m、幅4mのポリエステルフィルムを得た。
【0076】得られたポリエステルフィルムの配向角、
熱収縮率、破れ頻度等を表7、8に示した。熱収縮率が
小さいポリエステルフィルムを得ることができた。
【0077】実施例8(表7、8) 実施例1と同様にして、実質的に無配向状態のフィルム
を得、長手方向および幅方向への延伸、30℃までの冷
却を行い、幅2mのポリエステルフィルムを得た。その
あと1.2mの幅にスリットする工程で、幅方向に張力
がかかっていない状態(長手方向は張力負荷している状
態)でUV光を照射した。UV光源として日本電池
(株)製、メタルハライドランプ(オゾンレスタイプ)
を用い、照射距離180mm、照射時間0.4秒で両面
から行った。
【0078】得られたポリエステルフィルムの配向角、
熱収縮率、破れ頻度等を表7、8に示した。熱収縮率が
小さいポリエステルフィルムを得ることができた。
【0079】
【表7】
【0080】
【表8】
【0081】以上のように、本発明の製造方法を用いた
ポリエステルフィルムは、幅方向物性差が小さく、製膜
安定性に優れるが、本発明の範囲外のポリエステルフィ
ルムは、幅方向物性差が大きく、製膜安定性も悪化する
ことがわかる。
【0082】
【発明の効果】本発明のポリエステルフィルムは、UV
光照射により、幅方向物性差が小さく、製膜安定性を図
ったものであり、磁気記録用、プリンタリボン用、コン
デンサー用、包装用、写真用など各種フィルム用途に広
く活用が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 67:00 B29L 7:00 C08L 7:00 67:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエチレンテレフタレートを主成分とす
    る未延伸フィルムを長手(縦)方向および幅(横)方向
    に延伸した後、フィルムをガラス転移温度以下に冷却
    し、その後、フィルムの厚み方向の少なくとも一方向か
    ら紫外光(以下、UV光と略す)を照射することを特徴
    とするポリエステルフィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】前記ポリエステルフィルムの長手方向また
    は幅方向に対する配向角を−30度から+30度にせし
    めることを特徴とする請求項1に記載のポリエステルフ
    ィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】前記ポリエステルフィルムのフィルム幅方
    向における長手方向の150℃の熱収縮率の最大値と最
    小値の差が、0〜0.5%であることを特徴とする請求
    項1に記載のポリエステルフィルムの製造方法。
  4. 【請求項4】UV光照射時のエネルギー密度が、0.1
    J/cm2 以上、10J/cm2 以下であることを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のポリエ
    ステルフィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】UV光を0.05秒〜10秒間照射するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のポリエステルフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】UV光を照射するに際して、270〜30
    0nmの波長を有するUV光の相対強度を10%以上と
    し、250nm未満の波長のUV光の相対強度を1%未
    満とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載のポリエステルフィルムの製造方法。
  7. 【請求項7】フィルムの長手方向または幅方向に対する
    配向角が−30度〜+30度で、フィルムの表面部のカ
    ルボキシル基量(R1)と中央部のカルボキシル基量
    (R2)が、下記(1)式を満足することを特徴とする
    ポリエステルフィルム。 R1/R2≧1.1 ・・・(1)
  8. 【請求項8】フィルム幅方向における長手方向の150
    ℃の熱収縮率の最大値と最小値の差が、0〜0.5%で
    あることを特徴とする請求項7に記載のポリエステルフ
    ィルム。
  9. 【請求項9】フィルム幅方向における長手方向の弾性率
    の最大値と最小値の差が、0〜0.5GPaであること
    を特徴とする請求項7または請求項8に記載のポリエス
    テルフィルム。
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