JP2000178101A - 屋外の蚊の防除方法 - Google Patents
屋外の蚊の防除方法Info
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Abstract
を提供する。 【解決手段】 殺虫成分、溶剤、溶解補助剤、水、およ
び噴射剤からなるエアゾール製剤を噴射量を1.5ml
/秒以上かつ噴霧粒子の平均粒子径が20〜100μm
となるよう噴霧することで屋外の蚊の防除する。
Description
茂みや物陰に潜んでいる蚊の防除方法に関する。
嗜好が強まり、余暇を屋外で過ごす人が増えてきてい
る。この場合、同じ屋外の活動であってもコート、グラ
ウンド等環境が整備された場所で行われるスポーツとは
異なり、蚊に刺される被害が増えている。従来では、屋
外において蚊から身を守る方法としては、蚊取り線香を
使用したり、忌避剤を体に噴霧または塗布することが行
われている。また、室内用として市販されている蚊防除
用の殺虫エアゾールを屋外で使用することもある。
用されている屋外の蚊の防除方法は次の点で問題があっ
た。まず、蚊取り線香は風向きによっては有効に効力が
発揮されないし、火事の心配や煙を吸い込むことの難点
がある。忌避剤の場合は体質に合わない人がいたり、塗
りむらによって効力を完全に求めることが困難であった
り、発汗との関係で不快感を伴なうことがある。また、
室内用として市販されている蚊防除用の殺虫エアゾール
は、溶剤にケロシンが使用されているため、屋外で使用
し、植物に噴霧粒子がかかると植物に悪影響を与える
し、屋内用であるため噴射量は少なく、また噴霧粒子が
軽くなるよう設計されているため、屋外では、蚊が潜ん
でいる物陰や茂みのすき間に噴霧粒子が届かないという
問題点もあった。本発明は、以上の問題を解決すべく屋
外の蚊の殺虫エアゾールによる防除方法を提供すること
を目的とする。
助剤、水、および噴射剤からなるエアゾール製剤を噴射
量を1.5ml/秒以上かつ噴霧粒子の平均粒子径が2
0〜100μmとなるよう噴霧方法で屋外の蚊を防除す
る。
ル製剤を使用するようにしたので、植物に悪影響を与え
ることがない。又、屋外用の適切な噴射量としているの
で、蚊の潜んでいそうな茂み、物陰等の場所を処理する
ことが可能なので、長期間に亘り蚊に刺されることのな
い屋外空間を維持できる。
1.殺虫成分、2.溶剤、3.溶解補助剤、4.水、
5.噴射剤から構成されるが、植物に影響を与えない範
囲で、6.その他、として昆虫成長阻害剤等の殺虫剤、
共力剤、忌避剤、殺菌剤、殺ダニ剤、防虫剤、防カビ
剤、防錆剤、消臭剤、PH調整剤、香料等を単独または
2種以上を組み合わせて用いることになんら制限はされ
ない。原液においては、殺虫原液中の殺虫成分、溶剤、
溶解補助剤の合計を60重量%以下、好ましくは50重
量%以下にし、水の量は40重量%以上、好ましくは5
0重量%以上にする。以下に上記の1.〜6.の成分に
ついて説明する。
し、長期間にわたって蚊を防除させるため、20℃にお
ける蒸気圧が1×10−2〜1×10−8mmHgある
各種殺虫剤を用いることが好ましい。例えば、ピレスロ
イド系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、有機リン系殺虫
剤等を挙げることができる。一般に安全性が高いことか
らピレスロイド系殺虫剤が好適に用いられており、それ
らの具体例として以下のものが例示できる。殺虫成分の
量は、できるだけ少ない方が環境的に好ましいが、殺虫
成分によって殺虫活性が異なるので0.01〜7重量
%、好ましくは0.05〜5重量%である。本発明に用
いることのできる殺虫成分を以下に例示する。
−エン−4−オン−1−イル dl−シス/トランス−
クリサンテマート (ピナミン) dl・d−T80−アレスリン;3−アリル−2−メチ
ルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−
シス/トランス−クリサンテマート (ピナミンフォル
テ) dl・d−T−アレスリン;3−アリル−2−メチルシ
クロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−トラ
ンス−クリサンテマート (バイオアレスリン) d・d−T−アレスリン;d−3−アリル−2−メチル
シクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−ト
ランス−クリサンテマート (エスビオール) d・d−T80−プラレトリン;d−2−メチル−4−
オキソ−3−プロパルギルシクロペント−2−エニル
d−シス/トランス−クリサンテマート (エトック) レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル dl
−シス/トランス−クリサンテマート (クリスロン) dl・d−T80−レスメトリン;5−ベンジル−3−
フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマート
(クリスロンフォルテ) エンペントリン;1−エチニル−2−メチルペント−2
−エニル d−シス/トランス−クリサンテマート
(ベーパースリン) テラレスリン;2−アリル−3−メチル−2−シクロペ
ンテン−1−オン−4−イル−2,2,3,3,テトラ
メチル−シクロプロパンカルボキシラート(ノックスリ
ン) トランスフルスリン;2,3,5,6−テトラフルオロ
ベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパンカルボキシラート フタルスリン;N−(3,4,5,6−テトラヒドロフ
タリミド)−メチルdl−シス/トランス−クリサンテ
マート (ネオピナミン) dl・d−T80−フタルスリン;N−(3,4,5,
6−テトラヒドロフタリミド)−メチル d−シス/ト
ランス−クリサンテマート (ネオピナミンフォルテ) フラメトリン;5−(2−プロパギル)−3−フリルメ
チル クリサンテマート (ピナミンD) ペルメトリン;3−フェノキシベンジル dl−シス/
トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパンカルボキシラート (エクスミ
ン) フェノトリン;3−フェノキシベンジル d−シス/ト
ランス−クリサンテマート (スミスリン) イミプロスリン;2,4−ジオキソ−1−(プロプ−2
−イニル)−イミダゾリジン−3−イルメチル(1R)
−シス/トランス−クリサンテマート (プラール) フェンバレレート;α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレー
ト (スミサイジン) シペルメトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル
dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラー
ト (アグロスリン) シフェノトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル
d−シス/トランス−クリサンテマート (ゴキラー
ト) エトフェンプロックス;2−(4−エトキシフェニル)
−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテ
ル (トレボン) テフルスリン;2,3,5,6−テトラフルオロ−4−
メチルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリ
フルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1−
シクロプロパンカルボキシラート フェンプロパトリン;α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチル
シクロプロパンカルボキシラート フェンフルスリン;2,3,4,5,6−ペンタフルオ
ロベンジル−dl−シス/トランス 3−(2,2−ジ
クロロビニル)2,2−ジメチル−1− シクロプロパ
ンカルボキシラート
ジル−6)−ジエチルチオホスフェート (ダイアジノ
ン) フェニトロチオン、MEP;0,0−ジメチル−0−
(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート
(スミチオン、) ピリダフェンチオン;0,0−ジメチル−0−(3−オ
キソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホ
スホロチオエート (オフナック) マラチオン;ジメチルジカルベトキシエチルジチオホス
フェート (マラソン) ディプテレックス;0,0−ジメチル−2,2,2−ト
リクロロ−1−ハイドロオキシエチル ホスホネイト クロルピリホス;0,0−ジエチル−0−(3,5,6
−トリクロル−2−ピリジル)−ホスホロチオエート フェンチオン;0,0−ジエチル−0−(3−メチル−
4−メチルチオフェニル)−ホスホロチオエート (バ
イテックス) ジクロルボス;0,0−ジメチル−2,2−ジクロロビ
ニルホスフェート (DDVP) プロペタンホス;0−[(E)−2−イソプロポキシカ
ルボニル−1−メチルビニル]0−メチルエチルホスホ
ラミドチオエート (サフロチン) アベイト;0,0,0′,0′−テトラメチル0,0′
−チオジ−P−フェニレン ホスホロチオエート プロチオホス;ジチオリン酸0−2,4−ジクロロフェ
ニル 0−エチル S−プロピルエステル (トヨチオ
ン) ホキシム;0,0−ジエチル−0−(α−シアノベンジ
リデンアミノ)チオホスフェート
は類縁体から選ばれた少なくとも1種以上を用いること
が好ましい。
されるが、これは次の3.で述べる溶解補助剤と共に殺
虫成分の溶解性や水との溶解または乳化性をあげる目的
および噴射剤との溶解または分散安定性をあげることが
目的であるが、植物に対しては悪い影響を与えやすいの
で、できるだけ少ない量にする必要がある。
される。界面活性剤を使用する場合は、ノニオン系、ア
ニオン系、カチオン系のものから選択できるが、ノニオ
ン系の界面活性剤を使用するのが好ましい。また植物に
悪い影響を与えないためにできるだけ少ない量が好まし
く、通常0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜5
重量%が使用できる。
タン、各種フロン類などが使用でき、圧縮空気、二酸化
炭素、窒素からなる群より選択された圧縮ガスなどが併
用できる。
い範囲で、更に次の薬剤等が使用できる。 6−1.昆虫成長阻害剤 ピリプロキシフェン;2−[1−メチル−2−(4−フ
ェノキシフェノキシ)エトキシ]ピリジン (スミラ
ブ) フェノキシカルブ;エチル[2−(4−フェノキシフェ
ノキシ)エチル]カーバメート ジフルベンズロン;N−[[(4−クロロフェニル)ア
ミノ]カメボニル]−2,6−ジフロロベンズアミド シロマジン;N−シクロプロピル−1,3,5−トリア
ジン−2,4,6−トリアミン テフルベンズロン;N−[[(3,5−ジクロロ−2,
4−ジフロロフェニル)アミノ]カメボニル]−2,6
−ジフロロベンズアミド 6−2.オキサジアゾール系殺虫剤 メトキサジアゾン;5−メトキシ−3−(2−メトキシ
フェニル0−1,3,4−オキサジアゾール−2(3
H)−オン(エレミック) 6−3.クロロニコチン系殺虫剤 イミダクロプリド;1−(6−クロロ−3−ピリジルメ
チル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミ
ン (ハチクサン) アセタミプロリド;N′−[(6−クロロ−3−ピリジ
イル)メチル]−N′−シアノ−N′メチルアセトンア
ミジイン (モスピラン) 6−4.殺菌剤 トリフルミゾール;(E)−4−クロロ−α,α,α−
トリフルオロ−N−(1−イミダゾール−1−イル−2
−プロポキシエチリデン−0−トルイジン ヘキサコナゾール;(R,S)−2−(2,4−ジクロ
ロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ヘキサン−2−オール (アンピル) 硫黄(S) TPN;テトラクロロイソフタロニトリル (ダコニー
ル) カルベンダゾール;2−(メトキシカルボニルアミノ)
ベンゾイミダゾール(MBC) チオファメートメチル;1,2−ビス(3−メトキシカ
ルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン (トップジン
M) プロシミドン;N−(3,5−ジクロロフェニル)−1
2−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシミ
ド (スミレックス) ミクロブタニル;2−P−クロロフェニル−2−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ヘキサ
ンニトリル (ラリー) イソプロチオラン;ジイソプロピル−1,3−ジチオラ
ン−2−イソデン−マロネート (フジワン)
2−トリクロロエタノール キノメチオネート;6−メチルキノキサリン−2,3−
ジチオカ−ボネート ヘキサチアゾクス;トランス−5−(4−クロロフェニ
ル)−N−シクロヘキシル−4−メチル−2−オキソチ
アゾリジン−3−カルボキサミド
ン、ラクトン、オキシド、エステル類等の人工香料
ドロジベンゾフラン−4a−カルバルデヒドロ ジ−n−プロピル イソシンコメロネート p−ジクロロベンゼン ジ−n−ブチルサクシネート カプリン酸ジエチルアミド N−プロピルアセトアニリド β−ナフトール カンファー
ノール、メチルオイゲノール、ゲラニオール、シンナミ
ックアルデヒド、リナロール、ペリラアルデヒド、ネペ
タリック酸、メチルヘプテノン、デシルアルデヒド、ミ
ルセン、酢酸ゲラニオール、チモール、リモネン、シネ
オール、ピネン、シメン、テルピネン、サビネン、エレ
メン、セドレン、エレモール、ビドロール、セドロー
ル、ヒノキチオール、ツヤプリシン、トロポロイド、ヒ
ノキチン、ツヨプセン、ボルネオール、カンフェン、テ
ルピネオール、テルピニルエステル、ジペンテン、ファ
ランドレン、シネオール、カリオレフィン、バニリン、
フルフラール、フルフリルアルコール、ピノカルベオー
ル、ピノカルボン、ミルテノール、ベルベノン、カルボ
ン、オイデスモール、ピペリトン、ツエン、ファンキル
アルコール、メチルアンスラニレート、ビサボレン、ベ
ルガプトール、ノニルアルデヒド、ノニルアルコール、
ヌートカトン、オクチルアルデヒド、酢酸リナリル、酢
酸ゲラニル、ネロリドール、オシメン、アンスラニル酸
メチル、インドール、ジャスモン、ベンツアルデヒド、
プレゴン 上記の異性体および/または誘導体 上記から選ばれる少なくとも1つ以上を含有する精油
テル(商品名ピペロニルブトキサイド) オクタクロロジプロピルエーテル(商品名S−421) イソボルニルチオシアナアセテート(商品名IBTA) N−オクチルビシクロヘプテンカルボキシイミド(商品
名サイネピリン222) N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−
メチルビシクロ(2,2,2)オクト−5−エン−2,
3−ジカルボキシイミド(商品名サイネピリン500)
のためのバルブとボタンとしては、ハウジング開口面積
は0.50〜50.24mm2、通常0.50〜3.1
4mm2で、ステム開口面積は0.07〜18.15m
m2、通常0.07〜1.5mm2で、ベーパータップ
の開口面積が自由に選択できるバルブおよび開口面積が
0.07〜12.56mm2、通常0.07〜2.1m
m2となる釦の組み合わせが可能であるが特に限定され
ない。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
からカーボン紙に向けて1秒噴霧し、付着した薬液の直
径を測定した。表1に示したように、粒子径が20μm
以下は付着性が悪く100μm以上では到達性が悪いの
に対し本発明品は優れた付着性および到達性を有するこ
とが明らかとなった。
ら、ヒトスジシマカ雌成虫10匹を入れて両面に16メ
ッシュナイロンネットを張ったガラスリングに向けて1
秒間噴霧した。噴霧からの経時的なノックダウン数を観
察し、KT50値を求めた。また、供試虫を清潔なポリ
カップに移し取り、5%砂糖水を与え、24時間後の死
亡率を求めた。表2に示したように、本発明品は優れた
ノックダウン効果および殺虫効果を有することが明らか
となった。
付着するように噴霧し、3日後に植物への影響の発生状
況を調査した。植物への影響評価基準に従ってランク付
けを行った。表3に示したように、本発明品は植物に対
して悪影響を与えないことが明らかとなった。
次の通りである。 植物への影響評価基準(ランク) 0:影響なし 1:軽微 葉に軽度の萎縮や変色、しみ状の小さい壊死
を生じるが、外観状全く問題ない程度。 2:軽度 葉に萎縮や変色および壊死を生じるが、葉
1,2枚の一部に発生する程度で、目立たず外観状問題
ない程度。 3:重度 葉に著しい萎縮や変色および壊死を生じ、外
観状問題となる。または、植物全体に広がっているが対
象植物の生育に影響しない程度のもの。 4:激甚 重度よりさらに進行した薬害で、萎縮や変色
および壊死が大きく、植物全体に広がっており生育に影
響するような被害を生じているもの。
10分間留まり、寄ってきた蚊を測定した。次に、蚊の
潜んでいそうな茂みや物陰に前記試料を1〜2秒/m2
噴霧した後、10分間で寄ってきた蚊の数を測定した。
その後は定期的に処理区に行き、同様に測定した。表4
に示したように、本発明品は優れた蚊の防除効果を有す
ることが明らかとなった。
屋外の草むらに向けて1秒噴霧し、薬液の付着した草を
刈り取って室内に持ち込み、直径20cm,高さ43c
mのシリンダー内においてヒトスジシマカの接触試験を
行った。試験は噴霧後の1,3,5,24時間目の接触
開始した。表5に示したように、本発明品は優れた残効
性を有することが明らかとなった。
ゾールであり、噴射量を1.5ml/秒以上かつ噴霧粒
子の平均粒子径を20〜100μmとすることにより、
風の影響を受けることなく茂みや物陰のすき間まで薬剤
が届き付着するので、屋外で活動する場合にその周辺の
蚊の潜んでいそうな場所に処理するだけで、蚊の生息数
を激減させることができる。また、殺虫成分として20
℃における蒸気圧が1×10−2〜1×10−8mmH
gである各種殺虫剤を用いることにより、茂みや物陰の
すき間まで届いた薬剤が自然蒸散し、蚊取り線香や忌避
剤を使用することなく、長期間にわたって蚊に刺される
ことのない屋外空間を維持することが可能となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 殺虫成分、溶剤、溶解補助剤、水、およ
び噴射剤からなるエアゾール製剤を噴射量を1.5ml
/秒以上かつ噴霧粒子の平均粒子径が20〜100μm
となるよう噴霧することを特徴とする屋外の蚊の防除方
法。 - 【請求項2】 エアゾール製剤は、ピレスロイド系化合
物、カーバメイト系化合物、有機リン系化合物からなる
群より選択された殺虫成分、アルコール類、ケロシン類
からなる群より選択された溶剤、グリコールエーテル
類、界面活性剤類からなる群より選択された溶解補助
剤、および水からなる殺虫原液と、液化石油ガス、ジメ
チルエーテル、イソペンタン、圧縮空気、二酸化炭素、
窒素からなる群より選択される噴射剤よりなる請求項1
記載の防除方法。 - 【請求項3】 殺虫成分の20℃における蒸気圧が1×
10−2〜1×10−8mmHgあることを特徴とする
請求項1および請求項2のいずれかに記載の防除方法。 - 【請求項4】 エアゾール製剤は、殺虫成分0.01〜
7重量%、溶剤2〜60重量%、溶解補助剤0.05〜
20重量%を配合し、水で調整した殺虫原液を30〜9
0重量%と噴射剤10〜70重量%で構成される請求項
1から請求項3のいずれかに記載の防除方法。 - 【請求項5】 エアゾール製剤は、殺虫原液中の水の割
合が40重量%以上で、殺虫成分、溶剤、溶解補助剤の
合計が60重量%以下となる殺虫原液で構成される請求
項1から請求項4のいずれかに記載の防除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35886498A JP2000178101A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 屋外の蚊の防除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35886498A JP2000178101A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 屋外の蚊の防除方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000178101A true JP2000178101A (ja) | 2000-06-27 |
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ID=18461501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35886498A Pending JP2000178101A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 屋外の蚊の防除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000178101A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002083321A1 (fr) * | 2001-04-13 | 2002-10-24 | Daizo Corporation | Produit contenant un aerosol |
JP2014005218A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 人体用害虫忌避エアゾール剤、及びこれを用いた害虫忌避並びに冷感の付与方法。 |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP35886498A patent/JP2000178101A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002083321A1 (fr) * | 2001-04-13 | 2002-10-24 | Daizo Corporation | Produit contenant un aerosol |
US7131602B2 (en) | 2001-04-13 | 2006-11-07 | Daizo Corporation | Aerosol product |
JP2014005218A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 人体用害虫忌避エアゾール剤、及びこれを用いた害虫忌避並びに冷感の付与方法。 |
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