JP2000177752A - 袋の口を簡単に開閉する器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通のポリ袋、フィルム袋などに、合成樹脂
の薄板からはがしてはりつけるだけで、袋の口の開閉を
極めて簡単にする器具の提供。 【解決手段】 粘着テープ（１）の粘着面（４）に針金
（２）などを曲げるとその形状を維持するひも状の素材
を平行に貼りつけ、それに合成樹脂（ポリプロピレンな
ど）の薄い板（３）の片面に細かい凹凸や格子状のみぞ
などをつけて粘着力を下げた面（５）を合わせてつけ
る。出来たテープの両はしを切りそろえて作ることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、袋の口の開閉を
より一層簡単にすることに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、袋の口のしめ方は袋の先をよって
細くして結んだり、ゴムでとめたり、セロテープをはっ
たり、ジッパーのついたものを用いたりしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）袋の先を細くよって結ぶと、それをほどくのに苦
心する。 （ロ）ゴムでとめると、はずすときに苦心する。 （ハ）セロテープでとめると、はがすとき苦心するし、
袋がやぶけたりする。 （ニ）ジッパーのついた袋は、ふつうのフィルム袋やポ
リ袋に比して高い。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】粘着テープ（１）の粘着
面（４）に針金（２）など曲げるとその形状を維持する
ひも状の素材を平行に貼りつけ、それに合成樹脂（ポリ
プロピレンなど）の薄い板（３）の片面に細かい凹凸や
格子状のみぞをつけ粘着力を下げた面（５）を合わせて
つける。出来たテープの両はしを切りそろえる。本発明
は以上のような構成よりなる、袋の口を簡単に開閉する
器具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 （イ）粘着テープ（１）の粘着面（４）に針金（２）な
ど曲げるとその形状を維持するひも状の素材を平行に貼
りつけ、それに合成樹脂（ポリプロピレンなど）の薄い
板（３）の片面に細かい凹凸や格子状のみぞなどをつけ
て粘着力を下げた面（５）を合わせてつける。 （ロ）出きたテープの両はしを切りそろえる。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
粘着テープ（１）を合成樹脂の薄い板（３）からはがす
と針金（２）もいっしょについてはがれ、その針金
（２）のついた粘着テープ（１）をポリ袋やフィルム袋
などの袋（７）の口の片方はりつける。このテープをつ
けた側を外側にして２つ折りにしさらに２つ折りを何度
か行ない最後は指ではさみつぶすようにして袋の口をし
める。または、粘着テープの側を外にして、手で一度に
もみしぼるようにしてしめつけて閉じる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用すると、袋の口を何度か折
りまげるか、一度に握りしめることで閉めることがで
き、両手でひっぱればすぐに開けられる。又スーパーや
デパートなどで買った物を入れている袋に本発明をはが
してつけるだけでよいので費用も安く手軽である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。はりつける前。

【図２】本発明の斜視図である。はりつけ後。

【図３】袋と本発明のテープである。

【図４】袋と本発明のテープを貼ったところである。

【図５】テープを外側にして折りまげたところ。

【図６】さらに折りまげたところ。

【図７】図４の状態からテープを外側にして一度に握っ
てしめたところ。

【符号の説明】

１ 粘着テープ ２ 針金 ３ 合成樹脂（ポリプロピレンなど）の薄い板 ４ 粘着面 ５ 表面に細かい凹凸やすじをつけ粘着テープの粘着力
を下げる ６ はしを切りそろえる ７ 袋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】粘着テープ（１）の粘着面（４）に針金
   （２）など曲げるとその形状を維持するひも状の素材を
   平行に貼りつけ、それに合成樹脂（ポリプロピレンな
   ど）の薄い板（３）の片面に細かい凹凸や格子状のみぞ
   などをつけて粘着力を下げた面（５）を合わせてつけ
   る。出来たテープの両はしを切りそろえることで完成す
   る袋の口の開閉を簡単にする器具。