JP2000177660A - ゴムクロ−ラのエンドレス構造 - Google Patents

ゴムクロ−ラのエンドレス構造

Info

Publication number
JP2000177660A
JP2000177660A JP10358051A JP35805198A JP2000177660A JP 2000177660 A JP2000177660 A JP 2000177660A JP 10358051 A JP10358051 A JP 10358051A JP 35805198 A JP35805198 A JP 35805198A JP 2000177660 A JP2000177660 A JP 2000177660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
rubber crawler
endless
main
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10358051A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Ono
義彦 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP10358051A priority Critical patent/JP2000177660A/ja
Publication of JP2000177660A publication Critical patent/JP2000177660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ゴムクロ−ラのエンドレス構造に係
るものである。 【解決手段】有端のゴム弾性体の長手方向にメインコ−
ドが列をなして埋設され、その両端を連結するゴムクロ
−ラのエンドレス構造であって、有端のゴム弾性体の両
端より突出するメインコ−ド先端を突き合わせ、当該突
き合わせ端部をゴムクロ−ラの外周側よりこの突き合わ
せ端部に対して角度をもって補助コ−ドを添わせ、当該
突き合わせ端部に未加硫ゴムを充填し次いでこれを加硫
したことを特徴とするゴムクロ−ラのエンドレス構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムクロ−ラのエ
ンドレス構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年に至り、農業機械のみならず、建設
機械や土木作業機械等の大型機械の走行部にもゴムクロ
−ラが採用されており、この無端のゴムクロ−ラ中には
その長手方向に抗張体としてメインコ−ド(スチ−ルコ
−ド)が列をなして埋設されている。しかるに、通常は
有端のゴムクロ−ラ基体を加硫成型し、その両端より突
出させたメインコ−ドをオ−バ−ラップさせ、この部位
を未加硫ゴムをもって再加硫してエンドレスとしている
ため、そのエンドレス部はメインコ−ドがオ−バ−ラッ
プしてゴム弾性体中に存在する。従って、ゴムクロ−ラ
全体としてはエンドレス部が他の部位に比べて剛性がア
ップすることとなる。
【0003】図6は従来のゴムクロ−ラのエンドレス部
の長手方向の断面図であり、図中、21はゴムクロ−ラ
の基体を構成するゴム弾性体、22はメインコ−ド、2
3はオ−バ−ラップ部のゴム弾性体、24はゴム弾性体
21、23中に埋設される芯金、25はゴムラグであ
る。
【0004】図7、図8はエンドレス成型する前の段階
の有端のゴム弾性体の例であって、図7にあっては、ゴ
ム弾性体の両端部から突出するメインコ−ド22a、2
2b部位のゴム23a、23bは加硫又は未加硫状態と
されるものであって、他方、図8の例にあっては、メイ
ンコ−ド22a、22b部位にはこの時点ではゴム(図
2での3a、3b)がなく、これをエンドレス時に未加
硫ゴムを充填して加硫成型する方式のものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、かかるゴム
クロ−ラのスプロケットやアイドラ−への巻き付き時
に、巻き付き抵抗が局部(エンドレス部)的に大きくな
り、これが振動の原因となったり、ゴムクロ−ラの屈曲
疲労の原因となる。そして、オ−バ−ラップ部のゴム剥
離やメインコ−ドの突出による故障に至ることともな
る。又、かかるゴムクロ−ラの走行時にスプロケットと
の間で石の噛み込み等の過負荷が加えられた際、このエ
ンドレス部分は他の部位に比べて伸びが小さく、このた
めにメインコ−ドがオ−バ−ラップしているエンドレス
部分の接着面の剪断破壊を生ずることもあった。
【0006】本発明はかかる従来の技術によるゴムクロ
−ラの問題点を解消し、エンドレス部の屈曲抵抗及び屈
曲疲労の低減を目的とするものであり、更には、ゴムク
ロ−ラの寿命を向上させることを主眼としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するため鋭意研究を進めた結果、次の構成とすること
により解決をみたものである。即ち、本発明のゴムクロ
−ラのエンドレス構造は、有端のゴム弾性体の長手方向
にメインコ−ドが列をなして埋設され、その両端を連結
する構造であって、有端のゴム弾性体の両端より突出す
るメインコ−ド先端を突き合わせ、当該突き合わせ端部
をゴムクロ−ラの外周側よりこの突き合わせ端部に対し
て角度をもって補助コ−ドを添わせ、当該突き合わせ端
部に未加硫ゴムを充填し次いでこれを加硫したことを特
徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のゴムクロ−ラのエンドレ
ス部にあって、メインコ−ドがオ−バ−ラップされず単
に突き合わされたのみであり、この部位に比較的柔軟性
のある補助コ−ドを添えるだけであって、曲げ剛性等は
それほど大きくならず、例えば石の噛み込み等にあって
従来のような不具合はないものとなった。
【0009】そして、好ましくは補助コ−ドはメインコ
−ドよりも柔軟性を有するのがよく、補助コ−ドとして
はナイロン、ポリエステル、ケブラ−、場合によっては
メインコ−ドよりも細目のスチ−ルコ−ドが用いられ、
これらが簾状をなし、或いはキャンバス状をなして用い
られる。
【0010】尚、メインコ−ドの突き合わせ部は必ずし
も直線状でなくてもよく、相互に楔状をなして突き合わ
されたり、湾曲をなして突き合わされていてもよい。更
に、場合によってはメインコ−ド先端を突き合わせて溶
接し、この部位に補助コ−ドを適用することもできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のゴムクロ−ラのエンドレス構
造を図面をもって更に詳細に説明する。図1は本発明の
ゴムクロ−ラのエンドレス部における長手方向断面図で
あり、図2はメインコ−ド及び補助コ−ドのみを取り出
した平面図である。図中、1はゴムクロ−ラの基体を構
成するゴム弾性体、2はこのゴム弾性体1の長手方向に
向けて列をなして埋設されたメインコ−ド(スチ−ルコ
−ド)であり、その両端2a、2bがゴム弾性体1の端
部より突出するものである。3はメインコ−ド2a、2
bを突き合わせてエンドレスとした部位のゴム弾性体で
ある。4はゴム弾性体1の幅方向に横並べされて埋設さ
れた芯金、5はゴムラグである。
【0012】さて、メインコ−ド2の両端部2a、2b
はこの例では幅方向に一直線状をなして突き合わされて
おり、これに対してケブラ−繊維よりなる補助コ−ド1
0が約30度の角度をなしてゴムクロ−ラの外側に添え
られたものである。勿論、場合によってはゴムクロ−ラ
の内側にも補助コ−ドが添えられてもよいことは言うま
でもない。尚、かかる補助コ−ド10は通常は薄い未加
硫ゴムシ−トにてコ−トされているものであり、これが
加硫接着ゴム層となるものである。
【0013】補助コ−ド10の方向とメインコ−ドの突
き合わせ部とが同一方向である場合には、突き合わせ部
においてゴムクロ−ラにかかる引っ張り力に抗するコ−
ドが存在しないため、比較的容易に破断してしまうので
補助コ−ドにはメインコ−ドの突き合わせラインLに対
して角度θを持たせることが必要であり、好ましくは、
30度以上の角度が保たれるのがよい。尚、メインコ−
ドの突き合わせラインLはゴムラグと重なる構造とする
のが好ましい。
【0014】このように、メインコ−ド2の両端2a、
2b2 はオ−バ−ラップせずに突き合わされるだけで
あるので、ゴムクロ−ラのメインコ−ド2のエンドレス
部の剛性はそれほど高くはならず、ゴムクロ−ラ全体と
して曲げ剛性のアンバランスが解消することとなった。
【0015】図3〜図5は本発明のゴムクロ−ラのエン
ドレス部を示す他の例であり、夫々図2と同様の平面図
である。これらの例でも分かるようにメインコ−ド2の
突き合わせ部にて形成されるラインLは任意であり、補
助コ−ド10はこれらの突き合わせ部のラインLを覆う
ように添えられることとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明のゴムクロ−ラにあっては、エン
ドレス部の剛性が低減され、ゴムクロ−ラ全体としての
剛性がほヾ均等化されるものとなるのである。このた
め、機体に生ずる振動が低減され、ゴムクロ−ラの屈曲
疲労が改善されることとなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のゴムクロ−ラのエンドレス部に
おける長手方向断面図である。
【図2】図2は図1のエンドレス図におけるメインコ−
ドと補助コ−ドのみを取り出した平面図である。
【図3】図3は本発明のエンドレス構造の第2例を示す
図2と同様の平面図である。
【図4】図4は本発明のエンドレス構造の第3例を示す
図2と同様の平面図である。
【図5】図5は本発明のエンドレス構造の第4例を示す
図2と同様の平面図である。
【図6】図6は従来のゴムクロ−ラのエンドレス部の長
手方向の断面図である。
【図7】図7は従来のゴムクロ−ラのエンドレス成型す
る前の段階の有端のゴム弾性体の長手方向の断面図であ
る。
【図8】図8は従来のゴムクロ−ラのエンドレス成型す
る前の段階の有端のゴム弾性体の他の例の長手方向の断
面図である。
【符号の説明】
1‥ゴムクロ−ラの基体を構成するゴム弾性体、 2‥メインコ−ド、 2a、2b‥メインコ−ドの両端部、 3‥エンドレス部のゴム弾性体、 4‥芯金、 5‥ゴムラグ、 10‥補助コ−ド、 L‥突き合わせライン、 θ‥補助コ−ドの角度。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有端のゴム弾性体の長手方向にメインコ
    −ドが列をなして埋設され、その両端を連結するゴムク
    ロ−ラのエンドレス構造であって、有端のゴム弾性体の
    両端より突出するメインコ−ド先端を突き合わせ、当該
    突き合わせ端部をゴムクロ−ラの外周側よりこの突き合
    わせ端部に対して角度をもって補助コ−ドを添わせ、当
    該突き合わせ端部に未加硫ゴムを充填し次いでこれを加
    硫したことを特徴とするゴムクロ−ラのエンドレス構
    造。
  2. 【請求項2】 補助コ−ドはメインコ−ドよりも柔軟性
    を有する請求項第1項記載のゴムクロ−ラのエンドレス
    構造。
  3. 【請求項3】 メインコ−ド先端を突き合わせて溶接し
    た請求項第1項記載のゴムクロ−ラのエンドレス構造。
JP10358051A 1998-12-16 1998-12-16 ゴムクロ−ラのエンドレス構造 Pending JP2000177660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10358051A JP2000177660A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 ゴムクロ−ラのエンドレス構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10358051A JP2000177660A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 ゴムクロ−ラのエンドレス構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000177660A true JP2000177660A (ja) 2000-06-27

Family

ID=18457290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10358051A Pending JP2000177660A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 ゴムクロ−ラのエンドレス構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000177660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201227A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Bridgestone Corp ゴムクローラのジョイント構造
WO2014129659A1 (ja) * 2013-02-25 2014-08-28 株式会社ブリヂストン クローラ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201227A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Bridgestone Corp ゴムクローラのジョイント構造
WO2014129659A1 (ja) * 2013-02-25 2014-08-28 株式会社ブリヂストン クローラ
CN105008215A (zh) * 2013-02-25 2015-10-28 株式会社普利司通 履带
JPWO2014129659A1 (ja) * 2013-02-25 2017-02-02 株式会社ブリヂストン クローラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8191976B2 (en) Coreless rubber crawler track
JP4087619B2 (ja) 弾性クローラ
JP5588284B2 (ja) 弾性クローラ
JP2000177660A (ja) ゴムクロ−ラのエンドレス構造
JP2000177659A (ja) ゴムクロ−ラのエンドレス構造
JP4037715B2 (ja) 弾性クローラ
WO2003099529A1 (fr) Patins chenilles en caoutchouc
JP3495076B2 (ja) ゴムクロ−ラ及びその成型法
US7128378B2 (en) Coreless rubber crawler
JP4675488B2 (ja) 弾性クローラ
JP4988177B2 (ja) ゴムクローラの補強材切断及び芯金折損防止方法及びその方法を用いたゴムクローラ
JP3117208B2 (ja) ゴムクローラのエンドレス構造
JPH04283180A (ja) ゴムクロ−ラのエンドレスジョイント構造
JP4180751B2 (ja) 弾性クローラ
JP2000118451A (ja) ゴムクロ−ラのエンドレス構造
JPH0811756A (ja) 弾性クローラ
JP5588283B2 (ja) 弾性クローラ
JP2008201227A (ja) ゴムクローラのジョイント構造
JP4620992B2 (ja) ゴムクロ−ラ
US6709076B2 (en) Elastic crawler and method of producing the same
JP2001010556A (ja) ゴムクローラ
JP2000168644A (ja) ゴムクローラ接続部芯金
JPH11157471A (ja) 弾性無限軌道
JP4488575B2 (ja) 弾性クローラ
JP4603866B2 (ja) 弾性クローラ