JP2000177522A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2000177522A JP10361168A JP36116898A JP2000177522A JP 2000177522 A JP2000177522 A JP 2000177522A JP 10361168 A JP10361168 A JP 10361168A JP 36116898 A JP36116898 A JP 36116898A JP 2000177522 A JP2000177522 A JP 2000177522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】、エアバッグの膨出時に、エアバックカバーの
大小面積のドアに作用して発生する破断力を略等しくし
て、開裂時期をほぼ同期させた。 【解決手段】 エアバッグカバーに形成するテアライン
は、横方向テアライン11とその両端にそれぞれ縦方向
に延びる縦方向テアライン12とを略H字状に配置して
形成されており、横方向テアライン11によってエアバ
ッグカバーの上下に一対の展開ドア13,14を構成す
るように成し、展開ドア13,14のうち、横方向テア
ライン11がエアバッグカバー3に設けたエンブレム1
5の上側を迂回して形成された上側の展開ドア13を面
積的に小ドアとし、下側展開ドアを面積的に大ドアとし
て、展開ドア13側の上側の縦方向テアライン12a
を、下側の縦方向テアライン12bよりも、薄い肉厚に
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイール等に取付けられるエアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種エアバッグ装置は、ステア
リングホイールに配設されたエアバッグカバーの内側に
折り畳んだエアバッグを収納し、このエアバッグがイン
フレータから発生するガスにより膨張した際に、前記エ
アバッグカバーに形成されたテアラインを開裂して、前
記エアバッグカバーにより展開ドアを形成するようにな
していた。
【0003】このようなエアバッグ装置に用いるエアバ
ッグカバーとして、特開平2−200548号公報や特
開平9−58389号公報等に記載されたものが知られ
ていた。
【0004】前者のエアバッグカバーは、これに形成さ
れる脆弱部(テアライン)を、横脆弱部の左右両端部にそ
れぞれ設けられた2本の縦脆弱部とで略H字状に形成
し、前記脆弱部の端部の剛性を脆弱部の他の部位におけ
る剛性よりも高く設定して、エアバッグの膨張によって
エアバッグが開かれる際に、この展開時の慣性力によっ
て脆弱部の端部を超えてエアバッグカバーが破断される
のを防止していた。
【0005】また、後者のエアバッグカバーは、その裏
面側に、中央部を横切る線溝状に薄肉とした横薄肉破断
部を配置し、この横薄肉破断部の両自由端にそれぞれ縦
方向に延びる線溝状の薄肉とした縦薄肉破断部をその中
間部が接続するように配置し、エアバッグカバーの中央
側からその端部に向かう筋道に沿って線溝底面の肉厚を
徐々に厚くし、この筋道に沿って線溝側面の底面に直角
な面と成す開き角を徐々に拡げ、更にこの筋道に沿って
線溝底面の幅を狭めて、前記筋道に沿ってエアバッグカ
バーの割れが進行するように意図したテアラインを設け
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記何
れのエアバッグカバーにおけるテアラインは、横脆弱部
或いは横薄肉破断部によって、エアバッグカバーの上下
に、一対の展開ドアが形成されることになるが、前記横
脆弱部或いは横薄肉破断部がエアバッグカバーの略中央
部に設けたエンブレムを迂回するように形成された場合
等には、前記一対の展開ドアのうち、前記横脆弱部或い
は横薄肉破断部がエンブレム等を迂回した側の展開ドア
が面積的に小ドアに形成され、他方が大ドアに形成され
ることになるが、この大小のドアを形成するテアライン
の薄肉を等しく形成しているために、面積的に小さい小
ドア側にエアバッグ展開時の圧力が面積的に大きい大ド
ア側にかかる圧力より小さくなってしまい、開裂が遅れ
て、大ドア側からエアバッグが膨出してしまうことにな
り、エアバッグの展開形状に影響を及ぼしてしまう。
【0007】本発明は、かかる点に鑑み、エアバッグカ
バーに形成された大小ドアにおいて、エアバッグの膨出
時に、小さい面積の小ドアに作用して発生する破断力と
面積の大きい大ドアに作用して発生する破断力とを略等
しくして、両ドアの開裂時期をほぼ同期させるように意
図したエアバッグ装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明は、エアバッグカバーに形
成するテアラインは、前記エアバックカバーを横切る横
方向テアラインとこの横方向テアラインの両端にそれぞ
れ縦方向に延びる縦方向テアラインとを略H字状に配置
して形成されており、前記横方向テアラインによって前
記エアバッグカバーの上下に一対の展開ドアを構成する
ように成し、前記一対の展開ドアのうち、前記横方向テ
アラインが前記エアバッグカバーに設けたエンブレム等
を迂回して形成された側を小ドアとし、他方を大ドアと
した場合、小ドア側の前記縦方向テアラインを、大ドア
側の前記縦方向テアラインよりも、薄い肉厚に形成した
ことを特徴とする。
【0009】このように構成する本発明においては、エ
ンブレム等を迂回して形成された横方向テアラインのた
めに面積的に小さく形成された小ドア側の縦方向テアラ
インが薄い肉厚に形成されていることから、エアバッグ
の膨出時に、小さい面積の小ドアに作用して発生する破
断力と面積の大きい大ドアに作用して発生する破断力と
を略等しくして、両ドアの開裂時期をほぼ同期させるこ
とができる。
【0010】また、請求項2に記載の本発明は、エアバ
ッグカバーに形成するテアラインは、前記エアバックカ
バーを横切る横方向テアラインとこの横方向テアライン
の両端にそれぞれ縦方向に延びる縦方向テアラインとを
略H字状に配置して形成されて、前記横方向テアライン
によって前記エアバッグカバーの上下に一対の展開ドア
を構成するように成し、前記一対の展開ドアのうち、互
いに対向する前記両縦方向テアラインの一端側をそれぞ
れ前記エアバッグカバーの中央側に狭めることによって
形成された側を小ドアとし、他方を大ドアとした場合、
小ドア側の前記縦方向テアラインを、大ドア側の前記縦
方向テアラインよりも、薄い肉厚に形成したことを特徴
とする。
【0011】このように構成しているために、互いに対
向する両縦方向テアラインの一端側がそれぞれエアバッ
グカバーの中央側に狭まることによって形成された側を
小ドアの縦方向テアラインが、大ドア側の縦方向テアラ
インに比して、薄い肉厚に形成されていることから、エ
アバッグの膨出時に、小さい面積の小ドアに作用して発
生する破断力と面積の大きい大ドアに作用して発生する
破断力とを略等しくして、両ドアの開裂時期をほぼ同期
させることができる。
【0012】更にまた、請求項3に記載の本発明は、前
記小ドア側の縦方向テアラインの肉厚が、該縦方向テア
ラインの先端に向かって減少するように変化しているこ
とを特徴としている。
【0013】このように構成するため、小ドア側の縦方
向テアラインの肉厚が、その端末に向かってより薄くな
って、小ドアの開裂が更に円滑に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0015】図1は本発明における第1の実施の形態を
示す正面図、図2は図1におけるII−II断面図、図3は
図1におけるIII−III断面図、図4は図1におけるIV−
IV断面図、図5は図における円内の拡大図である。
【0016】図1及び図2において、1は4本スポーク
タイプのステアリングホイール2の中央位置付近に設置
されたエアバッグ装置の本体で、ステアリングホイール
2に配置されたエアバッグカバー3、リテイナー4と共
にエアバッグ5を支持するベースプレート6、このベー
スプレート6に設置されたインフレータ7等有して構成
している。
【0017】エアバッグカバー3は、TPOなどのオレ
フィン系エラストマーを射出成形して成形されており、
その内側に折り畳んで収納されたエアバッグ5がインフ
レータ7から発生するガスにより膨張した際に開裂する
テアライン10が形成されている。
【0018】テアライン10は、エアバッグカバー3の
略中央を横切る横方向テアライン11と、この横方向テ
アライン11の両端にそれぞれ縦方向に延びる縦方向テ
アライン12とを略H字状に配置して形成され、横方向
テアライン11によって、エアバッグカバー3の上下に
一対の展開ドア13,14を形成している。
【0019】両展開ドア13,14のうち、横方向テア
ライン11がエアバッグカバー3の略中央に設けたエン
ブレム15等を迂回して形成された場合に、面積的に小
さな側を小ドア、面積的に大きい側を大ドアに形成され
ることになり、図1に示す場合には、エンブレム15の
上側を横方向テアライン11が迂回しているので、上側
の展開ドア13が、面積的に小さいための小ドアを構成
し、下側の展開ドア14が面積的に大きいために大ドア
を構成している。
【0020】そして、縦方向テアライン12は、横方向
テアライン13を中心に、上側の縦方向テアライン12
aと下側の縦方向テアライン12bとに分割され、上側
の縦方向テアライン12aの肉厚t1(図4参照)は、下
側の縦方向テアライン12bの肉厚t2よりも、肉薄に
形成されている。例えば、肉厚t2が、1.5mmの場合
には、肉厚t1は0.7mm程度である。そして、横方向
テアライン13の肉厚t3(図5参照)は、1.0mm程度
にしている。
【0021】以上のように構成する場合、エンブレム1
5等を迂回して形成された横方向テアライン11のため
に、面積的に小さく形成された小ドア側の展開ドア13
における上側の縦方向テアライン12aが、薄い肉厚t
1となっているために、エアバッグ3の膨出時に、小さ
い面積である小ドアとしての展開ドア13に作用して発
生する破断力と大きい面積である大ドアとしての展開ド
ア14に作用して発生する破断力とが、略等しくなっ
て、両展開ドア13,14の開裂時期をほぼ同期させる
ことができる(図6参照)。
【0022】図7は本発明の第2の実施の形態を示すも
ので、3本スポークタイプのステアリングホイール2に
適用した例であり、3本スポークタイプのために、縦方
向テアライン12を構成する上側の縦方向テアライン1
2aと下側の縦方向テアライン12bのうち、下側の縦
方向テアライン12bの先端側を、互いにエアバッグカ
バー3の中央側に狭めることによって形成されている。
【0023】この結果、横方向テアライン11によって
上下に一対形成された展開ドア13、14のうち、下側
に位置する展開ドア14が、面積的に小さくなって、小
ドアを形成し、逆に、上側に位置する展開ドア13が、
面積的に大きくなって、大ドアを形成している。
【0024】そして、下側の縦方向テアライン12bの
肉厚は、上側の縦方向テアライン12abの肉厚りも、
肉薄に形成されている。
【0025】以上のように構成する場合、面積的に小さ
く形成された小ドア側の展開ドア14における下側の縦
方向テアライン12bが、薄い肉厚となっているため
に、エアバッグ3の膨出時に、小さい面積である小ドア
としての展開ドア14に作用して発生する破断力と大き
い面積である大ドアとしての展開ドア13に作用して発
生する破断力とが、略等しくなって、両展開ドア13,
14の開裂時期をほぼ同期させることができる。
【0026】図8及び図9は本発明の第3の実施の形態
を示すもので、やはり図7と同様3本スポークタイプの
ステアリングホイール2に適用した例であり、展開ドア
13,14のうち、横方向テアライン11がエアバッグ
カバー3の略中央に設けたエンブレム15等を迂回して
形成された場合に、面積的に小さな側を小ドア、面積的
に大きい側を大ドアに形成されることになり、図8及び
図9に示す場合には、エンブレム15の下側を横方向テ
アライン11が迂回しているので、下側の展開ドア14
が、面積的に小さいための小ドアを構成し、上側の展開
ドア13が面積的に大きいために大ドアを構成してい
る。
【0027】上側縦方向テアライン12a及び下側縦方
向テアライン12bが、横方向テアライン11と対向す
る部位Xにおける肉厚は、ほぼ一定の例えば1.0mm
とし、上側縦方向テアライン12aの前記X部位を過ぎ
て縦方向に延在する一部分Y1の肉厚は、徐々に薄くし
て、例えば、1.5mm〜1.0mmに徐々に変化さ
せ、この部位Y1を越えて、中央側に屈曲し、更に下方
向に屈曲する先端までの部位Y2における肉厚は、略一
定とし、例えば、1.5mmに設定してある。
【0028】下側縦方向テアライン12bの前記X部位
を過ぎて下方向に延在し、更にエアバッグカバー3の中
央側に狭めることによって屈曲するまでの部位Y2にお
ける肉厚は、徐々に薄くして、例えば、1.0mm〜
0.7mmの範囲で徐々に変化させ、前記部位Y2を過
ぎて、エアバッグカバー3の中央側に狭まることによっ
て屈曲してから上方向に屈曲する先端までの部位Z2の
肉厚は、一定とし、例えば、0.7mmに設定してい
る。
【0029】したがって、結局、下側縦方向テアライン
12bの肉厚が、上側縦方向テアライン12aの肉厚よ
り、薄く形成されている点、上記2つの実施の形態と同
様である。
【0030】また、下側の縦方向テアライン12bは、
部位Y2がエアバッグカバー3の中央側に狭まることに
よって屈曲していることから、その先端側がエアバッグ
カバー3の中央側に狭まるように形成されることにな
り、下側の展開ドア14を面積的に更に小さな小ドアに
形成しているのである。
【0031】なお、横方向テアライン11の肉厚は、全
長に亘ってほぼ一定しており、例えば、1.0mmに設
定している。
【0032】以上のように構成する場合、面積的に小さ
く形成された小ドア側の展開ドア14における下側の縦
方向テアライン12bが、薄い肉厚となっているため
に、エアバッグ3の膨出時に、小さい面積である小ドア
としての展開ドア14に作用して発生する破断力と大き
い面積である大ドアとしての展開ドア13に作用して発
生する破断力とが、略等しくなって、両展開ドア13,
14の開裂時期をほぼ同期させることができる。
【0033】そして、下側の縦方向テアライン12bの
肉厚が、その先端側に向かってより薄くなって、小ドア
の開裂が更に円滑に行える。
【0034】
【発明の効果】本発明は、エアバッグカバーに形成する
テアラインが、エアバックカバーを横切る横方向テアラ
インとこの横方向テアラインの両端にそれぞれ縦方向に
延びる縦方向テアラインとを略H字状に配置して形成さ
れており、前記横方向テアラインによって前記エアバッ
グカバーの上下に一対の展開ドアを構成するように成
し、前記一対の展開ドアのうち、前記横方向テアライン
が前記エアバッグカバーに設けたエンブレム等を迂回し
て形成された側、或いは一対の展開ドアのうち、互いに
対向する前記両縦方向テアラインの一端側をそれぞれ前
記エアバッグカバーの中央側に狭めることによって形成
された側を、小ドアとし、他方を大ドアとした場合、小
ドア側の前記縦方向テアラインを、大ドア側の前記縦方
向テアラインよりも、薄い肉厚に形成して構成している
ために、互いに対向する両縦方向テアラインの一端側が
それぞれエアバッグカバーの中央側に狭まることによっ
て形成された側を小ドアの縦方向テアラインが、大ドア
側の縦方向テアラインに比して、薄い肉厚に形成されて
いることから、エアバッグの膨出時に、小さい面積の小
ドアに作用して発生する破断力と面積の大きい大ドアに
作用して発生する破断力とを略等しくして、両ドアの開
裂時期をほぼ同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態を備えたステ
アリングホイールの正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図2の円内の拡大図である。
【図6】エアバッグカバーの展開ドアが開裂した状態を
示すステアリングホイールの正面図である。
【図7】本発明における第2の実施の形態を備えたステ
アリングホイールの正面図である。
【図8】本発明における第3の実施の形態を備えたステ
アリングホイールの正面図である。
【図9】図8におけるエアバッグカバーの一部を破断拡
大して示す正面図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置の本体 2 ステアリングホイール 3 エアバッグカバー 7 インフレータ 10 テアライン 11 横方向テアライン 12 縦方向テアライン 12a 上側の縦方向テアライン 12b 下側に縦方向テアライン 13,14 展開ドア 15 エンブレム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールに配設されたエア
    バッグカバーの内側に折り畳んだエアバッグを収納し、
    このエアバッグがインフレータから発生するガスにより
    膨張した際に、前記エアバッグカバーに形成されたテア
    ラインを開裂して、前記エアバッグカバーにより展開ド
    アを形成するようになしたエアバッグ装置において、前
    記エアバッグカバーに形成するテアラインは、前記エア
    バックカバーを横切る横方向テアラインとこの横方向テ
    アラインの両端にそれぞれ縦方向に延びる縦方向テアラ
    インとを略H字状に配置して形成されており、前記横方
    向テアラインによって前記エアバッグカバーの上下に一
    対の展開ドアを構成するように成し、前記一対の展開ド
    アのうち、前記横方向テアラインが前記エアバッグカバ
    ーに設けたエンブレム等を迂回して形成された側を小ド
    アとし、他方を大ドアとした場合、小ドア側の前記縦方
    向テアラインを、大ドア側の前記縦方向テアラインより
    も、薄い肉厚に形成したことを特徴とするエアバッグ装
    置。
  2. 【請求項2】 ステアリングホイールに配設されたエア
    バッグカバーの内側に折り畳んだエアバッグを収納し、
    このエアバッグがインフレータから発生するガスにより
    膨張した際に、前記エアバッグカバーに形成されたテア
    ラインを開裂して、前記エアバッグカバーにより展開ド
    アを形成するようになしたエアバッグ装置において、前
    記エアバッグカバーに形成するテアラインは、前記エア
    バックカバーを横切る横方向テアラインとこの横方向テ
    アラインの両端にそれぞれ縦方向に延びる縦方向テアラ
    インとを略H字状に配置して形成されており、前記横方
    向テアラインによって前記エアバッグカバーの上下に一
    対の展開ドアを構成するように成し、前記一対の展開ド
    アのうち、互いに対向する前記両縦方向テアラインの一
    端側をそれぞれ前記エアバッグカバーの中央側に狭める
    ことによって形成された側を小ドアとし、他方を大ドア
    とした場合、小ドア側の前記縦方向テアラインを、大ド
    ア側の前記縦方向テアラインよりも、薄い肉厚に形成し
    たことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記小ドア側の縦方向テアラインの肉厚
    が、該縦方向テアラインの先端に向かって減少するよう
    に変化していることを特徴とする請求項1または2記載
    のエアバッグ装置。
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