JP2000177497A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JP2000177497A
JP2000177497A JP10375937A JP37593798A JP2000177497A JP 2000177497 A JP2000177497 A JP 2000177497A JP 10375937 A JP10375937 A JP 10375937A JP 37593798 A JP37593798 A JP 37593798A JP 2000177497 A JP2000177497 A JP 2000177497A
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glove box
support
spring clip
side wall
damper device
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Katsushi Asami
克志 浅見
Nobuo Ishida
伸郎 石田
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両におけるグローボックスが節度感なく急
激に開くことを防止できるコンパクトなダンパ装置を提
供する。 【解決手段】 車体側壁面1にグローボックス3の下端
が枢支される一方、グローボックス3の枢支点と同軸上
に車体側壁面1に異径断面の支持体11が設けられて、
支持体11を挟み込むばねクリップ12の腕部13がグ
ローボックス3下端の突起10と係合し、グローボック
ス3が閉じられているときにはばねクリップ12が支持
体11の小径部と係合し、2点鎖線で示すグローボック
ス3の全開時には、ばねクリップ12が支持体11の大
径部と係合するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のグローブボ
ックスを開く場合に使用されるダンパ装置の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両のグローブボックスを開閉する場合
に使用される従来のダンパ装置は、特公平5−6839
1号公報に例示されているように、インスツルメントパ
ネル凹部のハウジングにグローブボックスの下端が枢支
され、ハウジングとグローブボックスにそれぞれ一端が
枢着された両リンクの他端間に調速装置を配設して、グ
ローブボックスの開閉速度を調速装置により調整してい
るが、ハウジングとグローブボックスとの間に調速装置
が配設されているため、その隙間が比較的大きくなるの
で、グローブボックス内の容積がそれだけ減少させられ
る不具合があり、また、オイルの流れを絞って調速する
装置にあっては、車室内温度の高低によりオイルの粘度
が大きく影響されて、調速特性が変化するという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
のグローブボックスが節度感なく急激に開くことを防止
できるコンパクトなダンパ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るダンパ装置は、車体側壁面に形成された異径断面の支
持体と、同支持体を弾力的に挟み込むばねクリップとを
そなえ、上記支持体は上記車体側壁面に対するグローブ
ボックス下端の枢支点と略同軸上に配置され、上記ばね
クリップは上記グローブボックス下端と係合して、上記
枢支点を中心とする上記グローブボックスの回動に伴い
上記支持体の回りを変位し、上記グローブボックスが閉
じられたとき上記支持体の小径部と係合すると共に、上
記グローブボックスが全開されたとき上記支持体の大径
部と係合するように構成されている。
【0005】従って、車体側壁面の枢支点を中心としグ
ローブボックスを回動させて開く場合、グローブボック
スの開き始めにはばねクリップが支持体の小径部と係合
しているため、グローブボックスの回動に大きな抵抗力
は作用しないが、グローブボックスが全開するときには
ばねクリップが支持体の大径部と係合するため、グロー
ブボックスの回動に比較的大きな抵抗力が作用すること
となるので、グローブボックスが節度感なく急激に全開
することは上記抵抗力により容易に防止でき、他方、ダ
ンパ装置は車体側壁面に形成された異径断面の支持体を
クリップが弾力的に挟み込んで、このクリップへグロー
ブボックスの下端が係合したコンパクトな構造であるた
め、車体側壁面とグローブボックスとの間の距離は比較
的小さくすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。車両のインスツルメントパネル
及びまたはロアパネルの車体側壁面1により、車両後方
の車室内及び下方に開口する凹所2が形成され、凹所2
内に配置されたグローブボックス3の車幅方向左右下端
にそれぞれ切欠き円筒部4が車幅方向に形成されている
と共に、切欠き円筒部4にそれぞれ隣接して車体側壁面
1に円筒部5が車幅方向に形成され、円筒部5内に挿入
して固定されたシャフト6が切欠き円筒部4内に圧入さ
れることによりヒンジ7、7が構成されて、グローブボ
ックス3の車幅方向左右下端がそれぞれヒンジ7、7に
より車体側壁面1に枢支され、かつ、グローブボックス
3の車室内側上端がフック及びラッチ8により車体側壁
面1へ係脱自在に係止されている。
【0007】また、グローブボックス3の車幅方向中央
下端に車両前方への突起10が設けられている一方、突
起10に対向する車体側壁面1の下端には、シャフト6
と略同軸上に延びる異径断面の支持体11が設けられて
いて、ばね鋼板製ばねクリップ12が支持体11を弾力
的に挟み込み、ばねクリップ12の上下腕部13、13
がグローブボックス3の突起10と係合し、ダンパ装置
14が構成されている。
【0008】ダンパ装置14において、グローブボック
ス3が閉じられているとき、ばねクリップ12の腕部1
3、13が支持体11の小径部と係合しているが、フッ
ク及びラッチ8が外されてグローブボックス3がヒンジ
7、7により車両後方へ回動して開かれると、グローブ
ボックス3の回動に伴って突起10がばねクリップ12
を支持体11の回りに図4の時計方向へ変位させるの
で、ばねクリップ12は自身のばね力に抗して異径断面
の支持体11により次第に拡開されていき、グローブボ
ックス3が全開されたときには、図4に2点鎖線で示さ
れているように、ばねクリップ12は支持体11の大径
部と係合させられている。
【0009】すなわち、グローブボックス3が開閉され
るときには、ヒンジ7、7における切欠き筒部4とシャ
フト6との弾力的接触により常に摩擦力が作用して、グ
ローブボックス3が節度感なく急激に全開することが制
止されている一方、閉じられたグローブボックス3が開
き始めるときばねクリップ12は支持体11の小径部と
係合しているため、グローブボックス3の回動に大きな
抵抗力は作用しないので、グローブボックス3は自重に
より比較的楽に開くこととなるが、グローブボックス3
が全開するときには、ばねクリップ12が支持体11の
大径部と係合して十分に拡開するため、グローブボック
ス3の回動に比較的大きな抵抗力が作用することとなる
ので、グローブボックスが節度感なく急激に全開するこ
とはこの点からも容易に防止することができて、グロー
ブボックス3に高品質感をもたせることが可能となる。
【0010】また、車体側壁面1とグローブボックス3
との間には、ヒンジ7、7が設けられていると同時に、
車体側壁面1に形成された異径断面の支持体11をばね
クリップ12が挟み込んで、このばねクリップ12の腕
部13へグローブボックス3下端の突起10が係合した
ダンパ装置14が設けられているにすぎないため、車体
側壁面1とグローブボックス3との間の距離を比較的小
さくすることができて、グローブボックス3内の容積を
容易に増大させることができる大きな長所がある。
【0011】さらに、ダンパ装置14は構造が非常に簡
単であるため、その製造コストを容易に低減させること
ができると共に、使用温度に特別な制約も受けることが
ない利点がある。
【0012】なお、上記実施形態例では車体側壁面とグ
ローブボックスとの間の1個所にダンパ装置を設けてい
るが、これを車幅方向に適宜の間隔をおいて複数個所設
けてもよいことはいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明にかかるダンパ装置にあっては、
車体側壁面に形成された異径断面の支持体がばねクリッ
プにより挟み込まれて、このクリップへグローブボック
スの下端が係合しているにすぎないため、車体側壁面と
グローブボックスとの間の距離は比較的小さくすること
ができるので、グローブボックス内の容積を容易に増大
させることができ、また、構造がきわめて簡単であるた
め、製造コストの大幅な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略側面図。
【図2】図1のII矢視図。
【図3】上記実施形態例の要部分解斜視拡大図。
【図4】図2のIV−IV縦断面拡大図。
【符号の説明】
1 車体側壁面 3 グローブボックス 4 切欠き円筒部 5 円筒部 6 シャフト 7 ヒンジ 10 突起 11 支持体 12 ばねクリップ 14 ダンパ装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2E050 AA03 BA07 CA01 EA01 EB02 3D022 CA01 CA09 CB01 CC02 CD03 CD30 3E084 AA05 AA14 AB10 BA02 CA03 DA03 DB11 FA06 FC12 GA06 GB06 JA20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側壁面に形成された異径断面の支持
    体と、同支持体を弾力的に挟み込むばねクリップとをそ
    なえ、上記支持体は上記車体側壁面に対するグローブボ
    ックス下端の枢支点と略同軸上に配置され、上記ばねク
    リップは上記グローブボックス下端と係合して、上記枢
    支点を中心とする上記グローブボックスの回動に伴い上
    記支持体の回りを変位し、上記グローブボックスが閉じ
    られたとき上記支持体の小径部と係合すると共に、上記
    グローブボックスが全開されたとき上記支持体の大径部
    と係合するように構成されたダンパ装置。
JP37593798A 1998-12-18 1998-12-18 ダンパ装置 Expired - Fee Related JP3329296B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004023523A1 (de) * 2004-05-13 2005-12-15 Fischer Automotive Systems Gmbh Drehgelenkgetriebe, insbesondere für den Antrieb von Komponenten im Innenraum von Kraftfahrzeugen
WO2008108267A1 (ja) * 2007-03-06 2008-09-12 Nifco Inc. 回動開閉部材の取付構造
DE102004047378B4 (de) * 2003-10-22 2010-11-18 International Automotive Components Group North America, Inc. (n.d.Ges.d. Staates Delaware), Dearborn Handschuhfachklappe-Dämpfungsvorrichtung
DE102014109723A1 (de) * 2014-07-11 2016-01-14 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Anordnung einer Klappe in einem Innenraum eines Kraftfahrzeugs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004047378B4 (de) * 2003-10-22 2010-11-18 International Automotive Components Group North America, Inc. (n.d.Ges.d. Staates Delaware), Dearborn Handschuhfachklappe-Dämpfungsvorrichtung
DE102004023523A1 (de) * 2004-05-13 2005-12-15 Fischer Automotive Systems Gmbh Drehgelenkgetriebe, insbesondere für den Antrieb von Komponenten im Innenraum von Kraftfahrzeugen
WO2008108267A1 (ja) * 2007-03-06 2008-09-12 Nifco Inc. 回動開閉部材の取付構造
DE102014109723A1 (de) * 2014-07-11 2016-01-14 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Anordnung einer Klappe in einem Innenraum eines Kraftfahrzeugs

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