JP2000175626A - 冷菓製造装置 - Google Patents
冷菓製造装置Info
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Abstract
菓製造装置を提供することにある。 【解決手段】 ミックス3を貯蔵保冷するホッパ5と、
このホッパ5より適宜供給されるミックス3を冷却する
冷却シリンダ17と、この冷却シリンダ17を冷却する
冷凍装置と、前記冷却シリンダ17内のミックス3の温
度を検知するセンサ69と、冷凍装置の運転を開始・停
止する制御手段とを備える冷菓製造装置1において、制
御手段は、冷却シリンダ17内のミックス3の所定時間
内における所定温度降下があった場合に、冷凍装置の運
転を停止することを特徴とする。
Description
開始・停止する制御手段を備える冷菓製造装置に関す
る。
と、このホッパより適宜供給されるミックスを冷却する
冷却シリンダと、この冷却シリンダを冷却する冷凍装置
と、前記冷却シリンダ内のミックスの温度を検知するセ
ンサと、前記冷凍装置の運転を開始・停止する制御手段
とを備える冷菓製造装置が知られている。
リンダ内で冷却され、冷菓(ソフトクリーム等)として
冷却シリンダから外部に押し出される時に、適度な硬さ
になるように冷却シリンダ内のミックスの温度制御をし
ている。
まみで、間欠的に温度設定できる温度設定装置によっ
て、ミックスの温度(設定温度)を設定するとともに、
図4に示すように、所定の温度差(以下、ディファレン
シャル(例えば±0.5℃))を設定し、一定時間経過
後、冷却シリンダ内センサで冷却シリンダのミックスの
温度を検知して、前記設定温度にディファレンシャル
0.5℃を加算した温度(点A、以下、サーモオン点)
で、冷凍装置の運転を開始し、前記設定温度にディファ
レンシャル0.5℃を減算した温度(点B、以下、サー
モオフ点)で、冷凍装置の運転を停止している。
構成では、時々刻々変化するミックスの温度の変化によ
って冷凍装置を制御するので、ソフトクリームなどの冷
菓を適度な硬さに制御しにくいという問題がある。ま
た、従来では、冷却シリンダ内に設けられた攪拌羽根
(以下、ビータという。)の駆動電流の大きさによって
冷凍装置を制御する場合があるが、この場合にも、制御
が困難になるという問題がある。
技術が有する課題を解消し、冷菓を適度な硬さに制御す
ることができる冷菓製造装置を提供することにある。
ミックスを貯蔵保冷するホッパと、このホッパより適宜
供給されるミックスを冷却する冷却シリンダと、この冷
却シリンダを冷却する冷凍装置と、冷却シリンダ内のミ
ックスの温度を検知するセンサと、冷凍装置の運転を開
始・停止する制御手段とを備える冷菓製造装置におい
て、制御手段は、冷却シリンダ内のミックスの所定時間
内における所定温度降下があった場合に、冷凍装置の運
転を停止することを特徴とするものである。
は、ミックスを冷却することによってミックス固有の凝
固点温度に近づき、凝固点温度に近づけば近づくほど所
定時間におけるミックスの降下温度、すなわち現在のミ
ックスの温度から所定時間前のミックスの温度を減算し
た温度が減少することに着目し、所定時間内のミックス
の降下温度が、所定温度にまで減少した時に、冷凍装置
の運転を停止するものである。従って、ミックスの種類
に応じた、硬さ制御が可能になる。
冷するホッパと、このホッパより適宜供給されるミック
スを冷却する冷却シリンダと、この冷却シリンダを冷却
する冷凍装置と、前記冷却シリンダ内のミックスの温度
を検知するセンサと、前記冷凍装置の運転を開始・停止
する制御手段とを備える冷菓製造装置において、前記制
御手段は、前記冷却シリンダ内の前記ミックスの所定時
間内における所定温度降下があった場合に、前記冷凍装
置の運転を停止すると共に、前記ミックスの所定時間内
における前記温度降下の温度差を調整する調整手段を備
えたことを特徴とするものである。
記載のものにおいて、制御手段は、前記冷却シリンダ内
の前記ミックスの温度が所定温度上昇した場合に、冷凍
装置の運転を開始することを特徴とするものである。
に基づいて説明する。
冷菓製造装置1の上部には、ソフトクリームなどの冷菓
の原料となるミックス3を貯留するホッパ5が設けられ
ている。このホッパ5の上面は開口しており、この開口
は脱着自在のカバー7にて開閉され、このカバー7は取
り外して、ミックス3の補充ができる。このホッパ5の
周囲にはホッパ冷却器9が設けられている。このホッパ
冷却器9によりホッパ5内のミックス3は保冷されてい
る。
されるホッパ攪拌器11が設けられており、下方に設け
た攪拌モータ13によって回転駆動される。更にホッパ
5の側壁における所定高さの位置には、一対の導電極か
ら成るミックスレベルセンサ15が取り付けられてい
る。
通してホッパ5内の所定量、すなわちミックスレベルセ
ンサ15が設けられている高さ以上のミックス3を検出
している状態で、前記ホッパ攪拌器11は連続的に回転
されると共に、所定量未満である場合には、ホッパ攪拌
器11は間欠的に回転される。
ンダ17は、ミックス供給器19により、ホッパ5から
適宜供給されるミックス3を、ビータ21により回転攪
拌するものであり、この冷却シリンダ17の周囲には、
シリンダ冷却器23が取り付けられている。ビータ21
は、ビータモータ25、駆動伝達ベルト27、減速機2
9及び回転軸31を介して回転される。
3に配設された取出レバ35を操作することにより、プ
ランジャ37が上下動し、抽出路39が開放されると共
にビータ21が回転駆動することにより取り出される。
装置である。この冷却加熱装置41は、圧縮機43と四
方弁45と水冷式の凝縮器47とを有している。四方弁
45は、圧縮機43からの吐出冷媒を冷却回路(実線矢
印)に流すか、或いは加熱殺菌回路(破線矢印)に流す
かを切り換えるものである。
る場合において、凝縮器47には圧縮機43から吐出さ
れた高温高圧のガス冷媒が逆止弁49を介して流入し、
そこで凝縮液化して液冷媒となる。
3より出ると二方向に分流し、一方は電磁弁から成るシ
リンダ冷却弁55、冷却シリンダ用キャピラリチューブ
57を経て減圧され、シリンダ冷却器23に流入してそ
こで蒸発し、冷却シリンダ17を冷却する。他方は同じ
く電磁弁から成るホッパ冷却弁59、前段のホッパ用キ
ャピラリチューブ61を経て減圧され、ホッパ冷却器9
に流入してそこで蒸発し、ホッパ5を冷却した後、後段
のキャピラリチューブ63を経て流出する。
冷却した冷媒は、アキュムレータ65にて合流した後、
四方弁45を経て圧縮機43に戻る冷却運転が行われ
る。(実線矢印の流れ)。
を検出するためのホッパセンサ67が取り付けられると
共に、冷却シリンダ17には当該冷却シリンダ17の温
度を検出するシリンダセンサ69が取り付けられてい
る。
えられる場合、冷媒が図中破線矢印で示す方向に流され
る。すなわち圧縮機43から吐出された高温高圧ガス冷
媒、すなわちホットガスが、四方弁45、アキュムレー
タ65にて二方向に分流し、一方はシリンダ冷却器23
に直接流入すると共に、他方は逆止弁71を介してホッ
パ冷却器9に流入して、それぞれにて加熱作用を発揮
し、規定の殺菌温度で所定時間、冷却シリンダ17及び
ホッパ5が加熱される。
磁弁から成るシリンダホットガス弁73及びホッパホッ
トガス弁75を介して合流した後、凝縮器47にて気液
分離し、冷媒ガスは並列に接続されたリバース電磁弁7
7及びリバースキャピラリチューブ79を通り、四方弁
45を経て圧縮機43に戻る。尚、81は冷却シリンダ
17の加熱温度を検出する殺菌センサである。
であり、この水冷装置83は、節水弁85と、凝縮器4
7内冷媒圧力を検出する圧力センサ87と、給水路89
とを備えている。圧縮機43から高温高圧のガス冷媒が
凝縮器47に流入し、凝縮器47の冷媒圧力が上昇する
と、圧力センサ87がそれを検出して節水弁85を開
く。この節水弁85が開放されると、給水路89を通し
て水冷装置83内に図中一点鎖線で示すように冷却水が
循環され、凝縮器47が冷却される。91は電装箱、9
3は前ドレン受けである。
97が設けられ、この制御装置97には計測タイマ10
0が内蔵されるとともに、前述のシリンダセンサ69が
接続されている。そして、このシリンダセンサ69によ
って検出されるミックス3の温度に応じて、圧縮機43
の運転が制御される。
ず)が押されると、冷菓製造装置1の冷却制御が開始さ
れる。この冷却制御が開始されると、冷却中フラグが1
か0かが判断される(S1)。フラグが1であれば、冷
却運転していることを示している。すなわち、圧縮機4
3は運転中である。フラグが0であれば、冷却運転して
いないことを示している。すなわち、圧縮機43の運転
が停止している。冷却制御が開始されたときには、フラ
グが0であり、現在冷却運転されておらず、圧縮機43
の運転が停止している。
される現在のミックス3の温度が、冷却終了温度+0.
5℃以上か否かが判断される(S2)。この冷却終了温
度は、前回冷却停止時に制御装置97のメモリ(図示せ
ず)に記録された温度である。冷却制御が開始されたと
きには、ミックス3の温度が高いので、現在のミックス
3の温度が、冷却終了温度+0.5℃以上と判断され
る。次に、制御装置97内に内蔵されている計測タイマ
100のカウント値を0にし(S3)、現在のミックス
3の温度を1分前温度として、制御装置97内のメモリ
に記憶し(S4)、冷却中フラグを1にセットし(S
5)、圧縮機43の運転が開始され、冷却動作(S6)
を開始する。
れているので、すなわち圧縮機43は運転中であるの
で、冷却中フラグは1と判断される(S1)。冷却中フ
ラグが1と判断されると、計測タイマ100が計測中で
あるか否かが判断される(S7)。冷却運転開始直後は
計測タイマ100が計測していないので、計測タイマ1
00は計測中でないと判断される。
れた場合には、計測タイマ動作開始が行われ(S8)、
計測タイマ100が1分経過したか否かが判断される
(S9)。1分経過している場合には、シリンダセンサ
69によって検出された現在ミックス温度から、S4で
メモリされた1分前温度を減算した温度が0.2℃以下
か否かが判断される(S10)。圧縮機43の運転によ
る冷却シリンダ17内のミックス3の冷却動作は、所定
時間毎、この実施の形態では1分間毎のミックス温度の
差が所定温度、この実施の形態では0.2℃になるまで
行われる。
3を冷却することによってミックス3固有の凝固点温度
に近づき、凝固点温度に近づけば近づくほど所定時間、
この実施の形態では1分間におけるミックス3の降下温
度、すなわち現在のミックス3の温度から1分前のミッ
クス3の温度を減算した温度が減少することに着目し、
1分間のミックス3の降下温度が所定温度、この実施の
形態では0.2℃にまで減少したか否かを判断する。
〜b)では、ミックス3の温度が急激に降下し、点bを
過ぎた時点から、1分間のミックス3の降下温度が所定
温度この実施の形態では0.2℃にまで減少する。この
実施形態では、1分間のミックス3の降下温度が、0.
2℃にまで減少した場合(図3では点c)には、図2に
示すように、現在のミックス温度を冷却終了温度として
制御装置97のメモリに記憶し(S11)、冷却中フラ
グをリセットし(S12)、すなわち、フラグを0にし
て、圧縮機43の運転を停止し、冷却停止(S13)す
る。
箱91内の温度設定装置(図示せず)によって、調節可
能である。
3)、ミックスの温度が上昇し、このミックスの温度
が、記憶した冷却終了温度より0.5℃高い温度にまで
上昇すると、冷却運転が再開される(図3では点d)。
冷却動作は、ミックス3の固有の凝固点に着目し、ミッ
クス3の温度は、ミックス3を冷却することによってミ
ックス固有の凝固点温度に近づき、凝固点温度に近づけ
ば近づくほど所定時間、1分間におけるミックスの降下
温度、すなわち現在のミックス3の温度から1分前のミ
ックス3の温度を減算した温度が減少することに着目
し、所定時間内のミックス3の降下温度が、所定温度、
0.2℃にまで減少した時に、冷凍装置の運転を停止す
るものである。従って、ミックスの種類に応じた、冷菓
の硬さ制御が可能になる。このため、ミックス3にあわ
せて、冷却シリンダ17内の温度設定をする必要がな
い。
したが、本発明はこれに限定されるものではないことは
明らかである。
ックスを冷却することによってミックス固有の凝固点温
度に近づき、凝固点温度に近づけば近づくほど所定時間
におけるミックスの降下温度が減少することに着目し、
所定時間内のミックスの降下温度が、所定温度にまで減
少した時に、冷凍装置の運転を停止するものであるた
め、ミックスの種類に応じた、冷菓の硬さ制御が可能に
なる。
の縦断面図である。
ャートである。
ックスの温度変化のタイムチャートである。
内のミックスの温度変化のタイムチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ミックスを貯蔵保冷するホッパと、この
ホッパより適宜供給されるミックスを冷却する冷却シリ
ンダと、この冷却シリンダを冷却する冷凍装置と、前記
冷却シリンダ内のミックスの温度を検知するセンサと、
前記冷凍装置の運転を開始・停止する制御手段とを備え
る冷菓製造装置において、 前記制御手段は、前記冷却シリンダ内の前記ミックスの
所定時間内における所定温度降下があった場合に、前記
冷凍装置の運転を停止することを特徴とする冷菓製造装
置。 - 【請求項2】 ミックスを貯蔵保冷するホッパと、この
ホッパより適宜供給されるミックスを冷却する冷却シリ
ンダと、この冷却シリンダを冷却する冷凍装置と、前記
冷却シリンダ内のミックスの温度を検知するセンサと、
前記冷凍装置の運転を開始・停止する制御手段とを備え
る冷菓製造装置において、 前記制御手段は、前記冷却シリンダ内の前記ミックスの
所定時間内における所定温度降下があった場合に、前記
冷凍装置の運転を停止すると共に、 前記ミックスの所定時間内における前記温度降下の温度
差を調整する調整手段を備えたことを特徴とする冷菓製
造装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記冷却シリンダ内の
前記ミックスの温度が所定温度上昇した場合に、前記冷
凍装置の運転を開始することを特徴とする請求項1また
は2記載の冷菓製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35420098A JP3842912B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 冷菓製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35420098A JP3842912B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 冷菓製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000175626A true JP2000175626A (ja) | 2000-06-27 |
JP3842912B2 JP3842912B2 (ja) | 2006-11-08 |
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ID=18435964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35420098A Expired - Fee Related JP3842912B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 冷菓製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3842912B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090254220A1 (en) * | 2008-04-07 | 2009-10-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator and control method thereof |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP35420098A patent/JP3842912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090254220A1 (en) * | 2008-04-07 | 2009-10-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator and control method thereof |
US8464544B2 (en) * | 2008-04-07 | 2013-06-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator and control method thereof |
Also Published As
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---|---|
JP3842912B2 (ja) | 2006-11-08 |
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