JPH094950A - オーガー式製氷機 - Google Patents

オーガー式製氷機

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JPH094950A
JPH094950A JP7154270A JP15427095A JPH094950A JP H094950 A JPH094950 A JP H094950A JP 7154270 A JP7154270 A JP 7154270A JP 15427095 A JP15427095 A JP 15427095A JP H094950 A JPH094950 A JP H094950A
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Japan
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ice
ice making
making
evaporation pipe
cylinder
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JP7154270A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tsuchiya
敏章 土屋
Akio Adachi
昭夫 安達
Haruo Ota
春夫 太田
Masatake Nishiwaki
正剛 西脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH094950A publication Critical patent/JPH094950A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2500/00Problems to be solved
    • F25C2500/08Sticking or clogging of ice

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】周囲温度(水道水)が低下した場合でも、摩擦
音の発生や氷詰まりを起こさないオーガー式製氷機を提
供する。 【構成】氷押出しヘッド13の下端部と、膨張弁17を
介して冷凍機のコンデンシングユニット9に配管されて
いる蒸発パイプ12上端部との間隔を蒸発パイプ12に
より氷押し出しヘッド13の下端部及び周辺の製氷筒1
1が異常音を発生する温度まで冷却されない距離を保持
するように開けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コールド飲料を販売す
るカップ式飲料自動販売機に搭載して使用するオーガー
式製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】前記したカップ式飲料用自動販売機で
は、清涼感を増すために飲料の販売動作に合わせてチッ
プ状の氷を添加するように自動販売機内に製氷機を搭載
している。この製氷機には一般には連続で製氷が行え、
また製氷量も多いオーガー式製氷機が採用されている。
【0003】このオーガー式製氷機の従来例の構成図を
図9に示す。図において1は製氷部、2は製氷用水を貯
えておく給水タンク、3は給水タンク2内の水の量を検
知する水量検知器、4は水量レベルスイッチ、5は給水
用コントローラ、6は水道と接管され、水量レベルスイ
ッチ4の信号に基づき給水用コントローラ5の指令によ
り開閉し、給水タンク内に水道水を供給する封止弁、7
は製氷部1で製造したチップ状の氷片を蓄える貯氷槽、
8は駆動モータ、9は冷凍機のコンデンシングユニット
(圧縮機と凝縮器からなる)、10は駆動モータ8で駆
動される回転軸14の外周に設けられた螺旋状回転刃、
11はコンデンシングユニット9と膨張弁17を通して
供給される冷媒を蒸発パイプ12に通して製氷用水を冷
却し氷を生成させる製氷筒、13は製氷筒11の内壁に
生成した氷膜を螺旋状回転刃10で削ぎ取りフレーク状
にして押し上げる際に硬い氷に押し固め上方に押し出す
氷押し出しヘッド、15は回転軸14の上部に取り付け
られ氷押し出しヘッド13から押し出された氷をチップ
状に砕くカッター、16は製氷筒11と蒸発パイプとで
構成される製氷部1の断熱材、18は給水タンク2の製
氷用水を製氷筒に給水する給水パイプ、19は貯氷槽7
を構成する断熱容器、20は貯氷槽7の氷搬出口、21
は貯氷槽7内の氷を攪拌するアジテータ、22は断熱容
器19の下部に設けられた簀の子、23は貯氷槽7の下
部に開けられたドレン排水口、24は貯氷槽7内の氷満
杯を検知するアイスレベル検知板、25はアイスレベル
検知板に連動して動作するアイスレベルスイッチ、26
はアイスレベルスイッチ25の動作に従ってコンデンシ
ングユニット9の運転停止を制御するコントローラであ
る。
【0004】ここで製氷部1は駆動モータ8に減速歯車
機構を介して連結した通称オーガーと呼ぶ回転軸14に
取り付けられた螺旋状回転刃10と、回転刃10を取り
囲む金属製の製氷筒11と、製氷筒11の外周面に巻装
して伝熱的に配管した冷凍機の蒸発パイプ12(製氷筒
11と蒸発パイプ12とで冷凍機のエバポレータを構成
する)と、製氷筒11と貯氷槽7の間の連通路に設置し
た氷圧縮用の氷押出しヘッド13と、回転刃10から上
方に延長する回転軸14の軸上に取りつけて前記氷押出
しヘッド13の出口側に突出した扇形状のカッター15
と、前記製氷筒11、および蒸発パイプ12を包囲した
製氷部断熱材16との組立体としてなり、前記蒸発パイ
プ12は膨張弁17を介して冷凍機のコンデンシングユ
ニット9に接続され、さらに製氷筒11の下部には給水
タンクから引出した製氷用水の給水管18が接続配管さ
れている。
【0005】一方、貯氷槽7は製氷部1に連通して、そ
の上部に構築された上蓋付きの断熱容器19としてな
り、断熱容器19の側面には開閉扉付きの氷搬出口20
が開口し、容器内は前記回転軸14の軸上に取りつけた
氷片攪拌用アジテータ21、および底部側に敷設した簀
子22を備えている。なお、23はドレン排水口、24
は容器内の頂部に配したアイスレベル検知板、25はア
イスレベルスイッチである。
【0006】かかる構成によるオーガー式製氷機の製氷
動作は周知であり、給水タンク2と連通した給水管18
を通じて製氷筒11の中に供給された製氷水は、冷凍機
の運転により製氷筒11の内壁面に氷膜となって結氷す
る。この氷膜を回転刃10が削りとり、フレーク上にな
った氷を上方へ送って氷押出しヘッド13の開口通路に
押し込む。これにより、氷は圧縮されて柱上に固まった
状態で氷押出しヘッド13から上方に突き出した後、そ
の上方に回転しているカッタ15でせん断されてチップ
状の氷片となり、貯氷槽7の中に送り込まれて貯えられ
る。そして、貯氷槽7が氷片で満杯になると、この状態
をアイスレベルスイッチ25が検知して作動し、製氷用
コントローラ26からの指令で冷凍機のコンデンシング
ユニット9の運転が停止する。また製氷中に給水タンク
2内の水量が減少すると水量検知器3が低下し、水量レ
ベルスイッチ4により給水用コントローラ5からの指令
により封止弁6が開放され給水タンク2に水道水が供給
される。
【0007】自動販売機の飲料販売時には氷払出指令が
与えられると、駆動モータ8が始動して氷片攪拌用アジ
テータ21を回転し、同時に氷搬出口20の扉20aが
所定時間開いて貯氷槽7に蓄えた氷片を定量づつ搬出す
る。なお、氷搬出口から出た氷はアイスシュータを経て
自動販売機のベンドステージに待機しているカップ内に
投入される。また、飲料販売の進行につれて貯氷槽7の
貯氷量が所定レベル以下に減少すると、アイスレベルス
イッチ25の動作信号を基にコントロ─ラ26からの指
令で冷凍機のコンデンシングユニット9が始動して製氷
動作を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したオー
ガー式製氷機では、製氷部1において次記のような不具
合が発生することがある。すなわち周囲温度(製氷水温
度)が低下(例えば30℃から 5℃)した場合、水道水の
温度も低下するために製氷筒11内での冷却負荷が減少
し、蒸発パイプ12出口側の冷媒温度が低下する。その
ため氷押出しヘッド13の氷入口側および周辺の製氷筒
11が冷却され、回転刃10により削り取られたフレー
ク状の氷が過冷却されて硬化する。また氷押出しヘッド
13の氷入口側では氷は充分に圧縮されていないため水
分を含んでいる。この水分が氷押出しヘッド13下部の
製氷筒11が冷却されるため内方で氷結が起こる。これ
らの要因により氷押出しヘッド13での通路抵抗が増加
し、回転刃10により削り取られた氷は氷押出しヘッド
13を通過できなくなり、製氷筒11内に蓄積される。
製氷中は製氷筒11の内方では回転刃10が回転してい
るため、蓄積された氷は回転刃10と同方向に回転する
ため、冷却筒11の内壁とで摩擦音が発生する。また氷
が氷押出しヘッド13を通過出来ないため氷の製造が不
可能となり、清涼飲料の販売ができない。またカップ式
自動販売機は屋内に設置されることが多く、そのため周
囲に不快感を与えることとなる。
【0009】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、周囲温度(水道
水)が低下した場合でも、摩擦音の発生がなく常に氷を
製造できるオーガー式製氷機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のオーガ式製氷機においては、以下のよう
に構成する。発明1の製氷機は、製氷筒外周に巻装され
ている蒸発パイプ上段部分を短くし蒸発パイプ頂点と氷
押出しヘッドの下端部の距離を一定以上(例えば30mm以
上)確保して構成した製氷機とする。
【0011】発明2の製氷機は、氷押出しヘッド下端部
に当たる製氷筒外周部にヒータと温度センサを設置した
製氷機とする。発明3の製氷機は、蒸発パイプの外周全
体又は1部分にヒータを巻着させ、蒸発パイプ出口部分
の温度センサによりヒータ入力を制御して、蒸発パイプ
出口温度を略一定にする製氷機とする。
【0012】発明4の製氷機は、製氷部の断熱材の高さ
を蒸発パイプ出口にあわせ、氷押出しヘッド下部にあた
る製氷筒外周面の断熱材を除く製氷機とする。発明5の
製氷機は、冷凍機のコンデンシングユニットと蒸発パイ
プ間に電子膨張弁を設けると共に、蒸発パイプ出口側に
温度センサを設置する製氷機とする。電子膨張弁はコン
トローラを介して蒸発パイプ出入口の過熱度を一定にす
る制御を行うため、蒸発パイプ入口の温度信号は常に一
定とした温度信号と蒸発パイプ出口に設置した温度セン
サの信号により、電子膨張弁の開度を制御して、蒸発パ
イプ出口温度は常に一定に保持される。
【0013】発明6の製氷機は、コンデンシングユニッ
トの圧縮機と供給電源の間にインバータを接続した製氷
機とする。発明7の製氷機は、蒸発パイプ途中に冷媒を
バイパスさせるバイパス管を設け、蒸発パイプ出口およ
びバイパス管出口に電磁弁等の封止弁を設けた製氷機と
する。また氷押出しヘッド下端部の製氷筒外周に温度セ
ンサを設置して、製氷筒の温度により、冷媒をバイパス
通路に流すか、蒸発パイプ出口側に流すかを制御する。
【0014】発明8の製氷機は、製氷水の貯水槽である
給水タンク内にヒータおよび温度センサを設置し、製氷
筒に供給する製氷水温度を一定にする製氷機とする。
【0015】
【作用】上記発明1の構成により、周囲温度および水道
水の温度が低下し、冷却筒内の負荷が減少して蒸発パイ
プ出口側の冷媒温度が低下した場合でも、蒸発パイプと
氷押出しヘッドが充分な距離があるため、氷押出しヘッ
ド下端部が過度に冷却されることはない。
【0016】また発明2、3の構成によれば冷却負荷が
減少し、蒸発温度が低下した場合に、強制的に蒸発パイ
プや氷押出しヘッド下部を加熱することで、圧縮部での
氷の過冷却を防止することができる。一方、発明4の構
成では製氷筒が過度に冷却された場合でも氷押出しヘッ
ド下部は外気に接し熱交換されるので、氷押出しヘッド
下部が過度に冷却されることがない。
【0017】また発明5、6の構成では、冷却筒内の負
荷の増減に合わせて冷媒流量を調整するので、蒸発パイ
プの冷媒出口側温度は常に一定に保たれる。発明7の構
成では製氷筒の温度が低下した場合には蒸発パイプ出口
側の封止弁を閉じ、バイパス側の封止弁を開放すること
で冷媒が蒸発パイプ出口側へ流れなくなり、発明1と同
じ効果が得られるため、氷押出しヘッド下部が冷却され
ることを防止できる。
【0018】また発明8の構成においては製氷水の温度
を常に一定に保ので負荷の変動がなく、発明5と同様に
蒸発パイプの冷媒出口側温度は一定以上に保持される。
これらの構成により、氷押出しヘッド下端部で氷結され
たり、過冷却による氷の硬化が防止され、製氷時に音の
発生や氷が製造不可能となる不具合は回避される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図1〜図8において、従来例の図9と同一
符号を付けした部材はおおよそ同一の機能を有するので
その説明は省略する。図1は本発明の請求項1に対応す
る実施例の主要部の構成図を示す。この図1において、
1は製氷部、9は冷凍機の圧縮機と凝縮器からなるコン
デンシングユニット、10は螺旋状回転刃、11は製氷
筒、12は蒸発パイプ、13は氷押し出しヘッド、16
は製氷部断熱材、17は膨張弁を示す。この図1は、図
9の構成に比較して製氷筒11の外周に巻装されている
蒸発パイプ12の巻き高さを低くし、巻数を減少させる
ことにより氷押出しヘッド13下端部と蒸発パイプ12
上部の距離を一定以上離した構成とした。
【0020】この構成において、蒸発パイプ12を短く
したため、製氷筒11内方での製氷面積が減少し、周囲
温度30℃では製氷量が従来より約30% 低下する。そこで
従来の製氷量を確保するために、製氷筒11および螺旋
状回転体10の回転刃の部分を縦方向に延長または製氷
筒11の内径および回転刃10の直径を大きくすること
により、従来のオーガー式製氷機と同等の製氷面積を確
保するとともに、製氷筒11の上部と氷押し出しヘッド
との過冷却を防止して摩擦音の発生を防止できる。
【0021】かかる構成で製氷運転を行うと、冷凍機の
コンデンシングユニット9から膨張弁17を通じて供給
された気液2相冷媒は、蒸発パイプ12に流入し、製氷
筒11を冷却し内側に満たされている製氷水を冷却しな
がら蒸発パイプ12の出口側へと流れる。製氷水の水温
が高い場合には冷媒温度は上昇し、蒸発パイプ12の出
口側では冷媒温度は高いが、周囲温度が低下した場合は
蒸発温度が低下するため蒸発パイプ11入口温度および
出口温度も低下する。しかし蒸発パイプ11の上段と氷
押出しヘッド13下端部の距離が基準値(例えば30mm以
上) 以上開いているので、氷押出しヘッド13下端部、
製氷筒11およびフレーク氷が過度に冷却されることな
く、氷の硬化や氷結が発生しない。
【0022】ただし氷押出しヘッド13の氷通路面積を
小さくしたり、製氷筒11の内面粗さを大きくし、氷通
路の抵抗を増加させると、回転刃10により削り取られ
た氷が上昇するためにはより多くの上向きの力が必要と
なる。そのため通過抵抗をこれまで以上に抑えなくては
ならなく、氷押出しヘッド13下部から蒸発パイプ12
頂端部の距離は、それぞれを組み合わせた時の通過抵抗
によるため、組合せにより各々の基準値を設定する必要
がある。一方、蒸発パイプ12の長さを変更せず、製氷
筒11と回転刃10を上方に延長、または製氷筒11と
螺旋状回転体の直径を大きくして、蒸発パイプ12頂点
と氷押出しヘッド13の下端部の距離を一定以上にした
場合でも効果は同じである。
【0023】図2は本発明の請求項2に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図2において、1は製氷
部、10は螺旋状回転刃、11は製氷筒、12は蒸発パ
イプ、13は氷押し出しヘッド、16は製氷部断熱材、
27は製氷筒11の上部と氷押し出しヘッド13の下部
とを加熱するヒータ、28はヒータ27で加熱される氷
押し出しヘッド13の部分の温度を検出する温度セン
サ、29は温度センサ28の信号によりヒータ27を制
御するコントローラを示す。この図2が図9と異なる点
は、蒸発パイプ12上部の製氷筒11にヒータ27を巻
装しており、かつ蒸発パイプ12上部の製氷筒11外周
に温度センサ28を設置して、温度センサ28の温度信
号を基にコントローラ29からの指令でヒータの出力制
御を行うようにした点である。
【0024】かかる構成で低周囲温度時に製氷運転する
と、製氷負荷の減少により蒸発温度が低下すると共に、
蒸発パイプ12出口側の冷媒温度が低下し、氷押出しヘ
ッド13下端部が過剰に冷却される。このとき冷却筒1
1も冷却されるため温度が低下する。温度センサ28は
水が氷結し、氷の通過を阻害する温度(例えば-2℃)を
下限温度に設定して、温度が下限設定値以下になる時は
ヒータ27をONする。この時、温度センサ28の信号に
基づき、温度低下が急激に起こる場合はコントローラ2
9によりヒータ27の出力を上げる。また、周囲温度が
高い場合は冷却負荷が増加するため、蒸発パイプ12の
出口での冷媒温度は上昇するので、氷が融解する温度
(例えば0 ℃) を上限温度としてヒータ27をOFF とな
るように設定してあるため、冷却筒11の温度が低下し
下限設定温度以下になった場合にはヒータ27をONして
加熱を行い、フレーク状の氷が氷結することなく氷押出
しヘッドを通過できる。また冷却筒11の温度が設定温
度上限に達した場合はヒータ27をOFF することで氷の
融解を防止し、製氷量の減少を防止し、必要な製氷量が
得られる。
【0025】図3は本発明の請求項3に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図3において、1は製氷
部、10は螺旋状回転刃、11は製氷筒、12は蒸発パ
イプ、13は氷押し出しヘッド、16は製氷部断熱材、
30は蒸発パイプ12を外側から加熱するヒータ、31
は蒸発パイプ12の出口温度を検出する温度センサ、3
2は温度センサ31の信号によりヒータ30を制御する
コントローラを示す。この図3が図9と異なる点は、蒸
発パイプ12の外周の全体または一部にヒータ30を巻
装しており、かつ蒸発パイプ12出口または製氷筒外周
に温度センサ31を設置して、温度センサ31の信号に
基づくコントローラ32の指令により、ヒータ30の出
力制御を行うものとした点である。
【0026】かかる構成で低周囲温度時に製氷運転する
と、製氷負荷の減少により蒸発温度が低下すると共に、
氷押出しヘッド13下部も冷却されてしまう。この時に
蒸発パイプ12出口温度と製氷筒11の温度に相関があ
り、蒸発パイプ12の温度が低下すると製氷筒11の温
度も低下する。摩擦音が発生する時の蒸発パイプ12出
口温度(例えば−7℃)以下ではヒータをON、また蒸
発パイプ12出口温度が設定温度上限(例えば−4℃)
以上になった場合にはヒータをOFFする。これにより
氷押出しヘッド13の氷入口側の氷の過冷却がなく摩擦
音の発生および氷が融けて軟化することを防止できるた
め、充分な製氷量を確保するとともに硬質な氷を得るこ
とができる。
【0027】図4は本発明の請求項4に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図4において、1は製氷
部、9は冷凍機の圧縮機と凝縮器からなるコンデンシン
グユニット、10は螺旋状回転刃、11は製氷筒、12
は蒸発パイプ、13は氷押し出しヘッド、16は製氷部
断熱材、31は蒸発パイプ12の出口温度を検出する温
度センサ、33は膨張弁、34は温度センサ31の信号
に基ずき電子膨張弁33を制御するコントローラを示
す。この図4が図9と異なる点は、膨張弁(温度式また
は定圧式膨張弁)を電子膨張弁33に変更し、蒸発パイ
プ12の冷媒出口側に出口温度センサ31を設置した点
である。
【0028】電子膨張弁用コントローラ34には蒸発パ
イプ12の出口温度センサ31の信号と蒸発パイプ12
の入口温度は常に一定であることを示す仮想の温度信号
を送り、この2つの信号に基づき電子膨張弁用コントロ
ーラ34では蒸発パイプ12での冷媒過熱度が一定にな
るように電子膨張弁33の開度を制御して製氷を行うも
のである。
【0029】かかる構成で製氷運転を行うと、電子膨張
弁用コントローラ34では通常は蒸発パイプ12の冷媒
過熱度を一定に保持する制御を行うため、蒸発温度が低
下した場合は蒸発パイプ12の入口・出口温度とも相対
的に低下してしまう。そこで蒸発パイプ12の入口温度
を一定(例えば-13 ℃)と仮想した信号を常に電子膨張
弁用コントローラ34に送る。冷却負荷が低下し、蒸発
パイプ12の入口温度低下により、出口温度も低下する
が、入口温度は仮想温度であるので常に一定である。し
かし蒸発パイプ12の出口温度は出口温度センサ31に
より測定されているので温度差(過熱度)が減少したと
いう信号が電子膨張弁用コントローラ34に送られる。
電子膨張弁用コントローラ34では設定過熱度(例えば
10K)になるように電子膨張弁の開度を制御しているの
で、蒸発パイプ12の出口温度が仮想温度に対して一定
の過熱度となるように電子膨張弁の開度を制御するた
め、蒸発パイプ12の出口温度は略一定となる。
【0030】一方、蒸発温度と製氷温度に一定以上の差
がないと製氷量が極端に減少したり、氷の製造製氷が出
来ない。周囲温度が上昇すると、冷却負荷の増加によ
り、電子膨張弁の開度が大きく冷媒が多量に流れると、
蒸発温度が上昇し必要な温度差が得られなくなる。その
ため蒸発温度が基準値(例えば-10 ℃)以上に上昇しな
いように電子膨張弁33の最大開度を設定することで、
製氷に必要な温度差を保持する。これにより氷押出しヘ
ッド13の下部が過度に冷却さることがなく、摩擦音の
発生を防止することができ、充分な製氷量を確保するこ
とができる。
【0031】また電子膨張弁用コントローラ34が蒸発
パイプ12の冷媒過熱度による制御ではなく、蒸発パイ
プ12の出口温度により制御できれば、蒸発パイプ12
の出口温度センサ31の信号に基づき電子膨張弁用コン
トローラ34の指令で電子膨張弁の開度を制御する。こ
の場合でも電子膨張弁の最大開度は設定する必要があ
る。
【0032】図5は本発明の請求項5に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図5において、1は製氷
部、9は冷凍機の圧縮機と凝縮器からなるコンデンシン
グユニット、10は螺旋状回転刃、11は製氷筒、12
は蒸発パイプ、13は氷押し出しヘッド、16は製氷部
断熱材、17は膨張弁、31は蒸発パイプ12の出口温
度を検出する温度センサ、36は温度センサ31の信号
に基ずき、コンデンビングユニット9の圧縮機のモータ
を制御するインバータ35を制御するコントローラを示
す。この図5が図9と異なる点は、冷凍機のコンデンシ
ングユニット9の圧縮機と電源の間にインバータ35を
接続し、蒸発パイプ12の出口に温度センサ31を設置
し、温度センサ31の信号に基づくコントローラ36の
指令によりコンデンシングユニット9の入力電源をイン
バータ35により制御する構成とした点である。
【0033】かかる構成による製氷運転は、周囲温度が
低下すると冷却負荷が減少し蒸発パイプ12の出口温度
も低下する。この時蒸発パイプ12の出口温度が設定値
(例えば-5℃) 以下になった場合は温度センサ31の信
号により、コントローラ36からインバータ35に出力
を低下させる指令を与える。これによりコンデンシング
ユニット9に供給される電源入力が低下し、冷凍能力が
低下する。そのため冷凍回路内の冷媒流量が減少し、蒸
発パイプ12の入口温度は低下するが、蒸発パイプ12
で冷媒の過熱度は大きくなるために出口温度は逆に上昇
する。また周囲温度が高い時は冷却負荷が大きく、蒸発
パイプ12で冷媒は充分に過熱度がつくため、蒸発パイ
プ12の出口温度は設定温度以下にはならない。このた
め充分な冷凍能力を確保できるため、製氷量が減少する
ことはない。これにより氷押出しヘッド13の下部が過
度に冷却されることを防止できるので、摩擦音の発生が
なく、周囲温度が上昇した場合においても製氷量の減少
はない。
【0034】図6は本発明の請求項6に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図6において、1は製氷
部、10は螺旋状回転刃、11は製氷筒、12は蒸発パ
イプ、13は氷押し出しヘッド、16は製氷部断熱材を
示す。この図6が図9と異なる点は製氷部1の断熱材1
6の高さを蒸発パイプ11の頂部まで低下させた点であ
る。
【0035】この構成によると、氷押出しヘッド13下
部が冷却されても、外気と熱交換を行うことにより、こ
の部分が過度に冷却されることがなく、摩擦音が発生し
ない。一方、製氷能力を増加させるため冷媒流量を増加
させると、蒸発パイプ12で過熱度が小さくなるため、
蒸発パイプ12の出口温度は摩擦音が発生する温度まで
低下する。この場合は、図1のように氷押出しヘッド下
部と蒸発パイプ頂端部の距離を拡げる。このとき充分な
製氷量を確保するために製氷筒11や螺旋状回転刃10
を長くするとき図1より変更量が少なくて済む。
【0036】図7は本発明の請求項7に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図7において、1は製氷
部、10は螺旋状回転刃、11は製氷筒、12は蒸発パ
イプ、13は氷押し出しヘッド、16は製氷部断熱材、
28は製氷筒11の上端温度を検出する温度センサ、3
7は蒸発パイプ12に設けられた冷媒バイパス通路、3
8は温度センサ28の信号により蒸発パイプ12の冷媒
バイパス通路37と全長通路とを切替えする封止弁3
9、40に切替え指令を出すコントローラを示す。
【0037】この図7が図9と異なる点は、蒸発パイプ
12の出入口間に冷媒のバイパス管37を設け、蒸発パ
イプ12の出口に蒸発パイプ出口側封止弁39及びバイ
パス管37の出口にバイパス管側封止弁40を設置し、
製氷筒11の外周に温度センサ28を設置して、この温
度センサ28の信号に基づき、封止弁切替えコントロー
ラ38の指令により、蒸発パイプ出口側封止弁39とバ
イパス通路側封止弁40の開閉を行う構成とした点であ
る。
【0038】この構成によると通常は蒸発パイプ12出
口側の蒸発パイプ出口側封止弁39を開放し、バイパス
管37のバイパス管側封止弁40は閉鎖しているが、周
囲温度が低下し、蒸発温度とともに蒸発パイプ12出口
温度が低下して、氷押出しヘッド13下部及び冷却筒1
1が過度に冷却されて温度センサ28が下限設定値(例
えば-2℃)以下になった場合は、蒸発パイプ12出口の
蒸発パイプ出口側封止弁39を閉鎖し、バイパス管37
のバイパス管側封止弁40を開放する。これにより蒸発
パイプ12入口より流入した冷媒はバイパス管37より
流出するため氷押出しヘッド13下部及び製氷筒11を
過度に冷却することが無く、摩擦音発生を防止できる。
また周囲温度が上昇し、冷却負荷が増加してきた場合、
温度センサ28の上限設定値(例えば0 ℃)以下、下限
設定値以上の場合は蒸発パイプ12の出口側封止弁3
9、バイパス管側封止弁40を両方開放し、上限設定値
以上の場合は蒸発パイプ12出口の蒸発パイプ出口側封
止弁39を開放し、バイパス管37のバイパス管側封止
弁40を閉鎖する。これにより製氷負荷に合った製氷運
転が可能で、摩擦音の発生防止と、略一定の製氷量を確
保することがでる。
【0039】図8は本発明の請求項8に対応する実施例
の主要部の構成図を示す。この図8において、2は製氷
用水を貯えておく給水タンク、3は給水タンク2内の水
の量を検知する水量検知器、4は水量レベルスイッチ、
5は給水用コントローラ、6は水道と接管され、水量レ
ベルスイッチ4の信号の基づき給水用コントローラ5の
指令により開閉し、給水タンク2内に水道水を供給する
封止弁、41は給水タンク2内に設置されて製氷用水を
加熱するヒータ、42は給水タンク2内の水温を検知す
る温度センサ、43は温度センサ42の検出値に基ずき
ヒータ42を制御するコントローラを示す。この図8が
図9と異なる点は、給水タンク2内に水温測定用の温度
センサ42とヒータ41を設置し、温度センサ42の信
号に基づき、製氷タンク用コントローラ43により、ヒ
ータ41の制御を行う構成とした点である。
【0040】この構成によると、周囲温度が下がり製氷
水の温度が温度センサ42の設定値(例えば15℃)以下
に低下すると、温度センサ42の信号に基づきコントロ
ーラ43よりヒータ41に指令が与えられ、ヒータ41
がONとなり製氷水の加熱を行う。また急激に水温が変
化し、水温が低下する場合にも温度センサ42の信号に
より、コントローラ43からヒータ41に出力を増加さ
せる指令により、常に水温を一定に保持する。これによ
り低周囲温度時に熱負荷が減少することを防止し、蒸発
パイプ12の出口側冷媒温度は常に一定に保持され、氷
押出しヘッド13下部および製氷筒11を過度に冷却す
ることがない。同時に安定した製氷量を得ることができ
る。
【0041】図2〜8で、フレーク氷の通路である螺旋
状回転刃から氷押出しヘッドの氷出口部分の通路抵抗が
増加すると、氷押出しヘッド下部の温度または蒸発パイ
プ出口温度は通路抵抗が小さきときより高い温度で摩擦
音が発生する。そのため氷通路抵抗により各設定温度を
決定する。また図3〜8において、蒸発パイプ12の出
口温度と氷押出しヘッド13下部の製氷筒11の温度は
相対的に変化するので、温度センサの取り付け位置は蒸
発パイプ12でも製氷筒11のどちらでも可能である。
しかし蒸発パイプ12と製氷筒11の温度は同一でない
ことや前記の要因もあり、各々適した温度を設定する必
要がある。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、蒸発パイプ上段を短くする(または冷却筒及び回転
刃を上方に延長する)ことで氷押出しヘッド下端部を過
度に冷却することがなく、氷が氷押出しヘッドを通過す
るのが容易となり、音の発生及び氷の製造が不可能とな
る事態を防止し、円滑に氷の販売ができ、しかも周囲の
人々に不快感を与える事もない。
【0043】また、請求項2および3の構成では加熱に
より上記と同様の効果が得られる。また請求項4、5の
構成では熱負荷の変動に合わせた冷却運転を行うことで
常に蒸発パイプ出口側の温度を一定に保持することがで
きる。また請求項6の構成では氷押出しヘッド下部の熱
交換量増加させることにより、冷却効果を抑制する。
【0044】また請求項7の構成では製氷負荷により冷
媒の流路を変更し、氷押出しヘッド下部の過度に冷却を
防止できる。さらに請求項8の構成によれば、常に熱負
荷を一定にすることで、安定した冷凍サイクルを確保で
き各部の温度も略一定となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に対応する実施例の主要部の
構成図
【図2】本発明の請求項2に対応する実施例の主要部の
構成図
【図3】本発明の請求項3に対応する実施例の主要部の
構成図
【図4】本発明の請求項4に対応する実施例の主要部の
構成図
【図5】本発明の請求項5に対応する実施例の主要部の
構成図
【図6】本発明の請求項6に対応する実施例の主要部の
構成図
【図7】本発明の請求項7に対応する実施例の主要部の
構成図
【図8】本発明の請求項8に対応する実施例の主要部の
構成図
【図9】従来におけるオーガー式製氷機の構成図
【符号の説明】
1 製氷部 2 給水タンク 4 水位レベルスイッチ 6 給水用封止弁 7 貯氷槽 8 駆動モータ 9 コンデンシングユニット 10 螺旋状回転刃 11 製氷筒 12 蒸発パイプ 13 氷押し出しヘッド 16 製氷部断熱材 17 膨張弁 27、30 ヒータ 28、31 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 正剛 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、氷押出しヘッド下端部と、
    膨張弁を介して冷凍機のコンデンシングユニットに配管
    されている蒸発パイプ上端部との間隔を、蒸発パイプに
    より氷押し出しヘッド下端部及び周辺の製氷筒が異常音
    の発生する温度まで冷却されない距離にしたことを特徴
    とするオーガー式製氷機。
  2. 【請求項2】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、膨張弁を介して冷凍機のコ
    ンデンシングユニットに配管されている蒸発パイプ上端
    部の製氷筒外周にヒータを巻着したことを特徴とするオ
    ーガー式製氷機。
  3. 【請求項3】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、膨張弁を介して冷凍機のコ
    ンデンシングユニットに配管されている蒸発パイプの外
    周にヒータを巻着したことを特徴とするオーガー式製氷
    機。
  4. 【請求項4】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、製氷部の断熱材上端部を蒸
    発パイプ上端部に合わせたことを特徴とするオーガー式
    製氷機。
  5. 【請求項5】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、膨張弁を電子膨張弁にし、
    電子膨張弁用コントローラに仮想の蒸発パイプ入口温度
    の信号を送ることを特徴とするオーガー式製氷機。
  6. 【請求項6】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、コンデンシングユニットの
    圧縮機にインバータを接続したことを特徴とするオーガ
    ー式製氷機。
  7. 【請求項7】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、蒸発パイプ入口と出口の間
    にバイパス管を設けたことを特徴とするオーガー式製氷
    機。
  8. 【請求項8】外周面に冷凍機の蒸発パイプを配管した製
    氷筒の内方に螺旋状回転刃を組み込み、かつ製氷筒の出
    口側に氷押出しヘッド、およびカッターを有する製氷部
    と、製氷部で製氷したチップ状の氷片を送り込んで貯氷
    するアジテータ付き貯氷槽と、冷却筒内に製氷用水を供
    給するために水道からの配管に接続された給水タンクと
    を備え、氷払出指令に基づいて貯氷槽の氷搬出口を開
    き、アジテータを回転して槽内に蓄えた氷片を搬出する
    オーガー式製氷機において、給水タンク内にヒータを設
    置したことを特徴とするオーガー式製氷機。
JP7154270A 1995-06-21 1995-06-21 オーガー式製氷機 Pending JPH094950A (ja)

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