JP2000175035A - 画像処理装置および画像処理システム - Google Patents

画像処理装置および画像処理システム

Info

Publication number
JP2000175035A
JP2000175035A JP10347038A JP34703898A JP2000175035A JP 2000175035 A JP2000175035 A JP 2000175035A JP 10347038 A JP10347038 A JP 10347038A JP 34703898 A JP34703898 A JP 34703898A JP 2000175035 A JP2000175035 A JP 2000175035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
parameter
input
image quality
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10347038A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Sugano
浩樹 菅野
岳 ▲高▼野
Takeshi Takano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10347038A priority Critical patent/JP2000175035A/ja
Priority to US09/426,943 priority patent/US6577761B1/en
Publication of JP2000175035A publication Critical patent/JP2000175035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/20Image enhancement or restoration using local operators
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2200/00Indexing scheme for image data processing or generation, in general
    • G06T2200/24Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving graphical user interfaces [GUIs]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10004Still image; Photographic image
    • G06T2207/10008Still image; Photographic image from scanner, fax or copier
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20092Interactive image processing based on input by user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30176Document

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の好みの画質を自動的に学習し、それを
反映させた画像を出力することのできる画像処理装置お
よび画像処理システムを提供する。 【解決手段】画像入力部1は、原稿の画像を読取って入
力する。画質パラメータ入力部2は、画質調整のための
パラメータを入力する。画質パラメータ保存部3は、画
質パラメータ入力部2により入力されたパラメータを保
存する。画質パラメータ決定部4は、画質パラメータ保
存部3により保存されたパラメータを基に、画像入力部
1により入力された画像の画質を調整するための画質パ
ラメータを決定する。画像処理部5は、画質パラメータ
決定部4により決定された画質パラメータを基に画像入
力部1により入力された画像を処理する。画像出力部6
は、画像処理部5により処理された画像を用紙上に出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、カラー
スキャナなどの画像入力手段によりカラー原稿の画像を
読取って入力し、この入力された画像に対し画質調整な
ど、所定の画像処理を行なった後、その画像を電子写真
方式のカラープリンタなどの画像出力手段により用紙上
に出力するデジタル式カラー複写機などの画像処理装
置、および、この画像処理装置を用いた画像処理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー画像やモノクロ画像を読
取ってその複製画像を形成するデジタル式のカラー/モ
ノクロ複写機などの画像処理装置においては、複製され
る画像の品質が重要である。
【0003】ところが、要求される画像の品質は、複製
しようとする原稿の種類によって大きく異なる。たとえ
ば、写真原稿の場合は、色や階調の再現が重要であり、
原稿に忠実な画像の品質が要求される。一方、文字主体
の文書原稿では、文字の色よりも画像の鮮明さが要求さ
れ、読み易い画像品質が要求される。
【0004】そこで、従来のカラー/モノクロ複写機で
は、種々の原稿に複製画像の品質を最適化した原稿モー
ド(文字モード、写真モード、地図モードなど)を有
し、利用者は複製しようとする原稿の種類に応じて原稿
モードを選択し、画像を複製している。
【0005】さらに、画像の品質で問題となるのは、複
製画像を作る利用者の画質の好みである。すなわち、種
々の原稿に対応した原稿モードを選択しても、複製しよ
うとする利用者の好みに合致しない場合がたびたびあ
る。そのような場合を考慮して、画質を調整する画質調
整モード(シャープネス調整、濃度調整、色相調整、彩
度調整など)があり、利用者はこの画質調整モードを操
作することにより、満足する画質を得ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、カラ
ー/モノクロ複写機では、利用者が満足する画質は、原
稿の種類や利用者の好みにより一律に決定することはで
きず、複製しようとする利用者は原稿モードや画質調整
機能を使用して、自分が満足する画質を得ていた。
【0007】しかし、これらの調整機能は操作が難し
く、必ずしも自分が満足する画質を得ることができるわ
けではないといった問題があった。さらに、満足する画
質を得るまで何度も複製を繰り返すことは、用紙やトナ
ーなどの消耗品の無駄遣いであり、複製コストの増大に
つながるという問題もあった。
【0008】したがって、利用者が満足する画質が得ら
れなくても、満足する画質を得るために繰り返し複製す
ることができず、不満足な画質のまま諦めることもしば
しばあった。また、複写機は利用する利用者は不特定多
数である場合もあり、以上の問題は利用する利用者ごと
に異なるといった問題もあった。
【0009】そこで、本発明は、利用者の好みの画質を
自動的に学習し、それを反映させた画像を出力すること
のできる画像処理装置および画像処理システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、原稿の画像を読取って入力する画像入力手段と、画
質調整のためのパラメータを入力するパラメータ入力手
段と、このパラメータ入力手段により入力されたパラメ
ータを保存するパラメータ保存手段と、このパラメータ
保存手段により保存されたパラメータを基に、前記画像
入力手段により入力された画像の画質を調整するための
画質パラメータを決定するパラメータ決定手段と、この
パラメータ決定手段により決定された画質パラメータを
基に前記画像入力手段により入力された画像を処理する
画像処理手段と、この画像処理手段により処理された画
像を出力する画像出力手段とを具備している。
【0011】また、本発明の画像処理装置は、原稿の画
像を読取って入力する画像入力手段と、この画像入力手
段により入力された画像からその特徴量を算出する特徴
量算出手段と、この特徴量算出手段により算出された特
徴量を保存する特徴量保存手段と、この特徴量保存手段
により保存された特徴量を基に、前記画像入力手段によ
り入力された画像の画質を調整するための画質パラメー
タを決定するパラメータ決定手段と、このパラメータ決
定手段により決定された画質パラメータを基に前記画像
入力手段により入力された画像を処理する画像処理手段
と、この画像処理手段により処理された画像を出力する
画像出力手段とを具備している。
【0012】また、本発明の画像処理装置は、原稿の画
像を読取って入力する画像入力手段と、この画像入力手
段により入力された画像からその特徴量を算出する特徴
量算出手段と、画質調整のためのパラメータを入力する
パラメータ入力手段と、該画像処理装置を利用する利用
者を識別する利用者識別情報を入力する利用者識別情報
入力手段と、前記特徴量算出手段により算出された特徴
量および前記パラメータ入力手段により入力されたパラ
メータを、前記利用者識別情報入力手段により入力され
た利用者識別情報ごとに保存するパラメータ保存手段
と、この保存手段により保存された特徴量、パラメータ
および利用者識別情報を基に、前記画像入力手段により
入力された画像の画質を調整するための画質パラメータ
を前記利用者ごとに決定するパラメータ決定手段と、こ
のパラメータ決定手段により決定された画質パラメータ
を基に前記画像入力手段により入力された画像を処理す
る画像処理手段と、この画像処理手段により処理された
画像を出力する画像出力手段とを具備している。
【0013】さらに、本発明の画像処理システムは、原
稿の画像を読取って入力する画像入力手段と、この画像
入力手段により入力された画像からその特徴量を算出す
る特徴量算出手段と、画質調整のためのパラメータを入
力するパラメータ入力手段と、該画像処理装置を利用す
る利用者を識別する利用者識別情報を入力する利用者識
別情報入力手段と、前記特徴量算出手段により算出され
た特徴量、前記パラメータ入力手段により入力されたパ
ラメータ、前記利用者識別情報入力手段により入力され
た利用者識別情報、および、該画像処理装置を識別する
装置識別情報を外部へ送信する送信手段と、外部におい
て、前記送信手段により送信された特徴量、パラメー
タ、利用者識別情報および装置識別情報を基に決定さ
れ、外部から送信される前記画像入力手段により入力さ
れた画像の画質を調整するための画質パラメータを受信
する受信手段と、この受信手段により受信した画質パラ
メータを基に前記画像入力手段により入力された画像を
処理する画像処理手段と、この画像処理手段により処理
された画像を出力する画像出力手段とからなる画像処理
装置と、この画像処理装置の前記送信手段により送信さ
れた特徴量、パラメータ、利用者識別情報および装置識
別情報を受信し、この受信した特徴量、パラメータ、利
用者識別情報および装置識別情報を基に前記画像入力手
段により入力された画像の画質を調整するための画質パ
ラメータを管理するパラメータ管理装置とを具備してい
る。
【0014】本発明の画像処理装置によれば、利用者が
画質調整した際のパラメータや原稿の特徴量などを管理
する手段を有し、これらの情報を基に画質調整を行なう
ための画質パラメータを決定することにより、利用者が
画質調整機能を使用することにより、利用者の好みの画
質パラメータを統計的に算出し、自動的に画質パラメー
タが選択設定される。これにより、利用者が本装置を利
用すればするほど、利用者の好みに合致する画質パラメ
ータが自動的に決定され、利用者は複雑な画質の調整操
作を強いられることもなく、また、用紙やトナーなどの
消耗品の無駄遣いもなくなり、複製コストの節減も可能
となる。
【0015】また、本発明の画像処理システムによれ
ば、利用者が画質調整した際のパラメータや原稿の特徴
量などを遠隔地の外部装置で管理することにより、対象
となる画像処理装置ごとに最適な画質パラメータ決定ア
ルゴリズムを適用することも可能であり、利用者ニーズ
に最適なサービスを行なうことも可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0018】図1は、第1の実施の形態に係る画像処理
装置の一例として、デジタル式カラー/モノクロ複写機
の構成を概略的に示すものである。この複写機は、画像
入力手段としての画像入力部1、パラメータ入力手段と
しての画質パラメータ入力部2、パラメータ保存手段と
しての画質パラメータ保存部3、パラメータ決定手段と
しての画質パラメータ決定部4、画像処理手段としての
画像処理部5、および、画像出力手段としての画像出力
部6によって構成されている。
【0019】すなわち、種々の原稿の画像を画像入力部
1で読取って入力し、R(赤),G(緑),B(青)の
画像信号として出力する。画質パラメータ入力部2は、
利用者が自分の画質の好みに合わせて画質調整を行なう
ためのパラメータを入力する。画質パラメータ保存部3
は、画質パラメータ入力部2にて入力されたパラメータ
を保存する。画質パラメータ決定部4は、画質パラメー
タ保存部3に保存されたパラメータを基に、画像処理部
5にて処理する画質パラメータを決定する。画像処理部
5は、画質パラメータ決定部4にて決定された画質パラ
メータを基に、画像入力部1で入力された画像を処理す
る。画像出力部6は、画像処理部5にて処理された画像
を出力する。
【0020】以下、各部について詳細に説明する。
【0021】まず、画像入力部1について説明する。画
像入力部1は、たとえば、カラースキャナであって、開
閉自在な原稿カバーを備えた原稿台を有し、この原稿台
上にセットされた原稿の文字を含むカラー画像を光学的
に読取り、R,G,Bの3原色の電気信号に縦横に分割
した単位画素(たとえば、400dpi)ごとに各色8
ビットのデジタル信号(デジタルデータ)に変換し、そ
れぞれ信号R,G,Bとして出力する。
【0022】次に、画質パラメータ入力部2について説
明する。画質パラメータ入力部2は、調整する画質のパ
ラメータを入力するもので、たとえば、タッチパネルで
構成されていて、図2に示すような画像の鮮鋭さを調整
するシャープネス調整や、図3に示すような画像の濃度
調整などがタッチパネルに表示され、利用者は可変抵抗
器VR1,VR2により、それぞれの調整量を決定する
ようになっている。
【0023】なお、これらの画質パラメータは、この例
に示したものだけでなく、色相の調整や彩度の調整、さ
らには、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)、K(ブラック)などの画像記録の色材の量を調整
するカラー調整など、様々な調整方法がある。
【0024】次に、画質パラメータ保存部3について説
明する。画質パラメータ保存部3は、画質パラメータ入
力部2により入力された画質調整のパラメータを保存す
る。たとえば、図2のシャープネス調整では、「−3〜
3」までの計7種類のパラメータ値が設定可能であり、
そのパラメータ値が保存される。図3の濃度調整の場合
も同様であり、「−3〜3」のパラメータ値が保存され
る。他の画質調整についても同様であり、それぞれの画
質調整におけるパラメータ値が保存される。
【0025】なお、この保存の際、保存されるパラメー
タ値は更新されるのではなく、過去の調整におけるパラ
メータ値が全て保存され、順次蓄積される。画質パラメ
ータ保存部3は、メモリやハードディスクなど、記憶媒
体であればいかなる形態であってもよい。
【0026】次に、画質パラメータ決定部4について説
明する。画質パラメータ決定部4は、画質パラメータ保
存部3に蓄積された画質調整のパラメータを基に、画像
処理部5で画像処理する際のパラメータを決定する。
【0027】本装置の各画質調整パラメータのデフォル
ト値は、初期状態ではセンタ値(たとえば、図2のシャ
ープネス調整や図3の濃度調整では「0」)であるが、
画質パラメータ保存部3に蓄積されたパラメータの統計
的解析により、処理する画質のパラメータ値を決定す
る。
【0028】たとえば、濃度調整パラメータの累積頻度
が図4に示す頻度(−3〜3の各頻度が45,56,6
8,22,11,5,3)であったとき、各調整パラメ
ータ値を頻度で重み付けした平均値を画質調整パラメー
タ値として算出することができる。図4において、横軸
はパラメータ値、縦軸はそれぞれのパラメータ値の使用
頻度を示している。
【0029】図4の例では、算出された平均パラメータ
値Pは、 P=((−3×45)+(−2×56)+(−1×68)+(0×22) +(1×11)+(2×5)+(3×3))/ (45+56+68+22+11+5+3) =−1.36 −1 となる。したがって、画質パラメータ決定部4のシャー
プネスのパラメータ調整値は「−1」と決定され、出力
される。濃度調整や他のパラメータ調整値についても同
様に算出することができる。
【0030】なお、この例では、各調整パラメータ値を
頻度で重み付けした平均値を画質調整パラメータ値とし
て算出する例を示したが、他の統計的演算でも可能であ
り、この実施の形態に限定されることはない。
【0031】次に、画像処理部5について説明する。画
像処理部5は、画質パラメータ決定部4により決定され
た画質パラメータを基に、後で詳細を説明するような各
種画像処理を行なう。
【0032】次に、画像出力部6について説明する。画
像出力部6は、たとえば、電子写真記録方式を用いたカ
ラープリンタである。電子写真記録方式の原理を簡単に
説明すると、まず、記録する画像に応じてレーザ光など
を強度変調し、この変調光を感光体ドラム上に照射す
る。感光体ドラム上の感光面には照射光量に応じた電荷
が生じる。したがって、画像の走査位置に応じてレーザ
光を感光体ドラムの軸方向に走査するとともに、感光体
ドラムを回転走査させることにより、画像に応じた2次
元の電荷分布が感光体ドラム上に形成される。
【0033】次に、現像器で帯電したトナーを感光体ド
ラム上に付着させる。このとき、電位に応じた量のトナ
ーが付着し、画像を形成する。次に、感光体ドラム上の
トナーを転写ベルトなどを介して用紙の上に転写し、最
後に定着器により、トナーを溶融させて定着する。この
操作を、Y,M,C,Kの4色のトナーについて順次行
なうことにより、フルカラーの画像を用紙上に記録する
ことができる。
【0034】図5は、画像処理部5の具体的な一構成例
であり、たとえば、色変換部21、空間フィルタ部2
2、濃度変換部23、墨入れ部24、および、階調処理
部25により構成される。
【0035】色変換部21は、画像入力部1から入力さ
れたR,G,Bの各信号を下記数1の式で変換し、画像
出力部6の記録信号に相当するC(シアン)、M(マゼ
ンタ)、Y(イエロー)の各信号を求める。
【0036】
【数1】
【0037】このような演算を行なう色変換部21の具
体的な構成例は、たとえば、図6に示すような回路で構
成されるもので、logの変換はルックアップテーブル
で、3×3のマトリクス演算は9個の乗算器と3つの加
算器とにより構成される。
【0038】すなわち、図6において、画像入力部1か
らの信号R,G,Bは、それぞれlog変換を行なうル
ックアップテーブル31a,31b,31cに入力され
る。ルックアップテーブル31aの出力は、それぞれ乗
算器32a,32b,32cに入力され、係数a11,a
21,a31とそれぞれ乗算される。ルックアップテーブル
31bの出力は、それぞれ乗算器33a,33b,33
cに入力され、係数a12,a22,a32とそれぞれ乗算さ
れる。ルックアップテーブル31cの出力は、それぞれ
乗算器34a,34b,34cに入力され、係数a13,
a23,a33とそれぞれ乗算される。
【0039】乗算器32a,33a,34aの各乗算結
果は、それぞれ加算器35aに入力され、それらが加算
される。乗算器32b,33b,34bの各乗算結果
は、それぞれ加算器35bに入力され、それらが加算さ
れる。乗算器32c,33c,34cの各乗算結果は、
それぞれ加算器35cに入力され、それらが加算され
る。
【0040】そして、加算器35aの加算結果が信号C
として出力され、加算器35bの加算結果が信号Mとし
て出力され、加算器35cの加算結果が信号Yとして出
力される。
【0041】空間フィルタ部22は、たとえば、図7に
示すように、高域成分算出部41、高域成分の重みを演
算する乗算部42、および、原画像との減算を行なう減
算部43により構成される。高域成分算出部41は、た
とえば、3×3のラプラシアンフィルタを演算し、原画
像の高域成分を強調するものであり、図8に示すような
フィルタで構成される。
【0042】図9は、空間フィルタ部52の具体的な一
構成例であり、この回路がC,M,Yの各信号ごとに必
要となる。ここで、重み係数kが画質パラメータ決定部
4により決定された画質パラメータとなり、この重み係
数kを調整することにより、画像の鮮鋭度を調整するこ
とができる。
【0043】図9において、色変換部21から出力され
る信号C(M,Y)は、1ライン遅延用のラインメモリ
51aに入力され、このラインメモリ51aの出力は、
さらに1ライン遅延用のラインメモリ51bに入力され
る。
【0044】色変換部21からの信号C(M,Y)は、
FF(フリップフロップ)回路52aに入力され、この
FF回路52aの出力は、FF回路53aに入力され
る。ラインメモリ51aの出力は、FF回路52bに入
力され、このFF回路52bの出力は、FF回路53b
に入力される。ラインメモリ51bの出力は、FF回路
52cに入力され、このFF回路52cの出力は、FF
回路53cに入力される。
【0045】FF回路53aの出力は乗算器54aに入
力され、FF回路52aの出力は乗算器54bに入力さ
れ、色変換部21からの信号C(M,Y)は乗算器54
cに入力され、それぞれ係数c11,c12,c13と乗算さ
れる。
【0046】FF回路53bの出力は乗算器55aに入
力され、FF回路52bの出力は乗算器55bに入力さ
れ、ラインメモリ51aの出力は乗算器55cに入力さ
れ、それぞれ係数c21,c22,c23と乗算される。
【0047】FF回路53cの出力は乗算器56aに入
力され、FF回路52cの出力は乗算器56bに入力さ
れ、ラインメモリ51bの出力は乗算器56cに入力さ
れ、それぞれ係数c31,c32,c33と乗算される。
【0048】乗算器54a,54b,54c,55a,
55b,55c,56a,56b,56cの各乗算結果
は、それぞれ加算器57に入力され、それらが加算され
る。加算器57の加算結果は、乗算器58に入力され、
重み係数kとの間で乗算が行なわれる。乗算器58の乗
算結果は、減算器59に入力され、FF回路52bの出
力との間で減算が行なわれ、その減算結果が該空間フィ
ルタ部22の出力となる。
【0049】濃度変換部23は、C,M,Yの各色の濃
度を調整する回路であり、最も簡単な構成としては、入
力が8ビットで、出力が8ビットのルックアップテーブ
ルとなる。このテーブルには、たとえば、図10に示さ
れるような濃度変換カーブが設定される。デフォルトで
は、「0」のカーブ(入力と出力とが等しくなるカー
ブ)が設定され、画質パラメータ決定部4により決定さ
れた画質パラメータに応じて、「−3〜+3」に対応す
る濃度カーブが選択され、設定される。
【0050】墨入れ部24は、C(シアン)、M(マゼ
ンタ)Y(イエロー)の各信号からC′(シアン)、
M′(マゼンタ)、Y′(イエロー)、K(ブラック)
の各信号を生成する処理であり、たとえば、下記式で示
す周知のUCR処理で行なわれる。
【0051】K=a×min(C,M,Y) C′=C−K M′=M−K Y′=Y−K a:墨の量を決定するパラメータ min:最小値を得る関数 このような演算を行なう墨入れ部24の具体的な構成例
は、たとえば、図11に示すような回路で構成される。
【0052】図11において、濃度変換部23から出力
される信号Cと信号Mは比較器61aによりその値の大
小が比較され、その結果の信号をセレクタ62aに出力
する。
【0053】セレクタ62aの入力ポートP0とP1に
は、それぞれ濃度変換部23からの信号Cと信号Mが入
力され、比較器61aからの制御信号により入力ポート
(たとえば、Cが小さければ入力ポートP0)を選択し
て、その信号を出力する。この出力信号OUTPは、 OUTP=min(C,M) となる。
【0054】同様に、比較器61bに、この信号OUT
Pと濃度変換部23からの信号Yを入力し、その結果の
制御信号をセレクタ62bに入力し、また、信号OUT
Pと濃度変換部23からの信号Yをそれぞれセレクタ6
2bの入力ポートP2,P3に入力することで、その出
力信号OUTKは、 OUTK=min(C,M,Y) となり、ブラックの成分量の信号Kが得られる。
【0055】さらに、信号Cと信号OUTKを減算器6
3aに入力し、信号Cから信号OUTKを差し引く減算
により信号C′が得られる。同様に、減算器63bで信
号Mから信号OUTKを減算して信号M′が、減算器6
3cで信号Yから信号OUTKを減算して信号Y′が、
それぞれ得られる。
【0056】階調処理部25は、墨入れ部24から出力
されるC′,M′,Y′,Kの各8ビットの信号を例え
ば1ビット(2値)に変換する処理を行なうものであ
り、代表的な方法として誤差拡散法がある。誤差拡散法
は、注目画素の濃度に、既に2値化した周辺画素の2値
化誤差にある重み係数を乗じたものを加え、固定閾値で
2値化する方法である。
【0057】図12は、誤差拡散法による2値化処埋を
行なう階調処理部25の概略構成を示している。図12
において、71は入力される画像信号、72は注目画素
の画像情報を補正する補正回路、73は補正画像信号、
74は補正された注目画素の画像情報を2値化する2値
化回路、75は2値化画像信号、76は2値化された注
目画素の2値化誤差を算出する2値化誤差算出部、77
は2値化誤差信号、78は重み誤差を算出するための重
み係数を記憶する重み係数記憶部、79は2値化誤差算
出部76で算出した2値化誤差に重み係数記憶部78の
重み係数を乗じて重み誤差を算出する重み誤差算出部、
80は重み誤差信号、81は重み誤差算出部79で算出
した重み誤差を記憶する誤差記憶部、82は画像補正信
号である。
【0058】以下、誤差拡散法による2値化処理を詳細
に説明する。入力された画像信号(墨入れ部24の出力
信号)71は、補正回路72において、後述する画像補
正信号82により補正処埋が行なわれ、補正画像信号7
3が出力される。補正画像信号73は、2値化回路74
において、2値化閾値Th(たとえば、80h、hはh
exで16進数であることを示す)と比較され、補正画
像信号73が2値化閾値Thよりも大きければ2値化画
像信号75として“1”(黒画素)が出力され、小さけ
れば“0”(白画素)が出力される。
【0059】2値化誤差算出部76では、補正画像信号
73と2値化画像信号75(ただし、ここでは2値化画
像信号75が“0”のときは0h、“1”のときはff
hとする)との差を算出し、これを2値化誤差信号77
として出力する。重み誤差算出部79では、2値化誤差
信号77に重み係数記憶部78の重み係数A,B,C,
D(ただし、A=7/16、B=1/16、C=6/1
6、D=3/16)を乗じた重み誤差信号80を算出す
る。
【0060】ここで、重み係数記憶部78における*印
は注目画素の位置を示し、注目画素の2値化誤差に重み
係数A,B,C,Dを乗じて、注目画素の周辺画素(重
み係数A,B,C,Dの位置に対応する画素)の重み誤
差を算出する。
【0061】誤差記憶部81は、重み誤差算出部79で
算出した重み誤差信号80を記憶するためのものであ
り、重み誤差算出部79で算出した4画素分の重み誤差
は、注目画素*印に対してそれぞれeA,eB,eC,
eDの領域に加算して記憶する。前述した画像補正信号
82は、*印の位置の信号であり、以上の手順で算出し
た計4画素分の重み誤差の累積した信号である。
【0062】以上が画像処理部5の一構成例であり、上
記のように処理されたC′,M′,Y′,Kの各信号
は、画像出力部6に入力され、用紙に記録出力される。
【0063】以上説明した第1の実施の形態では、保存
された画質パラメータを基に画像処理部5の処理パラメ
ータを決定したが、次のようにすることも可能である。
すなわち、本画像処理装置が定期的に保守されるもので
あった場合に、保守員が定期的に保存された画質パラメ
ータをチェックし、その保存されたパラメータを基に画
像処理部5の最適なパラメータを決定する。
【0064】本画像処理装置には、保守用のモードとし
て画像処理部5のパラメータを設定する機能を有してお
り、その保守モードにて保守員がパラメータを設定す
る。そのようにすることで、本画像処理装置内に、保存
したパラメータを基に自動的に最適パラメータを計算し
たり、パラメータを更新したりする機能を具備する必要
がなくなり、装置のコストを低く抑えることが可能であ
る。また、保守員が設定することにより、最適パラメー
タの算出方法も適宜変更可能であり、柔軟なシステムと
なる。
【0065】また、入力された画質パラメータではな
く、画像の特徴量を保存し、その特徴量を保守員が定期
的に分析して、画像処理パラメータを設定することも可
能である。
【0066】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
【0067】上述した第1の実施の形態では、利用者が
入力した画質調整のパラメータを基に画像処理するパラ
メータを決定する例を説明したが、入力された画質調整
のパラメータと原稿の画像の特徴量を基に決定すること
も有効であり、第2の実施の形態はその場合の例であ
る。
【0068】図13は、第2の実施の形態に係る画像処
理装置の一例として、デジタル式カラー/モノクロ複写
機の構成を概略的に示すものである。この第2の実施の
形態は、前述した第1の実施の形態に対し、特徴量算出
手段としての特徴量算出部7を追加するとともに、画質
パラメータ保存部3の代りに画質パラメータ・特徴量保
存部8を用いたものであり、その他の部分については図
1の第1の実施の形態と同様な構成となっている。した
がって、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付
して、説明を省略あるいは簡略化し、異なる部分につい
て詳細に説明する。
【0069】特徴量算出部7は、画像入力部1により入
力されたR,G,Bの各信号から画像の特徴量を算出す
る。画像の特徴量としては、入力画像のカラー濃度ヒス
トグラム、微分ヒストグラム、空間周波数分布など、様
々な特徴量が考えられるが、これらはいずれも原稿の画
像の種類を表わす特徴量である。以下では、原稿の色の
分布を算出するヒストグラム情報算出の例について説明
する。
【0070】特徴量算出部7は、たとえば、図14に示
すような多値化部151と、図15に示すようなヒスト
グラム作成部152とによって構成されるヒストグラム
抽出手段からなる。
【0071】多値化部151は、入力された信号R,
G,Bを所定の閾値Th1 〜Thn−1 と比較すること
により多値化処理を行ない、多値化画像信号Rg,G
g,Bgを出力するもので、図14に示すように、n−
1 個の閾値Th1 〜thn−1 をそれぞれ記憶する閾値
メモリ153、入力される信号R(G,B)と閾値メモ
リ153内の閾値Th1 〜Thn−1 とをそれぞれ比較
するn−1 個の比較器1541 〜154n−1 、およ
び、比較器1541 〜154n−1 の各比較結果をコー
ド化して、多値化画像信号Rg(Gg,Bg)を出力す
るエンコーダ155によって構成される。
【0072】なお、図14では、信号Rに対する回路の
みを示してあるが、実際には信号G,Bに対しても、こ
れと同様な回路が設けられており、図示は省略してあ
る。
【0073】ここで、多値化レベル数をnとして、多値
化部151の動作を説明する。まず、入力された信号R
は、比較器1541 〜154n−1 にて、閾値メモリ1
53内の閾値Th1 〜Thn−1 とそれぞれ比較するこ
とにより多値化処理を行ない、多値化画像信号Rgを出
力する。すなわち、入力された信号Rが閾値Th1 より
も小さければ、多値化画像信号Rgとして“0”を出力
し、大きければTh2と比較し、Th2 よりも小さけれ
ば“1”を出力する。以下、入力される信号Rが閾値T
H2 よりも大きく、閾値Th3 よりも小さければ“2”
を出力する、という具合に閾値Thn−1 まで順次比較
する。この比較処理を下記式に示す。
【0074】Rg=0:R<Th1 Rg=1:R≧Th1 かつ R<Th2 Rg=2:R≧Th2 かつ R<Th3 Rg=3:R≧Th3 かつ R<Th4 Rg=n−2 :R≧Thn−1 かつ R<Thn Rg=n−1 :R≧Thn なお、信号G,Bについても、上記説明した信号Rの場
合と同様に、それぞれについて演算を行ない、多値化画
像信号Gg,Bgを算出する。
【0075】ヒストグラム作成部152は、多値化部1
51から出力される多値化画像信号Rg,Gg,Bgに
基づきヒストグラム情報を作成するもので、図15に示
すように、入力される多値化画像信号Rg(Gg,B
g)をデコードするデコーダ156、n個の加算器15
70 ,1571 〜157n−1 、および、n個のレジス
タ1580 ,1581 〜158n−1 によって構成され
る。
【0076】なお、図15では、多値化画像信号Rgに
対する回路のみを示してあるが、実際には多値化画像信
号Gg,Bgに対しても、これと同様な回路が設けられ
ており、図示は省略してある。
【0077】ここで、ヒストグラム作成部152の動作
を説明する。レジスタ1580 〜158n−1 は、たと
えば、A3サイズ、400dpiの画像を入力する場
合、25ビットが必要である。各レジスタ1580 〜1
58n−1 は、あらかじめ「0」にクリアされており、
多値化画像信号Rgが“0”であれば、レジスタ158
0 に「1」がカウントアップされる。多値化画像信号R
gが“1”であれば、レジスタ1581 が、多値化画像
信号Rgが“2”であれば、レジスタ1582 がカウン
トアップされる。これらの処理は、多値化画像信号R
g,Gg,Bgそれぞれに対して独立に実施され、その
結果、レジスタ1580 〜158n−1 にはヒストグラ
ム情報が作成される。
【0078】以上は、順次入力される画素ごとに処理が
繰り返され、1頁の画像が入力終了するまで繰り返し続
けられる。以下、レジスタ1580 (高濃度部)からレ
ジスタ158n−1 (低濃度部)に累積した画像情報の
頻度(ヒストグラム情報)を信号Rについてはそれぞれ
RH(0),RH(1)…RH(n−1 )、信号G,B
についてはそれぞれGH(0),GH(1)…GH(n
−1 )、BH(0),BH(1)…BH(n−1 )、と
して説明する。
【0079】ヒストグラム作成部152では、図16に
示すようなヒストグラム情報が生成される。図16は、
代表的なモノクロ文書原稿の例(n=8)であり、R
H,GH,BHはそれぞれほぼ同様の頻度を示してお
り、それぞれ高濃度部および低濃度部に大きな頻度を持
っている。
【0080】色特徴の抽出では、本来はR,G,Bそれ
ぞれの値を基に(つまり、R,G,B独立ではなく)求
めるものであり、下記式のごとく大量のレジスタが必要
となる。
【0081】g=0:R<th1 かつ G<th1 かつ
B<th1 g=1:R≧Th1 かつ R<Th2 かつ G<th1 か
つ B<th1 g=n:R<Th1 かつ G≧Th1 かつ G<Th2 か
つ B<Th2 g=n3 −1 :R≧Thn−1 かつ G≧Thn−1 か
つ B≧Thn−1 つまり、n3 個のレジスタが必要となる。
【0082】以上説明したように、特徴量算出部7では
画像の特徴量を算出する。図16は、特徴量算出部7に
て求められた信号R,G,Bそれぞれの濃度ヒストグラ
ムで、このヒストグラムの形状により原稿の画像の種類
を判別することが可能となる。たとえば、図16のヒス
トグラムは、白い下地に文字の書かれた文書原稿である
と、ヒストグラム形状から判断できる。写真原稿の場合
は、明確なピークが現われないヒストグラム形状とな
る。
【0083】画質パラメータ・特徴量保存部8は、画質
パラメータ入力部2で入力されたパラメータや特徴量算
出部7で算出された特徴量を保存する。画質パラメータ
決定部4は、画質パラメータ・特徴量保存部8に保存さ
れたパラメータおよび特徴量を基に、画像処理部5で行
なう画像処理のパラメータを決定する。
【0084】以上のようにして、画像処理部5で行なう
画像処理のパラメータを決定し、複写動作を行なうもの
である。
【0085】次に、第3の実施の形態について説明す
る。
【0086】図17は、第3の実施の形態に係る画像処
理装置の一例として、デジタル式カラー/モノクロ複写
機の構成を概略的に示すものである。この第3の実施の
形態は、前述した第1の実施の形態に対し、原稿セット
検知手段としての原稿カバー開閉識別部9を追加したも
のであり、その他の部分については図1の第1の実施の
形態と同様な構成となっている。したがって、第1の実
施の形態と同一部分には同一符号を付して、説明を省略
あるいは簡略化し、異なる部分について詳細に説明す
る。
【0087】原稿カバー開閉識別部9は、画像入力部1
に設けられた原稿台上の原稿カバーの開閉を識別(検
知)するもので、利用者が原稿を原稿台上にセットする
ために、原稿台上の原稿カバーを開いたときに、それを
識別(検知)し、その識別信号を画質パラメータ保存部
3に送る。画質パラメータ保存部3は、原稿カバー開閉
識別部9からの原稿カバー開の識別信号を受取ると、そ
の直前に画質パラメータ入力部2で入力されたパラメー
タを受入れて保存する。
【0088】このように、原稿カバー開閉識別部9を設
けて、利用者がパラメータの調整後、原稿セットのため
に原稿カバーを開く直前に入力されたパラメータのみを
画質パラメータ保存部3に保存することも有効である。
【0089】すなわち、画質の調整は、通常、利用者の
納得の得られるまで繰り返し行なわれるケースが多く、
全ての画質調整パラメータを画質パラメータの決定に用
いることが、最適な画質パラメータの決定に悪影響を与
えることも考えられる。したがって、最後の1回の調整
値のみを保存することが効果的である。
【0090】なお、これまでの説明では、複写動作を行
なうたびに、画質パラメータの決定を行なっていたが、
これらの決定処理に時間を要する場合など、その場でパ
ラメータを変更したくない場合には、複写動作を伴わな
い空き時間に画質パラメータの決定に必要な演算を行な
い、決定されたパラメータを本装置のデフォルト値とし
て設定することも可能である。
【0091】この場合には、画質調整が行なわれるたび
に画質パラメータを決定することも可能であるし、また
は、一定時間ごとに画質パラメータの決定処理を行な
い、デフォルト値を変更したり、さらには、本装置の起
動時に、既に画質パラメータ保存部3(あるいは、画質
パラメータ・特徴量保存部8)に保存された情報を基に
本装置のデフォルトパラメータを算出して、設定するこ
とも可能である。
【0092】また、以上の説明では、画質調整のパラメ
ータを画質パラメータ入力部2から入力し、この入力し
たパラメータを画質パラメータ保存部3に保存するとだ
け説明したが、パラメータの入力時に、本装置の利用者
を識別するための利用者識別情報をも入力し、この入力
した利用者識別情報ごとに、入力されたパラメータ(お
よび、算出された特徴量)を画質パラメータ保存部3に
保存することにより、画質パラメータ決定部4におい
て、利用者識別情報(利用者)ごとに画質パラメータを
決定することができる。
【0093】図18は、このようなケースに対応した、
第4の実施の形態に係る画像処理装置の一例として、デ
ジタル式カラー/モノクロ複写機の構成を概略的に示す
ものである。この第4の実施の形態は、前述した第1の
実施の形態に対し、利用者識別情報入力部14を追加す
ることにより、利用者識別情報を基にパラメータ管理す
るようにしたものであり、その他の部分については図1
の第1の実施の形態と同様な構成となっている。したが
って、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略し、異なる部分について説明する。
【0094】画質パラメータ入力部2によるパラメータ
の入力と同時に、利用者識別情報入力部14により、利
用者が利用者識別情報(たとえば、ID情報)を入力す
る。この入力された利用者識別情報は、画質パラメータ
入力部2により入力されたパラメータと対応付けて画質
パラメータ保存部3に保存される。
【0095】これまで説明した実施の形態では、利用者
と無関係に装置ごとに一律に画質パラメータ決定部4に
てパラメータを決定していたが、本実施の形態では、利
用者識別情報を基に、画質パラメータ決定部4で利用者
ごとに最適なパラメータを算出する。
【0096】利用者識別情報入力部14は、本装置のコ
ントロールパネルを使用し、たとえば、図19に示すよ
うな入力画面をコントロールパネル上に表示して、利用
者に入力を促し、利用者は自分自身の利用者識別情報を
英数字などで入力する。
【0097】このように構成することで、利用者ごとに
最適な画質を出力することが可能となる。
【0098】また、以上の説明では、画質パラメータ入
力部2で入力するパラメータは、シャープネスや濃度あ
るいは彩度、色相などのカラー調整であったが、画質パ
ラメータを総合的に管理している原稿モード(文字モー
ド、写真モード、地図モードなど)の情報を入力し、こ
の情報を基に画質調整のパラメータを決定したり、ある
いは、入力された原稿モードに対してデフォルト値を変
更するなどの処理も可能である。
【0099】さらに、画質パラメータの決定は、必ずし
もその装置内で行なう必要はなく、画像の特徴量や利用
者が入力した画質のパラメータをネットワークなどの回
線で送信し、本装置と遠隔にあるサーバにて、画像の特
徴量や画質パラメータを管理し、さらに、画像処理のパ
ラメータをサーバで算出し、ネットワークなどの回線を
介して本装置の画質パラメータを設定することも効果的
である。
【0100】図20は、このようなケースに対応した、
第5の実施の形態に係る画像処理システムの構成を概略
的に示すものである。この画像処理システムは、画像処
理装置としてのデジタル式カラー/モノクロ複写機1
5、および、この複写機15に対してパラメータの管理
(配信)を行なうパラメータ管理(配信)装置としての
サーバ16によって構成される。
【0101】複写機15は、画像入力部1、画質パラメ
ータ入力部2、送信手段としての画質パラメータ送信部
10、受信手段としての画質パラメータ受信部11、パ
ラメータ設定手段としての画質パラメータ設定部12、
画像処理部5、画像出力部6、および、特徴量算出部7
によって構成されている。
【0102】なお、画像入力部1、画質パラメータ入力
部2、画像処理部5、および、画像出力部6は図1の複
写機と同様であり、特徴量算出部7は図13の複写機と
同様であるので、その説明を省略し、図1および図13
の複写機とは異なる画質パラメータ送信部10、画質パ
ラメータ受信部11、および、画質パラメータ設定部1
2について詳細に説明する。
【0103】画質パラメータ送信部10は、画質パラメ
ータ入力部2で入力されたパラメータや特徴量算出部7
で算出された特徴量を、ネットワークなどの回線を介し
て外部のサーバ16に対して送信する。
【0104】サーバ16は、複写機15から送信された
特徴量や画質パラメータを受信して、その受信した画像
の特徴量や画質パラメータを管理し、さらに、画像処理
の画質パラメータを算出して、ネットワークなどの回線
を介して複写機15に対して送信する。
【0105】複写機15の画質パラメータ受信部11
は、サーバ16から送信された画質パラメータを受信し
て、画質パラメータ設定部12に送る。画質パラメータ
設定部12は、受信した画質パラメータを画像処理部5
に設定する。
【0106】なお、この場合も、パラメータの入力時
に、複写機15の利用者を識別するための利用者識別情
報、および、複写機15を識別するための装置識別情報
をも入力し、この入力した利用者識別情報および装置識
別情報ごとに、入力されたパラメータおよび算出された
特徴量をサーバ16に送信することにより、サーバ16
において、利用者識別情報(利用者)ごと、および、装
置識別情報(複写機)ごとに画質パラメータを管理し、
算出することができる。
【0107】このように、各種パラメータをサーバで管
理することにより、様々なケースに対応した画像処理パ
ラメータの決定方法を適用して、複写機に送信設定した
り、あるいは、画像の特徴量や画質パラメータを統計的
に解析することにより、顧客ごとに最適なサービスを行
なうことも可能となる。
【0108】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、利用者が画質の調整機能を使用することにより、
利用者の好みの画質パラメータを統計的に算出し、自動
的に画質パラメータが選択設定されることにより、利用
者が本装置を使用すればするほど、利用者の好みに合致
する画質パラメータが自動的に決定され、利用者は複雑
な画質の調整操作を強いられることもなく、また、用紙
やトナーなどの消耗品の無駄遣いもなくなり、複写コス
トの節減も可能となる。さらに、画質調整パラメータは
利用者ごと、複写機ごとに決定することも可能となる。
【0109】また、利用者が画質調整した際の画質調整
パラメータ、原稿の特徴量、利用者が選択した原稿モー
ド、さらには、利用者識別情報を遠隔地のパラメータ管
理サーバで管理することができれば、対象となる複写機
ごとに最適な画質パラメータ決定アルゴリズムを適用す
ることも可能であり、利用者ニーズに最適なサービスを
行なうことも可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、利
用者の好みの画質を自動的に学習し、それを反映させた
画像を出力することのできる画像処理装置および画像処
理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデジタル式カ
ラー/モノクロ複写機の構成を概略的に示すブロック
図。
【図2】画質パラメータ入力部の一構成例を模式的に示
す平面図。
【図3】画質パラメータ入力部の一構成例を模式的に示
す平面図。
【図4】濃度調整パラメータの累積頻度の一例を示すグ
ラフ。
【図5】画像処理部の具体的な一構成例を示すブロック
図。
【図6】色変換部の具体的な一構成例を示すブロック
図。
【図7】空間フィルタ部の概略構成を示すブロック図。
【図8】図7における高域成分算出部を構成するフィル
タを説明する図。
【図9】空間フィルタ部の具体的な一構成例を示すブロ
ック図。
【図10】濃度変換部における濃度変換カーブを示すグ
ラフ。
【図11】墨入れ部の具体的な一構成例を示すブロック
図。
【図12】階調処理部の概略構成を示すブロック図。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るデジタル式
カラー/モノクロ複写機の構成を概略的に示すブロック
図。
【図14】特徴量算出部を構成する多値化部の構成を示
すブロック図。
【図15】特徴量算出部を構成するヒストグラム作成部
の構成を示すブロック図。
【図16】作成されたヒストグラム情報の一例を示す
図。
【図17】本発明の第3の実施の形態に係るデジタル式
カラー/モノクロ複写機の構成を概略的に示すブロック
図。
【図18】本発明の第4の実施の形態に係るデジタル式
カラー/モノクロ複写機の構成を概略的に示すブロック
図。
【図19】利用者識別情報入力部における入力画面の一
例を示す平面図。
【図20】本発明の第5の実施の形態に係る画像処理シ
ステムの構成を概略的に示すブロック図。
【符号の説明】
1……画像入力部(画像入力手段)、2……画質パラメ
ータ入力部(パラメータ入力手段)、3……画質パラメ
ータ保存部(パラメータ保存手段)、4……画質パラメ
ータ決定部(パラメータ決定手段)、5……画像処理部
(画像処理手段)、6……画像出力部(画像出力手
段)、7……特徴量算出部(特徴量算出手段)、8……
画質パラメータ・特徴量保存部(保存手段)、9……原
稿カバー開閉識別部(原稿セット検知手段)、10……
画質パラメータ送信部(送信手段)、11……画質パラ
メータ受信部(受信手段)、12……画質パラメータ設
定部、14……利用者識別情報入力部(利用者識別情報
入力手段)、15……複写機(画像処理装置)、16…
…サーバ(パラメータ管理装置、パラメータ配信装
置)、21……色変換部、22……空間フィルタ部、2
3……濃度変換部、24……墨入れ部、25……階調処
理部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 BA23 CA01 CA08 CB01 CB07 CE01 CE03 CE11 CE13 CE17 CH09 DC23 5C077 LL16 LL19 MP08 NN11 PP03 PP37 PQ19 SS05 TT06 5L096 AA02 BA07 FA37 9A001 HH28 HH31 JJ35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読取って入力する画像入力
    手段と、 画質調整のためのパラメータを入力するパラメータ入力
    手段と、 このパラメータ入力手段により入力されたパラメータを
    保存するパラメータ保存手段と、 このパラメータ保存手段により保存されたパラメータを
    基に、前記画像入力手段により入力された画像の画質を
    調整するための画質パラメータを決定するパラメータ決
    定手段と、 このパラメータ決定手段により決定された画質パラメー
    タを基に前記画像入力手段により入力された画像を処理
    する画像処理手段と、 この画像処理手段により処理された画像を出力する画像
    出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読取って入力する画像入力
    手段と、 この画像入力手段により入力された画像からその特徴量
    を算出する特徴量算出手段と、 この特徴量算出手段により算出された特徴量を保存する
    特徴量保存手段と、 この特徴量保存手段により保存された特徴量を基に、前
    記画像入力手段により入力された画像の画質を調整する
    ための画質パラメータを決定するパラメータ決定手段
    と、 このパラメータ決定手段により決定された画質パラメー
    タを基に前記画像入力手段により入力された画像を処理
    する画像処理手段と、 この画像処理手段により処理された画像を出力する画像
    出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読取って入力する画像入力
    手段と、 この画像入力手段により入力された画像からその特徴量
    を算出する特徴量算出手段と、 画質調整のためのパラメータを入力するパラメータ入力
    手段と、 前記特徴量算出手段により算出された特徴量および前記
    パラメータ入力手段により入力されたパラメータを保存
    する保存手段と、 この保存手段により保存された特徴量およびパラメータ
    を基に、前記画像入力手段により入力された画像の画質
    を調整するための画質パラメータを決定するパラメータ
    決定手段と、 このパラメータ決定手段により決定された画質パラメー
    タを基に前記画像入力手段により入力された画像を処理
    する画像処理手段と、 この画像処理手段により処理された画像を出力する画像
    出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿がセットされ、このセットされた原
    稿の画像を読取って入力する画像入力手段と、 この画像入力手段に原稿がセットされたことを検知する
    原稿セット検知手段と、 画質調整のためのパラメータを入力するパラメータ入力
    手段と、 このパラメータ入力手段により入力されたパラメータを
    前記原稿セット検知手段の検知結果を基に保存するパラ
    メータ保存手段と、 このパラメータ保存手段により保存されたパラメータを
    基に、前記画像入力手段により入力された画像の画質を
    調整するための画質パラメータを決定するパラメータ決
    定手段と、 このパラメータ決定手段により決定された画質パラメー
    タを基に前記画像入力手段により入力された画像を処理
    する画像処理手段と、 この画像処理手段により処理された画像を出力する画像
    出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読取って入力する画像入力
    手段と、 この画像入力手段により入力された画像からその特徴量
    を算出する特徴量算出手段と、 画質調整のためのパラメータを入力するパラメータ入力
    手段と、 該画像処理装置を利用する利用者を識別する利用者識別
    情報を入力する利用者識別情報入力手段と、 前記特徴量算出手段により算出された特徴量および前記
    パラメータ入力手段により入力されたパラメータを、前
    記利用者識別情報入力手段により入力された利用者識別
    情報ごとに保存するパラメータ保存手段と、 この保存手段により保存された特徴量、パラメータおよ
    び利用者識別情報を基に、前記画像入力手段により入力
    された画像の画質を調整するための画質パラメータを前
    記利用者ごとに決定するパラメータ決定手段と、 このパラメータ決定手段により決定された画質パラメー
    タを基に前記画像入力手段により入力された画像を処理
    する画像処理手段と、 この画像処理手段により処理された画像を出力する画像
    出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像を読取って入力する画像入力
    手段と、この画像入力手段により入力された画像からそ
    の特徴量を算出する特徴量算出手段と、画質調整のため
    のパラメータを入力するパラメータ入力手段と、該画像
    処理装置を利用する利用者を識別する利用者識別情報を
    入力する利用者識別情報入力手段と、前記特徴量算出手
    段により算出された特徴量、前記パラメータ入力手段に
    より入力されたパラメータ、前記利用者識別情報入力手
    段により入力された利用者識別情報、および、該画像処
    理装置を識別する装置識別情報を外部へ送信する送信手
    段と、外部において、前記送信手段により送信された特
    徴量、パラメータ、利用者識別情報および装置識別情報
    を基に決定され、外部から送信される前記画像入力手段
    により入力された画像の画質を調整するための画質パラ
    メータを受信する受信手段と、この受信手段により受信
    した画質パラメータを基に前記画像入力手段により入力
    された画像を処理する画像処理手段と、この画像処理手
    段により処理された画像を出力する画像出力手段とから
    なる画像処理装置と、 この画像処理装置の前記送信手段により送信された特徴
    量、パラメータ、利用者識別情報および装置識別情報を
    受信し、この受信した特徴量、パラメータ、利用者識別
    情報および装置識別情報を基に前記画像入力手段により
    入力された画像の画質を調整するための画質パラメータ
    を管理するパラメータ管理装置と、 を具備したことを特徴とする画像処理システム。
JP10347038A 1998-12-07 1998-12-07 画像処理装置および画像処理システム Pending JP2000175035A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10347038A JP2000175035A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 画像処理装置および画像処理システム
US09/426,943 US6577761B1 (en) 1998-12-07 1999-10-26 Image processor and image processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10347038A JP2000175035A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 画像処理装置および画像処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000175035A true JP2000175035A (ja) 2000-06-23

Family

ID=18387508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10347038A Pending JP2000175035A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 画像処理装置および画像処理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6577761B1 (ja)
JP (1) JP2000175035A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056815A1 (en) * 2001-12-27 2003-07-10 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, and data processing system
US11200008B2 (en) 2020-01-16 2021-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, recording medium, and control method with problem solving guidance

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7106887B2 (en) * 2000-04-13 2006-09-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image processing method using conditions corresponding to an identified person
US6888968B1 (en) * 2000-09-21 2005-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method
JP2002112025A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Fujitsu Ltd 画像補正装置および補正方法
US20030011815A1 (en) * 2001-07-11 2003-01-16 Konica Corporation Image forming apparatus, image forming system and image forming method
US7221807B2 (en) * 2002-03-29 2007-05-22 Sharp Laboratories Of America, Inc. Methods and systems for digital image characteristic adjustment using a neural network
JP3912369B2 (ja) * 2003-12-05 2007-05-09 セイコーエプソン株式会社 画像データに関連付けられた情報を用いた画像処理
WO2005060695A2 (en) * 2003-12-18 2005-07-07 Honeywell International Inc. System and method for closed-loop color control of printed media
US7283656B2 (en) * 2004-03-17 2007-10-16 Federal Reserve Bank Of Cleveland Assessing electronic image quality
JP2005311766A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
US7686209B2 (en) * 2005-02-28 2010-03-30 Federal Reserve Bank Of Dallas Cash letter print streams with audit data
US7594600B2 (en) 2005-02-28 2009-09-29 Federal Reserve Bank Of Atlanta Expanded mass data sets for electronic check processing
US8032462B2 (en) 2005-07-07 2011-10-04 Federal Reserve Bank Of Kansas City Electronic image cash letter balancing
US7802717B2 (en) * 2005-07-07 2010-09-28 Federal Reserve Bank Of Dallas Electronic image cash letter monitoring
US20070070436A1 (en) * 2005-09-23 2007-03-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method of controlling the apparatus
US20070162480A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-12 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for monitoring consumables in a document processing environment
US8387862B2 (en) * 2006-05-17 2013-03-05 Federal Reserve Bank Of Dallas Electronic image cash letter validation
US8112357B2 (en) * 2006-11-07 2012-02-07 Federal Reserve Bank Of Atlanta Systems and methods for preventing duplicative electronic check processing
JP4539701B2 (ja) * 2007-09-26 2010-09-08 富士ゼロックス株式会社 コード読取装置、及びコード読取プログラム
US8573498B2 (en) 2007-11-06 2013-11-05 Federal Reserve Bank Of Kansas City Identifying duplicate printed paper cash letters
US7918386B2 (en) * 2007-11-06 2011-04-05 Federal Reserve Bank Of Kansas City Cash letter print verification
US8238638B2 (en) * 2008-01-31 2012-08-07 Federal Reserve Bank Of Kansas City Tag validation for efficiently assessing electronic check image quality
CN101645260A (zh) * 2008-08-08 2010-02-10 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 调整图片的电子相框及方法
US20110216341A1 (en) * 2010-03-08 2011-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing device and image processing method

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4885705A (en) 1988-02-25 1989-12-05 Eastman Kodak Company Expert system shell for building photofinishing diagnostic systems
JP3023131B2 (ja) 1990-03-06 2000-03-21 キヤノン株式会社 画像形成装置および方法
JP2521843B2 (ja) 1990-10-04 1996-08-07 大日本スクリーン製造株式会社 セットアップパラメ―タ決定特性を修正する方法及び自動セットアップ装置
US5467202A (en) * 1991-11-19 1995-11-14 Konica Corporation Digital copying apparatus with a display
JPH05227338A (ja) 1992-02-12 1993-09-03 Ricoh Co Ltd 学習機能を備えた画像形成装置
JP3040619B2 (ja) 1992-12-10 2000-05-15 シャープ株式会社 画像形成装置
JP3255470B2 (ja) 1993-01-06 2002-02-12 日本たばこ産業株式会社 材料試験機の表示装置
JPH08265558A (ja) * 1994-12-26 1996-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP3115508B2 (ja) 1995-06-21 2000-12-11 シャープ株式会社 カラー画像処理装置
JPH10178584A (ja) 1996-12-19 1998-06-30 Canon Inc 撮影装置、撮影条件データベース装置及び撮影システム
US6192207B1 (en) * 1997-05-21 2001-02-20 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus provided with a plurality of image holding components
JPH1188584A (ja) * 1997-07-09 1999-03-30 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法及びコンピュータ可読メモリ
EP1326142B1 (en) * 1997-08-05 2005-01-26 Sharp Kabushiki Kaisha A color image forming apparatus
JPH1165212A (ja) * 1997-08-18 1999-03-05 Sharp Corp カラー画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056815A1 (en) * 2001-12-27 2003-07-10 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, and data processing system
KR100913861B1 (ko) 2001-12-27 2009-08-26 소니 가부시끼 가이샤 데이터 처리 장치 및 데이터 처리 방법, 데이터 처리 시스템, 기록 매체
US8181216B2 (en) 2001-12-27 2012-05-15 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, and data processing system
US11200008B2 (en) 2020-01-16 2021-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, recording medium, and control method with problem solving guidance

Also Published As

Publication number Publication date
US6577761B1 (en) 2003-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000175035A (ja) 画像処理装置および画像処理システム
US6118547A (en) Image processing method and apparatus
US5339365A (en) Image processing apparatus capable of using fuzzy logic
JP2500837B2 (ja) 画素値量子化方法
US8041143B2 (en) Methods for background and noise suppression in binary to grayscale image conversion
US8305645B2 (en) Image processing and/or forming apparatus for performing black generation and under color removal processes on selected pixels, image processing and/or forming method for the same, and computer-readable storage medium for storing program for causing computer to function as image processing and/or forming apparatus for the same
JP2521843B2 (ja) セットアップパラメ―タ決定特性を修正する方法及び自動セットアップ装置
JPH0380767A (ja) 画像の階調記録装置
JPH10145626A (ja) 画像処理装置
US20090034005A1 (en) Image processing method, image processing apparatus, image forming apparatus, image reading apparatus, and recording medium
JP2003209708A (ja) 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像形成装置、プログラム、記録媒体
JPH0937094A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP4637686B2 (ja) 色変換装置、画像形成装置、色変換方法、及びコンピュータプログラム
JPH10233928A (ja) 画像処理装置
JP2003219191A (ja) 画像処理装置およびそれを用いた画像形成装置
US20020041397A1 (en) Method of processing pixels with binary or multibit error diffusion
JPH1117963A (ja) 画像処理装置
JP2004248103A (ja) 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4101741B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体
JP3289530B2 (ja) 画像処理装置
JP3158654B2 (ja) デジタルカラー画像形成装置
JP2000287094A (ja) 画像処理装置
JP3584910B2 (ja) 画像記録装置
JP3206031B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4261720B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050322

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071009