JP2000174819A - 信号フォ―マット、エンコ―ダ、デコ―ダ及び信号送信装置 - Google Patents

信号フォ―マット、エンコ―ダ、デコ―ダ及び信号送信装置

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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のものより柔軟性のある信号フォーマッ
ト及びその信号送信装置を提供する。 【解決手段】 デジタル信号は、各データブロックがブ
ロックに関するデータを含むヘッダと複数のスロットと
を含むデータブロックをもつ。各スロットはスロットに
関するスロットヘッダとデータパケットをもつ。データ
パケットはソースからの情報の連続する各部分を含む。
最初のスロットは上記情報の先頭部分を含む最初のパケ
ットと共に基準タイムを含む。後続スロットは上記情報
の後続パケットと共にパケットの基準タイムに対するタ
イミング情報を含む。このような信号を符号化/復号す
るエンコーダ/デコーダを使用することにより、復号の
際のジッタが軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号フォーマット
及び信号処理装置に関するものである。詳しくいえば、
本発明は、信号フォーマットと、該フォーマットによる
信号を符号化する信号エンコーダと、これに対応するデ
コーダと、これらエンコーダ及びデコーダを含む信号送
信装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばMPEG−2 TS(トランスポ
ート・ストリーム)パケットのようなパケット化した信
号を、或る位置の機器から他の機器に送信することが望
まれている。MPEG−2 TSパケットをDVB非同
期直列インタフェース(ASI)を介して送信すること
は、公知である。DVB−ASIは、或るトランスポー
ト・ストリームを機器の特定項目の間のような2点間に
おいて送信するのに有効であるが、その他の点では比較
的柔軟性がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、DV
B−ASIを用いるよりはるかに柔軟性のあるこの種の
送信装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面におい
て、MPEG−2 TSパケットをSDTIシステムを
介して送信する送信装置を提供するものである。このよ
うな装置は、DVB−ASIを使用するよりはるかに柔
軟性がある。SDTI(シリアル・データ・トランスポ
ート・インタフェース)は、SMPTE305Mに規定
されている。SDTIは、テレビジョン走査線(ライ
ン)のフレームを有する信号構造でパケットを送信する
ものである。補助データはこれらのラインの水平ブラン
キング領域で送られ、データは各ラインのペイロード領
域で送られる。このペイロード領域は、活きている(能
動)ライン間隔内にある。SDTIは、TSパケットを
SDI接続が使用できるどこにでも送ることができると
共に、TSパケットを1より多くのソースから送信する
ことができる。しかし、TSパケットをSDTIを介し
て送るには、パケットを確実にSDTIのペイロード領
域内に局限すると共に、能率上各ラインが多数のパケッ
トを含みうるようにするために、バッファリング(緩衝
記憶)が必要になる。このバッファリング過程でパケッ
トに遅延とジッタ(即ち、パケット相互のタイミングの
ずれ)が生じるが、MPEG−2信号を精確に復号する
には、該信号のパケットを互いに精確なタイミングでM
PEGデコーダに供給して精確に復号できるようにしな
ければならない。パケットの絶対的な遅延は、すべての
パケットに均等に影響するので問題ではないが、ジッタ
についてはMPEGデコーダで又はその前にこれを補正
する必要がある。
【0005】上述では、MPEG−2 TSパケットを
SDTIを介して送信する場合に本発明が直面する技術
的問題を説明したが、他のデータ伝送システムを介する
他のタイプの時間に敏感なパケット送信においても、似
たような問題が起きるであろう。
【0006】本発明は、他の面において、各データブロ
ックが該ブロックに関するデータを含むヘッダと、各ス
ロットが該スロットに関するスロットヘッダ及び1つの
データパケットを有する少なくとも1つのスロットとを
含むデータブロックを具えるデジタル信号であって、上
記データパケットは或るソースからの情報の次々に連続
する各部分を含み、上記ソースからの情報の先頭部分を
含む最初のパケットを含む最初のスロットはまた基準タ
イムをも含み、上記ソースからの情報の後続パケットを
含む1つの又は各後続スロットはまた当該パケットの上
記基準タイムに対するタイミングを定めるタイミング情
報をも含む上記デジタル信号を提供する。
【0007】本発明は、更に他の面において、各データ
ブロックが該ブロックに関するデータを含むヘッダと、
各スロットが該スロットに関するスロットヘッダ及び1
つのデータパケットを有する少なくとも1つのスロット
とを含むデータブロックを具えるデジタル信号であっ
て、上記データパケットは或るソースからの情報の次々
に連続する各部分を含み、上記ソースからの情報の先頭
部分を含む最初のパケットを含む最初のスロットはまた
基準タイムをも含み、上記ソースからの情報の後続パケ
ットを含む1つの又は各後続スロットはまた当該パケッ
トの上記基準タイムに対するタイミングを定めるタイミ
ング情報をも含む上記デジタル信号を符号化するための
エンコーダを提供する。
【0008】そのエンコーダは、クロック(刻時装置)
と、該クロックから上記最初のパケットの生成タイムを
決める基準タイムを取出して、上記最初のスロット内の
基準タイム情報を供給し、上記クロックから上記後続パ
ケットの生成タイムを決める上記タイミング情報を取出
して、上記後続パケットが生成されるに従い上記後続ス
ロット内の上記タイミング情報を供給する手段とを具え
る。
【0009】本発明は、更に別の面において、各データ
ブロックが該ブロックに関するデータを含むヘッダと、
各スロットが該スロットに関するスロットヘッダ及び1
つのデータパケットを有する少なくとも1つのスロット
とを含むデータブロックを具えるデジタル信号であっ
て、上記データパケットは或るソースからの情報の次々
に連続する各部分を含み、上記ソースからの情報の先頭
部分を含む最初のパケットを含む最初のスロットはまた
基準タイムをも含み、上記ソースからの情報の後続パケ
ットを含む1つの又は各後続スロットはまた当該パケッ
トの上記基準タイムに対するタイミングを定めるタイミ
ング情報をも含む上記デジタル信号を復号するためのデ
コーダを提供する。
【0010】そのデコーダは、クロックと、上記パケッ
トのタイミング情報を検出する手段と、上記最初のパケ
ットを検出すると、上記クロックを上記基準タイムに初
期設定する手段と、上記クロックのタイムを上記後続パ
ケットの上記タイミング情報と比較する手段と、該パケ
ットの該タイミング情報が上記クロックのタイムと等し
くなった時に該パケットを出力する手段とを具える。
【0011】信号内に上記タイミング情報を与えること
により、上記デコーダは、ジッタが十分に減少され望ま
しくは除去されたパケットを出力することができ、例え
ば、パケットがMPEG−2 TSパケットの場合、後
続のMPEGデコーダにおいて正確な復号が可能とな
る。パケットのジッタは、復号を台無しにする可能性が
あるが、上記デコーダは、各パケットのタイミング情報
を最初のパケットの基準タイムに設定された内部クロッ
クと比較し、クロックのタイムとパケットのタイムが一
致した時にパケットを、例えばバッファに出力する。こ
れにより、ジッタは少なくとも軽減される。
【0012】本発明の一実施例では、上記ブロックは、
ラインの非能動領域にアドレスデータを含む補助データ
をもつSDTI信号の能動ライン間隔内のペイロード領
域である。SDTIに適用される本発明の一実施形態で
は、SDTIライン毎に、不使用スペースに詰め物(例
えばゼロ)を施した一定の整数の完全なパケットがあ
る。即ち、スロットの長さは一定であり、個々のSDT
Iライン上のスロット及びパケットはすべて、同じソー
スと行先のアドレスを有し、そのライン上にはただ1つ
のパケットストリームがある。
【0013】SDTIに適用される本発明の他の実施形
態では、データブロックは、1本以上のラインを占めう
る可変長ブロックである。この可変長データブロック内
のスロットは、可変長スロットである。これらのスロッ
トは、データ領域Dにおいてデータのタイプを記述する
データを含むタイプ領域Tと、データ領域におけるデー
タの長さを定める長さ領域Lとを含む「TLDブロッ
ク」であるのがよい。このTLDブロックは、メタデー
タブロック及びデータブロックの2つのタイプがあるの
がよい。メタデータTLDブロックは、該メタデータに
よって記述されるデータを含むデータTLDブロック
(単数又は複数)に先行する。データTLDブロック
は、基準タイムとタイミング情報とを含む。これらのブ
ロックに先行するメタデータTLDブロックは、これら
のブロックのどれが上記基準タイムを含むかを見分ける
データを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体的に説明する。第1実施形態:SDTI−TS 概要 まず最初に、SDTI(SMPTE305M)を介して
MPEG−2トランスポート・ストリーム(TS)パケ
ットを送るための新しい信号フォーマットの第1の実施
形態を説明する。
【0015】図1は、SDTIラインのペイロード領域
の模式図である。図2のa〜cは、MPEG−2 TS
パケットの模式図である。便宜上、図ではデータを並列
フォーマットで表しているが、実際はデータは直列フォ
ーマットで送信される。MPEG−2 TS及びSDT
Iは周知であるので、ここでは詳しく説明しない。新し
いフォーマットを本明細書ではSDTI−TSというこ
とにする。SDTIは、データを送るのにテレビジョン
のラインを使用している。能動ライン間隔が、SDTI
データブロックを含むペイロード領域である。ラインの
非能動間隔は、能動ライン間隔内のデータのソース及び
行先のアドレスを含む補助データを有する。本発明の第
1実施形態では、転送能率をよくするため、SDTI−
TSの各ラインのペイロード領域は、1つのトランスポ
ート・ストリームからの複数パケットを含む多数の固定
長のスロットでできるだけ一杯に満たされる。新しいフ
ォーマットは、SDTI−TSデコーダにおいて低いジ
ッタレベルでトランスポート・ストリーム・パケットを
再生するのに必要な全情報を含んでおり、幾つかの設計
要件を満たす柔軟性を有している。
【0016】参考文献 次の文献は、公表された規格であり、本発明と関係があ
る情報を含んでいる。 1)SMPTE305M,Serial Data T
ransport Interface(SDTI). 2)SMPTE−RP68,Definition o
f VerticalInterval Switch
ing Point. 3)ISO/IEC13818−2:Informat
ion Technology−Generic Co
ding of Moving Pictures a
nd Associated Audio Infor
mation:Video,(MPEG−2). 4)ISO/IEC13818−2:Informat
ion Technology−Generic Co
ding of Moving Pictures a
nd Associated Audio Infor
mation:Systems,(MPEG−2). 5)DVB:Interfaces for CATV
/SMATV Headends and Simil
ar Professional Equipmen
t;Asynchronous Serial Int
erface(ASI). 6)SMPTE259M,10−bit 4:2:2
Component and 4fsc NTSC C
omposite Digital Signals/
Serial Interface. 7)SMPTE291M,Ancillary Dat
a Packet and Space Format
ting.
【0017】背景 MPEG−2トランスポート・ストリーム(TS)パケ
ットの送信用として現在定着しているインタフェース
は、デコーダ・バッファへの影響を確実に微小とするた
めに必要な小さい許容誤差の位置内にパケットを置くD
VB−ASIである。しかし、ASIは、1つより多く
のTSを容易に送ることができず、また普通に入手でき
るSDIを使用する機器によって支えることもできな
い。ASIは、機器の特定項目の間の特殊な2点間(ポ
イントツーポイント)インタフェースとしてのみ有用で
ある。
【0018】本発明の図解例 本発明は、一面において、上述のSDTIを介してMP
EG−2 TSパケットを送信することを提案するもの
である。こうすると、TSパケットをSDI接続が使用
できるどこにでも送ることができるので、接続性への更
に一般的な接近が可能となる。しかし、SDTIを介し
てのTSパケットの送信は、パケットを確実にSDTI
のペイロード領域に局限すると共に、能率上各ラインが
多数のTSパケットを含みうるようにするために、バッ
ファリングが必要になる。このバッファリング処理の結
果、パケットストリームに遅延とジッタの両方が生じ
る。遅延は、本発明に関係する問題ではない。この明細
書で述べる本発明の実施形態の例は、パケットのジッタ
を問題とならないレベルに下げうるものである。ベンチ
マークとして、本実施形態は、DVB−ASI入力をS
DTI−TSを介して送信し、復号して最少限のジッタ
しか生じない新しいDVB−ASI信号を作成すること
ができる。上記SDTI−TSはまた、必要に応じ他の
インタフェース場所から直接操作することもできる。
【0019】SDTIパラメータ SMPTE305Mは、SDTIのビットレートを27
0Mbps及び360Mbpsと指定しているが、本発
明の実施形態では両ビットレート及びもっと高いビット
レートで作動できる。本明細書で述べるSDTI−TS
の例では、SDTIのライン当たり1ブロックの固定ブ
ロックサイズ・モードを使用する。各ブロックが固定長
のフォーマットを図1に示す。このブロックは、143
8又は1918バイトのどちらか一方の長さを有し、後
述のような10ビットSDTIタイプ・ワードを含む。
このブロックはまた、付加的な2バイトのエラー検出C
RCを一般に含んでいて、図1に示すように合計で14
40又は1920バイトとなる。
【0020】タイプ・ワード SDTIデータブロックは、1つのブロック・タイプ・
ワードを有する。270MbpsのSDTIの場合、そ
のブロックタイプ値は、ライン当たり1438ワード
(該タイプ値を含む)のブロック・サイズを指定する
「01h」である。360MbpsのSDTIの場合、
そのブロックタイプ値は、ライン当たり1918ワード
(該タイプ値を含む)のブロック・サイズを指定する
「09h」である。
【0021】SDTIデータ・タイプ・ワードは、適当
な値を有する。現在のところ、決められた値はない。入
力フォーマットは、10ビットワードのうちのビットb
7〜b0の中に入る8ビットデータである。10ビット
ワードのうちのビットb8はビットb7〜b0の偶数パ
リティであり、ビットb9はビットb8の補数である。
【0022】任意のFEC(フォーワード・エラー・コ
レクション)を上記ブロックに加えてデータに安全性を
加えてもよい。FECを付加するかしないに拘らず、ブ
ロック・タイプ・ワードのビットb7及びb6は、SM
PTE305Mに従って設定する。本発明のこの例で
は、SMPTE305Mのデータ拡張の便宜は用いな
い。SMPTE−RP168に規定するようなSDIス
イッチング・ラインの使用は、避けた方がよい。
【0023】MPEG−2トランスポート・ストリーム 図2のaに示すように、MPEG−2 TS(トランス
ポート・ストリーム)パケットは、長さが188バイト
である。図2のbに示すように、DVBのフォーワード
・エラー・コレクション(FEC)を付加すると、パケ
ットの長さは204バイトになる。このMPEG−2
TS FECは、パケットの間にインタリーブされてお
り、急に現れるかも知れない伝送エラーによる重大なデ
ータロスを補正するためのものである。極端な場合にS
DTIが偶発的なエラーを生じる可能性はあるが、MP
EG−TSのFECは、そのインタリーブの長さのため
SDTIエラーの訂正には不適当であり、送られるパケ
ットがたった188バイトの長さの場合、このFECは
存在しないことになろう。よって、本発明の実施形態の
SDTI−TSフォーマットは、任意に選択できるFE
Cを含み、SDTIリンクに生じるかも知れないエラー
を訂正するようにしている。
【0024】ペイロード・フォーマット 本発明の第1の実施形態では、MPEG−2 TSパケ
ットは、TSペイロード・フォーマットの中のSDTI
固定長ブロック内にすっぽり含まれており、以下その例
を図3を参照して説明する。図示したTSペイロード・
フォーマットは、図3に示すように2層構造を有する。
ペイロードは、ペイロード・ライン全体に適用するパラ
メータを定めるTSペイロード・ヘッダと、MPEG−
2 TSパケットをその中に含む一定数のTSスロット
とを有する。各TSスロットは、該スロット内のTSパ
ケットに関するパラメータを定めるスロット・ヘッダを
有し、これにTSパケット自体が続き、6バイトの任意
のSDTIのRS−FECで終わっている。
【0025】TSペイロード構造 TSペイロードのSDTIタイプワードは、図1の左側
に示したタイプワードである。スロット・カウント、チ
ャンネル・ハンドル及び連続カウントの各ワードのビッ
ト割当てを図4に示す。
【0026】TSペイロードのスロット・カウント スロット・カウントは、このペイロード・ラインにおけ
るTSスロットの数を定める8ビットのワードである。
TSスロットの数は、下の値が1で、上の値はペイロー
ドの長さで決まる。270MbpsのSDTIの場合、
TSスロットの最大数は6である。360MbpsのS
DTIの場合、TSスロットの最大数は8である。SD
TIのレートが高い程、ペイロード領域により多くのT
Sスロットを適切に維持することができる。
【0027】本発明のこの実施形態では、最後のTSペ
イロード・スロットとSDTI−CRCとの間のデータ
スペースは、どんな他の目的や用途にも使用されない。
ペイロード・スロット・カウントの値が低い程、コーデ
ック(符号化−復号)の遅延を少なくするのに役立つ。
これに関しては、あとで更に説明する。
【0028】TSペイロードのチャンネル・ハンドル チャンネル・ハンドルは、最大有効ワードが先にある2
つの8ビットワードとして構成された16ビットのワー
ドである。このワードは、同じSDTIのソースと行先
のヘッダ・アドレスを有するものの、異なるTS送信チ
ャンネルを表すTSペイロード・ラインを見分けるのに
使用される。本例では、チャンネル・ハンドル値を「0
000h」に設定するが、他の値を選んでもよい。
【0029】TSペイロードの連続カウント この「連続カウント」は、同じSDTIのソースと行先
のアドレス及び同じチャンネル・ハンドル値をもつTS
ペイロード・ライン毎に1つずつインクリメントするモ
ジュロ65536カウントである。このカウントの目的
は、信号路のスイッチングを検出することである。
【0030】TSスロット構造 本例では、各TSスロットは216ワードの長さを有
し、TSスロットは、TSペイロード・ヘッダの直ぐ後
に連続して順に配列される。1つのTSスロットは、次
の順序で情報を含んでいる。 2ワード長のTSスロット・ヘッダ、2.25MHzで
刻時される2ワード長の粗いカウント値、2.25MH
zの倍数で刻時される1ワード長の細かい(精)カウン
ト値、188バイトのTSパケット、任意のMPEG−
2 TS−FECのための16バイトのスペース、任意
のSDTI RS−FECのための6バイトのスペー
ス、2バイトのナル(ゼロ)データスペース。
【0031】TSスロット・ヘッダ TSスロット・ヘッダは、次のように定義されたビット
b7〜b0より成る8ビットのワードである。ビットb
7は、TSスロットが能動SDTI−FECを有するか
どうかを定める。b7はSDTI−FECが能動でなけ
れば「0」であり、SDTI−FECが能動ならば、
「1」である。ビットb6〜b3は、残してあるものの
未定義である。ビットb2は、TS不連続フラグであ
る。現在のTSスロット内のTSパケットが前のTSパ
ケットと関連がない場合、b2は「1」に設定され、そ
うでない場合は「0」に設定される。不連続なTSパケ
ット(即ち、b=「1」)は、これが新しいTSパケッ
ト連続列における最初のパケットであることを示す。
【0032】ビットb1及びb0は、次のようなTSパ
ケット・タイプを定めるコードを形成する。 b1 b2 TSタイプ 0 0 16バイトFECのない188バイトのTSパケット 0 1 残してあるが未定義 1 0 非能動16バイトFECのある204バイトTSパケット 1 1 能動16バイトFECのある204バイトTSパケット
【0033】TSスロット粗カウント 粗カウント値は、SDTI−TS符号化部にある、2.
25MHzで刻時されるモジュロ65536カウンタか
ら得られ、デコーダのためのTSパケットの粗いタイミ
ングを定めて、前のTSパケットに対し正確なタイミン
グでTSパケットを出力できるようにするものである。
この粗いタイミングは、次のワードの、2.25MHz
の整数倍のクロックから得られる微細なタイミングを含
むTSスロット・サブカウントと共に使用され、TSプ
ログラム・クロック・レファレンス(PCR)に近い基
準タイミングをクロックに与えるものである。これらの
粗いタイミングと細かいタイミングは、例えば27MH
zで作動するPCRクロックと同じマスタークロックか
ら得るのがよい。
【0034】2.25MHzカウンタは、PCRの27
MHzの周期と調和する必要はない。2.25MHzカ
ウンタは、TSパケット間の最大周期より十分に長いこ
とが保証される周期を必要とするだけである。2.25
MHzカウンタの周期は、約30ミリ秒である。2.2
5MHzカウンタは、PCRの12インクリメント毎に
1つずつインクリメントするものである。
【0035】TSスロット・サブカウント 270MbpsのSDTIの場合、サブカウントは27
MHzクロック(PCRと同じレートである)によって
刻時され、0〜11の範囲にわたってカウントされる。
360MbpsのSDTIの場合、サブカウントは36
MHzクロック(PCRより高いレートである)によっ
て刻時され、0〜15の範囲にわたってカウントされ
る。サブカウント値に使用可能なビット数は、SDIワ
ード(並列)クロックレートを576MHzまで可能と
するものである。TSスロットのカウントをどのように
して出力タイミングの制御に使用できるかについては、
あとで述べる。
【0036】TSパケット・データ TSパケットのための204バイトのスペースは、固定
的に割当てられたものである。このスペースの中身は、
TSスロット・ヘッダ・ワードのビットb1及びb0の
定めるところに従って188バイト又は204バイトの
TSパケットデータで満たされる。188バイトのTS
パケットの場合及び非能動TS−FECをもつ204バ
イトのTSパケットの場合、16バイトのTS−FEC
スペースはゼロで埋められる。
【0037】TSスロットRS−FEC このFECは、粗カウント・ワードから最後のFECワ
ードまで214バイトのTSスロットにわたって適用さ
れる。TSスロット・ヘッダ・ワードFEC有効ビット
(b7)が「0」に設定される場合、このFECの6ワ
ードはすべて「00h」に設定される。RS−FEC
は、元のRS(リードソロモン)(255,249,T
=3)コードから短縮されたRS(214,208,T
=3)コードである。
【0038】このRSコードの生成多項式は、
【0039】TSスロット・ナル・スペース TSスロットは、ゼロを埋めた2ワードのナル・スペー
スで終わる。
【0040】TSスロット・タイミング・データの使用 図5は、MPEG−2 TSパケットストリーム入力か
らSDTI−TSフォーマットにより出力するまでのS
DTI−TSの符号化過程を示す説明図である。TSス
ロット粗カウント値とサブカウント値との組合せによ
り、少なくともPCRと同じ位に高い分解能と、約30
ミリ秒の再生成前の周期とをもつカウント値が定まる。
1連続列における最初のTSパケットを受信すると、デ
コーダは、準備でき次第いつでもパケットを出力すると
共に、SDTIワードレート(27/36MHz)で作
動する内部カウンタをそのTSスロット・カウント値に
設定する。このカウンタは、粗カウント及びサブカウン
トについて定めたと同じやり方でカウントを行う。その
後、残りのすべのパケットについて、デコーダは、デコ
ーダのカウントがTSスロット・カウンタに記憶された
カウントと等しくなると、パケットを出力してTSパケ
ット出力タイミングの完全さを保証する。270Mbp
sSDTIの場合、カウント値はTSパケットPCRと
同じレートで刻時し、タイミングのジッタは生じない筈
である。360MbpsSDTIの場合、カウントはT
SパケットPCRの3インクリメント毎に4ずつインク
リメントし、従って+又は−1のPCRクロック・ジッ
タが生じる。この値は、十分MPEG−2が定める限界
内である。
【0041】システム遅延の問題 各SDTIラインのペイロード領域は、できるだけ多く
の完全なスロット、即ちTSパケットでパックされる。
本実施形態では、スロットは固定長であり、SDTIペ
イロード領域は完全なスロットのみを含む。ペイロード
領域における予備スペースは、ゼロで埋められる。こう
すれば、SDTIラインの浪費が確実に最少となり従っ
て最大数のラインを他のデータの転送に使用できる。
【0042】次の例は、270MbpsSDTI−TS
に基くものである。4Mbpsのビットレートでは、フ
レーム(525/30)当たり約15ラインがMPEG
−2 TSパケットの送信に使用され、コーデックの遅
延は2ミリ秒をほんの少し越えるにすぎない。50Mb
psのビットレートでは、フレーム(525/30)当
たり約185ラインがMPEG−2 TSパケットの送
信に使用され、従ってコーデックの遅延は約200マイ
ロ秒に減少する。
【0043】まず得られた近似の結果では、コーデック
の遅延はビットレートに逆比例する。よって、低いビッ
トレートでは、遅延は、ライン当たりのTSパケット数
を減らす、即ちそれに比例して一層多くのSDTIライ
ンを占めることでしか減らすことができない。上記4M
bpsの例で仮にライン当たりたった1TSパケットを
占めるようにすれば、遅延は約400マイクロ秒に減る
であろう。
【0044】SDTI−TSシステムの例 図6に、SDTI−TSシステムの一例を示す。このシ
ステムは、データソース1を有する。データソース1
は、公知のMPEG−2 TSパケットを生成する公知
のMPEG−2エンコーダ2を含む。このパケットは、
図2のa〜cに示すようなFECデータを含むこともあ
り、含まないこともある。このパケットは、MPEGエ
ンコーダ2から正確な相対的タイミングで出力されるの
で、ジッタは殆どない。ソース1のタイミング・データ
挿入回路4(図7及び8を参照してもっと詳細に述べ
る。)は、ヘッダに粗と微細のタイミング・データを挿
入する。このタイミング・データは、パケットの基準タ
イムに対する正確なタイミングを定めるものである。M
PEG−2 TSパケットは、タイミング・データと共
にSDTI 6に送られる。SDTI 6はまた、他の
ソース3及び5からパケット及び他のデータをも受け
る。他のソースは、ソース1と同じか又は同じでないこ
ともある。SDTIは、ソース1,3及び5からのデー
タを公知のやり方で夫々対応する行先11,13及び1
5に送る。その目的のために、1本のSDTIライン
は、その補助データ内にソース・アドレス及び行先アド
レスを有し、アドレスされたソースからアドレスされた
行先へのデータのみを伝送する。前述のように、MPE
G−2 TSパケットはSDTI内で緩衝記憶されるの
で、ジッタの発生を招く。行先11では、ソース1から
のパケットは、補正回路8でタイミングの補正を受けた
後、正しいタイミングでMPEGデコーダ10に送られ
る。補正回路8の例は、図7を参照して説明する。
【0045】SDTIは、MPEG−2 TSパケット
を組合せて図3に示すスロットを作成する。即ち、スロ
ット・ヘッダ・データをタイミング・データに加え、ブ
ロック・ヘッダ・データを同じく図3に示すようにブロ
ックに加える。SDTIはまた、6バイトのFEC、ナ
ルスペースに対するゼロ及び任意のSDTI−CRCを
も加える。SDTIはまた、パケットが新しいパケット
連続列の先頭パケットとなる時点を決定し、TS不連続
フラグのビットb2を「1」にセットする。
【0046】図7に示すタイミング・データ挿入回路4
の例は、カウンタ42を、刻時してタイミング・データ
を生成する27MHzクロック40を有する。このクロ
ック40は、SDTIクロックから得たものである。該
カウンタの例を図8に示す。該カウンタは、27MHz
で刻時して微細な(精)タイミング・データを生成する
モジュロ12カウンタ80を含み、これはまた、粗いタ
イミング・データを生成するモジュロ65536カウン
タ82を刻時させる2.25MHzクロックを形成す
る。カウンタ80及び82は、自走型である。ラッチ4
4は、上記精粗のカウントを一時的に記憶する。これ
は、パケット・スタート信号を受けると、現在のカウン
トをマルチプレクサ(MUX)46に供給し、マルチプ
レクサは、パケットの先頭のビットストリームの中にタ
イミング・データを挿入する。1パケット連続列の先頭
パケットに、その生成の瞬間にカウンタ42によって示
される任意のタイムが割当てられる。そのタイムは、該
連続列の後続のパケットに対する基準タイムとなる。カ
ウンタ42は、65536/(2.25×106 )秒、
即ち約30ミリ秒の周期でそのカウントを続ける。
【0047】行先における補正回路8は、例えば、スロ
ット・ヘッダを検出し、それから不連続フラグ(b2=
1)及び精粗タイミング・データによって示されるパケ
ットが連続列内の先頭パケットかどうかを決定するデマ
ルチプレクサ(DEMUX)84を具える。デマルチプ
レクサは、MPEG−TSパケットをスロット・ヘッダ
から分離し、該パケットをFIFOバッファ96に供給
する。このFIFOバッファ96は、SDTIの1ブロ
ック分のパケットを記憶する。パケットは、平均して、
ソース1で最初に生成されたときと同じレート、例えば
270MbpsでFIFOバッファに刻々と入力され、
それから刻々と出力される。ただし、パケットは不規則
に入力されても、正確なタイミングで連続して出力され
る。デマルチプレクサ84は、タイミング・データをも
う1つのFIFO86を介して比較回路88に送ると共
に、直接ゲート回路94にも送る。パケットが最初のパ
ケットであれば、不連続フラグb2=1によりゲート回
路94が基準タイムを表すタイミング・データをカウン
タ90へ供給し、これにより該カウンタが基準タイムに
セットされる。
【0048】図9に示すカウンタ90の例は、図8の対
応するカウンタ80及び82と同じ様に配置されSDT
Iによって設けられた27MHzクロックをカウントす
るモジュロ12カウンタ921及びモジュロ65536
カウンタ941を具える。SDTIによって設けられた
クロックは、公知のやり方でソースのクロック40と同
期化されている。カウンタ921及び941は、予め基
準カウントを格納できる点においてカウンタ80及び8
2と相違する。カウンタ921及び941は、一旦格納
されるとカウンタ80及び82と同様に自走し、これら
と遅れて同期状態になる。
【0049】比較回路88は、デマルチプレクサからの
タイミング・データをカウンタ90からのタイミング・
データと比較する。比較したタイミング・データが等し
くなると、比較回路は、FIFOバッファ96に正しい
タイミングでパケットを出力させることができる。
【0050】パケット及びタイミング・データは、デマ
ルチプレクサ84によって分離され、FIFO 86及
び96に供給される。これらのFIFOは、対応するパ
ケットとタイミング・データの配列を一時記憶する。パ
ケットがFIFO 96を通ってその出力に移動する
と、対応するタイミング・データも、FIFO 86を
通って移動しFIFO 96のパケットと対応関係を維
持する。タイミング・データの各項目がFIFO 86
の出力に達したあと、その項目はそのFIFOから除か
れる。FIFO 86の出力におけるタイミング・デー
タの各項目はカウンタ90のカウントと比較され、タイ
ミング・データによって表されるカウントが該カウンタ
におけるカウントと等しくなると、読出しイネーブル信
号がFIFO 96に正しいタイミングをもつ対応する
パケットの読出しを開始させる。このイネーブル信号は
また、FIFO 86の出力からタイミング・データを
除去し、タイミング・データの次の項目をその出力に移
してカウンタ90のカウントと比較させる。
【0051】第2実施形態:SDTI−PF 概要 図1〜4について、本明細書でSDTI−TSという信
号フォーマットを説明した。それは、ライン当たり1ブ
ロックの、SDTIの固定長ブロック・サイズ・モード
を用いるものであった。その信号フォーマットを、SD
TIを使用してMPEG−2ビットストリームを送信す
ることに関連して説明した。次に、本明細書でSDTI
−PFというもう1つの信号フォーマットについて述べ
る。このフォーマットSDTI−PFは、MPEG−2
TSパケットを送信すると共に他の種類のパケットを
SDTIを介してバッファリングなしで送信できるの
で、パケット・ジッタを減らすことができる。このよう
なパケットは、ATMセルや単方向インターネット・プ
ロトコル(Uni−IP)であってもよい。
【0052】この実施形態は、パケットストリームの送
信について次のような幾つかの機能的特徴を有する。 高いパッキング密度、データ・パケット・タイプ及び関
連するパケット・メタデータの柔軟な配列、多数のデー
タ・パケット・タイプの多数チャンネルの送信、効果的
なフォーワード・エラー・コレクション(FEC)仕様
の規定、精確なデータ・パケット出力タイミングを再生
成する能力、組込みユーザ情報を加える能力、データ・
パケットに関する制御情報を、SDIスイッチングを検
出するための連続カウンタの設置に使用できる、同じソ
ース及び行先のアドレス間の多数のデータ・パケット・
チャンネルの転送のためのチャンネル「ハンドル」を設
けること、ストリーム内のデータ・パケットの位置を定
めること。
【0053】SDTIパラメータ SMPTE305Mは、ビットレートが270Mbps
及び360MbpsのSDTIを指定しており、この実
施形態は、その機器の仕様に従って270Mbpsのみ
か、又は両ビットレートで作動する。SDTI−PF
は、図10に示すように、SDTIの可変ブロック・モ
ードを使用する。「セパレータ」及び「エンドコード」
の間のスペースにおけるデータはすべて10ビットワー
ドであり、そのデータは10ビットワードのうちビット
b0〜b7の中に入る8ビットを含み、ビットb8はビ
ットb0〜b7の偶数パリティにセットされ、ビットb
9は奇数パリティにセットされる。
【0054】SDTIヘッダの「ブロック・タイプ」ワ
ードは、SMPTE305Mに従った可変ブロック・モ
ードにセットされる。SDTIデータ・タイプ・ワード
は、データ・パケット・フォーマット(PF)の可変ブ
ロック・ペイロードを示す値「11h」にセットされ
る。この実施形態は、SMPTE305Mのデータ拡張
の便宜は使用しない。
【0055】SDTIライン及びアドレス番号 各SDTI可変ブロックにおけるデータは、ブロック・
エンドまで必要な数のラインを通って続くので、SDT
Iヘッダのライン番号は連続的でなければならない。ま
た、SDTIヘッダのソース及び行先のアドレス値は、
任意の1つのSDTI可変ブロックに関連する全部のラ
インの送信中は不変であることが必要である。
【0056】SDTIスイッチング SDTIデータストリームの任意のスイッチングは、画
像フレームの境界で生じるが、スイッチングの影響を軽
減するための特殊な処理機器を使用することなくデータ
パケットの中身を良好にデコードする能力に影響する可
能性がある。画像の切替えによって影響を受けるライン
は、SMPTE−RP168に定められている。SMP
TE−RP168に定められたラインは、過渡状態が起
こるかも知れない切替えライン直前及び直後のラインと
共に、使用しないことを勧める。連続カウントは、切替
えによって影響される可変ブロックを示すために設けて
もよい。
【0057】TLDブロック構造 各可変ブロックのデータブロック領域は、図11に示す
ように、タイプ、長さ及びデータ(TLD)構造によっ
て定められた1以上のブロックで満たされている。TL
D構造の3つの構成部分は、次のとおりである。 タイプ:局所的1バイト・ラベルとしての「値」領域に
含まれるデータのタイプ、 長さ:上記値の長さ、 データ:タイプによって決まるデータ。
【0058】「タイプ」は、TLDブロックで送られる
データのタイプを識別するただ1つのバイトである。こ
のタイプ値は、TLDパケットの一種(例えばMPEG
−2TSパケット)か又はTLDメタデータの一種のい
ずれかを決定する。
【0059】TLDメタデータ・ブロックを受信する
と、その値領域に含まれるメタデータは、そのSDTI
可変ブロックのエンドか又は同じタイプの新しいメタデ
ータ構造のどちらか一方が受信されるまで、すべての後
続TLDパケット・ブロックに適用される。TLDメタ
データ・ブロックからのデータは、SDTI可変ブロッ
クを通して何の意味ももたないので、新しい各可変ブロ
ックは、必要に応じてTLDメタデータの新しいセット
を送信する。
【0060】図12は、本発明の実施形態によるSDT
I可変ブロックとTLDブロックの階層構造を示す。図
12に示すように、各SDTI「可変ブロック」のデー
タブロック領域は、TLDブロックですっかり満たされ
ている。SDTI「データブロック」の開始点、TLD
ブロック間、又は最後のTLDブロックとSDTI「エ
ンドコード」との間のいずれにも詰め物はない。
【0061】TLDのタイプ TLDタイプは、TLDブロックにおけるデータのタイ
プを識別するために用いられる1バイトのワードであ
る。タイプ値の割当てには、次のルールが適用される。
「00h」のタイプ値は使用しない。「01h」から
「0Fh」までの範囲内のタイプ値は、TLDメタデー
タ・ブロックを識別するのに用いられる。「10h」か
ら「FFh」までの範囲内のタイプ値は、タイプワード
の最大有効4ビットのみを用いてTLDパケットタイプ
を識別する。よって、これらのTLDタイプの15個の
みを識別することができる。
【0062】「0Fh」より大きな値をもつタイプワー
ドの最小有効4ビットは、次のとおりである。ビットb
3は、TLDデータ領域のエンドにおけるFECの存在
を識別するのに用いられる。b3=「1」ならば、FE
Cが存在し、そうでなければFECは存在せず、スペー
スは割当てられない。ビットb2は、データが組込みカ
ウンタを含むかどうかを識別するのに用いられる。b2
=「1」ならば、組込みカウンタが存在し、そうでなけ
れば組込みカウンタは存在せず、スペースは割当てられ
ない。
【0063】ビットb1及びb0は、0〜3の範囲内の
2進値を構成する。該値=「3」ならば、TLDデータ
領域のヘッドに6ユーザ・バイトが含まれる。 該値=「2」ならば、TLDデータ領域のヘッドに4ユ
ーザ・バイトが含まれる。 該値=「1」ならば、TLDデータ領域のヘッドに2ユ
ーザ・バイトが含まれる。 該値=「0」ならば、TLDデータ領域のヘッドにユー
ザ・バイトは含まれない。
【0064】TLDの長さ TLDブロックの長さは、TLDデータの長さを指定す
る。よって、この長さ値は、必要に応じ次のTLDブロ
ックに飛ばすのに用いられる。TLD長さは、次のよう
に定義される可変長ワードである。最初のバイトの値が
「00h」〜「FEh」の範囲内にあれば、その長さは
最初のバイトの値によって与えられる。最初のバイトの
値が「FFh」に等しければ、その長さ値は、すぐ後の
2バイトの中に含まれる。したがって、254バイトよ
り大きい長さのデータブロックをもつTLD構造は、最
初のバイトが「FFh」の値に等しく、次の2つのバイ
トが「000h〜FFFEh」の範囲の値をもつ長さを
含む3バイトの長さになる。「FFFFh」の2バイト
の長さ値は、将来可能性がある拡大のために取っておか
れる。
【0065】TLDブロック 「OFh」までのタイプ値によって定められるTLDブ
ロックは、以下のメタデータ定義の中で定められたフォ
ーマットのメタデータを含む。「OFh」より上のタイ
プ値によって定められるTLDブロックは、以下のパケ
ット定義の中で定められるようなデータパケットを含
む。
【0066】データパケットは、次の構成部分より成
る。 (1)長さが0,2,4又は6バイトのユーザ・デー
タ。該ユーザ・データの長さは、タイプワードのビット
b0及びb1によって定められる。 (2)ジッタを無視できるデコーダ出力におけるデータ
パケットのタイミングを決めるのに使用できる3バイト
の、小カウント値と大カウント値の組合せ。 (3)6バイト長のリードソロモン・フォーワード・エ
ラー・コレクション(RS−FEC)。
【0067】このTLDパケットを図13に示す。最も
簡単な場合、「0」にセットされた4つのLSBをもつ
TLDタイプ識別子があるデータパケットは、パケット
データのみを含み他の余計な成分を含まない簡単なデー
タパケットである。
【0068】ユーザ・データ領域 ユーザ・データのスペースは、0,2,4又は6バイト
のユーザ・データ領域の余地がある2バイトのインクリ
メントで定義される。ユーザ・データ領域の中身は、個
人的なデータであり、本明細書では定義しない。
【0069】パケット・タイミング・カウンタ 大小カウント値の組合せは、パケット・タイミング・カ
ウンタを構成し、大小カウントワードによって夫々定め
られる整数部と分数部を有する。このパケット・タイミ
ング・カウンタは、データストリームの最初のパケット
に対して正確なタイムでデコーダがパケットを出力でき
るように各パケットの開始点のタイミングを定めるもの
である。このパケット・タイミング・カウンタは、SD
TIクロック周期と同程度に精確な出力パケットの開始
位置のタイミングを与えることができる。
【0070】このパケット・タイミング・カウンタは、
約30ミリ秒の周期を有する。パケット間の最大周期を
このパケット・タイミング・カウンタの周期より小さく
して正確な動作を保証する。図5から図9までの説明
は、正確な出力タイミングを制御するためパケット・タ
イミング・カウンタをどのように使用しうるかを説明す
るものである。
【0071】小カウント 小カウントは、前述した微細なスロット・サブカウント
に対応するものである。8ビットの小カウントワード
は、SDTIワード・クロックによって刻時させられる
カウンタからサンプリングされた値である。小カウント
ワードのビットc0〜c7は、小カウント値用に使われ
る。ビットc0は、小カウント値の最小有効ビットであ
る。
【0072】270MbpsSDTIの場合、小カウン
ト値は、27MHzクロック(これは、MPEG−2
TS PCRと同じレートである。)によって刻時させ
られ、0〜11の範囲にわたってカウントし2.25M
Hzクロック周期を作るカウンタから格納される。36
0MbpsSDTIの場合、小カウント値は、36MH
zクロック(これは、MPEG−2 TS PCRより
高いレートである。)によって刻時させられ、0〜15
の範囲にわたってカウントし2.25MHzクロック周
期を作るカウンタから格納される。小カウント・ワード
に使用可能なビット数は、SDTIワード・クロックの
レートを576MHzまで可能とするものである。
【0073】大カウント 大カウントは、前述した粗カウントに対応するものであ
る。16ビットの大カウント・ワードは、2.25MH
zクロックによって刻時させられるモード65536カ
ウンタからサンプリングされた値である。大カウント値
は、該カウント値のLSBからMSBまでを夫々表す、
図13に示すようなビットc0〜c15で構成される。
【0074】RS−FEC RS−FECは、設けられている場合に、TLDタイプ
ワードから最後のRS−FECワードまでの全TLD構
造内容について補正を行う。RS−FECは、多数のT
LDパケットの間にインタリーブされない。この実施形
態では、エラー訂正はリードソロモンRS(L,L−
6,T=3)として定義される。L<255の場合、R
S−FECは元のRS(255,249,T=3)コー
ドから短縮されたコードである。
【0075】RSコードの生成多項式は、
【0076】エンコーダは3つのエラーを訂正する能力
があるが、デコーダは、1つ又は2つのエラーのみを訂
正して残りのエラー検出性能を保存することを選んでも
よい。また、RS−FECは、255バイト以下のTL
D構造にのみ使用できるものであることに留意された
い。したがって、253より大きいTLD長さ値は、R
S−FECの限界を越えるので、これには使用されな
い。
【0077】TLDブロックの定義 次の定義リストは、現在選ばれているものである。この
リストを拡大してもよい。各TLD(タイプ、長さ、デ
ータ、またキー、長さ、値ともいう。)メタデータ定義
としては、「タイプ」値によって定められる局部識別子
と、SMPTEダイナミック・メタデータ・ディクショ
ナリ内のメタデータ項目の場所を定める広域識別子との
2つがある。両識別子は、同じメタデータ仕様を参照し
易くするものである。タイプ値を短縮する理由は、SD
TIトランスポートに使用される高速でデータを細かく
調べ易くするためである。また、パッキング密度を高く
しうるので、高速シリコンに対する記憶要件が簡単化さ
れる。しかし、この文書で特定した任意のメタデータ項
目を拡大して、メタデータ・ディクショナリのもとにな
る十分なK−L−V構造を定義してもよいことに留意さ
れたい。この十分に拡大されたK−L−V(key,l
ength,value)構造は、異なる機器間のメタ
データ項目の通常の交換のための基礎として使用できる
であろう。
【0078】メタデータの定義 連続カウント 局部タイプ値=「01h」 連続カウントは、同じSDTIソース及び行先のアドレ
スを有するSDTI−PF可変ブロック毎に1つずつイ
ンクリメントする16ビットのモジュロ65536値で
ある。このカウントの目的は、信号路のスイッチングを
検出するためである。ビット有効度は、LSBが先にあ
る。即ち、LSBは最初のバイトのビットb0にあり、
MSBは2番目のバイトのビットb7にある。
【0079】チャンネル・ハンドル 局部タイプ値=「02h」 長さ=2バイト スロット・ハンドルは、同じSDTIソースと行先ヘッ
ダのアドレスをもつが、異なるパケット・チャンネルを
表すSDTI−PF可変ブロック内のパケットを識別す
るのに用いられる2バイトのワードである。スロット・
ハンドルは、同じSDTIソースと行先のアドレスに関
連するすべてのパケットが単一チャンネルからのもので
ある場合、ゼロにセットされる。2以上のチャンネルの
パケット・ストリームがSDTI−PF可変ブロック上
に多重化される場合、各チャンネルに対するスロット・
ハンドル値は非ゼロである。この多重化されるチャンネ
ルの数は、65535に制限される。SDTI−PF可
変ブロックにチャンネル・ハンドル・メタデータが存在
しない場合、そのTLDブロックは、1つのチャンネル
からのものであると考えられる。
【0080】ストリーム位置インディケータ 局部タイプ値=「03h」 長さ=1バイト パケット・ストリーム位置インディケータは、ストリー
ム内の次のTLDパケットの位置を識別するのに用いら
れる。ビットb2〜b0は、パケット・ストリーム内の
次のTLDパケットの位置を定める。これらの3ビット
は、8つのストリーム状態を次のととり識別する。 0=ストリーム内のTLDパケット位置は未定である。 1=TLDブロックは、ストリーム・スタート・パケッ
トに先行するパケット(例えば、プリロール・パケッ
ト)であるストリーム・ヘッド・パケットを含む。 2=TLDブロックは、ストリームの最初のパケットで
あるストリーム・スタート・パケットを含む。 3=TLDブロックは、ストリーム・スタートとストリ
ーム・エンドの2パケット間のパケットであるミッド・
ストリーム・パケットを含む。
【0081】4=TLDブロックは、ストリームの最終
パケットであるストリーム・エンド・パケットを含む。 5=TLDブロックは、ストリーム・エンド・パケット
に続くパケット(例えば、ポストロール・パケット)で
あるストリーム・テール・パケットを含む。 6=TLDブロックは、長さ1のストリームを示すスト
リーム・スタート・パケット及びストリーム・エンド・
パケットの両方を含む。 7=残してあるが未定義である。 ビットb7〜b3は、残してあるが未定である。
【0082】TLDパケットの定義 次のパケット・タイプは、局部TLDタイプ・ワードと
してのみ定義されている。MPEG−2トランスポート・ストリーム タイプ値=「8xh」 長さ=組込みFECの存在及びタイプ並びにユーザ、カ
ウント及びFECの構成部分の存在によって変化する。 MPEG−2トランスポート・ストリーム(MPEG−
2 TS)パケットは、188バイトの長さである。フ
ォーワード・エラー・コレクション(FEC)が加えら
れると、パケット長はDVBエミッションの場合204
バイトに、ATSCエミッションの場合208バイトに
増加する。MPEG−2 TS FECは、パケットの
間にインタリーブされ、エラー・バーストを生じるかも
知れない伝送システムによる高度のデータロスを予定し
たものである。極端な場合、SDTIは偶発的エラーを
生じる可能性があるが、MPEG−2 TS FEC
は、そのインタリーブ長のためSDTIエラーの訂正に
は不適当であり、送信されるパケットの長さがたった1
88バイトであれば、このFECは存在しないことにな
ろう。したがって、SDTI−PFフォーマットは、S
DTIリンクを通じて発生の可能性があるエラーを訂正
するため、任意のインタリーブされないFECを含んで
いる。図2のa〜cは、FEC能力が異なるMPEG−
TSパケットを示す。SDTI−PF TSブロック
は、必要に応じユーザデータ、タイミング再生成、RS
−FECの3つの機能をすべて使用してもよい。
【0083】SDTI−CP送信パケット タイプ値=「9xh」 長さ=ユーザ、カウント及びFECの構成部分の存在に
よって変わる。 SDTI−CP送信パケットは、188バイトのMPE
G−2トランスポート・ストリーム・パケットに基くパ
ケット構造を採用し、同一のやり方で管理される。
【0084】単方向インターネット・プロトコル・パケ
ット(Uni−IP) タイプ値=「Axh」 長さ=65535バイトまで可変である。 Uni−IPパケットは、RS−FECにより処理しう
る長さを上まわる長さをもつことができるので、Uni
−IPパケットは通常FECを使用できない。しかし、
Uni−IPパケットがソース装置により正しいFEC
動作のために設定された限界より低く制約される場合、
長さが254バイトより小さいパケットにのみ使用して
成功するであろう。ユーザはまた、正しくパイプライン
動作で動作するため幾つかのRSデコーダが固定パケッ
ト長に頼っていることに注意すべきである。よって、パ
ケット長が変動するUni−IPパケットは、RS−F
ECが能動であれば、デコーダ問題を引き起こす可能性
がある。
【0085】ATMセル タイプ値=「Bxh」 長さ=53バイト ATMセルは、53バイトの固定長を有するが、必要に
応じこれにユーザ、カウント及びFECを加えてもよ
い。
【0086】以上本発明の実施形態を添付図面を参照し
て詳細に説明したが、本発明は、これらの実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発
明の範囲から逸脱することなく、当業者により種々の変
更及び変形をこれらに加えうるものである。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、パケット化した信号を
送信するのに、従来のDVB−ASIを用いるよりはる
かに柔軟性のある信号送信装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】SDTIラインのペイロード領域の模式図であ
る。
【図2】MPEG−2 TSパケットの模式図である。
【図3】スロットに分割され本発明の一実施形態による
フォーマットを有するSDTIペイロード領域を示す模
式図である。
【図4】ペイロード・ヘッダ構造の模式図である。
【図5】本発明の一実施形態によるジッタの補正を説明
する模式図である。
【図6】本発明によるSDTIシステムを介してMPE
G−2 TSパケットを送信する装置の概略図である。
【図7】図6のタイミング・データ挿入回路及びタイミ
ング補正回路の例を示す概略ブロック図である。
【図8】図7のカウンタ42の例を示す概略ブロック図
である。
【図9】図7のカウンタ90の例を示す概略ブロック図
である。
【図10】本発明の他の実施形態に用いられるSDTI
可変ブロックの模式図である。
【図11】本発明の他の実施形態に用いられるTLDブ
ロックの模式図である。
【図12】本発明の他の実施形態に用いられるSDTI
可変ブロックとTLDブロックの階層構造を示す模式図
である。
【図13】TLD複合パケットの模式図である。
【符号の説明】
40‥‥クロック、42‥‥カウンタ、46‥‥マルチ
プレクサ、80,92‥‥モジュロnカウンタ、82,
94‥‥モジュロmカウンタ、84‥‥デマルチプレク
サ、88‥‥比較手段、96‥‥パケット出力手段、F
EC‥‥エラー訂正データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オールディ,スティーブン チャールズ イギリス国 ハンプシャー,ベージングス トーク,ペンリス ロード 66

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各データブロックが該ブロックに関する
    データを含むヘッダと、各スロットが該スロットに関す
    るスロット・ヘッダ及び1つのデータ・パケットを有す
    る複数のスロットとを含むデータブロックを具えるデジ
    タル信号であって、上記データ・パケットは或るソース
    からの情報の次々に連続する各部分を含み、上記ソース
    からの情報の先頭部分を含む最初のパケットを含む最初
    のスロットはまた基準タイムをも含み、上記ソースから
    の情報の後続パケットを含む1つの又は各後続スロット
    はまた当該パケットの上記基準タイムに対するタイミン
    グを定めるタイミング情報をも含む上記デジタル信号を
    符号化するエンコーダであって、 クロックと、 該クロックから上記最初のパケットの生成タイムを決め
    る基準タイムを取出して、上記最初のスロット内の基準
    タイム情報を供給し、上記クロックから後続パケットの
    生成タイムを決める上記タイミング情報を取出して、上
    記後続パケットが生成されるに従い上記後続スロット内
    の上記タイミング情報を供給する手段とを具えたエンコ
    ーダ。
  2. 【請求項2】 上記タイミング情報は、粗いタイミング
    情報と微細なタイミング情報とを含む請求項1のエンコ
    ーダ。
  3. 【請求項3】 上記クロックは、クロック信号を受ける
    ための入力と、該クロック信号をカウントし該クロック
    信号の周波数をnで割算して微細なタイム情報を生成す
    るモジュロnカウンタと、該モジュロnカウンタによっ
    て生成され周波数分割されたクロック信号をカウントし
    粗いタイム情報を生成するモジュロmカウンタ(ただ
    し、mはnよりはるかに大きい。)とを具えた請求項2
    のエンコーダ。
  4. 【請求項4】 上記クロック信号の周波数は2.25n
    MHz(ただし、nは整数)である請求項3のエンコー
    ダ。
  5. 【請求項5】 上記クロック信号の周波数は27MHz
    であり、nは12、mは65536である請求項4のエ
    ンコーダ。
  6. 【請求項6】 上記クロック信号の周波数は36MHz
    であり、nは16、mは65536である請求項4のエ
    ンコーダ。
  7. 【請求項7】 上記タイム情報を上記スロットに挿入す
    るマルチプレクサを具えた請求項1のエンコーダ。
  8. 【請求項8】 上記スロット・ヘッダに該スロットが上
    記最初のパケットを含むかどうかを示すフラグを挿入す
    る手段を更に具えた請求項1のエンコーダ。
  9. 【請求項9】 上記データ・ブロックが可変長ブロック
    である請求項1のエンコーダ。
  10. 【請求項10】 上記スロットが可変長スロットである
    請求項9のエンコーダ。
  11. 【請求項11】 上記可変長スロットは、メタデータを
    含むスロットと、該メタデータによって記述されるデー
    タを含むスロットとを具える請求項10のエンコーダ。
  12. 【請求項12】 メタデータ・スロットが、該メタデー
    タ・スロットにおけるメタデータによって記述されるデ
    ータを含むデータ・スロットに先行する請求項11のエ
    ンコーダ。
  13. 【請求項13】 上記メタデータ・スロットは、上記最
    初のパケットを含む次のスロットを識別するメタデータ
    を含む請求項12のエンコーダ。
  14. 【請求項14】 上記可変長スロットは、データ領域
    と、該データ領域におけるデータのタイプを記述するデ
    ータを含むタイプ領域と、上記データ領域におけるデー
    タの長さを定める長さ領域とを具える請求項11のエン
    コーダ。
  15. 【請求項15】 請求項1によるエンコーダを含むSD
    TIシステム。
  16. 【請求項16】 各データ・ブロックが該ブロックに関
    するデータを含むヘッダと、各スロットが該スロットに
    関するスロット・ヘッダ及び1つのデータ・パケットを
    有する複数のスロットとを含むデータ・ブロックを具え
    るデジタル信号であって、上記データ・パケットは或る
    ソースからの情報の次々に連続する各部分を含み、上記
    ソースからの情報の先頭部分を含む最初のパケットを含
    む最初のスロットはまた基準タイムをも含み、上記ソー
    スからの情報の後続パケットを含む1つの又は各後続ス
    ロットはまた当該パケットの上記基準タイムに対するタ
    イミングを定めるタイミング情報をも含む上記デジタル
    信号を復号するデコーダであって、 クロックと、 上記パケットの上記タイミング情報を検出する手段と、 上記最初のパケットを検出すると、上記クロックを上記
    基準タイムに初期設定する手段と、 上記クロックのタイムを上記後続パケットの上記タイミ
    ング情報と比較する手段と、 上記パケットの上記タイミング情報が上記クロックのタ
    イムと等しくなる時に上記パケットを出力する手段とを
    具えたデコーダ。
  17. 【請求項17】 上記タイミング情報は、粗いタイミン
    グ情報と微細なタイミング情報とを含む請求項16のデ
    コーダ。
  18. 【請求項18】 上記クロックは、クロック信号を受け
    るための入力と、該クロック信号をカウントし該クロッ
    ク信号の周波数をnで割算して微細なタイム情報を生成
    するモジュロnカウンタと、該モジュロnカウンタによ
    って生成され周波数分割されたクロック信号をカウント
    し粗いタイム情報を生成するモジュロmカウンタ(ただ
    し、mはnよりはるかに大きい。)とを具えた請求項1
    7のデコーダ。
  19. 【請求項19】 上記クロック信号の周波数は2.25
    nMHzであり、nは整数である請求項18のデコー
    ダ。
  20. 【請求項20】 上記クロック信号の周波数は27MH
    zであり、nは12、mは65536である請求項19
    のデコーダ。
  21. 【請求項21】 上記クロック信号の周波数は36MH
    zであり、nは16、mは65536である請求項19
    のデコーダ。
  22. 【請求項22】 上記スロットが上記最初のパケットを
    含むかどうかを示すフラグを含むスロット・ヘッダをも
    つ信号に使用され、上記フラグと上記パケットとを分離
    するデマルチプレクサと、上記フラグが最初のパケット
    であることを示すと、該フラグに応答して上記クロック
    を上記基準タイムに設定する手段とを具えた請求項16
    のデコーダ。
  23. 【請求項23】 上記出力手段はFIFOバッファを含
    む請求項16のデコーダ。
  24. 【請求項24】 MPEG−2 TSパケットをSDT
    Iシステムを介して送信する送信装置。
  25. 【請求項25】 各データ・ブロックが該ブロックに関
    するデータを含むヘッダと、各スロットが該スロットに
    関するスロット・ヘッダ及びデータ・パケットを有する
    少なくとも1つのスロットとを含むデータ・ブロックを
    具えるデジタル信号であって、上記データ・パケットは
    或るソースからの情報の次々に連続する各部分を含み、
    上記ソースからの情報の先頭部分を含む最初のパケット
    を含む最初のスロットはまた基準タイムをも含み、上記
    ソースからの情報の後続パケットを含む1つの又は各後
    続スロットはまた当該パケットの上記基準タイムに対す
    るタイミングを定めるタイミング情報をも含む上記デジ
    タル信号。
  26. 【請求項26】 上記タイミング情報は粗いタイミング
    情報と微細なタイミング情報とを含む請求項25の信
    号。
  27. 【請求項27】 上記の粗いタイミング情報及び微細な
    タイミング情報は、上記スロット・ヘッダにおける別々
    のワードによって表される請求項26の信号。
  28. 【請求項28】 上記スロット・ヘッダは、上記パケッ
    トが最初のパケットであるかどうかを示すデータを含む
    請求項25の信号。
  29. 【請求項29】 上記スロット・ヘッダは、パケット・
    タイプを示すデータを含む請求項25の信号。
  30. 【請求項30】 上記パケット・タイプを示すデータ
    は、(i)パケットの長さ、(ii)パケットが能動エラ
    ー訂正データを含むかどうか、の一方又は両方を示す請
    求項29の信号。
  31. 【請求項31】 各パケットがエラー訂正データを含む
    請求項30の信号。
  32. 【請求項32】 上記スロット・ヘッダに該スロットが
    エラー訂正データを含むかどかを示すデータが含まれる
    請求項31の信号。
  33. 【請求項33】 各スロットがエラー訂正データを含む
    請求項32の信号。
  34. 【請求項34】 各ブロックのスロットは、一定の長さ
    を有し、該ブロック内で予め定めた位置を有する請求項
    25の信号。
  35. 【請求項35】 上記データブロックは可変長ブロック
    である請求項25の信号。
  36. 【請求項36】 上記スロットは可変長スロットである
    請求項35の信号。
  37. 【請求項37】 上記可変長スロットは、メタデータを
    含むスロットと、該メタデータによって記述されるデー
    タを含むスロットとを具える請求項36の信号。
  38. 【請求項38】 メタデータ・スロットは、該メタデー
    タ・スロット内のメタデータによって記述されるデータ
    を含むデータ・スロットに先行する請求項37の信号。
  39. 【請求項39】 上記メタデータ・スロットは、上記最
    初のパケットを含む後続スロットを識別するメタデータ
    を含む請求項38の信号。
  40. 【請求項40】 上記可変長スロットは、データ領域
    と、該データ領域内のデータのタイプを記述するデータ
    を含むタイプ領域と、上記データ領域内のデータの長さ
    を定める長さ領域とを具える請求項36の信号。
  41. 【請求項41】 上記ブロック及びブロック・ヘッダは
    SDTIに従うものである請求項25の信号。
  42. 【請求項42】 上記パケットは、MPEG−2 TS
    パケット又はATMセル又はインターネット・プロトコ
    ル・パケットである請求項35の信号。
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