JP2000173855A - コンデンサー用ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム - Google Patents

コンデンサー用ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム

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JP2000173855A
JP2000173855A JP10351122A JP35112298A JP2000173855A JP 2000173855 A JP2000173855 A JP 2000173855A JP 10351122 A JP10351122 A JP 10351122A JP 35112298 A JP35112298 A JP 35112298A JP 2000173855 A JP2000173855 A JP 2000173855A
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capacitor
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naphthalate
elongation
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Katsuzo Mihashi
勝三 三橋
Koji Kubota
弘二 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厳しい環境下に使用する際、電気絶縁破壊電
圧の向上および誘電特性の安定化、機械特性の向上と高
いレベルの維持を達成可能な自動車エンジンルーム内搭
載コンデンサー用フィルムを提供する。 【解決手段】 フィルムの極限粘度(IV)が0.56
以上、フィルムの結晶化度が32〜42%、170℃で
3000時間劣化テストした後のフィルム伸び保持率が
50%以上でかつ同テスト後のフィルム残存伸び率が3
0%以上であることを特徴とする自動車エンジンルーム
内搭載コンデンサー用ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ートフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンデンサー用ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートフィルムに関する。さ
らに詳しくは、本発明は、自動車エンジンルーム内で使
用可能な耐熱性、耐湿性、電気特性に優れたコンデンサ
ー用ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムに関
する
【0002】
【従来の技術】フィルムコンデンサーは、一般に二軸配
向ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸配向ポリ
プロピレンフィルム等のフィルムとアルミニウム薄等の
金属薄膜とを重ねあわせて巻回する方法や、あるいは、
前記フィルムの表面にアルミニウム、亜鉛等の蒸着膜を
形成させた後に巻回または積層する方法により製造され
ている。最近では、電気あるいは電子回路の小型化の要
求に伴い、コンデンサーについても、小型化や実装化が
強く推進されている。また、自動車用途においては、使
用環境も運転室内での使用環境に限らず、エンジンルー
ム内、すなわち高温高湿度下での使用にまで、範囲が拡
大されている。
【0003】従来の一般的な設計では、コンデンサー等
の電子部品はエンジンからできるだけ遠い位置に配置し
ていたが、車の軽量化、効率化からエンジン近傍に配置
できる耐熱性、耐湿性、振動等に耐える耐久性の優れた
フィルムが求められている。ポリエチレン−2,6ナフ
タレートフィルムは、汎用されているポリエチレンテレ
フタレートフィルムより高いガラス転移温度と高いヤン
グ率を有するため、コンデンサーの使用温度を高温まで
広げることが期待される。しかしながら、自動車エンジ
ンルーム内の環境に耐え、かつ信頼性のあるコンデンサ
ーを形成するためには、絶縁破壊電圧の優れた誘電率や
誘電損失など誘電特性の安定し、かつ、高温、高湿、振
動に耐える機械的特性低下が少ないフィルムが強く要求
されている。
【0004】耐熱性を解決する目的では、フィルムの極
限粘度、フィルムの屈折率を制御する方法が提案されて
いるが、上記の要求を満足するものがないのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであって、その解決課題は、厳しい環境
下に使用する際、電気絶縁破壊電圧の向上および誘電特
性の安定化、機械特性の向上と高いレベルの維持を達成
可能な自動車エンジンルーム内搭載コンデンサー用フィ
ルムを提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意検討を重ねた結果、特定のポリエチレンナフ
タレートフィルムを用いたフィルムコンデンサーによれ
ば、コンデンサーに求められる特性を高度に満足し得る
ことを知見し、本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明の要旨は、フィルムの極限粘度(IV)が0.5
6以上、フィルムの結晶化度が32〜42%、170℃
で3000時間劣化テストした後のフィルム伸び保持率
が50%以上でかつ同テスト後のフィルム残存伸び率が
30%以上であることを特徴とする自動車エンジンルー
ム内搭載コンデンサー用ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートフィルムに存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で言うコンデンサー用ポリエチレンナフタレート
フィルムとは、その主たる構成単位がエチレンー2,6
ーナフタレート単位から構成されているフィルムであ
り、少量、例えば10モル%以下、好ましくは5モル%
以下の第三成分によって変性されていてもよい。共重合
成分量が増加すると、本来ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートフィルムの有している耐熱性、機械特性、高湿
下での耐久性が低下する。
【0008】その場合、第三成分としては、例えばアジ
ピン酸、シュウ酸、セバシン酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、ナフタレン2,7ージカルボン酸、ナフタレン
1,5ージカルオン酸、シクロヘキサンジカルボン酸な
どのカルボン酸成分、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール等のグリコール成分が挙げられる。
【0009】ポリエチレンナフタレートは、一般にナフ
タレンー2,6ージカルボン酸またはその機能的誘導
体、例えば、ナフタレンー2,6ージカルボン酸ジメチ
ルとエチレングリコールとを触媒の存在下、適当な反応
条件の下に重縮合させる公知の方法で製造される。コン
デンサー作製時の作業性を良好にするため、ポリエチレ
ンナフタレート中に微細な不活性粒子を含有させ、フィ
ルムの滑り性を改善するのが好ましい。
【0010】不活性粒子を含有させる方法としては、析
出粒子法および添加粒子法が挙げられる。上記の析出粒
子法とは、ポリエステル製造時に反応系内に用損してい
る金属化合物、例えばエステル交換反応後の系内に溶存
している金属化合物にリン化合物等を作用させて微細な
粒子を析出させる方法であり、この方法は特に粗大粒子
が少なく好ましい方法である。また上記の添加粒子法と
は、ポリエステル製造工程から製膜前の押し出し行程の
いずれかの工程でポリエチレン−2,6−ナフタレート
重合体原料に不活性な微粒子を配合させる方法である。
【0011】添加する不活性微粒子の例としては、酸化
ケイ素、酸化チタン、ゼオライト、窒化ケイ素、窒化ホ
ウ素、セライト、アルミナ、炭酸カルシュウム、炭酸マ
グネシュウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バ
リウム、リン酸カルシウム、リン酸リチウム、リン酸マ
グネシム、フッ化リチウム、酸化アルミニウム、酸化ケ
イ素、酸化チタン、カオリン、タルク、カーボンブラッ
ク、窒化ケイ素、窒化ホウ素およびシリコン粒子、架橋
アクリル粒子や架橋ポリスチレン粒子などの有機粒子な
どの不活性粒子を挙げることができる。上記の微粒子の
形状は球状、塊状または扁平状のいずれであってもよ
く、特に制限されない。また配合する微粒子は二種類以
上の組み合わせであってもよい。
【0012】使用する粒子の平均径や添加量は、後述す
るフィルムの表面粗さの観点から選択されるが、好まし
くは平均粒子径が0.01〜3μmの範囲であり、ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートに対して0.05〜1
重量%の範囲が好ましい。また粗大粒子は、絶縁欠陥、
特にコンデンサー加工時のプレス工程で欠陥原因になり
やすく、5μm以上、さらには3μm以上の粗大粒子を
含有しないことが好ましい。このため、無機粒子や有機
粒子などの不活性粒子はエチレングリコールなどの溶媒
中でスラリーとし、サンドグラインダーなどの媒体撹拌
型分散装置や超音波分散装置で分散し、その後、湿式分
級装置で分級あるいはフイルターで濾過し、粗大粒子を
除去するのが好ましい。
【0013】本発明で用いるポリエチレン−2,6−ナ
フタレートは、重合度が低すぎると、機械特性が低下す
るだけでなく、耐久性がなく、機械特性劣化が速く、高
温時の絶縁破壊電圧初期値が低くなり、高温下での特性
低下が速くなる。そのため、フィルムの極限粘度は0.
56以上である必要があり、さらには0.60以上、特
に0.65以上が好ましい。フィルムの極限粘度が0.
56未満では、フィルムコンデンサーの初期絶縁破壊電
圧が低いだけでなく、高温下に放置された時のフィルム
伸び率低下が大きく、フィルムコンデンサーの絶縁破壊
電圧低下および容量のバラツキ、変動が大きくなり、好
ましくない。フィルム極限粘度が0.60以上、さらに
0.65以上となると、高温下でのフィルムの伸び保持
率および残存伸び量が大きく、さらに耐久性が良好とな
る。一方、極限粘度0.70以上では、ポリエチレンナ
フタレート原料の溶融粘度が高く、押出が難しくなる傾
向がある。
【0014】フィルムの極限粘度を高めるため、ポリマ
ーを減圧下または不活性ガス雰囲気下でその融点温度以
下の温度で加熱処理や固相重合を行うこともできる。ま
た押出温度は低温で滞留時間を短くし、フィルムの極限
粘度を下げないことが望ましい。本発明のフィルムの結
晶化度は32〜42%の範囲である。フィルム結晶化度
が32%未満では、フィルムの寸法安定性が悪く、フィ
ルムコンデンサー作製時に電極処理が不安定になり、電
気特性のバラツキが大きくなる。フィルム結晶化度が4
2%を超えると、コンデンサーにしたときに、高温で長
時間放置時の機械的特性変化が大きく、かつ振動による
亀裂、高結晶による欠陥の生成によるためか、絶縁破壊
電圧低下しやすくなり、好ましくない。
【0015】本発明のフィルムの耐熱耐久特性に関し、
170℃で3000時間劣化テスト後のフィルム伸び保
持率は50%以上でかつ残存伸び率が30%以上である
必要がある。170℃で3000時間劣化テスト後の伸
び保持率が50%未満では、フィルムが高温下に晒され
た時の劣化速度が速く、残存伸び率が30%未満では、
脆くなってフィルム自体の柔軟性を失い、振動等により
亀裂が発生しやすく、コンデンサーでの絶縁破壊電圧低
下原因あるいは容量低下原因となる。
【0016】本発明のフィルムの表面粗さ(SRa)は
0.020〜0.080μmの範囲が好ましい。SRa
が0.020μm未満の平坦な場合には、フィルムが平
坦すぎて、金属蒸着工程、フィルム巻回工程での作業
性、コンデンサー熱処理工程、プレス工程での変形、フ
ィルム間の密着等の不具合が起こる可能性があり、その
結果、コンデンサー容量のバラツキが大きくなることが
ある。一方、SRaが0.080μmを超えると、フィ
ルム上の突起が大きく、コンデンサーに加工した際、フ
ィルム間のずれ、あるいはフィルム層間に空気が介在す
るために、誘電特性が不安定となり、絶縁破壊電圧が低
下することがある。
【0017】本発明のフィルムの150℃−30分の縦
方向の収縮率は、通常1.0〜3%、同条件の横方向の
収縮率は通常0.1〜2.0%であり、この条件を満足
するフィルムが巻回コンデンサー用フィルムとして好ま
しい。150℃でのフィルム縦方向収縮率が1.0%未
満では、コンデンサー加工時の締め付け力が弱くなる傾
向があり、コンデンサー容量のバラツキや誘電損失の変
動が起こることがある。縦方向の収縮率が3%を超える
と、コンデンサー断面が不揃いとなる場合がある。一
方、横方向の収縮率が0.1%未満や2.0%を超える
と、電極端面処理での損失が大きくなる傾向があり、誘
電特性の安定したコンデンサーを得ることができなくな
る恐れがある。
【0018】本発明のフィルム厚みは自動車用途に使用
される定格電圧とコンデンサー容量および小型化、軽量
の関係から、好ましくは10μm以下であり、さらに好
ましくは5〜2μmの範囲である。本発明は、上記の条
件、特に本発明の必須要件を満足することによって、1
70℃で3000時間劣化テスト後のコンデンサーの絶
縁破壊電圧残存率を50%以上、さらには60%以上と
することができる。特に自動車用途のように、振動が激
しく、高温下で使用されるものであって、電気部品の信
頼性が要求される用途では、本特性の低下を少なくする
ことが必要である。
【0019】次に本発明のフィルムを得る方法を以下に
具体的に述べるが、以下の例に限定されるものではな
い。溶融重合または固相重合して得た微細粒子含有ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートを乾燥後280℃〜3
20℃の範囲の温度で押出機よりシートを冷却固化さ
せ、実質的に無配向の未延伸シートを得る。なお、溶融
押出しする際、フイルターで濾過するのが好ましく、必
要に応じて多段フイルターを用いることが好ましい。ま
た、冷却固化する際にキャスティングドラムに密着させ
るため、静電印加キャスト法を適用するのが好ましい。
【0020】得られた未延伸シート状物を、まず縦方向
に通常120〜170℃の温度で通常3〜6倍、好まし
くは3.5〜5.0倍延伸する。次いで、一旦ガラス転
移温度以下に冷却した後、または冷却することなく、通
常120〜170℃で予備加熱した後、ほぼ同程度の温
度で3〜5倍の倍率で横方向に延伸する。得られた二軸
延伸フィルムは、通常180〜250℃の温度範囲で熱
固定する。
【0021】なお、第一軸方向の延伸を2段階以上で行
えば、良好な厚さ、均一性を達成できるので好ましい。
また、横延伸した後さらに長手方向に再延伸する方法も
可能であるが、いずれにしても、長手方向の総合延伸倍
率を3.5倍以上とすることが好適である。また、前述
した特定範囲の収縮特性を得るため、例えばフィルム製
造時の熱処理工程で長手方向または横方向に通常1〜2
0%、好ましく2〜10%の範囲で弛緩処理を行う。フ
ィルム製造時の熱処理温度を高くする方法を用いても、
収縮特性が改善されるが、かかる方法を用いると、ポリ
エステルの電気特性が悪化するので、好ましくない。熱
処理温度が高すぎると、フィルム密度が高くなりすぎて
高度な電気特性が得られない、また、高温下での機械特
性および電気特性の低下が大きく、耐久性に問題を生じ
る。また、原料乾燥および押出機、フイルター内で、残
ポリマーや異物の混入しないような設備、さらに、延伸
ロールおよびフィルム搬送ロールにオリゴマー等製膜室
の浮遊ゴミが付着しないような設備で製膜することが好
ましい。
【0022】このようにして、これまで、知られていた
フィルムに比較して、絶縁破壊特性および誘電特性が安
定化したポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム
を得ることができ、特に耐熱性に優れた巻回コンデンサ
ー用フィルムとして好適に使用できる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例によって限定されるものではない。なお、実施例
で得られたフィルムの物性値の測定値は下記の方法によ
る。 (1)極限粘度[η](dl/g) ポリマー1gをフエノール/テトラクロロエタン=50
/50(重量比)の混合溶媒100ml中に溶解させ、
30℃で測定した。 (2)加熱収縮率(%) 幅30mm、長さ100cmのサイズに切り出したフィ
ルムを所定温度に設定したオープン中で無張力下30分
間熱処理した。熱処理前と熱処理後の試料長さを測定し
て、熱収縮率を下記式で算出した。
【0024】
【数1】 測定はフィルム縦方向と横方向に5点ずつ測定し平均値
を求めた。 (3)結晶化度 n−ヘプタンと四塩化炭素との混合液による密度勾配管
法によりフィルムの密度を測定した。なお、測定温度は
25℃で行った。このとき非晶質ポリエチレン−2,6
−ナフタレートおよび完全結晶化ポリエチレン−2,6
−ナフタレートの密度をそれぞれ1.325、1.40
7として、次式に従い決定した。
【0025】
【数2】 (上記式中、ρは求めたフィルムの密度(g/cc)) (4)残存伸び率の測定 試験用オーブンはタバイエスペック(株)GPH−10
2回転枠恒温器の試験片固定枠を取り付け、長さ50m
m、巾15mm引張試験片を固定し、170℃で劣化促
進テストを実施した。
【0026】劣化テスト後の残存伸び率は、(株)イン
テスコ製引張試験機モデル2001型を用いて、温度2
3℃、湿度50%RHに調整された室内で、200m/
分の速度で引張り、破断時の伸びを読みとり、引張り測
定前の長さに対する伸びとして計算した。 (5)伸び保持率(%) 劣化テスト後の伸び率を用いて下記式で算出した
【0027】
【数3】 3000時間後の伸び保持率は、3000時間を中心に
4点の劣化時間のデータから最小二乗法で求めた。測定
は縦および横より試験片5本を採取し、その平均値とし
た。 (5)中心線面平均粗さ(SRa) 表面粗さ測定器は(株)Micromap社製のミクロマップ5
12使用し、次のようにして求めた。すなわち、得られ
たフィルムの粗さ曲面からその中心面上に面積SMの部
分を抜き取りこの抜き取り部分の中心面上に直交座標
軸、X軸、Y軸を置き中心面に直交する軸をZ軸で表し
たときに次の式で与えられた値をμm単位で表す。
【0028】
【数4】 ただし、Lx×Ly=SM 測定面積は375μmx320μmを15回測定、その
平均値とした。 (6)コンデンサー電気特性 以下のようにコンデンサーを製造し、誘電損失の変化、
静電容量変化を測定した。 (コンデンサの製造)抵抗加熱型金属蒸着装置を用い、
真空室の圧力を10-4Torr以下として、ロール状の
フィルムを巻きだして、そのフィルム表面にアルミニウ
ムを450の厚みに蒸着し、再びロール状に巻き取っ
た。その際、ポリエステルフィルムの長手方向にマージ
ン部を有するストライプ状に蒸着した(蒸着部の幅8m
m、マージン部の幅1mmの繰り返し)。
【0029】上記により得られた蒸着フィルムを左また
は右に幅0.5mmのマージン部を有する4.5mm幅
のテープ状にスリットした。得られた、左マージンおよ
び右マージンの蒸着ポリエステルフィルム各1枚ずつを
併せて巻回し、巻回体を得た。このとき、幅方向に蒸着
部分が、0.5mmずつはみ出すように2枚のフィルム
をずらして巻回した。この巻回体を温度140℃、圧力
50kg/cm2で5分間プレスした。プレス後の巻回
体の両側面にメタリコンを溶射後リード線を付し、液状
のビスフェノールA型エポキシ樹脂による含浸層、およ
び粉末状エポキシ樹脂を加熱溶融することによる最低厚
さ0.5mmの外装を形成して、フィルムコンデンサと
した。 静電容量の変化 得られたコンデンサーの電極間に60V/μmの直流電
圧を印加しつつ温度70℃、湿度95%RHの雰囲気下
で1000時間放置し、初期静電容量を基準値とする静
電容量変化率を求めた。1000時間後の静電容量から
初期静電容量を差し引いた値を初期静電容量で除して百
分率で表記した。変化量が7%以下を合格とした。 コンデンサー絶縁破壊電圧残存率 タバイエスペック(株)GPH−102回転枠恒温器の
回転枠に上記100ケコンデンサーを入れた金属製のか
ごを入れ、振動を与えながら、劣化促進テストを実施し
た。絶縁破壊電圧の測定は各金属製かごより、一定時間
ごとサンプリングし両電極間に直流電圧を毎秒100V
の早さでおVから上昇させ絶縁破壊した電圧を測定し
た。保持率は下記式で算出した。
【0030】
【数5】 劣化テスト3000時間後の残存率は、3000時間中
心に前後4点の残存率を求め最小二乗法で求めた。測定
値は試験片100個の平均値を用いた。絶縁破壊電圧残
存率が50%以上のものが合格である。
【0031】実施例1 (ポリエチレンナフタレートの製造)まず、ナフタレン
−2、6−ジカルボン酸ジメチル100部、エチレング
リコール65部およびエステル交換触媒として酢酸マグ
ネシウム0.09部を使用し、常法に従いエステル交換
反応を行った後、エチレングリコールに分散させたサイ
リシヤ300(平均粒子径1.9μm)を0.3部添加
した。次いで重合触媒として三酸化アンチモン0.04
部を添加した後、常法に従って重縮合反応を進め、極限
粘度0.55のポリマーを得、次いで窒素気流中で固相
重合を行い、最終的に0.63のポリエチレン−2,6
−ナフタレートを得た。 (ポリエチレンナフタレートフィルムの製造)まず、上
記のポリマを180℃ドライヤーで乾燥後、押出機に投
入し、295℃で溶融混練し、スリット状ダイより40
℃の冷却ロール上にシート状に押し出し、静電印加冷却
法を使用して冷却ロールにより急冷して無定形シートを
得、次いで、クリーン化された縦延伸機およびテンター
内で無定形シートを縦方向に140℃で4.2倍、横方
向に142℃で4.2倍延伸した。得られたフィルムを
230℃で3秒間熱処理し、厚み3.7μmの二軸配向
フィルムを得た。以上のようにして得たフィルムの諸特
性およびコンデンサに加工後の電気特性を評価た。得ら
れた結果は下記表1に示すとおり、フィルムの特性は何
れも本発明の目的を十分満足し得るものであり、このフ
ィルムを使用して製造したコンデンサは、優れた特性を
有していた。
【0032】比較例1 実施例1と同じ重縮合反応で得た極限粘度0.57のポ
リエチレン−2,6−ナフタレート原料を用い、実施例
1と同じ条件で延伸し、熱処理温度を210℃として3
秒間熱処理し、厚み3.7μmの二軸配向フィルムを得
た。得られたフィルムの特性およびコンデンサーに加工
後の特性評価を下記表2に示す。
【0033】実施例2,3,4,5,6 実施例1と同じ方法で得た極限粘度0.55のポリエチ
レン−2,6−ナフタレート原料を、窒素気流中で固相
重合を行い、最終ポリマーの極限粘度を0.63(実施
例2)、0.68(実施例3)、0.76(実施例4)
とした。フィルムの押出温度はスリットダイから流出す
る樹脂温度を計測、口金温度を310℃(実施例2)、
313℃(実施例3)、320℃(実施例4)に調整し
た。フィルムの熱劣化が少なく、極限粘度が低下しない
条件で製膜した。
【0034】実施例5および6については、粒子添加濃
度を0.1%(実施例5)、0.8%(実施例6)に変
える以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。フィ
ルムの熱処理温度は下記表1に示すが、実施例3および
4はテンター内で180℃で弛緩処理(2%(実施例
3)、3%(実施例4))でヨコ収縮率を調整した。
【0035】比較例2〜4 比較例2〜4は実施例1と同じ方法で得られた極限粘度
0.63のポリマーを用い、比較例3は極限粘度0.6
8のポリマーに添加粒子の濃度を1.0%としたもの、
同じく、比較例4は添加粒子の濃度を0.5%としたも
のを用い、下記表2に示す条件で製膜、二軸配向フィル
ムを得た。得られたフィルムの特性、およびコンデンサ
ーに加工後の電気特性は表2に示すとおりであった。
【0036】以上、得られた結果をまとめて表1および
表2に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】 表2から明らかなとおり、比較例のフィルムは、熱劣化
による変化が大きく、コンデンサーの絶縁破壊電圧特性
低下が大きく、誘電特性が不安定でバラツキが大きく、
コンデンサーとして、信頼して使用できる良好なもので
はなかった。
【0039】
【発明の効果】本発明のポリエチレンテレ−2,6−フ
タレートフィルムは、高温度下での機械特性変化が少な
く、耐熱性に優れ、コンデンサーとしての絶縁破壊電圧
の低下が少なく、誘電特性が安定した信頼性の高いもの
であり、本発明の工業的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA45 AA88 AA89 AF10 AF21Y AF36 AF45 AF62Y AH12 BA01 BB06 BB08 BC01 BC16 5E082 AB05 BB10 BC19 BC23 EE07 EE24 EE37 FG06 FG35 FG36 GG04 HH25 HH48 JJ04 JJ22 PP04 PP10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの極限粘度(IV)が0.56
    以上、フィルムの結晶化度が32〜42%、170℃で
    3000時間劣化テストした後のフィルム伸び保持率が
    50%以上でかつ同テスト後のフィルム残存伸び率が3
    0%以上であることを特徴とする自動車エンジンルーム
    内搭載コンデンサー用ポリエチレン−2,6−ナフタレ
    ートフィルム。
  2. 【請求項2】 フィルムの表面粗さ(SRa)が0.0
    20〜0.080μm、150℃での縦方向収縮率が1
    〜3%以下、横方向収縮率が2.0%以下であることを
    特徴とする請求項1記載の自動車エンジンルーム内搭載
    コンデンサー用ポリエチレン−2,6−ナフタレートフ
    ィルム。
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