JP2000173377A - 圧力スイッチ及びその取付構造 - Google Patents

圧力スイッチ及びその取付構造

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JP2000173377A
JP2000173377A JP10341480A JP34148098A JP2000173377A JP 2000173377 A JP2000173377 A JP 2000173377A JP 10341480 A JP10341480 A JP 10341480A JP 34148098 A JP34148098 A JP 34148098A JP 2000173377 A JP2000173377 A JP 2000173377A
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pressure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力スイッチにおいて、直方体形状に形成さ
れたスイッチ本体に、内部回路等の配置スペースを小さ
くすることなく、パネルマウント取り付け時等に利用さ
れる凹所を形成する。 【解決手段】略直方体形状をなし外部圧力が導入される
スイッチ本体1と、そのスイッチ本体1の上面側より視
認可能に設けられて前記外部圧力に関連する情報を表示
する表示部5とを備えた圧力スイッチにおいて、前記ス
イッチ本体1の側部の角部に切り欠き状の凹所15を形
成した。このように凹所15を側面ではなく側部の角部
に形成することで、内部回路等の設置スペースを小さく
する等の不都合が回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力スイッチ及び
その取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における圧力スイッチのパネルマウ
ント取り付けは、例えば以下のようにして行われてい
る。
【0003】即ち、図19に示すように、パネルPには
四角形状の透孔Paを予め形成しておく。そして、パネ
ルPの表側からは略四角筒状のパネルベッセル101を
透孔Paに挿入し、パネルPの表側における透孔Paの
周囲に、パネルベッセル101の先端側に形成されたフ
ランジ102を当接させる。
【0004】次に或いは前記パネルベッセル101を透
孔Paに挿入する前に、パネルベッセル101の後端側
から圧力スイッチのスイッチ本体103を挿入する。こ
の挿入状態では、パネルベッセル101に形成された一
対の爪104がスイッチ本体103の後端面105或い
は後端側の側面に形成された凹所106に係合され、ス
イッチ本体103がパネルベッセル101内に固定され
ている。
【0005】その後、パネルベッセル101の後端側か
らは、同パネルベッセル101を外側から覆うようにし
て四角筒状のパネルホルダ107が嵌め込まれる。パネ
ルホルダ107の後端側にはホルダ押え体108が嵌め
込まれる。そして、ホルダ押え体108を介して一対の
固定ねじ109がスイッチ本体103の後端側に螺入さ
れる。
【0006】この時、前述のとおりパネルベッセル10
1のフランジ102がパネルPの表面に当接される一
方、パネルPの裏面にはパネルホルダ107の先端当接
面110が当接され、これらフランジ102及びパネル
ホルダ107の先端当接面110によってパネルPを表
裏両面側から挟持することにより、圧力スイッチのパネ
ルマウント取り付けが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記圧力スイッチ又は
その取付構造においては、以下に示すような技術的課題
を見出すことができ、改良の余地が残されている。
【0008】(イ)スイッチ本体103の側面に凹所1
06が形成されているが、スイッチ本体103が直方体
形状である場合には、この側面に形成された凹所106
の存在によって内部回路等の配置スペースが小さくなっ
てしまい、特に小型の圧力スイッチには不利な構造であ
る。
【0009】(ロ)スイッチ本体103のパネルマウン
ト取り付けを行うための取付ユニットとして、パネルベ
ッセル101、パネルホルダ107、ホルダ押え体10
8、一対の固定ねじ109が必要であり、取付ユニット
の部品点数が多いという問題がある。
【0010】(ハ)パネルホルダ107においては、そ
の全長をスイッチ本体103の全長に合わせた長さとし
たものを用いなければ、パネルPの裏面にパネルホルダ
107の先端当接面110を確実に当接させることがで
きない。そのため、長さの異なる圧力スイッチに対して
は、長さの異なるパネルホルダ107をそれぞれ用意し
ておかなければならず、圧力スイッチのスイッチ本体1
03の長さに応じた個別の取付構造が必要となる。
【0011】(ニ)圧力スイッチには同スイッチの設定
変更等を行う場合に操作される操作部が設けられている
ものが多いが、その操作部がむやみに操作されると、予
定していた表示や外部への出力信号が得られない等の不
都合がある。
【0012】(ホ)パネルマウント取り付けを行わずに
圧力スイッチを使用する場合には、凹所106は何ら利
用されることがなく、凹所106の存在が無意味になる
場合が多い。
【0013】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記
(イ)の課題を解決する一つの手段としては、略直方体
形状をなし外部圧力が導入されるスイッチ本体と、その
スイッチ本体の上面側より視認可能に設けられて前記外
部圧力に関連する情報を表示する表示部とを備えた圧力
スイッチにおいて、前記スイッチ本体の側部の角部に切
り欠き状の凹所を形成した圧力スイッチが挙げられる。
【0014】この手段によれば、凹所を利用して圧力ス
イッチのパネルマウント取り付けを行ったり、カバーを
取り付ける等の圧力スイッチに関する付加価値を提供す
ることができる。そして、略直方体形状のスイッチ本体
の側部に形成される凹所を、特に角部に配置しているこ
とで、従来のように側面に凹所を形成する場合に比べ、
スイッチ本体の内部空間を狭くする等の不都合がなくな
る。これにより、凹所の存在によって内部回路等に悪影
響を与える等の不都合が回避される。
【0015】前記凹所は前記スイッチ本体の側部の4つ
の角部のうち、少なくとも共通の対角線上に配置される
一対の角部に形成されていることが好ましい。
【0016】又、前記凹所は前記スイッチ本体の側部の
4つの角部の全てに形成されていることがより一層好ま
しい。
【0017】このように少なくとも共通の対角線上に配
置される一対の角部に凹所を形成することで、上記のよ
うに圧力スイッチのパネルマウント取り付けを行った
り、カバーを取り付ける等の場合において、付属部品を
スイッチ本体に取り付ける場合の確実性が高くなる。
又、全ての角部に凹所があると前記確実性が一層増すこ
ととなる。
【0018】更に、上記凹所を複数設ける場合、それぞ
れの凹所が同一形状をなしていることが一層好ましい。
この場合、凹所を含むスイッチ本体の製作が容易になる
とともに、凹所の利用時の融通性も向上する。
【0019】前記凹所は前記スイッチ本体の角部を略円
弧状に切り欠いた形状をなしていることが好ましい。
【0020】このように角部を略円弧状に切り欠いた形
状とすることで、スイッチ本体の内部空間の確保を考慮
しつつも、凹所の大きさを十分に確保することができ
て、特に小型の圧力スイッチにおいて有利になる。
【0021】上記(ロ)や(ハ)の課題を解決する一つ
の手段としては、外部圧力が導入されるスイッチ本体
と、そのスイッチ本体の上面側より視認可能に設けられ
て前記外部圧力に関連する情報を表示する表示部とを備
えた圧力スイッチを、パネルに形成された透孔部位に取
り付けるための圧力スイッチの取付構造において、前記
スイッチ本体の外側面に沿って配置される第1の取付枠
と、その第1の取付枠の外側面に沿って配置される第2
の取付枠とを備え、前記スイッチ本体の外側面に凹所を
形成するとともに、第1の取付枠には前記凹所と対応す
る位置に貫通孔を形成し、前記第1の取付枠にスイッチ
本体を挿入して前記凹所と貫通孔とを対応させた状態
で、第1の取付枠の外側より前記凹所と貫通孔との両者
に跨るようにロックキーを取り付けて前記スイッチ本体
と第1の取付枠とを固定し、前記第1の取付枠と第2の
取付枠との間には、第1の取付枠の外側への第2の取付
枠の取付側への移動のみを許容するワンウェイクラッチ
構造を設け、前記第2の取付枠に第1の取付枠が挿入さ
れるように前記第2の取付枠を前記取付側へ移動させる
ことによって、前記第1の取付枠と第2の取付枠とで前
記パネルの透孔周囲を表裏両面から挟持するようにした
圧力スイッチの取付構造が挙げられる。
【0022】この手段によれば、第1の取付枠にスイッ
チ本体を挿入して凹所と貫通孔とを対応させた状態で、
第1の取付枠の外側より凹所と貫通孔との両者に跨るよ
うにロックキーを取り付けることにより、前記スイッチ
本体と第1の取付枠とが固定される。その後、第2の取
付枠を第1の取付枠に取り付けると、ワンウェイクラッ
チ構造の存在によって、第2の取付枠の抜け落ちが防止
される。この取付状態においては、前記第1の取付枠と
第2の取付枠とでパネルの透孔周囲を表裏両面から挟持
しており、上述のとおり第1の取付枠にはスイッチ本体
が固定されているため、圧力スイッチがパネルの透孔部
位に固定的に設置される。
【0023】従って、取付ユニットとしては、第1の取
付枠と第2の取付枠とロックキーがあればよく、従来よ
りも部品点数を少なくすることができる。しかも、圧力
スイッチのスイッチ本体はロックキーによって第1の取
付枠に取り付けられるとともに、第2の取付枠はスイッ
チ本体とは無関係に第1の取付枠に取り付けられるもの
であるから、スイッチ本体の長さにかかわらず同じ取付
ユニットを使用することができる。
【0024】ここで、前記第1の取付枠には前記パネル
の表面に当接されるフランジが形成されるとともに、前
記第2の取付枠には前記パネルの裏面に当接される当接
部が形成されており、これらフランジと当接部とで前記
パネルを挟持するようにすることが好ましい。
【0025】このような手段によれば、パネルの挟持状
態を確固たるものとすることができる。
【0026】又、上記の場合、前記貫通孔は前記フラン
ジに近接して配置され、前記ロックキーは、前記パネル
への圧力スイッチの取付状態においてパネルの透孔周囲
に対応する位置に配置されることにより、前記凹所及び
貫通孔からの抜け落ち不能とされていることが好まし
い。
【0027】このような手段によれば、ロックキーの前
記貫通孔及び凹所への取付状態が不安定であっても、圧
力スイッチがパネルマウントされた後にはロックキーの
抜け落ちが防止されるため、パネルに対する圧力スイッ
チの取付状態を確実に維持することができる。
【0028】更に、前記第2の取付枠にはパネル裏面に
向けて延びるねじ孔が形成されていることが一層好まし
い。
【0029】このような手段によれば、ねじ孔にねじを
螺入することができる。前述のワンウェイクラッチ構造
では第1の取付枠と第2の取付枠とによるパネルの挟持
状態を確固たるものとできない場合が想定されるが、こ
のねじの前記ねじ孔への螺入量を調節してパネル裏面に
ねじ先端を当接させることで、第1の取付枠とねじ先端
とで確実にパネルを挟持することができるからである。
即ち、ねじ孔はパネルマウント取り付け時の補助的な機
能を担うものとして有効である。
【0030】又、前記ワンウェイクラッチ構造として
は、第1の取付枠の外側面に設けられて複数の歯が並ぶ
ワンウェイクラッチと、第2の取付枠の内側面に設けら
れて前記ワンウェイクラッチの各歯を前記取付側へ乗り
越え得る爪とから構成されることが好ましい。
【0031】この場合、第1の取付枠に第2の取付枠を
取り付けた状態において、第2の取付枠を引き抜く側へ
所定以上の力を加えた場合に、前記ワンウェイクラッチ
構造によるクラッチ作用に関わらず第2の取付枠を取り
外し可能とすることが一層好ましい。そのための具体的
手段としては、第2の取付枠の前記爪に前記ワンウェイ
クラッチに近接及び離間する方向への弾性を持たせるこ
とが好ましい。特に、第2の取付枠の一部を切り欠いて
弾性片を形成しておき、そこに前記爪を設けるのが好適
である。
【0032】上記(ニ)の課題を解決する一つの手段と
しては、外部圧力が導入されるスイッチ本体と、そのス
イッチ本体に外部から視認可能に設けられて前記外部圧
力に関する情報を表示する表示部とを備えた圧力スイッ
チにおいて、前記スイッチ本体には圧力スイッチの設定
変更のために操作される第1の操作部を設け、その第1
の操作部の表面側に、該第1の操作部の外部操作を不能
にするためのカバーを取り付けた圧力スイッチが挙げら
れる。
【0033】この手段によれば、圧力スイッチの設定変
更のために操作される第1の操作部がカバーによって覆
われることで、第1の操作部の外部操作が不能とされる
ことから、第1の操作部がむやみに操作される可能性が
低減される。
【0034】前記カバーは、第1の操作部の不用意な操
作を防ぐだけの目的であれば、単に同カバーをスイッチ
本体に対し取り外し可能に取り付けておけばよい。例え
ば、スイッチ本体の凹所に係合される突起をカバーに設
けておいて、その凹所と突起とを係合させておくだけで
もよい。
【0035】前記第1の操作部と表示部とはスイッチ本
体の上面に配置されており、前記カバーはスイッチ本体
の上面全体を覆うものであって、カバーの少なくとも表
示部に対応する部分を透明なものとすることが好まし
い。
【0036】この場合、スイッチ本体へのカバーの取り
付けを、スイッチ本体の一つの面を覆うという簡易な作
業で達成でき、カバー取り付けが容易になる。又、カバ
ーは表示部をも覆ってしまうが、少なくとも表示部が透
明になっていることから、表示部の視認性は確保され
る。
【0037】但し、カバーは全体が透明な樹脂で一体成
形されていることが、同カバーの成形容易性の観点から
好ましい。
【0038】前記カバーは、所定の条件が満たされない
限り、スイッチ本体から取り外し不能とされていること
が好ましい。
【0039】ここで、所定の条件とは、例えばカバーを
鍵によって固定しておきその鍵を外した場合や、カバー
を特殊ねじによって固定しておきその特殊ねじを外した
場合や、暗証番号が一致した場合にのみカバーのロック
が外されるようにしておきその暗証番号の入力がなされ
た場合等のような、カバーのロック解除条件を意味し、
そのような条件の下でのみカバーを取り外すことを許容
することとする。このようにすれば、鍵を保有している
者や、特殊ねじの専用キー等を保有している者や、暗証
番号を知っている者でなければ、カバーを外すことがで
きない。その結果、部外者等によって不用意に圧力スイ
ッチの設定が変更される不都合を確実に回避できる。
【0040】前記スイッチ本体には、前記第1の操作部
とは別に、圧力スイッチの現在の設定状態を確認するた
めに操作される第2の操作部を設け、その第2の操作部
は、前記カバーがスイッチ本体に取り付けられた状態に
おいて外部操作可能とされていることが好ましい。
【0041】このようにすることで、作業者は圧力スイ
ッチの設定変更に影響を及ぼす第1の操作部は操作し得
ないが現在の設定状態は第2の操作部の操作によって確
認することができる。
【0042】上記(ホ)の課題は、上記(ロ)乃至
(ニ)に係る技術的課題を解決するための各手段におい
て示したように、パネルマウント取り付け時のスイッチ
本体に形成される凹所の利用の他、前記カバーを取り付
ける場合に利用することで解決することができる。
【0043】この場合、上記(イ)の技術的課題を解決
するための各手段として提示したように、スイッチ本体
の側部の角部に形成された凹所を利用することが一層好
ましい。
【0044】即ち、カバーをスイッチ本体に固定する場
合、カバーには前記スイッチ本体の凹所と対応する位置
に貫通孔を形成しておき、その挿通孔及び凹所に同時に
係合される係合部材を取り付けることが、前記凹所の有
効利用の観点から好ましい。
【0045】その係合部材としては、伸縮性の低いワイ
ヤやバンド等の索体を用いることができ、この場合、索
体を前記挿通孔及び凹所の各対へ順次周回させ、索体の
両端側を結束することでカバーをスイッチ本体に固定す
ることができる。
【0046】又、前記係合部材としては、四角環状で可
撓性を有する保持枠を用いることができ、この場合、保
持枠の一部を切り欠いた形状としてその両端に挿通孔を
形成するとともに、保持枠の内周側には前記貫通孔及び
凹所に対応する位置に係止突部を形成しておき、保持枠
の両端の挿通孔を重なり合わせた状態において、前記各
係止突部が前記貫通孔及び凹所に係合され、この状態に
おいて前記挿通孔にロック部材を設ける。この構造によ
ってもカバーを固定することができる。前記ロック部材
としては、鍵や特殊ねじ等が挙げられる。
【0047】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]第1の実施
の形態について、図1〜図6を参照しつつ説明する。
【0048】まず、圧力スイッチについて説明する。図
2に示すように、圧力スイッチのスイッチ本体1は外形
が略直方体形状をなす箱体であり、合成樹脂により形成
されている。スイッチ本体1の後端側には、合成樹脂或
いは金属製のポート部2が固定手段により一体に固定さ
れている。固定手段はここでは一対のねじ3である。な
お、ポート部2はスイッチ本体1と一体形成されている
ものであってもよい。ポート部2には外部に露出される
ポート4が形成されている。ポート4は外部導管を接続
するためのものであり、そこから導入される流体圧がポ
ート部2に形成された流路及びその流路に連通するよう
にスイッチ本体1に形成された導入口を介してスイッチ
本体1の内部に供給される。
【0049】スイッチ本体1の内部には、ポート4から
導入された外部圧力を検出する検出部、各種演算を行っ
たりその演算結果等を記憶するとともに圧力スイッチの
出力等の動作を制御する制御部が内蔵されている。これ
ら制御部等は基板上に実装された状態でスイッチ本体1
内に収められている。
【0050】スイッチ本体1の一部(ここでは上面)に
は、表示部5及び操作部6が並設されている。前記ポー
ト部2にはスイッチ本体1の圧力抜き孔に連通される呼
吸ポート7が形成されている。又、スイッチ本体1から
導出されるリード線8がポート部2を通って外部に導出
されている。リード線8は、外部からスイッチ本体1内
部に収容された前記制御部等の各種電気電子部品へ電源
を供給する電源線として、又スイッチ本体1から外部に
或いは外部からスイッチ本体1へ信号を出力する信号線
としての機能を有する。
【0051】表示部5は複数桁の表示領域を備えてお
り、外部より視認可能とされている。ここでは表示部5
が3桁の7セグメントLEDにより構成されている。操
作部6は複数のキースイッチを備えており、外部より操
作可能とされている。ここでは操作部6に、第1の操作
部としてのモードキー11、第2の操作部としてのアッ
プキー12及び第2の操作部としてのダウンキー13の
3つのキースイッチが設けられており、各キー11,1
2,13は押し下げ操作によりONされる。
【0052】これらの操作部6による圧力スイッチの操
作や表示部5による表示態様について説明する。なお、
これらの操作部6による操作に基づく設定値の変更等や
表示部5の表示状態の変更等は全て、スイッチ本体1に
内蔵されている前記制御部の制御によってなされるもの
である。
【0053】まず、通常の電源ON直後の状態において
アップキー12が操作されたとき、表示部5にはチャン
ネル1スイッチのON側及びOFF側の2つの設定値が
動作波形と共に表示される。又、ダウンキー13が操作
されると、チャンネル2スイッチのON側及びOFF側
の2つの設定値が動作波形と共に表示される。更に、ア
ップキー12及びダウンキー13が同時に操作される
と、表示部5には0点補正値と本圧力スイッチの機種記
号が表示される。
【0054】一方、モードキー11が操作されると、各
種設定値の変更モードに入る。即ち、まずモードキー1
1が1回押し下げられると、表示部5には「スイッチ設
定変更モード」を表す記号が表示される。続けてモード
キー11が押し下げられる毎に、順次、「スイッチ出力
強制ONモード」を表す記号表示、「0点補正モード」
を表す記号表示、「単位変更モード」を表す記号表示が
表示部5に巡回して表示される。これらの任意のモード
表示がなされている時に各キー11,12,13の操作
を行わないと、表示部5の表示は数秒で通常の圧力表示
に復帰される。一方、目的としているモード表示がなさ
れているとき、アップキー12が1回押し下げられると
各々のモードに入り、設定の変更や機能を使用すること
が可能となる。
【0055】「スイッチ設定変更モード」に入ると、ま
ず、表示部5には「1on」という表示と、現在のチャ
ンネル1スイッチのON側設定値を交互に表示する。こ
の時、アップキー12が押し下げられると、その押し下
げ中、設定値がカウントアップされていき、その状態が
表示部5に表示される。又、ダウンキー13が押し下げ
られると、その押し下げ中、設定値がカウントダウンさ
れていき、その状態が表示部5に表示される。これらの
キー12,13操作によって所望の目標値が表示された
とき、モードキー11を1回押し下げることにより、設
定値の書き込みが行われ、次の設定値変更に移行され
る。設定値変更は、チャンネル1スイッチのOFF側設
定値、チャンネル2スイッチのON側設定値、チャンネ
ル2スイッチのOFF側設定値と順に行われ、最後にモ
ードキー11が操作されると、通常の圧力表示動作に戻
る。
【0056】「スイッチ強制出力モード」に入ると、表
示部5には「 on」という表示がなされかつ点滅す
る。この時、アップキー12が押し下げられている間、
チャンネル1の出力がONになる。又、ダウンキー13
が押し下げられている間、チャンネル2の出力がONに
なる。次に、モードキー11が操作されると、通常の圧
力表示動作に戻る。
【0057】「0点補正モード」では、表示部5には
「AdJ」という表示と、現在の補正値とが表示され
る。この時、アップキー12とダウンキー13が同時に
操作されると、その時点での圧力値で0点補正が行われ
る。モードキー11が操作されると、補正値の書き込み
が行われた後、通常の圧力表示動作に戻る。
【0058】「単位変更モード」に入ると、表示部5に
は単位記号が点滅表示される。この時、アップキー12
又はダウンキー13が操作される毎に、単位番号がアッ
プ又はダウンするように表示される。その後、モードキ
ー11が操作されると、新しい単位番号の書き込みが行
われ、表示部5には新しい単位での圧力表示が行われ
る。
【0059】以上のようにして、圧力スイッチの設定や
表示が行われる。
【0060】スイッチ本体1の上面より僅かに下方に位
置する側部の4つの角部には凹所15がそれぞれ形成さ
れている。凹所15はスイッチ本体1の角部を面取り
状、即ち円弧状に切り欠いた形状をなしている。これら
各凹所15は、スイッチ本体1の樹脂成形時において型
によって同時に成型されるものであり、全ての凹所15
が同一の形状及び大きさとなっている。
【0061】次に、圧力スイッチの取付ユニットについ
て説明する。圧力スイッチの取付ユニットは、図1に示
すように、第1の取付枠としてのパネルベッセル17
と、ロックキー18と、第2の取付枠としてのパネルホ
ルダ19とから構成されている。そこで、これら各部材
について順次説明する。
【0062】図3に示すように、パネルベッセル17
は、合成樹脂からなり、略四角筒状をなしている。パネ
ルベッセル17の内周側の空間はスイッチ本体1の外形
に合わせて断面四角形状をなし、パネルベッセル17内
にスイッチ本体1を遊挿し得るように形成されている。
なお、パネルベッセル17の内周側は必ずしもスイッチ
本体1が遊挿される程度に余裕をもって形成する必要は
なく、最低限、スイッチ本体1が嵌入され得る程度に形
成されていればよい。
【0063】パネルベッセル17の先端にはフランジ2
1が一体形成されている。パネルベッセル17の各外側
面の後端寄りにはそれぞれ一対のワンウェイクラッチ2
2が形成されている。ワンウェイクラッチ22は複数の
歯を並設して構成されている。パネルベッセル17のフ
ランジ21の直下位置における側部の4つの角部には、
パネルベッセル17の内外を貫通する貫通孔23がそれ
ぞれ形成されている。各貫通孔23は圧力スイッチの各
凹所15に対応して形成されたものである。各貫通孔2
3の両側の一部には係合突起24がパネルベッセル17
と一体に形成されている。
【0064】図1及び図4に示すように、ロックキー1
8は、両端に係合突起26を備え、それらの間で折曲げ
形成されている。ここでは略直角に折曲げ形成されてい
る。ロックキー18も合成樹脂により形成されている。
ロックキー18の折曲げによる内周側はスイッチ本体1
の凹所15部分に合わせて円弧状に形成されており、外
周側はパネルベッセル17の外周側の角部に合わせた形
状、即ち滑らかな曲線で結ばれる2つの略直交する面に
て形成されている。
【0065】そして、スイッチ本体1がパネルベッセル
17に挿入され、各凹所15と各貫通孔23とが相対向
する位置に配置された状態で、ロックキー18を外側よ
り貫通孔23に向けて取付け可能とされている。この取
付け状態では、ロックキー18の両端に形成された係合
突起26が貫通孔23の両側に形成された係合突起24
と係合され、貫通孔23内にロックキー18が納められ
た状態に保持される。そして、この状態ではロックキー
18の内周面がスイッチ本体1の凹所15底面に当接さ
れる一方、ロックキー18の外周面がパネルベッセル1
7の外周面と略面一となる。
【0066】なお、ロックキー18の内周面は、必ずし
もスイッチ本体1の凹所15の形状と合わせる必要はな
く、ロックキー18の取付けの際に係合突起24,26
同士の係合の妨げとならない形状或いは大きさであれば
よい。又、ロックキー18の外周面はパネルベッセル1
7への取付状態においてパネルベッセル17から大幅に
飛び出していなければよく、必ずしもパネルベッセル1
7の外周面形状に合わせる必要もない。
【0067】図5に示すように、パネルホルダ19は略
四角枠状をなしている。パネルホルダ19も合成樹脂に
より形成されている。パネルホルダ19の内周側の空間
はパネルベッセル17の外形に合わせて断面四角形状を
なし、パネルホルダ19内にパネルベッセル17を挿通
し得る大きさに形成されている。パネルホルダ19の相
対向する一対の側面は、それぞれの面の両側部分が切欠
かれている。そして、その切り欠き部分で挟まれた部分
が弾性を有する弾性片27とされている。従って、パネ
ルホルダ19には、一対の弾性片27が相対向するよう
に設けられている。
【0068】両弾性片27の内周側には前記ワンウェイ
クラッチ22の各歯に係合され得る係合爪28がそれぞ
れ一対づつ形成されている。これらワンウェイクラッチ
22及び係合爪28により、パネルベッセル17とパネ
ルベッセル19との間のワンウェイクラッチ構造が構成
されている。
【0069】従って、パネルベッセル17の基端側より
パネルホルダ19が嵌め込まれると、ワンウェイクラッ
チ22の各歯を係合爪28が適宜数乗り越えていく。ワ
ンウェイクラッチ22はそれに係合されている係合爪2
8が引き抜かれる側(パネルベッセル17の基端側)へ
の移動を阻止するように形成されているため、ワンウェ
イクラッチ22と係合爪28とが係合されている状態で
は、多少の力でパネルホルダ19を引き抜くことは不可
能である。但し、パネルホルダ19を所定以上の力で引
き抜き側へ引っ張ると、弾性片27がその弾性力によっ
て外方へ撓んでワンウェイクラッチ22のクラッチ作用
にかかわらずパネルホルダ19をパネルベッセル17か
ら取り外すことが可能である。
【0070】パネルホルダ19の外周側の4隅には同パ
ネルホルダ19のパネルベッセル17への取付方向に貫
通するねじ孔29が形成されている。このねじ孔29に
は必要に応じてねじを螺合することができる。又、パネ
ルホルダ19にはパネルPに当接される当接部としての
当接面30が先端側へ突出するように一体形成されてい
る。
【0071】さて、以上のように構成された取付ユニッ
トを用いて圧力スイッチをパネルPに取り付ける場合、
図1に示すように、予めパネルPにパネルベッセル17
の外形より若干大きく且つフランジ21の外形より小さ
い四角形状の透孔Paを形成しておく。
【0072】そして、図6(a)に示すように、パネル
Pの表側においてスイッチ本体1をパネルベッセル17
内に挿入し、各凹所15とそれに対応する各貫通孔23
とを相対向する位置に配置させる。その後、図6(b)
に示すように、ロックキー18を外側より貫通孔23内
に向けて取付ける。即ち、係合突起24,26同士を互
いに係合させる。これにより、スイッチ本体1とパネル
ベッセル17とはロックキー18によって一体的に固定
される。
【0073】次に、パネルPに形成された透孔Paにパ
ネルベッセル17(及びこれと一体となっているスイッ
チ本体1)を挿入し、パネルベッセル17のフランジ2
1をパネルP表側の透孔Pa周囲に当接させる。この状
態では、ロックキー18がパネルPの透孔Paに対応す
る周面に相対向する位置に配置されるため、ロックキー
18の抜け落ちが防止される。即ち、パネルベッセル1
7からスイッチ本体1が離脱されるのを確実に防止する
ことができる。
【0074】次に、パネルP裏側において、パネルベッ
セル17の基端側よりパネルホルダ19を嵌め込む。そ
うすると、ワンウェイクラッチ22の各歯を係合爪28
が適宜数乗り越えていき、やがて、図6(c)に示すよ
うに、パネルホルダ19の先端に形成された当接面30
がパネルP裏面に当接される。
【0075】この位置では、パネルホルダ19の当接面
30とパネルベッセル17のフランジ21とでパネルP
が表裏両面から挟持された状態となり、パネルホルダ1
9のそれ以上の先端側への移動は阻止される。一方、パ
ネルホルダ19の基端側への移動もワンウェイクラッチ
22と係合爪28との係合により阻止される。
【0076】従って、この状態でパネルホルダ19とパ
ネルベッセル17とがパネルPに固定される。又、スイ
ッチ本体1もロックキー18によってパネルベッセル1
7に固定されていることから、圧力スイッチがパネルP
に固定される。
【0077】このようにしてパネルPに取付けられた圧
力スイッチは、パネルPの表側において表示部5を観察
することで圧力状態を認識することができ、操作部6を
適宜操作することで各種の設定や確認などを行うことが
できる。
【0078】一方、パネルPから圧力スイッチを取り外
したい場合には、パネルP裏側において弾性片27を外
方へ撓ませることで、ワンウェイクラッチ22のクラッ
チ作用を無効にさせ、パネルホルダ19をパネルベッセ
ル17から取り外すことが可能である。
【0079】その後、パネルベッセル17をパネルP表
側に引き出してロックキー18を取り外すことにより、
圧力スイッチのスイッチ本体1をパネルPから容易に取
り出すことができる。なお、以上のパネルPへの圧力ス
イッチの取り付け及びパネルPからの圧力スイッチの取
り外しには何ら特別な工具が必要ない。
【0080】ところで、ワンウェイクラッチ22は複数
の歯が上下に並設されており、各歯の間隔よりも狭い間
隔の調節は不可能である。そのため、パネルベッセル1
7のフランジ21とパネルホルダ19の当接面30とで
パネルPを挟持した状態において、クラッチが効いてい
ない状態となる、即ち挟持状態が不安定になるというこ
とも考えられる。
【0081】この場合には、パネルホルダ19に形成さ
れたねじ孔29にねじを螺入し、ねじ先端をパネルPの
裏面に突き当てることで圧力スイッチを固定することが
できる。即ち、パネルベッセル17のフランジ21とパ
ネルホルダ19に螺入されたねじとによりパネルPが挟
持される。このようにしてねじを補助的に利用すること
で、厚さの異なるパネルPにも適宜対応することができ
る。
【0082】以上説明した第1の実施の形態によれば、
直方体形状のスイッチ本体1の側部に形成される凹所1
5を、特に角部に配置したので、側面に凹所15を形成
する場合に比べ、スイッチ本体1の内部空間を狭くする
等の不都合がない。これにより、凹所15の存在によっ
て内部回路等に悪影響を与える等の不都合が回避され
る。
【0083】しかも、その凹所15を、角部を面取り
状、即ち円弧状に切り欠いた形状としたので、スイッチ
本体1の内部空間の確保を考慮しつつも、凹所15の大
きさを十分に確保することができる。加えて、直方体形
状のスイッチ本体1の各角部にそれぞれ同一形状の凹所
15を形成しているので、設計が容易になるという利点
もある。
【0084】又、取付ユニットがパネルベッセル17,
ロックキー18,パネルホルダ19のみから構成される
ことから、従来の取付ユニットよりも部品点数を少なく
することができる。
【0085】又、パネルベッセル17やパネルホルダ1
9の長さ(勿論、ロックキー18においても同様)は、
圧力スイッチの長さに一切影響されないため、長さの異
なる圧力スイッチを用いる場合であっても、常に同じパ
ネルベッセル17,ロックキー18,パネルホルダ19
からなる取付ユニットを用いることができる。
【0086】更に、パネルマウント取り付け時におい
て、ロックキー18はパネルPの透孔Paに対応する位
置に配置されることから、ロックキー18が抜け落ちる
おそれがない。これにより、パネルPに対する圧力スイ
ッチの取付状態を確実に維持することができる。
【0087】なお、ケース本体1の凹所15を4つの角
部の全てに設けるのに代え、凹所15を2つ或いは3つ
設けた構成であってもよい。特に、2つ或いは3つの凹
所15を設ける場合には少なくとも共通の対角線上に配
置される一対の角部に前記凹所15が設けられているこ
とが好ましい。このように凹所15を複数設けることが
好ましいが、凹所15を1つだけ設けた構成であっても
よい。
【0088】又、前記パネルベッセル17やパネルホル
ダ19は必ずしも閉じた環状の枠体であることが好まし
いが、必ずしもその必要はなく、環状の一部が分断され
たものであってもよい。
【0089】又、この実施の形態では、操作部6は必ず
しも必須の構成ではなく、表示部5が備えられているも
のであればよい。更に、表示部5としてはセグメント表
示以外にもドットマトリックス等の他の電気的表示を行
うようにしてもよいし、それらに代えて指針等による機
械的表示としてもよい。
【0090】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態について、図7を参照しつつ説明する。なお、この
実施の形態で用いられる圧力スイッチは第1の実施の形
態で図2を用いて説明したものと同一であるため、圧力
スイッチの詳細については説明を省略する。
【0091】図7(a)〜(c)に示すように、カバー
31は、平板状(ここでは四角板状)の上面部32と、
その上面部32に連続して垂下された側面部33とを備
えている。側面部33の下端の4つの角部はそれぞれ切
り欠かれており、その切り欠き部分の両側には内側へ僅
かに突出する突起34が形成されている。突起34は球
面形状をなしている。突起34は前記スイッチ本体1の
一つの凹所15につき一対づつ設けられている。各前記
各角部の切り欠きは、側面部33に僅かな弾性力を付与
するためのものである。
【0092】このように形成されたカバー31は、図7
(d)に示すように、前記圧力スイッチのスイッチ本体
1の上面を覆うように取り付けられる。この取り付け状
態においては、各突起34がスイッチ本体1の凹所15
内にてスイッチ本体1に係合されており、カバー31が
その位置に保持されている。
【0093】一方、カバー31の各突起34間に形成さ
れた切り欠き部分の存在によってカバー31の側面部3
3は各突起34が凹所15内から外れる側への弾性があ
るため、所定以上の力でカバー31を引き抜けば、スイ
ッチ本体1からカバー31を取り外すことが可能とな
る。
【0094】カバー31は全体が透明な樹脂により形成
されている。これにより、カバー31でスイッチ本体1
の表示部5が覆われていても、表示部5の表示状態を外
部より視認可能である。
【0095】なお、カバー31は全体を透明にする必要
はなく、少なくとも表示部5に対応する位置が透明であ
ればよい。但し、カバー31の成形容易性の観点からは
全体を透明とした樹脂で形成することが好ましい。又、
前記突起34や前記角部の切り欠きもカバー31の成形
時に型によって一体に形成されるものであることが一層
好ましい。
【0096】又、前記突起34を球面形状としたが、そ
の形状はどのようなものであってもよい。更に、スイッ
チ本体1の一つの凹所15につき一対の突起34を設け
たが1つ或いは3以上設けてもよい。
【0097】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の
形態について、図8〜図10を参照しつつ説明する。な
お、この実施の形態で用いられる圧力スイッチは第1の
実施の形態で図2を用いて説明したものと同一であるた
め、圧力スイッチの詳細については説明を省略する。
【0098】図8(a)〜(e)に示すように、カバー
35は、平板状(ここでは四角板状)の上面部36と、
その上面部36に連続して垂下された側面部37とを備
えている。側面部37の4つの角部のうち、1つの対角
線上に位置する一対の角部には、隣接する側面に跨るよ
うに連続し、かつカバー35の内外に貫通する第1の貫
通孔38が形成されている。又、もう1つの対角線上に
位置する一対の角部には、隣接する側面においてそれぞ
れ分断して配置され、かつカバー35の内外に貫通する
第2の貫通孔39が形成されている。
【0099】このカバー35も、第2の実施の形態のカ
バー31と同様、スイッチ本体1の表示部5を含む表面
を覆うものである。そして、カバー35をスイッチ本体
1の上面を覆うように配置したとき、第1及び第2の各
貫通孔38,39がそれぞれスイッチ本体1の凹所15
と対応する位置に配置される。そして、カバー35全体
が透明な樹脂により形成されている。これにより、カバ
ー35でスイッチ本体1の表示部5が覆われていても、
表示部5の表示状態を外部より視認可能である。勿論、
カバー35は全体を透明にする必要はなく、少なくとも
表示部5に対応する位置が透明であればよいことは言う
までもない。
【0100】このカバー35をスイッチ本体1の上面に
固定するための固定バンド41を図9(a),(b)に
示した。固定バンド41は、四角環状に形成されたゴム
製のものであり、その弾性力により伸縮可能とされてい
る。固定バンド41の外周側の適宜箇所には滑り止め用
の凹凸部42が形成されている。固定バンド41の内周
側の角部のうち、1つの対角線上に位置する一対の角部
には、隣接する側面に跨るように連続する係止突条43
が形成されている。又、もう1つの対角線上に位置する
一対の角部には、隣接する側面においてそれぞれ分断し
て配置され、かつ固定バンド41の内側に突出する各一
対の係止突起44が形成されている。
【0101】このように構成された固定バンド41をカ
バー35に取り付けるには、固定バンド41を弾性力に
抗して広げた状態で、係止突条43をカバー35の第1
の貫通孔38に、各一対の係止突起44をカバー35の
第2の貫通孔39に、それぞれ対応させ、固定バンド4
1を弾性力によって縮めさせる。すると、係止突条43
が第1の貫通孔38内に挿入されるとともにスイッチ本
体1の凹所15内に係合され、係止突起44が第2の貫
通孔39内に挿入されるとともにスイッチ本体1の凹所
15内に係合される。
【0102】以上のように、カバー35は固定バンド4
1によって圧力スイッチのスイッチ本体1上面に固定さ
れる。又、カバー35をスイッチ本体1から取り外す場
合には、固定バンド41を弾性力に抗して引っ張り抜け
ばよい。この場合、固定バンド41の外周面には凹凸部
42が形成されているので、これが滑り止めとなって取
り外しが容易になる。
【0103】なお、前記係止突条43及び係止突起44
の数や形状は上記のものに限定されるものではない。
【0104】[第4の実施の形態]次に、第4の実施の
形態について、図11及び図12を参照しつつ説明す
る。なお、この実施の形態で用いられる圧力スイッチは
第1の実施の形態で図2を用いて説明したものと同一で
あるため、圧力スイッチの詳細については説明を省略す
る。又、第3の実施の形態と共通する部分が多いため、
第3の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0105】図11に示すように、この実施の形態で
は、第3の実施の形態と比較して、カバー35の側面部
37の全ての角部に第1の貫通孔38を形成した点が相
違している。又、図12に示すように、この実施の形態
では、第3の実施の形態と比較して、固定バンド41の
係止突起44に代えて、係止突条43よりも内側への突
出量の小さな係止突条46が形成されている点が相違し
ている。
【0106】そして、この実施の形態では、各係止突条
43,46がそれぞれ対応する第1の貫通孔38内に挿
入されるとともにスイッチ本体1の凹所15内に係合さ
れることとなる。
【0107】この実施の形態によれば、カバー35が対
称形状となって同カバー35の設計及び製作が容易にな
るという利点がある。
【0108】なお、係止突条43と係止突条46とを同
一形状にしても何ら差し支えない。但し、一方の係止突
条46の内側への突出量を小さくすることで、固定バン
ド41の着脱が容易になる利点があることから、上記の
ように係止突条43,46の内側への突出量を異ならせ
ることが好ましい。
【0109】[第5の実施の形態]次に、第5の実施の
形態について、図13を参照しつつ説明する。なお、こ
の実施の形態で用いられる圧力スイッチは第1の実施の
形態で図2を用いて説明したものと比べて、ポート部2
の側面にポート4(ここではワンタッチ式継手)が形成
されている点でのみ相違しているだけであるから、それ
以上の説明は省略する。勿論、この実施の形態において
第1の実施の形態と同様のポート部2を用いても何ら差
し支えない。
【0110】この実施の形態では、第3の実施の形態で
図8を用いて説明したカバー35が用いられている。そ
して、圧力スイッチのスイッチ本体1上にカバー35を
被せた状態で、ワイヤロープ48が第1及び第2の各貫
通孔38,39に順次通されている。ワイヤロープ48
は人の力によって伸縮されることのない剛性を有する金
属製のものであり、ワイヤロープ48が一つの第2の貫
通孔39付近で金属製の保持具49によりエイトロック
されている。
【0111】このロック状態では、ワイヤロープ48が
上記のとおりカバー35の各貫通孔38,39を介して
スイッチ本体1の各凹所15に係合されているため、ス
イッチ本体1からカバー35を取り外すことができな
い。これにより、操作部6の各キー11,12,13を
外部から操作することができなくなり、設定値等の不測
の変更が防止される。
【0112】前記ワイヤロープ48は特に第2の貫通孔
39を通されることで、カバー35のロック時の信頼性
が高められている。
【0113】なお、ワイヤロープ48は金属製でなくと
も、伸縮性が低くロック状態で前記貫通孔38,39及
び凹所15から外れないものであればよい。同じく、保
持具49も特に金属製である必要はない。
【0114】[第6の実施の形態]次に、第6の実施の
形態について、図14を参照しつつ説明する。なお、こ
の実施の形態はで第5の実施の形態と共通する部分が多
いため、第5の実施の形態との相違点を中心に説明す
る。
【0115】この実施の形態では、第5の実施の形態の
ワイヤロープ48に代えて、結束バンド51によりカバ
ー35の取り外しを不能としたものである。この場合
も、操作部6の各キー11,12,13を外部から操作
することができなくなり、設定値等の不測の変更が防止
される。
【0116】[第7の実施の形態]次に、第7の実施の
形態について、図15及び図16を参照しつつ説明す
る。なお、この実施の形態で用いられる圧力スイッチは
第1の実施の形態で図2を用いて説明したものと比べ
て、ポート部2の側面にポート4(ここではワンタッチ
式継手)が形成されている点でのみ相違しているだけで
あるから、それ以上の説明は省略する。勿論、この実施
の形態において第1の実施の形態と同様のポート部2を
用いても何ら差し支えない。
【0117】この実施の形態では、第4の実施の形態で
図11を用いて説明したカバー35が用いられている。
一方、図15に示すように、保持枠53は、環状なしか
つその一部が開放された四角枠状をなしている。保持枠
53は弾力性のある樹脂製のものであり、図15に示す
ように外力が加わらない状態では開放部分が拡開された
状態に保持されている。
【0118】保持枠53の内周側のそれぞれの角部に
は、隣接する側面に跨るように連続する係止突条54が
形成されている。各係止突条54は同一の形状及び大き
さに形成されている。保持枠53の前記一部が開放され
た部分の端部には外方へ突出する突片55が上下に互い
違いに配置されるように設けられている。各突片55に
はそれぞれ上下方向に貫通する挿通孔56が形成されて
いる。
【0119】そして、圧力スイッチのスイッチ本体1上
にカバー35を被せた状態で、保持枠53の各係止突条
54をカバー35の各第1の貫通孔38に対応させ、保
持枠53の弾性力に抗して一対の突片55同士を重なり
合わせる。この状態では、各係止突条54がカバー35
の各貫通孔38を介してスイッチ本体1の各凹所15に
係合される。
【0120】更に、重なり合った突片55の両挿通孔5
6に特殊ねじ58を挿通して固定することにより、スイ
ッチ本体1からカバー35を取り外すことができなくな
る。これにより、操作部6の各キー11,12,13を
外部から操作することができなくなり、設定値等の不測
の変更が防止される。
【0121】もし、保持枠53又は特殊ねじ58を破損
させて操作部6が操作されたとしても、これら保持枠5
3又は特殊ねじ58の破損状態が証拠となって、容易に
設定変更された可能性を認識することができる。この場
合、圧力スイッチの設定変更を行うことができるのは、
特殊ねじ58の専用キーを保有する者に限られる。
【0122】[第8の実施の形態]次に、第8の実施の
形態について、図17を参照しつつ説明する。なお、こ
の実施の形態は第7の実施の形態と共通する部分が多い
ため、第7の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0123】この実施の形態では、特殊ねじ58に代え
て、南京錠等の錠60が用いられている。この場合も、
第7の実施の形態と同様の効果が期待できる。そして、
この場合、圧力スイッチの設定変更を行うことができる
のは、錠60の鍵を保有する者に限られる。
【0124】[第9の実施の形態]次に、第9の実施の
形態について、図18を参照しつつ説明する。なお、こ
の実施の形態は第8の実施の形態と共通する部分が多い
ため、第8の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0125】この実施の形態では、カバー35の上面部
36の2箇所に同上面部36を貫通するように、円形の
操作用開口61が形成されている。この操作用開口61
は、カバー35をスイッチ本体1に取り付けた状態でア
ップキー12及びダウンキー13と対応する位置に配置
されている。
【0126】従って、カバー35をスイッチ本体1から
取り外し不能としつつも、操作用開口61を介してアッ
プキー12やダウンキー13の操作が可能である。一
方、モードキー11に対応する操作用開口はないため、
モードキー11の操作は依然として行うことができな
い。
【0127】ここで、圧力スイッチの各種設定を変更す
るにはモードキー11を操作する必要がある一方、現在
の設定状態を確認するにはモードキー11を操作せずと
も、アップキー12やダウンキー13を操作できさえす
ればよい。従って、上記の構成により、現在の設定状態
は操作用開口61を介して各キー12,13を操作する
ことで確認でき、不測の設定変更はモードキー11の操
作を不能としていることで確実に防止することができ
る。
【0128】なお、操作用開口61は圧力スイッチに設
けられる操作部において任意の者が自由に操作できる操
作部数に応じて設ければよく、必ずしも2つ設けられる
とは限らない。又、上記のように2つのキー12,13
の操作を可能とする場合であっても、2つの操作用開口
61を設ける必要はなく、前記2つのキー12,13に
跨る1つの操作用開口を形成するようにしてもよい。
【0129】又、操作用開口61のように外部に開放さ
れた開口とする必要はなく、開口を塞いだ状態でキー1
2,13を操作できるように開口部分にフィルムを貼り
付ける等の構成を採用してもよい。
【0130】又、操作用開口61の如き技術的手段を、
第2の実施の形態で図7を参照しつつ説明したカバー3
1や、第3の実施の形態で図8を参照しつつ説明したカ
バー35などに適用することも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係り、圧力スイッチ及びそ
の取付ユニットを示す分解正面図。
【図2】第1の実施の形態に係り、(a)は圧力スイッ
チを示す平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、
(d)は(b)のA−A線断面図。
【図3】第1の実施の形態に係り、(a)はパネルベッ
セルを示す平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、
(d)は底面図。
【図4】第1の実施の形態に係り、キーを示す平面図。
【図5】第1の実施の形態に係り、(a)はパネルホル
ダを示す平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、
(d)は底面図。
【図6】第1の実施の形態に係り、(a)〜(c)は圧
力スイッチを取付ユニットを用いてパネルに取り付ける
過程を示す正面図、(d)は(c)の一部切欠正面図。
【図7】第2の実施の形態に係り、(a)はカバーを示
す平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は
圧力スイッチにカバーを取り付けた状態を示す正面図。
【図8】第3の実施の形態に係り、(a)はカバーを示
す平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は
(a)のB−B線断面図、(e)は(b)のC−C線断
面図。
【図9】第3の実施の形態に係り、(a)は固定バンド
を示す平面図、(b)は正面図。
【図10】第3の実施の形態に係り、圧力スイッチにカ
バー及び固定バンドを取り付けた状態を示す正面図。
【図11】第4の実施の形態に係り、(a)はカバーを
示す平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)
は(a)のD−D線断面図、(e)は(b)のE−E線
断面図。
【図12】第4の実施の形態に係り、固定バンドを示す
平面図。
【図13】第5の実施の形態に係り、(a)は圧力スイ
ッチにカバーを取り付けた状態を示す平面図、(b)は
正面図。
【図14】第6の実施の形態に係り、(a)は圧力スイ
ッチにカバーを取り付けた状態を示す平面図、(b)は
正面図。
【図15】第7の実施の形態に係り、(a)は固定バン
ドを示す平面図、(b)は正面図。
【図16】第7の実施の形態に係り、(a)は圧力スイ
ッチにカバーを取り付けた状態を示す平面図、(b)は
正面図。
【図17】第8の実施の形態に係り、(a)は圧力スイ
ッチにカバーを取り付けた状態を示す平面図、(b)は
正面図。
【図18】第9の実施の形態に係り、(a)はカバーを
示す平面図、(b)は圧力スイッチにカバーを取り付け
た状態を示す平面図。
【図19】従来の技術に係り、圧力スイッチ及びその取
付ユニットを示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…スイッチ本体、5…表示部、6…操作部、11…第
1の操作部としてのモードキー、12,13…第2の操
作部としてのアップキー及びダウンキー、15…凹所、
17…取付ユニットを構成する第1の取付枠としてのパ
ネルベッセル、18…取付ユニットを構成するロックキ
ー、19…取付ユニットを構成する第2の取付枠として
のパネルホルダ、21…フランジ、22,28…ワンウ
ェイクラッチ構造を構成するワンウェイクラッチ及び係
合爪、23…貫通孔、29…ねじ孔、30…当接部とし
ての当接面、31,35…カバー、P…パネル、Pa…
透孔。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体形状をなし外部圧力が導入され
    るスイッチ本体と、そのスイッチ本体の上面側より視認
    可能に設けられて前記外部圧力に関連する情報を表示す
    る表示部とを備えた圧力スイッチにおいて、前記スイッ
    チ本体の側部の角部に切り欠き状の凹所を形成した圧力
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記凹所は前記スイッチ本体の側部の4
    つの角部のうち、少なくとも共通の対角線上に配置され
    る一対の角部に形成されている請求項1記載の圧力スイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 前記凹所は前記スイッチ本体の側部の4
    つの角部の全てに形成されている請求項1記載の圧力ス
    イッチ。
  4. 【請求項4】 前記凹所は前記スイッチ本体の角部を略
    円弧状に切り欠いた形状をなしている請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の圧力スイッチ。
  5. 【請求項5】 外部圧力が導入されるスイッチ本体と、
    そのスイッチ本体の上面側より視認可能に設けられて前
    記外部圧力に関連する情報を表示する表示部とを備えた
    圧力スイッチを、パネルに形成された透孔部位に取り付
    けるための圧力スイッチの取付構造において、 前記スイッチ本体の外側面に沿って配置される第1の取
    付枠と、その第1の取付枠の外側面に沿って配置される
    第2の取付枠とを備え、前記スイッチ本体の外側面に凹
    所を形成するとともに、第1の取付枠には前記凹所と対
    応する位置に貫通孔を形成し、 前記第1の取付枠にスイッチ本体を挿入して前記凹所と
    貫通孔とを対応させた状態で、第1の取付枠の外側より
    前記凹所と貫通孔との両者に跨るようにロックキーを取
    り付けて前記スイッチ本体と第1の取付枠とを固定し、 前記第1の取付枠と第2の取付枠との間には、第1の取
    付枠の外側への第2の取付枠の取付側への移動のみを許
    容するワンウェイクラッチ構造を設け、 前記第2の取付枠に第1の取付枠が挿入されるように前
    記第2の取付枠を前記取付側へ移動させることによっ
    て、前記第1の取付枠と第2の取付枠とで前記パネルの
    透孔周囲を表裏両面から挟持するようにした圧力スイッ
    チの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記第1の取付枠には前記パネルの表面
    に当接されるフランジが形成されるとともに、前記第2
    の取付枠には前記パネルの裏面に当接される当接部が形
    成されており、これらフランジと当接部とで前記パネル
    を挟持するようにした請求項5記載の圧力スイッチの取
    付構造。
  7. 【請求項7】 前記貫通孔は前記フランジに近接して配
    置され、前記ロックキーは、前記パネルへの圧力スイッ
    チの取付状態においてパネルの透孔周囲に対応する位置
    に配置されることにより、前記凹所及び貫通孔からの抜
    け落ち不能とされている請求項6記載の圧力スイッチの
    取付構造。
  8. 【請求項8】 前記第2の取付枠にはパネル裏面に向け
    て延びるねじ孔が形成されている請求項5乃至請求項7
    のいずれかに記載の圧力スイッチの取付構造。
  9. 【請求項9】 外部圧力が導入されるスイッチ本体と、
    そのスイッチ本体に外部から視認可能に設けられて前記
    外部圧力に関する情報を表示する表示部とを備えた圧力
    スイッチにおいて、前記スイッチ本体には圧力スイッチ
    の設定変更のために操作される第1の操作部を設け、そ
    の第1の操作部の表面側に、該第1の操作部の外部操作
    を不能にするためのカバーを取り付けた圧力スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記第1の操作部と表示部とはスイッ
    チ本体の上面に配置されており、前記カバーはスイッチ
    本体の上面全体を覆うものであって、カバーの少なくと
    も表示部に対応する部分を透明なものとした請求項9記
    載の圧力スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記カバーは、所定の条件が満たされ
    ない限り、スイッチ本体から取り外し不能とされている
    請求項9又は請求項10記載の圧力スイッチ。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ本体には、前記第1の操
    作部とは別に、圧力スイッチの現在の設定状態を確認す
    るために操作される第2の操作部を設け、その第2の操
    作部は、前記カバーがスイッチ本体に取り付けられた状
    態において外部操作可能とされている請求項9乃至請求
    項11のいずれかに記載の圧力スイッチ。
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