JP2000172894A - 拾得物管理システム - Google Patents

拾得物管理システム

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JP2000172894A JP34184798A JP34184798A JP2000172894A JP 2000172894 A JP2000172894 A JP 2000172894A JP 34184798 A JP34184798 A JP 34184798A JP 34184798 A JP34184798 A JP 34184798A JP 2000172894 A JP2000172894 A JP 2000172894A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、届け出のあった拾得物に関する情
報をリアルタイムで管理でき、この情報をオンラインで
検索することにより遺失物を素早く探すことができ、遺
失物の捜索にかかる作業負担を低減できる拾得物管理シ
ステムを提供することを課題とする。 【解決手段】拾得物管理システムは、複数の駅2とセン
タ4とをデータ送受信可能に接続して構成されている。
定発機23の登録装置30を介して、紛失した定期券に
関する情報が入力され当該定期券の再発行要求が出され
ると、当該定期券に関する情報が駅制21を介してセン
タ4に送信され、該当する情報が更新制御装置13を介
して記憶装置12から検索される。該当する情報が検索
できた場合、その情報が定発機23に返信され、表示装
置32を介して表示され、確認した上で、発行装置31
を介して新たな定期券が再発行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、拾得物に関する
情報を管理して、この情報から遺失物を検索する拾得物
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道の駅などで落し物や忘れ物
をした乗客は、その駅の駅務室などにいる駅係員に遺失
物の届け出をする。
【0003】届け出を受けた駅係員は、遺失物の種類、
落とした(忘れた)場所、時間等の遺失物に関する情報
を乗客から聞いて、この遺失物に関する情報を所定の帳
票に書込んで、この遺失物に相当する拾得物の届け出が
当駅に対してなされているか否かを確認する。この時点
で、該当する拾得物が当駅に届けられていることが確認
された場合、当該拾得物が駅係員によって乗客に返却さ
れる。
【0004】一方、当駅に対する拾得物の届け出を確認
した時点で、該当する拾得物の届け出がない場合、駅係
員は、各駅から集められた拾得物を一括して管理してい
る忘れ物センターに電話連絡をして、他駅から該当する
拾得物に関する届け出がなされているか否かを確認す
る。
【0005】電話連絡を受けた忘れ物センターの係員
は、センターで一括管理している拾得物に関する情報を
記録した帳票を見て、該当する拾得物に関する届け出の
有無を確認し、駅係員に返答する。このとき、既に、セ
ンターに該当する拾得物が届けられている場合、そのこ
とが駅係員を介して乗客に伝えられ、乗客がセンターま
で遺失物を取に行く。
【0006】一方、駅係員がセンターに確認した時点で
該当する拾得物に関する届け出がなされていない場合、
センターの係員は、届け出があり次第連絡することを駅
係員に告げ、駅係員は、乗客に対してその旨を報告す
る。この場合、遺失物の届け出をした乗客は、駅係員か
らの連絡を待つことになる。
【0007】また、定期券や運転免許証など持ち主の名
前が解る拾得物が駅務室に届けられた場合、駅係員は、
当該拾得物の名前などの情報を所定の掲示板に手書きに
よって書込み、落とし主に対する注意を促す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の拾得物の管理方法では、遺失物の届け出を受けた駅係
員は、その遺失物に関する情報を帳票に記入した上で、
相当する拾得物の届け出の有無を確認し、必要に応じて
忘れ物センターへ電話連絡をして当該遺失物を探さなけ
ればならない。また、定期券が拾得物として届けられた
場合には、定期券に記載されている持ち主の名前を掲示
板に書込む作業が必要となる。つまり、拾得物の管理に
かかる駅係員の作業負担が大きかった。
【0009】また、拾得物を一括して管理する忘れ物セ
ンターでは、各駅から送られる遺失物に関する帳票を集
計するとともに、各駅からの遺失物に関する電話による
問い合わせにも対応する必要があり、センター係員の作
業負担が大きかった。
【0010】さらに、各駅に届けられた拾得物が忘れ物
センターに集められるまでに多くの時間がかかり、拾得
物をリアルタイムで管理できなかった。このため、落と
し主が当駅に対して遺失物の届け出をすぐに出しても、
当該遺失物が他駅に届けられている場合には、該遺失物
がセンターに送られるまで遺失物を探すことができなか
った。
【0011】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、届け出のあった拾得物に関する情報を
リアルタイムで管理でき、この情報をオンラインで検索
することにより遺失物を素早く探すことができ、遺失物
の捜索にかかる作業負担を低減できる拾得物管理システ
ムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の拾得物管理システム
は、拾得物に関する拾得物データを入力する第1の入力
手段と、この第1の入力手段を介して入力された拾得物
データを記憶する記憶手段と、遺失物に関する遺失物デ
ータを入力する第2の入力手段と、この第2の入力手段
を介して入力された遺失物データに基づいて、上記記憶
手段にて記憶された拾得物データを検索し、当該遺失物
に相当する拾得物データを抽出する検索手段と、を備え
ている。
【0013】また、この発明のうち請求項2記載の拾得
物管理システムによると、上記記憶手段は、上記検索手
段にて抽出された拾得物データを消去することを特徴と
する。
【0014】また、この発明のうち請求項3記載の拾得
物管理システムは、拾得物に関する拾得物データを入力
する第1の入力手段と、この第1の入力手段を介して入
力された拾得物データを記憶する記憶手段と、この記憶
手段にて記憶した拾得物データを選択的に抽出して表示
する表示手段と、遺失物に関する遺失物データを入力す
る第2の入力手段と、この第2の入力手段を介して入力
された遺失物データに基づいて、上記記憶手段にて記憶
された拾得物データを検索し、当該遺失物に相当する拾
得物データを抽出する検索手段と、を備えている。
【0015】また、この発明のうち請求項4記載の拾得
物管理システムによると、上記記憶手段は、上記検索手
段にて抽出された拾得物データを消去し、上記表示手段
は、上記検索手段にて抽出された拾得物データに関する
表示を消去することを特徴とする。
【0016】また、この発明のうち請求項5記載の拾得
物管理システムは、拾得物に関する拾得物データを入力
する第1の入力手段と、この第1の入力手段を介して入
力された拾得物データを記憶する記憶手段と、遺失物に
関する遺失物データを入力する第2の入力手段と、この
第2の入力手段を介して入力された遺失物データに基づ
いて、上記記憶手段にて記憶された拾得物データを検索
し、当該遺失物に相当する拾得物データを抽出する検索
手段と、を備え、上記第1の入力手段、第2の入力手
段、および検索手段をそれぞれ備えた複数の端末手段
と、上記記憶手段を備え、上記複数の端末手段との間で
通信可能に設けられた集中管理手段と、を備えている。
【0017】また、この発明のうち請求項6記載の拾得
物管理システムによると、上記集中管理手段は、上記複
数の端末手段のうちいずれかの検索手段を介して抽出さ
れた拾得物データを上記記憶手段から自動的に消去する
消去手段を有することを特徴とする。
【0018】また、この発明のうち請求項7記載の拾得
物管理システムは、拾得した定期券に関する拾得定期券
データを入力する第1の入力手段と、この第1の入力手
段を介して入力された拾得定期券データを記憶する記憶
手段と、紛失した定期券に関する紛失定期券データを入
力する第2の入力手段と、この第2の入力手段を介して
入力された紛失定期券データに基づいて、上記記憶手段
にて記憶された拾得定期券データを検索し、紛失した定
期券に相当する拾得定期券データを抽出する検索手段
と、この検索手段にて抽出された拾得定期券データに基
づいて、紛失した定期券の代りに当該定期券に相当する
定期券を再発行する発行手段と、を備えている。
【0019】また、この発明のうち請求項8記載の拾得
物管理システムによると、上記記憶手段は、上記発行手
段にて定期券が再発行されたことを条件に、上記検索手
段にて抽出されて当該定期券の再発行に使用された拾得
定期券データを消去することを特徴とする。
【0020】また、この発明のうち請求項9記載の拾得
物管理システムは、各駅に設置され、拾得した定期券の
発駅および着駅に関するデータを含む拾得定期券データ
を入力する第1の入力手段と、各駅との間でデータの送
受信が可能な集中管理センタに設けられ、上記第1の入
力手段を介して入力された拾得定期券データを記憶する
記憶手段と、この記憶手段にて記憶した拾得物データに
含まれる上記発駅および着駅に関するデータに基づい
て、当該拾得物データを上記発駅および着駅にて表示す
る表示手段と、上記各駅に設置され、紛失した定期券に
関する紛失定期券データを入力する第2の入力手段と、
上記各駅に設置され、上記第2の入力手段を介して入力
された紛失定期券データに基づいて、上記記憶手段にて
記憶された拾得定期券データを検索し、紛失した定期券
に相当する拾得定期券データを抽出する検索手段と、上
記各駅に設置され、上記検索手段にて抽出された拾得定
期券データに基づいて、紛失した定期券の代りに当該定
期券に相当する定期券を再発行する発行手段と、を備え
ている。
【0021】更に、この発明のうち請求項10に記載の
拾得物管理システムによると、上記集中管理センタは、
上記発行手段にて定期券が再発行されたことを条件に、
上記検索手段にて抽出されて当該定期券の再発行に使用
された拾得定期券データを上記記憶手段から消去する消
去手段を有し、上記表示手段は、上記発行手段にて定期
券が再発行されたことを条件に、上記検索手段にて抽出
されて上記発駅および着駅に表示された拾得定期券デー
タを消去することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0023】図1には、この発明の拾得物管理システム
(以下、単にシステムと称する)の概略構成をブロック
図にして示してある。尚、ここでは、鉄道の各駅に届け
られた定期券などの拾得物を管理して持ち主に返却する
システムを例にとって本発明を説明する。
【0024】このシステムは、複数の駅2と忘れ物セン
タ4(以下、単にセンタ4と称する)との間で各種デー
タの送受信を可能にして構成されている。
【0025】センタ4は、各駅2に設けられた後述する
駅務機器制御機21(以下、単に駅制21と称する)と
の間でデータの送受信を行なう送受信機11、各駅2か
ら送信される拾得物に関するデータをファイルする記憶
装置12、この記憶装置12に対するデータの登録およ
び更新に関する制御をする更新制御部13、および記憶
装置12にファイルされているデータの抽出に関する制
御をする抽出制御部14を有している。
【0026】各駅2は、複数の駅務機器22、23、2
4を制御する駅制21、拾得物に関する情報を表示する
表示機22、拾得物として届けられた定期券に関する情
報を登録するとともに新たな定期券を発行する定期券発
行機23(以下、単に定発機23と称する)、および遺
失物を検索する検索機24を有している。
【0027】駅制21は、上述したセンタ4の送受信機
11との間でデータの送受信を行なう送受信機25、お
よび上述した各駅務機器、すなわち表示機22、定発機
23、および検索機24との間でデータの送受信を行な
う送受信機26を有している。
【0028】表示機22は、駅制21の送受信機26と
の間でデータの送受信を行なう送受信機27、および駅
制21を介して送信されるデータを表示する表示装置2
8を有している。
【0029】定発機23は、駅制21の送受信機26と
の間でデータの送受信を行なう送受信機29、拾得物と
して届けられた定期券に関する情報(券面情報、磁気情
報)を登録する登録装置30、新規および再発行にかか
る新たな定期券を発行する発行装置31、および各種情
報を表示する表示装置32を有している。
【0030】検索機24は、駅制21の送受信機26と
の間でデータの送受信を行なう送受信機33、遺失物に
関するデータを入力する入力装置34、および各種情報
を表示する表示装置35を有している。
【0031】以下、上記システムの機能について説明す
る。尚、ここでは、各駅2に対し、落とし主以外の第3
者によって拾得物の届け出がなされたとき、および落と
し主によって遺失物の届け出がなされたとき、に場合分
けして説明する。
【0032】駅2を介して拾得物の届け出がなされる
と、駅係員は、駅制21の送受信機25を介して当該拾
得物に関する情報をセンタ4に送信するとともに、駅制
21の送受信機26を介して当該拾得物に関する情報を
表示機22に送信する。
【0033】センタでは、駅制21から送信された当該
拾得物に関する情報を送受信機11を介して受信し、受
信した情報を更新制御部13を介して記憶装置12に登
録する。登録した情報は、必要に応じて抽出制御部14
を介して抽出され、送受信機11を介して各駅2へ送信
される。尚、登録した拾得物が持ち主に返された場合に
は、当該拾得物に関する情報が、更新制御部13によっ
て記憶装置12から直ちに消去される。
【0034】また、表示機22では、駅制21から送信
された当該拾得物に関する情報を送受信機27を介して
受信し、受信した情報を表示装置28を介して表示す
る。このとき、表示装置28では、拾得物に関する情報
を選択的に表示でき、例えば氏名の記載のある拾得物に
関してはその氏名のみをカタカナで表示することもでき
る。また、表示方法として、表示内容を流しながら表示
するいわゆるスクロール表示ができる。尚、表示した拾
得物が持ち主に返された場合には、当該拾得物に関する
表示が自動的に消去される。
【0035】例えば、定期券が拾得物として届けられた
場合、届け出を受けた駅2の定発機23の登録装置30
を介して、当該定期券の券面情報や磁気情報が登録され
る。登録された当該定期券に関する情報は、定発機23
の表示装置32を介して表示されるとともに、定発機2
3の送受信機29および駅制21を介して即座にセンタ
4へ送信される。
【0036】センタ4では、駅制21を介して送信され
た当該定期券に関する情報を送受信機11を介して受信
し、受信した情報を更新制御部13を介して記憶装置1
2に登録する。このとき、センタ4は、登録した情報の
うち当該定期券の発駅および着駅に関する情報を抽出
し、送受信機11を介して抽出した発駅および着駅へ当
該定期券に関する情報を即座に送信する。
【0037】センタ4から当該定期券に関する情報を送
信された発駅および着駅では、表示機22を介して当該
定期券に関する情報を表示して落とし主に対する注意を
促す。このとき、発駅および着駅の表示機22には、当
該定期券に関する情報のうち持ち主の氏名がカタカナで
表示される。
【0038】つまり、本システムでは、拾得された定期
券がいずれかの駅に届けられた時点で、当該定期券の発
駅および着駅にて当該定期券の持ち主の氏名がカタカナ
表示される。
【0039】尚、当該定期券が落とし主に返却された場
合、センタ4の記憶装置12に登録した当該定期券に関
する情報が即座に消去されるとともに、当該定期券の発
駅および着駅の表示機22を介して表示した当該定期券
に関する情報が即座に消去される。
【0040】一方、忘れ物や落し物をした乗客によって
駅務室などに遺失物の届け出がなされた場合、駅係員
は、検索機24の入力装置34を介して、当該遺失物に
関する情報を入力する。入力される情報には、落し物の
種類、色、柄、落とし場所、時間などがあり、できるだ
け多くの情報がコード化されて入力される。入力された
情報は、検索機24の表示装置35を介して表示される
とともに、送受信器33および駅制21を介してセンタ
4へ送信される。
【0041】センタ4では、送受信器11を介して受信
した当該遺失物に関する情報に基づいて、抽出制御部1
4を介して記憶装置12から該当する情報を抽出する。
抽出された情報は、送受信器11を介して届け出のあっ
た駅2に返信され、この駅2の検索機24の表示装置3
5を介して表示される。このとき、表示装置35では、
該当した情報の件数が表示され、その内容が一覧表示さ
れる。
【0042】駅係員は、検査機24の表示装置35を介
して表示された情報と落とし主から聞いた遺失物に関す
る情報とを付け合わせて確認した上で、遺失物の所在を
落とし主に伝える。
【0043】特に、定期券を無くした乗客によって定期
券の再発行の要求がなされると、駅係員は、落とし主か
ら当該定期券に関する情報を聞いて、定発機23の登録
装置30を介してこの情報を登録する。登録される定期
券に関する情報には、電話番号、氏名、発駅・着
駅、有効期間などがある。登録された情報は、定発機
23の表示装置32を介して表示されるとともに、送受
信器29および駅制21を介してセンタ4へ送信され
る。
【0044】センタ4では、送受信器11を介して受信
した当該定期券に関する情報に基づいて、抽出制御部1
4を介して記憶装置12から該当する情報を検索する。
この場合、落とし主以外の第3者によって当該定期券が
拾得され、いずれかの駅2を介して当該定期券に関する
情報が既に記憶装置12に登録されていれば、定期券を
落とした直後であってもセンタ4にて当該定期券に関す
る情報を即座に抽出できる。
【0045】センタ4にて抽出された当該定期券に関す
る情報は、送受信器11を介して届け出のあった駅2に
返信され、この駅2の駅制21および定発機23の送受
信機29を介して受信される。当該定期券に関する情報
を受信した定発機23では、受信した情報を表示装置3
2を介して表示する。駅係員は、表示装置32を介して
表示された検索情報と落とし主から聞いた当該定期券に
関する情報とを付け合わせて確認し、定発機23の発行
装置31を介して、当該定期券に相当する有効期間や発
・着駅に関するデータを書込んだ新たな定期券を再発行
する。
【0046】つまり、本システムでは、紛失した定期券
がいずれかの駅に届けられてその情報が記憶装置12に
登録されていれば、落とし主は、どこの駅に行っても即
座に定期券の再発行を受けることができる。
【0047】紛失した定期券の代りに新たな定期券が再
発行されると、新たな定期券を発行した定発機23から
駅制21を介してセンタ4に対して再発行済みの信号が
送信され、センタ4の記憶装置12に登録した当該定期
券に関する情報が更新制御部13による制御によって消
去される。また、定期券が再発行されると、当該定期券
の発駅および着駅の表示機22を介して表示されていた
当該定期券に関する拾得情報が自動的に消去される。
【0048】以上のように、本発明の拾得物管理システ
ムによると、落し物や忘れ物が届けられると同時にセン
タに登録されるため、届け出のあった拾得物に関する情
報をリアルタイムで管理できる。また、この発明のシス
テムでは、拾得物に関する情報をどこの駅からもオンラ
インで検索することができるため、落とし主は遺失物を
即座に探すことができる。このため、遺失物の捜索にか
かる駅係員およびセンタ係員の作業負担を低減できる。
【0049】また、本システムでは、拾得物に記載され
ている落とし主の氏名などのデータを各駅の表示機を介
して自動的に表示/消去でき、駅係員の作業負担を低減
できる。
【0050】さらに、遺失物が定期券である場合には、
当該定期券がいずれかの駅に届けられてセンタに登録済
みであれば、落とし主は、センタに当該定期券を取に行
かなくても、どこの駅からでも定期券の再発行を受ける
ことができる。
【0051】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では、鉄道の駅
などの忘れ物や落し物を管理するシステムについて説明
したが、多くの人が集まる公共施設や企業などにおける
拾得物の管理にも利用できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の拾得物
管理システムは、上記のような構成および作用を有して
いるので、届け出のあった拾得物に関する情報をリアル
タイムで管理でき、この情報をオンラインで検索するこ
とにより遺失物を素早く探すことができ、遺失物の捜索
にかかる作業負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る拾得物管理システ
ムを概略的に示すブロック図。
【符号の説明】
2…駅、 4…忘れ物センタ、 11、25、26、27、29、33…送受信機、 12…記憶装置、 13…更新制御部、 14…抽出制御部、 21…駅務機器制御機、 22…表示機、 23…定期券発行機、 24…検索機、 28、32、35…表示装置、 30…登録装置、 31…発行装置、 34…入力装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拾得物に関する拾得物データを入力する
    第1の入力手段と、 この第1の入力手段を介して入力された拾得物データを
    記憶する記憶手段と、 遺失物に関する遺失物データを入力する第2の入力手段
    と、 この第2の入力手段を介して入力された遺失物データに
    基づいて、上記記憶手段にて記憶された拾得物データを
    検索し、当該遺失物に相当する拾得物データを抽出する
    検索手段と、 を備えていることを特徴とする拾得物管理システム。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、上記検索手段にて抽出
    された拾得物データを消去することを特徴とする請求項
    1記載の拾得物管理システム。
  3. 【請求項3】 拾得物に関する拾得物データを入力する
    第1の入力手段と、 この第1の入力手段を介して入力された拾得物データを
    記憶する記憶手段と、 この記憶手段にて記憶した拾得物データを選択的に抽出
    して表示する表示手段と、 遺失物に関する遺失物データを入力する第2の入力手段
    と、 この第2の入力手段を介して入力された遺失物データに
    基づいて、上記記憶手段にて記憶された拾得物データを
    検索し、当該遺失物に相当する拾得物データを抽出する
    検索手段と、 を備えていることを特徴とする拾得物管理システム。
  4. 【請求項4】 上記記憶手段は、上記検索手段にて抽出
    された拾得物データを消去し、 上記表示手段は、上記検索手段にて抽出された拾得物デ
    ータに関する表示を消去することを特徴とする請求項3
    記載の拾得物管理システム。
  5. 【請求項5】 拾得物に関する拾得物データを入力する
    第1の入力手段と、 この第1の入力手段を介して入力された拾得物データを
    記憶する記憶手段と、 遺失物に関する遺失物データを入力する第2の入力手段
    と、 この第2の入力手段を介して入力された遺失物データに
    基づいて、上記記憶手段にて記憶された拾得物データを
    検索し、当該遺失物に相当する拾得物データを抽出する
    検索手段と、を備え、 上記第1の入力手段、第2の入力手段、および検索手段
    をそれぞれ備えた複数の端末手段と、 上記記憶手段を備え、上記複数の端末手段との間で通信
    可能に設けられた集中管理手段と、 を備えていることを特徴とする拾得物管理システム。
  6. 【請求項6】 上記集中管理手段は、上記複数の端末手
    段のうちいずれかの検索手段を介して抽出された拾得物
    データを上記記憶手段から自動的に消去する消去手段を
    有することを特徴とする請求項5記載の拾得物管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 拾得した定期券に関する拾得定期券デー
    タを入力する第1の入力手段と、 この第1の入力手段を介して入力された拾得定期券デー
    タを記憶する記憶手段と、 紛失した定期券に関する紛失定期券データを入力する第
    2の入力手段と、 この第2の入力手段を介して入力された紛失定期券デー
    タに基づいて、上記記憶手段にて記憶された拾得定期券
    データを検索し、紛失した定期券に相当する拾得定期券
    データを抽出する検索手段と、 この検索手段にて抽出された拾得定期券データに基づい
    て、紛失した定期券の代りに当該定期券に相当する定期
    券を再発行する発行手段と、 を備えていることを特徴とする拾得物管理システム。
  8. 【請求項8】 上記記憶手段は、上記発行手段にて定期
    券が再発行されたことを条件に、上記検索手段にて抽出
    されて当該定期券の再発行に使用された拾得定期券デー
    タを消去することを特徴とする請求項7記載の拾得物管
    理システム。
  9. 【請求項9】 各駅に設置され、拾得した定期券の発駅
    および着駅に関するデータを含む拾得定期券データを入
    力する第1の入力手段と、 各駅との間でデータの送受信が可能な集中管理センタに
    設けられ、上記第1の入力手段を介して入力された拾得
    定期券データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段にて記憶した拾得物データに含まれる上記
    発駅および着駅に関するデータに基づいて、当該拾得物
    データを上記発駅および着駅にて表示する表示手段と、 上記各駅に設置され、紛失した定期券に関する紛失定期
    券データを入力する第2の入力手段と、 上記各駅に設置され、上記第2の入力手段を介して入力
    された紛失定期券データに基づいて、上記記憶手段にて
    記憶された拾得定期券データを検索し、紛失した定期券
    に相当する拾得定期券データを抽出する検索手段と、 上記各駅に設置され、上記検索手段にて抽出された拾得
    定期券データに基づいて、紛失した定期券の代りに当該
    定期券に相当する定期券を再発行する発行手段と、 を備えていることを特徴とする拾得物管理システム。
  10. 【請求項10】 上記集中管理センタは、上記発行手段
    にて定期券が再発行されたことを条件に、上記検索手段
    にて抽出されて当該定期券の再発行に使用された拾得定
    期券データを上記記憶手段から消去する消去手段を有
    し、 上記表示手段は、上記発行手段にて定期券が再発行され
    たことを条件に、上記検索手段にて抽出されて上記発駅
    および着駅に表示された拾得定期券データを消去するこ
    とを特徴とする請求項9記載の拾得物管理システム。
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