JP2000172242A - 画像表示制御装置 - Google Patents

画像表示制御装置

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JP2000172242A
JP2000172242A JP10343954A JP34395498A JP2000172242A JP 2000172242 A JP2000172242 A JP 2000172242A JP 10343954 A JP10343954 A JP 10343954A JP 34395498 A JP34395498 A JP 34395498A JP 2000172242 A JP2000172242 A JP 2000172242A
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Japan
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memory
image
planes
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JP10343954A
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Kiyoyuki Isoda
清之 磯田
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用のシングルポートメモリを使用して
複数の異なる色数の画像プレーンを保存する画像メモリ
においてメモリ空間を有効に使用することを可能とす
る。 【解決手段】 プロセッサ1から出力されるそれぞれ色
数の異なる複数のプレーンを有する画像データを、指定
した任意のアドレスに読み出し/書き込みが可能なシン
グルポートの画像メモリ2に記憶し、複数のプレーンを
表示部へ合成表示する画像表示制御装置は、バースト状
に画像メモリ2から読み出されたそれぞれのプレーンの
データを一時保存する複数の一時保存メモリ3,4,5
と、画像メモリ2に記憶するプレーンのサイズに応じ
て、読み出すアドレスをバースト単位でプレーンの順番
に巡回し、アドレスカウンタ11からの出力を画像メモ
リ2のアドレスへと変換するアドレス変換部9とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
電子計算機に使用される汎用のシングルポートメモリを
用いて画像表示を行う画像表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子計算機上で作成した図形や文字等の
画像データをCRT等の画面上に表示する画像表示装置
においては、フレームバッファと呼ばれる表示画像デー
タを記憶するメモリが必要であり、このメモリはランダ
ムアクセスメモリとシリアルアクセスメモリとを有し、
電子計算機上で作成した画像データをランダムアクセス
メモリへ書き込むためのランダムポートと、ランダムア
クセスメモリの一行のデータをシリアルアクセスメモリ
へ転送し、CRTへの画面表示に必要な連続データの読
み出しをシリアルアクセスメモリから行うシリアルポー
トとを備えたデュアルポートメモリが一般に用いられて
いる。
【0003】このデュアルポートメモリは、例えば図1
0に示す構成からなり、通常のDRAMメモリセルで構
成されるRAM部100の他にデータレジスタで構成さ
れるSAM部110を内蔵しており、これらRAM部1
00とSAM部110が別々のポートを持っており、こ
れらRAM部100とSAM部110とを全く独立、非
同期に動作させることができる。
【0004】従って、RAM部100のランダムポート
側を画像プロセッサのデータの読み書き用に使用し、S
AM部110のシリアルポート側をCRT等の表示デバ
イスの表示用に用いるようにすれば、これら動作を全く
独立に行うことができるので、効率の良いビデオメモリ
を実現できる。
【0005】ここで、上記デュアルポートメモリにおけ
るRAM部100はアドレスポートを有し、アドレス信
号によってデータが読み書きされるものであるが、SA
M部110はアドレス信号ではなく所定のクロック信号
に同期してデータを低位のアドレスから順に出力するも
のである。すなわち、SAM部110においては、クロ
ック信号が順次インクリメントされるカウント動作が行
われ、このカウント信号に従って、データが低位のアド
レスから順位読み出されるものである。なお、このデュ
アルポートメモリにおいては、RAM部100からSA
M部110へは、所定ビット数(例えば1024ビッ
ト)単位にデータが転送されるようになっている。
【0006】ところで、従来、画像メモリに対する画像
データの記憶方式としては、プレーン型があるが、デジ
タル放送等のサービスを提供するセットトップボックス
等の受信機を構成する場合、図9に示すように複数のプ
レーンを有するビデオメモリが必要となるケースがあ
る。これら複数のプレーンは、一つは自然画表示のため
に色数の多いプレーンAであったり、文字図形を表示す
るために色数の少ないプレーンBであったりする。ま
た、プレーン間を合成表示する係数を保持するために切
替制御するプレーンCも存在する。
【0007】プロセッサ側から画像データを記憶するプ
レーンを見た場合、上述した3つのプレーンはそれぞれ
個別に連続しているアドレス領域に画像データを保存す
る形式とすることがグラフィックス処理に関連するソフ
トウェアを実現するために望ましい。そのため、3つの
プレーンは図9に示すようにアドレス順にまとまってメ
モリ空間上に配置される。
【0008】一方、表示出力側では、プレーンA及びプ
レーンBの画像プレーンが切替制御プレーンCの値で画
素単位に合成され、出力されることが要求される場合が
ある。この場合、図8に示すように、プロセッサ101
から出力された画像データ及びアドレス信号は画像メモ
リ201,202及び切替制御プレーンメモリ203へ
出力される。そして、画像メモリ201,202及び切
替制御プレーンメモリ203は表示制御部204によっ
て制御され、画像合成部106によって画像の合成が行
われる。これらビデオメモリ201,202及び切替制
御プレーンメモリ203のぞれぞれについてデュアルポ
ートメモリが必要となっていた。
【0009】しかしながら、デュアルポートメモリの1
チップ当たりの記憶容量が増加するに従い、プレーン毎
に複数のデュアルポートメモリを配置せず、特開平8−
202324号に記載されているように、プロセッサ側
にアドレス変換部を設けることによって複数プレーンを
持つ画像を一つのマルチポートメモリでまかない、ビデ
オメモリを有効活用する方法が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−202324号に記載されている技術内容によれ
ば、画像データを記憶する各プレーンのメモリサイズが
同一である場合に、デュアルポートメモリを用いて同時
に複数のプレーンを並列して順次読み出して表示させる
用途として有効である。すなわち、プレーンのメモリサ
イズが同一の場合については、不要な空きメモリ領域を
発生することなく、メモリ空間を有効に使用することが
できる。しかしながら、前述したようなセットトップボ
ックス等に適用する例では、プレーン毎に1画素の色数
が異なっており、そのため、各プレーンのメモリサイズ
も異なってくる。従って、特開平8−202324号に
記載の方法では空き領域を最小限にして、効率良くメモ
リ空間に各プレーンを配置することは困難である。
【0011】また、デュアルポートメモリは画像用を中
心として開発されたデバイスであり、コンピュータ等の
電子計算機に使用する主記憶装置に用いられる汎用のシ
ングルポートメモリと比較した場合に、コストが割高に
なる。
【0012】本発明は、このデュアルポートメモリに代
わって、電子計算機に一般的に使用される比較的コスト
の低い汎用のシングルポートメモリを使用して、異なる
メモリサイズのプレーンをも効率良くメモリ上に配置可
能な画像表示制御装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、プロセッサ1から出力されるそれぞ
れ色数の異なる複数のプレーンを有する画像データを、
指定した任意のアドレスに読み出し/書き込みが可能な
単一ポートの画像メモリ2に記憶し、前記複数のプレー
ンを表示部へ合成表示する画像表示制御装置において、
前記プロセッサ1からのメモリアクセスと前記表示部か
らのメモリアクセスを切替えるマルチプレクサ7,8
と、バースト状に前記画像メモリ2から読み出されたそ
れぞれのプレーンのデータを一時保存する前記複数のプ
レーンに対応した複数の一時保存メモリ3,4,5と、
連続したアドレスを生成させるアドレスカウンタ11
と、前記画像メモリ2に記憶した前記複数のプレーンの
サイズに応じて、読み出すアドレスをバースト単位でプ
レーンの順番に巡回し、前記アドレスカウンタ11から
の出力を前記画像メモリ2のアドレスへと変換するアド
レス変換部9と、前記複数の一時保存メモリ3,4,5
へのアドレス変換処理の制御を行う表示制御部12と、
前記複数の一時保存メモリからの出力で前記複数のプレ
ーンの画像を合成する画像合成部6と、前記アドレス変
換部9のモードを指定するアドレス変換タイプ選択部1
0とを備えたことを特徴とする画像表示制御装置を提供
する。
【0014】また、前記各プレーンの色数の比が2のn
乗(ただし、nは正の整数)の関係であるとき、前記各
プレーンにおけるバースト転送長の比の関係は前記各プ
レーンの色数の比と同一の関係を有し、前記アドレス変
換部9の変換処理を、前記各プレーンのバースト転送長
の比における2の対数で示される整数値の本数よりも下
位のアドレス線を除く上位アドレス線の入れ替えによっ
て行うことを特徴とする画像表示制御装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像表示制御
装置の一実施例について図面を参照して説明する。図1
は本発明に係る画像表示制御装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【0016】画像メモリ2はシングルポートの入出力
(読み出し/書き込み)を持ったメモリで、コンピュー
タの主記憶装置等に用いられる汎用のダイナミックRA
Mを使用している。画像メモリ2のアドレス信号とデー
タ信号は、それぞれアドレスバスマルチプレクサ7とデ
ータバスマルチプレクサ8で2つのポートから時分割す
ることによってアクセスが可能な構成となっている。
【0017】すなわち、一方のアドレスバスマルチプレ
クサ7ははプロセッサ1側に接続されており、もう一方
のデータバスマルチプレクサ8は表示を目的とする一時
保存メモリ3,4,5側(表示側)に接続されている。
そのため、デュアルポートメモリを使用した場合とは異
なり、アドレスバスマルチプレクサ7及びデータバスマ
ルチプレクサ8でプロセッサ1側のバスを選択している
期間のみプロセッサ1から画像メモリ2へのアクセスが
可能となる。
【0018】また、画像メモリ2は必要に応じてデータ
バス幅を広げ、一回に転送できるデータ量を増加させる
ために、必要に応じてシングルポートメモリを並列に複
数使用する。プロセッサ1側からは図2に示すように、
プレーン毎に連続したアドレスを確保し、その領域にそ
れぞれ表示画像データや切替制御データを書き込むこと
が可能となっている。ここでは、図9に示すような自然
画を表示するために色数の多いプレーンA、文字図形を
表示するために色数の少ないプレーンB、プレーン間を
合成表示するための切替制御用プレーンCの3プレーン
を想定して説明する。図2において、PA0,PA1,
…,PAm,PB0,PB1,…,PBm,PC0,P
C1,…,PCmは、いくつかの連続したアドレスから
なるデータ列を示している。画像表示のための読み出し
時にはPA0,PB0,PC0,PA1,PB1,PC
1,…,PAm,PBm,PCmの順に画像メモリ2よ
りデータ列単位でバースト状に読み出される。
【0019】また、画像メモリ2から表示のために複数
のプレーンを合成する画像合成部6とデータバスマルチ
プレクサ8との間に一時保存メモリ3,4,5を配置さ
せている。この一時保存メモリ3,4,5には最初に書
き込んだデータから順に読み出しが可能な比較的記憶容
量の小さいFIFOメモリ等が使用される。一時保存メ
モリ3では画像メモリ2のプレーンAからデータ列に読
み出したプレーンAのバーストデータを一時的に保持す
る。同様に一時保存メモリ4ではプレーンBのデータ列
を、一時保存メモリ5ではプレーンCのデータ列を一時
的に保持する。
【0020】一時保存メモリ3,4,5に保存されたそ
れぞれのデータ列は表示制御部12によって発生したタ
イミングで同一時刻に各データ列が並列に読み出され、
必要に応じて画像の色数を合わせたデータ幅への変換処
理を一時保存メモリ3,4,5にて行う。そして、それ
ぞれのデータ列は画像合成部6に供給され、合成画像へ
と処理されて、図示しないDA変換器等の次の処理手段
へと伝送される。
【0021】次に、各プレーンのデータ列をバースト的
に順番に読み出してアドレスを発生させる構成を説明す
る。表示制御部12からアドレスカウンタ11で指定さ
れるバースト転送区間識別信号51は図3のタイミング
チャートに示されるタイミング信号であり、バースト転
送区間のみアドレスカウンタ11で図示しないクロック
によって順次アドレスをインクリメントする。このクロ
ックは表示制御部12から供給、もしくは図示しない外
部のクロック発生装置から供給され、最終的に表示出力
に使用される画像信号のクロックとの同期関係は要求さ
れない。
【0022】また、アドレスカウンタ11は単一もしく
は表示画面の水平方向と垂直方向のそれぞれ2つのカウ
ンタによって構成されており、画像メモリ2のアドレス
空間のうち、表示に使用する画像データが格納されてい
る領域のアドレスを順に発生させる。アドレス変換部9
ではアドレス変換タイプ選択部10からの信号をもと
に、複数のアドレス変換処理を切替えて使用する。な
お、アドレスはA0からAnまでのn+1ビットであ
り、プレーン識別ビットを含んでいる。
【0023】次に、アドレス変換部9で変換されたアド
レスはアドレスバスマルチプレクサ7に供給される。表
示制御部12からアドレスバスマルチプレクサ7及びデ
ータバスマルチプレクサ8へ供給されるバースト転送区
間識別信号51によって示されるバースト転送区間にお
いては、各マルチプレクサ7,8の端子Qと端子Iが内
部で接続されており、アドレス変換部9からのアドレス
が画像メモリ2へ供給される。それ以外の区間について
は、端子Qと端子Eが接続され、プロセッサ1から画像
メモリ2へのアクセスが可能となるプロセッサアクセス
有効区間となる。
【0024】そして、アドレス変換部9とアドレス変換
タイプ選択部10の動作について説明する。アドレス変
換部9はアドレスカウンタ11からインクリメントする
アドレスを画像メモリ2から一時保存メモリ3,4,5
へ複数のデータをバースト状に転送するために不連続な
アドレスへと変換する処理部である。
【0025】例えば、3つのプレーンA,B,Cで構成
され、プレーンBとプレーンCの色数に相当する1画素
当たりの情報量がプレーンAの1/2である場合、図2
に示すように、一回のバースト転送長を、プレーンAは
2のJ乗、プレーンB及びプレーンCは2の(J−1)
乗(ただし、Jは1以上の整数とする)とすると、この
とき、各プレーンのバースト転送長の比はプレーンの色
数の比と同一の関係にあるので、アドレス変換タイプ選
択部10は図4(a)に示す構成となる。なお、このア
ドレス変換タイプ選択部10の入力にはアドレス線Aj
+1が使用される。
【0026】また、プレーンA配置指定信号はプレーン
Aのメモリ空間を2分した空間のうち、いずれの空間に
配置されるかを決定するアドレス変換タイプ選択部10
内部の信号であり、その信号の論理により図5(a)か
図5(b)に示すいずれかのメモリ配置が可能である。
変換タイプ選択信号52は複数の信号線から構成される
が、そのいずれか一つの選択信号が能動となる信号線で
ある。すなわち、プレーンAがバースト転送される区間
ではSEL_T2が能動となり、アドレス変換部9の内
部接続は図6に示すT2の状態となる。
【0027】また、プレーンB及びプレーンCがバース
ト転送される区間ではSEL_T4が能動となり、アド
レス変換部9の内部接続が図6に示すT4の状態とな
る。
【0028】具体的に説明すると、例えばメモリ配置を
図5(a)に示すような配置とした場合、プレーンAの
位置が上側にあることからプレーンA配置指定信号は0
となり、変換前のアドレスAj+1が0である区間では
図4(a)に示す論理回路によって図6に示すT2がア
ドレス変換部9の内部接続として選択され、変換前のア
ドレスAj+1が1である区間では図4(a)に示す論
理回路によって図6に示すT4がアドレス変換部9の内
部接続として選択される。
【0029】また、メモリ配置を図5(b)に示すよう
な配置とした場合、プレーンAの位置が下側にあること
からプレーンA配置指定信号は1となり、変換前のアド
レスAj+1が0である区間では図4(a)に示す論理
回路によって図6に示すT4がアドレス変換部9の内部
接続として選択され、変換前のアドレスAj+1が1で
ある区間では図4(a)より図6に示すT2がアドレス
変換部9の内部接続として選択される。
【0030】上述した処理の後、図6に示すように、ア
ドレス変換部9ではバースト転送長が2のJ乗であれ
ば、アドレス(J+1)以上のアドレスの入れ替えを行
い、バースト転送長が(J−1)であれば、アドレスJ
以上のアドレスの入れ替えを行っている。
【0031】すなわち、ここでは各プレーンA,B,C
の色数の比がプレーンA:プレーンB:プレーンC=
2:1:1の関係であるとき、一回のバースト転送長
を、プレーンAは2のJ乗、プレーンB及びプレーンC
は2の(J−1)乗(ただし、Jは1以上の整数とす
る)とすると、このとき、各プレーンのバースト転送長
の比はプレーンの色数の比と同一の関係にあり、アドレ
ス変換部9の変換処理を各プレーンA,B,Cのバース
ト転送長の比における2の対数で示される整数値の本数
よりも下位のアドレス線を除く上位のアドレス線の入れ
替えによって行っている。
【0032】別の例として、4つのプレーンA,B,
C,Dで構成され、プレーンBの1画素当たりの情報量
がプレーンAの1/2、プレーンC及びプレーンDの1
画素当たりの情報量がプレーンAの1/4のケースであ
るとき、そのメモリ配置は図5(c)に示すような構成
となる。このとき、アドレス変換タイプ選択部10は図
4(b)に示す構成となる。変換タイプ選択信号52は
同様にいずれかの選択信号が能動となる信号線であり、
プレーンAがバースト転送される区間ではSEL_T2
が能動となり、アドレス変換部9の内部接続は図6に示
すT2の状態となる。また、プレーンBがバースト転送
される区間はSEL_T4が能動となり、アドレス変換
部9の内部接続は図6に示すT4の状態となる。更に、
プレーンC及びプレーンDがバースト転送される区間は
SEL_T8が能動となり、アドレス変換部9の内部接
続は図6に示すT8の状態となる。
【0033】具体的に説明すると、例えばメモリ配置を
図5(c)に示すような配置とした場合、プレーンAの
位置が全体の上側にあることからプレーンA配置指定信
号は0となり、変換前のアドレスAj+1が0である区
間では図4(b)に示す論理回路によって図6に示すT
2がアドレス変換部9の内部接続として選択される。
【0034】一方、変換前のアドレスAj+1が1であ
る区間では図4(b)に示すANDの一方の入力が1と
なる。そして、プレーンBの位置がプレーンAを除くプ
レーンB,C,Dの中でプレーンBが上側にあることか
らプレーンB配置指定信号は0となり、変換前のアドレ
スAjが0である区間では図4(b)に示す論理回路に
よって図6に示すT4がアドレス変換部9の内部接続と
して選択される。
【0035】また、変換前のアドレスAj+1が1であ
る区間では図4(b)に示す論理回路によって図6に示
すT8がアドレス変換部9の内部接続として選択され
る。
【0036】上述した処理の後、図6に示すように、ア
ドレス変換部9ではバースト転送長が2のJ乗であれ
ば、アドレス(J+1)以上のアドレスの入れ替えを行
い、バースト転送長が(J−1)であれば、アドレスJ
以上のアドレスの入れ替えを行っている。
【0037】以上の構成により、各プレーンを順に一時
保存メモリ3,4,5に対して時分割でバースト転送さ
せ、前記一時保存メモリ3,4,5より並列して読み出
し、画像を合成することによって合成画像を得ることが
可能となる。
【0038】次に、図7を用いて一時保存メモリ3,
4,5の構成を説明する。一時保存メモリの内部には2
つのFIFOa801、FIFOb802により構成さ
れており、表示制御信号53によって2つのFIFOの
うち一方は書き込み動作、他方は読み出し動作になるよ
うに、内部のセレクタ803,804が背反的に作動す
る。また、基の色数のビット数より広いデータ幅で画像
メモリ2よりデータが読み出される場合にはデータ幅変
換器805で元の色数のビット数に整列される。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る画像表示制御装置によれ
ば、汎用のシングルポートメモリを使用して、異なる色
数を有するプレーンを効率良くメモリに配置することが
できるので、メモリ空間を有効に活用することができ、
コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示制御装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】プレーンの構成とバースト転送の順序を示す図
である。
【図3】本発明に係る画像表示制御装置の表示転送タイ
ミングを示す図である。
【図4】アドレス変換タイプ選択部の構成を示す図であ
る。
【図5】プレーンのアドレスマップを示す図である。
【図6】アドレス変換部の構成を示す図である。
【図7】一時保存メモリの構成を示す図である。
【図8】従来の画像表示制御方法の構成を示す図であ
る。
【図9】プレーンの構成を示す図である。
【図10】デュアルポートビデオメモリを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 画像メモリ 3,4,5 一時保存メモリ 6 画像合成部 7 アドレスバスマルチプレクサ 8 データバスマルチプレクサ 9 アドレス変換部 10 アドレス変換タイプ選択部 11 アドレスカウンタ 12 表示制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサから出力されるそれぞれ色数の
    異なる複数のプレーンを有する画像データを、指定した
    任意のアドレスに読み出し/書き込みが可能な単一ポー
    トのメモリに記憶し、前記複数のプレーンを表示部へ合
    成表示する画像表示制御装置において、 前記プロセッサからのメモリアクセスと前記表示部から
    のメモリアクセスを切替えるマルチプレクサと、 バースト状に前記メモリから読み出されたそれぞれのプ
    レーンのデータを一時保存する前記複数のプレーンに対
    応した複数の一時保存メモリと、 連続したアドレスを生成させるアドレスカウンタと、 前記メモリに記憶した前記複数のプレーンのサイズに応
    じて、読み出すアドレスをバースト単位でプレーンの順
    番に巡回し、前記アドレスカウンタからの出力を前記メ
    モリのアドレスへと変換するアドレス変換部と、 前記複数の一時保存メモリからの表示制御を行う表示制
    御部と、 前記複数の一時保存メモリからの出力で前記複数のプレ
    ーンの画像を合成する画像合成部と、 前記アドレス変換部のモードを指定するアドレス変換タ
    イプ選択部と、 を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 【請求項2】前記各プレーンの色数の比が2のn乗(た
    だし、nは正の整数)の関係であるとき、 前記各プレーンにおけるバースト転送長の比の関係は前
    記各プレーンの色数の比と同一の関係を有し、 前記アドレス変換部の変換処理を、前記各プレーンのバ
    ースト転送長の比における2の対数で示される整数値の
    本数よりも下位のアドレス線を除く上位アドレス線の入
    れ替えによって行うことを特徴とする請求項1に記載の
    画像表示制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014663A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示前処理装置および画像表示装置
JP2002014649A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置
JP2009070162A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Mitsubishi Electric Corp 画像転送装置

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JP2002014649A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置
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