JP2000170634A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

内燃機関の点火装置

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JP2000170634A
JP2000170634A JP10347187A JP34718798A JP2000170634A JP 2000170634 A JP2000170634 A JP 2000170634A JP 10347187 A JP10347187 A JP 10347187A JP 34718798 A JP34718798 A JP 34718798A JP 2000170634 A JP2000170634 A JP 2000170634A
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protrusion
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Satoshi Ozaki
聡 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、突起形状を変えるだけで、点
火制御回路を複雑にすることなく従来の回路構成を用い
て確実に逆転時の点火を防止できる内燃機関の点火装置
を提供する。 【解決手段】 クランク軸に同期して回転するローター
1と、このローター外周に設けた少なくとも1個の突起
2と、この突起に対向する位置のローターの外側に設け
た突起検出器3と、この突起検出器の検出出力に応じて
点火信号を出力する点火回路11と、この点火回路に接
続された点火コイル7とを備え、前記突起検出器3は、
前記ローター1の回転によりこの突起検出器の位置を通
過する前記突起2の変化量に応じた大きさで変化の増減
方向に応じた正または負の検出信号を発生する内燃機関
の点火装置において、前記突起検出器の検出信号は、ロ
ーターの正転時には正または負のいずれか一方のみの極
性の信号であり、ローターの逆転時には正転時とは逆極
性の信号となるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の点火装置
に関し、特に逆転時の点火防止構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば自動二輪車の内燃機関の点
火装置は、図5に示すように、ローター20の外周に設
けた突起21を検出器(パルサーコイル)22で検出
し、点火回路23により点火パルスを発信して点火コイ
ル24を駆動し、点火プラグ25をスパークさせる構成
である。ローター20はクランク軸上に装着されクラン
ク軸と同期して回転する。突起21は、ローター20の
正常な回転方向A(正転)に関し、前端21aと後端2
1bでローター外周から突出して立上がり、上面は一定
幅の帯状の形状である。
【0003】パルサーコイル22は、ローター20の回
転によりこのパルサーコイル22の位置を通過する突起
21の高さによる磁束の変化からこの突起21を検出し
てパルス信号を発する。
【0004】図6は、このパルサーコイル22の検出信
号および点火回路による点火信号を示す。ローター20
の正転時(図5矢印A)には、図6(A)に示すよう
に、突起21の前端21aを検出して発する正のパルス
p1とこれに連続して突起21の後端21bを検出して
発する負のパルスp2が1回転ごとにパルサーコイル2
2から発生する。低回転時には、ハード点火方式で点火
され、点火回路23は、(B)に示すように、2番目の
パルスp2をトリガーとしてこのパルスp2のタイミン
グでそのまま機械的に点火信号p3を発生して点火プラ
グをスパークさせる。所定の回転数以上では、ソフト点
火方式に切替えられ、(C)に示すように、最初のパル
スp1を基準としてタイマーによりセットされた所定時
間t後に点火パルスp4を発生して点火プラグをスパー
クさせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の点火装置において、キック中にエンジンの圧
縮力の反力によりキックペダルが跳ね返るケッチンが起
きてエンジンが逆転した場合等に、ローターが図5矢印
Dのように逆転すると、図6(D)に示すように、パル
サーコイル22は正転時と同じ形状のパルスp1’、p
2’を発生する。これは、例えば、突起21の検出途中
で逆転した場合には、前端21aで最初に正のパルスp
1’を発生し、途中で逆転して再び前端21aが検出さ
れ負のパルスp2’を発生するためであり、また突起2
1を検出後に逆転した場合には、後端21bを先に検出
して正のパルスp1’を発生し、続いて前端21aを検
出して負のパルスp2’を発生するためである。このよ
うにエンジンが逆転した場合に、正転のときと同じ波形
のパルス信号が発生されるため、点火回路により正転時
と同じように点火パルスが発生されエンジンが点火され
る。
【0006】このような逆転時の点火を防止するため
に、 :フライホイル(ローター)の外側に2つのピックア
ップコイル(パルサーコイル)を設け、エンジンの逆転
時には、信号を無効にして点火信号の出力を停止する点
火装置(実開昭62−16773号公報)、および :ピックアップからの信号とチャージコイルからの信
号をそれぞれ波形整形し、両信号の位相差からエンジン
の逆転を検出して点火信号の出力を停止する逆転防止装
置(特開昭62−247180号公報)が提案されてい
る。
【0007】しかしながら、上記の公報記載の点火装
置では、ピックアップコイルが2個必要となって、エン
ジン周りの構造や配線等が複雑になり、信頼性が低下す
るとともにスペース的な制約も大きく組立やメンテナン
スも面倒になりコストも上昇する。さらに逆転判別等の
ために内部の信号処理回路が複数必要になり、新たな回
路構造を形成しなければならず、点火制御回路が複雑に
なる。
【0008】また、上記の公報記載の逆転防止装置で
は、点火制御回路内にピックアップコイル用とチャージ
コイル用の2つの波形整形回路が必要となって、これも
回路構造が複雑になり信頼性低下やコスト上昇の要因と
なる。
【0009】本発明は、上記従来技術を考慮したもので
あって、簡単な構造で突起形状を変えるだけで、点火制
御回路を複雑にすることなく、従来の回路構成自体は変
えることなくその設定の変更により確実に逆転時の点火
を防止できる内燃機関の点火装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、クランク軸に同期して回転するロータ
ーと、このローター外周に設けた少なくとも1個の突起
と、この突起に対向する位置のローターの外側に設けた
突起検出器と、この突起検出器の検出出力に応じて点火
信号を出力する点火回路と、この点火回路に接続された
点火コイルとを備え、前記突起検出器は、前記ローター
の回転によりこの突起検出器の位置を通過する前記突起
の変化量に応じた大きさで変化の増減方向に応じた正ま
たは負の検出信号を発生する内燃機関の点火装置におい
て、前記突起検出器の検出信号は、ローターの正転時に
は正または負のいずれか一方のみの極性の信号であり、
ローターの逆転時には正転時とは逆極性の信号となるよ
うに構成したことを特徴とする内燃機関の点火装置を提
供する。
【0011】この構成によれば、パルサーコイル等から
なる突起検出器は、ローター正転時には正または負のい
ずれか一方の極性(符号)の検出信号を発生し、逆転時
にはこれと逆極性(逆符号)の検出信号を発生するた
め、正転時の検出信号の極性の信号のときに点火信号を
出力するように点火回路を形成することにより、逆転時
には逆極性の信号であるため点火信号は発生されずエン
ジンに点火されない。
【0012】なお、検出信号は、点火回路により点火信
号を発生させるために必要な所定のレベル以上の強さの
信号であり、所定のレベル以下の信号は含まない。
【0013】好ましい構成例では、前記突起検出器は突
起の高さを磁束の変化により検出し、前記検出量の変化
は突起の高さの変化であって、回転方向に関し、突起の
一方の端部側は急峻に立ち上がり、他方の端部側はなだ
らかに傾斜または湾曲して形成されたことを特徴として
いる。
【0014】この構成によれば、突起検出器は、突起の
一端部側の急峻な立上がり端部のみを検出して検出信号
を発生し、他端部側のなだらかな端部は検出信号のレベ
ルが所定のレベル以下であって実質上検出信号を発生し
ないため、一定方向に回転中は正または負の一方の信号
のみしか発生しない。したがって、逆転時にはその逆極
性の信号のみしか発生しない。これにより、逆転判別の
ための新たなセンサーや回路等を設けることなく、突起
の簡単な機械加工により逆転時の点火を防止することが
できる。
【0015】別の好ましい構成例では、前記突起検出器
は突起の通過面積を磁束の変化により検出し、前記検出
量の変化は突起上面に対向する突起検出器の通過面積の
変化であって、回転方向に関し、突起上面の前記通過面
積が一方の端部から他方の端部に向かって徐々に減少ま
たは増加するように形成されたことを特徴としている。
【0016】この構成によれば、突起検出器は、突起の
一端部側の検出面積が広い端部のみを検出して検出信号
を発生し、他端部側に向かって検出面積が徐々に減少す
るため他端部での面積変化量が小さく検出信号が所定の
レベル以下となって実質上検出信号を発生しない。した
がって、一定方向に回転中は正または負の一方の信号の
みしか発生せず、逆転時にはこれと逆極性の信号しか発
生しない。これにより、逆転判別のための新たなセンサ
ーや回路等を設けることなく、突起の簡単な機械加工に
より逆転時の点火を防止することができる。
【0017】さらに好ましい構成例では、前記突起は、
回転方向に関し隣接して2個設けられたことを特徴とし
ている。
【0018】この構成によれば、連続して設けられた2
つの突起の検出信号の一方をハード点火方式による点火
信号発生用として用い、他方の検出信号をソフト点火方
式による点火信号発生用として用いることにより、エン
ジン回転数の応じて適正な点火時期方式を用いることが
できるとともに、回転変動の大きい始動時に遅角点火さ
せる場合に、2つの連続する検出信号間の時間差により
点火タイミング時での回転数が正確に計測され、これに
基づき点火時期の補正をすることができ、始動時におけ
る高精度の点火時期制御が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る点火装置のパルス発生用の突起形状の例を示
し、(A)はローター全体の側面図、(B)は突起部分
の上面図である。この実施形態は、クランク軸(図示し
ない)に同期して回転するローター1の外周面上に2個
の突起2をローター回転方向に連続して隣接して設けて
いる。各突起2は、回転方向に関し、一方の端部2aを
急峻に立上げ、他方の端部に向けて徐々に湾曲(または
傾斜)して高さが低くなる傾斜面2bを形成した形状で
ある。パルサーコイル3は、これらの突起2のローター
面からの高さの変化による磁束の変化から突起を検出
し、その高さの変化量に応じた検出信号を発生する。図
2は、このパルサーコイル3による突起2の検出信号お
よびこれに基づき発せられる点火信号の例を示す。図2
(A)は、ローターが正転(図1のA方向)している場
合の検出信号を示す。連続する2個の突起2の各立上が
り端部2aに対応して、パルサーコイル3がこれを検出
して正のパルス信号a1,a2を発生する。各突起2の
後端部側の傾斜面2bはなだらかな斜面であるため、負
側の検出信号は発生しないか発生しても所定のレベル以
下の弱い信号であり、点火信号を発生させるためのパル
サーコイルの検出信号は実質上発生しない。
【0020】低回転時には、ハード点火方式で点火さ
れ、パルサーコイル3に接続された点火回路(後述の図
3の11参照)は、(B)に示すように、2番目のパル
スa2をトリガーとしてこのパルスa2のタイミングで
そのまま機械的に点火信号bを発生して点火プラグをス
パークさせる。所定の回転数以上では、ソフト点火方式
に切替えられ、(C)に示すように、最初のパルスa1
を基準としてタイマーによりセットされた所定時間t後
に点火信号cを発生して点火プラグをスパークさせる。
この場合、点火回路はパルサーコイルの検出信号が所定
値以上の正の信号のときにのみ点火信号を発生するよう
に設定しておく。
【0021】このような構成において、エンジンが逆転
すると(図1矢印D)、逆転方向に関し前端部側となる
各突起2の傾斜面2bは検出されず、後端部側となる立
上がり端部2aが下がる方向に検出され、パルサーコイ
ル3は、(D)に示すように、各突起2の端部2aに対
応して負の検出信号d1,d2を発生する。このとき点
火回路は正の信号にのみ応答して点火信号を発生するよ
うに設定されているため、この負の信号d1,d2で
は、(E)に示すように点火信号は出力されない。した
がって、逆転時には点火プラグはスパークしない。
【0022】図3は、このような突起2を有する点火装
置の回路図である。ローター1はチャージコイル5を備
え、コンデンサー6を充電する。コンデンサー6は、点
火コイル7の一次側に接続される。点火コイル7の二次
側は点火プラグ8に接続される。コンデンサー6の両側
には、放電のゲートとなるツェナーダイオード9および
片側放電用のダイオード10が接続される。パルサーコ
イル3は、ハード点火回路12およびこれに並列するデ
ジタル制御回路13からなる点火進角回路11に接続さ
れる。ハード点火回路12は、前述の図2(B)で示し
たように、所定の回転数以下のときに2番目の突起2の
検出信号a2のタイミングでこれをそのまま機械的に点
火信号bとして出力する回路である。デジタル制御回路
13は、前述の図2(C)で示したように、ソフト点火
方式により最初の突起2の検出信号a1から時間t後に
点火信号cを発生する回路である。デジタル制御回路1
3は、所定の回転数以上では、ハード点火回路12のゲ
ート(図示しない)を閉じて、このデジタル制御回路1
3からの点火信号をダイオード9に入力するように構成
されている。14は回路を収容するケーシング、15は
そのアースを示す。
【0023】このような構成の点火装置において、前述
の図1で説明したような形状の本発明の突起2をロータ
ー1に設けることにより、正転および逆転が確実に識別
され、逆転時の点火が防止される。
【0024】なお、突起が1個だけ設けられ、ハード点
火方式のみによる構成においても、本発明の突起形状と
することにより、正転および逆転を確実に識別し、逆転
時の点火を防止することができる。
【0025】図4は、本発明の別の実施形態に係る点火
装置の突起形状の例を示す。(A)はローター全体の側
面図、(B)は突起部分の上面図である。この実施形態
においては、パルサーコイル3は、ローター1に形成さ
れた2個の突起4の上面の面積を検出して、その変化量
に応じて検出信号を発生する。各突起4は、その上面が
パルサーコイル3の検出幅wの範囲内で、回転方向Aに
関し前端部4aが広く、後端部4b側に向かって徐々に
狭くなるような三角形を構成する上面を有するように形
成される。このように上面の面積が変化する形状の突起
4によっても、前述の図1の高さが変化する突起2と同
様に図2のようなパルス信号が得られ、正逆の回転が確
実に識別され、逆転時の点火が防止される。なお、上記
各実施形態において、突起2,4の高さまたは幅が急変
する側(パルス信号が発生する側)は、正転方向に関し
前側としたが、逆に後側で急変して前側に向かって徐々
に減少するような構成の突起でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、パル
サーコイル等からなる突起検出器は、ローター正転時に
は正または負のいずれか一方の極性(符号)の検出信号
を発生し、逆転時にはこれと逆極性(逆符号)の検出信
号を発生するため、正転時の検出信号の極性の信号のと
きに点火信号を出力するように点火回路を形成すること
により、逆転時には逆極性の信号であるため点火信号は
発生されずエンジンに点火されない。これによりエンジ
ン逆転時の点火が確実に防止される。
【0027】この場合、突起の一方の端部側は急峻に立
ち上がり、他方の端部側はなだらかに傾斜または湾曲し
て形成した構成によれば、突起検出器は、突起の一端部
側の急峻な立上がり端部のみを検出して検出信号を発生
し、他端部側のなだらかな端部は検出信号のレベルが所
定のレベル以下であって実質上検出信号を発生しないた
め、一定方向に回転中は正または負の一方の信号のみし
か発生しない。したがって、逆転時にはその逆極性の信
号のみしか発生しない。これにより、逆転判別のための
新たなセンサーや回路等を設けることなく、突起の簡単
な機械加工により逆転時の点火を防止することができ
る。
【0028】また、回転方向に関し、突起上面の面積が
一方の端部から他方の端部に向かって徐々に減少または
増加するように形成した構成によれば、突起検出器は、
突起の一端部側の検出面積が広い端部のみを検出して検
出信号を発生し、他端部側に向かって検出面積が徐々に
減少するため他端部での面積変化量が小さく検出信号が
所定のレベル以下となって実質上検出信号を発生しな
い。したがって、一定方向に回転中は正または負の一方
の信号のみしか発生しない。したがって、逆転時にはそ
の逆極性の信号のみしか発生しない。これにより、逆転
判別のための新たなセンサーや回路等を設けることな
く、突起の簡単な機械加工により逆転時の点火を防止す
ることができる。
【0029】また、突起を回転方向に関し隣接して2個
設ける構成によれば、連続して設けられた2つの突起の
検出信号の一方をハード点火方式による点火信号発生用
として用い、他方の検出信号をソフト点火方式による点
火信号発生用として用いることにより、エンジン回転数
の応じて適正な点火時期方式を用いることができるとと
もに、回転変動の大きい始動時に遅角点火させる場合
に、2つの連続する検出信号間の時間差により点火タイ
ミング時での回転数が正確に計測され、これに基づき点
火時期の補正をすることができ、始動時における高精度
の点火時期制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る突起の形状説明図。
【図2】 図1の突起の検出信号の説明図。
【図3】 図1の突起を用いた点火装置の回路図。
【図4】 本発明の別の実施形態の突起の形状説明図。
【図5】 従来の点火装置の構成図。
【図6】 従来の点火装置の突起検出信号の説明図。
【符号の説明】
1:ローター、2:突起、3:パルサーコイル、4:突
起、11:点火回路、12:ハード点火回路、13:デ
ジタル制御回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸に同期して回転するローター
    と、 このローター外周に設けた少なくとも1個の突起と、 この突起に対向する位置のローターの外側に設けた突起
    検出器と、 この突起検出器の検出出力に応じて点火信号を出力する
    点火回路と、 この点火回路に接続された点火コイルとを備え、 前記突起検出器は、前記ローターの回転によりこの突起
    検出器の位置を通過する前記突起の変化量に応じた大き
    さで変化の増減方向に応じた正または負の検出信号を発
    生する内燃機関の点火装置において、 前記突起検出器の検出信号は、ローターの正転時には正
    または負のいずれか一方のみの極性の信号であり、ロー
    ターの逆転時には正転時とは逆極性の信号となるように
    構成したことを特徴とする内燃機関の点火装置。
  2. 【請求項2】前記突起検出器は突起の高さを磁束の変化
    により検出し、前記検出量の変化は突起の高さの変化で
    あって、回転方向に関し、突起の一方の端部側は急峻に
    立ち上がり、他方の端部側はなだらかに傾斜または湾曲
    して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃
    機関の点火装置。
  3. 【請求項3】前記突起検出器は突起の通過面積を磁束の
    変化により検出し、前記検出量の変化は突起上面に対向
    する突起検出器の通過面積の変化であって、回転方向に
    関し、突起上面の前記通過面積が一方の端部から他方の
    端部に向かって徐々に減少または増加するように形成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火
    装置。
  4. 【請求項4】前記突起は、回転方向に関し隣接して2個
    設けられたことを特徴とする請求項2または3に記載の
    内燃機関の点火装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035244A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Denso Corp 磁石発電機式点火装置

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