JP2000170611A - 層状掃気式エンジンのエアクリーナ - Google Patents

層状掃気式エンジンのエアクリーナ

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JP2000170611A JP10361855A JP36185598A JP2000170611A JP 2000170611 A JP2000170611 A JP 2000170611A JP 10361855 A JP10361855 A JP 10361855A JP 36185598 A JP36185598 A JP 36185598A JP 2000170611 A JP2000170611 A JP 2000170611A
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俊治 沢田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 層状掃気式2サイクルエンジンの吹き返し混
合気の掃気用先導空気への混入を防止する。 【解決手段】 先導空気通路31と混合気形成空気通路
32とを並列に備えた気化器30を有する層状掃気式2
サイクルエンジン1の、気化器30に取着したエアクリ
ーナ40のボディ41の吸気通路42を先導空気用吸気
通路46と混合気用吸気通路47とに分離するバッフル
プレート45を設ける。ボディ41を被覆するカバー4
3の内面で、かつ混合気用吸気通路47に対向する位置
に、先導空気用吸気通路46に対して反対方向に開口部
49を有する混合気捕捉ガード48を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃気用の先導空気
通路と混合気形成空気通路とを並列に備えた気化器に取
着される、層状掃気式エンジンのエアクリーナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のエアクリーナ40dを備
えた層状掃気式2サイクルエンジン1aの側面断面図で
ある。クランクケース2に取着されたシリンダ3の頂部
には点火プラグ4が取着されている。シリンダ3にはピ
ストン5が上下方向に摺動自在に嵌入され、ピストン5
はクランクケース2に回転自在に取着されたクランク6
とコネクティングロッド7により連結されている。シリ
ンダ3には、掃気通路10及び掃気口11と、その下方
に混合気通路12及び混合気口13とが設けられてい
る。また、掃気通路10に対向して排気通路14及び排
気口15が設けられている。掃気口11はクランクケー
ス2と連通路16により連通しており、掃気通路10に
は逆止弁17が設けられている。掃気通路10及び混合
気通路12の上流側にはインシュレータ20を介して気
化器30が取着されている。気化器30には掃気用の先
導空気通路31と混合気形成空気通路32とが並列して
設けられ、インシュレータ20には気化器30の先導空
気通路31に接続する先導空気導入通路21及び気化器
30の混合気形成空気通路32に接続する混合気導入通
路22が設けられている。気化器30の上流側にはエア
クリーナ40dのボディ41aが取着され、ボディ41
aには筒状の吸気通路42が形成されている。また、ボ
ディ41aにはこれを被覆するようにカバー43bが着
脱自在に取着されており、カバー43bとボディ41a
との間にエアクリーナ室を形成している。
【0003】次に、作動について説明する。図9は、ピ
ストン5が上死点にある場合を示している。この状態で
はシリンダ3内の上部では混合気が圧縮されており、掃
気口11及び排気口15はピストン5の下部により閉じ
られている。また、混合気口13は開いた状態にある。
ピストン5が上昇時にはシリンダ3内部の下側及びクラ
ンクケース2の内圧は低くなっている。そのため掃気通
路10の圧力は連通路16を通じて低くなり、気化器3
0の先導空気通路31はエアクリーナ40dの吸気通路
42から先導空気を吸入する。そして、先導空気はイン
シュレータ20の先導空気導入通路21を経てシリンダ
3の掃気通路10の逆止弁17を開いて掃気通路10及
び連通路16に充満する。同時に、混合気通路12の圧
力も低下するため、気化器30の混合気形成空気通路3
2にはエアクリーナ40dの吸気通路42から空気が吸
入される。吸入された空気は混合気形成空気通路32内
で燃料と混合され、その混合気はインシュレータ20の
混合気導入通路22を通って混合気口13からクランク
ケース2内に充満する。
【0004】次に、ピストン5の頂部で圧縮された混合
気に点火プラグ4により点火すると混合気は爆発し、そ
の圧力でピストン5を押し下げる。ピストン5が下降す
るとクランクケース2の内圧は上昇し、連通路16、掃
気通路10の圧力が上昇して逆止弁17を閉じる。更に
ピストン5が下降してその下端縁が混合気口13の下縁
を過ぎるとピストンバルブが閉じた状態となり、クラン
クケース2と混合気通路12とは遮断される。ピストン
5が更に下降し、その頂部が排気口15の上縁を過ぎる
と排ガスは排気口15から排出を始める。略同時にピス
トン5の頂部は掃気口11の上縁を過ぎ、連通路16内
の圧力上昇した先導空気は掃気口11からシリンダ3内
に流入して燃焼ガスを排気口15から排出する。その
後、混合気はピストン5が下死点に達するまで連通路1
6を経てシリンダ3内に圧送される。上述のように、排
気中は燃焼ガスは先導空気によって押し出され、先導空
気の後から圧力の低下したシリンダ3内に混合気が供給
される。したがって、排気口15から外部に排出される
混合気の量は極めて少なく、大気の汚染は防止される。
ピストン5が下死点を過ぎるとピストン5は上昇し、シ
リンダ3内の混合気を圧縮すると共に、クランクケース
2の内圧は低下して前述の作動を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、ピストンバルブ式であるため、ピストン
5が下降し、ピストン5の下縁が混合気口13の下縁に
達して混合気口13を閉じるまでの間、クランクケース
2内の圧力が上昇するためクランクケース2内の混合気
が混合気通路12に逆流し、インシュレータ20の混合
気導入通路22、気化器30の混合気形成空気通路32
を経てエアクリーナ40dの吸気通路42に戻されると
いう、いわゆる吹き返し現象が発生する。その結果、混
合気が矢印のように気化器30の先導空気通路31に流
入し、先導空気中に混入する混合気の量が増大し、燃焼
ガスとともに混合気が排出されて大気を汚染するという
問題がある。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、混合気の吹き返しがあっても、掃気用の先導
空気通路内に混合気が混入することを防止できる層状掃
気式エンジンのエアクリーナを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、本発明に係る層状掃気式エンジ
ンのエアクリーナの第1発明は、掃気用の先導空気通路
と混合気形成空気通路とを並列に備えた気化器にボディ
を介して取着され、ボディに設けられた吸気通路を経由
して気化器の先導空気通路及び混合気形成空気通路に清
浄な空気を供給する、層状掃気式エンジンのエアクリー
ナにおいて、混合気形成空気通路から吹き返された混合
気が吸気通路を介して先導空気通路に混入するのを防止
する混合気混入防止手段を有する構成としている。
【0008】上記構成によれば、混合気混入防止手段に
より、混合気形成空気通路から吹き返された混合気が先
導空気通路に混入するのが防止されるため、排気時に混
合気が燃焼ガスに混じって大気に排出されることはな
い。したがって、大気汚染を防止できる。
【0009】第2発明は、第1発明の構成に基づき、混
合気混入防止手段は、吸気通路を先導空気用吸気通路と
混合気用吸気通路とに分離するバッフルプレートと、ボ
デイを被覆してボデイとの間にエアクリーナ室を形成す
るカバーの内面で、かつ混合気用吸気通路に対向する位
置に設けられ、先導空気用吸気通路に対して反対方向に
開口部を有する中空柱状の混合気捕捉ガードとを備えた
構成としている。
【0010】上記構成によれば、バッフルプレートで吸
気通路を先導空気用吸気通路と混合気用吸気通路とに分
離したため、吹き返された混合気が吸気通路内で気化器
の混合気形成空気通路から先導空気通路に混入するのを
防止する。また、混合気用吸気通路から吹き返された混
合気は混合気捕捉ガードにより捕捉されて周囲に飛散す
ることはなく、大部分は気柱振動を利用して混合気形成
空気通路に戻される。また、その一部は混合気捕捉ガー
ドの開口部から洩れるが、この開口部の方向は先導空気
用吸気通路に対して反対方向であり、洩れる量も少な
い。したがって、混合気が先導空気用吸気通路に混入す
る量は低減されるので、大気の汚染を防止できる。な
お、混合気用吸気通路への吸気は混合気捕捉ガードの開
口部を経由して行われるので、吸気量が不足することは
ない。
【0011】第3発明は、第1発明の構成に基づき、混
合気混入防止手段は、吸気通路を先導空気用吸気通路と
混合気用吸気通路とに分離するバッフルプレートと、ボ
ディを被覆してボデイとの間にエアクリーナ室を形成す
るカバーの内面で、かつ混合気用吸気通路に対向する位
置に設けられ、外周部に通気孔を有する筒状の混合気捕
捉パイプとを備えた構成としている。
【0012】上記構成によれば、バッフルプレートによ
り、気化器の混合気形成空気通路から吹き返された混合
気が吸気通路内で先導空気通路に混入するのが防止され
る。また、混合気用吸気通路から吹き返された混合気は
混合気捕捉パイプにより捕捉されて周囲に飛散すること
はなく、大部分は気柱振動を利用して混合気形成空気通
路に戻される。そして、その一部は通気孔から洩れるが
その量は少ない。したがって、先導空気用吸気通路に混
入する混合気の量は低減し、大気の汚染を防止できる。
なお、混合気用吸気通路への吸気は混合気捕捉パイプの
通気孔から吸入されるので、吸気量が不足することはな
い。
【0013】第4発明は、第1発明の構成に基づき、混
合気混入防止手段は、吸気通路を先導空気用吸気通路と
混合気用吸気通路とに分離するバッフルプレートと、混
合気用吸気通路の吸入口を覆って設けられ、先導空気用
吸気通路に対して反対方向に開口部を有する混合気誘導
カバーとを備えた構成としている。
【0014】上記構成によれば、バッフルプレートによ
り、気化器の混合気形成空気通路から吹き返された混合
気が吸気通路内で先導空気通路に混入するのが防止され
る。また、混合気用吸気通路から吹き返された混合気は
混合気誘導カバーにより周囲に飛散するのが防止される
と共に、混合気誘導カバーの先導空気用吸気通路と反対
側に設けられた開口部から排出される。したがって、先
導空気用吸気通路に混入する混合気の量が低減されるの
で、大気の汚染を防止できる。
【0015】第5発明は、第1発明の構成に基づき、混
合気混入防止手段は、吸気通路を先導空気用吸気通路と
混合気用吸気通路とに分離するバッフルプレートと、ボ
ディに回動自在に取着されて吸気通路を開閉自在とする
チョークプレートに固設され、チョークプレートが吸気
通路を開いた状態で先導空気用吸気通路に連通する筒状
の先導空気導入パイプとを備えた構成としている。
【0016】上記構成によれば、バッフルプレートによ
り、気化器の混合気形成空気通路から吹き返された混合
気が吸気通路内で先導空気通路に混入するのが防止され
る。また、チョークプレートが吸気通路を開いた状態
(エンジン運転状態)では、混合気用吸気通路から吹き
返された混合気は先導空気導入パイプにより妨げられる
ので、先導空気用吸気通路に混入する混合気の量が低減
される。したがって、大気の汚染を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る層状掃気エ
ンジンのエアクリーナの実施形態について、図1〜図8
を参照して詳述する。
【0018】図1は第1実施形態のエアクリーナ40を
備えた層状掃気式2サイクルエンジン1の側面断面図で
あり、図2は図1のA−A矢視図である。図9に示す従
来の層状掃気式2サイクルエンジンと同一構成要素につ
いては同一符号を付して説明を省略し、異なる部分につ
いて説明する。図1、図2において、エアクリーナ40
のボディ41に設けられた筒状の吸気通路42の略中央
部に、吸気通路42を上下に2分割するバッフルプレー
ト45を設ける。このバッフルプレート45により、吸
気通路42を上部の先導空気用吸気通路46と下部の混
合気用吸気通路47とに分割、形成している。先導空気
用吸気通路46は気化器30の先導空気通路31に接続
し、混合気用吸気通路47は気化器30の混合気形成空
気通路32に接続している。ボディ41に着脱自在に取
着されたカバー43は、ボディ41との間にエアクリー
ナ室を形成している。また、カバー43の内面で、かつ
ボディ41の混合気用吸気通路47に対向する位置に、
混合気捕捉ガード48を固設している。混合気捕捉ガー
ド48は、図2に示すように中空柱状をなし、かつ混合
気捕捉ガード48の下方、すなわち先導空気用吸気通路
46に対して反対方向の側面部に開口部49が設けられ
ている。なお、同図においては、混合気捕捉ガード48
は断面がコの字状をなしているが、この断面形状に限定
されない。混合気捕捉ガード48の先端部と吸気通路4
2及びバッフルプレート45の先端部との隙間Sは、所
定の小さな値に設定されている。上記のバッフルプレー
ト45及び混合気捕捉ガード48により、混合気混入防
止手段44を構成している。
【0019】本実施形態による作用について説明する。
気化器30の混合気形成空気通路32に空気を供給する
場合には、空気は混合気捕捉カバー48の開口部49か
ら吸入される。したがって、空気量が不足することはな
い。ピストンバルブ締切り時に気化器30の混合気形成
空気通路32から吹き返された混合気は、エアクリーナ
40のボディ41に設けられた混合気用吸気通路47を
経てカバー43の内面に衝突する。このとき、衝突した
混合気は周囲に拡散しようとするが、カバー43の内面
に固設された混合気捕捉ガード48により捕捉され、一
部は気柱振動を利用して再び混合気用吸気通路47を経
て混合気形成空気通路32に戻される。また、一部は開
口部49から洩れるがその量は少なく、しかもその方向
は先導空気用吸気通路46に対して反対方向である。し
たがって、混合気が先導空気用吸気通路46に混入する
量は少なく、排気に混合気が混入して大気を汚染する恐
れは少ない。
【0020】つぎに、図3,4に基づいて第2実施形態
を説明する。図3は第2実施形態のエアクリーナ40a
の側面断面図であり、図4は図3のB−B矢視図であ
る。第1実施形態と同一構成には同一符号を付して説明
は省略し、異なる構成要素について説明する。図3、図
4において、ボディ41を被覆してボディ41との間に
エアクリーナ室を形成するカバー43aの内面で、かつ
混合気用吸気通路47に対向する位置には、断面四角形
の混合気補足パイプ50が固設されている。混合気捕捉
パイプ50の一側面部には複数個の通気孔51が設けら
れている。混合気捕捉パイプ50の先端部と吸気通路4
2及びバッフルプレート45の先端部との隙間Sは小さ
い値に設定されている。なお、バッフルプレート45及
び混合気捕捉パイプ50により、混合気混入防止手段4
4aを構成している。なお、図示では、通気孔51が先
導空気用吸気通路46を向いた側に設けられているが、
この向きには限定されず、先導空気用吸気通路46と反
対側に向けて設けてもよい。
【0021】本実施形態の上記構成によると、混合気形
成空気通路32に空気を供給する場合には、空気は通気
孔51を介して吸入される。したがって、空気量が不足
することはない。気化器30の混合気形成空気通路32
から吹き返された混合気はカバー43aの内面に衝突し
て周囲に飛散しようとするが、混合気捕捉パイプ50に
より飛散は防止される。そして、吹き返された混合気の
大部分は気柱振動を利用して混合気形成空気通路32に
戻され、一部は通気孔51から洩れるがその量は少な
い。したがって、混合気が先導空気用吸入通路46に混
入する量は少なく、大気汚染量を低減する。
【0022】図5,6により、第3実施形態を説明す
る。図5は第3実施形態のエアクリーナ40bの側面断
面図であり、図6は図5のC−C矢視図である。第1実
施形態と同一構成には同一符号を付して説明は省略す
る。図5、図6において、混合気用吸気通路47の入口
部には、入口部を覆うように混合気誘導カバー55がネ
ジ57によりボディ41に締着されている。混合気誘導
カバー55の下側面、すなわち先導空気用吸気通路46
に対して反対方向には開口部56が設けられている。バ
ッフルプレート45及び混合気誘導カバー55により混
合気混入防止手段44bを構成している。
【0023】第3実施形態の構成による作用を説明す
る。混合気形成空気通路32に空気を供給する場合に
は、空気は開口部56から吸入する。したがって、空気
量が不足することはない。混合気形成空気通路32から
吹き返された混合気は、混合気誘導カバー55により周
囲に飛散することはない。そして混合気は開口部56か
ら一部洩れるが、開口部56は先導空気用吸気通路46
に対して反対方向を向いているため、先導空気用吸気通
路46に混入する混合気の量は少なく、大気汚染を防止
できる。
【0024】次に、図7,8に基づいて、第4実施形態
を説明する。図7は第4実施形態のエアクリーナ40c
の側面断面図であり、図8は図7のD−D矢視図であ
る。第1実施形態と同一構成には同一符号を付して説明
は省略する。図8に示すように、ボディ41にはチョー
クプレート60がピン62を中心に回動自在に取着され
ており、このチョークプレート60は吸気通路42を開
閉自在としている。図7、図8において、チョークプレ
ート60には、チョークプレート60が開いた状態のと
き先導空気用吸気通路46に連通する、断面が半円形の
筒状の先導空気導入パイプ61が固設されている。バッ
フルプレート45及び先導空気導入パイプ61により混
合気混入防止手段44cを構成している。
【0025】本実施形態の構成によると、エンジン始動
時には、オペレータはチョークプレート60をピン62
を中心として回動させて吸気通路42を閉じる。エンジ
ンが始動するとオペレータはチョークプレート60を図
7及び図8に示す開の状態にする。この状態では先導空
気用吸気通路46の入口は先導空気導入パイプ61で囲
まれているため、混合気が混合気形成空気通路32から
吹き返されても、先導空気用吸気通路46に混入する混
合気の量は少ない。したがって、大気汚染は防止され
る。
【0026】以上説明したように、本発明によると、混
合気混入防止手段を設けることにより、気化器の混合気
形成空気通路から混合気が吹き返されても、その大部分
が混合気形成空気通路に返り、気化器の先導空気通路へ
の混入が防止される。したがって、層状掃気式エンジン
の排気サイクル時に混合気が先導空気通路を介して燃焼
ガスに混じって大気に排出されることはない。また、エ
アクリーナに吹き返される混合気の洩れを少なくしてい
る。したがって、大気汚染を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のエアクリーナを有する
層状掃気式2サイクルエンジンの側面断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明の第2実施形態のエアクリーナの側面断
面図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】本発明の第3実施形態のエアクリーナの側面断
面図である。
【図6】図5のC−C矢視図である。
【図7】本発明の第4実施形態のエアクリーナの側面断
面図である。
【図8】図7のD−D矢視図である。
【図9】従来技術に係るエアクリーナを有する層状掃気
式2サイクルエンジンの側面断面図である。
【符号の説明】
1…層状掃気式2サイクルエンジン、30…気化器、3
1…先導空気通路、32…混合気形成空気通路、40,
40a,40b,40c…エアクリーナ、41…ボデ
ィ、42…吸気通路、43,43a,43b…カバー、
44,44a,44b,44c…混合気混入防止手段、
45…バッフルプレート、46…先導空気用吸気通路、
47…混合気用吸気通路、48…混合気捕捉ガード、4
9,56…開口部、50…混合気捕捉パイプ、51…通
気孔、55…混合気誘導カバー、60…チョークプレー
ト、61…先導空気導入パイプ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃気用の先導空気通路(31)と混合気形成
    空気通路(32)とを並列に備えた気化器(30)にボディ(41)
    を介して取着され、ボディ(41)に設けられた吸気通路(4
    2)を経由して気化器(30)の先導空気通路(31)及び混合気
    形成空気通路(32)に清浄な空気を供給する、層状掃気式
    エンジンのエアクリーナ(40,40a,40b,40c)において、 混合気形成空気通路(32)から吹き返された混合気が吸気
    通路(42)を介して先導空気通路(31)に混入するのを防止
    する混合気混入防止手段(44,44a,44b,44c)を有すること
    を特徴とする層状掃気式エンジンのエアクリーナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の層状掃気式エンジンのエ
    アクリーナにおいて、混合気混入防止手段(44)は、 吸気通路(42)を先導空気用吸気通路(46)と混合気用吸気
    通路(47)とに分離するバッフルプレート(45)と、 ボデイ(41)を被覆してボデイ(41)との間にエアクリーナ
    室を形成するカバー(43)の内面で、かつ混合気用吸気通
    路(47)に対向する位置に設けられ、先導空気用吸気通路
    (46)に対して反対方向に開口部(49)を有する中空柱状の
    混合気捕捉ガード(48)とを備えたことを特徴とする層状
    掃気式エンジンのエアクリーナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の層状掃気式エンジンのエ
    アクリーナにおいて、混合気混入防止手段(44a) は、 吸気通路(42)を先導空気用吸気通路(46)と混合気用吸気
    通路(47)とに分離するバッフルプレート(45)と、 ボディ(41)を被覆してボデイ(41)との間にエアクリーナ
    室を形成するカバー(43a) の内面で、かつ混合気用吸気
    通路(47)に対向する位置に設けられ、外周部に通気孔(5
    1)を有する筒状の混合気捕捉パイプ(50)とを備えたこと
    を特徴とする層状掃気式エンジンのエアクリーナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の層状掃気式エンジンのエ
    アクリーナにおいて、混合気混入防止手段(44b) は、 吸気通路(42)を先導空気用吸気通路(46)と混合気用吸気
    通路(47)とに分離するバッフルプレート(45)と、 混合気用吸気通路(47)の吸入口を覆って設けられ、先導
    空気用吸気通路(46)に対して反対方向に開口部(56)を有
    する混合気誘導カバー(55)とを備えたことを特徴とする
    層状掃気式エンジンのエアクリーナ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の層状掃気式エンジンのエ
    アクリーナにおいて、混合気混入防止手段(44c) は、 吸気通路(42)を先導空気用吸気通路(46)と混合気用吸気
    通路(47)とに分離するバッフルプレート(45)と、 ボディ(41)に回動自在に取着されて吸気通路(42)を開閉
    自在とするチョークプレート(60)に固設され、チョーク
    プレート(60)が吸気通路(42)を開いた状態で先導空気用
    吸気通路(46)に連通する筒状の先導空気導入パイプ(61)
    とを備えたことを特徴とする層状掃気式エンジンのエア
    クリーナ。
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