JP2000170100A - 水分散性包装用紙及び包装紙 - Google Patents

水分散性包装用紙及び包装紙

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JP2000170100A
JP2000170100A JP10342470A JP34247098A JP2000170100A JP 2000170100 A JP2000170100 A JP 2000170100A JP 10342470 A JP10342470 A JP 10342470A JP 34247098 A JP34247098 A JP 34247098A JP 2000170100 A JP2000170100 A JP 2000170100A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗トイレ等に投棄して廃棄することができ
る水分散性を有する印刷された包装紙、並びにこれに適
した包装用紙を提供する。 【解決手段】 カナダろ水度で200〜650mlCS
Fに叩解された水分散性繊維に0.01〜0.2重量%
の疎水性低分子化合物を添加して抄造された基紙に、該
基紙に対して固形分換算で0.1〜10重量%の水溶性
高分子を塗工してなり、JIS P4501で規定され
るほぐれやすさ20秒以内の水分散性を有し且つ水不溶
性インクに対する印刷適性を有することを特徴とする包
装用紙、並びにこの包装用紙に水不溶性インクにより印
刷が施され、JIS P4501で規定されるほぐれや
すさ100秒以内の水分散性を有することを特徴とする
包装紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分散性に優れ且
つ水不溶性インクに対する印刷適性を有する包装用紙並
びに包装紙に関する。特にトイレットペーパーロールそ
の他サニタリー用品等の個別包装に使用され、水中投棄
により廃棄可能な印刷された包装紙とこれに適した包装
用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、包装紙は、美麗な印刷仕上が
り、包装紙としての機械的強度、印刷インクの耐水性が
要求される。このため、基材となる用紙には、印刷適
性、耐水性、筆記性を付与するために内添サイズ剤、外
添サイズ剤、紙力増強剤等が添加される。また、印刷イ
ンクには油性インクや水性耐水性インク等の水不溶性イ
ンクが用いられ、水不溶性の印刷層が形成される。
【0003】油性インクは、油脂成分、希釈剤、合成樹
脂成分からなるビヒクルに顔料を分散させたもので、印
刷用紙に印刷すると顔料がビヒクルとともに紙層内部に
浸透して希釈剤が揮散すると同時に油脂成分が硬化し、
水不溶性の印刷層が形成される。また、水性耐水性イン
クは、着色料、染料溶解剤、染料定着剤、乾燥調整剤、
防腐剤、水などからなり、印刷用紙に印刷するとインク
が紙層内部に浸透して水が揮散すると染料定着剤が耐水
性を発現し、水不溶性の印刷層が形成される。
【0004】水不溶性の印刷層は、水滴の付着や湿った
手指との接触などでもインクが溶出せず図柄が汚損され
ない利点があるが、水不溶性の印刷層は水との親和性が
悪いため、用紙の水分散性に対しては悪影響を及ぼす。
包装紙は、一定以上の機械的強度が要求されるため、印
刷前の用紙自体比較的水分散性が低いことに加えて、水
中に投棄された場合に水不溶性の印刷層が溶解せず、包
装紙の分散は更に妨げられる。そのため、従来、印刷さ
れた包装紙を水中投棄により廃棄することができなかっ
た。
【0005】包装紙以外の分野では、印刷用紙に水分散
性を付与するために種々の方法が試みられている。例え
ば、特開平4−240296号には、300〜600m
lCSFに叩解したパルプスラリーにポリエチレンオキ
サイドを対パルプあたり0.2〜0.5重量%添加し、
実質的にサイズ剤や紙力増強剤を添加しないで抄紙する
ことを特徴とする易分散性印刷用紙が開示されている。
しかしながら、この印刷用紙の引張強さは1.16kg
で、同程度の坪量を有する包装紙の強度と比べて極めて
低いため、包装紙として使用する上で支障がある。
【0006】印刷された紙に水分散性を付与するため、
水性水溶性インクを用いて印刷を行う方法がある。しか
し、水性水溶性インクは前記染料定着剤の替わりに水溶
性高分子物質からなる染料固着剤を用いているため、印
刷層に水が接触すると印刷インクが再溶解して図柄が汚
損されるので、包装紙の印刷には不適である。
【0007】上記のように、印刷された包装紙に要求さ
れる強度や印刷層の耐水性は、紙の水分散性とは相反す
る特性であるため、従来印刷された包装紙で水中への投
棄によって廃棄することのできるものは得られていな
い。
【0008】例えば、トイレットペーパーロールやトイ
レ清掃用使い捨てシート、あるいは宿泊施設などで用い
られる使い捨て歯ブラシや小型石鹸、その他のサニタリ
ー製品などトイレやユニットバスなどで使用されるもの
の個別包装品は、その包装紙を水洗トイレの水中に投棄
することができれば便利であるが、このような要請に応
えることのできる包装用紙、包装紙は従来存在しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トイレット
ペーパーロールその他のサニタリー用品の個別包装に用
い、開封後に水洗トイレ等に投棄して廃棄することがで
きる水分散性を有する印刷された包装紙、並びにこれに
適した包装用紙を提供すべくなされたものである。即
ち、水不溶性インクによる図柄が形成されることを考慮
して、包装用紙としては、水不溶性インクに対する印刷
適性を有し、水不溶性インクによる図柄が印刷されても
尚十分な水分散性を有するように優れた水分散性を有し
且つ包装紙に用いられるのに十分な強度を有する包装用
紙を提供し、この包装用紙に水不溶性インクにより印刷
が施された包装紙としては、水中に投棄した場合に迅速
に分散し、JIS P4501で規定されるほぐれやす
さ100秒以内の水分散性を有する包装紙を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、カナダろ水度
で200〜650mlCSFに叩解された水分散性繊維
に0.01〜0.2重量%の疎水性低分子化合物を添加
して抄造された基紙に、該基紙に対して固形分換算で
0.1〜10重量%の水溶性高分子を塗工してなり、J
IS P4501で規定されるほぐれやすさ20秒以内
の水分散性を有し且つ水不溶性インクに対する印刷適性
を有することを特徴とする包装用紙に関する。
【0011】本発明において、水分散性繊維とは、本質
的に水への分散性能を有する繊維素材であり、一般的に
製紙用として用いられる木材パルプ繊維または非木材系
パルプ繊維である。例えば、針葉樹クラフトパルプ、広
葉樹クラフトパルプ、溶解パルプ、マーセル化パルプ等
の木材パルプ繊維、ケナフパルプ、亜麻パルプ、リンタ
ー等の非木材系植物繊維から選ばれるものである。水分
散性繊維の平均繊維長は0.1〜5mm、好ましくは
0.5〜3mm、さらに好ましくは0.8〜2mmであ
る。
【0012】水分散性繊維は、水中で分散させ叩解を施
してから使用する。叩解の程度が高すぎると、繊維のフ
ィブリル化、切断、内部膨潤が多くなり、基紙の密度、
強度、平滑度が高まり緻密で印刷用途や包装用途に適し
た性能が得られるが、水分散性は不十分なものとなる。
叩解の程度が低すぎると水分散性は良好となるが、強
度、平滑度が不十分になり多孔質で印刷用途や包装用途
には使用困難になる。水分散性と印刷される包装紙とし
ての適した叩解の程度は200〜650mlCSFであ
り、望ましくは300〜600mlCSFである。
【0013】水分散性繊維に添加する疎水性低分子化合
物とは、高級脂肪酸、高級アルキルアミン塩、カチオン
性高級脂肪酸、石油樹脂、アルキルケテンダイマー、ア
ルケニル無水コハク酸から選ばれた少なくとも一種であ
り、より具体的には、炭素数10から22の高級脂肪酸
及び高級脂肪酸アミド、炭素数10から22の高級アル
キルアミン塩及び高級アルキルアミンの第4級アンモニ
ウム塩誘導体、炭素数10から22の高級脂肪酸とアル
カノールアミンやジアミン類との縮合により得られるカ
チオン性高級脂肪酸、炭素数5以上の高級不飽和炭化水
素系混合物の重合組成物である石油樹脂、アルキルケテ
ンダイマー、アルケニル無水コハク酸から選ばれた少な
くとも一種以上が望ましい。これらの疎水性低分子化合
物は、1種類でも2種類以上を併用してもよい。
【0014】上記の疎水性低分子化合物は、製紙工程に
おいて一般にサイズ剤として使用されるものである。本
発明においては、疎水性低分子化合物の添加は、サイズ
度を高めるためではなく、叩解された製紙用水分散性繊
維を若干疎水性にして繊維間結合を抑え、基紙の強度を
低下させるためである。
【0015】本発明において用いる水溶性高分子とは、
ポリビニルアルコール、カルボキシアルキルセルロース
塩、セルロース誘導体、アルギン酸塩、澱粉、澱粉誘導
体、ポリアクリル酸塩、ポリビニルピロリドン、ポリア
ルキレンオキサイドから選ばれた少なくとも一種が望ま
しい。
【0016】これらの内、カルボキシアルキルセルロー
ス塩としては、カルボキシメチルセルロースのナトリウ
ム塩、カルボキシエチルセルロースのナトリウム塩等で
あり、セルロース誘導体としては、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース等で
ある。また澱粉誘導体としては、カルボキシメチル化澱
粉、リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチル化澱粉、
冷水可溶性澱粉等である。また、ポリビニルアルコール
は冷水可溶性ポリビニルアルコールが望ましい。上記の
他に、水溶性高分子として、マンナン等の植物構成多糖
類、デキストラン、プルラン、レバン等の微生物生成
物、アラビアゴム、トラガントゴム等の植物粘質物、カ
ゼイン、ニカワ、ゼラチン等のタンパク質等を用いるこ
ともできる。上記の水溶性高分子は、単独あるいは2種
以上を併用して使用できる。
【0017】前記疎水性低分子化合物の添加により、繊
維間結合が弱くなり基紙の強度は低下するが、一方疎水
性となるために逆に基紙は水分散し難くなる。本発明に
おいては、基紙に上記のような水溶性高分子液を塗工す
ることにより、基紙表面を疎水性から親水性に変える。
水溶性高分子皮膜の形成により親水性となった紙は、疎
水性低分子化合物の添加により繊維間結合が弱まった効
果が発揮されることとなり、水分散性が向上する。即
ち、本発明においては、疎水性低分子化合物の添加と水
溶性高分子皮膜の形成との相乗効果により、用紙に所望
の水分散性が与えられる。更に、水溶性高分子皮膜の形
成により乾燥時の用紙の強度も向上する。その結果とし
て、疎水性低分子化合物を添加せず抄造された基紙や、
疎水性低分子化合物を添加せずに抄造された基紙に水溶
性高分子を塗工して製造される紙のいずれと比較して
も、密度、強度、平滑度が劣ることなく、水分散性の優
れた用紙が得られる。
【0018】疎水性低分子化合物の添加量は、水分散性
繊維に対して固形分換算で0.01〜0.2重量%、好
ましくは、0.03〜0.1重量%である。疎水性低分
子化合物の添加量が0.2重量%を超えると、疎水性が
強くなり過ぎて、水溶性高分子を塗工しても十分な水分
散性が得られない。又、疎水性低分子化合物の添加量が
0.01重量%未満では、繊維間の結合を弱くする効果
がなく、添加の意味がない。叩解された水分散性繊維へ
の疎水性低分子化合物の添加は、抄紙工程においてサイ
ズ剤を内添する場合の公知の方法によって原料スラリー
中に加えることができる。
【0019】水分散性繊維に疎水性低分子化合物を添加
した原料スラリーから公知の製紙技術によって基紙を抄
造する。抄紙機は、円網式抄紙機、長網式抄紙機、ツイ
ンワイヤー式抄紙機等何れでもよく。包装紙に要求され
る強度、水分散性に応じて使い分けることができる。例
えば、円網式抄紙機を用いた場合には、強度異方性が大
きく、縦方向より横方向の強度が弱くなるため、水中で
容易に横方向に千切れる基紙を製造することができる。
【0020】基紙に塗工する水溶性高分子は、前記した
ように、基紙の表面に水溶性高分子の皮膜を作り、疎水
性の基紙を親水性に変え、更に塗工皮膜によって基紙の
強度を高める作用を有する。この場合、基紙表面に形成
される塗工皮膜が水溶性のため、乾燥時の強度は高い
が、水中では塗工皮膜が溶解するので、湿潤強度は極め
て弱く、基紙表面の親水性と相俟って迅速に水中で分散
する。
【0021】水溶性高分子は、溶液にしてサイズプレ
ス、ロールコーター、ブレードコーター、バーコータ
ー、グラビアコーター等で基紙に塗工後、乾燥する。塗
工量は、前記基紙に対して固形分換算で0.1〜10重
量%、好ましくは2〜6重量%である。塗工量が0.1
重量%未満では水分散性や強度が基紙より向上せず、水
溶性高分子を塗工する意味がない。塗工量が10重量%
を超えると、水分散性や強度の向上効果は限界となり、
一方コストは向上するので不利になる。包装用紙に印刷
を施す際の印刷仕上がりを向上させる等の目的のため
に、水溶性高分子の塗工後にスーパーカレンダー加工を
施して平滑度を高めてもよい。
【0022】上記のようにして得られる水分散性の包装
用紙は、JIS P4501で規定されるほぐれやすさ
20秒以内の水分散性を有し且つ水不溶性インクに対す
る印刷適性を有する。このため、この包装用紙に水不溶
性インクによる印刷が施されても水中投棄による廃棄可
能な包装紙を得ることができる。
【0023】本発明はまた、上記本発明に係る包装用紙
に水不溶性インクにより印刷が施され、JIS P45
01で規定されるほぐれやすさ100秒以内の水分散性
を有することを特徴とする包装紙に関する。
【0024】包装紙としての美麗な外観を整え、内容物
を表示する等のために上記包装用紙に印刷が施される。
印刷インクは、水滴や湿気によって印刷図柄が汚損され
ず、且つ水洗トイレに投棄した場合にインクの溶出によ
る便器の汚損を避けるために前記した油性インクや水性
耐水インクが使用される。油性インクとして、トルエ
ン、酢酸エチル等を溶媒とするグラビア用インク、アル
コール等を溶媒とするフレキソ用インク、鉱物油等を希
釈剤とするオフセット用インクが挙げられる。水性耐水
性インクとしてはアクリル樹脂エマルジョンをバインダ
ーとして乾燥後に水不溶性の塗膜を形成する水性グラビ
ア用インク等が挙げられる。印刷方式は、グラビア印
刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、
凸版印刷の何れでも良い。
【0025】印刷インクの使用量は、0.1〜2.3g
/mが好ましく、この範囲であれば印刷図柄が全面ベ
タ印刷でも線・文字でも水分散性が阻害される度合いが
小さく、JIS P4501で規定されるほぐれやすさ
100秒以内の印刷された包装紙が得られる。印刷イン
クの使用量が0.1g/m未満では線・文字に欠損部
分が発生し、印刷図柄を判別することが困難となるため
好ましくない。印刷インクの使用量が2.3g/m
超え、4.0g/mまでの範囲では、印刷部分の印刷
面積1〜25mmの独立した印刷図柄とすることが必
要で、これによって全面ベタ印刷を行った場合でも、水
中に投ずると25mm以下の紙片に分散することが可
能となり、JIS P4501で規定されるほぐれやす
さ100秒以内の印刷された包装紙が得られる。印刷図
柄の印刷面積が25mmを超えるか、あるいは印刷イ
ンクの使用量が4g/mを超えると、印刷された包装
紙を水中に投棄した場合に、小片に分散されにくくなく
なり、水分散性の機能が失われる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
また、実施例において用いた評価方法を次に示す。これ
は各実施例において共通して用いた。
【0027】水分散時間 3cmの試験片5枚を用意した。次に300mlビーカ
ーに脱イオン水300mlを入れてスターラーで650
rpmに攪拌しながら上記試験片1枚を投入した。試験
片が2つ以上に千切れる時間をストップウオッチで求
め、5回の測定の平均値を水分散時間とした。水分散時
間が短いほど水分散性は優れていると評価した。 ほぐれやすさ JIS P4501に準拠して水中でのほぐれやすさを
測定した。測定値が小さいほどほぐれやすく、水分散性
は優れていると評価した。 裂断長 JIS P8113に準拠して測定した。
【0028】[実施例1]広葉樹晒しクラフトパルプ7
5重量%と針葉樹晒しクラフトパルプ25重量%をカナ
ダろ水度500mlCSFに叩解した抄紙用原料に、サ
イズ剤として市販されているカチオン性高級脂肪酸(近
代化学工業株式会社製、商品名ペルトールN−815)
を該原料に対して固形分として0.03重量%添加し、
円網式抄紙機で坪量30g/mの基紙を製造した。
【0029】この基紙に水溶性ポリビニルアルコール
(株式会社クラレ製、商品名PVAKL506)の5重
量%水溶液をサイズプレス塗工し、該水溶性ポリビニル
アルコールが固形分として1g/m塗布された包装用
紙を製造した。この包装用紙について、裂断長、水分散
時間、ほぐれやすさを測定して、結果を表1に示した。
【0030】得られた包装用紙の水分散時間は13秒と
短く、水分散性の極めて優れたものであった。また、J
IS P4501に規定されているトイレットペーパー
のほぐれやすさ測定法による測定値も12秒で、100
秒以内という規格値を遥かに下回るほぐれやすいもので
あり、水洗トイレに流して支障のないものであった。一
方、裂断長の値は高く、包装用紙として十分な強度を有
していた。
【0031】[実施例2]広葉樹晒しクラフトパルプ7
5重量%と針葉樹晒しクラフトパルプ25重量%をカナ
ダろ水度450mlCSFに叩解した抄紙用原料に、サ
イズ剤として市販されているカチオン性高級脂肪酸(近
代化学工業株式会社製、商品名ペルトールN−815)
を該原料に対して固形分として0.06重量%添加した
以外は実施例1と同様にして包装用紙を製造した。この
包装用紙について、裂断長、水分散時間、ほぐれやすさ
を測定して、結果を表1に示した。
【0032】得られた包装用紙は実施例1より叩解が進
んでいるにもかかわらず、水分散時間は8秒と短く、水
分散性の極めて優れたものであった。また、JIS P
4501に規定されているトイレットペーパーのほぐれ
やすさ測定法による測定値も8秒で、100秒以内とい
う規格値を遥かに下回るほぐれやすいものであり、水洗
トイレに流して支障のないものであった。一方、裂断長
の値は実施例1よりやや低いが、包装用紙として十分な
強度を有していた。
【0033】[比較例1]実施例1において、抄紙原料
にカチオン性高級脂肪酸を添加しない点及び水溶性ポリ
ビニルアルコールをサイズプレス塗工しない点以外は実
施例1と同様にして包装用紙を製造した。実施例1と比
較して、裂断長の値が低下し、包装紙に用いるには強度
が不十分であった。また、水分散性も低下し、水不溶性
インクによる図柄印刷が施されることで水分散性が更に
低下することを考慮すると、水中投棄による廃棄ができ
る包装紙の用紙としては不適であった。
【0034】[比較例2]実施例1において、カチオン
性高級脂肪酸を添加しない点以外は、実施例1と同様に
して包装用紙を製造した。水溶性ポリビニルアルコール
の塗工により、比較例1のものよりは、裂断長、水分散
性は向上するが、実施例1のものに比べて低下し、水不
溶性インクによる図柄印刷が施されることで水分散性が
更に低下することを考慮すると、水中投棄による廃棄が
できる包装紙の用紙としては不適であった。
【0035】[比較例3]実施例1において、水溶性ポ
リビニルアルコールをサイズプレス塗工しない点以外
は、実施例1と同様にして包装用紙を製造した。カチオ
ン性高級脂肪酸の添加により、裂断長の値は比較例1よ
りも更に低下し、包装紙として用いるには強度が不十分
であった。
【0036】[比較例4]実施例1において、カチオン
性高級脂肪酸の添加量を0.25重量%に増量した点以
外は、実施例1と同様にして包装用紙を製造した。カチ
オン性高級脂肪酸の添加量が多く疎水性となる度合いが
高いので、水溶性ポリビニルアルコールの塗工により用
紙表面を親水性としても補うことができず、水分散性の
悪いものであった。JIS P4501に規定されてい
るトイレットペーパーのほぐれやすさ測定法による測定
値は100秒より長く、印刷前の段階でも水中投棄によ
る廃棄ができないものであった。
【0037】
【表1】
【0038】[実施例3]実施例2と同様にして包装用
紙を製造した。この包装用紙にクリーム色の油性グラビ
アインク(東洋インキ製造(株)製商品名88CF08
29)をインク使用量が1.8g/mとなるようにフ
レキソ印刷試験器でベタ印刷し、印刷された包装紙を製
造した。この包装紙の印刷仕上がりは実用上支障のない
ものであった。この包装紙について、裂断長、水分散時
間、ほぐれやすさを測定して、結果を表2に示した。
【0039】得られた包装紙の水中でのほぐれやすさ
は、JIS P4501に規定されているトイレットペ
ーパーのほぐれやすさの規格内にあり、水洗トイレに流
して支障のないものであった。また、包装紙の裂断長の
値は高く、包装紙として十分な強度を有していた。
【0040】[実施例4]実施例2と同様にして包装用紙
を製造した。この包装用紙にクリーム色の油性グラビア
インク(東洋インキ製造(株)製商品名88CF082
9)をインク使用量が2.3g/mとなるようにフレ
キソ印刷試験器でベタ印刷し、印刷された包装紙を製造
した。この包装紙の印刷仕上がりは実用上支障のないも
のであった。この包装紙について、裂断長、水分散時
間、ほぐれやすさを測定して、結果を表2に示した。
【0041】得られた包装紙の水中でのほぐれやすさ
は、JIS P4501に規定されているトイレットペ
ーパーのほぐれやすさの規格内にあり、水洗トイレに流
して支障のないものであった。また、包装紙の裂断長の
値は高く、包装紙として十分な強度を有していた。
【0042】[実施例5]実施例2と同様にして包装用紙
を製造した。次に一辺が5mmの正方形のベタ印刷部分
(印刷面積25mm)が2mmの無印刷部分を隔てて
上下左右方向に繰り返し連なる印刷図柄を用意し、一辺
5mmの正方形ベタ印刷部分のインク使用量が3.0g
/mとなるようにしてクリーム色の油性グラビアイン
キ(東洋インキ製造(株)製商品名88CF0829)
を用いて前記包装用紙にフレキソ印刷試験器で印刷し、
印刷された包装紙を製造した。この印刷された包装紙の
印刷仕上がりは実用上支障のないものであった。この包
装紙について、裂断長、水分散時間、ほぐれやすさを測
定して、結果を表2に示した。
【0043】得られた包装紙の水中でのほぐれやすさ
は、JIS P4501に規定されているトイレットペ
ーパーのほぐれやすさの規格内にあり、水洗トイレに流
して支障のないものであった。また、包装紙の裂断長の
値は高く、包装紙として十分な強度を有していた。
【0044】[比較例5]実施例2において、水溶性ポリ
ビニルアルコールを塗工しない点以外は実施例2と同様
にして包装用紙を製造した。次にこの包装用紙に、クリ
ーム色の油性グラビアインク(東洋インキ製造(株)製
商品名88CF0829)をインク使用量が1.8g/
となるようにフレキソ印刷試験器でベタ印刷し、印
刷された包装紙を製造した。この包装紙の印刷仕上がり
は実用上支障のないものであった。この包装紙につい
て、裂断長、水分散時間、ほぐれやすさを測定して、結
果を表2に示した。
【0045】得られた包装紙の水分散時間は、水溶性高
分子溶液を塗工した実施例3による包装紙の約3倍と長
く水中でのほぐれやすさはJIS P4501に規定さ
れているトイレットペーパーのほぐれやすさの規格外に
あるため、水分散性が極めて悪く、水洗トイレに流すこ
とができないものであった。また、得られた包装紙の裂
断長は実施例3の約1/2で、包装紙として十分な強度
を有していなかった。
【0046】[比較例6]実施例2において、カチオン
性高級脂肪酸を添加しない点以外は実施例2と同様にし
て包装用紙を製造した。次に、上記包装用紙にクリーム
色の油性グラビアインク(東洋インキ製造(株)製商品
名88CF0829)をインク使用量が1.8g/m
となるようにフレキソ印刷試験器でベタ印刷し、印刷さ
れた包装紙を製造した。この包装紙の印刷仕上がりは実
用上支障のないものであった。この包装紙について、裂
断長、水分散時間、ほぐれやすさを測定して、結果を表
2に示した。
【0047】得られた包装紙の水中でのほぐれやすさ
は、カチオン性高級脂肪酸を添加した実施例3の包装紙
と比較して約3倍と長く、水中でのほぐれやすさはJI
S P4501に規定されているトイレットペーパーの
ほぐれやすさの規格外にあるため、水分散性が極めて悪
く、水洗トイレに流すことができないものであった。
【0048】
【表2】
【0049】[比較例7]実施例2と同様にして、包装
用紙を製造した。この包装用紙にクリーム色の油性グラ
ビアインク(東洋インキ製造(株)製商品名88CF0
829)をインク使用量が2.8g/mとなるように
フレキソ印刷試験器でベタ印刷し、印刷された包装紙を
製造した。この包装紙の印刷仕上がりは実用上支障のな
いものであった。この印刷された包装紙について、水分
散時間、ほぐれやすさを測定した結果、水中で600秒
攪拌しても全く分散せず、水分散性が失われていた。
【0050】[比較例8]実施例2と同様にして、包装
用紙を製造した。次に、一辺が6mmの正方形のベタ印
刷部分(印刷面積36mm)が2mmの無印刷部分を
隔てて上下左右方向に繰り返し連なる印刷図柄を用意
し、一辺6mmの正方形ベタ印刷部分のインク使用量が
5.1g/mとなるようにしてクリーム色の油性グラ
ビアインク(東洋インキ製造(株)製商品名88CF0
829)を上記包装用紙にフレキソ印刷試験器で印刷
し、印刷された包装紙を製造した。この包装紙の印刷仕
上がりは実用上支障のないものであった。この印刷され
た包装紙について、水分散時間、ほぐれやすさを測定し
た結果、水中で600秒攪拌してもほとんど分散せず、
水分散性が極めて悪く、水洗トイレに流すことができな
いものであった。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、水不溶性インクに対す
る印刷適性を有し、水不溶性インクによる図柄が印刷さ
れても尚十分な水分散性を有するように優れた水分散性
を有し且つ包装紙に用いられるのに十分な強度を有する
包装用紙を得ることができる。また、この包装用紙に水
不溶性インクにより印刷が施された後の包装紙も、水中
に投棄した場合に迅速に分散し、JIS P4501で
規定されるほぐれやすさ100秒以内の包装紙を得るこ
とができる。本発明にかかる包装紙をトイレットペーパ
ーロールその他のサニタリー用品の個別包装に用いれ
ば、開封後に、包装紙を水洗トイレに投棄して廃棄する
ことができ、包装紙の回収作業を省略できるという利点
を有する。
フロントページの続き (72)発明者 山口 隆志 東京都新宿区西新宿6−22−1 株式会社 クレシア内 (72)発明者 齋藤 勝彦 東京都新宿区西新宿6−22−1 株式会社 クレシア内 Fターム(参考) 4L055 AG34 AG35 AG40 AG41 AG44 AG46 AG47 AG48 AG57 AG64 AG71 AG88 AH11 BE08 EA05 EA14 EA17 EA24 EA32 FA15 FA30 GA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カナダろ水度で200〜650mlCS
    Fに叩解された水分散性繊維に0.01〜0.2重量%
    の疎水性低分子化合物を添加して抄造された基紙に、該
    基紙に対して固形分換算で0.1〜10重量%の水溶性
    高分子を塗工してなり、JIS P4501で規定され
    るほぐれやすさ20秒以内の水分散性を有し且つ水不溶
    性インクに対する印刷適性を有することを特徴とする包
    装用紙。
  2. 【請求項2】 疎水性低分子化合物が、高級脂肪酸、高
    級アルキルアミン塩、カチオン性高級脂肪酸、石油樹
    脂、アルキルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸
    から選ばれた少なくとも一種である請求項1に記載の包
    装用紙。
  3. 【請求項3】 水溶性高分子が、ポリビニルアルコー
    ル、カルボキシアルキルセルロース塩、セルロース誘導
    体、アルギン酸塩、澱粉、澱粉誘導体、ポリアクリル酸
    塩、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレンオキサイド
    から選ばれた少なくとも一種である請求項1に記載の包
    装用紙。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の包装用紙に水不溶性イ
    ンクにより印刷が施され、JIS P4501で規定さ
    れるほぐれやすさ100秒以内の水分散性を有すること
    を特徴とする包装紙。
  5. 【請求項5】 水不溶性インクの使用量が0.1〜2.
    3g/mである請求項4に記載の包装紙。
  6. 【請求項6】 水不溶性インクにより施された印刷が、
    印刷面積1〜25mmの独立した印刷図柄から構成さ
    れ、各図柄における水不溶性のインク使用量が0.1〜
    4g/mである請求項4に記載の包装紙。
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