JP2000169200A - 速硬性リン酸カルシウムセメント - Google Patents

速硬性リン酸カルシウムセメント

Info

Publication number
JP2000169200A
JP2000169200A JP10347324A JP34732498A JP2000169200A JP 2000169200 A JP2000169200 A JP 2000169200A JP 10347324 A JP10347324 A JP 10347324A JP 34732498 A JP34732498 A JP 34732498A JP 2000169200 A JP2000169200 A JP 2000169200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
cement
dcpa
calcium
calcium phosphate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10347324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3987220B2 (ja
Inventor
Takenori Sawamura
武憲 澤村
Masaaki Hattori
昌晃 服部
Masahiko Okuyama
雅彦 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Niterra Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd, NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP34732498A priority Critical patent/JP3987220B2/ja
Publication of JP2000169200A publication Critical patent/JP2000169200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3987220B2 publication Critical patent/JP3987220B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 混練液として用いる純水等の水に酸を添加す
ることなく、水のみによって混練しても、速やかに硬化
し、且つ濡れ圧縮強度の大きい速硬性リン酸カルシウム
セメントを提供する。 【解決手段】 リン酸水素カルシウム2水和物(DCP
D)粉末及びリン酸水素カルシウム無水物(DCPA)
粉末のうちの少なくとも一方を含むリン酸カルシウムセ
メントであって、DCPD粉末及びDCPA粉末の比表
面積が1〜50m 2/g、特に3〜10m2/gである速
硬性リン酸カルシウムセメントを得る。DCPD粉末及
びDCPA粉末の合計量は、セメントを100重量部と
した場合に、20〜50重量部とすることが好ましい。
また、このセメントは、DCPD粉末、DCPA粉末及
びリン酸四カルシウム粉末を、主成分として60重量部
以上、特に80重量部以上含有することがより好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医科用或いは歯科
用の速硬性リン酸カルシウムセメントに関する。本発明
の速硬性リン酸カルシウムセメントは、特定の比表面積
を有するリン酸水素カルシウム2水和物若しくは無水物
の粉末を含み、水を添加して混練することにより速やか
に硬化させることができる。また、本発明の速硬性リン
酸カルシウムセメントは、湿潤環境における圧縮強度、
即ち、濡れ圧縮強度及び生体活性等に優れ、人工骨、人
工関節及び人工歯根等を形成するための原料として使用
することができる。
【0002】
【従来の技術】生体に用いられる医療用セメントとして
は、現在までに各種の組成のものが数多く提案されてい
る。特に、リン酸カルシウム系の生体用セメントでは、
このセメントが硬化とともに生体活性な水酸アパタイト
に転化するため、生体親和性に優れた硬化体を得ること
ができる。このリン酸カルシウム系の生体用セメントと
しては、リン酸四カルシウムが使用されることが多い。
例えば、米国特許明細書第4612053号にも、リン
酸四カルシウムを主成分とするリン酸カルシウムセメン
トが開示されている。しかし、このセメントは硬化に比
較的長時間を要するため、実用上は問題がある。
【0003】このリン酸四カルシウムを主成分とするリ
ン酸カルシウムセメントの硬化に要する時間を短縮する
ため、クエン酸、リンゴ酸、乳酸等の有機酸或いは無機
酸などを添加した酸性の水溶液によってセメントを混練
する方法が多数提案されている(特開昭59−8835
1号公報、特開昭62−83348号公報、特開昭63
−295863号公報など)。しかし、混練液に酸を添
加して混練したものを生体内に補填した場合、酸による
生体刺激が強く、補填部の周囲に炎症反応等を起こすこ
とがあり、好ましくない。
【0004】また、特開平2−48479号公報、特表
平8−510713号公報等には、使用するリン酸四カ
ルシウムのカルシウムとリンとの比が過大にならないよ
うにして、酸化カルシウムの副生を抑えることにより、
硬化に要する時間を短縮する方法が提案されている。し
かし、リン酸四カルシウムは、通常、1450℃以上の
高温において焼成し、調製する必要があり、焼成中にリ
ンが気化してしまうためカルシウムとリンとの比を調整
することは非常に困難である。
【0005】更に、セメントに水酸アパタイトを添加す
ることにより、硬化に要する時間を短縮する方法も知ら
れている(歯科材料・器械、6巻、1号、53〜58頁
及び歯科材料・器械、6巻、4号、426〜431頁な
ど)。しかし、この方法では、混練液にリン酸の水溶液
を配合する必要があり、このリン酸による生体刺激が懸
念され、また、硬化時間は短縮されるものの、濡れ圧縮
強度等が低下するため好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するものであり、特定の比表面積を有するリン
酸水素カルシウム2水和物若しくは無水物の粉末を含む
リン酸カルシウム粉末をセメントの主成分として使用す
ることにより、混練液である純水等の水に酸の配合を要
することなく、実用上、十分に短い時間で硬化し得る速
硬性リン酸カルシウムセメントを提供することを目的と
する。本発明の速硬性リン酸カルシウムセメントでは、
従来より多数提案されているように、水に酸を添加しp
Hを低くする必要がないため、炎症反応等の問題を起こ
すことがない。更に、このセメントには水酸アパタイト
を配合する必要もなく、水酸アパタイトによる濡れ圧縮
強度等の低下もない。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明の速硬性リン酸
カルシウムセメント(以下、単に「セメント」というこ
ともある。)は、リン酸水素カルシウム2水和物粉末及
びリン酸水素カルシウム無水物粉末のうちの少なくとも
一方を含む速硬性リン酸カルシウムセメントにおいて、
上記リン酸水素カルシウム2水和物(以下、「DCP
D」という。)粉末及び上記リン酸水素カルシウム無水
物(以下、「DCPA」という。)粉末の比表面積が1
〜50m2/gであることを特徴とする。
【0008】上記「DCPD粉末」及び上記「DCPA
粉末」の「比表面積」は1〜50m 2/gであり、特に
2〜30m2/g、更には第2発明のように3〜10m2
/gであることが好ましい。DCPD粉末及びDCPA
粉末の比表面積が1m2/g未満であると、これらの粉
末がセメントの硬化の際の結晶核として機能せず、硬化
が十分に促進されない。一方、この比表面積が50m2
/gを超える場合は、DCPD粉末及びDCPA粉末が
凝集し、セメント中に均一に分散しないため、硬化時間
の短縮が認められない。。
【0009】また、DCPD粉末及び/又はDCPA粉
末の含有量は、第3発明のように、速硬性リン酸カルシ
ウムセメントを100重量部とした場合に、20〜50
重量部とすることが好ましい。この含有量は、特に25
〜45重量部、更には30〜40重量部とすることがよ
り好ましい。DCPD粉末及び/又はDCPA粉末の含
有量が20重量部未満であると、硬化に要する時間を十
分に短くすることができない。一方、この含有量が50
重量部を超える場合は、硬化体中に未硬化のDCPD粉
末若しくはDCPA粉末が残留し、濡れ圧縮強度等が低
下するため好ましくない。
【0010】第1発明の速硬性リン酸カルシウムセメン
トは、各種のリン酸カルシウム化合物の粉末を含有し得
るが、第4発明のように、DCPD粉末、DCPA粉末
及びリン酸四カルシウム(以下、「TeCP」とい
う。)粉末を主成分とすることが好ましい。これら3種
類の粉末を併用すれば、純水等、水によって混練した場
合に、より速やかに硬化させることができる。これらの
粉末を併用する場合、その量比は特に限定されないが、
モル比で、DCPD粉末及びDCPA粉末/TeCP粉
末=8/2〜2/8、特に6/4〜4/6とすることが
好ましく、更には等量程度を使用することがより好まし
い。尚、この「主成分」とは、セメントの全量を100
重量部とした場合に、上記の3種類の粉末の合計量が6
0重量部以上、特に好ましくは80重量部以上であるこ
とを意味する。
【0011】更に、このセメントでは、上記の3種類の
主成分以外にも、α−リン酸三カルシウム、β−リン酸
三カルシウム等の粉末を併用することができ、炭酸カル
シウム等、リン酸カルシウム化合物以外のカルシウム化
合物などを含有させることもできる。また、濡れ圧縮強
度等が低下しない程度に水酸アパタイト(以下、「HA
P」という。)粉末を配合することもできる。これらの
リン酸カルシウム粉末等は1種のみを使用してもよい
し、2種以上を併用することもできる。
【0012】DCPD粉末としては、市販の試薬を遠心
ミルやアルミナポットで粉砕したものを使用することが
できる。更に、DCPA粉末としては、市販のDCPA
試薬、或いは市販のDCPD試薬を120℃程度の温度
に加熱し、脱水させる等の方法によって得られるDCP
Aを、同様に遠心ミルやアルミナポットで粉砕したもの
を用いることができるが、これらに限定されるものでは
ない。また、TeCP粉末の製法も特に限定されず、炭
酸カルシウム粉末とDCPD粉末との等モル混合物を所
定形状に成形した後、1450〜1550℃の温度範囲
で焼成し、これを約100μm程度の平均粒径に整粒し
たものなどを使用することができる。
【0013】本発明の速硬性リン酸カルシウムセメント
では、混練液に、デキストラン硫酸塩等、各種の単糖類
がポリグリコシル化し、高分子化することにより生成す
る多糖類を配合することもできる。この多糖類の配合に
より、混練液の粘性が高くなり、操作性に優れ、混練時
に容易に所定の形態を付与することができるセメントと
することができる。更に、このセメントには、硫酸バリ
ウム、次炭酸ビスマス等のX線造影剤を配合することも
できる。尚、上記の形態の付与とは、初期形状の付与及
び補填後などにおける形状の修正、調整を併せ意味する
ものである。
【0014】また、本発明のセメントは、純水等の水に
よって混練した後、これのみを生体内に補填して人工
骨、人工歯根等の用途に用いることができるが、セメン
トと水とを混練する際に、骨形成因子、抗ガン剤及び抗
生物質等を添加し、薬物徐放のための担体として利用す
ることもできる。
【0015】更に、第1発明の速硬性リン酸カルシウム
セメントでは、JIS T 6602に準じて測定した
硬化時間を、5〜20分、特に5〜18分、更には5〜
15分とすることができ、硬化体の濡れ圧縮強度を、5
00〜600kg/cm2、特に530〜600kg/
cm2、更には550〜600kg/cm2とすることが
できる。また、DCPD粉末及びDCPA粉末の比表面
積が第2発明の範囲内であれば、7〜11分の短時間で
安定して硬化させることができ、濡れ圧縮強度も520
〜570kg/cm2であって十分な強度を併せ有する
優れた性能のセメントとすることができる。
【0016】
【作用】本発明では、セメントと混練液である水とを混
練するに際し、酸を併用する必要がなく、水のみによっ
て混練しても、実用上、十分に短かい時間で硬化させる
ことができる。そのため、混練、硬化の過程においてp
Hがそれほど低くはならず、補填部周縁に炎症反応等を
生ずることがない。また、生成する硬化体が生体組織に
悪影響を及ぼすこともない。更に、本発明のセメント
は、濡れ圧縮強度が大きく、且つ操作性にも優れ、混練
時に容易に所定の形態を付与することができる。この形
態の付与の意味は前記のとおりである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例によって本発明を更
に詳しく説明する。 製造例1(比表面積の異なるDCPA粉末及びそれを用
いたセメントの調製) DCPD(和光純薬株式会社製、試薬特級)を120℃
に加熱し、脱水して得られたDCPAを、それぞれ表1
に記載の装置によって、表1に記載の時間粉砕し、比表
面積の異なるDCPA粉末を調製した。このDCPA粉
末とTeCP粉末とを、ライカイ器によって35/65
の重量比で混合し、試料番号2〜5の速硬性リン酸カル
シウムセメントを調製した。尚、試料番号1のセメント
では、加熱、脱水により得られたDCPAを粉砕せず、
そのまま用いたが、このDCPAとTeCP粉末との重
量比は同様に35/65である。また、表1において*
は第1発明の範囲外であることを表す。
【0018】
【表1】
【0019】製造例2(DCPA粉末の含有量の検討及
びセメントの調製) DCPD(和光純薬株式会社製、試薬特級)を120℃
に加熱し、脱水して得られたDCPAを、遠心ミルによ
ってエタノール中で1時間粉砕し、比表面積4.2m2
/gのDCPA粉末を得た。その後、このDCPA粉末
とTeCP粉末とを、表2に記載の重量比で、バイアル
瓶を使用し、5時間混合して試料番号6〜10の速硬性
リン酸カルシウムセメントを調製した。表2において*
*は第3発明の範囲外であることを表す。尚、製造例1
〜2において、各粉末の比表面積は、ユアサアイオニク
ス株式会社製、型式「マルチソーブ12」を使用し、1
00℃で60分の脱気条件で測定した。
【0020】
【表2】
【0021】実験例1〜10 試料番号1〜10の速硬性リン酸カルシウムセメント
と、混練液である純水とを粉液比0.25で混練し、硬
化させ、硬化時間及び得られた硬化体の濡れ圧縮強度を
JIS T 6602に準じて測定した。また、混練開
始から24時間擬似体液に浸漬して得られた硬化体につ
いて、その結晶構成相をX線回折によって確認した。結
果を表3に示す。尚、表3において、*は第1発明を、
**は第3発明をそれぞれ外れていることを表す。
【0022】
【表3】
【0023】表3の結果によれば、DCPA粉末の比表
面積が第1発明の範囲内である実験例2〜4では、硬化
時間が9〜17分であり、濡れ圧縮強度が510〜54
0kg/cm2であって、優れた性能のセメントが得ら
れていることが分かる。特に、DCPA粉末の比表面積
が第2発明の範囲内である実験例3〜4では、より優れ
た性能のセメントが得られている。また、DCPA粉末
の含有量が第3発明の範囲内である実験例7〜9では、
硬化時間が10〜14分であり、濡れ圧縮強度が500
〜550kg/cm2であって、優れた性能のセメント
が得られていることが分かる。
【0024】一方、DCPA粉末の比表面積が第1発明
の範囲外である実験例1及び5では、硬化に長時間を要
し、濡れ圧縮強度も低下していることが分かる。また、
DCPA粉末の含有量が第3発明の下限値未満である実
験例6では、硬化体の濡れ圧縮強度はそれほど低下して
いないものの、硬化に長時間を要し、この含有量が上限
値を超えている実験例10では、短時間で硬化するもの
の、濡れ圧縮強度が大きく低下している。
【0025】更に、DCPA粉末の含有量が50重量部
以下である実験例1〜9では、硬化体の結晶構成相はH
APとTeCPであったが、DCPA粉末が50重量部
を超える実験例10では、HAP及びTeCP以外にD
CPAの回折ピークが観察された。このようにDCPA
粉末の含有量が第3発明の上限値を超える場合は、過剰
のDCPA粉末が未硬化のまま残留し、それによって上
記のように硬化体の濡れ圧縮強度が大きく低下すること
が分かる。
【0026】
【発明の効果】第1発明によれば、純水等、水のみによ
って混練することにより、速やかに硬化し、優れた濡れ
圧縮強度を有する速硬性リン酸カルシウムセメントを得
ることができる。このセメントでは、水を添加し、混練
する際に、この水に酸を加える必要はなく、pHを特に
低くする必要がない。そのため、硬化反応の過程におい
て炎症反応等、生体への悪影響のないリン酸カルシウム
セメントを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C01B 25/32 C01B 25/32 B P (72)発明者 服部 昌晃 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 奥山 雅彦 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 Fターム(参考) 4C059 AA02 4C081 AB03 AB05 AB06 CF011 CF022 CF032

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リン酸水素カルシウム2水和物粉末及び
    リン酸水素カルシウム無水物粉末のうちの少なくとも一
    方を含む速硬性リン酸カルシウムセメントにおいて、上
    記リン酸水素カルシウム2水和物粉末及び上記リン酸水
    素カルシウム無水物粉末の比表面積が1〜50m2/g
    であることを特徴とする速硬性リン酸カルシウムセメン
    ト。
  2. 【請求項2】 上記リン酸水素カルシウム2水和物粉末
    及び上記リン酸水素カルシウム無水物粉末の比表面積が
    3〜10m2/gである請求項1記載の速硬性リン酸カ
    ルシウムセメント。
  3. 【請求項3】 上記速硬性リン酸カルシウムセメントを
    100重量部とした場合に、上記リン酸水素カルシウム
    2水和物粉末及び/又は上記リン酸水素カルシウム無水
    物粉末の含有量が20〜50重量部である請求項1又は
    2記載の速硬性リン酸カルシウムセメント。
  4. 【請求項4】 上記リン酸水素カルシウム2水和物粉
    末、上記リン酸水素カルシウム無水物粉末及びリン酸四
    カルシウム粉末を主成分とする請求項1乃至3のうちの
    いずれか1項に記載の速硬性リン酸カルシウムセメン
    ト。
JP34732498A 1998-12-07 1998-12-07 速硬性リン酸カルシウムセメント Expired - Fee Related JP3987220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34732498A JP3987220B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 速硬性リン酸カルシウムセメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34732498A JP3987220B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 速硬性リン酸カルシウムセメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000169200A true JP2000169200A (ja) 2000-06-20
JP3987220B2 JP3987220B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=18389459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34732498A Expired - Fee Related JP3987220B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 速硬性リン酸カルシウムセメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3987220B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6648960B1 (en) * 2002-06-26 2003-11-18 Cana Lab Corporation Method of shortening a working and setting time of a calcium phosphate cement (CPC) paste
JP2004083410A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Merck Patent Gmbh 新規燐酸カルシウムセメント組成物およびそれを調製する方法
JP2004520106A (ja) * 2000-12-22 2004-07-08 サルザー バイオロジクス インコーポレイテッド 骨の成長および修復のための組成物ならびに方法
JP2004244291A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Ngk Spark Plug Co Ltd リン酸水素カルシウム粉体、リン酸カルシウム系ペースト用粉体、リン酸カルシウム系ペースト混練器ユニット及びリン酸水素カルシウム粉体の製造方法
JP2008142213A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Kuraray Medical Inc リン酸カルシウム組成物及びその用途
WO2015019600A1 (ja) 2013-08-06 2015-02-12 クラレノリタケデンタル株式会社 生体硬組織修復用硬化性リン酸カルシウム組成物並びに骨修復材料及び各種歯科材料
US9028726B2 (en) 2008-09-25 2015-05-12 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Oxide sintered compact for producing transparent conductive film

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004520106A (ja) * 2000-12-22 2004-07-08 サルザー バイオロジクス インコーポレイテッド 骨の成長および修復のための組成物ならびに方法
US6648960B1 (en) * 2002-06-26 2003-11-18 Cana Lab Corporation Method of shortening a working and setting time of a calcium phosphate cement (CPC) paste
JP2004083410A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Merck Patent Gmbh 新規燐酸カルシウムセメント組成物およびそれを調製する方法
JP2004244291A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Ngk Spark Plug Co Ltd リン酸水素カルシウム粉体、リン酸カルシウム系ペースト用粉体、リン酸カルシウム系ペースト混練器ユニット及びリン酸水素カルシウム粉体の製造方法
JP2008142213A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Kuraray Medical Inc リン酸カルシウム組成物及びその用途
US9028726B2 (en) 2008-09-25 2015-05-12 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Oxide sintered compact for producing transparent conductive film
WO2015019600A1 (ja) 2013-08-06 2015-02-12 クラレノリタケデンタル株式会社 生体硬組織修復用硬化性リン酸カルシウム組成物並びに骨修復材料及び各種歯科材料
US9827268B2 (en) 2013-08-06 2017-11-28 Kuraray Noritake Dental Inc. Curable calcium phosphate composition for biological hard tissue repair, bone repair material, and various dental materials

Also Published As

Publication number Publication date
JP3987220B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2438742C (en) A new calcium phosphate cement composition and a method for the preparation thereof
JPH04135562A (ja) 水硬性リン酸カルシウムセメント
JP2000169200A (ja) 速硬性リン酸カルシウムセメント
KR100973988B1 (ko) 무기계 골시멘트 분말, 그 페이스트, 무기계 골시멘트의제조방법 및 그에 의한 무기계 골시멘트
JP4669932B2 (ja) 生体材料用組成物及びその硬化体
JP2014506812A (ja) 注入可能な自硬アパタイトセメントを含有する組成物
JP2011512207A (ja) リン酸マグネシウムアンモニウムセメントのための調合物
US20180264167A1 (en) Cement-forming compositions, apatite cements, implants and methods for correcting bone defects
JP2563186B2 (ja) リン酸カルシウム系硬化体の製造方法
JP2002000718A (ja) 高強度硬化体の形成が可能な生体骨補強治療用リン酸カルシウムセメント
JP2000169199A (ja) 速硬性リン酸カルシウムセメント
JPH02311340A (ja) 水硬セメント組成物
JPH01301543A (ja) 硬化性組成物
JPH0526503B2 (ja)
JPH07114803B2 (ja) 生体硬組織修復用代替材の製造方法
JP2638619B2 (ja) 自己硬化型高強度複合生体材料とその製造方法
EP1394132B1 (en) A new calcium phosphate cement composition and a method for the preparation thereof
JP3854408B2 (ja) リン酸カルシウムセメント粉体
JP3634945B2 (ja) 速硬性リン酸カルシウムセメント及びその製造方法
JPS63294863A (ja) 骨欠損部及び骨空隙部充填材
JPS6323671A (ja) 医療用硬化性組成物
JP3966539B2 (ja) 高強度硬化体の形成が可能な生体骨補強治療用速硬性リン酸カルシウムセメント
JPH0763502B2 (ja) 人体硬組織代替組成物
JPH04348755A (ja) 水硬性リン酸カルシウムセメント
JPH0559859B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees