JP2000168360A - ドアロックユニットの組付構造 - Google Patents

ドアロックユニットの組付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア本体側のドアロックユニットとドアイン
ナパネルの連結部材やコネクタ部とを簡単に接続させ
る。 【解決手段】 ドア本体1にドアロックユニット2を設
け、アウタハンドル3とドアロックユニットをアウタ側
連結部材4,5で連結し、サブインナパネル6のインナ
ハンドルとドアロックユニット2をインナ側連結部材1
0で連結し、ドア本体とサブインナパネルの間にウィン
ドガラス69を配置する構造で、インナ側連結部材10
をサブインナパネルの室内側の面に沿って配索し、イン
ナ側連結部材の先端部をサブインナパネルの開口部11
内に位置させ、ドアロックユニット2の連結部18を開
口部11に対向して位置させた。ドアロックユニット2
のコネクタ部37を開口部11に対向して位置させる。
ドアロックユニット2をカバー49内に収容し、カバー
の開口部55内にドアロックユニット2の連結部18や
コネクタ部37を位置させる。ドア本体1とサブインナ
パネル6とに密着する防水用のパッキン58をカバー4
9に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア本体とサブイ
ンナパネルとを備える自動車のドアにドアロックユニッ
トを組み付けて、ドアロックユニットとロック用の連結
部材(リンク)やコネクタ部とを効率良く接続させるこ
とのできるドアロックユニットの組付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7の特開平9−156374号公報に
示された従来のドアロックユニットの組付構造を示すも
のである。この構造は、自動車のドアの一部であるサブ
インナパネル75にドアロックユニット76を設け、サ
ブインナパネル75の室内側のインナハンドル77から
サブインナパネル75の孔部78を通してドアロックユ
ニット76にオープン用とロック用の各インナリンク
(インナ側連結部材)79,80を連結し、サブインナ
パネル75の室外側にウィンドガラス81を配設し、ウ
ィンドガラス81をはさんでドアロックユニット76と
室外側の図示しないドア本体のアウタハンドルとをドア
本体側の図示しないオープン用とロック用の各アウタリ
ンク(アウタ側連結部材)で連結するものである。
【0003】ドア本体(図示せず)は金属で形成され、
アウタパネルとインナパネルとで構成される。サブイン
ナパネル75は合成樹脂で形成され、インナパネル(図
示せず)に組み込まれる。オープン用の各リンク79…
はインナハンドル77やアウタハンドルの操作でドアを
開くためのものであり、ロック用の各リンク80…は図
示しないロックノブでドアをロックするためのものであ
る。
【0004】ウィンドガラス81はレギュレータ82の
キャリヤ83に固定され、レギュレータ82はサブイン
ナパネル75に固定される。キャリヤ83はワイヤ84
に連結され、ワイヤ84はモータ85で昇降駆動され
る。ウィンドガラス81の一側部(車両進行方向前端)
はサブインナパネル75のガイドレール86にスライド
自在に係合される。
【0005】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、ウィンドガラス81をレギュレータ82と共にサブ
インナパネル75に組み付け、サブインナパネル75を
ドア本体(図示せず)に組み付けて、ドア本体側の図示
しないオープン用とロック用の各アウタリンクとをサブ
インナパネル75側のドアロックユニット76に連結す
る際に、ウィンドガラス81が邪魔になって連結作業を
行い難いという問題があった。また、ドアロックユニッ
ト76がドアの開閉時に衝撃を受けるため、サブインナ
パネル75の強度(剛性)を高めなければならず、その
ためにコストが高くつくという問題もあった。
【0006】ドアロックユニットをドア本体に設ける構
造は特開平6−183260号公報に開示されている。
この構造は、図8に示す如く、ドア本体88にドアロッ
クユニット89を設け、サブインナパネル90の室内側
のインナハンドル91からサブインナパネル90の孔部
92を経てサブインナパネル90の裏面側に沿ってドア
本体88側のドアロックユニット89にオープン用とロ
ック用の各インナリンク(インナ側連結部材)93,9
4を連結するものである。ドアロックユニット89はド
ア本体88の内側に装着され、ドアロックユニット89
の側方においてドア本体88にリンク挿通用の孔部95
が形成されている。
【0007】ウィンドガラス96はサブインナパネル9
0に対して各インナリンク93,94の外側(各インナ
リンク93,94とドア本体88との間)に配置され、
レギュレータ97のワイヤ98とモータ99で昇降駆動
される。ドア本体88側のアウタハンドル(図示せず)
や、アウタハンドルとドアロックユニット89とを結ぶ
各アウタリンク(図示せず)はドア本体88のアウタパ
ネル102上側のスペースに配置される。アウタハンド
ル側の各リンク(図示せず)は、サブインナパネル90
を組み付ける前にドアロックユニット89に連結され
る。サブインナパネル90はウィンドガラス96を装着
した状態でドア本体88のインナパネル101に組み付
けられる。
【0008】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、ドアロックユニット89とドア本体88側のアウタ
ハンドルとに各アウタリンク(図示せず)を連結させる
のは容易であるが、サブインナパネル90側のインナハ
ンドル91とドアロックユニット89とに各インナリン
ク93,94を連結する作業はウィンドガラス96に邪
魔されて行い難いという問題があった。また、ドアロッ
クユニット89をドア本体88の内側に装着し、ドア本
体88にリンク挿通用の孔部95を設けた関係で、孔部
95から雨水や塵等がドアロックユニット89側に侵入
しやすく、そのために、例えばアウタパネル102とサ
ブインナパネル90との間に合成樹脂製の防水シート
(図示せず)を配設しなければならず、防水シートを組
み付ける手間や高いコストがかかるという問題があっ
た。また、防水シートではドアロックユニット89の完
璧な防水は期待し難く、より優れた防水性を発揮し得る
手段が必要とされていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した各
点に鑑み、ドアロックユニットをドア本体側に設けた場
合でも、ドア本体側のアウタハンドルやサブインナパネ
ル側のインナハンドルとドアロックユニットとの連結部
材による結合作業を容易に行うことができ、加えて、ド
アロックユニットの防水を低コストで確実に行うことの
できるドアロックユニットの組付構造を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドア本体にドアロックユニットが設けら
れ、該ドア本体側のアウタハンドルと該ドアロックユニ
ットとがアウタ側連結部材で連結され、該ドア本体に組
み付けられるサブインナパネルのインナハンドルと該ド
アロックユニットとがインナ側連結部材で連結され、該
ドア本体と該サブインナパネルとの間にウィンドガラス
が配置されるドアロックユニットの組付構造において、
前記インナ側連結部材が前記サブインナパネルの室内側
の面に沿って配索され、該インナ側連結部材の先端部が
該サブインナパネルの開口部内に位置し、該インナ側連
結部材の先端部に対する前記ドアロックユニットの連結
部が該開口部に対向して位置することを特徴とする(請
求項1)。前記ドアロックユニットのコネクタ部が前記
開口部に対向して位置する(請求項2)。また、前記ド
アロックユニットがカバー内に収容され、該カバーの開
口部内に前記ドアロックユニットの連結部やコネクタ部
が位置することも有効である(請求項3)。また、前記
カバーに、前記ドア本体と前記サブインナパネルとに密
着する防水用のパッキンが設けられたことも有効である
(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図6は、本発
明に係るドアロックユニットの組付構造の一実施例を示
すものである。図1の如く、金属製のドア本体1の一側
部(後端部)の内側にドアロックユニット2が配置され
ている。ドアロックユニット2からはドア本体1のアウ
タハンドル3に対してロック用とオープン用の各アウタ
リンク(アウタ側連結部材)4,5が連結されている。
【0012】ドア本体1に組み付けられる合成樹脂製の
サブインナパネル6にはインナハンドル7とロックノブ
8とが設けられ、サブインナパネル6の車室側の表面に
オープン用とロック用の各インナリンク(インナ側連結
部材)9,10が配索され、各インナリンク9,10の
基端部がインナハンドル7とロックノブ8とに連結さ
れ、各インナリンク9,10の先端部(自由端部)が、
ドア本体1側のドアロックユニット2に対応するサブイ
ンナパネル6の後端部側の矩形状の切欠開口部(開口
部)11内に配置されている。
【0013】サブインナパネル6側の各インナリンク
9,10は水平部12,13と傾斜部14,15とで構
成され、上部のインナハンドル7からサブインナパネル
6の高さ方向中央の切欠開口部11に向けて段階的に傾
斜し、且つインナリンク9,10の長さ方向中央の各水
平部13が、各一対の可撓性の保持片でなるクリップ1
6で水平方向スライド自在に係止されている。サブイン
ナパネル6へのインナリンク9,10の組付は各クリッ
プ16によってワンタッチで行われる。各インナリンク
9,10の先端部は図2の如く切欠開口部11内でドア
本体1に向けて直角に屈曲され、ドアロックユニット2
のレバー(連結部)17,18に対する結合用のフック
部19,20となっている。
【0014】図1でサブインナパネル6の表面にはワイ
ヤハーネス21が配索され、ワイヤハーネス21の分岐
線22〜26が、サブインナパネル6に実装されたスピ
ーカ27やスイッチユニット28や各コネクタ部29〜
31に続き、サブインナパネル6の前端側でワイヤハー
ネス21の先端側が貫通レスグロメット32を経て車両
ボディ接続用のコネクタ部33に続いている。ワイヤハ
ーネス21はクリップ34でサブインナパネル6の表面
にワンタッチで固定されている。貫通レスグロメット3
2はドア本体1のインナパネル35の側壁(前端壁)3
6の溝部37にワンタッチで組み付けられるものであ
り、本出願人が先に提案済である。
【0015】分岐線24の雄型のコネクタ部29は図2
のドア本体1側のドアロックユニット2の雌型のコネク
タ部37に嵌合される。他の分岐線25,26のコネク
タ部30,31は、図示しないパワーウィンドモータや
ドアミラーモータ等にコネクタ接続される。サブインナ
パネル6の車室側の表面には図示しないドアトリムが組
み付けられ、図1のインナハンドル7やスイッチユニッ
ト28がドアトリム側に露出する。
【0016】図2の如く、分岐線24のコネクタ部29
がサブインナパネル6の切欠開口部11内に余裕をもっ
て位置するように分岐線24に余長(弛み部)24aが
設定されている。コネクタ部29はドアロックユニット
2のコネクタ部37に接続される。両コネクタ部29,
37内には図示しない雄、雌の端子が収容されている。
コネクタ部37はドアロックユニット2に一体に設けら
れている。端子38と合成樹脂製のコネクタハウジング
39とでコネクタ部37が構成される。コネクタハウジ
ング39はドアロックユニット2の合成樹脂製のケース
40(図3)の側壁に一体成形されている。
【0017】サブインナパネル6のインナハンドル7
(図1)に続くオープン用のインナリンク9の先端のフ
ック部19はドアロックユニット2の下側のレバー17
の先端の孔部41に挿入され、ロックノブ8(図1)に
続くロック用のインナリンク10の先端のフック部20
はドアロックユニット2の上側のレバー18の先端の孔
部42に挿入される。各レバー17,18に対する各イ
ンナリンク9,10の連結はワンタッチで行われる。各
レバー17,18は回動自在であり、上側のレバー18
の動作で機械的にロック及びロック解除がなされ、下側
のレバー17の動作でドアが初期開きする。
【0018】また、コネクタ部29,37によるドアロ
ックユニット2の電気的接続によって自動式にロック及
びロック解除が行われる。自動ロックは運転者によるス
イッチユニット28(図1)の操作や図示しないキーレ
スエントリーシステム等によって行われる。ドアロック
ユニット2内のソレノイド(図示せず)が作動してレバ
ー18を駆動することで、ロック及びロック解除が行わ
れる。
【0019】これらコネクタ部29,37の接続作業及
び各レバー17,18に対する各インナリンク9,10
の連結作業は、サブインナパネル6をドア本体1に固定
した後に行われる。ドアロックユニット2から上向きに
突出した各アウタリンク4,5は、サブインナパネル6
を組み付ける前に図4のドア本体1側のアウタハンドル
3とキーシリンダ43に連結される。サブインナパネル
6とドア本体1のインナパネル35とには取付孔44〜
47が設けられており、各取付孔44〜47にねじ48
(図4)やクリップ(図示せず)を螺合ないし嵌合する
ことで、サブインナパネル6がインナパネル35に固定
される。
【0020】図3に示す如く、ドアロックユニット2は
合成樹脂製のカバー49の内側に収容されている。カバ
ー49は略L字状に直角に屈曲し、ドアロックユニット
2のケース40を収容する後半の収容部50と、ドアロ
ックユニット2のケース40から突出したレバー17,
18とコネクタ部37とを収容する前半の収容部51と
で成り、前半の収容部51はレバー17,18やコネク
タ部37よりも前方に長く延長されている。後半の収容
部50はドア本体1(図4)のインナパネル35の側壁
52と正面壁53とに対向する開口部54を有し、前半
の収容部51はサブインナパネル6の裏面に対向する開
口部55を有し、各開口部54,55の周縁には鍔部5
6,57が連続して形成されている。鍔部56,57の
表面には、インナパネル35(図2)とサブインナパネ
ル6(図2)とに接する略矩形環状の防水用のパッキン
58が嵌着ないし貼着されている。
【0021】カバー49内でドアロックユニット2はイ
ンナパネル35(図4)の側壁52に沿って配置され、
レバー17,18とコネクタ部37とがサブインナパネ
ル6(図2)寄りの前半の収容部51の空室59内に位
置している。空室59の底壁60には、万一の水の侵入
や結露等に備えて水抜き孔61が設けられている。後半
の収容部50の鍔部56は前半の収容部51の鍔部57
よりも一段高く突出し、その段部62が、図2のインナ
パネル35の正面壁53から前方へ続く鍔壁63の段部
64に当接して位置決めされる。カバー49の高さ方向
中央において鍔部57の前端から半円形の鍔部65が突
出形成され、この鍔部65とインナパネル35(図2)
の鍔壁63とに、サブインナパネル6に対する取付孔4
7,46が設けられている。各取付孔46,47はパッ
キン58の近傍に設けられている。鍔部65の裏側には
図4の如くタップねじ48に対するねじ込み部(ナット
部)66が形成されている。
【0022】図2の如く、ドアロックユニット2の前端
においてインナパネル35は略矩形状に切欠され、この
切欠部67によってレバー17,18とコネクタ部37
とが車室側(サブインナパネル6側)に露出しており、
インナリンク19,20とコネクタ部29とを空室59
内でレバー17,18とコネクタ部37に連結及び嵌合
する作業が容易となっている。カバー49のパッキン5
8はインナパネル35とサブインナパネル6とにしっか
りと密着し、従来の防水シートに較べて確実に、且つ防
水シートのような面倒な組付作業が要らずに低コストで
防水・防塵を行う。カバー49はサブインナパネル6よ
りも先にインナパネル35に組み付けられるのは勿論で
ある。
【0023】図4,図5(図4のD部拡大図)の如くカ
バー49の前端の鍔部65にねじ48でサブインナパネ
ル6が固定され、鍔部57とサブインナパネル6の裏面
とにパッキン58がしっかりと密着する。また、図4,
図6(図4のE部拡大図)の如く、ドアロックユニット
2をインナパネル35に固定した時点で、カバー49の
後半の鍔部56とインナパネル35の側壁52とにパッ
キン58がしっかりと密着する。
【0024】図4において、ドア本体1のアウタパネル
68に設けられるアウタハンドル3とロックノブ43と
ドアロックユニット2とが各アウタリンク4,5で連結
されている。各アウタリンク4,5は例えばカバー49
を貫通した図示しないリンクやレバーに連結されてい
る。図示しないリンクやレバーを通す挿通孔はパッキン
等(図示せず)で防水されていることはいうまでもな
い。
【0025】アウタリンク4,5とカバー49の前半の
収容部51との間にウィンドガラス69が配置されてい
る。ウィンドガラスの側端69aは後半の収容部50の
段壁50aの手前に位置している。ウィンドガラス69
はサブインナパネル6と一体的にドア本体1に組み付け
られる。従ってアウタハンドル3やロックノブ43とド
アロックユニット2との間における各アウタリンク4,
5の連結作業はウィンドガラス69がない状態で広いス
ペースで容易に且つ確実に行われる。ウィンドガラス6
9は従来と同様に図示しないワイヤ機構やリンク機構に
よりガイドレールに沿って昇降される。
【0026】また、カバー49の前半の収容部51の室
外側(裏側)にウィンドガラス69が位置し、前半の収
容部51の開口部55が室内側(表側)に位置し、サブ
インナパネル6の室内側にインナハンドル7(図1)側
の各インナリンク9,10とワイヤハーネス21(分岐
線24)とが位置しているから、ウィンドガラス69に
邪魔されることなく、広い作業スペースにおいてカバー
49の前半の開口部55から空室59内に各インナリン
ク9,10や分岐線24のコネクタ部29を進入させる
ことができ、各インナリンク9,10の先端のフック部
19,20をドアロックユニット2の各レバー17,1
8に簡単に連結でき、且つコネクタ部29をドアロック
ユニット2のコネクタ部37に簡単に嵌合接続させるこ
とができる。
【0027】図4の如く各インナリンク9,10の先端
側は傾斜状に屈曲させて、この傾斜部70をカバー49
の開口部55から空室59内に進入させるようにしても
よい。空室59内で結露等の水滴が発生した場合でも、
底部の水抜き孔61から水滴が排出されるから、ドアロ
ックユニット2の錆やコネクタ部29,37の端子のリ
ーク等が確実に防止される。空室59の開口部55には
図示しないドアトリムが対向して配置され、ドアトリム
によって開口部55が封止される。
【0028】なお、上記棒状のアウタリンク4,5及び
インナリンク9,10に代えてアウタ側及びインナ側の
各連結部材としてワイヤケーブル(図示せず)を用いる
ことも可能である。この場合は、ワイヤケーブルの先端
にフック部を設けたりしてレバー17,18に結合す
る。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ウィンドガラスに邪魔されることなく、サブインナ
パネルの切欠開口部からインナ側連結部材の先端部をド
ア本体側のドアロックユニットの連結部に容易に接続す
ることができる。これによりドアの組立作業性が向上す
る。また、請求項2記載の発明によれば、ウィンドガラ
スに邪魔されることなく、サブインナパネル側のワイヤ
ハーネスのコネクタ部を切欠開口部からドアロックユニ
ットのコネクタ部に容易に接続することができる。これ
によりドアの組立作業性が向上する。また、請求項3記
載の発明によれば、ドアロックユニットがカバー内で保
護され、組付時等における外部との干渉等が防止される
と共に、カバーの開口部からインナリンクの連結作業や
コネクタ部の嵌合作業を容易に行うことができる。ま
た、請求項4記載の発明によれば、ドアインナパネルを
ドア本体に組み付けた状態で、カバーのパッキンがドア
インナパネルとドア本体とに密着し、カバー内の防水及
び防塵が確実に行われる。これにより、ドアロックユニ
ットの内部の錆やコネクタ部のリーク等が防止され、且
つ従来の防水シートが不要となって、ドアの組立性の向
上とコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアロックユニットの組付構造を
示す分解斜視図である。
【図2】図1のA部とB部を拡大した分解斜視図であ
る。
【図3】図2のドアロックユニットを収容したカバーを
示す斜視図である。
【図4】ドアの組立状態を示す図2の矢視C−C相当の
横断面図である。
【図5】図4のD部拡大図である。
【図6】図4のE部拡大図である。
【図7】一従来例を示す分解斜視図である。
【図8】他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア本体 2 ドアロックユニット 3 アウタハンドル 4,5 アウタリンク(アウタ側連結部材) 6 サブインナパネル 7 インナハンドル 9,10 インナリンク(インナ側連結部材) 11 切欠開口部(開口部) 17,18 レバー(連結部) 21 ワイヤハーネス 29,37 コネクタ部 49 カバー 55 開口部 58 パッキン 69 ウィンドガラス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体にドアロックユニットが設けら
    れ、該ドア本体側のアウタハンドルと該ドアロックユニ
    ットとがアウタ側連結部材で連結され、該ドア本体に組
    み付けられるサブインナパネルのインナハンドルと該ド
    アロックユニットとがインナ側連結部材で連結され、該
    ドア本体と該サブインナパネルとの間にウィンドガラス
    が配置されるドアロックユニットの組付構造において、 前記インナ側連結部材が前記サブインナパネルの室内側
    の面に沿って配索され、該インナ側連結部材の先端部が
    該サブインナパネルの開口部内に位置し、該インナ側連
    結部材の先端部に対する前記ドアロックユニットの連結
    部が該開口部に対向して位置することを特徴とするドア
    ロックユニットの組付構造。
  2. 【請求項2】 前記ドアロックユニットのコネクタ部が
    前記開口部に対向して位置することを特徴とする請求項
    1記載のドアロックユニットの組付構造。
  3. 【請求項3】 前記ドアロックユニットがカバー内に収
    容され、該カバーの開口部内に前記ドアロックユニット
    の連結部やコネクタ部が位置することを特徴とする請求
    項1又は2記載のドアロックユニットの組付構造。
  4. 【請求項4】 前記カバーに、前記ドア本体と前記サブ
    インナパネルとに密着する防水用のパッキンが設けられ
    たことを特徴とする請求項3記載のドアロックユニット
    の組付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011131714A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujikura Ltd 車輌のフロアパネル
JP2017024676A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 トヨタ自動車株式会社 車両用ドアロック構造

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