JP2000167734A - 加工機械などの組付け構造 - Google Patents

加工機械などの組付け構造

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JP2000167734A
JP2000167734A JP10346278A JP34627898A JP2000167734A JP 2000167734 A JP2000167734 A JP 2000167734A JP 10346278 A JP10346278 A JP 10346278A JP 34627898 A JP34627898 A JP 34627898A JP 2000167734 A JP2000167734 A JP 2000167734A
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JP
Japan
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guide member
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workpiece
machine
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JP10346278A
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English (en)
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Takeshi Tanaka
武 田中
Tamio Watanabe
民男 渡辺
Hitoshi Hanamura
仁 花村
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Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送コストを低減し、分解および組立作業の
労力を軽減することができる加工機械などの組付け構造
を得ること。 【解決手段】 移動ガイド部材Fを走行移動する移送手
段Gによって、後テーブルE上の加工材Wを本体部Aの
テーブルCに供給して位置決めし、この位置で加工を行
う機械において、上記の移動ガイド部材Fを本体部に固
定した第1のガイド部材Faと、離隔位置に支脚16を
もって配置した第2のガイド部材Fbによって構成す
る。これらガイド部材Fa、Fbを締結ボルト17によ
って取り外し可能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、この発明は大形
の工作機械、木工機械などに適用する加工機械などの組
付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大形の加工機械の据付け引渡しをするに
当たっては、一般的に、まずメーカーの製作工場で完全
な形に組み上げて試運転を行い、次いで幾つかのメンバ
ーに分解してユーザーの工場に運送し、そして、そこで
再び組み上げて据付け、運転調整を行うのが常套手段と
されている。
【0003】図5に示した走行丸のこ盤は、大きな据付
け面積を必要としており、この加工機械は、概ね切断ユ
ニット200を備えた本体部100、本体テーブル10
1の後方に配設した後テーブル102、加工材Wを把持
して、この加工材Wを二つのテーブル上で移送する移送
手段300、移送手段300の走行移動を案内するガイ
ド部材400の構成を備えている。
【0004】上記のガイド部材400は両サイドに一対
宛配設されており、一端を本体部100に固定し、他端
を後方の離隔位置に伸長してスタンド部材401によっ
て支持される。なお、上記の加工材Wは移送手段300
によって位置決めされ、加工位置において切断加工され
るものである。
【0005】上記の加工機械は、製作工場において本体
部100、後テーブル102、移送手段300、ガイド
部材400、スタンド部材401の各メンバーに分解さ
れて例えば車両により運送され、ユーザー工場内で組立
てられる。組立て作業は、基本的に分解作業と逆順にし
て行われるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、主要部を含めて機械を細かく分解したため、メン
バー数が多いだけでなく積載時の空間利用ができず、運
送コストが嵩むという問題があった。また全ての構成メ
ンバーについて精度を調整しながら組立てを行わなけれ
ばならず、引渡しまでに多くの時間と労力負担を招くと
いう問題が指摘された。
【0007】本発明は、上記した従来の問題点に着目し
てなされたものであり、分解組立てを要する大形の加工
機械にあって運送コストを低減することができ、併せて
組立て調整の労力を軽減することができる加工機械など
の組付け構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る加工機械などの組付け構造は次のよ
うにしたものである。
【0009】すなわち、その要旨とするところは、移動
ガイド部材に沿って走行移動する移送手段により、離隔
位置の加工材を加工位置へ移送し、この位置において切
断加工などを行う加工機械において、上記の移動ガイド
部材を、加工位置側に固定した第1のガイド部材と、離
隔位置側に設けた第2のガイド部材によって構成し、こ
れら第1および第2のガイド部材を離脱可能に連結した
ことにある。
【0010】第1のガイド部材は加工位置側に固定した
ままにおき、この第1のガイド部材に移送手段を移動し
てそこに設置する。この設置後に、連結端において第2
のガイド部材を第1のガイド部材に対して分解する。移
送手段は第1のガイド部材と共に加工位置側の部材と一
体的に積載し、分離した第2のガイド部材は別に積載し
て運送する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る加工機械な
どの組付け構造を一実施例について説明する。図1は、
この発明を適用した走行丸のこ盤の平面図、図2は同じ
く一部を縦断して示す側面図であり、Aは主要部を内蔵
した本体部 この本体部Aには、ベース1とフレーム2
を介してサイドビーム3を配設し、このサイドビーム3
に設けた走行ガイドレール4に切断ユニットBを配設す
る。
【0012】切断ユニットBは、モータ5によって回転
駆動する丸鋸6を備えており、テーブルC上の加工位置
に供給された加工材Wを切断加工する。上記の切断ユニ
ットBは、走行移動手段7によって図1の左右方向に走
行移動する。また上記の丸鋸6は、空圧シリンダ8によ
って昇降作動してテーブルCに対して出没する。なお上
記のテーブルCは樹脂板からなる。
【0013】Dは加工位置において加工材Wをクランプ
固定するクランプ手段 このクランプ手段Dは、テーブ
ルC上に固定して設けた門型フレーム9と、この門型フ
レーム9に昇降作動自在に設けたプレッシャバー10
と、このプレッシャバー10を昇降作動する空圧シリン
ダ11によって構成する。
【0014】EはテーブルCに接続して、その後方位置
(図1の上方位置)に設けた後テーブル この後テーブ
ルEは、一端を本体部Aに取りつけ、他端を支脚13を
介して設置面Jに支持したベースフレーム12の上面に
形成される。なお、この後テーブルEは本体側のテーブ
ルCと同じ樹脂板からなる。
【0015】FはテーブルCおよび後テーブルEの両側
上部(図1の左右両側)にして水平に配設した移動ガイ
ド部材 この移動ガイド部材Fは、加工位置に近い第1
のガイド部材Faとそれより離隔して配設した第2のガ
イド部材Fbとを連結して構成する。上記第1および第
2のガイド部材Fa、Fbは、同じく連結構成した取付
ビーム14a、14bに配設してあり、一方の取付ビー
ム14aは、一端を門型フレーム9に、他端をステイ1
5によって本体部Aのフレーム2に固定する。
【0016】また他方の取付ビーム14bは、一端を上
記の取付ビーム14aに連結し、後方へ伸び出して配設
した他端を支脚16によって設置面Jに支持する。一方
および他方の取付ビーム14a、14bは、図3のよう
に締付ボルト17によって取り外し可能に固定される。
また他方の取付ビーム14bと支脚16も同様に取り外
し可能にボルト止め(図示省略)される。
【0017】Gは加工材Wを把持してテーブル上を移送
する移送手段 この移送手段Gは、移動ガイド部材Fに
スライド受部20を係合して走行移動自在とした移動体
21、移動体21を駆動する走行駆動手段H、移動体2
1に備えた多数のチャック爪部材22によって構成す
る。
【0018】上記の走行駆動手段Hは、移動体21に固
定した減速機付のモータ23と、このモータ23によっ
て駆動される回転軸24と、回転軸24の両端に取りつ
けたピニオンギヤ25によって構成され、上記のピニオ
ンギヤ25を取付ビーム14a、14bに各々配設した
ラック26a、26bに噛み合わせる。
【0019】上記のラック26a、26bは、第1およ
び第2のガイド部材Fa、Fbの接続端において接合さ
れている。チャック爪部材22は、図2に示すように第
1の空圧シリンダ28によって加工材Wに対応する位置
に下降動作し、ここにおいて第2の空圧シリンダ27に
開閉作動されて加工材Wの端部をクランプ把持する。
【0020】上記の走行丸のこ盤を運転するには、移送
手段Gを本体部Aに接近する方向に移動し、チャック爪
部材27をテーブルCの加工位置付近に待機する。そし
て、テーブルCの前方(図2の右方位置)から人為的に
加工材Wを供給し、その端部を上記チャック爪部材27
によってクランプ把持させる。この後は、図1のように
移送手段Gを後方へ走行移動して加工材Wを後テーブル
Eに載置する。
【0021】上記のようにして加工材Wの引き戻しが終
了したならば、コンピュータ制御(図示省略)によって
走行駆動手段Hのモータ23を回転駆動し、移送手段G
を走行移動して加工材Wを切断加工位置へ位置決めす
る。そして、クランプ手段Dによって加工材Wをテーブ
ルCに固定し、切断ユニットBを走行移動する。これに
より、加工材Wを切断加工することができる。
【0022】最初の切断加工が終了したならば、クラン
プ手段Dを開放して加工材Wの次の位置決めを行い、上
記と同様にしてクランプ動作さらには丸鋸6による切断
加工を行う。以下、上記した動作を繰り返して行うこと
により、先に切断した加工材Wを前方へ送り出しつつ残
った加工材Wを順次に所要長さに切断加工することがで
きる。
【0023】さて、以上のように構成した走行丸のこ盤
の組立て時の試運転が終了したならば、移送手段Gを前
記の最初の待機位置すなわち、移動ガイド部材Fにおけ
る第1のガイド部材Faに係合する位置に移動する。そ
して、適宜の固定手段(図示省略)によって移動方向の
ガタが無いように固定する。
【0024】以上の作業が終了したならば、例えばクレ
ーンによって第2のガイド部材Fbを吊り下げ保持しな
がら締付ボルト17を緩め、第1のガイド部材Faから
第2のガイド部材Fbを取り外し、さらにこの第2のガ
イド部材Fbから支脚16を取り外す。また同様にして
後テーブルEを本体部AのテーブルCから取り外し、さ
らに後テーブルEから支脚13を取り外すようにする。
【0025】このようにして分解された構成部材におい
て、本体部Aは、図4のように移送手段Gを装着したま
まの荷姿で車載することができ、またその他の部材は、
単純な直状ブロック、平状ブロックの荷姿で車載するこ
とができる。このため、積載時の空間利用が図れ、省ス
ペース化ができる。
【0026】また他方において、ユーザー工場に据え付
ける場合は上記の分解作業と逆順に組み立てれば良い。
このとき、本体部Aと移動ガイド部材Fおよび移送手段
Gから構成した主要部については、改めて精度調整を行
う必要がないので労力負担を軽減することができる。
【0027】なお一実施例においては、本発明を走行丸
のこ盤に適用して説明したが、長い移動ガイド部材を有
する木工用あるいは金属加工用のフライス盤、ボール盤
などの大形加工機械においても同様に実施することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明に係
る加工機械などの組付け構造によれば、輸送時のコスト
を低減することができ、併せて分解、組立て時の労力負
担を軽減することができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る加工機械などの組付け構造を適
用した走行丸のこ盤の平面図である。
【図2】同じく、一部を縦断して示す側面図である。
【図3】連結部の構造を示す説明図である。
【図4】分解した機械構成を示す説明図である。
【図5】従来の走行丸のこ盤の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A 本体部 B 切断ユニット C テーブル D クランプ手段 E 後テーブル F 移動ガイド手段 Fa 第1のガイド部材 Fb 第2のガイド部材 G 移送手段 H 走行駆動手段 W 板材(加工材) 13 支脚 14a 一方の取付ビーム 14b 他方の取付ビーム 15 ステイ 16 支脚 17 締付ボルト 22 チャック爪部材 25 ピニオンギヤ 26a ラック 26b ラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動ガイド部材に沿って走行移動する移
    送手段により、離隔位置の加工材を加工位置へ移送し、
    この位置において切断加工などを行う加工機械におい
    て、 上記の移動ガイド部材を、加工位置側に固定した第1の
    ガイド部材と、離隔位置側に設けた第2のガイド部材に
    よって構成し、これら第1および第2のガイド部材を離
    脱可能にして連結したことを特徴とする加工機械の組付
    け構造。
JP10346278A 1998-12-07 1998-12-07 加工機械などの組付け構造 Pending JP2000167734A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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