JP2000167627A - パンチプレスの自動金型交換装置の垂直移動制御機構 - Google Patents

パンチプレスの自動金型交換装置の垂直移動制御機構

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JP2000167627A
JP2000167627A JP10342928A JP34292898A JP2000167627A JP 2000167627 A JP2000167627 A JP 2000167627A JP 10342928 A JP10342928 A JP 10342928A JP 34292898 A JP34292898 A JP 34292898A JP 2000167627 A JP2000167627 A JP 2000167627A
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JP
Japan
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motion mechanism
die
punch
straight motion
punch press
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JP10342928A
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Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATC式パンチプレスの自動金型交換装置に
おいて、各金型チェンジャアームの垂直移動制御機構に
おいて、従来のパンチ/ダイZ軸移動制御用の互に逆ね
じの2本のボールねじ機構による相対的位置決め精度の
不良を解消する。 【解決手段】 このため、前記2本のボールねじに代っ
て、1本の垂直支柱7上に、特開平9−203451号
公報記載の高速直進運動機構のレール16及びそれぞれ
のアーム8,9取付用の専用ナット17を設け、これら
各ナット17を、ぞれぞれのACサーボモータ18によ
り独立に駆動制御するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチプレスの自
動金型交換装置の各金型クリッパアームの垂直移動制御
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のATC(自動金型交換)式パンチ
プレスのパンチ、ダイチェンジャーの一例の各金型グリ
ッパアームの上、下垂直移動用の各垂直軸にはボールね
じ機構が用いられている。
【0003】図3にその要部の概要機構の側面図を示
す。図においてP/Dは、それぞれ上/下金型としての
パンチ/ダイを示し、1/2は、それぞれパンチ/ダイ
P/D用の垂直軸(P/D Z軸)チェンジャ(グリ
ッパ)アーム、3/4は、それぞれP/D Z軸移動駆
動用の各ボールねじである。
【0004】PZ軸チェンジャアーム1は、上から下
へ、DZ軸チェンジャアーム2は下から上へ、それぞれ
垂直移動し、それぞれのボールネジ3,4を不図示の単
一のモータにより回転駆動制御するよう、それぞれのボ
ールねじ3,4は、相対的の逆ねじリードが形成されて
いるため、ある程度の相対的上下位置決め誤差を生ずる
ことは避けられなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な局面に鑑みてなされたもので、各金型の上記のような
相対的上下位置決め精度を向上するための手段の提供を
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、以下の各項(1),(2)のいずれかのパンチプ
レスの自動金型交換装置の垂直移動制御機構の提供によ
り前記目的を達成しようとするものである。
【0007】(1)パンチプレスの自動金型交換装置に
おいて、それぞれ上、下金型交換用各アームの垂直移動
用に、単一の垂直支柱部材上に直進運動機構レールを設
け、これと係合する複数の専用ナットに前記各アームを
それぞれ取付けると共に、前記各ナットをそれぞれ個別
のモータ手段により独立的に駆動制御するよう構成した
ことを特徴とするパンチプレスの自動金型交換装置の垂
直移動制御機構。
【0008】(2)前記直進運動機構は、複数の偏心ク
ランク軸により駆動される複数の揺動形能動ラックによ
り、各ローラを介して受動ラックを駆動する形式の高速
直進運動機構であることを特徴とする前項(1)記載の
パンチプレスの自動金型交換装置の垂直移動制御機構。
【0009】
【作用】以上のような本発明機構により、各金型交換用
の各アームは独立的に駆動制御されるため、それぞれの
アームの垂直位置を正確に位置決めすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を一
実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
【実施例】図1に、本発明実施例の金型交換装置の各ア
ーム垂直移動機構を備えたATC式タレットパンチプレ
スの概要構成正面図を、図2にその金型交換装置の要部
概要機構側面図(図3相当図)を示す。
【0012】(構成)図1において、ATC式タレット
パンチプレスの本体タレットT内の金型交換位置5に隣
接して、金型チェンジャ6が設置され、垂直支柱7の各
パンチチェンジャアーム8及びダイチェンジャアーム9
が、それぞれ支柱7下部のモータM1により水平面内回
転可動に構成され、各パンチ/ダイチェンジャアーム8
/9の回転により、各アーム先端部のパンチ/ダイグリ
ッパ10/11が本体タレットT内の各金型交換位置の
パンチPまたはダイD上を通過または停止位置決めが可
能に構成されている。なお、各パンチ/ダイチェンジャ
アーム8/9及びパンチ/ダイグリッパ10/11は、
それぞれパンチP,ダイD用個別に設けられている。な
お、パンチ/ダイチェンジャアーム8/9は、後で詳細
に説明する機構により、支柱7に対し上下方向の移動も
できる。
【0013】金型チェンジャ6に隣接して、金型マガジ
ン12が設置され、垂直支柱13上にそれぞれ固設され
た上,下段2円盤14,15の各外周縁部に周状にそれ
ぞれ複数の交換用パンチPn及びダイDnが収容格納さ
れており、垂直支柱13下部のモータM2により、各交
換用パンチPn及びダイDnを、金型チェンジャ6の各
パンチ/ダイチェンジャアーム8/9上の各P/Dグリ
ッパ10/11と、それぞれ両アーム8,9及び両円盤
14,15の所定の回転により選択的に通過、停止によ
り位置決め係合/離脱させることができるよう構成され
ている。
【0014】(動作)以上のような構成により、金型マ
ガジン12において、各円盤14,15を回転させて、
所望のパンチPnまたはダイDnを所定の交換位置に割
出し、それぞれ各グリッパ10,11がそのパンチPn
またはダイDnを掴み、各パンチ/ダイチェンジャアー
ム8/9を少量上昇させて、そのチェンジャアームを旋
回して、そのパンチ/ダイPn/DnをタレットTの交
換位置5に割出し、各チェンジャアーム8/9を下降さ
せて、タレットTの金型交換位置の空ステーションへ、
そのパンチ/ダイPn/Dnをセットする。
【0015】これらの金型交換を終了した後、タレット
パンチプレス本体にて、タレットTの回転により、所望
のパンチ/ダイを不図示のラムの下部に割出し、ワーク
Wの所望加工位置を左右X軸−前後Y軸の平面移動によ
り求め、前記ラム下のパンチ/ダイP/D間に位置決め
した後、ラムを作動させて所定の加工を開始することが
できる。
【0016】(構成特徴/作用)本発明実施例の構成特
徴は、前記従来例の2軸ボールねじ3,4に代って図2
に示すように、金型チェンジャ6の垂直支柱7に、本願
発明と同一の出願人による特開平9−203451号公
報に記載の高速直進運動機構のレール16を垂直支柱7
の軸上下方向に取付けるようにしたことにある。
【0017】図2において、この高速直進運動機構のレ
ール16は、複数の連続ラック歯16aを有し、レール
16には2個の同上機構用専用ナット17を係合して取
付け、各ナット17には、それぞれパンチチェンジャア
ーム8及びダイチェンジャアーム9が取付けられ、各ナ
ット17は、不図示のカップリングを介して、それぞれ
ACサーボモータ18が取付けられている。
【0018】これらの各パンチ/ダイチェンジャアーム
8/9は、1本の高速直進運動機構レール16上に、独
立的に駆動制御されるため、このレール16が、前記従
来例のボールねじ3,4の限界長さ以上となっても、高
速にかつ各々独立に正確に上下Z方向の位置決めするこ
とができる。
【0019】なお、図2中、19/20はそれぞれ上部
/下部タレットディスク、21はダイホルダを示す。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ATC式パンチプレスの各パンチ/ダイチェンジャアー
ムを、従来例の複数の互に逆ねじを有するボールねじに
代って、1本の高速直進運動機構レール上に複数の専用
ナットを使用し、各ナットにそれぞれ独立のACサーボ
モータを取付けて、それぞれ個々に独立的に駆動制御す
るよう構成したため、垂直Z軸が前記ボールねじの限界
長さ以上となっても、高速にかつ両金型の垂直Z軸方向
位置をそれぞれ独立に正確に位置決めすることができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の金型交換装置の垂直移動機構を備え
たATC式パンチプレスの概要構成正面図
【図2】 実施例の金型交換装置の要部概要機構側面図
【図3】 従来の自動金型交換装置の一例の要部概要機
構側面図
【符号の説明】
1/2 P/Dチェンジャ(グリッパ)アーム 3/4 PZ/DZ軸用ボールねじ 5 金型交換位置 6 金型チェンジャ 7 垂直支柱 8/9 P/Dチェンジャアーム 10/11 P/Dグリッパ 12 金型マガジン 13 垂直支柱 14,15 円盤 16 高速直進運動機構のレール 16a ラック歯 17 高速直進運動機構ナット 18 ACサーボモータ 19/20 上部/下部タレットディスク 21 ダイホルダ D ダイ P パンチ T タレット M1,M2 モータ W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレスの自動金型交換装置におい
    て、それぞれ上、下金型交換用各アームの垂直移動用
    に、単一の垂直支柱部材上に直進運動機構レールを設
    け、これと係合する複数の専用ナットに前記各アームを
    それぞれ取付けると共に、前記各ナットをそれぞれ個別
    のモータ手段により独立的に駆動制御するよう構成した
    ことを特徴とするパンチプレスの自動金型交換装置の垂
    直移動制御機構。
  2. 【請求項2】 前記直進運動機構は、複数の偏心クラン
    ク軸により駆動される複数の揺動形能動ラックにより、
    各ローラを介して受動ラックを駆動する形式の高速直進
    運動機構であることを特徴とする請求項1記載のパンチ
    プレスの自動金型交換装置の垂直移動制御機構。
JP10342928A 1998-12-02 1998-12-02 パンチプレスの自動金型交換装置の垂直移動制御機構 Withdrawn JP2000167627A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282968A (ja) * 2001-03-23 2002-10-02 Murata Mach Ltd パンチプレス
CN107900226A (zh) * 2017-11-29 2018-04-13 芜湖戎征达伺服驱动技术有限公司 汽车生产自动流水线用的换模小车

Cited By (3)

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JP2002282968A (ja) * 2001-03-23 2002-10-02 Murata Mach Ltd パンチプレス
JP4501299B2 (ja) * 2001-03-23 2010-07-14 村田機械株式会社 パンチプレス
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