JP2000166815A - 衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体 - Google Patents

衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体

Info

Publication number
JP2000166815A
JP2000166815A JP10351916A JP35191698A JP2000166815A JP 2000166815 A JP2000166815 A JP 2000166815A JP 10351916 A JP10351916 A JP 10351916A JP 35191698 A JP35191698 A JP 35191698A JP 2000166815 A JP2000166815 A JP 2000166815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
toilet seat
body frame
assembly
sanitary cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10351916A
Other languages
English (en)
Inventor
Namu Gyu Min
ナム ギュ ミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIKO SANGYO KK
Original Assignee
JIKO SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIKO SANGYO KK filed Critical JIKO SANGYO KK
Priority to JP10351916A priority Critical patent/JP2000166815A/ja
Publication of JP2000166815A publication Critical patent/JP2000166815A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/14Protecting covers for closet seats
    • A47K13/145Protecting covers for closet seats of rolled-up paper tubes or rolled-up plastic tubes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛生カバーの所定量の移送を正確に行うこと
ができ、電磁波が発生せず、バッテリー交換の不便もな
く、低廉なコストにて製造が可能で故障発生率の低い衛
生カバーを手動供給する便器座台の組立体を提供する。 【解決手段】 本体フレーム200と、座台210と、
着脱,回転可能に設置された供給リール組立体230
と、着脱及び回転可能に設置された回収リール240
と、座台210を包むように設置されたチューブ形衛生
カバー220及び本体フレーム200の上部を覆う保護
ハウジング100とから成り、回収リール240の外側
の端部にはレバー軸252の一端部を連動可能に結合
し、レバー軸252には本体フレーム200に固定され
た逆回転防止ベアリング260を設置し、レバー軸25
2の他端部にはレバー251を結合し、固定端212と
回収リール240との間に案内ロール270を回転可能
に設置する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便座器に関し、特
に、便座器の座台を包むチューブ形の衛生カバーを手動
で供給する便器座台の組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飛行機や列車または公衆トイレなどのよ
うな公共の場所で使用される便座器は不特定多数人が使
用することから衛生上の問題を生じやすい。このため、
便座器に対して不潔感を感じ、急迫を要する場合でなけ
れば自宅外の公共の場所でのトイレの使用を避けるとい
うことがある。
【0003】このような問題点を解決するために、衛生
カバーを供給する便器座台が提案されている。例えば、
米国特許第4,213,212号には、便座器の座台を
包む衛生カバーを自動にて供給する座台の組立体が開示
されている。これを、図1及び図2を参照して説明す
る。
【0004】先ず、便座器に結合される本体フレーム9
10の先端には、U字形の座台920が設置されている
が、この座台920の一端は固定されていない状態であ
り、その他端は、本体フレーム910に固定されてい
る。この本体フレーム910中、固定されていない座台
920の自由端921の置かれた位置の前方には供給リ
ール930が設置されている。この供給リール930
は、着脱可能であると同時に回転しないように設置され
た供給リール支持軸931と、この供給リール支持軸9
31に回転自在に挿入された供給リール932とから成
っている。
【0005】一方、前記本体フレーム910中、固定さ
れた座台920の固定端922の設置される位置の前方
には、回収リール940が、着脱可能であると同時に回
転自在に設置されている。そして、供給リール組立体9
30と回収リール940の間には駆動手段950が設置
されている。この駆動手段950は、回収リール940
と結合された歯車列951と、この歯車列951を回動
させるモーター952と、このモーター952に動力を
供給するバッテリー953とから成っている。
【0006】そして、前記座台920の固定端922と
回収リール940の間には、歯車列951と連結された
駆動ロール960が回転可能に設置されており、その下
部には案内ロール(図示せず)が回転可能に設置されて
いる。また、前記座台920の固定端922の一側には
カッター970が突出されるように設置されている。ま
た、前記供給リール932には、チューブ形状の衛生カ
バー980が巻かれている。そして、この衛生カバー9
80は、座台920に被せてあり、その他端は回収リー
ル940に巻き取られるようになっている。回収リール
940には、巻き取られて回収された衛生カバー980
が巻かれている。このように、前記本体フレーム910
の上部には、供給リール組立体930、回収リール94
0、駆動手段950、駆動ロール960、案内ロール及
びカッター970を覆う保護ハウジング990が装着さ
れている。
【0007】以上のような構成により図示しない操作ス
イッチの操作により、バッテリー953の電源がオンと
なり、モーター952が駆動されと、駆動ロール960
が回転し、これにより歯車列951が回転する。この歯
車列951の回転により、回収リール940が駆動さ
れ、供給リール932に巻かれるとともに座台920を
包んでいる衛生カバー980を座台920の固定端側9
22方向に引っ張り、当該回収リール940に巻き取
る。この巻き取りにより、座台920の全周に、使用さ
れていない衛生カバー980が被せられると、モーター
952の作動が停止し、チューブ形の衛生カバー980
の移送が中断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
従来の便器座台の組立体は、バッテリー953から供給
される電力によりモーター952が駆動制御されるた
め、バッテリー953が完全に放電するか、あるいはモ
ーター952が適正に制御されない場合には、作動が不
規則になり、衛生カバー980を設定された長さだけ移
送できないという問題が生じる。また、装置を駆動する
毎に電磁波が発生し、飛行機などで使用する場合には各
種電子機器の誤動作を誘発する虞がある。さらに、バッ
テリー953が完全に放電した場合には、バッテリー9
53を充電又は交換しなければならない不都合があり、
この間、衛生カバー980を使用できないという問題点
がある。
【0009】また、装置の自動制御を行うためには、制
御装置や前記のようなバッテリー953、モーター95
2、歯車列951のような多数の装置,部品が要求され
るため、製造コストが嵩み、また、装置が複雑になるこ
とから故障が発生する確率も高くなるという問題点があ
る。
【0010】本発明は前記問題点に鑑みて創案されたも
のであり、設定された長さ分だけの衛生カバーを正確に
移送でき、装置稼働中に電磁波を発生せず、したがって
飛行機などでも使用が可能であり、動力供給用バッテリ
ーを交換する不便もなく、また、構造が簡単であること
から低廉な製造コストにて製造が可能であるとともに故
障発生率も少ない、衛生カバーを手動供給する便器座台
の組立体の提供をその目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明においては、便座器に結合される本体フレーム
と、前記本体フレームの先端に設置されて一端は固定さ
れていない状態に支持され他端は固定された座台と、前
記本体フレーム中、座台の自由端の位置する前方に着脱
及び回転可能に設置された供給リール組立体と、前記本
体フレーム中、座台の固定端の位置する前方に着脱及び
回転可能に設置された回収リールと、前記供給リール組
立体と回収リールに両端部が巻かれており座台を包むよ
うに設置されたチューブ形衛生カバー、及び前記本体フ
レームの上部を覆う保護ハウジングとから成る衛生カバ
ーを供給する便器の座台の組立体に置いて、前記回収リ
ールの外側の端部にはレバー軸の一端部を連動可能に結
合し、前記レバー軸252には本体フレーム200に固
定された逆回転防止ベアリング260を設置し、前記レ
バー軸の他端部にはレバーを結合し、前記座台の固定端
と回収リールとの間には案内ロールを回転可能に設置す
る構成とするものである。
【0012】また、前記逆回転防止ベアリング260
は、前・後方円形リング264、265の間に等間隔に
形成された多数の横台266と、ローラー262の直径
L1より広い幅L2を有するように前記横台266の間
に形成されたローラー挿入孔267を含むリテーナ26
3と、前記横台266の上面に安着される安着部261
aと、前記横台266の一側面と相接するように安着部
261aの一側をベンディングさせ形成した前・後方ベ
ンディング部261c、261dと、前記横台266の
他側に位置するように安着部261aの他側をベンディ
ングさせ形成するが中央が連結されており両端が下方向
に傾斜づいて形成されたスプリング部261bとを含む
多数の板スプリング261と、前記ローラー挿入部26
7に装着されるローラー5、及び前記リテーナ263の
外部を覆う外部ケーシング268とから構成するもので
ある。
【0013】また、前記本体フレーム200の下部の中
央に形成されており後方に解放され両側の壁にはピンホ
ール291の形成された装着部290と、前記装着部2
90のピンホール291に対応するピンホール311が
上側に形成された垂直台310と、前記垂直台310と
一体に形成されており両側には便座器に穿孔された連結
孔に締結されるスクリューのための挿入長孔321の形
成された水平台320とから成った連結手段300を更
に含む構成とするものである。
【0014】また、前記保護ハウジング100の一側に
形成されており外周縁に多数の装着突起131aの形成
された表示窓装着ホール131と、前記装着突起131
aに対応する多数の組立ホール132aが外周縁に形成
された表示窓132とから成る残量表示部130を更に
含む構成とするものである。
【0015】また、前記保護ハウジング100の中央に
設置されたキーボックス挿入部121と、前記キーボッ
クス挿入部121の下部に設置され内側にロッキング溝
125bの形成されたロッキング隔板122と、前記キ
ーボックス挿入部121に挿入されるキーボックス12
3と、前記本体フレーム200に形成された装着部29
0の上部に形成されており前記キーボックス123のロ
ッキング突起127aが結合されるロッキング部材29
3とから成るロッキング手段120を更に含む構成とす
るものである。
【0016】また、前記キーボックス123は、ロッキ
ング部材293に結合されるロッキング突起127aが
下部に形成された回転胴体127と、前記回転胴体12
7の内部に設置され一側には前記ロッキング溝125b
に挿入されるかロッキング溝125bから離脱される突
出突起126aが形成されており内部にはスプリング1
26bが弾設された昇降体126と、前記昇降体126
の外側を覆い上面にはキー124が挿入されるキー溝1
25aの形成されたハウジング125とから成る構成と
するものである。
【0017】さらに、前記保護ハウジング100に回転
可能に設置されており座台210の固定端211の上端
より低い位置で前記案内ロール270と相接する加圧ロ
ール110を更に含むが、前記座台210は端部に向か
い縮まった後再び拡開される形状に形成される構成とす
るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。図3は本発明に
かかる便器座台の組立体の斜視図であり、図4は図3に
図示された便器座台の組立体の平面図である。また、図
5は図3に示された衛生カバーの回収側の拡大分解斜視
図である。図示のように、便座器に結合される本体フレ
ーム200の先端には、U字形の座台210が設置され
ている。この座台210の一端は自由端211として固
定されていない状態に下側から支持され、その他端は本
体フレーム200に回動可能に固定されている。前記本
体フレーム200中、座台210の自由端211が支持
される位置の前方には供給リール組立体230が設置さ
れている。
【0019】前記供給リール組立体230は、着脱可能
であると同時に回転しないように設置された供給リール
支持軸231と、この供給リール支持軸231に回転自
在に挿入設置された供給リール232とから成ってい
る。
【0020】一方、前記本体フレーム200中、座台2
10の固定端212の設置される位置の前方には、回収
リール240が、着脱可能であると同時に回転自在に設
置される。そして、この回収リール240の端部には、
回動レバー組立体250中、レバー軸252の一端部が
連動して噛み合っており、前記レバー軸252の一側に
は、逆回転防止ベアリング260が設置されている。
【0021】前記レバー軸252の他端部には、レバー
251の一端部が固定されており、座台210の固定端
212と回収リール240の間には案内ロール270が
回転可能に設置されている。この案内ロールは、必要に
より座台210の自由端211と供給リール232の間
にも設置するようにしてもよい。
【0022】一方、座台210の固定端212には、チ
ューブ形の衛生カバー220の一面を切断するカッター
280が突出するように装着されている。また、前記供
給リール232には、供給される衛生カバー220が巻
かれた状態にて格納されており、この衛生カバー220
は、当該供給リール232から延出し、前記座台210
に被せられた状態にて他端の回収リール240に接続さ
れている。そして、回収リール240に巻き取られるよ
うになっている。前記衛生カバー220には、一回の使
用量毎の表示線221が表示されている。本体フレーム
200の上部には、供給リール組立体230、回収リー
ル240、案内ロール270及びカッター280の装置
全体を覆う保護ハウジング100が装着されている。
【0023】以上のような構成により、利用者がレバー
251を回転させると、回収リール240が回動し、供
給リール232に巻かれている衛生カバー220と座台
210を包んでいる衛生カバー220を、座台210の
固定端212側に引き込んで回収リール240に巻き取
る。この巻き取りにあたっては、衛生カバー220の前
記表示線221を基準に巻き取りを行う。これにより、
使用済みの衛生カバー220は全て回収リールに巻き取
られ、座台210の全周には、未使用の新たな衛生カバ
ー220が被せられる。
【0024】一方、前記座台210は、図4に示すよう
に、端部に向かって縮まった後、再び拡開される馬蹄型
の平面形状に形成されている。保護ハウジング100に
は、図6に示すように、案内ロール270と噛み合う加
圧ロール110が回転可能に設置されているが、この加
圧ロール110は、図7に示すようにその下端が座台2
10の固定端211の上端より低く設置されている。従
って、座台210を通過するチューブ形の衛生カバー2
20の上葉と下葉に均等な圧力が作用することにより、
圧力の差による回転モーメントが発生せず、また、回転
モーメントが多少発生しても座台210の外側の突出部
と内側の突出部により発生する摩擦力により回転モーメ
ントが相殺され、衛生カバー220の捩れ現象は発生し
ない。
【0025】また、本体フレーム200の下部には、図
6及び図8に示したように、本体フレーム200を便座
器に結合させる連結手段300が装着され、本体フレー
ム200には、前記連結手段300と締結される装着部
290が形成されている。つまり、本体フレーム200
の下部中央には、後方が解放され両側の壁にはピンホー
ル291が形成された装着部290が形成されており、
連結手段300の垂直台310の上側にも装着部290
に形成されたピンホール291に対応するピンホール3
11が形成されて、前記垂直台310と一体に形成され
た水平台320の両側にはスクリュー挿入長孔321が
形成されている。
【0026】これにより、連結手段300の水平台32
0の両側に形成された挿入長孔321にスクリュー(図
示せず)を装着し、便座器に穿孔された連結孔(図示せ
ず)に締結した後、垂直台310の上側に形成されたピ
ンホール311と装着部290の両側に穿孔されたピン
ホール291に連結ピン292を挿入すると本体フレー
ム200を便座器に容易に結合できる。
【0027】また、衛生カバー220の残量を確認でき
るように、図6及び図9に示すように、保護ハウジング
100に残量表示部130が形成されている。この残量
表示部130は、供給リール232の上部に位置する保
護ハウジング100に表示窓装着ホール131が形成さ
れ、この表示窓装着ホール131の外周縁に多数の装着
突起131aが形成される。そして、外周縁に装着突起
131aに対応する多数の組立ホール132aの形成さ
れた透明な表示窓132を前記装着ホール131に結合
している。この表示窓132を介し、供給リール232
に巻かれて収納されている衛生カバー220の残量を肉
眼で把握することができる。これにより保護ハウジング
100を分解せずに衛生カバー220の取り替えの要,
不要を確認することができる。
【0028】また、本体フレーム200と保護ハウジン
グ100には、図6に示すようにロッキング手段120
が各々形成されている。すなわち、図10に示すよう
に、保護ハウジング100の略中央部にキーボックス挿
入部121が形成されており、このキーボックス挿入部
121の下部には、ロッキング125bが内側に形成さ
れているロッキング隔板122が設置されている。そし
て、前記キーボックス挿入部121には、図11に示す
ようにキーボックス123が挿入され、本体フレーム2
00に形成された装着部290の上部には、キーボック
ス123のロッキング突起127aが結合するロッキン
グ部材293が形成されている。
【0029】一方、前記キーボックス123は、図11
に示すように、ロッキング部材293に結合されるロッ
キング突起127aが下部の一側に形成された回転胴体
127と、この回転胴体127の内部に設置されて一側
には前記ロッキング溝125bに挿入されあるいはロッ
キング溝125bから離脱される突出突起126aが形
成され、内部にはスプリング126bが弾設された昇降
体126と、この昇降体126の外側を覆い、上面には
キー124が挿入されるキー溝125aが形成されたハ
ウジング125とから成っている。
【0030】これによりキー溝125aにキー124を
挿入すると、ハウジング125の内部に装着された昇降
体126が下降し、この昇降体126の一側に形成され
た突出突起126aがロッキング隔板122のロッキン
グ溝125bから離脱する。この状態でキー124を反
時計方向に回転させると、回転胴体127が昇降体12
6と同時に回転することにより回転胴体127の一側に
設置されたロッキング突起127aが本体フレーム20
0に形成されたロッキング部材293から離脱する。従
って、保護ハウジング100が本体フレーム200から
分離可能となることから、供給リール232と回収リー
ル240の取替えを行うことができる。
【0031】また、回収リール240が逆転することに
より、巻付けられて収納されている衛生カバー220が
当該回収リール240から解けることを防止する逆回転
防止ベアリング260は、図12に図示すように、ロー
ラー262が挿入されるリテーナ263と、前記ローラ
ー262の一側に装着される板スプリング261及び外
部ケーシング268とから成っている。
【0032】つまり、リテーナ263の前・後方円形リ
ング264、265の間には、等間隔に多数の横台26
6が形成されており、この横台266の間にはローラー
262の直径L1より広い幅L2を有するローラー挿入
孔267が形成されている。また、リテーナ263を形
成する横台266に装着される板スプリング261は、
横台266の上面に安着される安着部261aと、前記
横台266の一側面と相接するように安着部261aの
一側をベンディングさせ形成した前・後方ベンディング
部261c、261dと、前記横台266の他側に位置
するように安着部261aの他側をベンディングさせ形
成するが中央が連結されており両端が下方向に傾斜づく
ように形成されたスプリング部261bとから成ってい
る。
【0033】一方、リテーナ263のローラー挿入部2
67にはローラー262が装着されるが、このローラー
262は、一側がリテーナ263の一面と密着され他側
は板スプリング261のスプリング部261bの前後方
の端部と密着するように装着されて、リテーナ263の
前・後方円形リング264、265をつかむように外部
ケーシング268の前方と後方の周縁部をベンディング
させている。
【0034】従って、前記レバー251を駆動させてレ
バー軸252を正方向に回転させると、図13に示すよ
うにレバー軸252の外径がローラー262の外径と密
着して回転し、これにより、前記ローラー262は板ス
プリング261のスプリング部261b側に移動するよ
うになる。従って、ローラー262の回転摩擦は最少と
なり、レバー軸252も円滑に回転して、回収リール2
40を介して衛生カバー220を巻き取って回収でき
る。
【0035】逆に、レバー251を逆回転させると、図
14に示すように、レバー軸252の外径がローラー2
62の外径と密着して回転することから、前記ローラー
262は、板スプリング261のスプリング部261b
の反対側に移動することになる。従って、スプリング部
261bにより加圧されたローラー262がローラー挿
入部267の一側面を押すことによりローラー262は
回転せず、これによりレバー軸252の逆回転が制限さ
れ、回収リール240に巻かれた衛生カバー220が再
び座台210に逆戻りするのを防ぐことができる。
【0036】なお、以上の説明は本発明の一実施の形態
として例示的なものであり、当該技術分野で通常の知識
を有する当業者においては、本発明の多様な変形及び均
等な他の実施の形態を取りうることは当然であり、本発
明の技術的な保護範囲は本発明の特許請求の範囲によっ
て定められるべきである。
【0037】
【発明の効果】以上説明のように本発明においては、衛
生カバーを手動操作によって座台に供給する構成によ
り、所定の長さ分だけの衛生カバーを正確に移送するこ
とができる。また、モータや電子的な制御装置を使用し
ないことから、有害な電磁波が発生せず、従って、飛行
機などでも使用が可能である。また、バッテリー等の電
源を使用しないことから、放電等による電力切れによっ
て衛生カバーが使用不能になることがなく、また、バッ
テリーを交換する不便もない。更に構造が簡単なことか
ら低廉な製造原価にて製造が可能であり、故障の発生率
も低くすることができる、等々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の便器座台の組立体の平面図である。
【図2】従来の便器座台の組立体の正断面図である。
【図3】本発明の便器座台の組立体の斜視図である。
【図4】図3に示された便器座台の組立体の平面図であ
る。
【図5】図3に示された便器座台の組立体において、衛
生カバーの回収側を拡大して示した分解斜視図である。
【図6】図3に示された便器座台の組立体における背面
側の分解斜視図である。
【図7】図6に示された便器座台の組立体における回収
側の断面図である。
【図8】図6に示され
【図9】図6に示された残量表示部を示した概略図であ
る。
【図10】図6に示されたロッキング手段を示す概略断
面図である。
【図11】図10に示されたロッキング手段の分解斜視
図である。
【図12】図6に示された逆回転防止ベアリングを示す
概略図である。
【図13】正回転時における、逆回転防止ベアリングの
状態を示した概略図である。
【図14】逆回転時における、逆回転防止ベアリングの
状態を示した概略図である。
【符号の説明】
100 : 保護ハウジング 200 : 本体
フレーム 210 : 座台 211 : 自由
端 212 : 固定端 220 : 衛生
カバー 230 : 供給リール組立体 240 : 回収
リール 251 : レバー 252 : レバ
ー軸 260 : 逆回転防止ベアリング 270 : 案内
ロール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座器に結合される本体フレーム(20
    0)と、前記本体フレーム(200)の先端に設置され
    一端は固定されていない状態に支持され他端は固定され
    た座台(210)と、前記本体フレーム(200)中、
    座台(210)の自由端(211)の位置する前方に着
    脱及び回転可能に設置された供給リール組立体(23
    0)と、前記本体フレーム(200)中、座台(21
    0)の固定端(212)の位置する前方に着脱及び回転
    可能に設置された回収リール(240)と、前記供給リ
    ール組立体(230)と回収リール(240)に両端部
    が巻かれており座台(210)を包むように設置された
    チューブ形衛生カバー(220)、及び前記本体フレー
    ム(200)の上部を覆う保護ハウジング(100)と
    から成る衛生カバーを供給する便器の座台の組立体にお
    いて、 前記回収リール(240)の外側の端部にはレバー軸
    (252)の一端部を連動可能に結合し、前記レバー軸
    (252)には本体フレーム(200)に固定された逆
    回転防止ベアリング(260)を設置し、前記レバー軸
    (252)の他端部にはレバー(251)を結合し、前
    記座台(210)の固定端(212)と回収リール(2
    40)との間には案内ロール(270)を回転可能に設
    置することを特徴とする衛生カバーを手動供給する便器
    座台の組立体。
  2. 【請求項2】 前記逆回転防止ベアリング(260)
    は、前・後方円形リング(264、265)の間に等間
    隔に形成された多数の横台(266)と、ローラー(2
    62)の直径L1より広い幅L2を有するように前記横
    台(266)の間に形成されたローラー挿入孔(26
    7)を含むリテーナ(263)と、前記横台(266)
    の上面に安着される安着部(261a)と、前記横台
    (266)の一側面と相接するように安着部(261
    a)の一側をベンディングさせ形成した前・後方ベンデ
    ィング部(261c、261d)と、前記横台(26
    6)の他側に位置するように安着部(261a)の他側
    をベンディングさせ形成するが中央が連結されており両
    端が下方向に傾斜づいて形成されたスプリング部(26
    1b)とを含む多数の板スプリング(261)と、前記
    ローラー挿入部(267)に装着されるローラー
    (5)、及び前記リテーナ(263)の外部を覆う外部
    ケーシング(268)とから成ることを特徴とする請求
    項1記載の衛生カバーを手動供給する便器座台の組立
    体。
  3. 【請求項3】 前記本体フレーム(200)の下部の中
    央に形成されており後方に解放され両側の壁にはピンホ
    ール(291)の形成された装着部(290)と、前記
    装着部(290)のピンホール(291)に対応するピ
    ンホール(311)が上側に形成された垂直台(31
    0)と、前記垂直台(310)と一体に形成されており
    両側には便座器に穿孔された連結孔に締結されるスクリ
    ューのための挿入長孔(321)の形成された水平台
    (320)とから成った連結手段(300)を更に含む
    ことを特徴とする請求項1記載の衛生カバーを手動供給
    する便器座台の組立体。
  4. 【請求項4】 前記保護ハウジング(100)の一側に
    形成されており外周縁に多数の装着突起(131a)の
    形成された表示窓装着ホール(131)と、前記装着突
    起(131a)に対応する多数の組立ホール(132
    a)が外周縁に形成された表示窓(132)とから成る
    残量表示部(130)を更に含むことを特徴とする請求
    項1記載の衛生カバーを手動供給する便器座台の組立
    体。
  5. 【請求項5】 前記保護ハウジング(100)の中央に
    設置されたキーボックス挿入部121と、前記キーボッ
    クス挿入部121の下部に設置され内側にロッキング溝
    (125b)の形成されたロッキング隔板(122)
    と、前記キーボックス挿入部(121)に挿入されるキ
    ーボックス(123)と、前記本体フレーム(200)
    に形成された装着部(290)の上部に形成されており
    前記キーボックス(123)のロッキング突起(127
    a)が結合されるロッキング部材(293)とから成る
    ロッキング手段(120)を更に含むことを特徴とする
    請求項1記載の衛生カバーを手動供給する便器座台の組
    立体。
  6. 【請求項6】 前記キーボックス(123)は、ロッキ
    ング部材(293)に結合されるロッキング突起(12
    7a)が下部に形成された回転胴体(127)と、前記
    回転胴体(127)の内部に設置され一側には前記ロッ
    キング溝(125b)に挿入されるかロッキング溝(1
    25b)から離脱される突出突起(126a)が形成さ
    れており内部にはスプリング(126b)が弾設された
    昇降体(126)と、前記昇降体(126)の外側を覆
    い上面にはキー(124)が挿入されるキー溝(125
    a)の形成されたハウジング(125)とから成ること
    を特徴とする請求項5記載の衛生カバーを手動供給する
    便器座台の組立体。
  7. 【請求項7】 前記保護ハウジング(100)に回転可
    能に設置されており座台(210)の固定端(211)
    の上端より低い位置で前記案内ロール(270)と相接
    する加圧ロール(110)を更に含むが、前記座台(2
    10)は端部に向かい縮まった後再び拡開される形状に
    形成されたことを特徴とする請求項1記載の衛生カバー
    を手動供給する便器座台の組立体。
JP10351916A 1998-12-10 1998-12-10 衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体 Pending JP2000166815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351916A JP2000166815A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351916A JP2000166815A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000166815A true JP2000166815A (ja) 2000-06-20

Family

ID=18420500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10351916A Pending JP2000166815A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000166815A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1356754A2 (en) * 2002-04-26 2003-10-29 Hongsoon Lim Winding machine for a toilet stool
WO2003101270A1 (en) * 2002-05-31 2003-12-11 Chun Fu A separating device used for a toilet seat, in which a continuous mantle fully coveres an annular seat frame
KR101503340B1 (ko) * 2014-10-06 2015-03-18 홍승조 변기 커버와 변기 시트의 개폐장치
CN104863234A (zh) * 2015-06-03 2015-08-26 福建洁利来智能厨卫股份有限公司 一种公共智能座便器
CN104981574A (zh) * 2013-02-27 2015-10-14 松下知识产权经营株式会社 卫生清洗装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5980223A (ja) * 1982-09-29 1984-05-09 クリヤマ株式会社 洋式便器腰掛け用のホ−ス状保護カバ−を装着しかつ交換するための装置
JPH01128699U (ja) * 1988-02-26 1989-09-01
JPH01236027A (ja) * 1988-03-16 1989-09-20 House Kensetsu Kk 帯状衛生カバーとその便座
JPH01145296U (ja) * 1988-03-28 1989-10-05

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5980223A (ja) * 1982-09-29 1984-05-09 クリヤマ株式会社 洋式便器腰掛け用のホ−ス状保護カバ−を装着しかつ交換するための装置
JPH01128699U (ja) * 1988-02-26 1989-09-01
JPH01236027A (ja) * 1988-03-16 1989-09-20 House Kensetsu Kk 帯状衛生カバーとその便座
JPH01145296U (ja) * 1988-03-28 1989-10-05

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1356754A2 (en) * 2002-04-26 2003-10-29 Hongsoon Lim Winding machine for a toilet stool
EP1356754A3 (en) * 2002-04-26 2004-09-29 Hongsoon Lim Winding machine for a toilet stool
WO2003101270A1 (en) * 2002-05-31 2003-12-11 Chun Fu A separating device used for a toilet seat, in which a continuous mantle fully coveres an annular seat frame
CN104981574A (zh) * 2013-02-27 2015-10-14 松下知识产权经营株式会社 卫生清洗装置
CN104981574B (zh) * 2013-02-27 2017-06-16 松下知识产权经营株式会社 卫生清洗装置
KR101503340B1 (ko) * 2014-10-06 2015-03-18 홍승조 변기 커버와 변기 시트의 개폐장치
WO2016056724A1 (ko) * 2014-10-06 2016-04-14 홍승조 변기 커버와 변기 시트의 개폐장치
CN106998971A (zh) * 2014-10-06 2017-08-01 洪升助 坐便器盖和坐便器座圈的开闭装置
CN104863234A (zh) * 2015-06-03 2015-08-26 福建洁利来智能厨卫股份有限公司 一种公共智能座便器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3009987A1 (en) A rolled media dispenser
EP1202924B1 (en) Electronically controlled roll towel dispenser
JP2000166815A (ja) 衛生カバーを手動供給する便器座台の組立体
JP3811130B2 (ja) 便座用シート巻取器
JP7373206B2 (ja) シート供給装置
KR20140030576A (ko) 롤지교체세트를 교환하는 청진기 일회용 패드 공급장치
CN102390186B (zh) 带安装装置以及具备该带安装装置的带印刷装置
KR200150997Y1 (ko) 위생커버가 수동으로 공급되는 변기좌대조립체
JP3411110B2 (ja) 剥離台紙の巻取装置
CN214752621U (zh) 一种便于更换主管名的信息卡
JPH0570Y2 (ja)
KR200192349Y1 (ko) 좌변기용 위생시트 권취장치
KR200220258Y1 (ko) 좌변기용 위생시트 권취장치
JP2531373Y2 (ja) シートペーパー自動供給便座
CN2530577Y (zh) 座便器自动更换卫生护套装置
KR20120131062A (ko) 휴지케이스
JP2591747B2 (ja) シートペーパー自動供給便座
JPS60139227A (ja) 半電動式タオル配与機
JP2844823B2 (ja) シートペーパー自動供給装置
JP2000166816A (ja) 管状フイルム巻取り装置付き便座及びその便座に用いる管状フイルム及びその管状フイルム巻取り装置
JPH0546720Y2 (ja)
JPH01195821A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPS60144262A (ja) タオル配与機
JPS622913A (ja) タオル配与機のタオルセツト機構
JPH01148226A (ja) ペーパータオル配与機