JP2000166816A - 管状フイルム巻取り装置付き便座及びその便座に用いる管状フイルム及びその管状フイルム巻取り装置 - Google Patents

管状フイルム巻取り装置付き便座及びその便座に用いる管状フイルム及びその管状フイルム巻取り装置

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JP2000166816A
JP2000166816A JP10346739A JP34673998A JP2000166816A JP 2000166816 A JP2000166816 A JP 2000166816A JP 10346739 A JP10346739 A JP 10346739A JP 34673998 A JP34673998 A JP 34673998A JP 2000166816 A JP2000166816 A JP 2000166816A
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toilet seat
tubular film
winding
seat
bobbin
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Akira Ikeguchi
明 池口
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Individual
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/14Protecting covers for closet seats
    • A47K13/145Protecting covers for closet seats of rolled-up paper tubes or rolled-up plastic tubes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/14Protecting covers for closet seats
    • A47K13/18Protecting covers for closet seats of paper or plastic webs
    • A47K13/22Protecting covers for closet seats of paper or plastic webs rolled-up; Dispensers therefor
    • A47K13/225Protecting covers for closet seats of paper or plastic webs rolled-up; Dispensers therefor with means for taking up the soiled part

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 馬蹄形状に湾曲した便座に管状フイルム類を
挿入して連続的に管状フイルム類を入れ換える装置にお
いて、便座を安定的、耐久的な構造にし、管状フイルム
類が円滑に入れ替わりながらロ−ル状に巻取られ、後処
理を容易にできるようにすること。 【解決手段】 馬蹄形状に湾曲した便座1の両側面下部
の掛止部2に横断面T字状の便座台3の天板4を収容し
て、便座1と便座台3が遊嵌し、便座台3の両端を便器
40に軸支して便座1と共に回動させるようにし、遊離
する便座1の一方端の挿入部7より管状フイルム15で
便座1を包みながら摺動進行させて、他端の抜出部8よ
り抜き出し、切り裂くことなく管状フイルムのままロ−
ル状に巻取るようにして、抜き取りが簡単にできると共
に管状フイルム15の内外に接触する便座1や便座台3
の面に滑性材39を貼着し、摺動進行を容易にするなど
維持管理を簡単な構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰掛け型便器の馬
蹄形状の便器に、衛生上の見地から便座全体に連続的に
供給するようにしたフイルムで包囲し、使用毎に一方向
に巻取って新しいフイルムと交換するようにした装置に
おいて、管状フイルムの供給や巻取りの方法や装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来,腰掛け便器の衛生的見地から便座
表面にシ−トにより覆い、常に新しく敷き替える方法、
および管状フイルムなどで馬蹄形状に湾曲した便座全周
を内包して進行し敷設して、巻取り交換する方法がある
が、従来の管状フイルムの方法の場合は、便器に便座を
取り付ける手段が、便座の一端のみ支持装着された構造
になっているので、便座が不安定であると同時に負荷が
掛かった場合は、支持箇所の一点に負荷が集中するので
破損の危険がある。
【0003】また、便座の両端を支持させ、二条のエン
ドレスベルトにより便座カバ−を便座全周に回動させ、
便座カバ−表面に平シ−トを接着敷設し、使用後に便座
と分離して巻取る方法があるが、この方法は腰掛けて使
用中に体位移動した場合に敷設したシ−トの位置が不安
定であり、また、便座の耐水性.気密性がなく完全な覆
被保護ができない。 (参考文献・特開−昭59−80223.実願平8−3
902.特開−平3−47219参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の管状フイルムを
使用した方法においては、馬蹄形状に湾曲した便座の一
端のみが、便座に遊嵌支持され、他端が便器より遊離し
た状態で構成されているので、便座が不安定であると同
時に取付部分に横振れなどの負荷が集中し、破損する恐
れがあり、また、管状シ−トを巻取る場合、便座の取付
端部を回避するために、取付部分の寸前で刃物類で切り
裂いて巻取る装置を必要とする。
【0005】また、前述の片持ちの便座の場合は、管状
シ−トの湾曲部における内外周の差により、管状シ−ト
の片寄りなどによる摩擦抵抗が大きくなり、途中破断や
損傷などが生ずるので対応が必要であり、また、管状シ
−トの巻取り後の処理方法として,シ−トを切り裂き、
そのまま袋などに収納するか、細断して収納する方法で
あり、適切な管理方法ではなく、しかも便座の完全防水
性.気密性が無く維持管理に種々の問題がある。
【0006】本発明は、便座の強度を普通の便座と同等
に保ち、管状シ−トを摩擦抵抗を少なくして摺動進行さ
せて、切り裂かずにそのままロ−ル状に巻取り、そのロ
−ルを簡単に取り外すことができる手段を装備し、維持
管理が容易な管状フイルム巻取り装置付きの便座を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の管状フイルム巻取り装置付き便座及びその
便座に用いる管状フイルム及びその管状フイルムの巻取
り装置は、平面視で馬蹄形状の便座1の両側面下方を内
側に折り曲げて形成した掛止部2を設け、横断面がT字
形状に上方へ突出する天板4を形成具備し、同じく平面
視で馬蹄形状の便座台3の該天板4を掛止部2内に遊嵌
して収容するように構成し、便座台3が便座1に抱きか
かえられた状態で便器40の後部に両端を軸支させるの
で、便座台3と便座1が一体となり同時に自由に回動す
るようになる。
【0008】この様に構成された便座1は、便座台3に
装着された緩衝材38を介して便器40に載置され、便
座1は便器40から完全に遊離され、また便器40の後
方上部に装着されたハウジング9の収納室10から引出
された管状フイルム15は、便座1の一端である挿入部
7から湾曲された便座1の全周面を包ながら摺動進行
し、他端の抜出部8から引き抜かれて、巻取り室11内
に突き出した駆動軸23に接続する巻取ボビン22に巻
取られる。
【0009】ハウジング9内の駆動室12に装備された
駆動部5は、手動スイッチ43の操作により駆動し、巻
取ボビン22を回転させて管状フイルム15内に便座1
を引き込んで摺動進行させたり、停止するようにしてい
る。
【0010】前記の手動スイッチ43による巻取りおよ
び、停止を自動化するために、手動スイッチ43をON
にして巻取り駆動開始後、所定位置に停止させることを
目的として、摺動する管状フイルム15に所定の長さ、
つまり、便座1を包む管状フイルム15が新しく入れ替
わるための長さを感知する切抜孔17または、T字状切
抜18や他の感知手段を全長に渡り施したり、管状フイ
ルム15の終了端末を感知する前記と同様の手段を構じ
て、該手動スイッチ43による駆動手段を停止させるよ
うにし、また、残量を事前に認識するために管状フイル
ム15の表面に残量を印刷して表示するようにしたり他
の表示方法をしている。
【0011】前記の感知手段が完全に作動するために、
管状フイルム15の収納室10の底板19の下部に感知
作動手段が装着されており、底板19の表面を管状フイ
ルム15が摺動するが、片寄りや皺などによる感知の誤
動作が無いように、押へ板21を上より装架し、上下相
互間の摺動隙間を維持すると共に感知作動手段が作用す
るための底板孔19aや押へ板21に押へ板孔21aを
開口している。
【0012】巻取ボビン22は、歯車27のメタル軸で
ある歯車ボス28の外周面に、弾性材とで構成された細
長状の骨組材24の一方端を回転軸の軸長さ方向に並列
に複数本固着して、細長の角錘形状または、円錐形状の
巻取ボビンを形成し、その巻取ボビン22の尖端にくぼ
み孔37を設けている。
【0013】駆動室12から巻取室11の内部へ貫通す
る駆動軸23に、回転板26を区画側壁33に接しさせ
て貫通固着させ、回転板26より突出する駆動軸23に
巻取ボビン22の軸受となる歯車27が回転板26の表
面に接して遊嵌する。
【0014】巻取ボビン22の軸受を形成する歯車27
を、回転板26の表面に設けられてバネにより作用する
逆転止めのラチエット爪29と噛み合わせることによ
り、駆動軸23に遊嵌する巻取ボビン22は、巻取り方
向に空転するが逆方向には噛合係止しているので、駆動
軸23の駆動により回転板26と供に係止回転する。
【0015】巻取室11に蝶着した外側壁34の内壁面
に設けたメタル35に軸支され、回転する円錐頭軸36
の尖端が、外側壁34を回動して閉口すると、巻取ボビ
ン22の尖端のくぼみ孔37に挿入されて、巻取ボビン
22は筒状に変形し、外側壁34を開口の方向に回動し
て円錐頭軸36を抜き取ると、元の錘形状に復元するよ
うに構成されている。
【0016】巻取ボビン22を形成する歯車ボス28の
周面に固着する骨組材24と駆動軸の軸方向に並行し
て、直線状の挟持棒25を一本以上固着し、巻取ボビン
22が錘形状の時に錘形状の外へ突出するようにし、管
状フイルム15の先端を引き掛けて,仮巻を容易にす
る。
【0017】また、巻取室11内の底板19には、引込
口30と巻取ボビン22との間にバネ32に支持された
緊張ロ−ラ31を装着して、巻取られる管状フイルム1
5を常にバネ32の弾性により緊張状態を維持させ、管
状フイルム15の緩みを吸収させている。
【0018】管状フイルム15の摺動摩擦抵抗を小さく
するために、管状フイルム15の内外の周面に接触する
便座1や便座台3などの機構に滑性材39を貼着して、
摺動進行を容易にし、また滑性材を保護するために、例
えば、滑性材が起毛織物の場合は起毛力を維持するよう
に、便座台3の天板4の表面と便座1および便座受板1
aの裏面とが当接するので、双方の表面間に空間を維持
できるように、長さ方向に複数の線条凸部4aを設けて
いる。
【0019】馬蹄形状の便座1の両先端である挿入部7
と抜出部8を平板状に成形し、腰掛け位置部分は幅を広
くし、湾曲部付近の幅を狭くしたり、側面部を高くする
などして、管状フイルム15の内周面に包含できる隙間
の許容範囲内にし、湾曲部分の内周と外周の差を小さく
して摩擦を小さくした便座を構成する。
【0020】便座1に腰掛けて使用中に、手動スイッチ
43をONさせても駆動手段に通電しないように、馬蹄
形状の便座台3の湾曲部分の内部に、隙間を感知する手
段と便座台3を便器40より遊離させて支えるスプリン
グ45を併設し、便座1に人が座り荷重が掛かった時に
スプリング45が圧縮され、便座台3の内部の感知手段
が作動して、管状フイルム15の巻取りの駆動回路を遮
断するように構成しているが、他の感知センサ−を使用
してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
【実施例】発明の実施の形態を便座台3の横断面形状が
T字形状を含む工字形状をしている場合を基にした実施
例にもとずき図面を参照に説明する。
【0023】図1は、本発明の管状フイルム巻取り装置
付き便座及びその便座に用いる管状フイルム及び管状フ
イルムの巻取り装置の全体を構成する斜視図であり、便
座1と便座台3を分離させた状態で示していて、後部の
ハウジング9のハウジングカバ−9aを開放し、右側の
巻取室11に蝶着する外側壁34も回動開放した図であ
って、ハウジング9は左から収納室10、中央の駆動室
12および右の巻取室11に区画されており、通常はハ
ウジングカバ−9aによりハウジング9全体を覆被して
いる。
【0024】ハウジング9の前方下部には、平面視で馬
蹄形状に湾曲した便座台3の両端を便器40に軸支装着
させ回動するようになっており、便座台3は下面に設け
た緩衝材38を介して便器40に載置され、また、軸支
された便座台3の天板4は便座1の両側面下部の掛止部
2によって便座1に遊嵌状態で抱え込まれた状態になっ
ている。
【0025】図2,図3は、塩化ビニ−ルやポリエチレ
ンなどの樹脂材や、紙類などを使用した中空状の管状フ
イルム15の内外周面が接する便座1および便座台3の
接触面に図面上で点模様で表示した滑性材39を貼着
し、かつ便座台3の天板4に線条凸部4aを構成した実
施の形態の断面図である。
【0026】図2の(a).(b)は、便座1の腰掛け
部付近の横断面図であり、便座1は横断面工字形状の便
座台3の天板4を便座1の両側部の下方を内側に折り曲
げた掛止部2により抱きかかえた状態で収容し、便座1
と便座台3とは遊嵌状態であるが両者は分離することは
なく、掛止部2の内側面と便座台3の天板4の側端部と
が管状フイルム15が滑性材39を介して摺動するだけ
の隙間を維持して当接しているので、前後左右の位置が
確保されて外れることがなく、上下にも分離しない。
【0027】以上のように、湾曲成形された便座1と便
座台3とを別々に成形してから組み合わすことができな
いので、図2(b)の横断面A−A’線方向の図4に示
すように便座1を便座1xと便座1yに2分割して成形
し、ビス孔42に皿ネジ46で組み合わせるようにし、
まず便座1の馬蹄形状の内周側面と腰掛け部である表面
の便座1xを図2(b).図4のように先に一体成形
し、便座1xの下面へ同じく馬蹄形状に成形した横断面
工字形状の便座台3を湾曲部先端の方向から挿入して,
便座1xと遊嵌させてから、別に成形した便座1の外周
側面部である便座1yを湾曲部より水平に挿入して、便
座1xと所定位置に皿ネジ46で合体固定し、便座1と
便座台3とを合成するが、同時に図3(a),(b)に
示す湾曲部も同様に合体構成され、便座台3の両端を便
器40の後方のハウジング9の前方下部に軸支装着する
ことにより、便器40より遊離した状態で便座1を構成
している。
【0028】また、便器40の後方上部に装着されたハ
ウジング9の左側の収納室10に折り畳みまたは、ロ−
ル状に巻かれた管状フイルム15が収納され、ハウジン
グカバ−9aの引出口20より引き出されて、便座1の
挿入部7から便座1の全周面を包ながら摺動進行して、
他端の抜出部8からハウジングカバ−9aの引込口30
に引き込まれて巻取室11の内部に装備された、巻取ボ
ビン22に管状フイルム15を挟持させて巻き取り、ロ
−ル状のままで保留する。
【0029】巻き取りは、手動スイッチ43の操作によ
り駆動部5の駆動により巻取りおよび停止するように構
成したものであり、ハウジング9内の収納室10は左側
に限定するものではなく、何れの側でもよいが巻取室1
1は、収納室10の反対側に設置し、図面と反対に設置
されても同じ目的を得る事ができる。
【0030】また、図1に示すようにハウジング9には
ハウジングカバ−9aが蝶着し、回動してハウジング9
全体が覆被されるようになっていて、管状フイルム15
の装填または巻取られた管状フイルム15の取り出し時
には開口されるが、嵌着することにより収納室10に引
出口20や巻取室11に引込口30が形成され、表面に
は手動スイッチ43や表示灯GP.LPが設置され、図
示されていないが施錠することによって、ハウジング9
内を維持管理される。
【0031】図5(a),(b)は、管状フイルム15
の感知手段の説明図であって、巻取られる管状フイルム
15を一定長さの間隔で巻取りや停止させるための感知
を、管状フイルム15を利用して作動させる手段であ
り、図6,図7に示すようにリミットスイッチ14−1
のリミットスイッチ接触棒14a−1が管状フイルム1
5に設けた切抜孔17または、T字状切抜18から抜け
て跳ね上がり作動するようにしており、切抜孔17また
は、T字状切抜18を所定間隔で全長に施して作動させ
るものであり、図では必要な感知手段の一部のみ表現し
ている。
【0032】管状フイルム15が全て使用し尽くされて
収納室10に無くなった時に、手動スイッチ43が押さ
れた場合、通電し駆動するのを防止するために、図5に
示すように管状フイルム15の終了端末に、一定長さの
感知手段とは別に終了感知孔17aまたは終了感知T字
状切抜18aを設け、リミットスイッチ14−2のリミ
ットスイッチ接触棒14a−2が対応するようにし、一
定長の感知手段と同じような手段を併設し、双方の接触
棒14a−1.14a−2が同時に跳ね上がって作動停
止する。
【0033】また管状フイルム15の表面に終了20回
程度以前より残量数の表示を印刷して予告するので維持
管理が容易である。
【0034】図6,図7は、感知作動手段のリミットス
イッチ14−1.14−2を併設した場合の収納室10
の説明図であり、収納室10の底板19の下部にリミッ
トスイッチ14−1.14−2を併設し、底板19と装
架した押へ板21の間に上下相互の隙間を維持させなが
ら管状フイルム15を摺動させ、底板19にはリミット
スイッチ接触棒14a−1.14a−2が作動するため
の底板孔19a−1や19a−2や押へ板孔21a−
1.21a−2を貫通させ、また、滑性材39を管状フ
イルム15に接する面に貼着して摺動進行を容易にして
いる。
【0035】図8,図9,図10は、本発明の巻取り装
置を示していて、巻取ボビン22は歯車27のメタル軸
である歯車ボス28の外周面に弾性材とで成形された細
長状の骨組材24を回転軸の軸長さ方向に並列して複数
本固着して、管状フイルム15を巻取り可能な細長の角
錘形状または、円錐形状に成形し、錘形状の頂点である
各骨組材24の尖端の内側面には勾配がつけられ、骨組
材24全体の集合体としては、角錘形状または、円錐形
状の尖端のくぼみ孔37を形成していることになる。
【0036】巻取ボビン22の駆動軸23は、駆動室1
2と巻取室11の区画側壁33を駆動室12より巻取室
11の内部へ貫通し、さらに区画側壁33に接した回転
板26も貫通して軸支固着させ、駆動軸23に遊嵌する
巻取ボビン22の歯車27と回転板26とを摺接状態に
装着し、駆動軸23に固定された回転板26に逆転止め
のラチエット爪29が装着されていて、ラチエット爪2
9は図示されていないバネの押圧力により歯車27と噛
み合い、巻取ボビン22の巻取り方向に空転するが、逆
方向に歯合係止するようになっているので、管状フイル
ム15の先端を巻取ボビンに挟持させ2回から3回程度
空転させて管状フイルム15の仮巻きすることが可能で
ある。
【0037】巻取ボビン22の尖端のくぼみ孔37に、
巻取室11に蝶着された外側壁34に設けらたメタル3
5に遊嵌して自由に回転する円錐頭軸36を押圧して挿
入することにより、巻取ボビン22は筒状に変形するよ
うになっていて、巻取ボビンに仮巻が終わり外側壁を嵌
着すれば、円錐頭軸36がくぼみ孔37に挿入され、巻
取ボビン22の片方は駆動軸23に軸支されているの
で、安定した筒状の巻取ボビン22を構成し、図8に示
す巻取り体制になり、巻取りが全て完了してロ−ル状に
巻かれた使用済みの管状フイルム15を取り出すため
に、外側壁34を外側へ回動開口して円錐頭軸36を巻
取ボビン22のくぼみ孔37から抜き取ることにより、
図9に示すように巻取ボビン22は元の錘形状に復元
し、巻取られた管状フイルム15のロ−ル内径は筒状に
開口しているので、巻取ボビン22との空間が生じ管状
フイルム15を容易に抜き出すことができる。
【0038】従って、各細長状の骨組材24は、歯車ボ
ス28の外周の取付部分で錘状形に復元する弾性力が必
要であり、特に図示していないが加工方法および、形状
について例をあげて説明すれば、骨組材24を断面が円
弧状か平板状に成形し、その幅のままくぼみ孔37まで
直線状に加工した錘状形の外周とするか、別の方法とし
て歯車ボス28の外周に固着させた弾性を有する中空の
円錐の外周を等分割して、長さ方向に切り目を入れるよ
うにして切り離し、各骨組材24を形成してもよいが、
これらの方法に限定するものではなく、弾性材として金
属性のスプリング材や樹脂材を使用することも可能であ
る。
【0039】使用済みの管状フイルム15の巻取り回数
が多くなるに従い、巻取り径が大きくなって巻取りトル
クも増大するので、これに対応する強度や駆動力が必要
であり、ギヤやトルク制御モ−タによる対応や別途の引
き込みロ−ラを設置し、補助することもできるが他の定
長巻取り装置を利用することもできる。
【0040】巻取ボビンに管状フイルム15を挟持する
ために、ボス28に固着する骨組材24と駆動軸23の
軸長さ方向に並行した直線状の一本以上の挟持棒25を
固着させ、巻取ボビン22が錘形状の時に図9に示すよ
うに挟持棒25を錘形状の外へ突出させ、管状フイルム
15の仮巻きに際しては、挟持棒25に先端を引き掛け
て2回から3回空転し、外側壁34を嵌着して巻取ボビ
ン22が筒状に変形したときに、骨組材24と挟持棒2
5が並行状態になるので、管状フイルム15を挟持する
力が一層強くなり、巻取りが終わって抜き取るときは、
骨組材24は錘形状となり挟持棒25との挟持が解除さ
れ、使用済みの管状フイルム15を容易に抜き取ること
ができる。
【0041】図10に示すように、巻取室11内の底板
19に、引込口30と巻取ボビン22との間にバネ32
に支持固着された緊張ロ−ラ31を装着して、巻取られ
た管状フイルム15を常にバネ32による弾性力で押圧
して緊張させ、便座1に人が座り身体を前後に移動する
と同時に便座1も移動した場合は、収納室10から管状
フイルム15が引き出されるが、巻取室11からは巻取
ボビン22がラチエット爪29により係止されていて引
き出すことができないので、緊張ロ−ラ31の弾性力で
管状フイルム15の緩みを吸収している分を引き戻しで
きるようになっている。
【0042】図2,図3および図7,図8に示す滑性材
39に関する機能を説明すると、管状フイルム15の内
外周面に接触する便座1と便座台3または、収納室10
内の床面および、押へ板21の摺動接触面の摩擦抵抗を
小さくするために、接触面に起毛織物などの滑性材39
を部分的または、全面的に貼着するものであり、また便
座1の表面の腰掛け部分は肌に接するので、柔らかい感
触を与えたり、冷たさを緩和する保温効果も期待できる
が、滑性材39の材料として起毛織物の他カ−ベット.
クロ−ス.布.紙などを使用してもよく、覆被した管状
フイルム15が収納室10から巻取室11までの便座1
を完全に包含し、気密性や耐水性を確保できるので掃除
などの維持管理が容易である。
【0043】図2,図3は、共に便座1と便座台3と管
状フイルム15の関係を示す断面図であり、管状フイル
ム15を挟んだ双方の接触面に起毛織物などの滑性材3
9を貼着し、無負荷状態時の構成図であるが、線状凸部
4aの凸部を天板4の表面にに設けており、便座1に人
が座り負荷が掛かった場合は、双方に貼着された起毛織
物などの滑性材39が圧縮されることになるが、線状凸
部4aが当接しているので、線状凸部4a以外の双方の
間に空間が確保され、空間内の起毛織物などが多少圧縮
されても起毛の根元より折り曲げられて圧縮されること
がないので、荷重を解除すれば元の起毛状態に復元され
て、管状フイルム15の摺動進行の機能を保持する事が
出来る。
【0044】便座1に荷重が掛かった場合は、便座1と
管状フイルム15が線状凸部4aに当接し、滑性材39
全体が圧縮されるので管状フイルム15に緩みが生じ、
多少の身体の左右移動に対し、肌に接触する管状フイル
ム15も左右に摺動し追従して対応するので、管状フイ
ルム15の破断を防止することができるが、線状凸部4
aは天板4に設けることに限定するものでは無く、便座
1や便座受板1aの当接面の何れかに設けたり、形状も
線状に限定するものではなく、他の形状でもよく、ま
た、双方に各々設けることも可能であり、同じ機能と目
的が得られるのである。
【0045】また、図1,図2,図3に示すように、平
面視で馬蹄形状の便座1の両先端の挿入部7と抜出部8
を平板状に平に成形し、挿入部7は収納室10の引出口
20の前に位置して管状フイルム15への挿入を容易に
し、抜出部8も引込口30や管状フイルム15と同じ程
度の幅の平板状にして、巻取ボビン22の巻取りを容易
にしたり、腰掛け位置の部分は便座1の横幅を広くし、
湾曲部では内周と外周に差があるので湾曲内周付近で管
状フイルム15が変形し、摩擦抵抗が大きくなり摺動進
行が無理な状態になるので、図3(a),(b)に示す
ように横断面がA字状の上部三角形を変形させた形状で
湾曲部の外周を垂直に近くし、内周側を傾斜させ、A字
形状の上部三角形の底辺の便座受板1aを便座台3の天
板4と当接して遊嵌させ、便座台3も同じく天板4の位
置を高くし、湾曲部の頂点付近ではコ字形状にして、便
座1と便座台3に接触する管状フイルム15の輪状断面
の周長がやや一定になるようにし、摺動進行を容易にし
ている。
【0046】図1,図3(a)は、馬蹄形状の便座台3
の湾曲部分の内部のコ字状の底開きの箱状内にリミット
スイッチ14−3による感知手段を埋め込み、便座台3
は緩衝材38を介在させて便器40に載置されている
が、便座台3を便器40より浮揚させるために便座台3
を支えるスプリング45を併設し、便座1に人が座り荷
重が掛かった時にスプリング45が圧縮され、リミット
スイッチ14−3が便器40に接触作動してモ−タMの
駆動回路を遮断するように構成しており、手動スイッチ
43を押しても電気回路が遮断されているので駆動しな
い。
【0047】本図面に装備されている電気回路の実施例
を図11で説明すると、一般に便器は湿気の多い場所に
設置されるので、本図面では故障しにくい簡単な電気回
路を採用していて、リミットスイッチでの感知作動手段
を主体としていて、コンセント44を差し込むと単相1
00ボルトの電源が接続され、片線をA,他線をBとす
ると、先ずA線側に設けられた電源スイッチを押し電源
スイッチS1の接点を接続することにより通電して、電
源表示灯LPが点灯し回路に通電されたことを表示し、
次に同線に直列に便座台3の馬蹄形状先端下部に設けた
リミットスイッチ14−3用接点S2を接続し、便座1
に人が座り荷重が掛かった時に14−3リミットスイッ
チ用接点S2はOFFとなるので、使用中は回路が全部
遮断されて、どのスイッチをONしてもモ−タMが駆動
しないので巻取りができないが、人が立ち上がり便座が
無負荷になると便座台3が浮揚してONとなって通電
し、スイッチの操作が有効になる。
【0048】次に,線Aに巻取りを駆動させるための手
動スイッチ43の手動スイッチ用接点S3と並列に収納
室10内に、管状フイルム15の一定長を感知するリミ
ットスイッチ14−1用接点S4を設けて、管状フイル
ム15が摺動進行中はリミットスイッチ接触棒14a−
1が押さえられてリミットスイッチ14−1用接点S4
は、ONの状態であると同時に駆動表示灯GPが点灯す
るようにしており、管状フイルム15の切抜孔17また
は、T字状切抜18がリミットスイッチ接触棒14a−
1の位置にきて跳ね上がって、リミットスイッチ14−
1用接点S4はOFFになり、巻取りのモ−タMが停止
し駆動表示灯が消灯するようになっており、再び手動ス
イッチ43を押して手動スイッチ用接点S3をONにす
ることにより、便座1には新しい管状フイルム15が供
給され、この作動を繰り返すように構成されている。
【0049】管状フイルム15の残量が終わりに近ずく
20回程度の残量から、管状フイルム15の表面に残量
予告表示の印刷を施すことにより、最終時点を予知する
ことができるが、最終になり管状フイルム15に設けた
終了感知孔17aまたは、終了感知T字状切抜18aに
リミットスイッチ14−2のリミットスイッチ接触棒1
4a−2が跳ね上がり、線Bに設けたリミットスイッチ
14−2用接点S5がOFFになって駆動が停止して、
他のどのスイッチをONの状態にしても駆動しないよう
になっているが、管状フイルム15を新しく装着して、
リミットスイッチ接触棒14a−2を押さえることによ
ってリミットスイッチ14−2用接点S5がONとなり
駆動可能の状態となる。
【0050】しかし、新しい管状フイルム15を装着作
業中に、誤ってリミットスイチ接触棒14a−1と14
a−2を同時に押すとモ−タMに通電して駆動するの
で、電源スイッチS1をOFFにする必要があり、ま
た、手動スイッチ43は管状フイルム15が巻始めたら
OFFにする必要があるが、これらの電気回路は一例で
あって各スイッチや表示灯の組合わせを変えたり、表示
灯に使用済や使用可などを表示したり、新しい管状フイ
ルムに入れ変えている場合には、スイッチを押しても巻
取り駆動しない制御手段を構ずることも可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を得ることが
できる。
【0052】本発明の第一の特徴は、馬蹄形状に湾曲さ
れた便座の両側面下部に設けた掛止部で便座台を遊嵌状
態で収容するように構成させ、馬蹄形状の便座台の両端
を便器の本体に軸支して、便座と共に回動するようにし
ているので、安定性や耐久性があり、従来の一般的な便
座と同様に使用する事ができる。
【0053】この安定した便座台から遊離し、便座台を
抱きかかえるようにした便座の一方端から、管状フイル
ムが便座を包ながら摺動進行して他端側に引き出され、
管状フイルムを切り裂くことなくロ−ル状に巻取るの
で、取り出しが簡単であり、新しい管状フイルムの補給
も容易である。
【0054】管状フイルムは,塩化ビニ−ルやポリエチ
レンなどの薄いフイルムを使用しているので、折り畳ん
だりロ−ル状にして供給され、管状フイルムの表面に一
定長の巻取りや終了を感知する手段として、切抜孔また
は、切抜を施しているので駆動や停止を確実に実行し、
しかも簡単に行うことができる。
【0055】また、この切抜孔より空気が自由に管状フ
イルム内に出入りするので、管状フイルムの内面が密着
して真空状態になっていても、通気することが出来るの
で便座の挿入が容易である。
【0056】管状フイルムの内外周面に接触する便座,
便座台,収納室の底板や押へ板の摺動接触面に滑性材を
一部または、全面に貼着し摩擦抵抗を小さくできるの
で、摺動進行を容易にし省エネおよび、便座やその他の
機構の耐久性の向上になり、滑性材を貼着することによ
り便座の肌触りがソフトな感触になったり、保温効果も
あり、また、管状フイルムをカラ−のフイルムにした
り、図柄を印刷することにより色々なイメ−ジを創出す
ることができる。
【0057】巻取装置には、細長錘形状の巻取ボビンに
より巻取るが、挟持棒に管状フイルムの先を引き掛ける
ようにしているので、仮巻が容易であり、外側壁に遊嵌
された円錐頭軸を巻取ボビンの尖端に挿入する事によ
り、円筒形状になって正常な巻取り状態になり、巻取り
が終了するとロ−ル状のまま巻取ボビンから取り外した
使用済みの管状フイルムは、保管されてリサイクル利用
ができる。
【0058】巻取り駆動は、手動スイッチを押しONに
することにより巻取りを開始し、管状フイルムの定長間
隔や終了感知手段により、リミットスイッチが作動して
自動停止するようになっており、この作動を繰り返すこ
とになり、また、管状フイルムの取り替え操作も簡単に
出来るので、複雑な制御装置を必要としないので故障も
少ない。
【0059】以上のように、便座は管状フイルムに完全
に包含されて使用されるので、気密性があり、清潔であ
り、また、一般的に使用されている便器蓋を覆うことに
よって不使用中の埃の堆積を防止し、ハウジングカバ−
を嵌着施錠することにより、安全が確保され,管状フイ
ルムに残量予告表示などの処置をすることにより,一般
家庭はもとより不特定多数の人が利用する公衆トイレな
どには、維持管理が容易であるため最適であり、病院、
老人ホ−ム、列車、バス、船舶、航空機などには利用度
が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】管状フイルム巻取り装置付き便座及びその便座
に用いる管状フイルム及びその管状フイルムの巻取り装
置を分解開放状態にした全体斜視図である。
【図2】便座と便座台を遊嵌状態に組合わせた腰掛け部
分の断面図である。
【図3】便座と便座台を遊嵌状態に組合わせた馬蹄形状
湾曲部分の断面図である。
【図4】図2(b)のA−A’線方向の一部断面図であ
る。
【図5】管状フイルムの一定長感知や終了感知用の切抜
孔やT字状切抜を示す帯状の一部の平面略図である。
【図6】図7の収納室のリミットスイッチ14−1がO
FF状態のB−B’線方向の断面図である。
【図7】図6の収納室のC−C’線方向の断面図であ
る。
【図8】図10のE−E’線方向の断面図であって,巻
取室の巻取ボビンが円筒形状時の状態の図である。
【図9】図10のE−E’線方向の断面図であって,巻
取室の巻取ボビンが錘形状時の状態の図である。
【図10】図8の巻取室のD−D’線方向の断面図であ
る。
【図11】実施例の電気回路図である。
【符号の説明】
1 便座 1a 便座受板 1x 便座1の内周部 1y 便座1の外周部 2 掛止部 3 便座台 4 天板 4a 線状凸部 5 駆動部 6 台板 7 挿入部 8 抜出部 9 ハウジング 9a ハウジングカバ− 10 収納室 11 巻取室 12 駆動室 14−1 リミットスイッチ 14−2 リミットスイッチ 14−3 リミットスイッチ 14a−1 リミットスイッチ接触棒 14a−2 リミットスイッチ接触棒 15 管状フイルム 16 表示印刷 17 切抜孔 17a 終了感知孔 18 T字状切抜 18a 終了感知T字状切抜 19 底板 19a 底板孔 20 引出口 21 押へ板 21a 押へ板孔 22 巻取ボビン 23 駆動軸 24 骨組材 25 挟持棒 26 回転板 27 歯車部 28 歯車ボス 29 ラチエット爪 30 引込口 31 緊張ロ−ラ 32 バネ 33 区画側壁 34 外側壁 34a 外側壁 35 メタル 36 円錐頭軸 37 くぼみ孔 38 緩衝材 39 滑性材 40 便器 41 蝶番 42 ビス孔 43 手動スイッチ 44 コンセント 45 スプリング 46 皿ネジ M モ−タ LP 電源表示灯 GP 駆動表示灯 S1 電源スイッチ S2 14−3リミットスイッチ用接点 S3 手動スイッチ用接点 S4 14−1リミットスイッチ用接点 S5 14−2リミットスイッチ用接点

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視で馬蹄形状である便座1の両側面
    の下方を内側に折り曲げて掛止部2を形成した便座1
    が、横断面T字形状に上方に突出する天板4を具備し、
    同じく平面視で馬蹄形状をした便座台3の該天板4を、
    便座1の掛止部2の内側において収容して、便座台3と
    便座1とを遊離状態にし、その収容された便座台3の両
    端部が便器40の後方上部において回動可能に軸支さ
    れ、緩衝材38を介し便器40に載置し、便座40の後
    方上部に装着されたハウジング9内の収納室10に収納
    されている管状フイルム15が引き出され、この遊離さ
    れた便座1の一端である挿入部7から包含を始め、便座
    1の全周面を包ながら他端の抜出部8へ摺動進行して包
    含を終わり、該ハウジング9内の駆動部5の駆動により
    回転する駆動軸23と接続する巻取ボビン22により巻
    き取らせ、該駆動部5を作動する手動スイッチ43を設
    けた管状フイルム巻取り装置付き便座。
  2. 【請求項2】 ハウジング9の巻取室11内において、
    ハウジングカバ−9aの引込口30と卷取ボビン22と
    の間に、管状フイルム15を抗張するバネ32に支持さ
    れた緊張ロ−ラ31を装着したことを特徴とする請求項
    1記載の管状フイルム巻取り装置付き便座。
  3. 【請求項3】 管状フイルム15の内外周面に接して、
    摺動される便座1および関連する機構の摺動面に、一部
    または全面に滑性材39を貼着したことを特徴とする請
    求項1記載の管状フイルム巻取り装置付き便座。
  4. 【請求項4】 便座台3の天板4の表面を含む便座台3
    と便座1とが当接する接触面には、復数の線条凸部4a
    などの凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の管
    状フイルム巻取り装置付き便座。
  5. 【請求項5】 管状フイルム15の内周接触面に隙間を
    保有し摺動する許容範囲内に、平面視で馬蹄形状の便座
    1の両先端を平板状に成形し、また湾曲部分位置付近の
    幅を狭くし、側面部を高くするなどして、湾曲部の内外
    周の差を小さくし便座1の外周に接する管状フイルム1
    5の横断面の輪状の周長以内であることを特徴とする請
    求項1記載の管状フイルム巻取り装置付き便座。
  6. 【請求項6】 平面視で馬蹄形状の便座台3の湾曲部分
    の内部に、便座台3と便器40の上下の隙間を感知作動
    する駆動部作動手段を設置したことを特徴とする請求項
    1記載の管状フイルム巻取り装置付き便座。
  7. 【請求項7】 管状フイルム15を引き出す時に、ハウ
    ジング9内の収納室10内から挿入部7を経て、便座1
    の全長を包ながら抜出部8から巻取室11内に至るまで
    等の長さに相当する定長間隔を感知して停止し、また、
    収納室10内の管状フイルム15の終了端末を感知して
    停止させるため、管状フイルム15に切抜孔17また
    は、T字状切抜18や終了感知孔17aまたは、終了感
    知T字状切抜18aを設けたり、別に装備された感知手
    段で作動するための手段を管状フイルム15の全長にわ
    たり設け、また、目視できる残量を表示印刷16及びそ
    の他の表示を施した請求項1記載の管状フイルム巻取り
    装置付き便座の管状フイルム。
  8. 【請求項8】 管状フイルム15を収納する収納室10
    の底板19の下部に定長間隔や終了の感知作動手段を装
    着し、底板19の表面に感知作動手段の作動が可能な底
    板孔19aを開口し、また、底板19の表面を摺動する
    管状フイルム15を押さえるための押へ板21には、押
    へ板孔21aを施して底板19の上部に装架した請求項
    1記載の管状フイルム巻取り装置付き便座の巻取り装
    置。
  9. 【請求項9】 巻取ボビン22の歯車27のメタル軸で
    ある歯車ボス28の外周に、管状フイルム15を巻き取
    り可能な長さにした複数の細長状の骨組材24の一方端
    を回転軸の長さ方向に分割して並列に束ね合わせて固着
    させ、固着部付近に弾性力を添加した細長の角錐形状、
    または、円錐形状に成形し、錐形状の尖端に、くぼみ孔
    37を設けた細長錐形状の巻取ボビン22を形成し、巻
    取室11に蝶着された外側壁34の内側に設けられたメ
    タル35に軸支遊嵌して回転する円錐頭軸36を、外側
    壁34の回動によって巻取ボビン22のくぼみ孔37に
    挿脱を可能にし、該円錐頭軸36を、挿入することによ
    り巻取ボビン22が円筒状や角柱状に変形し、また、駆
    動軸23に軸支固着した回転板26に逆転止め用のラチ
    エット爪29を設けて、巻取ボビン22の歯車27にス
    プリングにより押圧してに噛み合わせ、巻取ボビン22
    が一方向に対してのみ自由に回転することを特徴とする
    請求項1記載の管状フイルム巻取り装置付き便座の巻取
    り装置。
  10. 【請求項10】 巻取りボビン22のボス28の外周面
    に固着する骨組材24と併設して直線状の挟持棒25を
    固着したことを特徴とする請求項9記載の管状フイルム
    卷取装置付き便座の巻取り装置。
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