WO2001074226A1

WO2001074226A1 - Siege de toilette comprenant un dispositif d'enroulement de pellicule tubulaire

Info

Publication number: WO2001074226A1
Application number: PCT/JP2000/002143
Authority: WO
Inventors: Akira Ikeguchi
Original assignee: Akira Ikeguchi
Priority date: 1998-12-07
Filing date: 2000-03-31
Publication date: 2001-10-11
Also published as: JP2000166816A

Description

明細書管状フィルム巻取り装置付き便座技術分野

この発明は腰掛け便器の上部に軸支載置される馬蹄形状の便座に衛生上の見地から便座の一端から便座全周を管状フィルムが包みながら摺動進行して端から抜き出し、使用毎に駆動手段を作動させる事により一方向に巻き取つて新し I、管状フィルムと交換するようにした装置において、管状フィルムやその供給装置および便座に関する。背景技術

従来から、腰掛便器の衛生的見地から便座表面をシートにより覆い、常に新しく敷き替える方法、及び管状フィルムなどにより馬蹄形状に湾曲した便座全周に渡り包含摺動進行して敷設し、巻取りする方法があつた力淀来の管状フィルム使用方法の場合は、便器に便座の取り着け手段力'、便座の一方端のみ力持装着された構造となっているので'、便座が不安定であると同時に負荷が掛かった場合は常に ^個所の一点に力が集中するので破損の危険がある、 ί列えば日本国、特開一昭 5 9— 8 0 2 2 3、特表平 7— 5 0 6 0 1 7、実願平 8— 3 9 0 2、のように、また便座の両端を^させ、ニ条のェンドレスベルトにより便座カバ —を便座全周に回動させ、便座カバ—表面に平シートを接着敷設し、使用後に便座と分離して巻取る方法がある、この方法は腰掛け使用中に体位が移動した場合は敷設シ—トの維持が不安定であり又便座の耐水性、気密性がなく完全なる覆被保護が出来ないものであった例えば、日本国、特開—平 3 - 4 7 2 1 9 , のように、

従来の管状フィルムを使用した方法においては、馬蹄形状に湾曲した便座の一方端のみが、便器に支持され、他端が便器より遊離した状態で溝成されているので、便座力 ^s'不安定であると同時に取り付け部分に横振れ等の負荷が集中し破損する虞れがあり、また、管状シートを卷取る場合、便座の取り付け端部を回避するために、取付け部分でシートを刃物で切り裂いて巻取る装置を必要としていた。

また前述の片持ち便座の場合は管状シ—トの湾曲部に於ける内外周の差により管状シートの片寄りなどによる摩擦力大きくなり、途中破断や損傷など力 ^f考えられるので摩擦を小さくする必要があり、また、管状シ -トの卷取後の処理方法として卷取る前にシ—トを切り裂きそのまま袋等に収納するか又は細断して収納するとかの方法であり適切な管理方法でなく、また便座の完全耐水性、気密性がなく維持管理に種々の問題があった。

本発明は、便座の強度を普通の便座と同等に保ち、管状フィルムの摩擦抵抗を少なくして摺動進行させ、切り裂かずにそのままロール状に巻き取り、他の巻き取り用の付属品等を一切必要とせず口—ル状のまま簡単に取り外すことができる手段を装備し、また新しく管状フィルムを取り付けることも容易であり、維持管理が容易な管状フィルム巻取り装置付きの便座を提供することを目的としている。発明の開示

本発明の管状フィルム巻取り装置付き便座、及びその便座に用いる管状フィルム及びその管状フィルムの巻取り装置は、平面視馬蹄形状の便座 1の横断面で両側面部下方を内側に折り曲げて成形した掛止部 2を設け、面が T字形状に上面部へ突設する天板 4を成形具備し、同じく平面視で馬蹄形状の便座台 3の天板 4を該、掛止部 2の内側に重合遊嵌して収容するように構成し、便座台 3が便座 1に抱きかかえられた状態で'、便器 4 0の上方後部に便座台 3の両端部を軸支装着して便座台 3と便座 1が遊離状態で自由に回動するように構成する。

この様に搆成された便座 1は、便座台 3に装着された緩衝材 3 8等を介して便器 4 0に載置され、便座 1は便器 4 0から完全に遊離される、また便器 4 0の後方上部に装着されたハウジング 9の収納室 1 0から引出された管状フイルム 1 5は、この遊離された便座 1の一端である挿入部 7から湾曲された便座 1の全周面を包みながら摺動進行し、他端の抜出部 8から引き抜かれて、ハウジング 9の卷取室 1 1内の駆動軸 2 3に接続する巻取ボビン 2 2に卷取られる。

ハウジング 9内の駆動室 1 2に装備された駆動部 5は手動スィツチ 4 3の操作により駆動し、巻取ボビン 2 2を回転させて管状フィルム 1 5 内に便座 1を引き込み摺動進行させたり、停止するようにしている。前記の手動スイッチ 4 3による巻取りおよび、停止を自動化するために、手動スィッチ 4 3を O Nにして卷取駆動開始後、所定の位置に停止させることを目的として、摺動する管状フィルム 1 5に所定の長さ、つまり、便座 1を包含する管状フイルム 1 5が新しく入れ替わるための長さを感知する切抜孔 1 7または、切抜 1 8や他の感知手段を全長にわたり施したり、管状フィルム 1 5の最終端末を感知する前記と同様の手段を講じて、手動スィッチ 4 3による駆動手段を停止させるようにし、また、残量を印刷して表示するようにしたり、他の表示方法をしている。前記感知手段が完全に作動するために、管状フィルム : I 5の収納室 1 0、または巻取室 1 1の底板 1 9の下部に感知作動手段が装着され.、底板 1 9の表面を管状フィルム 1 5力習動する力片寄りや皺などによる感知^ ΙΛ手段の誤が無いように、押へ板 2 1を上力ゝら装架し、上下相互間の摺動隙間を »すると共に感知作動手段カヾ作用するための底板孔 1 9 aや押へ板孔 2 1 aを開口しまたその他の感知手段を構成する。上記の巻取装置に必要な巻取ボビン 2 2は、歯車 2 7のメタル軸である歯車ボス 2 8の外周面に、弾性材とで構成された細長状の骨組材 2 4 の一方端を回転軸の軸の長さ方向に並列に複数本固着して、細長の角錐形状、または、円錐形状の巻取ボビン 2 2を形成し、また巻取ボビン 2 2の尖端には、くぼみ孔 3 7を設けている。この卷取ボビン 2 2は駆動室 1 2力、らり巻取室 1 1の内部へ貫通する駆動軸 2 3に、回転板 2 6を区画側壁 3 3に接して貫通固着させ、その回転板 2 6より突出する駆動軸 2 3に卷取ボビン 2 2の軸受となる歯車 2 7が回転板 2 6の表面に摺接して遊嵌装着する。

また巻取ボビン 2 2の軸を形成する歯車 2 7を、回転板 2 6の表面に設けられたバネにより作招する逆転止めのラチエツト爪 2 9と歯み合わせることにより、駆動軸 2 3に遊嵌する卷取ボビン 2 2は、魏方向に空転するが、逆方向には歯合係止しているので、駆動軸 2 3の駆動により回転板 2 6と共に係止回転する。

巻取室 1 1下部に蝶着する外側壁 3 4の内壁面に設けたメタル 3 5により自由に軸支回転する円錐頭軸 3 6を設け、その尖端が外側壁 3 4を回動して閉口嵌着すると、卷取ボビン 2 2の尖端のくぼみ孔 3 7に挿入される構成とし、そのとき卷取ボビン 2 2は筒状に変形し、外側壁 3 4 を開口の方向に回動して円錐頭軸 3 6を抜き取ると、元の錐形状に復元するように構成されている。

この巻取ボビン 2 2を形成する歯車ボス 2 8の周面に固着する骨組材 2 4と駆動軸 2 3の軸方向に並行して直線状の挟持棒 2 5を一本以上固着し、巻取ボビン 2 2が錐形状の時に錐形状の外へ突出するようにし、管状フィルム 1 5の先端を引き掛けて仮巻を容易にする。

この構成により巻き取りが容易になり、また他の卷取り用の付属部品は一切必要とせず、卷き取りが全て終わりロール状態で卷き取られるが、取り外す時に巻取ボビン 2 2は錐形状になり口ールの内部は筒状なので隙間が構成され、引き抜くことにより取り外しが容易となる。

また、巻取室 1 ].には、引込口 3 0と巻取ボビン 2 2との間にバネ 3 2に支持された緊張ローラ 3 1を装着して、巻取られる管状フィルム 1 5をパネ 3 2の弾性により緊張状態を維持させ、管状フィルム 1 5の緩みを吸収させていると共に位置を保持させる。

管状フィルム 1 5の摺動摩擦抵抗を小さくするために、管状フィルム 1 5内外の周面に接触する便座 1や便座台 3などの機構に滑性材 3 9を貼着して、摺動進行を容易にし、また滑性材 3 9を保護するために、例えば、滑性材 3 9力ヾ起毛織物である場合は起毛力を維持するように便座台 3の天板 4の表面と便座 1及び便座受板 1 aの裏面とが当接するので、双方の表面の間に空間を維持出来るように、長さ方向に複数の凸部または線状凸部 4 aを設けている。

馬蹄形状の便座 1の両先端である挿入部 7と抜出部 8を平板状に成形し、，け位置部分は幅を広くし、また湾曲部分付近の幅を狭くしたり、 iij面部をたかくするなどして、管状フィルム 1 5の内周面に包含できる隙間の許容範囲内にして、湾曲部分の内周と外周との差を小さくし、摩擦を小さくした便座を構成する、また管状フィルム 1 5の内周面の許容範囲内に便座 1の両先端を平板にしたり、パネ等による平板状にする装置をして鈹等の出来ないようにし、感知手段の誤作動を防止し、また巻取りには正確な口—ルに卷き取る事が出来る手段を構成する。便座 1に 3要掛け使用中に、手動スイッチ 4 3を O Nさせても駆動手段に通電しないように、平面視馬蹄形状の便座台 3の湾曲部分の内部に、隙間を感知する手段と、便座台 3を便器 4 0より遊離させて支えるスプリング 4 5を併設し、便座 1に人力 '座り荷重が掛かつた時にスプリング 4 5が £縮され、便座台 3の内部の感知手段が作動して、管状フィルム 1 5の ¾|¾回路を遮断するように構成し、又この感知手段の作動により未使用防止制御機構を装備して使用前の巻き取りを防止する。図面の簡単な説明

第 1図は、管状フィルム巻取り装置付き便座の装置を解放し便座 1を上部へ分離状態にした全体斜視図。第 2図は、便座 1と便座台 3を遊嵌状態に組み合わせた腰掛け部分の断面図である。第 3図は、便座と便座台を遊嵌状態に組み合わせた湾曲部の断面図である。第 4図は、図 2 ( b ) の A— A' 線方向の一部断面図である。第 5図は、管状フィルム 1 5の感知用の切抜孔 1 7や T字状の切抜 1 8を示す帯状の一部の平面略図である。第 6図は、図 7の収納室 1 1のリミットスィッチ 1 4— 1力 ί 0 ? ?状態の8— 8' 線方向の断面図である。第 7図は、図 6の収納室の C一 C ' 線方向の断面図である。第 8図は、図 1 0の Ε - E ' 線方向の断面図であって、巻取室 1 1の巻取ボビン 2 2が円筒形状時の状態の図である。第 9図は、図 1 0の Ε— E ' 線方向の断面図であって、巻取室 1 1の巻取ボビン 2 2力 f錐形状時の状態の図である。第 1 0図は、図 8の巻取室 1 1の D = D ' 線方向の断面図である。第 1 1図は、実施例の電気回路図である。発明を実施するための最良の形態

発明の実施の形態を便座台 3の横断面形状がェ字形状をしている場合を基にした実施例にもとずき図面を参照に説明する。

図 1は本発明の管状フィルム巻取り装置付き便座及びその便座に用いる管状フィルム及び管状フィルム巻取り装置の全体を構成する斜視図であり、便座 1と便座台 3を分離させた状態で示していて、後部のハウジング 9のハウジングカバー 9 aを開放し、右側の巻取室 1 1に蝶着する外側壁 3 4を回動開放した図であって、ハウジング 9は左から収納室 1 0、中央の駆動室 1 2および右の巻取室 1 1に区画されており、通常はハウジングカバ一 9 aによりハウジング 9全体を覆被している。

ハウジング 9の前方下部には、平面視で馬蹄形状に湾曲した便座台 3 の両端を便器 4 0に軸支装着させ回動するようになっており、便座台 3 は下面に設けた緩衝材 3 8を介して便器 4 0に載置され、また、軸支された便座台 3の天板 4は便座 1の両側面下部の掛止部 2によつて便座 1 に遊嵌状態で抱え込まれた状態になつている。

図 2、図 3はポリエチレンなどの樹脂材などを使用した中空状の管状フィルム 1 5の内外周面が接する便座 1および便座台 3の接触面に図面上で点模様で表示した滑性材 3 9を貼着し、力、つ便座台 3の天板 4に線状凸部 4 aを構成した実施の形態の断面図である。

図 2の（ a ) 、 ( b ) は便座 ( 1 ) の腰掛け部付近の横断面図であり、便座 1は横断面ェ字形状の便座台 3の天板 4を便座 1の両側部の下方を内側に折り曲げた掛止部 2により抱きかかえた状態で収容し、便座 1 と便座台 3とは遊嵌状態であるが両者は分離することなく、掛止部 2の内側面と便座台 3の天板 4の側端部と力、'管状フィルム 1 5が滑性材 3 9 を介して摺動するだけの隙間を »して当接しているので'、前後左右の位置が確保されて外れることがなく、上下にも分離しない。

以上のように湾曲成形された便座 1と便座台 3とを別々に成形してから組み合わすことができないので、図 2 ( b ) の横断面 A— A ' 線方向の図 4に示すように便座 1を便座 1の内周部 1 Xと便座 1の外周部 1 y に 2分割して成形し、ビス孔 4 2に皿ネジ 4 6で組み合わせるようにし、まず便座 1の馬蹄形状の内周側と腰掛け部である表面の便座 1の内周部 l xを図 2 ( b ) 、図 4のように先に一体成形し、便座 1の内周部 1 Xの下面へ同じく馬蹄形状に成形した横断面ェ字形状の便座台 3を湾曲部先端の方向から挿入して、便座 1の内周部 1 Xと遊嵌させてから、別に成形された便座 1の外周側面部である便座 1の外周部 1 yを湾曲部の方より水平に挿入して、便座 1の内周部 1 Xと所定位置に皿ネジ 4 6で合体固定し、便座 1と便座台 3とを合成する力同時に図 3 ( a ) 、 ( b ) に示す湾曲部も同様に合体構成され、便座台 3の両端を便 4 0の後方のハウジング 9の前方下部に軸支装着することにより、便器 4 0より遊離した状態で便座 1を構成している。

また便器 4 0の後方上部に装着されたハウジング 9の左側の収納室 1 0に折りたたみ、またはロール状に卷かれた管状フィルム 1 5が収納され、ハウジングカバ一 9 aの引出口 2 0より引出されて、便座 1の揷入部 7から便座 1の全周面を包みながら摺動進行して、他端の抜出部 8からハウジング 9内の引込口 3 0に引き込まれて巻取室 1 1の内部に装備された、巻取ボビン 2 2に管状フィルム 1 5を挟持させて巻き取る。巻き取りは、手動スイッチ 4 3の操作により駆動部 δの駆動により卷き取りおよび停止するように構成したものであり、ハウジング 9内の収納室 1 0は左側に限定するものでなく、何れの側でもよいが巻取室 1 1 は、収納室 1 0の反対側に設置し、図面と反対に設置されても同じ目的を得る事が出来る。

また、図 1に示すようにハウジング 9にはハウジングカバー 9 a力、'蝶着され回動してハウジング 9全体力 f覆被されるようになっていて、管状フィルム 1 5の装填、または取り出し時には開口される力、嵌着することにより収納室 1 0に引出口 2 0や引込口 3 0が形成され、表面には手動スィッチ 4 3や表示灯 G P、表示灯 G Lが設置され、図示されていないが施锭することによって、ハウジング 9内を保護し^ 管理される。図 5 ( a ) 、（b ) は、管状フィルム 1 5の感知手段の説明図であつて、卷き取られる管状フィルム 1 5を一定の長さ間隔で巻き取りや停止させるための感知を、管状フィルム 1 5を利用して^ illさせる手段であり、図 6、図 7に示すようにリミツトスイッチ 1 4一 1のリミツトスィッチ接触棒 1 4 a— 1力管状フィルム 1 5に設けた切抜孔 1 7または、 T字状の切抜 1 8から抜けて跳ね上がり作動するようにしており、切抜孔 1 7または、 T字状の切抜 1 8を所定間隔で全長に施して ¾させるものであり、図では必要な感知手段の一部のみ表現している。

また管状フィルム 1 5が全て使用されて収納室 1 0に無くなった時に、手動スィッチ 4 3力"⁵'押された場合、通電し駆動するのを防止するために、図 5に示すように管状フィルム 1 5の終了端末に、一定長さの感知手段とは別に終了感知孔 1 Ί aまたは T字状の終了感知切抜 1 8 aを設けリミットスィツチ 1 4一 :！とリミツトスィツチ 1 4一 2が対応するようにし、一定長さの感知手段と同じような手段を併設し、双方のリミツトスイツチ接触棒 1 4 a - 1、リミットスイツチ接触棒 1 4 a - 2が同時に跳ね上がつて ,し駆動が停止する。

また管状フィルム 1 5の表面に終了 2〜 3 0回程度以前より残量数の表示を印刷して予告するので維持管理が容易である。

図 6、図 7は、収納室 1 0に感知作動手段のリミットスィッチ 1 4一 1、リミットスィッチ 1 4— 2を併設した場合の説明図であり、収納室 1 0の底板 1 9の下部にリミットスィッチ 1 4一 1、リミットスィッチ 1 4 - 2を併設し、底板 1 9と装架した押へ板 2 1との間に上下相互の隙間を »させながら管状フィルム 1 5を摺動させ、底板 1 9にはリミットスィツチ 1 4— 1、リミツトスィツチ 1 4一 2力乍動するための底板孔 1 9 a— 1や底板孔 1 9 a— 2や押へ板孔 2 1 a— 1、押へ板孔 2 l a— 2を構成させ、また、滑性材 3 9を管状フィルム 1 5に接する面に貼着して摺動進行を容易にしている、なお卷取室 1 1に感知作動手段を装置する場合は同じ効果を得るため、同様の処理装置を設置する。図 8、図 9、図 1 0は本発明の巻取り装置の説明を示している、巻取ボビン 2 2は歯車 2 7のメタル軸である歯車ボス 2 8の外周面に弾性材等を利用して成形された細長の骨組材 2 4を回転軸の軸の長さ方向に並列して複数本固着して、管状フィルム 1 5の巻き取り可能な巾を保有する細長の角錐形状または、円維形状に成形し、錐形状の項点である骨組材 2 4の尖端の内側面には勾配がつけられ、骨組材 2 4全体の集合体としては、角錐形状、または、円錐形状の尖端のくぼみ孔 3 7を形成していることになる。

この巻取ボビン 2 2の駆動軸 2 3は、 glft室 1 2と巻取室 1 1の区画側壁 3 3を駆動室 1 2より巻取室 1 1の内部へ貫通し、さらに区画側壁 3 3に接した回転板 2 6も貫通して軸支固着させ、駆動軸 2 3に遊嵌する卷取ボビン 2 2の歯車 2了と回転板 2 6を摺接状態に装着し、軸 2 3に固定された回転板 2 6に逆転止めのラチエツト爪 2 9力、'装着されていて、ラチエツト爪 2 9は図示されていないパネの押力により歯車 2 7とみ合い、巻取ボビン 2 2の卷き取り方向に空転する力、'，逆方向に歯合係止するようになっているので、管状フィルム 1 5の先端を巻取ボビン 2 2に挟持させ 2〜 3回程度空転させて管状フィルム 1 5の仮巻きをすることが可能である。

また巻取ボビン 2 2尖端のくぼみ孔 3 7に、巻取室 1 1に蝶着された外側壁 3 4に設けられたメタル 3 5に遊嵌して自由に軸支回転する円錐頭軸 3 6を設け、外側壁 3 4を回動閉口することにより円錐頭軸 3 6を押して挿入することにより、巻取ボビン 2 2は節状に変形することになり、また円錐頭軸 3 6がくぼみ孔 3 7に挿入されて外側壁 3 4に軸支され、巻取ボビン 2 2の片方は駆動軸 2 3に軸支されているので、安定した筒状の卷取ボビン 2 2が構成され、図 8に示す卷き取り体制になる、巻き取りが全て完了してロール状に巻かれた使用済みの管状フィルム 1 5を取り出すために、外側壁 3 4を外側へ回動開口して円錐頭軸 3 6 を卷取ボビン 2 2のくぼみ孔 3 7力、ら抜き取ることにより、図 9に示すように卷取ボビ 2 2は、また元の錐形状に復元し、巻取られた管状フィルム 1 5のロールの内径は筒状に開口しているので、巻取ボビン 2 2との間に空間が創出されロールは容易に抜き取ることができる。

従って、各細長状の骨組材 2 4は、歯車ボス 2 8の外周の取り付け部分で錐形状に復元する弾性力が必要であり、特に図示していないが加工方法および、形状について例をあげて説明すれば、骨組材 2 4を断面が円弧状か平板状に成形しその巾のままくぼみ孔 3 7まで直線状に加工した錐形状の外周とするか、別の方法として歯車ボス 2 8の外周に個着させた弾性を有する中空の円錐の外周を等分割して、長さ方向に切り目をいれるようにして切り離し、骨組材 2 4を形成してもよい力、'、これらの方法に限定するものでなく、弾性材として金属製のスプリング材や樹脂材を使用することも可能である。

使用済みの管状フィルム 1 5の卷き取り回数が多くなるに従い、卷き取り径カ、'大きくなつて巻取りトルクも増大するので、これに対応する強度や力が必要であり、ギヤやトルク制御モータによる対応や、別途の引き込みローラを設置し、補助することもできるが他の定長巻取り装

Sを利用する事もできる。巻取ボビン 2 2に管状フィルム 1 5を挟持するために、歯車ボス 2 8 に固着する骨組材 2 4と共に駆動軸 2 3の軸の長さ方向に並行して直線状の一本以上の挟持棒 2 5を固着させ、巻取ボビン 2 2力 '錐形状の時に図 9に示すように挟持棒 2 5を錐形状の外へ突き出させ、管状フィルム 1 5の仮卷きに際しては、 ,棒 2 5にその先端を引掛けて 2回から 3 回空転し、外側壁 3 4を嵌着して卷取ボビン 2 2力 ^筒状に変形したときに、骨組材 2 4と^ t棒 2 5が並行状態になるので、管状フィルム 1 5 を挟持する力が一層強くなり、巻き取りが終って抜き取るときは、骨組材 2 4は錐形状となり棒 2 5は直線のままなので挟持が解除され、使用済みの管状フィルム 1 5を容易に抜き取る事ができる。

図 1 0に示すように、巻取室 1 1内の底板 1 9に、引込口 3 0と巻取ボビン 2 2との間にバネ 3 2に支持固着された緊張ローラ 3 1を装着して、巻取られた管状フィルム 1 5を常にバネ 3 2による弾性力で押圧して緊張させ、便座 1に人力'座り身体を前後左右に移動したとき、包含した管状フィルム 1 5も一緒に移動した場合は、収納室 1 0から管状フィルム 1 5が引出されるが、巻取室 1 1からは卷取ボビン 2 2がラチェット爪 2 9により係止され引き出されないので、緊張ローラ 3 1の弾性力で管状フィルム 1 5の緩みを吸収している分を引き戻しできるようになつている、また前述したように便座 1の先端の平板状および拡張装置により、鈹等の無い平坦な状態で正確な口―ルに卷き取られる。

図 2〜 3および図了、図 8に示す滑性材 3 9に関する機能を説明すると、管状フィルム 1 5の内外周面に接触する便座 1と便座台 3または収納室 1 0内の床面および、押へ板 2 1の摺動する接触面の摩擦抵抗を小さくするために、接触面に起毛織物などの滑性材 3 9を部分的または、全面的に貼着するものであり、また便座 1のけ部分は肌に接するので、柔らかい感触を与えたり、冷たさを緩和する保 £効果も創出され、また滑性材 3 9の材料として起毛織物の他、力—ペット、クロース、布、紙などを使用してもよく、覆被した管状フィルム 1 5が収納室 1 0か 2 ら卷取室 1 1までの便座 1を完全に包含し、気密性や耐水性を確保できるので清潔であり掃除などの維持管理が容易である。

図 2、図 3は共に便座 1と便座台 3と管状フィルム 1 5の関係を示す断面図であり、管状フィルム 1 5を挟んで双方の接触面に起毛織物などの滑性材 3 9を貼着した、無負荷状態時の構成図であが、図面は線状凸部 4 aの凸部を天板 4の表面に設けており、便座 1に人が座り負荷が掛かった場合は双方に貼着された起毛織物などの滑性材 3 9力圧縮されることになるが、線状凸部 4 aが当接しているので、線状凸部 4 a以外の双方の間に空間か If保され、空間内に起毛織物などが多少 £縮されても起毛の根本より折り曲げられて圧縮されることがないので、荷重を解除すれば元の起毛状態に復元されて、管状フイルム 1 5の摺動進行の機能を保持することが出来る。

また便座 1に荷重力、'掛つた場合は、便座 1と管状フィルム 1 5力 ^f線状凸部 4 aに当接し、滑性材 3 9全体が £縮されるので管状フィルム 1 5 に弛み力、'生じ、多少の身体の左右移動に対し、肌に接触する管状フィルム 1 5も左右に摺動し追従して対応するので、管状フィルム 1 5の破断を防止する事ができる、また線状凸部 4 aは天板 4に設けることに限定するものでは無く、便座 1や便座受板 1 aの当接面の何れかに設けたり、形状も線状に限定するものではなく、他の形状でもよく、また、双方に各々設け凸凹を互いに嵌着させて安定させる事も可能であり、同じ機能と目的が得られる。

また、図 1、図 2、図 3に示すように、平面視で馬蹄形状の便座 1の両先端の挿入部 7と抜出部 8を平板状に平らに成形し、揷入部 7は収納室 1 0の引出口 2 0の前に位置して管状フィルム ] 5への挿入を容易にし、抜出部 8も引込口 3 0や管状フィルム 1 5と同じ程度の巾の平板状にして、巻取ボビン 2 2の卷き取りを容易にしたり、 »け位置の部分は便座 1の横巾を広くし、湾曲部では内周と外周に差があるので湾曲内周付近で管状フィルム 1 5力、'変形し、摩擦抵抗が大きくなり摺動進行が 3 無理な状態になるので、図 3 ( a )、 ( b ) に示すように横断面 A字形状の上部三角形を変形させた形状で湾曲部の外周を垂直に近くし、内周側を傾斜させ、 A字形状の上部三角形の底辺を便座受板 1 aを便座台 3 の天板 4と当接して遊嵌させ、便座台 3も同じく天板 4の位置を高くし、湾曲部の項点付近ではコ字形状にして、 1E座 1と便座台 3に接触する管状フィルム 1 5の輪状断面の周長がやや一定になるようにし、摺動進行を容易にしている。

図 1、図 3 ( a ) は平面視馬蹄形状の便座台 3の湾曲部分の内部のコ字状の底開きの箱状内にリミットスィッチ 1 4一 3による感知手段を埋め込み、便座台 3は緩衝材 3 8を介在させて便器 4 0に載置されている力便座台 3を便器 4 0より浮揚させるために便座台 3を支えるスプリング 4 5を併設し、便座 1に人力、'座り荷重が掛かった時にスプリング

4 5が圧縮され、リミットスィッチ 1 4— 3力、'便器 4 0に接触作動してモータ一 Mの駆動回路を遮断するように構成しており、手動スィツチ 4 3を押しても電気回路が遮断されるので «Jしない。

本図面に装備されている電気回路の実施例を図 1 1で説明すると、一般的に便器は湿気の多い場所に設置されるので、本図面では故障しにくい簡単な電気回路を採用している、リミットスィツチの感知^)手段を主体とし、コンセント 4 4を差込むと単相 1 0 0ボルトの電源が接続され、片線を A、他線を Bとすると、先ず A線側に設けられた電源スイツチを押し電源スィッチ S 1の接点を接続することにより通電して、電源表示灯 L Pが点灯し回路に通電されたことを表示し、次に同線に直列に便座台 3の馬蹄形状先端下部に設けた 1 4— 3 リミットスィッチ用接点

5 2を接続し、便座 1に人が座り荷重が掛つた時に 1 4— 3リミットスイッチ用接点 S 2は O F Fとなるので、使用中は回路が全部遮断されて

、どのスィツチを O Nしてもモータ !^カ»¾しないので卷取りができないが、人が立ち上がり便座が無負荷になると便座台 3が浮揚して 0 Nとなって通電し、スィッチの操作が有効になる。次に、 A線に卷取りを β¾させるために手動スィツチ 4 3の手動スィツチ用接点 S 3と並列に収納室 1 0内に管状フィルム 1 5の一定長を感知する 1 4— 1 リミットスイツチ用接点 S 4を設けて、管状フィルム 1 5が摺動進行中はリミットスィッチ接触棒 1 4 a - 1が押さえられて 1 4— 1 リミットスイツチ用接点 S 4は、 O Nの状態であると同時に g|¾ 表示灯 G Pが点灯するようにしており、管状フィルム 1 5の切抜孔 1了または、 T字状の切抜 1 8がリミットスィッチ接触棒 1 4 a— 1の位置にきて跳ね上がつて、 1 4一 1 リミットスイツチ用接点 S 4は 0 F Fになり、巻取りのモータ一 Mが停止し駆動表示灯 G Pが消灯するようになつており再び手動スィツチ 4 3を押して手動スィツチ用接点 S 3を O N にすることにより、便座 1には新しい管状フィルム 1 5力、'供給され、この«を繰り返すように構成されている。

管状フィルム 1 5の残量が終わりに近付く 2— 3 0回程度の残量から、管状フィルム 1 5の表面に残量予告表示の印刷を施す事により、最終時点を予知することか'できるが、最終になり管状フィルム 1 5に設けた終了感知: FL 1 7 aまたは、 T字状の終了感知切抜 1 8 aにリミットスィツチ 1 4一 2のリミットスイツチ接触棒 1 4 a— 2が跳ね上がり、線 B に設けた 1 4一 2リミットスィツチ用接点 S 5が 0 F Fになって駆動が停止して、他のどのスィツチを O Nの状態にしてもしないようになつている力管状フィルム 1 5を新しく装着して、リミットスィッチ接触棒 1 4 a— 2を押さえることにより 1 4— 2 リミツトスイッチ用接点 S 5が 0 Nとなり可能の状態となる。

しかし、新しい管状フィルム 1 5装着作業中に、誤ってリミツトスィッチ接触棒 1 4 a— 1とリミットスイツチ接触棒 1 4 a— 2を同時に押すとモーター Mに通電してするので、電源スィッチ S 1を 0 F Fにする必要があり、これらの電気回路は一例であって各スィツチや表示灯の組み合わせを変えたり、表示灯に使用済み、使用可などを表示したり、新しい管状フィルム 1 5に入れ変えている場合には、スィッチを押しても卷き取り駆動しない制御手段を講ずることも必要である、またリミットスィッチの他の感知 ί δ装置を使用して以上の効果に替えることも可能であり、限定するものではなく、また新しく敷設された管状フィルム 1 5の未使用防止制御手段を別に装備して未使用前の巻き取りが出来ないように構成する。産業上の利用可能性

本発明は、以上説明した様に構成されているので、以下に記載されるような効果を得ることができる。

本発明の第一の特徴は、平面視馬蹄形状に湾曲された便座の両側面下部に設けた掛止部で便座台を遊嵌状態で収容するように構成させ、馬蹄形状の便座台の両端を便器の本体に軸支装着し、便座は便座台とともに回動するようにしているので、安定性や耐久制があり、従来の一般的な便座と同様に使用する事ができる。

この安定した便座の一方端から、管状フィルムが便座を包みながら摺動進行して他端側に引き出され、管状フィルムを切り裂くことなく、巻取ボビンにロール状に卷取ると共に、取り外しが簡単であり、供給も容易である。

管状フィルムはポリエチレンや樹脂材などの薄いフィルムを使用して帯状に折りたたんだりロール状にして供給され、管状フィルムの表面に一定長の卷き取りや終了を感知 ftさせる手段として、切抜孔または、切抜を施しているので βίΐや停止を確実に実行し、しかも簡単である。また、この切抜孔ょり空気が自由に管状フィルム内に出入りするので、管状フィルムの内面か'密着して真空状態になっても、通気することが出来るので便座の挿入および摺動が容易である。

管状フィルムの内外周面に接触する便座、便座台、その他の機構の摺動接触面に滑性材を一部または全面に貼着し摩擦抵抗を小さくできるので、摺動進行を容易にし省エネ及び便座やその他の機構の耐久性の向上 6 になり、また滑性材を貼着することにより便座の肌触りがソフトな感触になったり、保温効果もあり、また、管状フィルムをカラ—にしたり、図柄を印刷して色々なイメージを創出する事ができる。

巻取装置には、細長錐形状の巻取ボビンにより卷き取る力、'、一本の挟持棒に管状フィルムの先を引き掛けるようにしているので、仮卷きが簡易であり、外側壁に遊嵌された円錐頭軸を卷取ボビンの尖端に挿入することにより、筒形状になって安定した正常な巻き取り状態になり、卷き取り力、'全部終了するとロール状のまま卷取ボビンから取り外され、管状フィルムは、保管されてリサイクル利用ができる、また、この卷取ボビンを使用することにより収納室の管状フィルムの収納形態および卷取ボビンに装填、巻取、取り外しに際して管状フィルム以外に一切の付属部品等を必要としないので、取扱が簡単であり経済的である。

巻取り誦は、手動スィツチを押し O Nすることにより卷取りを開始し、管状フィルムの定長間隔や終了感知手段が作動して、自動停止するようになつており、この作動を繰り返すことにより、使用され複雑な制御装置を必要としないので故障も少ない、また新しく敷設された管状フイルムを未使用のまま巻き取られるのを防止する処理が装備され無駄も無く経済的であり、駆動源も電気及び電池でも人力でも利用出来る構成であり、任意に使用される。

以上のように、管状フィルムに完全に包含されて使用されるので、清潔であり気密性があり、一般的に使用されている便器蓋で覆うことによつて不使用中の塵の堆積を防止し、ハウジングカバーを嵌着施錠することにより、安全か Tit保され一般家庭はもとより不特定多数の人が利用する公衆トイレ、病院、老人ホーム、列車、バス、船舶、航空機などには特に維持管理が容易なので最適であり、有料トイレにも利用度力、'高い。

Claims

請求の範囲

1、平面視で馬蹄形状である便座 ( 1；の横断面で両側面の下方部を内側に折り曲げて掛止部（2、を形成した便座 ( 1 ) が、横断面 T字形状

5 に上面部に突出する天板（4) を具備し、同じく平面視で馬蹄形状をした便座台 ( 3 ) の該天扳（ 4 ) を、掛止部（ 2 ) の内側において収容し

1丄

て、便座台（3) と便座 Π ) と 7を遊離状態にし、その収容された便座台（3 : の両端部を便器 ( 0 ) の後方上部において回動自在に軸支固着して、便器（40) に載置し便座：' は遊離される、また便器（40 0) の後方上部に装着されたハウジング（ 9 ) 内の収納室（ 10 ) に収納されている管状フィルム（ 1 5) が引き出され、その遊離された便座 ( 1 ) の一端である揷入部（了）力、ら包含を始め、便座 ( 1 ) の全周面を包みながら他端の抜出部（ 8 ) へ摺動進行して包 -敷設を終わり、ハウジング（ 9 ) 内の駆動部（ 5 ) の ISISにより回転する駆動軸 (23) δ と接続する巻取室（ 1 1 ) 内の巻取ボビン（22 ) により管状フィルム ( 1 5; を卷き取らせ、該駆動部（5;' を作動する操作手段を設けた管状フィルム巻取り装置付き便座。

2、管状フィルム（ 1 5) 力'摺動して、その内外周面に接する、便座 ( 1 ) 及び関連する機構の摺動面に、一部または全面に滑性材（39) を貼着し、遊離状態で遊嵌している便座台（ 3 ) の天板（ 4 ) の表面と便座（ 1 ) とが当接する触面に、複数の凸部または線状凸部（4 a) などを設け、管状フィルム（ 1 5) の内外周接触面に隙間を保有させ摺動を容易にする事を特徴とする請求の範囲第 1項記載の管状フィルム巻取り装置付き {¾ の便座。

3、管状フィルム（ 1 5) の内周の許容範囲内に、便座 ( 1 ) の両先端を平板状に成形したり、拡張装置を施したり、また湾曲部分の位置付近の幅を揆くし、側面部を高くするなどして、湾曲部の内外周の差を小さくし摩擦を少なくすると共に、便座台（3) の湾曲部付近の内部に便座台（3 ) と便器（4 0 ) との上下の隙間を感知して作動する制御手段、または駆動部作動手段を装備した事を特徴とする請求の範囲第 1項記載の管状フィルム卷取り装置付き便座の便座。

4、管状フィルム（ 1 5) を引き出し、ハウジング（ 9) 内の収納室（ 1 0) 内から挿入部（7) を絰て、便座 ( 1 ) の全長を包みながら巻取室（ 1 1 ) 内に至るまでの任意長さに相当する定長間隔を感知し、また収納室（ 1 0 内の管状フィルム（ 1 5) の最終端末を感知して停止させるため、管状フィルム（ 1 5 ) に切抜孔 '： 1 7 ) または、切抜（ 1 8 ：' を設けたり、別に装備された感知手段で作動するための手段を、管状フイルム（ 1 5 ) の全長に渡って設け、また、目視できる残量を表示印刷（ 1 6) 及びその他の色彩および表示を施した事を特徴とする請求の範囲第 1項記載の管状フィルム卷取り装置付き便座の管状フィルム。

5、ハウジング（9) の卷取室 ( 1 1 ) 内において引込口（30) と巻取ボビン（22 ) との間に管状フィルム（ 1 5) を抗張する、バネ（3 2) に^された緊張ローラ（ 3 1 ) を装備し、巻取室（ 1 1 ) または収納室（ 1 0 ) の底板（ 1 9) 下部に定長間隔や終了の感知作動手段を装備し、底板（ 1 9 ) の表面に感知作動手段の作動が可能な底板孔（ 1 9 a) 等を施し、また底板（ 1 9) の表面を摺動する管状フィルム（ 1 5) を押さえるための押へ板 (2 1 ) に押へ板孔 ( 2 1 a) 等を設け底板（ 1 9 ) の上部に装架して摺動進行を容易にしたり其の他の感知作動手段を設けて駆動制御を構成することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の管状フィルム巻取り装置付き便座の巻取装置。

6、ハウジング（9) 内の取室（ 1 1 ) 内の駆動軸（23 ) に連動する巻取軸に遊嵌する巻取ボビン（22 ) の歯車（2 7) のメタル軸である歯車ボス（28 ) の外周面に、管状フィルム（ 1 5 ) を巻き取り可能な幅の長さにした複数の細長状の骨組材 (24 ) の一方端を、回転軸の軸の長さ方向に分割して並列に束ね合わせて固着させ、固着部付近に骨組材（24 ) に弾性力を添加して成形する事により細長の錐形状を構成し、その錐形状の尖端に、くぼみ孔（37) を設けた細長錐形状の巻取ボビン（22) を形成し、なお骨組材（24) の 1本または複数本を弾性力のない直線状の浃持棒 (25) を同じく回転軸と併列に固着させ管状フィルム（ 1 5) の仮巻用とし、また巻取室（ 1 1 ) に蝶着された外側壁（34) の内壁面に設けられたメタル（35) に軸支して自由に回転する円錐頭軸 (36) を装備し、外側壁（34 ) の回動により巻取ボビン（22) のくぼみ孔（37) に該円錐頭軸 (36) 力 ^s '挿脱を可能にし、円錐頭軸 (36) を挿入する事により巻取ボビン（22) が筒状に変形し、逆に抜き出す事により元の錐形状に旲る構成とし、また β軸 (23) の巻取軸に固着させた回転板 (26) に逆転止め用のラチエツト爪（29) を所定の位置に設け、回転板 (26) と摺動する巻取ボビン（22) の歯車（27 にスプリングにより押圧して嚙み合わせ、卷取ボビン（22) 力 ^s '—方向に対してのみ自由に回転し管状フィルム（ 1 5) を卷き取る亊を特徴とする請求の範囲第 1項記載の管状フィルム卷取り装置付き便座の-巻取り装置。