JPH01148226A - ペーパータオル配与機 - Google Patents

ペーパータオル配与機

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Publication number
JPH01148226A
JPH01148226A JP30696587A JP30696587A JPH01148226A JP H01148226 A JPH01148226 A JP H01148226A JP 30696587 A JP30696587 A JP 30696587A JP 30696587 A JP30696587 A JP 30696587A JP H01148226 A JPH01148226 A JP H01148226A
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JP
Japan
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paper towel
cover
frame
shaft
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP30696587A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
弘 山本
Hiroyuki Kotetsu
高畷 博行
Masakazu Kitaguchi
北口 正和
Haruo Nishimura
西村 晴夫
Tatsuo Ozaki
尾崎 辰雄
Tetsuya Sakuta
徹也 作田
Toshiyuki Higashiura
東浦 利幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Duskin Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Duskin Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Duskin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はペーパータオル配与機に係り、さらに詳しくは
ペーパータオルを確実に送り出すことができるペーパー
タオル配与機に関するものである。
[従来の技術] 所定間隔でミシン目を入れた帯状のペーパータオルをロ
ール状に巻き、配路礪本体内に収容し、ペーパータオル
を一定長さずつ繰り出す方式のペーパータオル配与機が
知られている。
この種のペーパータオル配与機にあっては、利用者は繰
り出されて来たペーパータオルの端部を指先でつまみ、
強く引くことによりミシン目からペーパータオルを切断
し、所定長さずつに切断されたペーパータオルを使用し
ている。
従来のこの種のペーパータオル配与機においては、ペー
パータオルを上下から挟むローラーによりペーパータオ
ルの紙送りを行なっていたが、これらのローラ一対は、
ペーパータオルが収容され、かつ、ペーパータオルの着
脱時に回動される中枠側に設けられていた。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上述したような構造では、送りローラ一対が
回動する中枠側に設けられているため、中枠側の構造が
複雑となり、重量も増大し、特に、ペーパータオルの着
脱時の操作が極めて面倒であると言う問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明においては、上述した問題点を解決するために、
ペーパータオルが収容される中枠をカバーと連動して開
閉できるようにすると共に、ペーパータオルを送りロー
ラーに押圧する押圧用のローラーを、中枠とカバーとが
回動自在に軸承される基枠側に設けた構造を採用した。
[作 用] 上述した構造を採用すると、カバーを上方に回動させる
ことにより中枠を手前側に回動させることができ、ペー
パータオルの着脱が容易に行なえる。また、押圧用のロ
ーラーが基枠側に設けられているため、中枠の構造が簡
単となり、重量を減少でき、ペーパータオルの交換が容
易となる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基いて本発明の詳細な説明す
る。
第1図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第1
図には全体構造の概略が示されている。
本発明になるペーパータオル配与機(以下配与機と略称
する)は第1図に示すように壁面側に固定される基枠1
と、この基枠1に下部を回動自在に軸承される中枠2と
、この中枠2の前面−および側面を覆った状態で基枠1
の上端部に回動自在に軸承されるカバー3とから構成さ
れており、中枠2内にロール状のペーパータオル4が収
容される。
次に各部の詳細について説明する。
基枠1は四辺形の枠体として形成され、背面板5と、左
右の側板6,6とを有する。背面板5の上端部には水平
な直線上に鍵穴状の取付穴7が3個形成されており、各
取付穴7と対応して背面板5の下部には上下に並んで水
平方向に軸線を持つ長孔8.8がそれぞれ形成されてい
る。
また、左右の側板6,6は幅狭に形成され、前方に向か
って直角に延びているが、その上下端には長い腕9と短
い腕10とが連続して形成されている。
また、左右の側板6.6の上端には背面板5の上端の折
曲部5aが重ねられている。
長い方の腕9.9の先端間には支軸11の両端が回転自
在に軸承されている。支軸11の両端部近傍には腕9の
内側において、両側から切欠部を形成することにより、
薄肉部12が形成されている。また、支軸11の両端部
には環状の溝13が形成され、さらに支軸11の左右の
最先端には軸を横断して溝14が形成されている。
さらに、支軸11の両端部には腕9の外側と、溝13と
の間において、カラー15が回転自在に嵌合されている
。また、腕9.9の途中間には補強軸16が横架されて
おり、腕9.9を平行に保っている。
、 一方、腕9,9間には補強軸16よりもさらに奥側
において、支軸17がその両端を腕9,9の外側に突出
させた状態で横架されている。この支軸17には腕9,
9の内側において、左右対称な位置にL字状に形成され
た回動レバー18の屈曲部が回動自在に軸承されている
回動レバー18.18の良い方の腕18a、18aは前
方に延びており、その先端間には軸19が横架されてお
り、この軸19の中央部にはゴムのローラー20が回転
自在に軸承されている。
また、回動レバー18.18の短い方の腕18b。
18bの下端は背面板5から内側に向かって直角に切り
起こされたブラケット21の外側面側に位置しており、
このブラケット21と長い方の腕18aの途中との間に
はスプリング22が張架されており、回動レバー18に
対して第1図中反時計方向への回動習性を与えている。
また、左右の側板6.6のうち、第1図において左側の
側板6の外側の途中には金属薄板からなる検出片23の
基端が固定されており、その先端は自由端となり、後述
する中枠の外側面に固定されたマイクロスイッチS1と
対向している。
このマイクロスイッチS1の近傍において側板31には
制御回路を搭載したプリント基板PCが設けられている
一方、側板6,6の外側の上方において、支軸11の外
方端にはレバー24の上端が長孔24aを介して回動自
在に軸承されている。また、各側板6の下端間には支軸
25が横架されており、この支軸25の外方端には側板
6の外側において、細長いレバー26の下端が回動自在
に軸承されている。
レバー24の下端とレバー26の上端とは腕9の下側に
おいて横架された軸21の両端に回動自在に軸承されて
いる。この軸27の中央部にはゴムのローラー28が回
転自在に軸承されている。
また、下側の腕10の先端とレバー26の途中との間に
はスプリング29が張架されており、レバー26、従っ
てローラー28を下方へ押圧している。
ところで、中枠2の詳細を第2図に示す。中枠2は前面
板30と、その左右の両端から基枠1方向に向かって直
角に折り曲げられた左右の側板31 、31を有する。
左右の側板31,31の上端部の基枠1側の端部には切
欠部32が形成されており、この切欠部32の内方端に
は円孔33が連続して形成されている。
切欠部32の幅は支軸11の薄肉部12の肉厚よりゃや
大きく、円孔33の直径とほぼ同一である。
また、側板31,31の上端部近傍には、ブツシュ34
.34を介して2本の軸35.36が左右1組で、平行
な状態で回転自在に軸承されている。軸35.36の中
央部にはゴムのローラー37.38が固定されている。
図示の例の場合にはゴムのローラー 37.38の直径
は等しい。
一方のローラー37は送りローラーと呼ばれ、他方のロ
ーラー38は引出し送りローラーと呼ばれる。
一方、第2図において右側の側板31の外側面には逆り
字状のブラケット39が固定されており、このブラケッ
ト39の水平部には垂直な状態でモータ40が固定され
ている。このモータ40の出力軸40aは垂直上方に延
びており、同じく側板31の外側面に垂直な状態で固定
された口字状の支持枠41の上下の水平部41a、 4
1aに回転自在に軸承されている。そして、水平部41
a、 41a間において出力軸40aにはウオームギヤ
42が固定されている。
一方の軸35のモータ40側の端部には側板31の外側
においてウオームホイール43が固定されており、この
ウオームホイール43は前記ウオームギヤ42と噛合し
ている。また、奥側の軸36のモータ側の端部にはギヤ
44が固定されているが、このギヤ44はウオームギヤ
42とは噛合していない。軸35.36の他端側にはそ
れぞれ小直径のプーリP1と大直径のプーリP2とが固
定されており、両者間にはベルトBが張架されている。
また、ギヤ44の下方にはギヤ44を厚み方向に挟んだ
状態で2股状の枠体45が側板31に固定された状態で
設けられており、この枠体45中には不図示の発光素子
と受光素子が収容され、歯数センサを構成している。
また、前記軸35.36の下方において、左右の側板3
1,31間には、両端を側板31の外側からねじ46に
よって固定することによって軸47が横架されており、
さらに側板31.31間には、下端部近傍の基枠1側に
寄った位置にお、いて、軸48が水平に横架されている
。そして、これら上下の軸47.48間の両端部には手
前側の下方に向かってわん曲した状態で半円状の支持枠
49.49が固定されている。これら支持枠49.49
を利用して第5図および第6図に示すようにロール状に
巻かれたベーパータオル4が支持される。
ところで、左右の側板31 、31の外側面で、かつ手
前側に寄った下方には軸50を介して腕51の下端が回
動自在に軸承されており、このIf!51の他端は後述
するカバー3側に回動自在に軸承される。
一方、前面板30の中央部の下端には四辺形の切欠部5
2が形成されており、この切欠部52内には接触型の検
知手段である中空の三角形の回動枠(振り子)53が臨
まされる。即ち、前面板30の内側には左右の側板31
,31間において細い軸54が横架されている。この軸
54の中央部は切欠部52の左右の側縁から内側に向か
って直角に折り曲げられた折曲部52clを回転自在に
貫通しており、左右の折曲部52a、52a間において
、軸54にはカラー55が回転自在に嵌合されている。
そして、このカラー55が三角形の回動枠53の上端部
の角部の内側に固定されている。
従って、回動枠53はカラー55を介して軸54に回動
自在に軸承されたことになる。この軸54の下側にはも
う1本の細い軸56が平行に側板31゜31間に横架さ
れており、その中央部にはカラー57が嵌合されており
、このカラー51の部分が中空の回動枠53内に挿入さ
れている。
また、回動枠53の下端の角部にはマグネット58が固
定されている。そして、この回動枠53の下方で、回動
枠53の下端とは干渉しない位置に突片59を有する軸
60が側板31,31の手前側の下端間において水平な
状態で横架されている。前記突片59の上端部の内側に
は前記マグネット58が所定距離内に接近するとONと
なるリードスイッチ59aが固定されている。
軸60の両端部の下側には切欠部60aが形成されてお
り、これら切欠部60aには支持枠61の左右の端部の
下側から前方に向かって延びる突片62 、62がそれ
ぞれ嵌合され、ねじ止めされる。
支持枠61は長方形の中空の枠体として形成され、その
後端の左右の上面から延びる突片63゜63は基枠1の
左右の側板の下端部間に横架された軸25の両端部に固
定される。
また、中枠2の左右の側板31,31の後端側の下端は
、基枠1の左右の側板6,6の内側において、前記軸2
5の両端部に回動自在に軸承される。
支持枠61内には電池64を収容した電池ボックス65
が着脱自在に嵌合される。
一方、中枠2の手前側の下端には前面板30の下部の空
間を利用してスイッチ板66が取付けられる。スイッチ
板66は金属板をプレス成形して長方形の偏平な枠体と
して形成してあり、中央部の上方には前記回動枠53の
外側に向かった角部が臨まされる四辺形の切欠部66a
が形成されている。そして、この切欠部66aの周縁を
も含めて、スイッチ板66の周縁には全周にわたって後
方に直角に折り曲げられた周壁66bが形成されている
このスイッチ板66の上端部には水平方向に周壁66b
を貫通して前記軸56が回転自在に嵌合されており、カ
ラー51が切欠部Baaに嵌合される。
このスイッチ板66の下端には同じく周壁66bを貫通
して軸67が水平に設けられており、この軸67の両端
は側板31,31の手前側の下端部で、かつ軸60の上
側において水平配置で形成された長孔68中に摺動自在
に嵌合される。
また、側板31の内側面で、かつ長孔68の近傍におい
て手前側に延びる折曲片69が固定されており、この折
曲片69にその基端を巻装された状態でスプリング70
が設けられており、スプリング70の先端がスイッチ板
66の内側面に当たり、スイッチ板66の下端側を前方
に押圧している。
一方、側板31の外側面で、かつ前記長孔68の近傍に
はマイクロスイッチS2が設けられており、そのアクチ
ュエータ71の先端が前記軸67と接触し得る位置に臨
まされている。
ところで、カバー3は前面板12と、その左右の両端か
ら基枠1方向へ延びる側板73.73を有する断面がコ
字状をしている。前面板72の内側面には当て板74が
固定されている。当て板14の上方の左右の両端と、下
部の左右の両端とには折曲部75.76が設けられ、こ
れら折曲部75.76を介して側板13の背面に固定さ
れる。
この当て板74の下端には前方から上方に向かってU字
状にわん曲部77が形成されており、このわん曲部77
の先端が前面板72の央部に接している。このため、当
て板74の下半部は前面板72から離れている。
また、側板73の上端部の手前側寄りの部分が前記軸1
1の端部に回転自在に嵌合され、側板73の外側におい
て軸11の環状の溝13中にCリング78を嵌合させ、
脱落を防止させである。
一方、左右の側板73の上端の後端部は中枠2の左右の
腕51.51の上端部にねじ79を介して回動自在に軸
承される。
次に、以上のように構成されたベーパータオル配与機の
使用方法および動作について第9図以下のフローチャー
トを参照しつつ説明する。
第9図および第10図は動作を説明するフロ−チャート
で、第9図には全体の動作の流れが、第10図には要部
の詳細な動作が示されている。
まず、全体の流れから説明する。
第9図に示すステップS1においてペーパータオルがセ
ットされる。この時にはカバー3を開いて、中枠2を手
前側に向かって傾動させなければならない。しかし、初
期の状態においては中枠2の両側板31.31の上端部
に形成された切欠部32の奥側の円孔33中にある軸1
1の薄肉部12の平面部分が切欠部320入口側から円
孔33方向に向かう直線と直交した状態となっている。
従って、中枠2の上端は軸11から外れず、カバー3の
下端をつまんでカバー3を開こうとしても、カバー3の
上端の後端部と中枠2の左右の腕51.51の上端部と
は回転自在に連結されており、腕51の回転半径と、@
11の両端部を中心とする側板73の回転半径とは異な
っているため、カバー3も開くことができない。即ち、
カバー3も、中枠2もロックされた状態にある。
この状態からカバー3、中枠2を開きたい場合には軸1
1を回転させ、薄肉部12の平面部分が切欠部32の軸
線方向と平行になるようにする。
軸11の回転は指によるか、あるいは軸11の両端に形
成された溝14にドライバーその他の治具を嵌合させて
回せばよい。
薄肉部12の平面部を切欠部32の軸線方向と平行にす
ると、軸11は切欠部32から容易に扱は出すことがで
きる。この状態になると、中枠2側には電池64等が収
容され、ff1fflが重く、かつ、中枠2はその左右
の両側板31.31の下部の後端が基枠1の下端の軸2
5に回動自在に軸承されているため、軸25を中心とし
て中枠2全体が手前側に回動する回転モーメントを持っ
ているので、カバー3の下端をつまんでカバー3を上方
へ押すと、カバー3は軸11を中心として開く。すると
、中枠2は自重により手前側に回動され、左右の腕51
.51を介してカバー3の両側板73.73の後端上部
を下方に引くため、カバー3の開き動作はさらに加速さ
れ、カバー3はほとんど自動的に開く。この状態を第8
図に示すが、この時には円弧状の支持枠49.49が上
方に向かって開いた状態となる。
このようにしてカバー3を開くと、中枠2も開き、ロー
ラー37.38は押圧用のローラー20 。
28から離れ、各ローラーはスプリング22および29
によって下方に下がる。この状態がローラー20、28
の待機状態である。
この状態ではカバー3と、中枠2とはバランスを保ち、
両者は開いたままである。このようにカバー3と中枠2
とを開いた状態で左右の支持枠49.49上にロール状
に巻かれたペーパータオル4を載置し、その先端を引き
出し、ゴムのローラー37.38の上側を越えて前面板
30の前側の任意の位置に至らしめ、ペーパータオル4
をセットする。これが第9図に示すステップS1の段階
である。
このようにしてペーパータオル4をセットした襖、ステ
ップS2においてカバー(前蓋)3を閉じる。カバー3
を閉じると、カバー3は第8図中、@11を中心として
反時計方向に回動され、腕51を介して中枠2が軸25
を中心として第8図中時計方向に回動される。
中枠2が第8図中時計方向に回動されると、軸11の薄
肉部12の平面部が中枠2の上端の切欠部32を介して
奥側の円孔33中に嵌合される。この状態で、カバー3
、中枠2は完全に閉じられたことになるが、まだロック
はされていない。
そこで、軸11を第3図中、時計方向あるいは反時計方
向に90度回転させると、薄肉部12の平面部が切欠部
32の軸線方向と直交する状態となり、中枠2がロック
され、カバー3もロックされたことになる。
ところで、カバー3が閉じられると、基枠1側に設けら
れた検出片23の先端が中枠2側のマイクロスイッチS
1と接触し、これをONとする(ステップS3)。マイ
クロスイッチS1がONとなるとステップS4において
電源が入り、つづいてステップS5においてプリント基
板PC上に構成された制御回路がリセットされる。
一方、カバー3と、中枠2とが閉じられるとローラー2
0が送りローラー37上に、ローラー28が引出し送り
ローラー38上にそれぞれ引き出されたペーパータオル
を介して押圧される。押圧力はスプリング22と29に
よって与えられる。
回路がリセットされた直後の動作、すなわち、ペーパー
タオルがセットされた後の最初の動作は第10図に示す
ステップS1の制御から開始され、ステップ824が終
了してタオルセット完了となるが、通常の場合はステッ
プS6の制御が繰り返えされる。ステップS6の制御内
容の詳細を第10図と共に説明する。
また、タオルセット後の動作について説明する。
通常、セットされたペーパータオルの先端は送りローラ
ー37と回動枠53との間において、中枠2の前面板3
0の外側に位置している。
回動枠53は自重により第1図中時計方向に回動してお
り、マグネット58がリードスイッチ59aに接近して
いるため、リードスイッチ59aはONとなっている。
つまり回動枠53(SW2)上にペーパータオル無しの
状態にある。
ステップS5により回路がリセットされた後、ステップ
S7において回動、回動枠53(SW2)上にペーパー
タオルが無いことを検知し、ステップ818において一
定時間待機(ポーズ)後、ステップS19においてモー
タ40が回転を始め、同時にプリセット■のモードがセ
ットされる。
モータ40の回転はウオームギヤ42、ウオームホイー
ル43を介して軸35に伝達され、軸35の他端に固定
された小直径のプーリP1、ベルトB。
大直径のプーリP2を介して軸3θが回転される。
この結果送りローラー37が高速で、引出し送りローラ
ー38が低速で回転され、ペーパータオルの先端が送り
出される。
一方、プリセット■のモードはリードスイッチ59aが
ONになってからの紙送りかが設定される。この紙送り
最はあらかじめ設定されており、その設定量はギヤ44
の歯数を枠体45内のセンサーによってカウントするこ
とで検出される。この時の紙送りは最大同行なわれ、ペ
ーパータオルがほぼ1枚分送られる。
やがてペーパータオルの先端は回動枠53(SW2 )
に達し、これを第2図中、反時計方向に回動させ、マグ
ネット58がリードスイッチ59aから離れるため、リ
ードスイッチ59aはOFFとなる。これがステップ8
20である。
リードスイッチ59aがOFFとなると、ペーパータオ
ルの先端が検出されたことになり、ステップS21にお
いてプリセット■がリセットされ、ステップS22にお
いて新たにプリセット■がセットされる。このモードで
はリードスイッチ59aがOFFになってからの紙送り
吊が設定されているものであり、この紙送り邑の検出は
前述のギヤ44の歯数をカウントする方法と同一である
そして、ステップ823においてあらかじめ設定された
紙送り量(プリセット■)がカウントアツプされるとモ
ータ40は停止し、ペーパータオル4の先端は回動枠5
3から所定量、例えばJ2だけ越えてスイッチ板66の
前面から下方へ出ている状態となり、ペーパータオルの
セットは完了する。これがステップ824であり、以後
タオルを使用するためのステップS8の待機状態となっ
たものである。この時の状態を第4図に示す。
この時にはすでに次のミシン目の部分は送りローラー3
1と、引出し送りローラー38との間を通過しており、
両ローラー回転速度の差により、ミシン目の長手方向の
中央部は所定の長さにわたって引き裂かれており、開口
した状態となっている。この開口部を符号4aで示す。
又、セットされたペーパータオル4の先端が送りローラ
ー37と回動枠53との間ではなく、回動枠53を越え
てセットされた場合は、ステップS7において、回動枠
53上にタオルが有る場合になりステップS8の待機状
態となる。
次にタオルセット完了後の通常使用について説明する。
使用方法は二通りある。まず一つの方法としては、前述
の待機状態ステップS8からステップS9において、ス
イッチ板66を押すと、軸67を介してマイクロスイッ
チS2がONとなる。ステップS10において回動枠5
3がペーパータオルの存在を検出しているため、ステッ
プ811においてモータ40が回転を始める。連結され
た送りローラー37および引出し送りローラー38が回
転してペーパータオルが送り出される。
同時にプリセット■がセットされる。このモードではス
イッチ板66が押されてからの紙送り量が設定される。
紙送り量の検出は前述のプリセット■およびプリセット
■と同様ギヤ44の歯数を検出する方法である。この歯
数のカウントを行なっている間中、回動枠53によって
ペーパータオルの存在は検出されている(ステップ51
2)。
そして、ステップS13において、あらかじめ設定され
た紙送り聞がカウントアツプされると、モータ40は停
止し、ペーパータオルの先端は引きちぎり易い長さ」1
を追加して垂れ下がることになる(ステップ514)。
この状態で再度スイッチ板66をペーパータオルを介し
て押してもモータ40は作動せず(ステップ315)、
連続使用が防止される。
続いて、ステップ816においてペーパータオル4の下
端を手で引くと、ペーパータオル4の前記開口部4aの
部分に力が集中するため、ペーパータオル4はミシン目
に沿って確実に、また小さな力で切断される。
ペーパータオルが切断されるとステップ817において
回動枠53はペーパータオル4と接触しなくなるため、
自重により、元の状態に戻り、ペーパータオルが無くな
ったことを検知するステップ318において、一定時間
待機後、ステップ319においてモータ40が回転し、
次のペーパータオルを送り出すと同時にプリセット■の
モードをセットする。以後前述と同様、ステップ824
まで行ない、次の使用の待機状態ステップS8となる。
もう一つの使用方法は待機状態ステップS8からステッ
プ31Bにおいて垂れ下がっているペーパータオル4の
下端を引き切断する方法である。この場合でもペーパー
タオル4はミシン目に沿って確実に切れ、ステップ31
7からステップ824まで行ない、次の使用の待機状態
ステップS8となる。通常の使用の場合はこのステップ
S6を繰り返して行なわれる。
この様にしてペーパータオルが使用されるが、ステップ
S20において、いつまでも紙先端が出現せず歯数カウ
ント値がプリセット■の設定値と等しくなった場合、ペ
ーパータオルが無いと検出され、ステップS25におい
てプリセット■の値をカウントアツプし、モータ40を
停止させ、第9図におけるステップ326に移る。
このプリセット■による紙送り量は、プリセット■によ
る紙送りaより大きく、プリセット■の紙送り量はプリ
セット■の値より大きい関係にある。
ステップS26においては、スイッチ板66を押しても
モータ40は駆動せず、紙送りは行われない。
なお、上述した動作の間に何等かの理由によりカバー3
が開かれるとステップ828〜ステツプ329によりマ
イクロスイッチS1がOFFになるため電源が切れ紙送
りは行われない。又再びカバー3を閉ればステップS2
に移項し、以下前記説明した様になる。
ステップ826のペーパータオルが無くなった場合には
、ステップ827において、カバー3を開かれ、ステッ
プ328においてマイクロスイッチS1がOFFとなり
、ステップ829において電源が切れる。この状態で前
述したのと同様にペーパータオルを交換しくステップ5
30)、ステップS1にもどり、前述した動作を繰り返
す。
なお、上述した実施例においては送りローラーを押圧す
る抑圧用のローラーを設けた構造を例示したが、ローラ
ーではなく、押圧板などの他の押圧手段を設けてもよい
[効 果] 以上の説明から明らかなように、本発明にょれば、ベー
パータオルが収容される中枠とカバーとを連動して開閉
するように設けると共に、両者を基枠に対して回動自在
に取付け、かつ、送りローラーに対してベーパータオル
を押圧するローラー等の押圧手段を基枠側に設けた構造
を採用しているため、カバーを上方に開くだけで中枠を
手前側に向かって開くことができ、ベーパータオルの交
換が容易で、かつ、押圧用のローラー等の押圧手段が送
りローラーから離れているため、ベーパータオルのセッ
トが極めて容易となり、中枠の構造が簡略となり、経世
化できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するもので、第1図は全体
の分解斜視図、第2図は中枠の分解斜視図、第3図は一
部破断斜視図、第4図は全体斜視図、第5図は第3図の
A−A線断面図、第6図は第4図のB−B線断面図、第
7図は要部の斜視図、第8図はカバーを開いた状態の縦
断側面図、第9図および第10図は動作を説明するフロ
ーチャート図である。 1・・・基枠、2・・・中枠、3・・・カバー、4・・
・ベーパータオル、6,31.73・・・側板、9.1
0・・・腕、11゜17.19,25,27,35.3
6・・・軸、12・・・薄肉部、20.28・・・ロー
ラー、32・・・切欠部、33・・・円孔、37・・・
送りローラー、38・・・引出し送りローラー、40・
・・モータ、42・・・ウオームギヤ、43・・・ウオ
ームホイール、44・・・ギヤ、45・・・枠体、51
・・・腕、53・・・回動枠、58・・・マグネット、
59a・・・リードスイッチ、66・・・スイッチ板、
pl、p2・・・プーリ、St、82・・・マイクロス
イッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定的に配置される基枠と、この基枠に対して回動自在
    に軸承され、ロール状に巻かれたペーパータオルが収容
    される中枠と、この中枠と連動して開閉されるカバーと
    を備え、前記中枠には紙送りローラーが設けられ、前記
    基枠側には紙送りローラーに対しペーパータオルを押圧
    する押圧手段を設けたことを特徴とするペーパータオル
    配与機。
JP30696587A 1987-12-04 1987-12-04 ペーパータオル配与機 Pending JPH01148226A (ja)

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