JP2000166656A - 机 - Google Patents

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JP2000166656A
JP2000166656A JP10353101A JP35310198A JP2000166656A JP 2000166656 A JP2000166656 A JP 2000166656A JP 10353101 A JP10353101 A JP 10353101A JP 35310198 A JP35310198 A JP 35310198A JP 2000166656 A JP2000166656 A JP 2000166656A
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JP
Japan
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screen
desk
mirror
projector
upper plate
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Pending
Application number
JP10353101A
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English (en)
Inventor
Sadaomi Kanzawa
貞臣 神澤
Haruhiko Nagai
治彦 永井
Isao Nishino
功 西野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JP2000166656A publication Critical patent/JP2000166656A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のモニタは、CRTやフラットディスプ
レイパネル、或いは、リア型プロジェクションテレビ方
式であり、机上で使用するにはスペースを必要とする上
に目視距離が短く画面サイズも20インチが限度であっ
た。 【解決手段】 投射型プロジェクタ21をリア型スクリ
ーンに投射し、その画像を第2のミラー32に映すこと
により視点83から虚像82までの目視距離を確保し、
スクリーン22を机30に収納すること及びフード23
によりカバーすることで外光を遮断する。このため、3
00Lm程度の低輝度プロジェクタでも充分な明るさを
確保でき、事務机で使用可能とした。正面から画像を見
るため、スクリーン22には、フレネルレンズもレンチ
キュラーも不要で、単なる拡散膜でよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロジェクタを
内蔵した机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図40は、一般事務机に置かれた17イ
ンチ(1インチ=2.54cm)のカソードレイチュー
ブ(CRT)モニタを示す図である。図41,図42
は、一般事務机に置かれた30インチのカソードレイチ
ューブ(CRT)モニタを示す図である。図43は、一
般事務机に置かれた40インチのプラズマディスプレイ
パネル(PDP)又はフラットディスプレイパネル(F
DP)を示す図である。図44,図45は、30インチ
のプラズマディスプレイパネル(PDP)又はフラット
ディスプレイパネル(FDP)を示す図である。図46
は、一般事務机に置かれた背面投射型ディスプレイを示
す図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図41〜図46に示し
た従来のデスクトップディスプレイ装置には、大きく言
って2つの使用上の課題がある。その第1は、画面サイ
ズが20インチ以下に暗黙の内に制限されることであ
る。第2は、画面を最適な場所に置くことができないた
め、作業効率を低下させてしまうことである。特に、イ
ンプット作業ではその影響が大きい。第1の課題である
画面サイズが20インチ以下に制限されている原因は、
(1)装置自体が大きいこと、(2)重いこと、(3)
画面サイズを大きくするに従い高価となること、等の装
置自身の問題と、(4)視野角と画面サイズの関係から
目視距離の確保が必要であるが事務机にはそのスペース
がないこと、(5)大画面を見る際に視線の高さが高く
なるため、ある程度(20インチ)以上にすると首の疲
労、肩こりの発生、ドライアイの発生、更に、上記
(4)の目視距離の確保ができないために発生する視力
の低下等の健康上の問題と、(6)大画面にすると外光
が多く画面に入るためグレアが発生し、画面の置き場所
の確保ができない、等の作業環境の制約の問題があげら
れる。図48,図49は、「心とからだに優しいパソコ
ン活用ガイド、発売日:1998年10月1日、著者:
酒井一博、漫画:さとうしんまる、発行:全国労働者安
全衛生センター連絡会議、発売:株式会社タイムス」の
P42に記載された目の疲れに関する説明図である。以
下、P42の記載を引用する。「目が渇いてしまって疲
れやすい状態をドライアイと呼んでいます。東京歯科大
学の坪田先生のデータによると、日本人の平均的の瞼裂
幅(けんれつはば)−目を開けたときの上まぶたと下ま
ぶたの距離−は9.4ミリだそうです。この一で眼表面
積を計算すると、平均して2.2平方センチになるよう
です。この状態で涙液の蒸発量を測定すると1秒間に
1.8マイクログラム(1マイクログラムは100万分
の1グラム)程度ですが、眼を開いて瞼裂幅が15ミリ
になると、眼表面積は3.0平方センチになり、涙液の
蒸発量も2.4マイクログラムに増加するそうです。眼
を大きく開けると涙の蒸発量が多くなるのですね。とこ
ろで、VDT作業の時、垂直眼位が大きくなる(画面位
置が高くて見上げる)と、瞼裂幅が大きくなり垂直眼位
がマイナスになる(画面位置が低くて見下ろす)と、瞼
裂幅小さくなることを産業医学総合研究所の外山先生ら
は実験によって明らかにしています。画面位置が高く上
向きになると、眼を大きく開けるために、涙液の蒸発量
が多くて、ドライアイが起こりやすくなるようです。画
面位置を下げて、下目使いで見た方(視線の方向が下向
きになるようにした方)が合理的といえそうです。」 以上のように、大画面を見る際に視線の高さが高くなる
ため、健康上の問題が生じやすい。
【0004】一方、ニーズ面から見ると、最近のマルチ
ウィンドウ化の技術により、表示文字が小サイズ化して
きているため、表示装置の高精細化、大画面化は必須と
なってきている。また、高精細な静止画やパーソナルコ
ンピュータテレビ(PC−TV)、PCゲームによる動
画の表示も必要となってきており、この分野では、画面
が大きいほど迫力が増すため、大画面化が可能となれば
歓迎されると思われる。
【0005】これらのニーズに対し、高精細化について
は、技術革新により各方面で対応しているが、大画面化
については画面サイズのバリエーションは、9インチ〜
15インチ、17インチ、21インチと増えてきている
が、17インチ以上あたりから前述の(1)〜(6)の
問題点により制限が生じ、ニーズを満たす対応を阻害し
ている。
【0006】このような状況下で、PCシステム技術者
は必要に迫られ、諸問題点を無視して17インチ、或い
は、21インチの表示装置を事務机(奥行き700m
m)の上に載せ使用し始めているが、机上スペースはな
く、表示装置が林立する異様なオフィス風景を創り出
し、健康上の問題も前述の通り懸念される状況である。
【0007】次の課題は、作業効率の悪さである。上記
(4),(5),(6)は、実は大画面でなくても問題
であった。特に、常に5タッチ/秒以上のキー入力を職
業とする人(キーパンチャー等)にとっては、(4),
(5),(6)の問題は作業効率低下の原因ともなり、
許容できない問題点であった。これを解決するため、か
って、図47に示すように、キーボードと、キー入力原
稿と、入力画面を同一視野内に納めるべく、表示装置
(CRT)を机に埋め込んだ専用機(キーツーフロッピ
ー)が開発された。しかし、この装置は、パンチカード
をイメージした画面であったため、画面サイズが9イン
チと小さくてもよく、かつ、固定サイズでよかったこと
及び机を装置の一部として造っても専用機であるため、
問題なかったこと等の特殊条件化で実現したものであっ
た。一般のパソコンユースに使用するには多様な表示内
容、多様な画面サイズ、ユーザの体格、視力、年齢等に
対する自在性が必要であり、作業内容によっても種々調
節できる柔軟性が必要である。即ち、キーツーフロッピ
ーには、 (1)画面が9インチであり、小さ過ぎる。 (2)画面位置を座高に合わせ、高さ方向に可変とする
機能がない。 (3)目視距離を視力に合わせ、調節する機能及び配慮
がない。 (4)画面サイズを視力に合わせ、最大30インチ程度
まで可変とする機能及び配慮がない。 (5)画面サイズの変化に合わせ、画面の明るさを調節
する機能がない。 (6)専用機のため、一般の事務机や学習机に取り付け
ることができない。 という問題があるため、パソコンユースには応用されな
かった。 しかしながら、かってはプロのキーパンチャーの世界で
あった入力の効率アップのニーズが、現在はPCソフト
の充実により一般に広く要求されるようになってきてい
る。即ち、ワープロを始めとするPC入力のプロが養成
され、そのために入力効率アップのニーズは非常に高く
なってきているが、現在はまだ、そのニーズは潜在して
いるのが実状であり、至急前述のキーツーフロッピーの
問題を解決し、PCユースに適したものを提供しなけれ
ばならない時期にきている。
【0008】以上より、大画面化しても高価とならず、
スペースを必要としない表示装置と、画面の位置、サイ
ズ、明るさを調節でき、更に、視野角内に入る適正な目
視距離の確保、正常な作業姿勢の確保、外光を遮断する
作業環境の確保ができ、かつ、一般の事務机サイズに取
り付け可能である表示方式を提供することが今後の情報
化オフィスを実現する上で急務となっている。
【0009】これらの問題点を解決するのに最も適して
いるデバイスは、プロジェクタである。大画面化しても
価格は殆ど同じであり、30インチの画像を得るための
投射距離は、広角(82度)レンズを使えば34cmで
済む。例えば、プロジェクタを机に埋め込んだ大画面表
示機能付き机が、特開平8−62722号公報に開示さ
れている。しかし、これは、机そのものをプロジェクタ
の光路変換ユニットとしているため特殊な机となってお
り、スタンドアロン機である。奥行きは1m以上とな
り、事務机の規格(高さ700、奥行き700)の中に
入れることは考えられていない。また、その必要も感じ
ていないようである。そのため、省スペースとはなって
いない。これだけのスペースをとれば、30インチCR
Tも使えるようになる。また、画面が外光をまともに受
けるため、室内を暗くして使用する必要性が懸念され
る。コントラストの低下は極めて大きく、そのため、ス
クリーンに特殊なレンズ(特殊なレンチキュラー)を使
用して、この欠点をカバーしようとしている。また、グ
レアの発生も最大級(画面が天井を向いている)である
ため、ノングレア処理をしてもまだ不十分であると思わ
れる。このことは、せっかく高価格化防止のためプロジ
ェクタを使用しているにもかかわらず、極めて多額のス
クリーン型代を必要とし(特殊なレンチキュラーを造る
ため)、かなりの量産をしなければ安くならない。更
に、画面サイズ対応にレンチキュラーを製作しなければ
ドットピッチとレンズピッチが合わなくなるので画面サ
イズは固定となり、この点でもプロジェクタの長所が十
分生かされていない。次に、目視距離は35cm程度と
なり、大画面を局部的に見るような感覚となる。レンチ
キュラーにより強度に指向性を持ち、グレアいっぱいの
画面を35cmの距離から見ることは著しい視力低下を
招くので、長時間使用するには向かない。これらのこと
を総合すると、特開平8−62722号公報に開示され
ている机は特殊用途向けの高価な専用機であり、PC用
のモニタとしての一般性はなく、前述の課題を解決する
ことはできない。
【0010】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたものであり、視覚性が向上した大画面を
表示することができる机を提供することを目的とする。
また、従来に比べて作業性が改善された机を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る机は、プ
ロジェクタと、上記プロジェクタから出力された出力光
による映像が映し出されるスクリーンと、机の上板に有
する切欠部を覆い、上記スクリーンへの外光の照射を抑
制するフードとを備え、上記プロジェクタの利用者は、
フードと切欠部との間隙から上記スクリーンに映し出さ
れた映像を見ることを特徴とする。
【0012】この発明に係る机は、プロジェクタと、上
記プロジェクタから出力された出力光を反射する第1の
ミラーと、上記第1のミラーから反射された上記出力光
による映像が映し出されるスクリーンと、上記スクリー
ンに映し出された映像を反射する第2のミラーと、机の
上板に有する切欠部を覆い、上記スクリーンへの外光の
照射を抑制するフードとを備え、上記プロジェクタの利
用者は、フードと切欠部との間隙から上記第2のミラー
に映し出された映像を見ることを特徴とする。
【0013】切欠部は机の上板の中央部奥側、プロジェ
クタは上記上板の下で右もしくは左端下部、第1のミラ
ーは上記上板の下で中央部、スクリーンは上記上板の下
で中央部、及び第2のミラーは上記上板の中央部奥側に
備えたことを特徴とする。
【0014】スクリーンは、半透明の拡散板であり、光
に偏光性を持たせる部材を必要としないことを特徴とす
る。
【0015】この発明に係る机は、スクリーンに映され
る映像の大きさは20インチ以上であり、第2のミラー
を介して上記スクリーンを注視する端末の利用者が、2
0インチ以上の映像を見ることができることを特徴とす
る。
【0016】この発明に係る机は、スクリーンに映され
る映像の大きさはおおよそ30インチであり、第2のミ
ラーを介して上記スクリーンを注視する端末の利用者
が、おおよそ30インチの映像を見ることができること
を特徴とする。
【0017】この発明に係る机は、スクリーンに映され
る映像の大きさは可変であり、第2のミラーを介して上
記スクリーンを注視する端末の利用者が、映像の大きさ
を自由に変化させることができることを特徴とする。
【0018】この発明に係る机は、プロジェクタの利用
者からフードと切欠部との間隙を介した第2のミラーま
での目視距離が、おおよそ100cmであることを特徴
とする。
【0019】プロジェクタの利用者は、スクリーンの映
像が映し出されている第2のミラーをおおよそ30度下
方に見ることができることを特徴とする。
【0020】この発明に係る机は、スクリーン面と第2
のミラー面とは所定の角度をなすように互いに固定さ
れ、上記スクリーン及び第2のミラーは、所定の軸線回
りに回動可能であることを特徴とする。
【0021】この発明に係る机は、プロジェクタと、上
記プロジェクタから出力された出力光が反射されるミラ
ーと、上記ミラーから反射された上記出力光による映像
が映し出されるスクリーン部及び上記スクリーン部に映
し出された映像を反射するミラー部を有するプリズム
と、机の上板に有する切欠部を覆い、上記第2のミラー
への外光の照射を抑制するフードとを備え、上記プロジ
ェクタの利用者は、フードと切欠部との間隙から上記ミ
ラー部に映し出された映像を見ることを特徴とする。
【0022】切欠部は机の上板の中央部奥側、プロジェ
クタは上記上板の下で右若しくは左端部、ミラーは上記
上板の下で中央部、及びプリズムは上記上板の中央部奥
側に備えたことを特徴とする。
【0023】プリズムは、直角二等辺三角形を底面に持
つ三角柱であり、直交する2つの方形面の一方は半透明
な面、もう一方は透明な面、その他の面は外光を遮断す
る不透明な面であり、上記半透明な面はスクリーン部
で、上記半透明な面に隣接する不透明な方形面はミラー
部であるとすることを特徴とする。
【0024】プリズムはアクリルからなることを特徴と
する。
【0025】プロジェクタには入力手段を有する端末が
接続され、上記入力手段は上板の中央部手前側に設けら
れることを特徴とする。
【0026】この発明に係る机は、プロジェクタ、上記
プロジェクタから出力された出力光による映像が映し出
されるスクリーン及び上記スクリーンに映し出された映
像を反射するミラーを有する第1のユニットと、切欠部
を有する上板及び上記上板を支持する支持部を有する第
2のユニットと、上記切欠部を覆い、上記スクリーンへ
の外光の照射を抑制するフードを有する第3のユニット
とから構成されることを特徴とする。
【0027】この発明に係る机は、プロジェクタ及び上
記プロジェクタから出力された出力光による映像が映し
出されるスクリーンを有する第1のユニットと、切欠部
を有する上板及び上記上板を支持する支持部を有する第
2のユニットと、上記スクリーンに映し出された映像を
反射するミラー及び上記ミラーを支持し、上記切欠部を
覆い、上記スクリーンへの外光の照射を抑制するフード
を有する第3のユニットとから構成されることを特徴と
する。
【0028】この発明に係る机は、プロジェクタ及び上
記プロジェクタから出力された出力光による映像が映し
出されるスクリーンを有する第1のユニットと、上記ス
クリーンに映し出された映像を反射するミラーと切欠部
とを有する上板及び上記上板を支持する支持部を有する
第2のユニットと、上記ミラー及び切欠部を覆い、上記
スクリーンへの外光の照射を抑制するフードを有する第
3のユニットとから構成されることを特徴とする。
【0029】この発明に係る机は、上板の切欠部の位置
に着脱自在に第3のユニットが載置されることを特徴と
する。
【0030】この発明に係る机は、上板の下部の所定の
位置に着脱自在に第1のユニットが載置されることを特
徴とする。
【0031】上記プロジェクタは、光源として半導体レ
ーザアレイを備えたことを特徴とする。
【0032】上記プロジェクタは、スクリーンに映され
る映像の大きさに応じて映像の明るさを調整する明るさ
調節回路を備えたことを特徴とする。
【0033】この発明に係る机は、上板を有する机にお
いて、上板の下部に配置され、映像を投射するプロジェ
クタと、上板の下部に配置され、上記プロジェクタから
投射された映像を映し出すスクリーンと、を備えたこと
を特徴とする。
【0034】上記机は、更に、上記スクリーンへの外光
の照射を抑制する手段を備えたことを特徴とする。
【0035】上記机は、更に、上記スクリーンに映し出
された映像を反射するとともに、少なくとも虚像の一部
を机の背面より外部に生成するミラーを備えたことを特
徴とする。
【0036】スクリーン及び第2のミラーのいずれか
は、所定の軸線回りに回動可能であり、スクリーンの面
と第2のミラーの面とのなす角度を変更できることを特
徴とする。
【0037】スクリーン及び第2のミラーのいずれか
は、スクリーンの面と第2のミラーの面とのいずれかに
垂直な方向へ移動可能であることを特徴とする。
【0038】上記フードは、出力光の経路の途中に光の
強度を弱める外光除去板を有することを特徴とする。
【0039】上記机は、背面にはみ出した部分を有する
とともに、更に、背面に他の机のはみ出した部分を収納
するくぼんだ部分を有することを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の一例である机30を示す図である。机30は、上板2
4と右側板27と左側板28と背面板29を有してい
る。上板24の下には、端末18が設けられている。端
末18は、ケーブル37を介してプロジェクタ21に接
続されている。プロジェクタ21は、光路変換ユニット
26に取り付けられている。上板24の上には、入力手
段となるキーボード35及びマウス36が配置されてい
る。キーボード35とマウス36は、端末18と接続さ
れている。上板24は、その中央奥に切欠部25を有し
ている。切欠部25は、物理的に上板24の一部が切り
取られている場合でもよいし、上板の一部が透明になっ
ている場合でもよい。また、上板24全体が透明になっ
ている場合でもよい。切欠部25とは、上板24の下部
が見えるようになっていれば、どのような状態のもので
もよい。切欠部25の上部には、開閉式のフード23が
取り付けられている。フード23の内側奥には、第2の
ミラー32が設けられている。プロジェクタ21により
表示される映像は、光路変換ユニット26及び第2のミ
ラー32により光路を変換され、利用者(図示せず)に
対して表示される。
【0041】図2は、図1の矢印X方向からの透視図で
ある。図3は、図2の矢印Y方向からの光路変換ユニッ
ト26の透視図である。図4は、図3の矢印Z方向から
の光路変換ユニット26の透視図である。プロジェクタ
21のレンズ10から出力された出力光90による映像
は、レンズ側第1のミラー31により反射される。反射
された出力光90は、スクリーン側第1のミラー31に
より再び反射され、スクリーン22に投射される。スク
リーン22に映し出された映像は、第2のミラー32に
映し出される。利用者50は、視点83から第2のミラ
ー32を見ることにより虚像82を見ることになる。虚
像82は、第2のミラー32を中心としてスクリーン2
2と面対称の位置に現れる。フード23は、接合部38
により開閉可能に取り付けられている。また、第2のミ
ラー32は、接合部39により斜め又は上下にスライド
可能に取り付けられている。このようにして、フード2
3が閉じられたときにはフード23の上面と上板24と
は同一平面となり、普通の机として用いることができ
る。フード23が開いた状態の場合は、図2に示すよう
に、上板24に対して約30度の角度を持って開かれ
る。利用者50は、この上板24とフード23の間にで
きた間隙81及び切欠部25から虚像82を見ることが
できる。
【0042】切欠部25は、机30の上板24の中央部
奥側に設けられている。プロジェクタ21は、上板24
の下で、かつ、右端下部(又は、左端下部でもよい)に
設けられている。スクリーン22は、上板24の下の中
央部に設けられている。光路変換ユニット26は、右端
下部に設けられたプロジェクタ21から上板24の下の
中央部に設けられたスクリーン22に対して、出力光9
0の出力方向を変換するものである。
【0043】以下、この実施の形態の特徴を説明する。 (1)投射型液晶プロジェクタを使用している。液晶プ
ロジェクタは原理的に簡単な構造であるため、CRTよ
り安く量産することができる。また、画面サイズを大き
くしても、デバイス価格は変わらないという利点があ
る。また、画面サイズをレンズ10によるズーム機能に
より拡大縮小することができる。CRTやフラットディ
スプレイパネルにおいては、このズーム機能は存在しな
い。従って、小さな文字を拡大して読むことができ、視
力の悪い人でもオペレーションが容易になる。なお、こ
の実施の形態では、液晶プロジェクタを用いているが、
液晶プロジェクタではなく、プロジェクタであれば、ど
のようなプロジェクタであっても構わない。また、前面
投射型のプロジェクタを用いてスクリーン背面より投射
しているが、背面投射専用のプロジェクタであっても構
わない。
【0044】(2)プロジェクタ及びスクリーンを机に
埋め込んでいる。スクリーン22を机に埋め込むことに
より、スクリーン22を外光のない位置に置くことがで
きる。外光がない位置にスクリーンを置くことにより、
プロジェクタ21の最高画質の映像を得ることができ
る。図1及び図2に示すように、フードは、切欠部25
の上、左、右を覆っており、外光の進入を遮断してい
る。また、スクリーン22に間隙81から進入する外光
が直接当たる光量を、極めて少なくするような位置に
(或いは、そのような角度で)配置されている。このよ
うに、スクリーン22を外光に直接さらされにくい位置
に配置しているので、画質のよい映像を得ることができ
る。
【0045】図5,図6,図7は、室内光とコントラス
トの関係を示す図である。図5は、室内光が700ルッ
クスの場合、白色が1400ルックスで表示され、黒色
が700ルックスで表示されることを示している。即
ち、黒色は室内光と同じ明るさとなるので、白色対黒色
のコントラスト比は、2対1となる。
【0046】図6は、室内光が200ルックスの場合、
白色が出力光900ルックスで表示され、黒色が200
ルックスで表示されることを示している。即ち、白色対
黒色のコントラスト比は、5対1となる。
【0047】図7は、室内光が7ルックスの場合、白色
が707ルックスで表示され、黒色が7ルックスで表示
されることを示している。即ち、白色対黒色のコントラ
スト比は、101対1となる。
【0048】この実施の形態においては、スクリーン2
2を外光のない位置に置いている。即ち、図5よりは図
6、図6よりは図7の状態に近付けているので、映像の
コントラストが非常に良好になる。このように、コント
ラスト不足の心配がなくなるので、800カンデラ/m
2を得るには、30インチ画面でも300ルーメン程度
のプロジェクタで充分であり、安価なプロジェクタを用
いることができる。
【0049】図8は、プロジェクタの光量と光源の関係
を示す図である。横軸は、解像度を示している。縦軸
は、光量を示している。光源としてハロゲンランプを用
いる場合は、300ルーメン程度の光量となる。より高
い光量が必要な場合には、メタルハライドランプ、或い
は、水銀ランプを用いなければならない。更に、120
0ルーメン以上の光量が必要な場合には、キセノンラン
プを用いることになる。ハロゲンランプは、他のランプ
に比べて安価であり、かつ、メンテナンスも容易であ
る。従って、ハロゲンランプを用いることにより、安価
でメンテナンスが容易なプロジェクタを用いることがで
きる。プロジェクタ21及びスクリーン22を机に埋め
込んでいるので、机上のスペースを必要としないメリッ
トがある。
【0050】(3)スクリーン22を第2のミラー32
に映して見る方式としている。スクリーン22に映し出
された映像を第2のミラー32に映して見る方式とする
ため、利用者50は、虚像82を見ていることになる。
このため、高さ700mmで奥行き700mmの一般の
机30を用いる場合でも、目視距離を1m程度容易に確
保することができる。図9は、机30の側面図、図10
は、机30の平面図を示している。図9に示すように、
スクリーン22は、机30に内蔵されていても、視点8
3から見える映像は虚像82であり、虚像82は机30
の外部に存在する。従って、目視距離を1m程度容易に
確保することができる。また、虚像82の高さH2に比
べて、フード23と上板24の間隙81の高さH1は、
小さくてよいという利点がある。即ち、虚像82を遠く
に表示することにより、視線84の移動角度が小さくて
済むという利点がある。また、前述したように、キーボ
ード35のすぐ上に画面をとらえることができるため、
疲労を小さくすることができる。図10は、第2のミラ
ー32の幅W2よりも切欠部25の幅W1が小さいこと
を示している図である。このように、大画面を表示する
場合でも、上板24に設けられた切欠部25は、幅が小
さくて済み、上板24の大きなスペースを必要としな
い。図50は、30インチの画像を表示する場合の図9
の具体例を示す図である。図51は、30インチの画像
を表示する場合の図10の具体例を示す図である。図5
0の場合は、画像を約35度下方に見る場合を示してい
る。即ち、視点83を原点とし、視線84がy=−Ax
で表され、A=13.5/19≒0.71の場合を示し
ている。R1は視点83を中心とする半径925mmの
円弧である。R2は視点83を中心とする半径1000
mmの円弧である。スクリーン22aと第2のミラー3
2の角度θ1及び第2のミラーの傾き角度θ2を変化さ
せることにより、虚像82aの位置を円弧R1上で移動
させることができる。また、視点83の高さも変更でき
る。更に、スクリーン22aをスクリーン22aの面に
垂直な方向へ移動させスクリーン22bの位置に移動さ
せることにより、虚像82aを虚像82bの位置に移動
させることができる。即ち、目視距離を925mmから
1000mmに変更することができる。30インチの虚
像の高さH2は460mmであるが、フード23の高さ
H1は300mmで済む。なお、スクリーン22aをス
クリーン22bの位置に移動させる代わりに、第2のミ
ラー32を第2のミラー32の面に垂直な方向へ移動さ
せるようにして(図示せず)、虚像の位置(目視距離)
を変えるようにしてもよい。また、図51に示すよう
に、30インチの画像の幅W2は610mmであるが、
切欠部25の幅W1は560mmで済む。
【0051】(4)事務机サイズに収納している。光路
変換ユニット26を机30の内部に設けて、上板24の
下部において光路長を確保している。従って、広角レン
ズを用いたプロジェクタを用いなくても、高さ700m
mで奥行き700mmの一般の机30に収納することが
でき、汎用性を確保することができる。
【0052】(5)プロジェクタ21とスクリーン22
を一体ユニットとしている。光路変換ユニット26は、
プロジェクタ21とスクリーン22とその間に必要なミ
ラーを一体ユニットとしたものである。この光路変換ユ
ニット26を机の下部に取り付ける方式としたことによ
り運搬が容易となり、据え付けも簡単になる。
【0053】(6)目視方向を正面に限定している。フ
ード23は、前述したように、外光を遮断する機能を持
っているとともに、利用者50からの目視方向を正面方
向に限定するという機能を併せ持っている。背面投射画
面を右側から見た場合、スクリーンの向って右側が明る
く、左側が暗くなる(左から見れば、その逆となる)。
これは光の直進性によるものである。そのため、フレネ
ルレンズを用いてスクリーンに垂直に光を入れるように
する方式が開発された。しかし、本方式では、利用者5
0からの視線方向を中央から左右±15度程度に限定し
ているので、フレネルレンズが不要となり、スクリーン
が安価となる。即ち、スクリーン22は、正面から見る
ためのスクリーンでよく、単なる拡散板(拡散膜)でよ
く、例えば、アクリル板を使っても問題はない。このこ
とにより、画面サイズを変更してもモアレ等の現象が起
きないため、利用者及び利用目的に合わせ、自由に画面
サイズを調節することができるという利点がある。
【0054】プロジェクタを使用してリア投射型テレビ
を作る場合には、通常、明るさのムラが出ないようにす
るため、フレネルレンズが必要である。また、輝度不足
を補うため、光を正面に集めるレンチキュラーが必要で
ある。スクリーン部分に、フレネルレンズとレンチキュ
ラーが必要となるため、高価なものとなってしまう。ま
た、画面サイズが固定となってしまい、画素ピッチをレ
ンズピッチに合わせる微調整が必要である。本実施の形
態においては、スクリーン22を暗闇に置くことでプロ
ジェクタの光量不足を解決している。即ち、机の下を暗
闇として利用し、この暗闇にスクリーン22を配置し、
最適な画像を生成している。そして、暗闇に配置したス
クリーン22に映し出された画像を第2のミラー32で
見ることによりスクリーンを正面から見ることになり、
また、光量が十分であることによりレンチキュラーを不
要としている。スクリーンは、単なる拡散膜で充分であ
る。例えば、望ましくは、アクリル板を用いることがで
きる。また、フード23は、外光を遮断する機能と画像
を正面から見せるという2つの機能を持っている。
【0055】図11は、モニタのコスト比較を示す図で
ある。横軸は、モニタの画面寸法である。縦軸は、コス
トである。直視型液晶モニタ及びCRTは、画面寸法が
大きくなればなるほどコストが増大する。一方、プロジ
ェクタは、画面サイズが大きくなってもコストは増大し
ない。また、プロジェクタは構造が簡単であり、CRT
よりも量産効果が高く、量産することによりコストが下
がる。
【0056】以上のことから、20インチ以上の画面寸
法を持つモニタの場合には、プロジェクタを用いるのが
断然有利である。この実施の形態によれば、20インチ
以上、最大30インチ程度までの大画面モニタを安価に
事務机で使うことが可能となる。また、この実施の形態
によれば、マルチウィンドウ等の小さな文字表示にも耐
えられる表示が行える。また、動画、静止画の迫力が増
大する。更に、オペレータの作業性が向上するので、健
康上の心配がなく、老人や子供にも安心して使ってもら
うことができる。更に、プロジェクタは、X線や電磁波
の漏洩がなく、人体及び環境にも全く影響がないという
利点がある。
【0057】実施の形態2.図12は、この発明の一例
である机30を示す図である。図13は、その側断面図
である。図14,図15は、この実施の形態による机3
0の利用例である。この実施の形態の特徴は、プロジェ
クタ21と第1のミラー31と第2のミラー32とフー
ド23が上下方向に配置されている点である。実施の形
態1では、プロジェクタ21が右下端部(或いは、左下
端部でもよい)に配置されていたので、光路変換ユニッ
ト26により光路を変換しなければならなかったが、こ
の実施の形態では、全ての部品が上下に配置されている
場合を示している。また、この実施の形態の特徴は、フ
ード23を開閉式にしたのではなく、上部が平らになる
ように固定式にした点である。フード23を固定とした
ため、図14に示すように、フード上面に本85を置く
ことができる。或いは、図15に示すように、フード2
3の上面に書類ボックス87を置くことができる。この
ようにして、机上を有効利用することができる。図13
に示すように、間隙81の高さH1は、虚像82の高さ
H2よりも小さくて済むので、本85及び書類ボックス
87をフード23の上に置く場合でも、何等違和感はな
い。
【0058】実施の形態3.図16は、実施の形態2の
構成から第1のミラー31を除いたものである。プロジ
ェクタ21のレンズ10からスクリーン22までの光路
長が長い場合、第1のミラー31で出力光90を曲げる
必要が生じ、構造が複雑になってしまう。広角レンズを
用いる場合は、光路長を短くすることができる。82度
の広角レンズを用いた場合は、30インチの画面を映す
ために光路長は約34cmとなる。90度の広角レンズ
を用いた場合の光路長は約31cmとなる。従って、出
力光90を曲げずに直接スクリーン22投射することが
可能となる。このように、第1のミラー31を除くこと
により、プロジェクタ21のレンズ10からスクリーン
22までの距離が短くなる。図17に示すように、30
インチの画面を表示するためには、角度82度の照射角
度を持つレンズ10を用いた場合、34cmの光路長が
必要である。机の高さを70cmとすると、上板24の
下に34cmの光路長を直接確保することは充分可能で
ある。
【0059】実施の形態4.この実施の形態では、プロ
ジェクタ21の明るさ調節とズーム機能について説明す
る。図18は、この実施の形態のプロジェクタ21の構
成を示す回路ブロック図である。図18において、1は
光源であるランプ、2はランプ1を駆動するランプ駆動
電源、3aはランプ駆動電源2においてランプ1の電流
値を制御するためのランプ輝度調節電圧を生成するラン
プ輝度調節電圧生成回路である。301はランプ輝度調
節電圧生成回路3aのオペアンプ、302と303はオ
ペアンプ301の外付け抵抗である。4は液晶パネル、
5はこの投射型液晶パネル表示装置の光学系を示す。6
は投射レンズ、7は液晶駆動信号の振幅をコントラスト
調節電圧により調節するコントラスト調節回路、8aは
前記コントラスト調節電圧を出力するコントラスト調節
電圧生成回路である。801はコントラスト調節電圧生
成回路8aのオペアンプ、802と803はオペアンプ
801の外付け抵抗である。
【0060】9は明るさ調節回路、901はバッファア
ンプ、902は明るさ調節器、903と905はバッフ
ァアンプ901の出力に挿入された抵抗、904と90
6はダイオード、907は閾値発生器である。
【0061】次に、動作について説明する。明るさ調節
器902は、調節したい明るさに対応した直流電圧を発
生し、バッファアンプ901と抵抗903,905を介
して明るさ調節電圧として出力する。抵抗905を介し
て供給された前記明るさ調節電圧は、ダイオード906
及び閾値発生器907からなるスライス回路により、閾
値発生器907で発生している電圧レベルを略閾値とし
てスライスされ、前記明るさ調節電圧が前記閾値発生器
907で発生している電圧レベルに達するまでは閾値発
生器907で発生している前記電圧レベルの一定の電圧
信号が、また、前記明るさ調節電圧が前記電圧レベルを
越えると、当該明るさ調節電圧がランプ輝度調節電圧生
成回路3aのオペアンプ301の非反転入力端子へ供給
される。ランプ輝度調節電圧生成回路3aでは、前記供
給された一定の電圧信号又は明るさ調節電圧がオペアン
プ301の外付け抵抗302と外付け抵抗303により
規定される増幅率で増幅され、ランプ駆動電源2へ供給
され、ランプ駆動電源2でランプ輝度が調整される。図
19の実線で示す特性は、ランプ輝度調節電圧生成回路
3aの出力対ランプ駆動電源2におけるランプ輝度の特
性を示す。ランプ1の輝度の調整範囲は、閾値発生器9
07で発生している電圧レベルにより設定される閾値に
対応した輝度以上の範囲がランプ駆動電源2により調節
され、前記閾値以下では一定の輝度が維持される。
【0062】一方、抵抗903を介して出力される明る
さ調節電圧は、ダイオード904,閾値発生器907か
らなるスライス回路により、閾値発生器907で発生し
ている電圧レベルに達するまでは前記明るさ調節電圧が
コントラスト調節電圧生成回路8aのオペアンプ801
の非判定入力端子へ供給され、また、閾値発生器907
で発生している前記電圧レベル以上になるとその明るさ
調節電圧は、前記閾値発生器907で発生している電圧
レベルに固定されてオペアンプ801の非反転入力端子
へ供給される。閾値発生器907の電圧がコントラスト
調節電圧生成回路8aへ供給されたときには、コントラ
スト調節回路7で調節される液晶駆動信号の振幅は最大
となる。図20の実線で示す特性は、コントラスト調節
電圧生成回路8aの出力対コントラスト調節回路7の出
力振幅特性を示す。従って、液晶パネル4に供給される
駆動信号は、明るさ調節電圧が閾値発生器907で発生
している電圧レベルに対応する閾値以上のときは最大の
振幅で、また、前記明るさ調節電圧が前記閾値以下のと
きには、そのときの電圧値に対応した振幅に調節され
る。
【0063】このように、明るさ調節器902で設定さ
れる前記明るさ調節電圧が、閾値発生器907で発生し
ている電圧レベルにより設定される閾値以上の範囲の明
るさを調整する場合には、ランプ駆動電源2によりラン
プ1の輝度調整で行われ、また、前記閾値以下の範囲の
明るさを調整する場合には、液晶パネル4へ供給される
液晶駆動信号の振幅により行われる。
【0064】以上のように、この実施の形態によれば、
表示画像の明るさの調節は、閾値発生器907で発生し
ている電圧レベルに対応する閾値で表される所定の明る
さを越えて調節するときにはランプ1の輝度を調節する
ことで行われ、このとき、液晶駆動信号の振幅は最大と
なる。また、前記所定の明るさ以下の範囲で調節を行う
ときは、液晶駆動信号の振幅を調節することで行われる
ため、前記所定の明るさを越えて表示画像の明るさを調
節するときの光源であるランプから放出された光が液晶
パネルを通過する際の損失を軽減することができる。従
って、前記光の利用効率を向上させた投射型プロジェク
タが得られる効果がある。
【0065】図21は、ズームレンズを用いた投射型液
晶表示装置の構成を示す回路ブロック図である。図21
において、図18と同一又は相当の部分については同一
符号を付し説明を省略する。図21において、908は
閾値発生器907と並列接続された第2閾値発生器であ
る。この第2閾値発生器908で生成する直流電圧値
は、閾値発生器907で生成する直流電圧値より低い電
圧値(閾値が低い)である。909はスイッチ(閾値切
替手段)10は、ズームレンズ(投射用ズームレン
ズ)、11はズーム比検出板、12はフォトインタラプ
タである。
【0066】ズームレンズ10は、図21の矢印の範囲
を回転し、ズーム比を変化させる。フォトインタラプタ
12は、前記ズーム比が最小から所定の大きさまでの範
囲に対応して設けられ、ズームレンズ10の回転に合わ
せてズーム比検出板11がフォトインタラプタ12の間
にある状態、即ち、縮小表示時を検出するものである。
フォトインタラプタ12の出力は、明るさ調節回路9の
スイッチ909に供給される。スイッチ909は、閾値
発生器907と第2閾値発生器908をフォトインタラ
プタ12の出力により、縮小表示時は生成する直流電圧
値の低い(暗い)方の第2閾値発生器908へ切り替え
る。縮小表示時は拡大表示に比べ、表示面積が小さい
分、明るさが増して表示されるので、よりランプの輝度
を絞ることができる。図19及び図20の特性で一点鎖
線で示す特性が第2閾値発生器908へ切り替えたとき
の特性である。縮小表示時には閾値発生器で発生してい
る電圧レベルに対応する閾値を低くしてランプの輝度を
絞ることができ、前記閾値で表される所定の明るさ以下
の範囲で調節を行うときの光源であるランプ1から放出
された光が液晶パネルを通過する際の損失を軽減するこ
とができ、前記光の利用効率を向上させた投射型プロジ
ェクタが得られる効果がある。
【0067】この実施の形態のプロジェクタ21は、ズ
ーム機能により画面サイズを選択できるが、あるサイズ
で輝度が最適になるように調節した場合でも、違うサイ
ズに拡大縮小した場合には、まぶしすぎたり、暗すぎた
りする不都合が生ずるのを防ぐことができる。
【0068】図22は、画面の明るさと画面サイズの関
係を示す図である。画面サイズが30インチのときの明
るさを1とした場合の相対的な画面の明るさを示してい
る。例えば、30インチのときの明るさが1である場
合、同一画面を20インチで表示した場合には、約2.
25倍の明るさで表示されることになる。
【0069】図23は、光量は同じであるが、画面サイ
ズにより画面の明るさが異なる場合を示している図であ
る。明るさは、画面サイズの2乗に反比例する。例え
ば、レンズ10から照射される光量が300ルーメンで
ある場合、30インチの画面サイズで900カンデラ/
2 に調節すると、20インチでは2000カンデラ/
2 に近い値となり、まぶしすぎる。従って、輝度を下
げる機能が必要である。逆に、30インチの画面サイズ
で900カンデラ/m2 に調節してから、60インチで
表示した場合には、900カンデラ/m2 から300カ
ンデラ/m2 に近い値となり、暗すぎるため輝度を上げ
る必要がある。利用者50が900カンデラ/m2 を最
適な明るさとして選定した場合、画面サイズが20イン
チから30インチ、或いは、30インチから40インチ
等に変化したとしても、常に900カンデラ/m2 に自
動調節するのは、図18から図21に示した構成により
達成できる。例えば、明るさ20%ダウンまでは投入電
力で明るさを調整し、明るさ20〜50%ダウンは、駆
動信号の大きさで調整するものである。前述したズーム
機能は、利用者50がリモコン(図示せず)のズームス
イッチを押すことにより達成される。利用者50のこの
操作が行われても輝度の調整は自動的に行われ、明るく
なったり、或いは、暗くなったりという不都合は生じな
い。
【0070】実施の形態5.図24は、この実施の形態
の液晶プロジェクタ21を示す図である。この液晶プロ
ジェクタ21は、発光器59と平行変換光学系60と光
学スイッチ70と表示光学系80により構成されてい
る。発光器59は、赤色を発生するLD(レーザダイオ
ード)アレイ51と緑色を発生するLDアレイ52と青
色を発生するLDアレイ53から構成されている。平行
変換光学系60は、レンズアレイ61とレンズアレイ6
2とレンズアレイ63から構成されている。光学スイッ
チ70は、赤用透過型液晶パネル71と緑用透過型液晶
パネル72と青用透過型液晶パネル73から構成されて
いる。表示光学系80は、クロスダイクロイックプリズ
ム91(クロスダイクロイックミラーでもよい)とプロ
ジェクションレンズ10とスクリーン22から構成され
ている。図24においては、クロスダイクロイックプリ
ズム91を用いているので、R,G,Bの光線が等しい
長さになるという利点を有している。
【0071】LDアレイ51は、M個×N個の半導体レ
ーザから構成されている。レーザダイオード(LD)に
は、青色用としてGaN、緑用としてZnSe、或い
は、GaAsP(波長:約1.10μm)の第2高調波
(半波長の発生)、赤用としてAlGaInP(波長:
658nm前後)などが使用可能である。半導体レーザ
54からの出射光は、ヘテロ接合面に平行に偏光された
光である。即ち、半導体レーザ54からは、直線偏光
(P波又はS波)が発振されることになる。半導体レー
ザから出力される直線偏光方向と各液晶パネル71,7
2,73が利用する直線偏光の方向を一致させることに
より、従来のように、偏光変換光学系を必要としない。
この実施の形態によれば、更に装置の小型化が図れる。
【0072】実施の形態6.図25は、この実施の形態
の机30を示す図である。この実施の形態の机30は、
利用者50が自分で組み立てるものである。図26は、
第1のユニット41と第2のユニット42と第3のユニ
ット43の組立前を示している。図27は、第1のユニ
ット41と第2のユニット42と第3のユニット43の
組立後を示している。第1のユニット41は、光路変換
ユニット26と第2のミラー32から構成されている。
第2のミラー32は、支持部44により光路変換ユニッ
ト26に回動可能に取り付けられている。第2のユニッ
ト42は、予め切欠部25を設けている。第3のユニッ
ト43は、フード23とはめ込み板88から構成されて
いる。はめ込み板88は、切欠部25を覆うものであ
り、ゴミや埃等がスクリーン22や第2のミラー32に
落下するための蓋の役割をするものである。図27に示
すように、第1のユニット41、第2のユニット42、
第3のユニット43は、支持部45と支持部46により
組み立てられる。このように組み立てられたものは、図
25に示すように、サイド引き出しや本棚等に乗せるこ
とにより机が完成する。この実施の形態によれば、机を
ユニット化しているので、運搬が楽になる。また、通信
販売等も可能になる。さらには、サイド引き出しや本棚
を別なメーカーに作成してもらい、製造の分業化が図れ
る。この実施の形態は、プロジェクタ、上記プロジェク
タから出力された出力光による映像が映し出されるスク
リーン及び上記スクリーンに映し出された映像を反射す
るミラーを有する第1のユニットと切欠部を有する上板
及び上記上板を支持する支持部を有する第2のユニット
と上記切欠部を覆い、上記ミラーへの外光の照射を抑制
するフードを有する第3のユニットとから構成されるこ
とを特徴とする。
【0073】なお、ユニットの構成は、異なってもよ
い。例えば、プロジェクタ及び上記プロジェクタから出
力された出力光による映像が映し出されるスクリーンを
有する第1のユニットと、切欠部を有する上板及び上記
上板を支持する支持部を有する第2のユニットと、上記
スクリーンに映し出された映像を反射するミラー及び上
記ミラーを支持し、上記切欠部を覆い、上記ミラーへの
外光の照射を抑制するフードを有する第3のユニットと
から構成されることを特徴としてもよい。
【0074】または、プロジェクタ及び上記プロジェク
タから出力された出力光による映像が映し出されるスク
リーンを有する第1のユニットと、上記スクリーンに映
し出された映像を反射するミラーと切欠部とを有する上
板及び上記上板を支持する支持部を有する第2のユニッ
トと、上記ミラー及び切欠部を覆い、上記ミラーへの外
光の照射を抑制するフードを有する第3のユニットとか
ら構成されることを特徴としてもよい。以上のように、
この実施の形態は、上板24の切欠部25に対して第1
のユニット41と第3のユニット43を着脱自在に取り
付けることを特徴とするものである。
【0075】実施の形態7.図28は、スクリーン22
と第2のミラー32に代わりに、プリズム33を用いる
場合を示している。図29,図30,図31は、プリズ
ム33を示している。図32は、プリズム33を用いた
光路を示している。プリズム33は、底面が直角二等辺
三角形の三角柱である。プリズム33は、3つの方形面
を有している。即ち、スクリーン部34と反射部17と
出光部19を有している。スクリーン部34は、半透明
な面であり、出力光による映像が映し出されるスクリー
ンの役割を果たす面である。出光部19は、光を通過す
る透明な面である。反射部17を含むその他の面は、全
て外光を遮断する不透明な面である。スクリーン部34
は、拡散膜を貼り付けたり、或いは、拡散性のある厚さ
0.1mm程度の材質を貼り付けることにより、スクリ
ーンと同じ機能を果たすものである。或いは、特殊な表
面処理を施したり、塗料を塗ることによりスクリーンと
しての機能を持たせることができる。図32に示すよう
に、レンズ10から投射された光は、スクリーン部34
に映像を映し出す。その映像は、反射部17により反射
され、視点83から虚像82として認識される。このよ
うに、スクリーン22と第2のミラー32をプリズム3
3により置き換えることができるので、構造が簡単にな
る。プリズム33は、例えば、プラスチック材やアクリ
ルを用いることができ、軽量で、かつ、安価な材料でプ
リズム33を製造することができる。また、より軽量化
を図るために、プリズム33の内部を中空にしてもよ
い。以上のように、この実施の形態によれば、投射され
た出力光に対して直角方向にプリズムを置くだけで、簡
単な構造により映像を表示することができる。
【0076】実施の形態8.図33及び図34は、第2
のミラー32を回動させる場合を示す図である。第2の
ミラー32の両側部の中央部に支点92を設けている例
を示している。第2のミラー32を支点92を中心にし
て、支点92の軸線周りに回動させることにより、視点
83の位置を変えることができる。第2のミラー32に
は、固定ネジ89が設けられており、フード23に設け
られた調整穴93のいずれかの位置で第2のミラー32
を固定することができる。第2のミラー32をM1〜M
2の範囲で回動させることにより、視点83をA〜Bの
間に変化させることができる。このようにして、利用者
50の視点83の高さに合わせて第2のミラー32の角
度を調節することができることになる。このように第2
のミラー32とスクリーン22との角度調整機構を持た
せることにより、座高の高低に合わせて最適な角度に調
整することができる。図33に示す例では、スクリーン
22は、固定されており、単に第2のミラー32のみを
M1〜M2の範囲で回動させている。このように、非常
な簡単な構造で利用者50の座高に合わせたシステムを
提供することができる。また、調整の固定ネジ89によ
るものであり、簡単に利用者50が角度を調節できる。
また、第2のミラー32は、単に、フード23に取り付
けられているだけであり、組み立てが容易である。な
お、第2のミラー32を回動させる代わりに、光路変換
ユニット26(スクリーン22)を回動させるようにし
てもよい(図示せず)。
【0077】図35及び図36は、光路変換ユニット2
6と第2のミラー32を移動調整する場合を示してい
る。光路変換ユニット26の面と第2のミラー32の面
とは、所定の角度(例えば、50度)をなすように固定
されている。光路変換ユニット26は、第2のミラー3
2が取り付けられていない上端部の両側部に支点92を
設けており、支点92の軸線周りにS1〜S3の範囲で
回動可能に取り付けられている。光路変換ユニット26
は、支持板94と支持板95により上板24に取り付け
られている。支持板95には、調整穴93が設けられて
いる。固定ネジ89を一端緩めスクリーン22の角度を
調整し、再び固定ネジ89を支持板95に対して締める
ことにより、スクリーン22及び第2のミラー32の角
度を調整することができる。なお、スクリーン22と第
2のミラー32のなす角度は固定である。但し、スクリ
ーン22と第2のミラー32の角度も自由に変えられる
ようにしても構わない。
【0078】図37は、フード23と光路変換ユニット
26の間隙81に外光除去板96を設けた場合を示して
いる。外光除去板96は、プロジェクタ21からの出力
光90の経路のいずれかの位置に設けられるものであ
る。外光除去板96は、望ましくは、机の上板24に対
して90度以下の角度θで取り付けられる。プロジェク
タ21からの出力光90は、第2のミラー32に反射さ
れ、外光除去板96を一度だけ通過して利用者50に到
達する。一方、室内光(外光)は、外光除去板96を通
過してフード23の内部に進入し、第2のミラー32及
びスクリーン22の反射により再び外光除去板96を通
過して利用者50に到達する。外光除去板96は、光を
矢印Fの方向に反射することにより外光除去板での反射
光を利用者50に届かないようにするとともに、外光を
2度通過させることにより、外光を弱めることができ
る。一方、プロジェクタ21からの出力光90は、外光
除去板96を1度しか通過しないため、外光に比べ、そ
の低下は半分で済む。外光除去板96は、このようにし
て外光を除去する(外光の強度を弱める)とともに、フ
ード23内へのゴミや埃の進入を防ぐ機能も持ってい
る。また、外光除去板96は、出力光90による映像の
明るさが強すぎる場合に、明るさを弱めるという機能も
持っている。
【0079】図38及び図39は、2机一体型の机を示
す側面図と平面図である。このような机は、一般事務所
で向い合わせに机を配置した場合を想定したものであ
る。図38に示すように、プロジェクタ21の一部分が
机の背面よりはみ出してしまう場合がある。このはみ出
し部分を反対側の机の下のくぼんだ部分のスペースを利
用して隠してしまうことにより、省スペース化が図れ
る。プロジェクタ21が互いにはみ出しても、図39に
示すように、はみ出した部分が机の左又は右にあり、く
ぼんだ部分が逆に右又は左にあるため、はみ出した部分
同士がぶつかることはない。このような構成にすること
により、プロジェクタ21が大きい場合、或いは、光路
長を長く確保したい場合、或いは、机の下に入れる光路
変換ユニット26の寸法が大きくなってしまった場合
等、通常奥行き70cmの事務机ではプロジェクタ21
が収納できない場合でも、互いに机の下のスペースを融
通し合うことで省スペース化が図れる。なお、図38及
び図39においては、プロジェクタ21がはみ出す場合
を示したが、光路変換ユニット26、或いは、第2のミ
ラー32、或いは、フード23等が互いにはみ出すよう
な場合であっても構わない。
【0080】なお、前述した各実施の形態においては、
リア投射型の場合を説明してきたが、フロント投射型の
場合であっても構わない。フロント投射型の場合でも机
の中に入れれば、かなりクリアな画像が得られる。しか
し、フロント投射型の場合でも机の中に収納するとは言
え、間隙81から入る光が直接スクリーンに入るので、
リア投射画面を暗闇に置き、それを鏡に映して見る方式
には及ばない。
【0081】また、前述した各実施の形態では、リア投
射型にして第2のミラー32を用いて虚像82を見るよ
うにしていた。第2のミラー32を用いず、スクリーン
22を直接見れるようにしても構わない。スクリーン2
2を直接見る場合は、第2のミラー32に映してみる場
合に比べて、画質は問題ないレベルに到達するかも知れ
ないが、目視距離が不足する。本方式は、20から30
インチの画面としてメリットがでるものである。20か
ら30インチの画面は、モニタでは大きすぎてデスクト
ップ型として使用困難なサイズである。20から30イ
ンチの画面とするには、画面と目の距離をある程度大き
くする必要がある。20から30インチのサイズの画面
を見るとき、70〜105cm程度の目視距離がちょう
ど17インチのモニタを60cmの距離から見ていると
きの視野角に相当する。第2のミラー32を入れること
により、この目視距離をかせいでいるので第2のミラー
32は重要である。
【0082】以下、この発明の特徴を箇条書きで説明す
る。 (1)大画面モニタ(30インチ)を机収納型にでき
る。 (2)画面サイズを可変にできる(他の方式では無
理)。 (3)画面品質が劣るため、明るい部屋で使用するには
最も不向きと思われていたプロジェクタをデバイスとし
て採用できるよう工夫している(画面に外光が入りにく
いように工夫することにより実現)。 (4)プロジェクタを使うので価格が安い。 ・フレネルレンズ及びレンチキュラー不要のため安い。 ・画面を大きくすることで費用発生しないため大画面に
するほど安い。 ・30インチクラスとなれば、他のFPD(Flat
Panel Display)のどの方式より原理的に
安い。 ・液晶プロジェクタは、高輝度化競争に入ってるが、本
方式に必要なプロジェクタは300Lm程度で十分であ
り、ハロゲンランプでも可能なため安い。ハロゲンラン
プは自動車のヘッドライトに使用しているため、ランプ
を300円程度で購入できる。
【0083】なお、事務机以外の他用途として以下の用
途が考えられる。 (1)会議机(省スペース、顔を見ながら会議ができ
る、かつ、照明を落とす必要なし) (2)ゲーム機への応用(大画面、迫力満点) (3)受け付け机への応用(省スペース、相手の顔がC
RTの影に入らない) (4)株主総会システムとしての応用(他人に盗み見、
されにくい個人画面) (5)書斎机(最高級画面) (6)学習机(特に、子供には目に優しいことが必須) その他への応用として以下の用途が考えられる。 (1)スクリーンを取り除けば、机埋め込みの投射型プ
ロジェクタとして使用できる。 (2)部屋の寸法を見かけ上、拡大できるので、単身者
用の狭い部屋、或いは、広さが3畳〜4.5畳の部屋で
も使える大画面テレビとして活用できる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、大画
面化しても高価とならずスペースを必要としない表示装
置を提供することができる。
【0085】また、良好な作業環境を確保した表示装置
を提供することができるので、PC利用の汎用入力装置
が達成できる。
【0086】この発明によれば、投射型プロジェクタを
デバイスとして選定したので、画面サイズを大きくして
も価格に影響しない。また、画面サイズを可変にでき
る。また、本質的に他のデバイスより安く造れる。
【0087】また、デバイス及びスクリーンを机に埋め
込んだので、外光を遮断でき、画質が極めて向上する。
また、視線を低くでき、疲労を少なくできる。また、省
スペースを達成し、使用していないときは存在すら判ら
ない表示装置となる。また、低輝度(300Lm)のデ
バイスで充分なため、より一層安価となる。
【0088】また、スクリーンを鏡に映して見るので、
目視距離(最大1m)の確保できる。また、外光を入れ
ないようにできる。
【0089】また、事務机サイズ納めたので、一般パソ
コンユース対応機に位置付けできる。
【0090】また、プロジェクタとスクリーンを一体ユ
ニットとしたので、机への取り付け位置調整不要とな
る。
【0091】また、フード及び鏡のサイズによるが目視
方向を正面に限定する方式としたので、スクリーンは拡
散板のみで充分となる。そのため、画面サイズを変えて
もモアレが発生しない。また、フレネルレンズ、レンチ
キュラーが不要なため極めて安価となる。
【0092】また、輝度を設定値(ユーザが指定)に保
つので、画面サイズを変更しても輝度は一定にできる。
これにより、目に合わせた調整ができるので、近視、老
眼、子供にも安心である。
【0093】また、レーザダイオードアレイを利用した
プロジェクタをデバイスとして用いれば、プロジェクタ
が超小型化ができ、机の下に置いても場所をとらない。
また、広角化により光路短縮でき、更に小型化できる。
また、軽量化できるため、角度調節が容易であり、か
つ、取り扱いが容易である。更に、省エネルギー化(従
来比1/5)が図れる。
【0094】また、キット化し、一枚板に取り付ける方
式としたので、キット購入したユーザが自分で簡単に取
り付け可能となる。
【0095】また、スクリーンと鏡を一体とするプリズ
ムを使用するので、構造が簡単となり、据え付け調整不
要となる。
【0096】また、フードに鏡を取り付けるようにした
ので、取り付け容易となり、かつ、コストが減少する。
【0097】また、対面の机と一体とするので、省スペ
ース化が図れ、大きなプロジェクタでも実現できる。
【0098】また、ミラー及びスクリーンの角度調節機
能を設けたので、画面の角度及び視点の高さ位置を好み
に合わせ調整可能となる。
【0099】また、プロジェクタを用いているので、以
下に述べるようなCRTでは達成できないメリットを有
している。 (1)X線が出ない。労働環境が改善される。これは極
めて重要である。 (2)ブラウン管の廃却問題(ガラスにX線防御用の鉛
が含まれる)がない。これも極めて重要である。従っ
て、廃却費用3000円/台の負担もない。環境を汚染
しない。 (3)情報化オフィスに林のように林立するCRTの異
様な風景がなくなる。 (4)省スペース化が図れる。机の上にCRT等のディ
スプレイがない。 (5)大画面、高精細が達成できる。30インチで12
80×1024画素の画面が可能である。一方、机の上
に置けるCRTの最大値は、20インチ程度である。 (6)ノングレアな鮮明な画面が見える。 (7)目に優しく、子供向きと言える。 (8)疲労が少ない。これも極めて重要である。首の角
度を普通にして作業ができる。また、視野内に常に画面
を見ていられる。キーボードも視野内に置ける。(9)
ユーザの好みに合わせ、輝度と画面サイズを変えられ
る。老眼の人は明るく大画面を、若者は適した画面を好
みによって選ぶことができる。 これらはいずれもCRTでは達成できないメリットであ
る。また、上記の(5),(6),(8),(9)は、
他の直視型フラットパネルディスプレイでも達成できな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による机30の斜視
図である。
【図2】 机30の側面からの透視図である。
【図3】 光路変換ユニット26の平面透視図である。
【図4】 光路変換ユニット26の側面透視図である。
【図5】 室内光とコントラストの関係を示す概念図で
ある。
【図6】 暗室とコントラストの関係を示す概念図であ
る。
【図7】 暗闇とコントラストの関係を示す概念図であ
る。
【図8】 プロジェクタの光量と光源の関係図である。
【図9】 目視距離とフード23の高さH1と虚像82
の画面の高さH2の関係を示す図である。
【図10】 フード23の幅W1と第2のミラー32の
幅W2を示す図である。
【図11】 各種のディスプレイモニタとのコスト比較
する図である。
【図12】 この発明の実施の形態2による机30を示
す図である。
【図13】 机30の側断面図である。
【図14】 この発明の机30の利用状態を示す図であ
る。
【図15】 この発明の机30の利用状態を示す図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態3による机30の側
断面図である。
【図17】 広角レンズを用いた場合の光路長を示す図
である。
【図18】 この発明の実施の形態4による明るさ調整
回路を備えたプロジェクタ21を示す図である。
【図19】 ランプ輝度調節電圧生成回路の出力とラン
プ駆動電圧におけるランプ輝度を示す特性図である。
【図20】 コントラスト調節電圧生成回路の出力とコ
ントラスト調節回路の出力振幅の特性図である。
【図21】 ズーム機能を備えたプロジェクタ21を示
す図である。
【図22】 画面の明るさと画面のサイズの関係図であ
る。
【図23】 画面サイズと画面の明るさを示す図であ
る。
【図24】 この発明の実施の形態5によるレーザダイ
オードアレイを用いたプロジェクタ21を示す図であ
る。
【図25】 この発明の実施の形態6によるキット化し
た机30を示す図である。
【図26】 第1のユニット41と第2のユニット42
と第3のユニット43の組み立て前の図である。
【図27】 第1のユニット41と第2のユニット42
と第3のユニット43の組み立て後の図である。
【図28】 この発明の実施の形態7によるプリズム3
3を用いた机30を示す図である。
【図29】 プリズム33を示す図である。
【図30】 プリズム33を示す図である。
【図31】 プリズム33を示す図である。
【図32】 プリズム33を用いた場合の光路を示す図
である。
【図33】 この発明の実施の形態8による第2のミラ
ー32の角度調整を示す図である。
【図34】 第2のミラー32をフード23に取り付け
る方式を示す図である。
【図35】 光路変換ユニット26と第2のミラー32
の角度調整を示す図である。
【図36】 光路変換ユニット26と第2のミラー32
の角度調整を示す図である。
【図37】 外光除去板96を示す図である。
【図38】 対面型机を示す側断面図である。
【図39】 対面型机の平面図である。
【図40】 従来の机に置かれたCRTモニタを示す図
である。
【図41】 従来の机に置かれたCRTモニタを示す図
である。
【図42】 従来の机に置かれたCRTモニタを示す図
である。
【図43】 従来の机に置かれたフラットディスプレイ
パネルを示す図である。
【図44】 従来の机に置かれたフラットディスプレイ
パネルを示す図である。
【図45】 従来の机に置かれたフラットディスプレイ
パネルを示す図である。
【図46】 従来の机に置かれた背面投射型ディスプレ
イを示す図である。
【図47】 従来のキーツーフロッピーを示す図であ
る。
【図48】 目の疲れを説明する図である。
【図49】 目の疲れを説明する図である。
【図50】 図9の具体例を示す図である。
【図51】 図10の具体例を示す図である。
【符号の説明】
18 端末、19 出光部、20,30 机、21 プ
ロジェクタ、22 スクリーン、23 フード、24
上板、25 切欠部、26 光路変換ユニット、27
右側板、28 左側板、29 背面板、31 第1のミ
ラー、32 第2のミラー、33 プリズム、34 ス
クリーン部、35 キーボード、36マウス、37 ケ
ーブル、38,39 接合部、41 第1のユニット、
42第2のユニット、43 第3のユニット、44,4
5,46 支持部、50 利用者、81 間隙、82
虚像、83 視点、84 視線、85 本、86 パー
ティション、87 書類ボックス、88 はめ込み板、
89 固定ネジ、92支点、93 調整穴、94,95
支持板、96 外光除去板。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクタと、 上記プロジェクタから出力された出力光による映像が映
    し出されるスクリーンと、 机の上板に有する切欠部を覆い、上記スクリーンへの外
    光の照射を抑制するフードとを備え、 上記プロジェクタの利用者は、フードと切欠部との間隙
    から上記スクリーンに映し出された映像を見ることを特
    徴とする机。
  2. 【請求項2】 プロジェクタと、 上記プロジェクタから出力された出力光を反射する第1
    のミラーと、 上記第1のミラーから反射された上記出力光による映像
    が映し出されるスクリーンと、 上記スクリーンに映し出された映像を反射する第2のミ
    ラーと、 机の上板に有する切欠部を覆い、上記スクリーンへの外
    光の照射を抑制するフードとを備え、 上記プロジェクタの利用者は、フードと切欠部との間隙
    から上記第2のミラーに映し出された映像を見ることを
    特徴とする机。
  3. 【請求項3】 切欠部は机の上板の中央部奥側、 プロジェクタは上記上板の下で右もしくは左端下部、 第1のミラーは上記上板の下で中央部、 スクリーンは上記上板の下で中央部、及び第2のミラー
    は上記上板の中央部奥側に備えたことを特徴とする請求
    項2記載の机。
  4. 【請求項4】 スクリーンは、半透明の拡散板であり、
    光に偏光性を持たせる部材を必要としないことを特徴と
    する請求項2又は3記載の机。
  5. 【請求項5】 スクリーンに映される映像の大きさは2
    0インチ以上であり、第2のミラーを介して上記スクリ
    ーンを注視する端末の利用者が、20インチ以上の映像
    を見ることができることを特徴とする請求項2〜4いず
    れかに記載の机。
  6. 【請求項6】 スクリーンに映される映像の大きさはお
    およそ30インチであり、第2のミラーを介して上記ス
    クリーンを注視する端末の利用者が、おおよそ30イン
    チの映像を見ることができることを特徴とする請求項2
    〜4いずれかに記載の机。
  7. 【請求項7】 スクリーンに映される映像の大きさは可
    変であり、第2のミラーを介して上記スクリーンを注視
    する端末の利用者が、映像の大きさを自由に変化させる
    ことができることを特徴とする請求項2〜4いずれかに
    記載の机。
  8. 【請求項8】 プロジェクタの利用者からフードと切欠
    部との間隙を介した第2のミラーまでの目視距離が、お
    およそ100cmであることを特徴とする請求項2〜7
    いずれかに記載の机。
  9. 【請求項9】 プロジェクタの利用者は、スクリーンの
    映像が映し出されている第2のミラーをおおよそ30度
    下方に見ることができることを特徴とする請求項2〜8
    いずれかに記載の机。
  10. 【請求項10】 スクリーンの面と第2のミラーの面と
    は所定の角度をなすように互いに固定され、 上記スクリーン及び第2のミラーは、所定の軸線回りに
    回動可能であることを特徴とする請求項2〜9いずれか
    に記載の机。
  11. 【請求項11】 プロジェクタと、 上記プロジェクタから出力された出力光が反射されるミ
    ラーと、 上記ミラーから反射された上記出力光による映像が映し
    出されるスクリーン部及び上記スクリーン部に映し出さ
    れた映像を反射するミラー部を有するプリズムと、 机の上板に有する切欠部を覆い、上記第2のミラーへの
    外光の照射を抑制するフードとを備え、 上記プロジェクタの利用者は、フードと切欠部との間隙
    から上記ミラー部に映し出された映像を見ることを特徴
    とする机。
  12. 【請求項12】 切欠部は机の上板の中央部奥側、 プロジェクタは上記上板の下で右若しくは左端部、 ミラーは上記上板の下で中央部、及びプリズムは上記上
    板の中央部奥側に備えたことを特徴とする請求項11記
    載の机。
  13. 【請求項13】 プリズムは、直角二等辺三角形を底面
    に持つ三角柱であり、 直交する2つの方形面の一方は半透明な面、もう一方は
    透明な面、その他の面は外光を遮断する不透明な面であ
    り、 上記半透明な面はスクリーン部で、上記半透明な面に隣
    接する不透明な方形面はミラー部であるとすることを特
    徴とする請求項11又は12記載の机。
  14. 【請求項14】 プリズムはプラスチック材からなるこ
    とを特徴とする請求項11〜13いずれかに記載の机。
  15. 【請求項15】 プロジェクタには入力手段を有する端
    末が接続され、上記入力手段は上板の中央部手前側に設
    けられることを特徴とする請求項2〜14いずれかに記
    載の机。
  16. 【請求項16】 プロジェクタ、上記プロジェクタから
    出力された出力光による映像が映し出されるスクリーン
    及び上記スクリーンに映し出された映像を反射するミラ
    ーを有する第1のユニットと、 切欠部を有する上板及び上記上板を支持する支持部を有
    する第2のユニットと、 上記切欠部を覆い、上記スクリーンへの外光の照射を抑
    制するフードを有する第3のユニットとから構成される
    ことを特徴とする机。
  17. 【請求項17】 プロジェクタ及び上記プロジェクタか
    ら出力された出力光による映像が映し出されるスクリー
    ンを有する第1のユニットと、 切欠部を有する上板及び上記上板を支持する支持部を有
    する第2のユニットと、 上記スクリーンに映し出された映像を反射するミラー及
    び上記ミラーを支持し、上記切欠部を覆い、上記スクリ
    ーンへの外光の照射を抑制するフードを有する第3のユ
    ニットとから構成されることを特徴とする机。
  18. 【請求項18】 プロジェクタ及び上記プロジェクタか
    ら出力された出力光による映像が映し出されるスクリー
    ンを有する第1のユニットと、 上記スクリーンに映し出された映像を反射するミラーと
    切欠部とを有する上板及び上記上板を支持する支持部を
    有する第2のユニットと、 上記ミラー及び切欠部を覆い、上記スクリーンへの外光
    の照射を抑制するフードを有する第3のユニットとから
    構成されることを特徴とする机。
  19. 【請求項19】 上板の切欠部の位置に着脱自在に第3
    のユニットが載置されることを特徴とする請求項16〜
    18いずれかに記載の机。
  20. 【請求項20】 上板の下部の所定の位置に着脱自在に
    第1のユニットが載置されることを特徴とする請求項1
    6〜19いずれかに記載の机。
  21. 【請求項21】 上記プロジェクタは、光源として半導
    体レーザアレイを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の机。
  22. 【請求項22】 上記プロジェクタは、スクリーンに映
    される映像の大きさに応じて映像の明るさを調整する明
    るさ調節回路を備えたことを特徴とする請求項7記載の
    机。
  23. 【請求項23】 上板を有する机において、 上板の下部に配置され、映像を投射するプロジェクタ
    と、 上板の下部に配置され、上記プロジェクタから投射され
    た映像を映し出すスクリーンと、を備えたことを特徴と
    する机。
  24. 【請求項24】 上記机は、更に、上記スクリーンへの
    外光の照射を抑制する手段を備えたことを特徴とする請
    求項23記載の机。
  25. 【請求項25】 上記机は、更に、上記スクリーンに映
    し出された映像を反射するとともに、少なくとも虚像の
    一部を机の背面より外部に生成するミラーを備えたこと
    を特徴とする請求項23記載の机。
  26. 【請求項26】 スクリーン及び第2のミラーのいずれ
    かは、所定の軸線回りに回動可能であり、スクリーンの
    面と第2のミラーの面とのなす角度を変更できることを
    特徴とする請求項2〜9いずれかに記載の机。
  27. 【請求項27】 スクリーン及び第2のミラーのいずれ
    かは、スクリーンの面と第2のミラーの面とのいずれか
    に垂直な方向へ移動可能であることを特徴とする請求項
    2〜9いずれかに記載の机。
  28. 【請求項28】 上記フードは、出力光の経路の途中に
    光の強度を弱める外光除去板を有することを特徴とする
    請求項1記載の机。
  29. 【請求項29】 上記机は、背面にはみ出した部分を有
    するとともに、更に、背面に他の机のはみ出した部分を
    収納するくぼんだ部分を有することを特徴とする請求項
    1記載の机。
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