JP2000165287A - 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体 - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体

Info

Publication number
JP2000165287A
JP2000165287A JP10339814A JP33981498A JP2000165287A JP 2000165287 A JP2000165287 A JP 2000165287A JP 10339814 A JP10339814 A JP 10339814A JP 33981498 A JP33981498 A JP 33981498A JP 2000165287 A JP2000165287 A JP 2000165287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
switching
reception
pll
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10339814A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ota
一彦 太田
Hiroyuki Itokawa
博之 糸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10339814A priority Critical patent/JP2000165287A/ja
Publication of JP2000165287A publication Critical patent/JP2000165287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信部の間接変調方式と、受信部のスーパー
へテロダイン方式との両方を満たす周波数構成を実現
し、周波数の高速切替が可能な無線通信装置、無線通信
装置の周波数切替え方法および記録媒体を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 間接変調方式の送信部102と、スーパ
ーへテロダイン方式の受信部103と、送信用および受
信用の局部発振信号を生成して供給する局部発振部10
1とを備えてTDMA通信を行う。ここで、局部発振部
101は、基準発振器と、位相比較器と、低域通過フィ
ルタと、電圧制御発振器と、可変分周器と、分周数制御
回路とを備えた第1および第2の2系統のPLL周波数
シンセサイザと、第1PLL周波数シンセサイザの分周
数制御回路を制御して送信用の局部発振信号の周波数を
可変設定する周波数設定制御部115とを有して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重(Time
Division Multiplex:以下、TDMという)回線およ
び時分割多元接続(Time Division Multiple Access:
以下、TDMAという)によるTDMA通信を行う携帯
電話等の無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方
法および該方法を実行させるためのプログラムを記録し
た記録媒体に係り、特に、送信部の間接変調方式と、受
信部のスーパーへテロダイン方式との両方を満たす周波
数構成を実現すると共に、PLL周波数シンセサイザの
周波数を高速で切替えながら送受信可能な無線通信装
置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA通信では、1フレームの中で1
つの無線周波数を使用する時間を幾つかのタイムスロッ
トに分割し、各ユーザが異なるタイムスロットを使用す
ることにより、複数のユーザが無線伝送路をシェアリン
グして同時に通信を行っている。TDMA通信は、PD
C(Personal Digital Cellular)をはじめとする移動
通信の分野で広く使用されている。
【0003】従来のTDMA通信を行う無線通信装置と
しては、例えば図4に示すようなものがある。図4は、
従来の無線通信装置における局部発信器部を中心とした
構成図である。なお、本従来例の無線通信装置における
局部発信器部では、送信時は直接変調方式に、受信時は
スーパーへテロダイン方式にそれぞれ対応した周波数構
成を採っている。
【0004】同図において、従来の無線通信装置は、直
接変調方式で送信を行う送信部502と、スーパーへテ
ロダイン方式で受信を行う受信部503と、第1および
第2の2系統のPLL周波数シンセサイザにより送信用
および受信用の局部発振信号を生成して送信部502お
よび受信部503に供給する局部発振部501と、送受
信切替え用スイッチ504と、アンテナ505とを備え
て構成されている。
【0005】局部発振部501は、基準発振器となる温
度補償水晶発振器(TCXO)511、第1および第2
の2系統のPLL周波数シンセサイザのPLLを構成す
るPLL−IC部512、第1電圧制御発振器(第1V
CO)513、第2電圧制御発振器(第2VCO)51
4、および周波数変換器516を備えた構成である。こ
こで、PLLは位相同期ループ(Phase-Locked Loop)
の略称である。
【0006】また、送信部502は、変調器(MOD)
521、自動利得制御増幅器(AGC)522、バンド
パスフィルタ(BPF)523、および増幅器524を
備えた構成である。
【0007】さらに、受信部503は、バンドパスフィ
ルタ(BPF)531、増幅器(AMP)532、第1
受信周波数変換器533、第2受信周波数変換器53
4、バンドパスフィルタ(BPF)535、および復調
器(DET)536を備えた構成である。
【0008】以上の構成による従来の無線通信装置にお
ける動作を簡単に説明する。なお、図4の各信号線に付
記されている参照符号は、該信号線の信号周波数を表す
ものである。先ず、送信時には、第1電圧制御発振器5
13(第1のPLL周波数シンセサイザ)の出力信号と
第2電圧制御発振器514(第2のPLL周波数シンセ
サイザ)の出力信号を周波数変換器516に入力して送
信周波数の出力信号を得る。該送信周波数の出力信号は
変調器521に入力されて、送信データTXD(I,
Q)で変調され、自動利得制御増幅器522、バンドパ
スフィルタ523および増幅器524を介し、変調波と
してアンテナ505より送信される。
【0009】この時、第1のPLL周波数シンセサイザ
の出力周波数をF1stとし、第2のPLL周波数シンセ
サイザの出力周波数をF2ndとすれば、送信周波数FTX
は次式のようにこれらの差として得られる。 FTX=F1st−F2nd
【0010】また、受信時には、送信時と同じ周波数で
ある周波数変換器516の出力信号とアンテナ505を
介して受信された受信信号を第1受信周波数変換器53
3に入力して、該第1受信周波数変換器533の出力信
号を第1受信中間周波数として得る。また第2受信周波
数変換器534では、該第1受信中間周波数の出力信号
と第2電圧制御発振器514の出力信号を入力して、該
第2受信周波数変換器534の出力信号を第2受信中間
周波数として得る。
【0011】この時、受信周波数をFRXとすれば、第1
受信中間周波数F1st-IFおよび第2受信中間周波数F2n
d-IFは、次式で得られることになる。 F1st-IF=FTX−FRX=(F1st−F2nd)−FRX F2nd-IF=F1st-IF−F2nd
【0012】以上のような構成および動作の従来の無線
通信装置では、TDMA通信における送信および受信の
各スロットで、第1および第2のPLL周波数シンセサ
イザはそれぞれ同一周波数の信号を出力することで送信
および受信を行う。
【0013】なお、第1のPLL周波数シンセサイザ
は、上述のように送信スロットおよび受信スロットにお
いては同一周波数を出力しているが、受信スロット後の
周辺測定時には、受信スロットと異なる周波数で受信測
定を行うために、出力する周波数が切替えられることと
なる。この第1のPLL周波数シンセサイザにおける周
波数切替えは、スロット切替え時に図示しない制御手段
(MPU等)のソフトウェア処理により、直接PLL−
IC512に対して周波数設定を行うことで実現され
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線通信装置にあっては、送信部を間接変調方式で
構成する場合、送信時および受信時で異なる周波数の信
号出力が必要となるため、TDMA通信を行う際には、
送信スロットおよび受信スロットにおいて第1のPLL
周波数シンセサイザからの出力信号の周波数を切替えな
ければならない。そのため、送信スロットおよび受信ス
ロットにおいて第1および第2のPLL周波数シンセサ
イザがそれぞれ同一周波数の信号を出力する局部発振部
の構成を持つ従来の無線通信装置では、間接変調方式に
よって送信を行う構成の無線通信装置に適用が難しいと
いう事情があった。
【0015】また、周波数切替えの制御は上述したよう
にソフトウェア処理により行っており、このソフトウェ
ア処理によるPLL−ICに対する周波数設定では、そ
の時のソフトウェア処理量によって遅れが発生し、周波
数設定の遅れ、並びに周波数切替え時間の遅れの原因と
なっている。図5には、従来の無線通信装置によって、
スロット切替え時に周波数切替えを行う際の時間的な経
過を説明するタイミングチャートを示す。
【0016】同図(b)に示すように、制御手段(MP
U等)のソフトウェア処理は所定間隔のクロックでタイ
ミングが刻まれている。同図(a)に示すように、スロ
ットA(電圧制御発振器出力周波数:Fa)からスロッ
トB(電圧制御発振器出力周波数:Fb)に切り替えら
れる場合には、先ず、時刻T12の周波数切替えのトリ
ガによって周波数シンセサイザの周波数切替え処理が起
動される。該ソフトウェア処理によってPLL−ICに
対して直接周波数(Fb)の設定が行われることになる
が、同図(c)に示すように、ソフトウェア処理の起動
(時刻T12)からPLL−ICへの周波数設定(時刻
T13)までのソフトウェア処理による遅れが生じるこ
ととなる。そしてさらに同図(d)に示すように、周波
数シンセサイザにおける周波数引き込み時間を要して、
時刻T14に周波数シンセサイザの電圧制御発振器から
周波数Fbの出力が供給されることとなる。なお、時刻
T13からT14の周波数引き込み時間は、周波数が不
定の周波数切替区間として許容されているものである。
【0017】従来の無線通信装置では、上述のように、
受信スロット後の周辺測定時にのみ出力周波数の切替え
が行われ、この場合の切替時間の余裕は数ミリ秒で、ソ
フトウェア処理による遅れに対して余裕があるため問題
とならないが、間接変調方式に対応した周波数構成を用
いて送信スロットおよび受信スロットの周波数切替えを
行う際の切替時間の余裕は数百マイクロ秒であるので、
設定遅れに対する時間的余裕がなく、上記従来の無線通
信装置の構成を間接変調方式に適用することができない
という問題点があった。
【0018】本発明は、上記従来の事情や問題点に鑑み
てなされたものであって、送信部の間接変調方式と、受
信部のスーパーへテロダイン方式との両方を満たす周波
数構成を実現し、PLL周波数シンセサイザの周波数切
替制御に際してPLLのロックアップタイムを短縮する
と共に、切替時のソフトウェア処理による設定遅れを改
善して、PLL周波数シンセサイザの周波数を高速で切
替えながら送受信可能な無線通信装置、無線通信装置の
周波数切替え方法および記録媒体を提供することを目的
としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る無線通信装置は、間接変調
方式で送信を行う送信部と、スーパーへテロダイン方式
で受信を行う受信部と、送信用および受信用の局部発振
信号を生成してそれぞれ前記送信部および前記受信部に
供給する局部発振部とを備えてTDMA通信を行う無線
通信装置において、前記局部発振部は、基準発振器と、
位相比較器と、低域通過フィルタと、電圧制御発振器
と、可変分周器と、分周数制御回路とを備えた第1およ
び第2の2系統のPLL周波数シンセサイザと、前記第
1PLL周波数シンセサイザの分周数制御回路を制御し
て前記送信用の局部発振信号の周波数を可変設定する周
波数設定制御部とを具備するものである。
【0020】また、請求項2に係る無線通信装置は、請
求項1に記載の無線通信装置において、前記局部発振部
は、前記第1PLL周波数シンセサイザの出力信号を分
周する分周手段を具備し、前記送信部は、送信データで
前記分周手段の出力信号を変調する変調手段と、前記変
調手段の出力信号と前記第1PLL周波数シンセサイザ
の出力信号を入力して送信周波数の出力信号を得る送信
周波数変換手段とを具備し、前記受信部は、受信信号と
前記第1PLL周波数シンセサイザの出力信号を入力し
て第1受信周波数の出力信号を得る第1受信周波数変換
手段と、前記第1受信周波数の出力信号と前記第2PL
L周波数シンセサイザの出力信号を入力して第2受信周
波数の出力信号を得る第2受信周波数変換手段とを具備
するものである。
【0021】また、請求項3に係る無線通信装置は、請
求項1または2に記載の無線通信装置において、送信時
に、前記第1PLL周波数シンセサイザのみを有効に作
動させるものである。
【0022】また、請求項4に係る無線通信装置は、請
求項1、2または3に記載の無線通信装置において、前
記周波数設定制御部は、前記第1PLL周波数シンセサ
イザによる前記送信用局部発振信号の周波数の切替え
を、スロット切替えタイミングよりも早いタイミングで
ネットワーク側からの指定情報に基づき切替周波数を設
定し、前記スロット切替えタイミングで該設定情報に基
づく周波数制御情報を前記第1PLL周波数シンセサイ
ザの分周数制御回路に供給して行うものである。
【0023】また、請求項5に係る無線通信装置は、請
求項1、2または3に記載の無線通信装置において、前
記周波数設定制御部は、周波数制御情報を保持する記憶
手段と、スロット切替えタイミングよりも早いタイミン
グでネットワーク側からの指定情報に基づき切替周波数
を決定し、該切替周波数に基づく周波数制御情報を前記
記憶手段に設定する制御手段と、前記スロット切替えタ
イミングで前記記憶手段の保持情報を出力させるタイミ
ング制御手段とを具備し、スロット切替えと同時に、前
記記憶手段の保持情報を前記第1PLL周波数シンセサ
イザの分周数制御回路に供給して、出力信号の周波数を
切替えるものである。
【0024】また、請求項6に係る無線通信装置の周波
数切替え方法は、間接変調方式で送信を行う送信部と、
スーパーへテロダイン方式で受信を行う受信部と、第1
および第2の2系統のPLL周波数シンセサイザにより
それぞれ送信用および受信用の局部発振信号を生成して
それぞれ前記送信部および前記受信部に供給する局部発
振部とを備えてTDMA通信を行う無線通信装置の周波
数切替え方法であって、スロット切替えタイミングより
も早いタイミングで、ネットワーク側からの指定情報に
基づき切替周波数を決定する決定ステップと、前記切替
周波数に基づく周波数制御情報を記憶する記憶ステップ
と、前記スロット切替えタイミングで前記記憶ステップ
の記憶情報に基づき前記第1PLL周波数シンセサイザ
の出力信号の周波数を切替える切替ステップとを具備す
るものである。
【0025】また、請求項7に係るコンピュータにより
読み取り可能な記録媒体は、請求項6に記載の無線通信
装置の周波数切替え方法をコンピュータに実行させるた
めのプログラムとして記録したものである。
【0026】本発明の請求項1に係る無線通信装置で
は、送信部の間接変調方式と、受信部のスーパーへテロ
ダイン方式との両方を満たす周波数構成とするために、
第1および第2の2系統のPLL周波数シンセサイザを
備えた局部発振部の構成として、従来の直接間接方式お
よびスーパーヘテロダイン方式に対応する構成とほぼ同
じ回路規模で実現可能である。また、該周波数構成によ
り、送信スロットおよび受信スロットで第1PLL周波
数シンセサイザの周波数切替えにおけるPLLのロック
アップタイムの短縮を図ることができる。
【0027】特に、請求項1および2に係る無線通信装
置では、送信時には、変調手段により、分周手段によっ
て第1PLL周波数シンセサイザの出力信号を分周した
信号を、送信データで変調し、送信周波数変換手段によ
り、該変調手段の出力信号と第1PLL周波数シンセサ
イザの出力信号とから送信周波数の出力信号を得て送信
を行うようにし、また受信時には、第1受信周波数変換
手段により、受信信号と第1PLL周波数シンセサイザ
の出力信号とから第1受信周波数の出力信号を得て、第
2受信周波数変換手段により、該第1受信周波数の出力
信号と第2PLL周波数シンセサイザの出力信号とから
第2受信周波数の出力信号を得て受信を行うようにして
いる。これにより、送信時には第1PLL周波数シンセ
サイザのみを用い、受信時には第1および第2PLL周
波数シンセサイザを用いることによって、送信間接変調
方式および受信スーパーへテロダイン方式の無線通信装
置における周波数構成を実現できる。
【0028】また特に、請求項1、2および3に係る無
線通信装置では、上述のように、送信時には第1PLL
周波数シンセサイザのみの使用で足りるので、該第1P
LL周波数シンセサイザのみを有効に作動させることに
より、送信時には第2PLL周波数シンセサイザの消費
電流を削減することが可能となる。
【0029】また、請求項4および5に係る無線通信装
置、請求項6に係る無線通信装置の周波数切替え方法、
並びに、請求項7に係る記録媒体では、周波数設定制御
部において、第1PLL周波数シンセサイザによる送信
用局部発振信号の周波数の切替えを、スロット切替えタ
イミングよりも早いタイミングでネットワーク側からの
指定情報に基づき切替周波数を設定し、該スロット切替
えタイミングで該設定情報に基づく周波数制御情報を第
1PLL周波数シンセサイザの分周数制御回路に供給し
て行うようにしている。
【0030】つまり、第1PLL周波数シンセサイザの
周波数切替制御において、従来ソフトウェアタイミング
で行なっていた周波数シンセサイザの周波数設定を、次
のようにして行うものである。即ち、前もって(スロッ
ト切替えタイミングよりも早いタイミングで)ソフトウ
ェア処理によって決定された切替周波数に基づき周波数
制御情報をレジスタ等のハードウェア記憶手段で保持
し、スロット切替えと同時に、ハードウェアタイミング
によって該周波数制御情報を周波数シンセサイザに供給
する。これにより、切替時のソフトウェア処理による周
波数設定の遅れを無くすことができ、周波数切替えの時
間を短縮して、TDMA通信における送信および受信の
各スロットでPLL周波数シンセサイザの周波数を高速
で切替えながら送受信を行うことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線通信装置、無
線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体の実施の
形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、
それぞれの実施形態の説明では、本発明に係る無線通信
装置および無線通信装置の周波数切替え方法について詳
述するが、本発明に係る記録媒体については、無線通信
装置の周波数切替え方法を実行させるためのプログラム
を記録した記録媒体であることから、その説明は以下の
無線通信装置の周波数切替え方法の説明に含まれるもの
である。
【0032】図1は本発明の一実施形態に係る無線通信
装置の構成図である。なお、本実施形態の無線通信装置
における局部発信器部では、送信時は間接変調方式に、
受信時はスーパーへテロダイン方式にそれぞれ対応した
周波数構成を採り、TDMA通信を行う。
【0033】図1において、本実施形態の無線通信装置
は、間接変調方式で送信を行う送信部102と、スーパ
ーへテロダイン方式で受信を行う受信部103と、第1
および第2の2系統のPLL周波数シンセサイザにより
送信用および受信用の局部発振信号を生成して送信部1
02および受信部103に供給する局部発振部101
と、送受信切替え用スイッチ104と、アンテナ105
とを備えて構成されている。
【0034】送信部102は、変調器(MOD)12
1、周波数変換器122、バンドパスフィルタ(BP
F)123、自動利得制御増幅器(AGC)124、お
よび増幅器125を備えた構成である。
【0035】また、受信部103は、バンドパスフィル
タ(BPF)131、増幅器(AMP)132、第1受
信周波数変換器133、第2受信周波数変換器134、
バンドパスフィルタ(BPF)135、および復調器
(DET)136を備えた構成である。
【0036】さらに、局部発振部101は、基準発振器
となる温度補償水晶発振器(TCXO)111、第1お
よび第2の2系統のPLL周波数シンセサイザのPLL
を構成するPLL−IC部112、第1電圧制御発振器
(第1VCO)113、第2電圧制御発振器(第2VC
O)114、周波数設定制御部115、分配器116お
よび分周器117を備えた構成である。図2には、局部
発振部101のより詳細な構成図を示す。
【0037】図2において、第1PLL周波数シンセサ
イザは、基準発振器111、第1位相比較器(第1P
C)212、第1低域通過フィルタ(第1LPF)21
1、第1電圧制御発振器113、第1可変分周器(第1
PD)213、および第1分周数制御回路214を備え
て構成されている。また、第2PLL周波数シンセサイ
ザも同様に、基準発振器111、第2位相比較器(第2
PC)222、第2低域通過フィルタ(第2LPF)2
21、第2電圧制御発振器114、第2可変分周器(第
2PD)223、および第2分周数制御回路224を備
えて構成されている。ここで、PLL−IC部112に
は、第1および第2の2系統のPLL周波数シンセサイ
ザの内、基準発振器111、第1電圧制御発振器11
3、第1低域通過フィルタ211、第2低域通過フィル
タ221、および第2電圧制御発振器114を除く構成
要素を含む構成となっている。
【0038】また、メモリ225には第2PLL周波数
シンセサイザの周波数設定情報が記憶されている。即
ち、第2PLL周波数シンセサイザについては周波数切
替制御を行わず、固定の周波数設定がなされる。
【0039】他方、周波数設定制御部115は、第1P
LL周波数シンセサイザの周波数切替制御を行うが、図
2に示すように、レジスタ215、マイクロプロセッサ
(MPU)216およびタイミング制御回路217を備
えた構成である。
【0040】ここで、レジスタ215は特許請求の範囲
にいう記憶手段に該当し、マイクロプロセッサ216の
ソフトウェア処理によって決定された周波数制御情報を
保持する。また、マイクロプロセッサ216は制御手段
に該当し、スロット切替えタイミングよりも早いタイミ
ングで、ネットワーク側からの指定情報に基づき切替周
波数を決定し、該切替周波数に基づく周波数制御情報を
レジスタ215に設定する。さらに、タイミング制御回
路217は、スロット切替え時にタイミング信号をレジ
スタ215に出力し、該レジスタ215の保持情報を第
1分周数制御回路214に出力させる。なお、図中CL
Kはマイクロプロセッサ216の動作クロックを示し、
CLK’は該動作クロックCLKに同期した同期クロッ
クである。即ち、タイミング制御回路217は同期クロ
ックCLK’に基づきタイミング信号の生成を行う。
【0041】次に、以上の構成による本実施形態の無線
通信装置における動作を詳細に説明する。なお、図1の
各信号線に付記されている参照符号は、該信号線の信号
周波数を表すものである。先ず、送信時には、第1電圧
制御発振器113(第1のPLL周波数シンセサイザ)
の出力信号を、分配器116を介して周波数変換器12
2および分周器117に供給する。変調器121では、
分周器117でN分周(ここでは、4分の1に分周)さ
れた信号が送信データTXD(I,Q)で変調される。
そして周波数変換器122では、該変調器121の出力
信号と第1電圧制御発振器113の出力信号から送信周
波数を得て、バンドパスフィルタ123、自動利得制御
増幅器124および増幅器125を介し、変調波として
アンテナ105より送信される。
【0042】この時、第1のPLL周波数シンセサイザ
の出力周波数をF1stとすれば、送信周波数FTXは次式
で得られる。 FTX=F1st+(F1st/4)
【0043】また、受信時には、第1電圧制御発振器1
13(第1のPLL周波数シンセサイザ)の出力信号と
アンテナ105を介して受信された受信信号を第1受信
周波数変換器133に入力して、該第1受信周波数変換
器133の出力信号を第1受信中間周波数として得る。
また第2受信周波数変換器134では、該第1受信中間
周波数の出力信号と第2電圧制御発振器114の出力信
号を入力して、該第2受信周波数変換器134の出力信
号を第2受信中間周波数として得る。
【0044】この時、受信周波数をFRXとし、第2のP
LL周波数シンセサイザの出力周波数をF2ndとすれ
ば、第1受信中間周波数F1st-IFおよび第2受信中間周
波数F2nd-IFは、次式で得られることになる。 F1st-IF=FRX−F1st F2nd-IF=F1st-IF−F2nd
【0045】以上のように、本実施形態の無線通信装置
では、PDC方式等のTDMA通信に対応すべく、送信
部102における間接変調方式と、受信部103におけ
るスーパーへテロダイン方式との両方を満たす周波数構
成とするために、第1および第2の2系統のPLL周波
数シンセサイザを備えた局部発振部101の構成とし
て、従来の直接間接方式およびスーパーヘテロダイン方
式に対応する構成とほぼ同じ回路規模で実現している。
また、このような周波数構成により、送信スロットおよ
び受信スロットで第1PLL周波数シンセサイザの周波
数切替えにおけるPLLのロックアップタイムの短縮を
図ることができる。
【0046】また、送信時には第1PLL周波数シンセ
サイザのみを用い、受信時には第1および第2PLL周
波数シンセサイザを用いることによって、送信間接変調
方式および受信スーパーへテロダイン方式の無線通信装
置における周波数構成を実現すると共に、送信時には第
1PLL周波数シンセサイザのみを有効に作動させるこ
とにより、第2PLL周波数シンセサイザの消費電流を
削減でき、低消費電力化を図ることができる。
【0047】次に、本実施形態の無線通信装置における
周波数切替え方法について詳細に説明する。上述のよう
に、周波数設定制御部115により、第1電圧制御発振
器113(第1のPLL周波数シンセサイザ)の出力信
号の周波数F1stの切替えを行うが、周波数切替制御の
概略は、マイクロプロセッサ216により、スロット切
替えタイミングよりも早いタイミングで、ネットワーク
側からの指定情報に基づき切替周波数を決定して、該切
替周波数に基づく周波数制御情報をレジスタ215に設
定し、タイミング制御回路217からのタイミング信号
により、スロット切替え時にレジスタ215の周波数制
御情報を第1PLL周波数シンセサイザの分周数制御回
路214に供給して行うものである。
【0048】図3には、本実施形態の無線通信装置にお
いて、スロット切替え時に周波数切替えを行う際の時間
的な経過を説明するタイミングチャートを示す。同図
(b)に示すように、マイクロプロセッサ216のソフ
トウェア処理は所定間隔のクロックでタイミングが刻ま
れている。同図(a)に示すように、スロットA(第1
電圧制御発振器113の出力周波数F1st=Fa)から
スロットB(F1st=Fb)に切り替えられる場合に
は、先ず、時刻T1の周波数設定処理のトリガによって
該処理が起動され、ネットワーク側からの指定情報に基
づき切替周波数が決定される。即ち、同図(c)に示す
ように、時刻T1からT2に至るまでこのソフトウェア
処理が行われて、同図(d)に示すように、時刻T2で
決定された切替周波数に基づく周波数制御情報がレジス
タ215に保持される。
【0049】次に、時刻T3では、マイクロプロセッサ
216において周波数切替えのトリガが発せられると共
に、タイミング制御回路217からタイミング信号がレ
ジスタ215に出力され、レジスタ215から第1分周
数制御回路214への周波数制御情報の供給によって、
PLL−ICに対して周波数(Fb)の設定が行われる
ことになる。この時、同図(e)に示すように、PLL
−ICへの周波数設定(時刻T3)から時刻T4までの
時間は、第1周波数シンセサイザにおける周波数引き込
み時間として経過し、その後時刻T4に、第1周波数シ
ンセサイザの第1電圧制御発振器113から周波数Fb
の出力が供給されることとなる。なお、時刻T3からT
4の周波数引き込み時間は、周波数が不定の周波数切替
区間として許容されているものである。
【0050】以上のように、本実施形態の無線通信装置
における周波数切替え方法では、予め(スロット切替え
タイミングよりも早いタイミングで)ソフトウェア処理
によって切替周波数を決定し、該切替周波数に基づき周
波数制御情報をレジスタ215に保持し、スロット切替
えと同時に、タイミング制御回路217によるハードウ
ェアタイミングによって該周波数制御情報を第1分周数
制御回路214に供給して第1周波数シンセサイザに設
定する。この周波数切替制御により、従来、周波数設定
と他のソフトウェア処理の同時処理によって生じていた
ソフトウェア処理による遅れを無くすことができ、周波
数切替えの時間を周波数引き込み時間のみに短縮して、
TDMA通信における送信および受信の各スロットで第
1PLL周波数シンセサイザの周波数を高速で切替えな
がら送受信を行うことが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線通信
装置によれば、送信部の間接変調方式と、受信部のスー
パーへテロダイン方式との両方を満たす周波数構成を、
第1および第2の2系統のPLL周波数シンセサイザを
備えた局部発振部の構成として実現でき、また該周波数
構成により、送信スロットおよび受信スロットで第1P
LL周波数シンセサイザの周波数切替えにおけるPLL
のロックアップタイムの短縮を図ることができる。
【0052】特に、送信時には第1PLL周波数シンセ
サイザのみを用い、受信時には第1および第2PLL周
波数シンセサイザを用いるので、送信時に第1PLL周
波数シンセサイザのみを有効に作動させることにより、
第2PLL周波数シンセサイザの消費電流を削減し低消
費電力化を図ることができる。
【0053】また、本発明の無線通信装置、無線通信装
置の周波数切替え方法、および記録媒体によれば、周波
数設定制御部において、第1PLL周波数シンセサイザ
による送信用局部発振信号の周波数の切替えを、スロッ
ト切替えタイミングよりも早いタイミングでネットワー
ク側からの指定情報に基づき切替周波数を設定し、該ス
ロット切替えタイミングで該設定情報に基づく周波数制
御情報を第1PLL周波数シンセサイザの分周数制御回
路に供給して行うので、切替時のソフトウェア処理によ
る周波数設定の遅れを無くすことができ、周波数切替え
の時間を短縮して、TDMA通信における送信および受
信の各スロットでPLL周波数シンセサイザの周波数を
高速で切替えながら送受信を行い得る無線通信装置、無
線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信装置の構成
図である。
【図2】実施形態の無線通信装置における局部発振部の
より詳細な構成図である。
【図3】実施形態の無線通信装置におけるスロット切替
え時に周波数切替えを行う際の時間的な経過を説明する
タイミングチャートである。
【図4】従来の無線通信装置における局部発信器部を中
心とした構成図である。
【図5】従来の無線通信装置におけるスロット切替え時
に周波数切替えを行う際の時間的な経過を説明するタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
101,501 局部発振部 102,502 送信部 103,503 受信部 104,504 送受信切替え用スイッチ 105,505 アンテナ 111,511 基準発振器,温度補償水晶発振器
(TCXO) 112,512 PLL−IC部 113,513 第1電圧制御発振器(第1VCO) 114,514 第2電圧制御発振器(第2VCO) 115 周波数設定制御部 116 分配器 117 分周器 121,521 変調器(MOD) 122,516 周波数変換器 123,523 バンドパスフィルタ(BPF) 124,522 自動利得制御増幅器(AGC) 125,524 増幅器 131,531 バンドパスフィルタ(BPF) 132,532 増幅器(AMP) 133,533 第1受信周波数変換器 134,534 第2受信周波数変換器 135,535 バンドパスフィルタ(BPF) 136,536 復調器(DET) 211,221 低域通過フィルタ(LPF) 212,222 位相比較器(PD) 213,223 可変分周器(PD) 214,224 分周数制御回路 215 レジスタ(記憶手段) 216 マイクロプロセッサ,MPU(制御手段) 217 タイミング制御回路(タイミング制御手段) 225 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 AA01 BB01 CC16 CC20 CC38 CC52 CC55 FF09 GG03 HH01 JJ01 5K011 DA03 DA08 DA15 DA26 GA02 JA01 5K020 EE02 EE03 GG01 GG09 GG25 5K028 AA01 AA06 AA11 BB04 CC02 DD01 DD02 HH02 HH03 MM12 SS02 SS12 SS24 TT02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間接変調方式で送信を行う送信部と、 スーパーへテロダイン方式で受信を行う受信部と、 送信用および受信用の局部発振信号を生成してそれぞれ
    前記送信部および前記受信部に供給する局部発振部と、
    を備えてTDMA通信を行う無線通信装置において、 前記局部発振部は、 基準発振器と、位相比較器と、低域通過フィルタと、電
    圧制御発振器と、可変分周器と、分周数制御回路と、を
    備えた第1および第2の2系統のPLL周波数シンセサ
    イザと、 前記第1PLL周波数シンセサイザの分周数制御回路を
    制御して前記送信用の局部発振信号の周波数を可変設定
    する周波数設定制御部と、を有することを特徴とする無
    線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記局部発振部は、前記第1PLL周波
    数シンセサイザの出力信号を分周する分周手段を有し、 前記送信部は、送信データで前記分周手段の出力信号を
    変調する変調手段と、 前記変調手段の出力信号と前記第1PLL周波数シンセ
    サイザの出力信号を入力して送信周波数の出力信号を得
    る送信周波数変換手段と、を有し、 前記受信部は、受信信号と前記第1PLL周波数シンセ
    サイザの出力信号を入力して第1受信周波数の出力信号
    を得る第1受信周波数変換手段と、 前記第1受信周波数の出力信号と前記第2PLL周波数
    シンセサイザの出力信号を入力して第2受信周波数の出
    力信号を得る第2受信周波数変換手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 送信時に、前記第1PLL周波数シンセ
    サイザのみを有効に作動させることを特徴とする請求項
    1または2に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数設定制御部は、前記第1PL
    L周波数シンセサイザによる前記送信用局部発振信号の
    周波数の切替えを、スロット切替えタイミングよりも早
    いタイミングでネットワーク側からの指定情報に基づき
    切替周波数を設定し、前記スロット切替えタイミングで
    該設定情報に基づく周波数制御情報を前記第1PLL周
    波数シンセサイザの分周数制御回路に供給して行うこと
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記周波数設定制御部は、 周波数制御情報を保持する記憶手段と、 スロット切替えタイミングよりも早いタイミングでネッ
    トワーク側からの指定情報に基づき切替周波数を決定
    し、該切替周波数に基づく周波数制御情報を前記記憶手
    段に設定する制御手段と、 前記スロット切替えタイミングで前記記憶手段の保持情
    報を出力させるタイミング制御手段と、を有し、 スロット切替えと同時に、前記記憶手段の保持情報を前
    記第1PLL周波数シンセサイザの分周数制御回路に供
    給して、出力信号の周波数を切替えることを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 間接変調方式で送信を行う送信部と、 スーパーへテロダイン方式で受信を行う受信部と、 第1および第2の2系統のPLL周波数シンセサイザに
    よりそれぞれ送信用および受信用の局部発振信号を生成
    してそれぞれ前記送信部および前記受信部に供給する局
    部発振部と、を備えてTDMA通信を行う無線通信装置
    の周波数切替え方法であって、 スロット切替えタイミングよりも早いタイミングで、ネ
    ットワーク側からの指定情報に基づき切替周波数を決定
    する決定ステップと、 前記切替周波数に基づく周波数制御情報を記憶する記憶
    ステップと、 前記スロット切替えタイミングで前記記憶ステップの記
    憶情報に基づき前記第1PLL周波数シンセサイザの出
    力信号の周波数を切替える切替ステップと、を有するこ
    とを特徴とする無線通信装置の周波数切替え方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の無線通信装置の周波数
    切替え方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムとして記録したコンピュータにより読み取り可能な記
    録媒体。
JP10339814A 1998-11-30 1998-11-30 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体 Pending JP2000165287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10339814A JP2000165287A (ja) 1998-11-30 1998-11-30 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10339814A JP2000165287A (ja) 1998-11-30 1998-11-30 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000165287A true JP2000165287A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18331080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10339814A Pending JP2000165287A (ja) 1998-11-30 1998-11-30 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000165287A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150403A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社Jvcケンウッド 無線通信装置およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150403A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社Jvcケンウッド 無線通信装置およびプログラム
JP7074100B2 (ja) 2019-03-13 2022-05-24 株式会社Jvcケンウッド 無線通信装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3253630B2 (ja) 位相ロックループのための位相同期回路
JP5105688B2 (ja) 共通基準発振器を用いたマルチモード無線通信装置
KR960700578A (ko) 자동 주파수 제어 장치(Automatic Frequency Control Apparatus)
JPH0151100B2 (ja)
US6356770B1 (en) Composite mobile communication device
US6112068A (en) Phase-locked loop circuit with switchable outputs for multiple loop filters
JPH08265140A (ja) 位相同期ループにおいてフィードバック分周比を決定する方法および装置
EP0735715B1 (en) Radio communication terminal station
US7289542B2 (en) Method for operating a PLL frequency synthesis circuit
JPH08265141A (ja) デジタル位相同期ループを制御する方法および装置ならびにコードレス電話
JP3868117B2 (ja) 高周波信号発生器
JP2000165287A (ja) 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体
WO2003096561A1 (fr) Appareil de communication mobile
JP2001119317A (ja) 無線通信装置、無線通信装置の周波数切替え方法および記録媒体
JP3836794B2 (ja) 位相同期ループ
JP2005514850A (ja) 位相固定ループで駆動される多状態の直接ディジタルシンセサイザを備えるトランシーバ
JPH08505755A (ja) 位相ロック・ループの要素を動作可能にする装置および方法
JP3203119B2 (ja) 周波数シンセサイザ回路
JPH04297150A (ja) スペクトル拡散通信におけるディジタル変調方式
JPH1174807A (ja) 位相同期装置
JPH07111482A (ja) 自動周波数制御装置
JP2002151960A (ja) Pll回路
JP2001094447A (ja) 移動無線端末装置
JP2001127599A (ja) 基準クロック生成回路および携帯機
CN115833827A (zh) 锁相环的控制方法及装置、通信装置及存储介质