JP2000165170A - 高周波面実装部品 - Google Patents

高周波面実装部品

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JP2000165170A
JP2000165170A JP10335389A JP33538998A JP2000165170A JP 2000165170 A JP2000165170 A JP 2000165170A JP 10335389 A JP10335389 A JP 10335389A JP 33538998 A JP33538998 A JP 33538998A JP 2000165170 A JP2000165170 A JP 2000165170A
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JP
Japan
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electrode
capacitor
inductance
ceramic substrate
printed
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Pending
Application number
JP10335389A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Iwasa
正治 岩佐
Mikio Nozu
幹雄 野津
Hideyuki Ito
秀行 伊藤
Kazuo Nanaumi
和夫 七海
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、薄型化された高周波面実装部品を
提供することを目的としたものである。 【解決手段】 セラミック基板11の上面に印刷された
インダクタンス13と、前記セラミック基板11の下面
に印刷されたコンデンサの第1の電極16と、この第1
の電極の下方に誘電体層17を挟んで印刷された第2の
電極18と、前記セラミック基板11に設けられた側面
電極12とを備え、前記側面電極12の少なくとも一つ
をグランド電極にするとともに、前記コンデンサの第2
の電極18と接続した構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話等に使用さ
れる高周波面実装部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高周波面実装部品について
説明する。
【0003】従来の高周波面実装部品は図8に示すよう
に、インダクタンス1が印刷された誘電体基板2と、そ
の上に設けられた誘電体基板3と、コンデンサの第1の
電極4が印刷されるとともに前記誘電体基板2の下方に
設けられた誘電体基板5と、コンデンサの第2の電極6
が印刷されるとともに前記誘電体基板5の下方に設けら
れた誘電体基板7とを備えた構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、誘電体基板2,3,5,7を何層
にも積層することにより部品の厚みが増してしまい、低
背化が困難であるという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、薄型化された高周波面実装部品を提供するこ
とを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波面実装部品は、セラミック基板の上面
に印刷されたインダクタンスと、前記セラミック基板の
下面に印刷されたコンデンサの第1の電極と、この第1
の電極の下方に誘電体を挟んで印刷された第2の電極
と、前記セラミック基板の側面に設けられた側面電極と
を備え、前記側面電極の少なくとも一つをグランド電極
とするとともに、このグランド電極に前記コンデンサの
第2の電極を接続したものである。
【0007】これにより、高周波面実装部品の薄型化を
図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、セラミック基板の上面に印刷されたインダクタンス
と、前記セラミック基板の下面に印刷されたコンデンサ
の第1の電極と、この第1の電極の下方に誘電体を挟ん
で印刷された第2の電極と、前記セラミック基板の側面
に設けられた側面電極とを備え、前記側面電極の少なく
とも一つをグランド電極とするとともに、このグランド
電極に前記コンデンサの第2の電極を接続したことを特
徴とする高周波面実装部品であり、このように1枚のセ
ラミック基板の両面に多層印刷により素子を形成するこ
とにより、部品の薄型化を図ることができ、またコンデ
ンサのグランド側の電極を部品底面に配置することによ
り、実装基板のパターンの影響を受けることなく安定し
た動作を図ることができるものとなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、渦巻き形状に形
成されたインダクタンスと、このインダクタンスの上面
に設けられた絶縁材料とを有し、この絶縁材料の上面に
印刷された引き出し電極で、前記渦巻き形状のインダク
タンスの中央部からセラミック基板の側面電極へ導出し
たことを特徴とする請求項1に記載の高周波面実装部品
であり、この構成を用いることにより層間のスルーホー
ルを用いることなく他の素子と接続することができ、部
品の小型化を図ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、引き出し電極の
インダクタンスと交差した部分は、他の部分より細くし
たことを特徴とする請求項2に記載の高周波面実装部品
であり、インダクタンスと絶縁層を介して電極が対向す
ることにより発生する浮遊容量を小さくすることがで
き、特性の劣化を抑えることができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、コンデンサの第
1の電極はコンデンサの第2の電極の領域内にあること
を特徴とする請求項1に記載の高周波面実装部品であ
り、印刷ずれによる容量変化を防止することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、コンデンサの第
1の電極のうちコンデンサの第2の電極の一辺と交差し
た部分の幅を他の部分より細くしたことを特徴とする請
求項4に記載の高周波面実装部品であり、印刷ずれによ
る容量変化を最小限にできる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施形態における高周
波面実装部品の斜視図である。図1において11はセラ
ミック基板、12はこのセラミック基板11の側面にス
ルーホールにより形成された側面電極、13はセラミッ
ク基板11上面に設けられた渦巻き形状のインダクタン
スである。
【0014】図2は渦巻き形状のインダクタンス13の
拡大図であり、このインダクタンス13の中央部から側
面電極12までガラスよりなる絶縁層14を介して引き
出し電極15が設けられている。またこの引き出し電極
15のうち、インダクタンス13と交差する部分15a
は側面電極12の幅よりも細くすることにより、浮遊容
量の発生を最小限に抑えている。
【0015】図3はこの高周波面実装部品の裏面図であ
り、側面電極12に接続されたコンデンサの第1の電極
16と、第2の電極18がガラスよりなる誘電体層17
を介して印刷されている。
【0016】図4はコンデンサの第1の電極16と、第
2の電極18の関係を示した詳細図である。側面電極1
2に接続されたコンデンサの第1の電極16は、コンデ
ンサの第2の電極18の面積よりも十分小さく構成され
ており、かつ側面電極12との接続部分16aはできる
だけ細くすることにより、印刷ずれが起きても容量の変
化が少なくなるように構成されている。
【0017】図5は本発明の高周波面実装部品の断面図
である。セラミック基板11の側面にはスルーホールに
より構成された側面電極12を有し、上面にはインダク
タンス13と絶縁層14を挟んで接続された引き出し電
極15が印刷されており、最上面には保護用の絶縁ガラ
ス19が印刷されている。また前記セラミック基板11
の下面には側面電極12に接続されたコンデンサの第1
の電極16と、コンデンサの第2の電極18が誘電体層
17を挟んで印刷されており、最下面には保護用の絶縁
ガラス19が印刷されている。
【0018】図6は本発明の高周波面実装部品を使用し
たフィルター付方向性結合器の回路図である。図6にお
いて入力端子24に入力された信号の大部分は、方向性
結合器の主線路25を介し出力端子26に出力される
が、一部の信号は方向性結合器の副線路22を介して結
合出力端子21に出力される。また出力端子26に入力
された信号の一部は方向性結合器の副線路22を介して
結合出力端子23に出力されるが、この端子は外部の抵
抗27を介して接地されており、信号は全てこの抵抗2
7により消費される。また入力端子24はインダクタン
ス28を介しコンデンサ29の一方の端子に接続され、
コンデンサ29の他方の端子は接地されているため、イ
ンダクタンス28とコンデンサ29の共振周波数付近の
信号はインダクタンス28とコンデンサ29を介しグラ
ンドに流れる。同様に出力端子26はインダクタンス3
0を介しコンデンサ31の一方の端子に接続され、コン
デンサ31の他方の端子は接地されているため、インダ
クタンス30とコンデンサ31の共振周波数付近の信号
はインダクタンス30とコンデンサ31を介しグランド
に流れる。このうちインダクタンス28とコンデンサ2
9、およびインダクタンス30とコンデンサ31の少な
くとも一方が図1〜図5の高周波面実装部品で構成され
ている。
【0019】図7は本発明の高周波面実装部品を使用し
た分配器の回路図である。図7において入力端子32に
入力された信号はインダクタンス40を介し2分配さ
れ、一方はインダクタンス33を介し出力端子35に流
れ、他方はインダクタンス34を介し出力端子36に流
れる。また入力端子32はコンデンサ37を介して接地
され、入力インピーダンスが50Ωに整合されている。
また出力端子35,36の間にはコンデンサ38、抵抗
39が接続され出力端子間のアイソレーションを得てい
る。そしてこれらのインダクタンス33,34,40と
コンデンサ37,38が図1の高周波面実装部品で構成
されている。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セラミッ
ク基板の上面に印刷されたインダクタンスと、前記セラ
ミック基板の下面に印刷されたコンデンサの第1の電極
と、この第1の電極の下方に誘電体を挟んで印刷された
第2の電極と、前記セラミック基板の側面に設けられた
側面電極とを備え、前記側面電極の少なくとも一つをグ
ランド電極とするとともに、このグランド電極に前記コ
ンデンサの第2の電極を接続した構成としたことによ
り、高周波面実装部品の薄型化を図ることができ、かつ
実装基板上のパターンの影響を受けることなく安定した
動作が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による高周波面実装部品
の斜視図
【図2】同高周波面実装部品の要部平面図
【図3】同高周波面実装部品の裏面図
【図4】同高周波面実装部品の要部裏面図
【図5】同高周波面実装部品の断面図
【図6】同本発明を用いたフィルター付方向性結合器の
回路図
【図7】同本発明を用いた分配器の回路図
【図8】従来の高周波面実装部品の分解斜視図
【符号の説明】
11 セラミック基板 12 側面電極 13 インダクタンス 16 コンデンサの第1の電極 18 コンデンサの第2の電極
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03H 7/48 H01F 15/00 D H05K 1/16 H01G 4/40 321A (72)発明者 伊藤 秀行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 七海 和夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E351 AA07 BB04 BB09 BB15 GG09 GG20 5E070 AA05 AB01 CB03 CB12 CB18 CB20 DA15 DB08 EA01 5E082 AA01 AB03 BB01 BC39 DD08 EE04 EE35 FF05 GG10 HH43 5J024 AA01 AA09 CA09 DA04 DA28 DA29 DA33 DA35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基板の上面に印刷されたイン
    ダクタンスと、前記セラミック基板の下面に印刷された
    コンデンサの第1の電極と、この第1の電極の下方に誘
    電体を挟んで印刷された第2の電極と、前記セラミック
    基板の側面に設けられた側面電極とを備え、前記側面電
    極の少なくとも一つをグランド電極とするとともに、こ
    のグランド電極に前記コンデンサの第2の電極を接続し
    たことを特徴とする高周波面実装部品。
  2. 【請求項2】 渦巻き形状に形成されたインダクタンス
    と、このインダクタンスの上面に設けられた絶縁材料と
    を有し、この絶縁材料の上面に印刷された引き出し電極
    で、前記渦巻き形状のインダクタンスの中央部からセラ
    ミック基板の側面電極へ導出したことを特徴とする請求
    項1に記載の高周波面実装部品。
  3. 【請求項3】 引き出し電極のインダクタンスと交差し
    た部分は、他の部分より細くしたことを特徴とする請求
    項2に記載の高周波面実装部品。
  4. 【請求項4】 コンデンサの第1の電極はコンデンサの
    第2の電極の領域内にあることを特徴とする請求項1に
    記載の高周波面実装部品。
  5. 【請求項5】 コンデンサの第1の電極のうちコンデン
    サの第2の電極の一辺と交差した部分の幅を他の部分よ
    り細くしたことを特徴とする請求項4に記載の高周波面
    実装部品。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302