JP2000164665A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JP2000164665A
JP2000164665A JP33711898A JP33711898A JP2000164665A JP 2000164665 A JP2000164665 A JP 2000164665A JP 33711898 A JP33711898 A JP 33711898A JP 33711898 A JP33711898 A JP 33711898A JP 2000164665 A JP2000164665 A JP 2000164665A
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integrated circuit
circuit device
semiconductor integrated
wafer
grid line
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JP33711898A
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Kenichi Furuta
建一 古田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ表面部の阻止耐圧を向上させるととも
に、耐圧特性測定時にチップ表面部で電流が流れること
を防ぐことができ、素子破壊を防止することができる半
導体集積回路装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 高耐圧型ダイオードは、N型基板21、
P型拡散領域22、表面絶縁膜23及び電極配線24等
からなるダイオード部20と、ダイオード部20の周囲
を囲み、ウエハ上に形成されたチップを個々に切断する
切断領域となるグリットライン部26とを備え、グリッ
トライン部26全面には、P型拡散領域22と同等以上
の深いボロン層によるグリットライン部P型拡散領域3
1を形成するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐圧半導体集積
回路装置及びその製造方法に関し、例えば、絶縁ゲート
形電界効果トランジスタ(IGFET:insulated gate
FET)を備えた半導体集積回路装置及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】MOS FET(metal-oxide-semicond
uctor field effect transistor)の基本的な構造は、
Si基板上に薄い酸化膜を介して金属電極を設けたいわ
ゆるMOSキャパシタの両側に、キャリアの供給源とな
るソースと、キャリアを取り出すドレインを配置したも
のである。酸化膜上の金属電極は、ソース・ドレイン間
のコンダクタンスを制御する機能のためにゲートとよば
れ、高濃度に不純物をドープしたポリシリコン(多結晶
シリコン)やシリサイドなどが多く用いられる。
【0003】一方、高耐圧(high voltage)トランジス
タ(耐圧約1000V)などの個別素子により回路を構
成する場合がある。高耐圧トランジスタや高耐圧ダイオ
ードは、素子自体の高耐圧が必要であるので、その製造
技術と密接な関係がある。
【0004】従来のこの種の高耐圧の半導体集積回路装
置としては、例えば図6〜図9に示すものがある。
【0005】図6及び図7は、高耐圧の半導体集積回路
装置例として、VDMOS FET(vertical double-
diffused MOS FET:縦形2重拡散MOS FET)の基
本構造を示す模式図であり、図6はその上面図、図7は
図6のA−A′矢視断面図である。
【0006】図6及び図7において、1はゲートパッ
ト、2はソースパット、3は半導体素子を保護するため
のPV(パッシベーション)膜、4はドレイン部となる
グリットライン、5は耐圧向上部、6はSiウエハ、7
は電極パットにワイヤーボンディングされたワイヤーで
ある。
【0007】ここで、ゲートパット1及びソースパット
2を中央部付近に配置し、このゲートパット1及びソー
スパット2にボンディングされるワイヤー7を長くする
と、ワイヤー7のぶれが大きくなり、これによってチッ
プ角部にワイヤー7が接触し、このためにソース・ドレ
イン、ゲート・ドレイン間ショートが発生してしまう。
これを避けるため、図6及び図7に示すように、ゲート
パット1及びソースパット2は耐圧向上部5に隣接した
位置に配置するようにしている。
【0008】また、一般にVDMOSは、チップ周囲部
に耐圧を向上させる構造(以下、この構造をしている部
分を耐圧向上部という)があるため、ゲートパット1及
びソースパット2は結局、チップ内側でかつ耐圧向上部
5に隣接した位置に配置し、耐圧を低下させないででき
る限りゲートパット1及びソースパット2にボンディン
グされるワイヤー7を短くするように構成している。
【0009】以上はVDMOSの場合であるが、バイポ
ーラトランジスタの場合も同様である。
【0010】図8及び図9は、高耐圧型バイポーラトラ
ンジスタ(耐圧約1000V)の基本構造を示す模式図
であり、図8はその上面図、図9は図8のA−A′矢視
断面図である。
【0011】図8及び図9において、11はベースパッ
ト、12はエミッタパット、13は半導体素子を保護す
るためのPV(パッシベーション)膜、14はコネクタ
部となるグリットライン、15は耐圧向上部、16はS
iウエハ、17は電極パットにワイヤーボンディングさ
れたワイヤーである。コネクタは裏面に配置されてい
る。
【0012】図8及び図9に示すように、高耐圧型バイ
ポーラトランジスタの場合も、前記VDMOSの場合と
同様に、ベースパット11及びエミッタパット12は、
チップ内側でかつ耐圧向上部15に隣接した位置に配置
し、耐圧を低下させないでできる限りベースパット11
及びエミッタパット12にボンディングされるワイヤー
17を短くするように構成している。
【0013】また、上述した例では、パットと耐圧向上
部とが非常に近い位置にあるように図示しているが、実
際のパワーMOS等では、パッド周囲部に余裕を持たせ
たガードリング構造等をとっており所定の耐圧は確保さ
れた構造となっている。
【0014】高耐圧の半導体集積回路装置例として、高
耐圧トランジスタについて説明したが、他の半導体集積
回路装置、例えば高耐圧ダイオードの場合も同様であ
る。
【0015】図10は、高耐圧型ダイオードのチップ周
辺部の構造を示す断面図である。
【0016】図10において、21はN型基板、22は
P型拡散領域、23は表面絶縁膜、24はAl等の電極
配線、25は半導体素子を保護するためのPV(パッシ
ベーション)膜、26はウエハ状態からチップをダイシ
ングする際の切断の目安となるグリットライン部であ
り、K部はカソード、A部はアノード、B部はアノード
端部、C部はアノード電極端部、D部はグリットライン
端部である。
【0017】上記高耐圧の半導体集積回路装置では、ウ
エハプロセス終了後に耐圧試験が実施される。例えば、
図10に示す高耐圧型ダイオードの場合には、多数の針
状の端子を持つウエハプローブのプルーブによりK部
(カソード)を+の電極に、A部(アノード)をグラン
ドに接続し所定の高電圧を印加して耐圧測定を行う。こ
のようにしてウエハに形成されているチップの電気特性
を測定し、ウエハ状態で良品チップの選別を行う。
【0018】ところで、上記高耐圧の半導体集積回路装
置においても製造コスト低減のためにチップサイズの小
さくすることが求められている。チップサイズを小さく
するために、例えば上記高耐圧型ダイオードでは、PN
ジャンクション部が要求されている耐圧を満足した状態
で最小のB(アノード端部)−D(グリットライン端
部)間の距離、または、C(アノード電極端部)−D
(グリットライン端部)間の距離を設定している。この
場合、PV膜25が若干厚い場合はB−D間の距離を、
PV膜25が十分に厚い場合はC−D間の距離を最小に
設定している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体集積回路装置にあっては、耐圧測定時
に高電圧を印加した場合、印加電圧が高いため、一番電
流が流れ易い各端部間で電流が流れ、これにより素子を
破壊してしまうことがあるという問題点があった。
【0020】例えば、上記高耐圧型ダイオードの耐圧測
定時には、K部(カソード)を+の電極に、A部(アノ
ード)をグランドに接続する。このとき、ウエハ表面の
グリットライン部26がドレイン電位となるため、C−
D間、またはB−D間で電流が流れ素子破壊を起こして
しまうことがあるという問題点があった。PV膜25が
若干厚い時にはB−D間で電流が流れ、またPV膜25
が十分に厚い時にはC−D間で電流が流れて素子破壊に
至る。
【0021】本発明は、チップ表面部の阻止耐圧を向上
させるとともに、耐圧特性測定時にチップ表面部で電流
が流れることを防ぐことができ、素子破壊を防止するこ
とができる半導体集積回路装置及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体集積
回路装置は、高電圧が印加され得る半導体集積回路装置
において、半導体素子形成領域を有するチップと、該半
導体素子形成領域を取り囲み、ウエハ上に形成されたチ
ップを個々に切断する切断領域となるグリットライン部
とを備え、グリットライン部が形成される基板にイオン
注入による拡散層を設けるように構成する。
【0023】上記イオン注入による拡散層は、半導体素
子形成領域に形成される拡散層と略同等の深さ及び特性
を有する拡散層であってもよく、また、上記イオン注入
による拡散層は、半導体素子形成領域に形成される拡散
層と同じ工程で形成された拡散層であってもよい。
【0024】上記イオン注入による拡散層は、隣り合う
チップ同士で分かれて形成されたものであってもよく、
また、上記イオン注入による拡散層は、N型基板に、ホ
ウ素(B)又はフッ化ホウ素(BF2)をイオン注入し
て形成されたボロン層であってもよい。
【0025】本発明に係る半導体集積回路装置は、ウエ
ハ周辺部では、イオン注入による拡散層を形成しないよ
うに構成してもよい。
【0026】本発明に係る半導体集積回路装置は、ウエ
ハ周辺部にダミーパターンを設け、ダミーパターンに
は、イオン注入による拡散層を形成しするように構成し
てもよい。
【0027】本発明に係る半導体集積回路装置の製造方
法は、高電圧が印加され得る半導体集積回路装置の製造
方法において、グリットライン部が形成される基板にイ
オン注入による拡散層を設ける工程と、拡散層が形成さ
れた基板に半導体素子及びグリットライン部を形成する
工程とを順次実施することを特徴とする。
【0028】本発明に係る半導体集積回路装置の製造方
法は、ウエハ状態で半導体素子の耐圧を測定する工程
と、ウエハ上のチップをグリットライン部に沿って個々
のチップに切断するダイシング工程とを順次実施するも
のであってもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体集積回路装置
は、高耐圧半導体集積回路装置としてMOS又はバイポ
ーラトランジスタを用いた半導体集積回路装置に適用す
ることができる。 第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装
置の構造を示す断面図であり、本実施形態に係る半導体
集積回路装置は、高耐圧型ダイオードに適用した例であ
る。なお、本実施形態に係る半導体集積回路装置の説明
にあたり図10に示す高耐圧型ダイオードと同一構成部
分には同一符号を付している。
【0030】図1において、21はN型基板、22はP
型拡散領域、23は表面絶縁膜、24はAl等の電極配
線、25は半導体素子を保護するためのPV(パッシベ
ーション)膜、26はウエハ状態からチップをダイシン
グする際の切断の目安となるグリットライン部、31は
グリットライン部26全面に深いボロン層により形成さ
れたグリットライン部P型拡散領域(拡散層)であり、
K部はカソード、A部はアノード、B部はアノード端
部、C部はアノード電極端部、D部はグリットライン端
部である。
【0031】すなわち、本実施形態に係る高耐圧型ダイ
オード構造は、N型基板21、P型拡散領域22、表面
絶縁膜23及び電極配線24等からなるダイオード部2
0(半導体素子)と、該ダイオード部20の周囲を囲
み、ウエハ上に形成されたチップを個々に切断する切断
領域となるグリットライン部26とを備え、グリットラ
イン部26全面には、P型拡散領域22と同等以上の深
いボロン層によるグリットライン部P型拡散領域31が
形成された構成となっている。但し、本実施形態では、
後述する理由によってウエハ周辺部のグリットライン部
26については、上記深いボロン層によるグリットライ
ン部P型拡散領域31は形成しないようにしている。
【0032】ウエハ上には、上記ダイオード構造のチッ
プが整列して複数個配置され、チップ同士はグリットラ
イン部P型拡散領域31を介して隣り合う構成となって
いる。
【0033】このように、本実施形態に係る高耐圧型ダ
イオードは、前記図10に示す従来の高耐圧型ダイオー
ドにおいて、グリットライン部26全面に深いボロン層
によるグリットライン部P型拡散領域31が形成された
構造となっている。
【0034】以下、上述のように構成された半導体集積
回路装置の製造方法を説明する。
【0035】図2及び図3は上記高耐圧型ダイオード構
造の製造工程を説明するための工程断面図である。
【0036】まず、図2(a)に示すように、抵抗率1
00Ωcm程度のN型基板21を用意し、このN型基板
21上にフォトレジスト27を均一に塗布する。次に、
図2(b)に示すように、LSIパターンの描かれたガ
ラスマスクを通して紫外線(UV)を照射してマスクパ
ターンを焼き付け、ポジレジストの場合は感光した部分
(ネガレジストの場合は非感光部分)を流し去る。
【0037】次に、図2(c)に示すように、レジスト
パターンが形成されたN型基板21上に、このレジスト
パターンをマスクにp型不純物としてボロン(B)を5
0keV、5×1012cm-2程度の条件でイオン注入
し、P型拡散領域22及びグリットライン部P型拡散領
域31を形成する。p型不純物としては、フッ化ホウ素
(BF2)を用いてもよい。本実施形態では、ダイオー
ドのPNジャンクション部となるP型拡散領域22に加
えて、同一工程で同時に、グリットライン部全面につい
てもグリットライン部P型拡散領域31を形成すること
を特徴とする。この場合、ボロンのイオン注入によるボ
ロン層の深さは、グリットライン部P型拡散領域31が
P型拡散領域22と同等以上であればよい。したがっ
て、本実施形態では、従来のレジストのマスクパターン
を、グリットライン部26が開口した形状のものに変更
するだけで、同一工程でグリットライン部26全面にグ
リットライン部P型拡散領域31を形成することができ
る。
【0038】次に、マスク材としての役割を終えたフォ
トレジスト27を除去する(図2(d)参照)。ここま
での工程により、図2(d)に示すような断面形状が得
られる。
【0039】次に、熱酸化等により表面絶縁膜23を6
μm程度成長させ、その上にフォトレジスト(図示せ
ず)を均一に塗布し、フォトリソグラフィーにより形成
されたレジストパターンをマスクにして表面絶縁膜23
をエッチングする。マスク材として使用したフォトレジ
ストを除去すると、ここまでの工程により、図3(e)
に示すような断面形状が得られる。
【0040】次に、図3(f)に示すように、表面絶縁
膜23が形成されたN型基板21上に、例えば真空蒸着
法を用いて電極配線24となる1μm程度のAl膜を形
成し、フォトリソグラフィーにより電極配線24をパタ
ーニングする。
【0041】最後に、図3(g)に示すように、半導体
素子を保護するためにPSG膜などのPV(パッシベー
ション)膜25を全体に1μm程度堆積させ、その後フ
ォトリソグラフィーによりアノードA部分及びグリット
ライン部26に所定の開孔部をエッチング形成してウェ
ハプロセスを終了する。
【0042】なお、ウエハプロセス終了後にウエハ状態
において高耐圧型ダイオードの耐圧試験が実施される。
例えば、ウエハプロービング試験として針状の端子をカ
ソードKを+の電極に、アノードAをグランドに接続し
所定の高電圧を印加して耐圧測定を行う。このようにし
てウエハに形成されているチップの電気特性を測定し、
ウエハ状態で良品チップの選別を行う。
【0043】以下、上述のように構成された半導体集積
回路装置の動作を説明する。
【0044】上記高耐圧型ダイオードの耐圧測定時に
は、K部(カソード)を+の電位に、A部(アノード)
をグランド(接地電位)を印加する。このために、図1
において、B部(アノード端部)及びC部(アノード電
極端部)にグランドを印加することになる。
【0045】前記図10に示す従来例では、グリットラ
イン部26がドレイン電位となるため、B−C間、また
はB−D間で電流が流れ素子破壊を起こしてしまうこと
があった。
【0046】これに対して本実施形態では、D部(グリ
ットライン端部)において、グリットライン部26に深
いボロン層によるグリットライン部P型拡散領域31が
形成されているため、この部分にPNジャンクションが
存在してダイオードとなる。これにより、従来例のよう
にグリットライン部26がドレイン電位と同電位にはな
らずオープン状態となる。したがって、B(C)部−D
部間の電位差が殆どなくなるのでB−C間、またはB−
D間で電流が流れるのを防ぐことができ、素子破壊を防
止することができる。
【0047】ところで、上述したウエハ生成工程により
ウエハには多数のチップが形成されるが、一般にウエハ
周辺部にはその中心部より欠陥が多く存在する。このよ
うな欠陥が、グリットライン部P型拡散領域31に存在
すると、この部分のPNジャンクションが破壊されるこ
とがあり、この場合には、上記D部がドレイン電位とな
るため、B−C間、またはB−D間で電流が流れ素子破
壊を起こしてしまうことがある。すなわち、ウエハに欠
陥があると、グリットライン部P型拡散領域31を形成
した効果が失われて従来例と同様の素子破壊が生じてし
まう。
【0048】上記不具合を避けるため、本実施形態で
は、グリットライン部P型拡散領域31は、上記ウエハ
周辺部の欠陥多発部を除いたウエハ中心部のみに形成す
るようにする。
【0049】また、ウエハを、グリットライン部26に
沿って個々のチップに切断するダイシング工程を考え
る。ダイシング後のチップ状態となると、グリットライ
ン部26はダイシングされているためにこのグリットラ
イン部26に欠陥が多発することがある。この場合もグ
リットライン部26の欠陥によって上記D部がドレイン
電位となる。しかし、この場合はダイシング後のチップ
状態で生じた欠陥であるため、ウエハ状態で生じた欠陥
の場合と異なり、樹脂封止、気密封止等のパッケージン
グによって製品となった時はB(C)−D間の耐圧は向
上し、製品完成時においてB(C)−D間で電流が流れ
るのを防ぐことができ、素子破壊を防止することができ
る。
【0050】このように、本実施形態では、グリットラ
イン部26で、かつウエハ周辺部を除いた領域にグリッ
トライン部P型拡散領域31を形成することにより、ウ
エハ状態で耐圧特性等を測定する時のウエハ表面のB
(C)−D間で電流が流れるのを防ぐことができ、素子
破壊を防止することができる。また、製品状態では、上
述した理由により、製品完成時においてB(C)−D間
で電流が流れるのを防ぐことができ、素子破壊を防止す
ることができる。その結果、ウエハプロセスから組立工
程終了までの全般にわたってB(C)−D間で素子破壊
を防止することができる。
【0051】以上、高耐圧型ダイオードの耐圧測定につ
いて述べたが、この耐圧測定の後(耐圧測定の前でもよ
い)には半導体集積回路装置の機能試験が行われる。こ
こでは、高耐圧型ダイオードのダイオード動作を試験す
る。まず、図1において、アノードAに+の電位を、カ
ソードKにグランド(接地電位)を印加し、アノードA
からカソードKに電流が流れることを試験するととも
に、アノードAにグランドを、カソードKに+の電位を
印加し、カソードKからアノードAに電流が流れないこ
とを試験する。
【0052】以上説明したように、第1の実施形態に係
る高耐圧型ダイオードは、N型基板21、P型拡散領域
22、表面絶縁膜23及び電極配線24等からなるダイ
オード部20と、ダイオード部20の周囲を囲み、ウエ
ハ上に形成されたチップを個々に切断する切断領域とな
るグリットライン部26とを備え、グリットライン部2
6全面には、P型拡散領域22と同等以上の深いボロン
層によるグリットライン部P型拡散領域31を形成する
ように構成したので、グリットライン部P型拡散領域3
1によりPNジャンクションが存在することによりグリ
ットライン部26をオープン状態として、B(C)部−
D部間で電流が流れるのを防ぐことができ、素子破壊を
防止することができる。
【0053】特に、高耐圧半導体集積回路装置の高集積
化がより進んでB(C)部−D部間の距離がより小さく
なる場合にもウエハ表面の電位差が極めて小さい構造と
なっているため耐圧測定時の素子破壊を防止することが
できる。第2の実施形態図4は本発明の第2の実施形態
に係る半導体集積回路装置の構造を示す断面図であり、
本実施形態に係る半導体集積回路装置は、高耐圧型ダイ
オードに適用した例である。なお、本実施形態に係る半
導体集積回路装置の説明にあたり図1に示す高耐圧型ダ
イオードと同一構成部分には同一符号を付している。
【0054】図4において、21はN型基板、22はP
型拡散領域、23は表面絶縁膜、24はAl等の電極配
線、25は半導体素子を保護するためのPV(パッシベ
ーション)膜、26はウエハ状態からチップをダイシン
グする際の切断の目安となるグリットライン部、41は
グリットライン部26全面に深いボロン層により形成さ
れたグリットライン部P型拡散領域(拡散層)であり、
K部はカソード、A部はアノード、B部はアノード端
部、C部はアノード電極端部、D部はグリットライン端
部である。
【0055】本高耐圧型ダイオードのグリットライン部
26全面には、P型拡散領域22と同等以上の深いボロ
ン層によるグリットライン部P型拡散領域41が形成さ
れた構成となっており、グリットライン部P型拡散領域
41は、各々のチップで独立するように形成されてい
る。また、図4破線部分は、このグリットライン部P型
拡散領域41のPNジャンクションにより生じた空乏層
の伸びを示す。
【0056】上記高耐圧型ダイオード構造のチップは、
ウエハ上に整列して複数個配置される。
【0057】図5は上記高耐圧型ダイオード構造のチッ
プが形成されるウエハの構造を示す図であり、図5
(a)はその上面図、図5(b)はその要部を拡大して
示す上面図である。
【0058】図5(b)において、ウエハ上には、本パ
ターンとして示す上記ダイオード構造のチップが整列し
て複数個配置され、チップ同士はグリットライン部P型
拡散領域41を介して隣り合う構成となっている。
【0059】また、ウエハ周辺部には、ウエハ中心部に
形成される上記ダイオード構造のチップとは別に所定形
状のダミーパターンが形成される。このダミーパターン
の周囲にも深いボロン層によるグリットライン部P型拡
散領域41が形成されている。
【0060】このように、本実施形態に係る高耐圧型ダ
イオードは、グリットライン部26全面に深いボロン層
によるグリットライン部P型拡散領域41が、隣り合う
チップ同士で分かれて形成されるとともに、ウエハ周辺
部には、所定形状のダミーパターンが形成された構造と
なっている。
【0061】本実施形態に係る半導体集積回路装置の製
造方法は、上記ダミーパターン及びグリットライン部P
型拡散領域41を形成するためのマスクパターン等が異
なること以外は前記第1の実施形態と同様な方法で製造
できるため製造方法の説明を省略する。
【0062】以下、上述のように構成された半導体集積
回路装置の動作を説明する。
【0063】高耐圧型ダイオードの機能試験では、ま
ず、図4において、アノードAに+の電位を、カソード
Kにグランド(接地電位)を印加し、アノードAからカ
ソードKに電流が流れることを試験するとともに、アノ
ードAにグランドを、カソードKに+の電位を印加し、
カソードKからアノードAに電流が流れないことを試験
する。
【0064】一方、上記高耐圧型ダイオードの耐圧測定
時には、K部(カソード)を+の電位に、A部(アノー
ド)をグランド(接地電位)を印加する。このために、
図4において、B部(アノード端部)及びC部(アノー
ド電極端部)にグランドを印加することになる。
【0065】D部(グリットライン端部)において、グ
リットライン部26に深いボロン層によるグリットライ
ン部P型拡散領域41が形成されているため、この部分
にPNジャンクションが存在してダイオードとなる。こ
れにより、従来例のようにグリットライン部26がドレ
イン電位と同電位にはならずオープン状態となる。した
がって、B(C)部−D部間の電位差が殆どなくなるの
でB−C間、またはB−D間で電流が流れるのを防ぐこ
とができ、素子破壊を防止することができる。
【0066】また、上記PNジャンクションにより空乏
層が存在し、この空乏層は図4破線に示すように周囲の
チップのグリットライン部P型拡散領域41より深くま
で伸びている。ここで、グリットライン部P型拡散領域
41は、各々のチップで独立するように形成されている
ため、前記第1の実施形態に比べ空乏層の伸びる領域が
狭小になる。このため、このグリットライン部P型拡散
領域41部分におけるエピ欠陥による耐圧劣化の発生頻
度を減らすことができ、結果的にB(C)−D間で素子
破壊されるチップ個数を少なくすることができる。
【0067】また、第1の実施形態で述べたように、ウ
エハ周辺部にはその中心部より欠陥が多く存在し(図5
(a)参照)、このような欠陥がグリットライン部P型
拡散領域41に存在すると、この部分のPNジャンクシ
ョンが破壊されることがあり、さらに、ウエハ周辺部の
チップは周辺部方向に空乏層を伸ばすことができないこ
とがある。
【0068】そこで本実施形態では、ウエハ周辺部にダ
ミーパターンを設け、かつこのダミーパターンに空乏層
を伸ばすグリットライン部P型拡散領域41を形成する
ことにより、ウエハ周辺部のチップにあっても周辺部の
方向に空乏層を十分に伸ばすことを可能にする。これに
より、D部はオープン状態となり、B(C)部−D部間
の電位差が殆どなくなるのでB−C間、またはB−D間
で電流が流れるのを防ぐことができ、素子破壊を防止す
ることができる。
【0069】また、前述したように、ダイシング後のチ
ップ状態では、グリットライン部26はダイシングされ
ているためにこのグリットライン部26に欠陥が多発す
ることがある。この場合もグリットライン部26の欠陥
によって上記D部がドレイン電位となる。しかし、この
場合はダイシング後のチップ状態で生じた欠陥であるた
め、ウエハ状態で生じた欠陥の場合と異なり、樹脂封
止、気密封止等のパッケージングによって製品となった
時はB(C)−D間の耐圧は向上し、製品完成時におい
てB(C)−D間で電流が流れるのを防ぐことができ、
素子破壊を防止することができる。したがって、製品状
態では、製品完成時においてB(C)−D間で電流が流
れるのを防ぐことができ、素子破壊を防止することがで
きる。その結果、ウエハプロセスから組立工程終了まで
の全般にわたってB(C)−D間で素子破壊を防止する
ことができる。
【0070】以上説明したように、第2の実施形態に係
る高耐圧型ダイオードは、ウエハ周辺部にダミーパター
ンを設けるとともに、このダミーパターンを含むチップ
のグリットライン部26全面に各々のチップで独立した
グリットライン部P型拡散領域41を形成するように構
成したので、第1の実施形態と同様に、ウエハ状態で耐
圧特性等を測定する時のウエハ表面のB(C)−D間で
電流が流れるのを防ぐことができ、素子破壊を防止する
ことができる。
【0071】特に、本実施形態では、各々のチップで独
立してグリットライン部P型拡散領域41を形成するよ
うにしたので、第1の実施形態に比べて空乏層の伸びる
領域が狭小になるためエピ欠陥の発生頻度を減らすこと
ができる。
【0072】なお、上記各実施形態では、高耐圧型半導
体集積回路装置として、高耐圧型ダイオードに適用した
例であるが、グリットライン部にイオン注入による拡散
層を設ける構造の半導体集積回路装置であればどのよう
な装置にも適用できることは言うまでもない。例えば、
絶縁ゲート形電界効果トランジスタ(IGFET:insu
lated gate FET)や、VDMOS FET(vertical d
ouble-diffused MOS FET:縦形2重拡散MOS FE
T)、DMOS FET(double-diffused MOSFET:2
重拡散MOS FET)、高耐圧型バイポーラトランジ
スタに適用できることは言うまでもない。
【0073】また、上記各実施形態では、N型基板21
にボロンをイオン注入してP型拡散領域22及びグリッ
トライン部P型拡散領域(拡散層)31,41を形成し
ているが、少なくともグリットライン部に適当な拡散領
域(拡散層)が形成できればよく、その製造方法や不純
物及び半導体基板の種類等はどのようなものでもよい。
【0074】また、上記各実施形態では、耐圧約100
0Vとし、ウエハ状態での耐圧測定時を例にとり説明し
たが、この印加電圧は一例でありこれら電源電圧以外の
場合でも適用可能であることは勿論である。
【0075】さらに、上記各実施形態に係る半導体集積
回路装置が、グリットライン部にイオン注入による拡散
層を設ける構造であれば、どのような構成でもよく、半
導体素子、例えばダイオードの製造プロセス、半導体基
板、拡散層の種類・深さ、ウエハ上のチップ・ダミーパ
ターン等の個数、配置状態等は上記各実施形態に限定さ
れない。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る半導体集積回路装置では、
半導体素子形成領域を有するチップと、該半導体素子形
成領域を取り囲み、ウエハ上に形成されたチップを個々
に切断する切断領域となるグリットライン部とを備え、
グリットライン部が形成される基板にイオン注入による
拡散層を設けるように構成したので、チップ表面部の阻
止耐圧を向上させることができ、耐圧特性測定時にチッ
プ表面部で電流が流れることを防いで素子破壊を防止す
ることができる。
【0077】本発明に係る半導体集積回路装置の製造方
法では、グリットライン部が形成される基板にイオン注
入による拡散層を設ける工程と、拡散層が形成された基
板に半導体素子及びグリットライン部を形成する工程と
を順次実施するようにしたので、グリットライン部にイ
オン注入による拡散層が形成されることにより、耐圧特
性測定時にチップ表面部で電流が流れることを防ぐこと
ができ、素子破壊を防止することができる半導体集積回
路装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る半導体
集積回路装置の構造を示す断面図である。
【図2】上記半導体集積回路装置の高耐圧型ダイオード
構造の製造工程を説明するための工程断面図である。
【図3】上記半導体集積回路装置の高耐圧型ダイオード
構造の製造工程を説明するための工程断面図である。
【図4】本発明を適用した第2の実施形態に係る半導体
集積回路装置の構造を示す断面図である。
【図5】上記半導体集積回路装置の高耐圧型ダイオード
構造のチップが形成されるウエハの構造を示す図であ
る。
【図6】従来の半導体集積回路装置の基本構造を示す上
面図である。
【図7】図6のA−A′矢視断面図である。
【図8】従来の半導体集積回路装置の基本構造を示す上
面図である。
【図9】図8のA−A′矢視断面図である。
【図10】従来の半導体集積回路装置の構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
20 ダイオード部(半導体素子)、21 N型基板、
22 P型拡散領域、23 表面絶縁膜、24 電極配
線、25 PV(パッシベーション)膜、26グリット
ライン部、31,41 グリットライン部P型拡散領域
(拡散層)、K カソード、A アノード、B アノー
ド端部、C アノード電極端部、Dグリットライン端部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧が印加され得る半導体集積回路装
    置において、 半導体素子形成領域を有するチップと、 前記半導体素子形成領域を取り囲み、ウエハ上に形成さ
    れた前記チップを個々に切断する切断領域となるグリッ
    トライン部とを備え、 前記グリットライン部が形成される基板にイオン注入に
    よる拡散層を設けることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 前記イオン注入による拡散層は、 前記半導体素子形成領域に形成される拡散層と略同等の
    深さ及び特性を有する拡散層であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記イオン注入による拡散層は、前記半
    導体素子形成領域に形成される拡散層と同じ工程で形成
    された拡散層であることを特徴とする請求項1記載の半
    導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記イオン注入による拡散層は、 隣り合うチップ同士で分かれて形成されたことを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、 ウエハ周辺部では、前記イオン注入による拡散層を形成
    しないようにしたことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、 ウエハ周辺部にダミーパターンを設け、前記ダミーパタ
    ーンには、前記イオン注入による拡散層を形成したこと
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記イオン注入による拡散層は、 N型基板に、ホウ素(B)又はフッ化ホウ素(BF2)
    をイオン注入して形成されたボロン層であることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5又は6の何れかに記載
    の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 高電圧が印加され得る半導体集積回路装
    置の製造方法において、 グリットライン部が形成される基板にイオン注入による
    拡散層を設ける工程と、 前記拡散層が形成された基板に半導体素子及び前記グリ
    ットライン部を形成する工程とを順次実施することを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、 ウエハ状態で前記半導体素子の耐圧を測定する工程と、 ウエハ上のチップを前記グリットライン部に沿って個々
    のチップに切断するダイシング工程とを順次実施するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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