JP2000163652A - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents

自動取引装置および自動取引システム

Info

Publication number
JP2000163652A
JP2000163652A JP33620298A JP33620298A JP2000163652A JP 2000163652 A JP2000163652 A JP 2000163652A JP 33620298 A JP33620298 A JP 33620298A JP 33620298 A JP33620298 A JP 33620298A JP 2000163652 A JP2000163652 A JP 2000163652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
mail address
contents
mail
notification destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33620298A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakata
康治 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33620298A priority Critical patent/JP2000163652A/ja
Publication of JP2000163652A publication Critical patent/JP2000163652A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の自動取引装置では、取引内容の結果を通
帳や伝票といった紙ベースでしか利用者に提供していな
い。このため、取引内容の結果を個人のパーソナルコン
ピュータ上で管理したい場合、その取引内容をいちいち
電子的なデータに置き換えるための面倒な入力作業が必
要となる。 【解決手段】ATM100の運用を管理するホストコン
ピュータ200が、ATM100で発生した取引の内容
を電子メールを使って利用者の所有しているパーソナル
コンピュータ等の情報端末300に通知する。これによ
り、取引内容を電子的な情報により管理したい者の情報
端末への入力作業の手間を解消することができるととも
に、正確な取引データを利用者本人や振込相手に提供で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、銀行営
業店等の各種金融機関において現金の入出金取引を自動
的に行う自動取引装置と自動取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者(顧客)の差し出す口座情
報が記録された磁気カードや磁気ストライプ付きの磁気
通帳を受け入れ、ホストコンピュータとの交信を通じて
利用者の要求する現金を自動的に支払ったり受け入れる
現金自動支払機、現金自動預金機、現金自動預出金機等
の自動取引装置(ATM)が、銀行窓口業務を自動化す
る装置として急速に発展し、各金融機関に設置されて利
用者に迅速なサービスを提供している。また、最近で
は、現金を受け入れその受け入れた現金を他の銀行口座
に振り込んだり、カード取引によりの口座から金額を他
の銀行口座に振り込んだりする自動振込取引を行うもの
が開発され、実用化されている。
【0003】ところで近年、パーソナルコンピュータの
普及により、個人がパーソナルコンピュータ上で個人資
産管理等を行うケースが増えてきている。このようなパ
ーソナルコンピュータ上での個人資産管理等を行う個人
は、自動取引装置での取引を行ったならば、その取引内
容の結果を記した通帳や伝票を見ながら、その取引結果
を個人資産管理データベースに登録するための入力操作
を行い、また、他者からの振込があった場合は、その振
込内容を確認すべく銀行等に問合せることを常套として
いた。
【0004】このように、パーソナルコンピュータ上で
個人資産管理等を行っている自動取引装置の利用者は、
自動取引装置上で発生した取引の結果を個人資産管理デ
ータベースに反映させるための面倒な入力作業や、他者
からの振込内容を銀行等に問合せるといった煩わしい作
業を必要としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の自動取引装置では、取引内容の結果を通帳や伝票とい
った紙ベースでしか利用者に提供していない。このた
め、取引内容の結果を個人のパーソナルコンピュータ上
で管理したい場合、その取引内容をいちいち電子的なデ
ータに置き換えるための面倒な入力作業が必要となる。
また、他者からの振込の内容を確認するためには、個人
が銀行等に直接問合せを行う必要があり、やはり個人の
負う手間が大きいという問題があった。
【0006】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、取引内容を利用者本人や振込相手の所有する情
報端末に電子メールによって通知することによって、取
引内容を電子的な情報により管理したい者の情報端末へ
の入力作業の手間を解消することができるとともに、正
確な取引データを利用者本人や振込相手に提供すること
のできる自動取引装置と自動取引システムの提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自動取引装置は、取引内容を通知したい
相手の電子メールアドレスを指定する指定手段と、前記
取引内容を前記指定手段により指定された通知先の電子
メールアドレスとともに上位装置に転送する手段とを有
するものである。
【0008】また、本発明の自動取引装置は、予め登録
された電子メールアドレスの一覧を表示する表示手段
と、前記表示手段により表示された電子メールアドレス
の一覧から取引内容を通知したい相手の電子メールアド
レスを選択する選択手段と、前記取引内容を前記選択手
段により選択された通知先の電子メールアドレスととも
に上位装置に転送する手段とを具備ものである。
【0009】さらに、本発明の自動取引装置は、取引内
容を通知したい相手の電子メールアドレスを入力する入
力手段と、前記入力手段により過去に入力された通知先
の電子メールアドレスの一覧を表示する表示手段と、前
記表示手段により表示された電子メールアドレスの一覧
から前記取引内容を通知したい相手の電子メールアドレ
スを選択する選択手段と、前記取引内容を前記入力手段
により入力された通知先の電子メールアドレスまたは前
記選択手段により選択された通知先の電子メールアドレ
スとともに上位装置に転送する手段とを具備するもので
ある。
【0010】本発明の自動取引システムは、自動取引装
置とその上位装置を含む自動取引システムにおいて、前
記自動取引装置が、取引内容を通知したい相手の電子メ
ールアドレスを指定する指定手段と、前記取引内容を前
記指定手段により指定された送信相手の電子メールアド
レスとともに前記上位装置に転送する手段とを有し、前
記上位装置が、前記自動取引装置より転送された前記取
引内容および前記通知先の電子メールアドレスを受信す
る受信手段と、前記受信手段により受信された取引内容
に前記通知先の電子メールアドレスを付加して回線網に
送出することで前記取引内容を電子メールで通知する手
段とを有するものである。
【0011】また、本発明の自動取引システムは、自動
取引装置とその上位装置を含む自動取引システムにおい
て、前記自動取引装置が、予め登録された電子メールア
ドレスの一覧を表示する表示手段と、前記表示手段によ
り表示された電子メールアドレスの一覧から取引内容を
通知したい相手の電子メールアドレスを選択する選択手
段と、前記取引内容を前記選択手段により選択された通
知先の電子メールアドレスとともに前記上位装置に転送
する手段とを有し、前記上位装置が、前記自動取引装置
より転送された前記取引内容および前記通知先の電子メ
ールアドレスを受信する受信手段と、前記受信手段によ
り受信された取引内容に前記通知先の電子メールアドレ
スを付加して回線網に送出することで前記取引内容を電
子メールで通知する手段とを有するものである。
【0012】さらに、本発明の自動取引システムは、自
動取引装置とその上位装置を含む自動取引システムにお
いて、前記自動取引装置が、取引内容を通知したい相手
の電子メールアドレスを入力する入力手段と、前記入力
手段により過去に入力された通知先の電子メールアドレ
スの一覧を表示する表示手段と、前記表示手段により表
示された電子メールアドレスの一覧から前記取引内容を
通知したい相手の電子メールアドレスを選択する選択手
段と、前記取引内容を前記入力手段により入力された通
知先の電子メールアドレスまたは前記選択手段により選
択された通知先の電子メールアドレスとともに上位装置
に転送する手段とを有し、前記上位装置が、前記自動取
引装置より転送された前記取引内容および前記通知先の
電子メールアドレスを受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された取引内容に前記通知先の電子メール
アドレスを付加して回線網に送出することで前記取引内
容を電子メールで通知する手段とを有するものである。
【0013】本発明は、このように構成されているの
で、利用者の操作によって自動取引装置上で処理された
取引内容を利用者本人や振込相手の情報端末に電子メー
ルで通知できるようになることで、利用者の情報端末上
で運用される個人資産管理等のためのアプリケーション
ソフトウェアに取引内容を電子的なデータとして直接わ
たすことが可能となり、これまでの利用者自身による取
引データの手入力が不要となるとともに、正確な内容の
取引データを利用者や振込相手に与えることが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施形態にかかる電子メー
ルによる取引内容通知方式を採用したシステムの構成を
示す図である。
【0016】この方式は、現金の自動取引を行う自動取
引装置(以下、ATMと呼ぶ)100の運用を管理する
ホストコンピュータ200が、該ATM100で発生し
た取引の内容を電子メールを使って利用者の所有してい
るパーソナルコンピュータ等の情報端末300に通知す
ることを骨子とする。
【0017】ホストコンピュータ200には、利用者毎
の通知先の電子メールアドレスの一覧が登録されたデー
タベース202が接続されている。たとえば、ATM1
00上で取引内容を電子メールで通知することが利用者
によって選択されると、ホストコンピュータ200は当
該利用者に対応付けて登録された通知先の電子メールア
ドレスの一覧をデータベース202より検索してATM
100に返す(手順)。ATM100はホストコンピ
ュータ200より転送されてきた通知先の電子メールア
ドレスの一覧を表示して今回の取引内容の通知先メール
アドレスの選択を利用者に促す。利用者によって通知先
メールアドレスが選択されると、ATM100はその通
知先の電子メールアドレスを取引内容のデータとともに
ホストコンピュータ200に転送する(手順)。ホス
トコンピュータ200は通知先の電子メールアドレスを
取得すると、メール送信プログラムを起動し、取得した
通知先の電子メールアドレスを取引内容のデータに付加
して公衆回線網に送出することで電子メールの送信を行
う(手順)。
【0018】図2に、銀行等の金融機関において現金自
動支払機、現金自動預金機、現金自動預出金機等として
運用されるATM(Automatic Teller Machine) の構成
の例を示す。
【0019】同図に示すATM100において、筐体1
の前面には接客操作部2が形成されている。この接客操
作部2の水平面には、紙幣を多数枚一括して投入し得る
とともに、放出された紙幣を一括して受取る紙幣口3が
設けられており、この紙幣口3には開閉自在な扉4が設
けられている。また、接客操作部2の水平面には、表示
面に透明なタッチセンサパネルを備えたカラーCRT表
示装置(以下、これを表示入力画面と呼ぶ。)5が設け
られている。この表示入力画面5は、操作手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面に表示し、利用者を誘導するとともに、数字、カ
タカナ、アルファベット、確認や取消しの文字の表示に
対応するタッチセンサパネルの部位を指で触れることに
より、取引対象の金融機関、暗証番号、金額、口座番
号、取引の承認、確認あるいは取消等の所望の情報の入
力を行うことができるようになっている。
【0020】接客操作部2の垂直面には、利用者を特定
する目的から口座番号などの個人識別情報が磁気ストラ
イプ(MS)等に記録されている取引媒体としてのID
カード(キャッシュカード等)および、振込先の名称、
口座番号等が記載された振込カードを受入れるカード口
6、同じく取引媒体としての磁気通帳あるいは振込カー
ドを受入れる通帳口7、印字したレシート(明細表)を
排出するレシート口8、硬貨を多数枚一括して投入し得
る硬貨投入口9、放出された硬貨を一括して受取る硬貨
受取口10、係員が操作する係員キー11等が設けられ
ている。
【0021】図3は、上記したATM100の構成を機
能部に分けて示す図である。同図に示すように、このA
TM100は、カードリーダユニット21、レシートプ
リンタユニット22、通帳プリンタユニット23、紙幣
入出金ユニット24、硬貨入出金ユニット25、接客ユ
ニット26、音声案内ユニット27、内部モニタ28、
ハードディスク装置(HDD)29、フロッピーディス
ク装置(FDD)30、LAN接続のための伝送制御部
31、主制御部32、電源部33等から構成されてい
る。
【0022】カードリーダユニット21は、カード口6
から受入れたIDカードの磁気ストライプ (MS)か
ら口座番号などの口座情報を読取るMS情報読取部21
aと、上記磁気カードのエンボス、およびカード口6か
ら受入れた振込情報カードから振込先の名称、口座番号
等の振込情報をイメージデータとして読み込むイメージ
読取部21bを備えている。
【0023】レシートプリンタユニット22は、取引内
容を印字したレシート(明細書)を発行し、レシート口
8から排出する。通帳プリンタユニット23は、通帳口
7から受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの
読取りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該
通帳および記録用のジャーナル用紙への取引内容などの
印字を行う。また、振込カードの原券に振込取引の振込
情報を記録し、画像情報を印刷することにより振込カー
ドを発行し、それを通帳口7から排出したり、あるい
は、通帳口7から受入れた振込カードの磁気ストライプ
に対してデータの読取りあるいは書込みを行う。
【0024】紙幣入出金ユニット24は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を判別・計数して収納するととも
に、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された紙幣を
所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払出す。硬
貨入出金ユニット25は、硬貨投入口9に一括して投入
された硬貨を判別・計数して金種別のスタッカ内に収納
するとともに、必要に応じて、金種別のスタッカ内に収
納された硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨受取口10か
ら一括して払出す。
【0025】接客ユニット26は、前記表示入力画面を
構成するカラーCRT表示装置5およびタッチセンサパ
ネルなどから構成されている。音声案内ユニット27
は、音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。内
部モニタ28は、本装置の運用に係る係員に本装置の状
態を通知するとともに、係員による操作指示の入力を行
う。
【0026】ハードディスク装置29およびフロッピー
ディスク装置30は、たとえば、本装置の運用に係る処
理手順のプログラムをはじめとする取引に必要な各種の
情報や取引内容の記録、本装置の稼働状況の記録、本装
置固有に設定された特殊な情報の格納等を行う。伝送制
御部31は、LAN34を介して接続されたホストコン
ピュータとの間でのデータ伝送を制御する。主制御部3
2は、当該ATMの全体的な制御を行う。
【0027】次に、このATM100において処理され
た取引の内容を、電子メールで、送信先である利用者本
人や振込先のパーソナルコンピュータ等の情報端末30
0に通知する手順を説明する。図4はこの取引内容通知
処理の手順を示すフローチャートである。
【0028】ATM100上で、預金の入出金や残高紹
介、あるいは振込等の取引が行われた後(ステップ40
1)、利用者は取引内容を電子メールで通知するかどう
かを、図5に示すように接客ユニット26の表示入力画
面に表示された接客ガイドに従って選択する(ステップ
402,403)。ここで電子メールによる通知をする
ことが選択されると、図6に示すように、送信先の電子
メールアドレスの入力方法の選択を利用者に促すための
電子メールアドレス入力方法選択画面が表示される(ス
テップ404)。
【0029】同図に示すように、この電子メールアドレ
ス入力方法選択画面には、 (1)送信先メールアドレスを直接入力 (2)登録済みメールアドレスの一覧から選択 (3)振込先相手のメールアドレス の3つの選択肢に対する選択ボタン61,62,63が
表示される。
【0030】ここで、利用者により、「(1)送信先メ
ールアドレスの直接入力」が選択された場合を説明す
る。この場合、接客ガイド画面は、たとえば図7に示す
ような電子メールアドレス直接入力画面に切り替わる
(ステップ406)。この電子メールアドレス直接入力
画面には、メールアドレス入力ボックス71,72とキ
ャラクタ入力ボタン群73と送信ボタン74等が表示さ
れる。この電子メールアドレス直接入力画面では、任意
のキャラクタ入力ボタン73を利用者が指で押すことに
よって、その押されたボタン73のキャラクタコードが
順次メールアドレス入力ボックス71,72に入力され
るようになっている。なお、メールアドレス入力ボック
ス71,72は複数(図の例では2つ)設けられてお
り、同時に複数の送信先に電子メールを送信することが
可能となっている。
【0031】なお、このように画面に直接送信先メール
アドレスを入力する以外に、事前に送信先メールアドレ
スの情報が記録されたICカード、磁気カード等の記録
媒体を装着することによって、記録媒体に記録された送
信先メールアドレスの情報が自動的に読み出されて入力
されるように構成するようにしてもよい。
【0032】メールアドレス入力ボックス71,72に
任意の電子メールアドレスを入力および確認後、利用者
は送信ボタン74を押すことによって、図1に示したよ
うに、ATM100からホストコンピュータ200に取
引内容のデータと送信先の電子メールアドレスが転送さ
れる(ステップ407)。このようにして利用者によっ
て入力された送信先の電子メールアドレスは、電子メー
ル送信後にホストコンピュータ200によって送信済み
メールアドレスとしてデータベース202に新規登録さ
れる。
【0033】また、図6に示した電子メールアドレス入
力方法選択画面において、利用者によって「(2)登録
済みメールアドレスの一覧から選択」が選択された場
合、接客ガイド画面はたとえば図8に示すような電子メ
ールアドレス選択画面に切り替わる(ステップ40
8)。この電子メールアドレス選択画面の初期状態にお
いては、たとえば、・事前に利用者が登録しておいた全
てのメールアドレスを表示・以前に利用者が送信した全
てのメールアドレスを表示の2つの選択ボタン81,8
2が表示されており、そのいずれか或いは両方が押され
ることによって該当する電子メールアドレス83がデー
タベース202から検索されてATM100に転送さ
れ、送信先の電子メールアドレスの選択候補として表示
される。ここで、「以前に利用者が送信した全てのメー
ルアドレス」とは前記「送信先メールアドレスの直接入
力」で入力されることによってデータベース202に登
録された電子メールアドレスであり、「事前に利用者が
登録しておいた全てのメールアドレス」とは利用者が口
座開設時等において登録しておいた電子メールアドレス
である。
【0034】選択候補として表示された電子メールアド
レス83にはそれぞれ選択ボタン84とキャンセルボタ
ン85が設けられており、送信したい相手先の電子メー
ルアドレスの選択ボタン84が利用者によって押され、
続いて送信ボタン85が利用者によって押されること
で、選択されたすべての電子メールアドレス84が取引
内容のデータとともにATM100からホストコンピュ
ータ200に転送される(ステップ409)。
【0035】さらに、図6に示した電子メールアドレス
入力方法選択画面において「(3)振込先相手のメール
アドレス」が選択された場合、その振込先相手が予めデ
ータベース202に登録しておいた電子メールアドレス
をホストコンピュータ200が自動的に検索する(ステ
ップ410)。
【0036】以上いずれかの方法によって利用者により
選択された送信先の電子メールアドレスが取引内容のデ
ータとともにホストコンピュータ200に転送される。
【0037】この後、利用者は必要に応じて、電子メー
ルで送信すべきデータを暗号化する指示をATM100
よりホストコンピュータ200に与える。ホストコンピ
ュータ200は、暗号化指令に従って送信データを暗号
化し(ステップ411)、その後、電子メール用のプロ
グラムを起動して暗号化されたデータにメールアドレス
と宛名を付与し、インターネットを通じて受信者が所属
するメールサーバに送る(ステップ412)。
【0038】この後、受信者のパーソナルコンピュータ
等のユーザ情報端末300のメーラーによってメールサ
ーバへの自分宛の電子メールの到着が確認され、これを
メーラーが読み込むことによって受信者が電子メールを
受け取る。データが暗号化されていた場合は予め用意さ
れていた暗号解読キーを用いて解読を行う。図9に以上
の電子メールにより通知された取引内容の例を示す。
【0039】このように本実施形態によれば、ATM1
00上で処理された取引の内容を利用者本人や振込相手
の情報端末300に電子メールで通知できるようになる
ことで、利用者の情報端末300上で運用される個人資
産管理等のためのアプリケーションソフトウェアに取引
内容を電子的なデータとして直接わたすことが可能とな
る。したがって,これまでの利用者自身による取引デー
タの手入力が不要となるとともに、正確な内容の取引デ
ータを個人資産管理等のためのアプリケーションソフト
ウェアに与えることが可能となる。
【0040】以上、前述した実施形態では、自動取引装
置がATM100であるものについて説明してきたが、
本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、チ
ケット券売機、その他の自動券売機などを、本発明にお
ける自動取引装置として用いることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者の操作によって自動取引装置上で処理された取引
内容を利用者本人や振込相手の情報端末に電子メールで
通知できるようになることで、利用者の情報端末上で運
用される個人資産管理等のためのアプリケーションソフ
トウェアに取引内容を電子的なデータとして直接わたす
ことが可能となり、これまでの利用者自身による取引デ
ータの手入力が不要となるとともに、正確な内容の取引
データを利用者や振込相手に与えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電子メールによる取
引内容通知方式を採用したシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の自動取引装置の外観を示す
斜視図である。
【図3】図2の自動取引装置の構成を機能部に分けて示
す図である。
【図4】本実施形態のシステムの取引内容通知処理の手
順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す自動取引装置において取引内容を電
子メールで通知するかどうかを選択する画面の例を示す
図である。
【図6】同じく電子メールアドレスの入力方法の選択画
面を示す図である。
【図7】同じく電子メールアドレスの直接入力画面を示
す図である。
【図8】同じく電子メールアドレスの選択画面を示す図
である。
【図9】電子メールによる取引内容の文例を示す図であ
る。
【符号の説明】
21 カードリーダユニット 22 レシートプリンタユニット 23 通帳プリンタユニット 24 紙幣入出金ユニット 25 硬貨入出金ユニット 26 接客ユニット 27 音声案内ユニット 28 内部モニタ 29 ハードディスク装置 30 フロッピーディスク装置 31 伝送制御部 32 主制御部 33 電源部 100 自動取引装置(ATM) 200 ホストコンピュータ 202 データベース 300 利用者の情報端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引内容を通知したい相手の電子メール
    アドレスを指定する指定手段と、 前記取引内容を前記指定手段により指定された通知先の
    電子メールアドレスとともに上位装置に転送する手段と
    を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 予め登録された電子メールアドレスの一
    覧を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された電子メールアドレスの一
    覧から取引内容を通知したい相手の電子メールアドレス
    を選択する選択手段と、 前記取引内容を前記選択手段により選択された通知先の
    電子メールアドレスとともに上位装置に転送する手段と
    を具備することを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 取引内容を通知したい相手の電子メール
    アドレスを入力する入力手段と、 前記入力手段により過去に入力された通知先の電子メー
    ルアドレスの一覧を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された電子メールアドレスの一
    覧から前記取引内容を通知したい相手の電子メールアド
    レスを選択する選択手段と、 前記取引内容を前記入力手段により入力された通知先の
    電子メールアドレスまたは前記選択手段により選択され
    た通知先の電子メールアドレスとともに上位装置に転送
    する手段とを具備することを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 自動取引装置とその上位装置を含む自動
    取引システムにおいて、 前記自動取引装置が、 取引内容を通知したい相手の電子メールアドレスを指定
    する指定手段と、 前記取引内容を前記指定手段により指定された送信相手
    の電子メールアドレスとともに前記上位装置に転送する
    手段とを有し、 前記上位装置が、 前記自動取引装置より転送された前記取引内容および前
    記通知先の電子メールアドレスを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された取引内容に前記通知先の
    電子メールアドレスを付加して回線網に送出することで
    前記取引内容を電子メールで通知する手段とを有するこ
    とを特徴とする自動取引システム。
  5. 【請求項5】 自動取引装置とその上位装置を含む自動
    取引システムにおいて、 前記自動取引装置が、 予め登録された電子メールアドレスの一覧を表示する表
    示手段と、 前記表示手段により表示された電子メールアドレスの一
    覧から取引内容を通知したい相手の電子メールアドレス
    を選択する選択手段と、 前記取引内容を前記選択手段により選択された通知先の
    電子メールアドレスとともに前記上位装置に転送する手
    段とを有し、 前記上位装置が、 前記自動取引装置より転送された前記取引内容および前
    記通知先の電子メールアドレスを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された取引内容に前記通知先の
    電子メールアドレスを付加して回線網に送出することで
    前記取引内容を電子メールで通知する手段とを有するこ
    とを特徴とする自動取引システム。
  6. 【請求項6】 自動取引装置とその上位装置を含む自動
    取引システムにおいて、 前記自動取引装置が、 取引内容を通知したい相手の電子メールアドレスを入力
    する入力手段と、 前記入力手段により過去に入力された通知先の電子メー
    ルアドレスの一覧を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された電子メールアドレスの一
    覧から前記取引内容を通知したい相手の電子メールアド
    レスを選択する選択手段と、 前記取引内容を前記入力手段により入力された通知先の
    電子メールアドレスまたは前記選択手段により選択され
    た通知先の電子メールアドレスとともに上位装置に転送
    する手段とを有し、 前記上位装置が、 前記自動取引装置より転送された前記取引内容および前
    記通知先の電子メールアドレスを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された取引内容に前記通知先の
    電子メールアドレスを付加して回線網に送出することで
    前記取引内容を電子メールで通知する手段とを有するこ
    とを特徴とする自動取引システム。
JP33620298A 1998-11-26 1998-11-26 自動取引装置および自動取引システム Withdrawn JP2000163652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33620298A JP2000163652A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 自動取引装置および自動取引システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33620298A JP2000163652A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 自動取引装置および自動取引システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000163652A true JP2000163652A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18296700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33620298A Withdrawn JP2000163652A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 自動取引装置および自動取引システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000163652A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025521A1 (fr) * 2000-09-20 2002-03-28 James Jay Skinner Systeme de notification de transactions de comptes
JP2002352085A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引システムおよび自動取引装置およびそれに使用する振込カード
JP2005107580A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Mizuho Bank Ltd 口座振込通知管理方法、口座振込通知管理プログラム及び口座振込通知管理システム
JP2008299692A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置および自動取引システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025521A1 (fr) * 2000-09-20 2002-03-28 James Jay Skinner Systeme de notification de transactions de comptes
JP2002352085A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引システムおよび自動取引装置およびそれに使用する振込カード
JP2005107580A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Mizuho Bank Ltd 口座振込通知管理方法、口座振込通知管理プログラム及び口座振込通知管理システム
JP2008299692A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置および自動取引システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060167794A1 (en) Bill payment systems and methods using a kiosk
US20050273425A1 (en) Acceptance/reception separating system in financial institution
JPH11339106A (ja) 自動取引装置
JP2000163652A (ja) 自動取引装置および自動取引システム
JP4030027B2 (ja) 取引情報通知システム
JPS6079466A (ja) 振込処理方式
JP2003303282A (ja) 現金自動取引装置およびそのプログラム
JP3918087B2 (ja) 金融端末、口座履歴情報照会システムおよび通帳記帳方法
JP4259089B2 (ja) 商品販売システムおよびその現金自動取引装置と情報処理装置のプログラム
JP7426854B2 (ja) 精算機
JP7306716B2 (ja) 取引管理方法、取引管理システム及びプログラム
WO2022070511A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
JP2004021878A (ja) 自動取引装置
JP2006011919A (ja) 不正取引通知システム
JP2002024904A (ja) 自動化機器およびその自動化機器による取引方法
JP5372334B2 (ja) 自動取引装置
JPH1125323A (ja) 自動取引装置
JP2002149993A (ja) 現金受取システム
JP2000172945A (ja) 自動取引装置、自動取引システムおよび自動取引装置の問合せ処理方法
JPH0887556A (ja) 自動取引装置
JP2001357434A (ja) 振込方法及び入金方法並びにそれらの方法を利用した取引装置
JPH09231445A (ja) 自動取引装置
JP2000067321A (ja) 自動取引装置と自動取引システム
JPH07311808A (ja) 自動取引装置
JPH04195256A (ja) 口座開設システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060207