JP2000067321A - 自動取引装置と自動取引システム - Google Patents

自動取引装置と自動取引システム

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JP2000067321A
JP2000067321A JP23457798A JP23457798A JP2000067321A JP 2000067321 A JP2000067321 A JP 2000067321A JP 23457798 A JP23457798 A JP 23457798A JP 23457798 A JP23457798 A JP 23457798A JP 2000067321 A JP2000067321 A JP 2000067321A
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Japan
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data files
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JP23457798A
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English (en)
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Yoshiyuki Komiyama
佳之 小見山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全銀行機関データファイルの更新に際して、
より迅速な対応をとることが可能な自動取引装置と自動
取引システムを提供する。 【解決手段】 全銀行機関データファイルを店舗内のサ
ーバ200のハードディスク装置202に共有ファイル
として格納しておき、個々の自動取引装置100−1,
100−2,・・・,100−Nは、利用者による取引
操作が行われる際、サーバ200の全銀行機関データフ
ァイルを直接参照して必要な銀行機関データを読み出
し、金融機関種別の選択キー表示、金融機関種別毎の金
融機関名の選択キー表示、金融機関毎の支店名の選択キ
ー表示を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関等におい
て顧客との各種の取引に利用される自動取引装置と、そ
の通信環境を含めた自動取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者(顧客)の差し出す口座情
報が記録された磁気カードや磁気ストライプ付きの磁気
通帳を受け入れ、ホストコンピュータとの交信を通じて
利用者の要求する現金を自動的に支払ったり受け入れる
現金自動支払機、現金自動預金機、現金自動預出金機等
の自動取引装置(ATM)が、銀行窓口業務を自動化す
る装置として急速に発展し、各金融機関に設置されて利
用者に迅速なサービスを提供している。また、最近で
は、現金を受け入れその受け入れた現金を他の銀行口座
に振り込んだり、カード取引によりの口座から金額を他
の銀行口座に振り込んだりする自動振込取引を行うもの
が開発され、実用化されている。
【0003】このような自動取引装置では、利用者によ
って、金融機関の種別、金融機関名(銀行名など)、支
店名、口座番号などの取引に必要な情報が入力された
後、オンラインで接続されているホストコンピュータと
の交信を通じて目的の取引が実行される。そしてこのよ
うな自動取引装置では、利用者による取引のための入力
操作が行われる際、その操作を支援するために、金融機
関の種別の選択キー、金融機関名(銀行名など)の選択
キー、支店名の選択キーなどが操作タッチパネル付きの
表示画面に階層順に表示され、利用者は表示された各階
層毎の選択キーのなかから目的のものを指定して行くこ
とで取引先を選択することができるようになっている。
【0004】ところで、このような金融機関の種別、金
融機関名、支店名などの金融機関に関する情報は当分野
において「全銀行機関データファイル」と呼ばれるもの
で、通常、一台一台の自動取引装置の例えばハードディ
スク装置等に格納されて利用されている。この「全銀行
機関データファイル」の個々の自動取引装置への配布
は、もっぱら、オンラインで接続されたホストコンピュ
ータからのダウンロードによってなされている。しかし
ながら、このような構成においては次のような課題が生
じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】「全銀行機関データフ
ァイル」は新しい支店の開設や既存支店の閉鎖により変
更が加えられるため、同時に各店舗に設置された自動取
引装置に記憶されたファイルも更新する必要がある。こ
のような自動取引装置の「全銀行機関データファイル」
の更新は、これまでホストコンピュータからのダウンロ
ードすることによって行われていた。したがって、「全
銀行機関データファイル」の更新時期に各自動取引装置
からポストコンピュータへのダウンロードの要求が増大
及び集中し、すべての自動取引装置の「全銀行機関デー
タファイル」の更新が完了するまでに長い時間がかかっ
てしまうという問題が発生していた。
【0006】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、全銀行機関データファイルの更新に迅速
に対応することが可能な自動取引装置と自動取引システ
ムを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1記載
の発明の自動取引装置は、全銀行機関データファイルを
記憶する記憶装置を有し、外部より前記全銀行機関デー
タファイルを入手して前記記憶装置に記憶または前記記
憶された全銀行機関データファイルを更新するサーバに
ネットワークを通じて接続された自動取引装置におい
て、前記サーバの前記記憶装置に記憶された全銀行機関
データファイルを前記ネットワークを通じて参照する手
段と、前記参照した全銀行機関データファイルの内容を
表示する手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2記載の発明の自動取引シス
テムは、サーバと、このサーバとネットワーク伝送路を
通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを有する
自動取引システムにおいて、前記サーバは、全銀行機関
データファイルを記憶する記憶装置と、外部より前記全
銀行機関データファイルを入手し、前記記憶装置に記憶
または前記記憶された全銀行機関データファイルを更新
する手段とを有し、前記自動取引装置は、前記サーバの
前記記憶装置に記憶された全銀行機関データファイルを
前記ネットワーク伝送路を通じて参照する手段と、前記
参照した全銀行機関データファイルの内容を表示する手
段とを有することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3記載の発明の自動取引シ
ステムは、サーバと、このサーバとネットワーク伝送路
を通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを有す
る自動取引システムにおいて、前記サーバは、全銀行機
関データファイルを記憶する記憶装置と、通信回線を通
じて上位装置より前記全銀行機関データファイルを受信
し、前記記憶装置に記憶または前記記憶された全銀行機
関データファイルを更新する手段とを有し、前記自動取
引装置は、前記サーバの前記記憶装置に記憶された全銀
行機関データファイルを前記ネットワーク伝送路を通じ
て参照する手段と、前記参照した全銀行機関データファ
イルの内容を表示する手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0010】またさらに、請求項4記載の発明の自動取
引システムは、サーバと、このサーバとネットワーク伝
送路を通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを
有する自動取引システムにおいて、前記サーバは、全銀
行機関データファイルを記憶する、前記複数の自動取引
装置により共有可能な記憶装置と、外部より前記全銀行
機関データファイルを入手し、前記記憶装置に記憶また
は前記記憶された全銀行機関データファイルを更新する
手段とを有し、前記各自動取引装置は、それぞれ、前記
サーバの前記記憶装置に記憶された全銀行機関データフ
ァイルを前記ネットワーク伝送路を通じて参照する手段
と、前記参照した全銀行機関データファイルの内容を表
示する手段とを有することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項5記載の発明の自動取引シス
テムは、サーバと、このサーバとネットワーク伝送路を
通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを有する
自動取引システムにおいて、前記サーバは、全銀行機関
データファイルを記憶する、前記複数の自動取引装置に
より共有可能な記憶装置と、通信回線を通じて上位装置
より前記全銀行機関データファイルを受信し、前記記憶
装置に記憶または前記記憶された全銀行機関データファ
イルを更新する手段とを有し、前記各自動取引装置は、
それぞれ、前記サーバの前記記憶装置に記憶された全銀
行機関データファイルを前記ネットワーク伝送路を通じ
て参照する手段と、前記参照した全銀行機関データファ
イルの内容を表示する手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】本発明はこのように構成されているから、
全銀行機関データファイルの更新が発生した際の全銀行
機関データファイルの全体的な通信量を従来方式に比べ
て低減することができ、更新処理の時間を短縮すること
ができる。また、例えば店舗毎に設置されたサーバで全
銀行機関データファイルを保守管理できるので、個々の
自動取引装置に別々に全銀行機関データファイルを持た
せる方式に比べて、全体的な保守管理に要する手間を軽
減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施形態である自動取引
装置の外観を示すものである。同図において、筐体1の
前面には接客操作部2が形成されている。この接客操作
部2の水平面には、紙幣を多数枚一括して投入し得ると
ともに、放出された紙幣を一括して受取る紙幣口3が設
けられており、この紙幣口3には開閉自在な扉4が設け
られている。また、接客操作部2の水平面には、表示面
に透明なタッチセンサパネルを備えたカラーCRT表示
装置5が設けられている。このカラーCRT表示装置5
は、操作手順、その他の情報を文字、文言、イラストあ
るいは画像情報によって画面に表示し、利用者を誘導す
るとともに、数字、カタカナ、アルファベット、確認や
取消しの文字の表示に対応するタッチセンサパネルの部
位を指で触れることにより、取引対象の金融機関、暗証
番号、金額、口座番号、取引の承認、確認あるいは取消
等の所望の情報の入力を行うことができるようになって
いる。
【0015】接客操作部2の垂直面には、その利用者
(顧客)を特定する意味から口座番号などの個人識別情
報が磁気ストライプ(MS)等に記録されている取引媒
体としてのIDカード(所謂キャッシュカード等)およ
び、後述するように振込先の名称、口座番号等が記載さ
れた振込カードを受入れるカード口6、同じく取引媒体
としての磁気通帳あるいは振込カードを受入れる通帳口
7、印字したレシート(明細表)を排出するレシート口
8、硬貨を多数枚一括して投入し得る硬貨投入口9、放
出された硬貨を一括して受取る硬貨受取口10、係員が
操作する係員キー11等が設けられている。
【0016】図2は、上記した自動取引装置の構成を機
能部に分けて示す図である。同図に示すように、この自
動取引装置は、カードリーダユニット21、レシートプ
リンタユニット22、通帳プリンタユニット23、紙幣
入出金ユニット24、硬貨入出金ユニット25、接客ユ
ニット26、音声案内ユニット27、内部モニタ28、
ハードディスク装置(HDD)29、フロッピーディス
ク装置(FDD)30、LAN接続のための伝送制御部
31、主制御部32、電源部33等から構成されてい
る。
【0017】カードリーダユニット21は、カード口6
から受入れたIDカードの磁気ストライプ(MS)から
口座番号などの口座情報を読取るMS情報読取部21a
と、上記磁気カードのエンボス、およびカード口6から
受入れた振込情報カードから振込先の名称、口座番号等
の振込情報をイメージデータとして読み込むイメージ読
取部21bを備えている。
【0018】レシートプリンタユニット22は、取引内
容を印字したレシート(明細書)を発行し、レシート口
8から排出する。
【0019】通帳プリンタユニット23は、通帳口7か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
および記録用のジャーナル用紙への取引内容などの印字
を行う。また、振込カードの原券に振込取引の振込情報
を記録し、画像情報を印刷することにより振込カードを
発行し、それを通帳口7から排出したり、あるいは、通
帳口7から受入れた振込カードの磁気ストライプに対し
てデータの読取りあるいは書込みを行う。
【0020】紙幣入出金ユニット24は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を判別・計数して収納するととも
に、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された紙幣を
所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払出す。
【0021】硬貨入出金ユニット25は、硬貨投入口9
に一括して投入された硬貨を判別・計数して収納すると
ともに、必要に応じて、予め金庫に収納された硬貨を所
定枚数だけ取出して硬貨受取口10から一括して払出
す。
【0022】接客ユニット26は、前記したカラーCR
T表示装置5およびタッチセンサパネルなどから構成さ
れている。音声案内ユニット27は、音声により利用者
の操作を誘導する案内を行う。
【0023】内部モニタ28は、本装置の運用に係る係
員に本装置の状態を通知するとともに、係員による操作
指示の入力を行う。
【0024】ハードディスク装置29およびフロッピー
ディスク装置30は、たとえば、本装置の運用に係る処
理手順のプログラムをはじめとする取引に必要な各種の
情報や取引内容の記録、本装置の稼働状況の記録、本装
置固有に設定された特殊な情報の格納等を行う。本実施
形態において「全銀行機関データファイル」はハードデ
ィスク装置29に記憶されている。
【0025】伝送制御部31は、LAN34を介して接
続されたサーバとの間でのデータ伝送を制御する。
【0026】主制御部32は、当該自動取引装置の全体
的な制御を行う。
【0027】図3に自動取引装置、サーバおよびセンタ
のホストコンピュータを含めたシステムの全体的な構成
を示す。
【0028】同図に示すように、店舗S内には複数台の
自動取引装置100−1,100−2,・・・,100
−Nと少なくとも一台のサーバ200が設置されてお
り、各自動取引装置100−1,100−2,・・・,
100−Nとサーバ200はLAN34を通じて双方向
にデータ伝送を行えるように接続されている。サーバ2
00内のハードディスク装置には全銀行機関データファ
イル等が格納されている。また、サーバ200は専用の
通信回線250を通じてセンタCのホストコンピュータ
300と交信できるように接続されている。
【0029】図4に全銀行機関データファイルの例を示
す。
【0030】同図に示すように、本例の全銀行機関デー
タファイルは、金融機関の種別名データ、銀行名インデ
ックス、銀行名データ、銀行支店名インデックス、銀行
支店名データ、県名データ、農協/漁協名データ、農協
/漁協支店名インデックス、および農協/漁協支店名デ
ータから構成され、各データは図示の矢印に示すような
関係でリンクされている。
【0031】この全銀行機関データファイルは、たとえ
ば、次のように運用される。全ての金融機関名のなかか
ら利用者によってある金融機関名が選択されると、その
選択された金融機関の種別(例えば都市銀行)に属する
全ての銀行名が全銀行機関データファイルより検索され
て表示され、続いて、この銀行名の一覧から利用者によ
って目的の銀行名が選択されると、この選択された銀行
名に属する全ての支店名が検索されて表示される。さら
にこの後、表示された銀行支店名の一覧から利用者によ
って選択された銀行支店名が取引対象の金融機関として
特定される。
【0032】次に、図3に示したシステムにおいて、全
銀行機関データファイルを更新する時の動作を図5によ
り説明する。
【0033】全銀行機関データファイルの更新は、まず
センタC内のホストコンピュータ300において、ハー
ドディスク装置やフローピーディスク装置等の記憶装置
302に既に作成されて保存されている既存のファイル
に対して行われる。このホストコンピュータ300での
ファイル更新の方法としては、通信回線を使って外部か
ら更新内容を含む新しい「全銀行機関データファイル」
をダウンロードする方法、フロッピーディスク等のメデ
ィアから新しい全銀行機関データファイルを複写する方
法、あるいは操作員の手入力による方法等が挙げられ
る。
【0034】続いて、ある店舗S内のサーバ200が専
用の通信回線250を介して、センタC内のホストコン
ピュータ300に対して全銀行機関データファイルのダ
ウンロード要求を送信する。センタC内のホストコンピ
ュータ300は、サーバ200からのダウンロード要求
を受信すると、現在全銀行機関データファイルを送信可
能であるかどうかを調べ、送信可能であれば、これから
全銀行機関データファイルを送信することを通知するた
めの応答を要求元のサーバ200に送信した後、全銀行
機関データファイルを要求元のサーバ200に送信する
(ファイルダウンロードする)。また、現在別のサーバ
200へのファイル送信中であるなどの理由で送信不可
であった場合は、先行する他のサーバ200からのファ
イル要求に対するファイル送信が完了してから当該サー
バ200からのファイル要求に応じる。
【0035】なお、ホストコンピュータ300からサー
バ200へのファイル送信は、ホストコンピュータ30
0がファイルダウンロード要求が発生したサーバ200
を複数認識した場合に、これら複数のサーバ200に更
新後の全銀行機関データファイルを同報通信により伝送
するようにしてもよい。
【0036】一方、サーバ200はホストコンピュータ
300より専用の通信回線250を介してファイル送信
の通知を受けるとファイルダウンロード待ちの状態に入
り、続いてホストコンピュータ300より送信された全
銀行機関データファイルを受信する。そしてサーバ20
0は受信した全銀行機関データファイルの内容をサーバ
200の持つハードディスク装置202に記録されてい
る既存の全銀行機関データファイルに上書きする。これ
によって、サーバ200の持つ全銀行機関データファイ
ルの更新が行われる。
【0037】以上のホストコンピュータ300からサー
バ200への全銀行機関データファイルのダウンロード
は、サーバ200にLAN34を介して接続されている
自動取引装置100−1,100−2,・・・,100
−Nとは無関係に行われる。サーバ200に接続されて
いる全ての自動取引装置100−1,100−2,・・
・,100−Nは、LAN34を介して、サーバ200
が保有する全銀行機関データファイルを共有ファイルと
してアクセスする。すなわち、利用者による振込などの
取引操作が行われる際、サーバ200のハードディスク
装置202に共有ファイルとして格納された全銀行機関
データファイルを直接参照し、必要な部分のデータのみ
を読み出してカラーCRT表示装置5に表示する。
【0038】図6に全銀行機関データファイルを用いた
取引処理の手順の例を示す。
【0039】まず、本装置に前に利用者が立ったことが
光センサ等により検知されると、カラーCRT表示装置
5に「出金、入金、残高紹介、通帳記入、振込」など、
これから利用者が行いたい取引の種類の選択キーが表示
される(ステップS1)。この案内に応じて利用者が
「振込」を選択したとする(ステップS2)。するとカ
ラーCRT表示装置5に「現金またはIDカードの引き
落とし」の選択キーが表示される(ステップS3)。
【0040】ここで利用者は「IDカードの引き落と
し」を選択したとする(ステップS4)。これによりカ
ラーCRT表示装置5の表示は「IDカードを挿入して
ください」に切り替わる(ステップS5)。この案内に
従って利用者はIDカードをカードリーダユニット21
にカード口6より挿入する(ステップS6)。
【0041】この後、カードリーダユニット21内にて
IDカードの磁気ストライプ部に記録された暗証番号、
口座番号などの口座情報が読み取られ、読み取られた口
座情報から当該IDカードが正しいIDカードかどうか
を判定し、正しいIDカードである場合、利用者に暗証
番号の入力を求めるメッセージがカラーCRT表示装置
5に表示される(ステップS7)。
【0042】利用者より暗証番号が入力されると(ステ
ップS8)、この入力された暗証番号とカードリーダユ
ニット21によってIDカードから読み取られた暗証番
号とが照合される。各暗証番号が一致すれば、利用者に
振込金額の投入を求めるメッセージがカラーCRT表示
装置5に表示される(ステップS9)。これに従って利
用者が振込金額を紙幣入出金ユニット24の紙幣口3よ
り、或いは硬貨入出金ユニット25の硬貨投入口9より
投入する(ステップS10)。この後、振込先が登録済
みか未登録かを利用者に選択させるためのメッセージが
カラーCRT表示装置5に表示される(ステップS1
1)。
【0043】ここで、振込先が未登録である場合につい
て説明する。振込先が未登録であることが利用者によっ
て指定されると(ステップS12)、主制御部32はL
AN34を介してサーバ200のハードディスク装置2
02に記憶されている共有化された全銀行機関データフ
ァイルを参照して金融機関の種別名データを読み出し、
読み出したすべての金融機関種別名の選択キーを「振込
先の金融機関の種別を選択してください」というメッセ
ージとともにカラーCRT表示装置5に表示させる(ス
テップS13)。
【0044】これに従って利用者により一つの金融機関
種別の選択キーが操作されると(たとえば都市銀行が選
択されたとする)(ステップS14)、次に主制御部3
2は、サーバ200のハードディスク装置202に記憶
されている全銀行機関データファイルから、前記選択さ
れた金融機関種別に属するすべての銀行名データを読み
出し、読み出したすべての銀行名の選択キーを「振込先
の銀行を選択してください」というメッセージとともに
カラーCRT表示装置5に表示させる(ステップS1
5)。
【0045】さらに、これに従って利用者により一つの
銀行の選択キーが操作されると(ステップS16)、続
いて主制御部32はサーバ200のハードディスク装置
202に記憶されている全銀行機関データファイルか
ら、前記選択された銀行に属する全ての支店名データを
読み出し、これら支店の選択キーを「振込先の支店を選
択してください」というメッセージとともにカラーCR
T表示装置5に表示させる(ステップS17)。
【0046】そして利用者により一つの支店の選択キー
が操作されると(ステップS18)、主制御部32は利
用者に振込先の口座番号と預金種目の入力を促すメッセ
ージをカラーCRT表示装置5に表示させる(ステップ
S19)。
【0047】この後、利用者による、振込先の口座番号
と預金種目の入力(ステップS20)、受取人名の入力
(ステップS21)、振込確認の入力(ステップS2
3)等が行われる一方、主制御部32は、紹介電文の送
受信(ステップS22)、振込電文の送受信(ステップ
S24)、振込カードの発行(ステップS25)、ID
カードの返却とレシートの発行(ステップS26)を行
う。以上により振り込み手続きが終了する。
【0048】以上説明したように、この実施形態におい
ては「全銀行機関データファイル」をサーバ200のハ
ードディスク装置202に、各自動取引装置100−
1,100−2,・・・,100−Nにより共有可能な
ファイルとして格納しておき、個々の自動取引装置10
0−1,100−2,・・・,100−Nは、利用者に
よる取引操作が行われる際、サーバ200の全銀行機関
データファイルを直接参照して必要な銀行機関データを
読み出し、金融機関種別の選択キー表示、金融機関種別
毎の金融機関名の選択キー表示、金融機関毎の支店名の
選択キー表示を行うように構成したことにより、全銀行
機関データファイルの保守管理が個々の自動取引装置に
全銀行機関データファイルを夫々持たせる従来の方式に
比べて簡単になる。
【0049】また、システム全体においての全銀行機関
データファイルの更新を速やかに行うことができる。す
なわち、過去の、オンライン接続されたホストコンピュ
ータからのダウンロードによって個々の自動取引装置の
ハードディスク装置等に全銀行機関データファイルを保
存及び更新する方式では、全銀行機関データファイルの
更新時にホストコンピュータへのダウンロード要求が自
動取引装置の数だけ発生し、ホストコンピュータの負担
が非常に大きくなるが、本実施形態の方式によれば、ホ
ストコンピュータ300へのダウンロード要求がサーバ
200の数に減らすことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全銀行機関データファイルの更新が発生した際の全銀行
機関データファイルの全体的な通信量を従来方式に比べ
て低減することができ、更新処理の時間を短縮すること
ができる。また、例えば店舗毎に設置されたサーバで全
銀行機関データファイルを保守管理できるので、個々の
自動取引装置に別々に全銀行機関データファイルを持た
せる方式に比べて、全体的な保守管理に要する手間を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である自動取引装置の外観を
示す図である。
【図2】図1に示す自動取引装置の構成を機能部に分け
て示した図である。
【図3】図1に示す自動取引装置、サーバおよびセンタ
のホストコンピュータを含めたシステム全体の構成を示
す図である。
【図4】全銀行機関データファイルの例を示す図であ
る。
【図5】図3に示した自動取引システムでの全銀行機関
データファイルの更新時の動作
【図6】全銀行機関データファイルを用いた取引処理の
手順例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
C センタ S 店舗 21 カードリーダユニット 22 レシートプリンタユニット 23 通帳プリンタユニット 24 紙幣入出金ユニット 25 硬貨入出金ユニット 26 接客ユニット 27 音声案内ユニット 28 内部モニタ 29 ハードディスク装置 30 フロッピーディスク装置 31 伝送制御部 32 主制御部 34 LAN 200 サーバ 202 サーバの記憶装置(ハードディスク装置) 250 通信回線 300 ホストコンピュータ 302 ホストコンピュータの記憶装置(ハードディ
スク装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全銀行機関データファイルを記憶する記
    憶装置を有し、外部より前記全銀行機関データファイル
    を入手して前記記憶装置に記憶または前記記憶された全
    銀行機関データファイルを更新するサーバにネットワー
    クを通じて接続された自動取引装置において、 前記サーバの前記記憶装置に記憶された全銀行機関デー
    タファイルを前記ネットワークを通じて参照する手段
    と、 前記参照した全銀行機関データファイルの内容を表示す
    る手段とを有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 サーバと、このサーバとネットワーク伝
    送路を通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを
    有する自動取引システムにおいて、 前記サーバは、 全銀行機関データファイルを記憶する記憶装置と、 外部より前記全銀行機関データファイルを入手し、前記
    記憶装置に記憶または前記記憶された全銀行機関データ
    ファイルを更新する手段とを有し、 前記自動取引装置は、 前記サーバの前記記憶装置に記憶された全銀行機関デー
    タファイルを前記ネットワーク伝送路を通じて参照する
    手段と、 前記参照した全銀行機関データファイルの内容を表示す
    る手段とを有することを特徴とする自動取引システム。
  3. 【請求項3】 サーバと、このサーバとネットワーク伝
    送路を通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを
    有する自動取引システムにおいて、 前記サーバは、 全銀行機関データファイルを記憶する記憶装置と、 通信回線を通じて上位装置より前記全銀行機関データフ
    ァイルを受信し、前記記憶装置に記憶または前記記憶さ
    れた全銀行機関データファイルを更新する手段とを有
    し、 前記自動取引装置は、 前記サーバの前記記憶装置に記憶された全銀行機関デー
    タファイルを前記ネットワーク伝送路を通じて参照する
    手段と、 前記参照した全銀行機関データファイルの内容を表示す
    る手段とを有することを特徴とする自動取引システム。
  4. 【請求項4】 サーバと、このサーバとネットワーク伝
    送路を通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを
    有する自動取引システムにおいて、 前記サーバは、 全銀行機関データファイルを記憶する、前記複数の自動
    取引装置により共有可能な記憶装置と、 外部より前記全銀行機関データファイルを入手し、前記
    記憶装置に記憶または前記記憶された全銀行機関データ
    ファイルを更新する手段とを有し、 前記各自動取引装置は、それぞれ前記サーバの前記記憶
    装置に記憶された全銀行機関データファイルを前記ネッ
    トワーク伝送路を通じて参照する手段と、 前記参照した全銀行機関データファイルの内容を表示す
    る手段とを有することを特徴とする自動取引システム。
  5. 【請求項5】 サーバと、このサーバとネットワーク伝
    送路を通じて接続された一つの以上の自動取引装置とを
    有する自動取引システムにおいて、 前記サーバは、 全銀行機関データファイルを記憶する、前記複数の自動
    取引装置により共有可能な記憶装置と、 通信回線を通じて上位装置より前記全銀行機関データフ
    ァイルを受信し、前記記憶装置に記憶または前記記憶さ
    れた全銀行機関データファイルを更新する手段とを有
    し、 前記各自動取引装置は、それぞれ前記サーバの前記記憶
    装置に記憶された全銀行機関データファイルを前記ネッ
    トワーク伝送路を通じて参照する手段と、 前記参照した全銀行機関データファイルの内容を表示す
    る手段とを有することを特徴とする自動取引システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210172A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動取引装置への更新ファイル配布装置

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