JP2000163523A - 非接触icカードリーダライタ装置 - Google Patents

非接触icカードリーダライタ装置

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JP2000163523A
JP2000163523A JP10335259A JP33525998A JP2000163523A JP 2000163523 A JP2000163523 A JP 2000163523A JP 10335259 A JP10335259 A JP 10335259A JP 33525998 A JP33525998 A JP 33525998A JP 2000163523 A JP2000163523 A JP 2000163523A
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JP
Japan
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circuit
card
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power
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JP10335259A
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English (en)
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Takehiro Okawa
武宏 大川
Masaaki Ando
公明 安藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ISO10536で規定される非接触密着型ICカード
通信システムにおいて、リーダライタのICカード駆動
用パワーが過多という問題点がある。 【解決手段】リーダライタ装置に装填され電力供給を受
けたICカードからの搬送波信号の振幅をフィードバッ
ク信号として電力供給波の振幅をコントロールすること
で上記ICカードへの過多な電力供給を避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触ICカードシ
ステムに係り、特にそのリーダライタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISO10536で規定される密着型非接触IC
カードシステムにおいて、リーダライタ装置のICカー
ドへの電力供給量として規定のコイルおよび回路を用い
た規定の試験法によっての測定で150mWないし200mWが供
給できるということが規定されている。
【0003】また、リーダライタとしてICカードへの
必要最小限の電力を供給する方法として特開平7−27194
0および安定した電力を供給する方法として特開平7−27
1941が提示されている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】非接触ICカードのI
Cとしての消費電力は技術の進歩によって低下してお
り、数mWのオーダーとなるのは必須である。リーダライ
タ装置からの過多の電力供給は上記ICの過電圧による
破損や発熱をもたらすという問題があり、時代に即応し
た形でISO10536のICカードへの電力供給量規定が改定
される可能性が大である。しかし、リーダライタとして
は現在の規定をも包含した電力供給能力を持ちながら、
改定規定で動作するICカードを過電圧による破損や発
熱をもたらさずに安定に動作させなければならない。
【0005】リーダライタとしてICカードへの必要最
小限の電力を供給する方法として特開平7−271940およ
び安定した電力を供給する方法として特開平7−271941
が提示されているが、電力供給が足りているかどうかの
検出回路をICカード側に付加しなければならないとい
う問題点がある。また、本来のICカードとリーダライ
タ間の通信信号以外の信号を処理しなければならないと
いう問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、リー
ダライタ装置に装填され電力供給を受けたICカードか
らの搬送波信号の振幅をフィードバック信号として、上
記リーダライタ装置の電力供給波振幅をコントロールす
ることで上記ICカードへの過多な電力供給を避ける構
成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はISO10536で規定されている
通信の従来方法を説明するためのICカードとリーダラ
イタのブロック図である。図2は本発明の一例としての
ISO10536に準拠したリーダライタ装置の回路ブロック図
である。図3は、本発明の他の一例としてのISO10536に
準拠したリーダライタ装置の回路ブロック図である。
【0008】図1において、リーダライタ1内のデジタ
ル制御論理回路2で生成された90度位相差の4.9152MHzの
搬送デジタル信号は、波形整形回路3でそれぞれサイン
波に整形され、駆動回路4によって通信用コイル5および
通信用コイル6をICカード20に対して規定の電力を供
給できる電圧振幅で駆動する。
【0009】上記通信用コイル5および通信用コイル6と
の電磁結合により、上記ICカード20内の通信用コイル
21および通信用コイル22に誘起された4.91252MHzのサイ
ン波は電源回路23により直流電源となり、上記ICカー
ド20内のすべての回路に供給される。また、上記ICカ
ード20内のデジタル制御論理回路24で4.91252MHZのクロ
ック信号を抽出し、メモリー25を有する中央演算処理装
置26に供給する。
【0010】上記デジタル制御論理回路24では上記IC
カード20から上記リーダライタ1への通信搬送信号とな
る307.2KHz搬送信号を生成し、スイッチ素子27およびス
イッチ素子28を駆動し、負荷抵抗29および負荷抵抗30を
それぞれ上記通信用コイル21および通信用コイル22の両
端に断続することで上記リーダライタ1の上記通信用コ
イル5および通信用コイル6に対して307.2KHzの負荷変化
をもたらす。
【0011】上記リーダライタ1の上記通信用コイル5お
よび通信用コイル6に対する負荷変化は上記通信用コイ
ル5および通信用コイル6の駆動電流変化をもたらし、検
出抵抗7および検出抵抗8に生じる電圧変化を上記ICカ
ード20からの搬送波信号周波数成分307.2KHzを通過さ
せ、4.9152MHzを充分に減衰させる濾波増幅回路9にて分
離増幅する。
【0012】上記濾波増幅回路9からの307.2KHzアナロ
グ信号は波形整形回路10でデジタル信号に整形された後
に上記デジタル制御論理回路2で上記ICカード20から
の搬送波として信号処理される。
【0013】上記リーダライタ1のインターフェイス回
路11を介して外部から入力されるシリアルデータ通信信
号は上記デジタル制御論理回路2によりデータの遷移ポ
イントで90度位相差の4.9152MHz搬送波をそれぞれ逆方
向に90度位相変調を行う。
【0014】上記ICカード20の上記デジタル制御論理
回路24は上記リーダライタ1からの位相変調された4.915
2MHzの信号を復調し、シリアルデータとして上記中央演
算処理装置26に送り、上記中央演算処理装置26は受信し
たデータに基づき演算処理を行う。上記演算処理の結果
としての出力シリアルデータは上記デジタル制御論理回
路24で307.2KHz搬送波をデータ遷移ポイントで180度位
相変調を行う。
【0015】上記リーダライタ1のデジタル制御論理回
路2では上記ICカード20からの位相変調された307.2KH
z搬送波信号を復調し、シリアルデータとして上記イン
ターフェイス回路11を介して外部に送信する。
【0016】本発明の実施例である図2においては、リ
ーダライタ1内のデジタル制御論理回路2で生成された90
度位相差の4.9152MHzの搬送デジタル信号は、波形整形
回路3でサイン波に整形され、最大振幅としてICカー
ド20に対し規定の電力を供給でき得る能力を持つ乗算回
路14に入力される。積分回路15の出力信号と掛け算され
た結果の上記乗算回路14の出力信号は駆動回路4によっ
て通信用コイル5および通信用コイル6を電圧で駆動す
る。
【0017】ICカード20が装填されたことを検出する
カード装填検出回路12からの信号によって上記積分回路
15は能動状態となり、0Vから所定の傾斜で電圧を出力す
るが、レベル検出回路16からの信号で上記積分回路15は
積分動作を終了し、電圧を保持する構成となっている。
【0018】通信用コイル5および通信用コイル6との電
磁結合により電源供給された上記ICカード20からの30
7.2KHz搬送信号は上記通信用コイル5および通信用コイ
ル6の電流変化をもたらし、検出抵抗7および検出抵抗8
に生じる電圧変化を上記ICカード20からの搬送信号周
波数成分307.2KHzを通過させ、4.9152MHzを充分に減衰
させる濾波増幅回路9にて分離増幅する。
【0019】上記濾波増幅回路9からのアナログ信号は
波形整形回路10でデジタル信号に整形された後にデジタ
ル制御論理回路2で上記ICカード20からの搬送波信号
として処理される。
【0020】また、上記濾波増幅回路9からのアナログ
信号は整流回路13で直流信号に変換され、レベル検出回
路16で上記濾波増幅回路9の出力が通信に必要なレベル
に到達したことを検出し、上記積分回路15に積分停止信
号を送ることによって消費電力の相違があるICカード
に対しても必要最小限の電力供給を行うことができる。
【0021】本発明の他の実施例である図3において
は、リーダライタ1内のデジタル制御論理回路2で生成さ
れた90度位相差の4.9152MHzの搬送デジタル信号は、波
形整形回路3でそれぞれサイン波に整形され、最大振幅
としてICカード20に対して規定の電力を供給でき得る
能力を持ち、かつ整流回路11からの直流信号レベルを一
定に保つように動作するオートゲインコントロール(AG
C)回路17を通った後に駆動回路4によって通信用コイル
5および通信用コイル6を電圧で駆動する。
【0022】装填検出回路12で上記ICカード20が装填
されたことを検出するまで上記オートゲインコントロー
ル回路17は増幅度として零を保ち、装填を検出後に一定
の傾斜で増幅度を上げる構成となっており、整流回路13
の出力が一定の電圧に達した後に本来のオートゲインコ
ントロールを行う構成となっている。
【0023】通信用コイル5および通信用コイル6との電
磁結合により電源供給された上記ICカード20からの30
7.2KHz搬送信号は、上記通信用コイル5および通信用コ
イル6の電流変化をもたらし、検出抵抗7および検出抵抗
8に生じる電圧変化として上記ICカード20からの搬送
信号周波数成分307.2KHzを通過させ、4.9152MHzを充分
に減衰させる濾波増幅回路9にて分離増幅する。
【0024】上記濾波増幅回路9からのアナログ信号は
波形整形回路10でデジタル信号に整形された後にデジタ
ル制御論理回路2で信号処理される。
【0025】また、上記濾波増幅回路9からのアナログ
信号は整流回路13で直流信号に変換され、上記オートゲ
インコントロール回路17へのコントロール信号となる。
【0026】上記濾波増幅回路9からのアナログ信号レ
ベルが整形回路10で正規にデジタル信号に整形される最
低限に保たれるように、上記オートゲインコントロール
回路17を設定することによって消費電力の相違があるI
Cカードに対しても必要最小限の電力供給を行うことが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ICカードの消費電力
の違いに対応した電力供給を上記ICカードの回路に手
を加えることなく、リーダライタ装置として行うことが
でき、エネルギーの消費を押さえることができるととも
に、発熱によるIC破損事故を未然に防げるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の非接触密着型ICカードシステムのリ
ーダライタおよびICカードのブロック図。
【図2】本発明の一実施例の非接触密着型ICカードシ
ステムにおけるリーダライタ回路のブロック図
【図3】本発明の他の実施例の非接触密着型ICカード
システムにおけるリーダライタ回路のブロック図。
【符号の説明】
1…リーダライタ、2…デジタル制御論理回路、3…波形
整形回路、4…駆動回路、5…通信用コイル、6…通信用
コイル、7…検出抵抗、8…検出抵抗、9…濾波増幅回
路、10…波形整形回路、11…インターフェイス回路、12
…ICカード装填検出回路、13…整流回路、14…乗算回
路、15…積分回路、16…レベル検出回路、17…オートゲ
インコントロール回路、20…ICカード、21…通信用コ
イル、22…通信用コイル、23…電源回路、24…デジタル
制御論理回路、25…メモリー、26…中央演算処理装置、
27…スイッチ素子、28…スイッチ素子、29…負荷抵抗、
30…負荷抵抗。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触ICカードシステムにおいて、装填
    されたICカードへの電力供給量をICカードからの搬
    送波信号の大きさで制御する手段を具備することを特徴
    とする非接触ICリーダライタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1のリーダライタ装置において、I
    Cカードからの搬送波信号の大きさが上記リーダライタ
    として必要最小限の振幅が得られるだけのICカードへ
    の電力供給量となるよう制御する手段を具備することを
    特徴とする非接触ICリーダライタ装置。
JP10335259A 1998-11-26 1998-11-26 非接触icカードリーダライタ装置 Pending JP2000163523A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002099878A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 非接触icカード用リーダ/ライタ装置
US7227504B2 (en) 2003-09-01 2007-06-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gate antenna device
US7339120B2 (en) 2003-06-26 2008-03-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electromagnetic wave shield

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JP2002099878A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 非接触icカード用リーダ/ライタ装置
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