JP2000163339A - 電子メール制御装置、電子メール制御方法、及び電子メール制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子メール制御装置、電子メール制御方法、及び電子メール制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000163339A
JP2000163339A JP34030698A JP34030698A JP2000163339A JP 2000163339 A JP2000163339 A JP 2000163339A JP 34030698 A JP34030698 A JP 34030698A JP 34030698 A JP34030698 A JP 34030698A JP 2000163339 A JP2000163339 A JP 2000163339A
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JP34030698A
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Masahito Ariizumi
雅仁 有泉
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メール制御装置にあって、ある特定の相
手、ある特定の事柄についてやり取りした各メールデー
タのみを容易に検索編集して表示すること。 【解決手段】任意の通信先(宛先/差出人)と件名が指
定されて表データの作成が指示されると、受信及び送信
メールエリア22,23に記憶されている全ての受信及び送
信メールの中から、前記指定された通信先(宛先/差出
人)と件名が共通するメールデータが順次検索されて抽
出され、各メールそれぞれの通信日時に応じてソートさ
れて表データエリア30に保存された後、この表データエ
リア30にソート保存された指定通信先(宛先/差出人)
と件名にて関係付けられた一連の送受信メールは、表画
面(図42参照)のメール経過表示枠47に対し、左エリア
には送信メールが、右エリアには受信メールが、上位の
ブロックエリア順に当てはめられて表形式で表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコピュ
ータ等で適用される電子メール制御装置、電子メール制
御方法、及び電子メール制御プログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータを通信ネ
ットワークに接続することで、各コンピュータ端末間に
おいて任意のメールデータの送受信が行なえるようにな
る、所謂、電子メールシステムが急速に普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電子メール
システムでは、多量に送受信される個々のメールデータ
を如何に効率良く保存しあるいは検索して表示させるこ
とが、効果的に利用する上での課題となるが、例えばメ
ールデータのやり取りが多いコンピュータ端末では、メ
ールデータ保存のために非常に大きな記憶エリアが占有
される現状にあり、他のシステム機能を実行させる上で
障害となることがある。
【0004】また、従来の電子メールシステムでは、過
去に送受信されて保存されている多数のメールデータの
中から、ある特定の相手との間で、ある特定の事柄につ
いてやり取りした送信及び受信の各メールデータのみを
履歴として抜き出して見るには、全ての保存メールデー
タを順次捲って見て抽出し、別画面に切り貼り表示する
面倒な操作を行なわなければならない問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その第1の目的は、メール保存のために占有
される記憶エリアを抑制することが可能になる電子メー
ル制御装置、電子メール制御方法、及び電子メール制御
プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、ある特定の
相手、ある特定の事柄についてやり取りした各メールデ
ータのみを容易に検索編集して表示することが可能にな
る電子メール制御装置、電子メール制御方法、及び電子
メール制御プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
第1の電子メール制御装置は、メールデータを記憶する
メール記憶手段と、任意の通信先及び件名を指定する項
目指定手段と、この項目指定手段により指定された通信
先及び件名と同一の通信先及び件名で共通するメールデ
ータを前記メール記憶手段から検索する共通メール検索
手段と、この共通メール検索手段により検索された前記
指定された通信先及び件名で共通する各メールデータを
表形式で表示する共通メール表示手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】このような第1の電子メール制御装置によ
れば、任意の通信先及び件名が指定されると、この指定
された通信先及び件名と同一の通信先及び件名で共通す
るメールデータがメール記憶手段から検索され、この検
索された各メールデータが表形式で表示されるので、通
信先と件名を特定した表データを作成できることにな
る。
【0009】また、本発明に係る第2の電子メール制御
装置は、メールデータを送信するメール送信手段と、メ
ールデータを受信するメール受信手段と、このメール受
信手段により受信されたメールデータに基づき、新たな
本文を追加した返信メールを作成し、前記メール送信手
段により送信するメール返信手段と、このメール返信手
段による返信メールの作成送信に際し、新たな本文の追
加前に前記メール受信手段により受信されて既に存在し
た本文に対し、そのメール返信の都度、特定のマークを
加算して付加するマーク付加手段と、前記メール送信手
段により送信した送信メールのデータを記憶する送信メ
ール記憶手段と、前記メール受信手段により受信した受
信メールのデータ記憶する受信メール記憶手段と、任意
の通信先及び件名を指定する項目指定手段と、この項目
指定手段により指定された通信先及び件名と同一の通信
先及び件名で共通する送信及び受信メールデータを前記
送信メール記憶手段及び受信メール記憶手段から検索す
る共通メール検索手段と、この共通メール検索手段によ
り検索された前記指定された通信先及び件名で共通する
各送信及び受信メールデータをそのそれぞれの通信時刻
でソートすると共に、前記特定のマークが付加された本
文を当該マークのみ残して削除して記憶する共通メール
記憶手段と、前記共通メール検索手段により検索され前
記共通メール記憶手段に記憶された前記指定された通信
先及び件名で共通する各送信及び受信メールデータを、
前記送信メール記憶手段及び受信メール記憶手段から削
除する共通メール削除手段と、前記共通メール記憶手段
に記憶された前記指定された通信先及び件名で共通する
各送信及び受信メールデータを表形式で表示する共通メ
ール表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】このような第2の電子メール制御装置によ
れば、メール受信手段により受信されたメールデータに
基づき、新たな本文を追加した返信メールを作成して送
信すると、この返信メールの作成送信に際しては、新た
な本文の追加前に前記メール受信手段により既に受信さ
れて存在した本文に対し、そのメール返信の都度、特定
のマークが加算付加されて送信される。そして、任意の
通信先及び件名が指定されると、この指定された通信先
及び件名と同一の通信先及び件名で共通する送信及び受
信メールデータが送信メール記憶手段及び受信メール記
憶手段から検索され、そのそれぞれの通信時刻でソート
されると共に、前記特定のマークが付加された本文は当
該マークのみ残し削除されて共通メール記憶手段に記憶
され、表形式で表示される。一方、前記検索,記憶,表
示された通信先及び件名の共通する送信及び受信メール
データは、前記送信メール記憶手段及び受信メール記憶
手段からは削除されるので、前記通信先及び件名におい
て共通する一連の送受信メールそれぞれの本文データ
は、その送信及び返信の時々に新たに入力した本文のみ
残されて保存されるようになり、当該一連の送受メール
が前記送信及び受信メールの各記憶手段から削除される
だけでなく、共通メール記憶手段内においても、同一の
メール内容は重複保存されず、記憶容量の無駄を防止で
きることになる。
【0011】また、本発明に係る第3の電子メール制御
装置は、メールデータを記憶するメール記憶手段と、こ
のメール記憶手段に記憶された各メールデータからそれ
ぞれのメールの通信先,件名,通信時刻の情報を読み出
すメール情報読み出し手段と、このメール情報読み出し
手段により読み出された各メールデータそれぞれの通信
先,件名,通信時刻を一覧にして表示するメールリスト
表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような第3の電子メール制御装置によ
れば、メール記憶手段に記憶された各メールデータから
それぞれのメールの通信先,件名,通信時刻の情報が読
み出され一覧にして表示されるので、メールリストのた
めの独立した記憶エリアを必要とせず、適宜リスト作成
して表示できることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。
【0014】図1は本発明の電子メール制御装置の実施
形態に係る情報端末装置の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0015】この情報端末装置は、コンピュータである
CPU(中央処理装置)により構成される制御部11を
備えている。
【0016】制御部(CPU)11は、キー入力部12
から入力されるキー入力データや、液晶表示部13の表
示画面上に重ねて設けられたタブレット14から位置検
出回路15を介して入力されるタッチペンによるタッチ
位置データ、通信ネットワークNに接続されたモデム1
6を介して受信される通信データ等に応じて、ROM1
7に予め記憶されているシステムプログラムや各種アプ
リケーションプログラムあるいは記録媒体読み取り部
(磁気ディスク装置等)18により読み取られる外部記
録媒体(フロッピディスクディスク等)19に記録され
た情報端末装置制御用のプログラムを起動させ、この起
動されたプログラムに従い、RAM20をワークメモリ
として回路各部の動作制御を行なうものである。
【0017】この制御部(CPU)11には、前記キー
入力部12、液晶表示部13、タブレット14、位置検
出回路15、モデム16、ROM17、記録媒体読み取
り部18、RAM20が接続され、また、液晶表示部1
3は表示駆動回路21を介して接続される。
【0018】キー入力部12には、様々な文字や記号の
入力キー、テンキー、ファンクションキー、実行キー、
カーソルキー等が備えられる。
【0019】タブレット14は、液晶表示部13の表示
画面上に重ねて設けられ、ペンによりタッチされた位置
に応じた電圧信号を発生するもので、このタブレット1
4から出力されるタッチ位置に応じた電圧信号に基づ
き、位置検出回路15により表示画面に対応させた座標
が検出され、このタッチ位置座標に応じて制御部(CP
U)11により操作の内容が判断される。
【0020】ROM17には、本情報端末装置の電子回
路におけるの全体の処理を司る、図13に示すシステム
プログラムデータが予め記憶されると共に、図14に示
すメール処理プログラム等、各種の動作モードの処理を
司るサブプログラムデータも予め記憶される。
【0021】図2は前記情報端末装置のRAM20に確
保される各種データメモリの構成を示す図である。
【0022】このRAM20は、例えば半導体メモリか
らなるRAMを用いてなり、各種アプリケーションプロ
グラムの実行に伴なう制御部(CPU)11の指示によ
り各回路部との間で入出力される種々のデータが必要に
応じて記憶されるもので、このRAM20における、例
えば電子メール処理のためのデータメモリとしては、図
2に示すように、受信メールエリア22、送信メールエ
リア23、枠画面エリア24、メニュー画面エリア2
5、データエリア26、表示エリア27、モードフラグ
エリア(MF)28、検索エリア29、表データエリア
30、表リストデータエリア31等、その他各機能の実
行に必要なワークエリアが備えられる。
【0023】受信メールエリア22には、モデム16及
び通信ネットワークNを介した図示しないメールサーバ
との送受信処理に伴ない、該メールサーバに受信保存さ
れている本情報端末装置宛ての受信メールデータが受信
され、個々の受信メール(1)(2)…(n)毎にその
差出人のメールアドレスデータ,件名データ,本文デー
タ,受信日時データが記憶される。
【0024】送信メールエリア23には、本情報端末装
置におけるメール作成処理等により作成された送信メー
ルデータが記憶されるもので、個々の送信メール(1)
(2)…(n)毎にその宛先のメールアドレスデータ,
件名データ,本文データ,送信日時データが記憶され
る。
【0025】枠画面エリア24には、本情報端末装置の
電子メール処理に伴なう種々の動作過程において、液晶
表示部13にそれぞれ対応する種類のデータを表示させ
るためのフォーマットパターン(枠)が記憶されるもの
で、例えば受信メールのリスト表示を行なうための受信
メールリスト枠24a、送信メールのリスト表示を行な
うための送信メールリスト枠24b、送受信メールを宛
先と件名の一致で関係付けた表データのリスト表示を行
なうための表リスト枠24c、表データへの追加入力表
示を行なうための表追加枠24d、受信メールを個別表
示するための受信メール枠24e、送信メールを個別表
示するための送信メール枠24f、表データを個別表示
するための表画面枠24gが記憶される。
【0026】図3は前記情報端末装置のRAM20に確
保されたメニュー画面エリア25に記憶されるメニュー
画面Gの構成を示す図である。
【0027】メニュー画面エリア25には、本情報端末
装置で作業可能な動作モードをアイコンで選択するため
のメニュー画面Gが記憶されるもので、このメニュー画
面Gには、知人のアドレスや電話番号等の登録管理を行
なう手帳データ処理を起動させるための[手帳]アイコ
ン32、任意のメモの管理を行なうメモデータ処理を起
動させるための[メモ]アイコン33、現在の年月日時
刻や時間の管理を行なう時計データ処理を起動させるた
めの[時計]アイコン34、電子メールの送受信とその
管理を行なうメールデータ処理を起動させるための[メ
ール]アイコン35、スケジュールの登録管理を行なう
スケジュールデータ処理を起動させるための[スケジュ
ール]アイコン36が備えられる。
【0028】図4は前記情報端末装置のRAM20に確
保された枠画面エリア24に記憶される受信メールリス
ト枠24aの構成を示す図である。
【0029】この受信メールリスト枠24aには、各受
信メール毎の差出人,件名,受信日時の表示枠が上下カ
ーソルK1,K2付きで備えられると共に、メールデー
タの送信及び受信を行なう送受信処理を起動させるため
の[送受信]アイコン37、メールデータの作成を行な
うメール作成処理を起動させるための[メール作成]ア
イコン38、表データの追加を行なう表追加処理を起動
させるための[表追加]アイコン39、この受信メール
リスト枠24aを用いて受信メールのリスト表示を行な
う受信メールリスト表示処理を起動させるための[受信
メール]アイコン40、送信メールリスト枠24bを用
いて送信メールのリスト表示を行なう送信メールリスト
表示処理を起動させるための[送信メール]アイコン4
1、表リスト画面枠24cを用いて表データのリスト表
示を行なう表リスト表示処理を起動させるための[表リ
スト]アイコン42が備えられる。
【0030】図5は前記情報端末装置のRAM20に確
保された枠画面エリア24に記憶される送信メールリス
ト枠24bの構成を示す図である。
【0031】この送信メールリスト枠24bには、各送
信メール毎の宛先,件名,送信日時の表示枠が上下カー
ソルK1,K2付きで備えられると共に、前記受信メー
ルリスト枠24aと同様に、[送受信]アイコン37、
[メール作成]アイコン38、[表追加]アイコン3
9、[受信メール]アイコン40、[送信メール]アイ
コン41、[表リスト]アイコン42が備えられる。
【0032】図6は前記情報端末装置のRAM20に確
保された枠画面エリア24に記憶される表リスト枠24
cの構成を示す図である。
【0033】この表リスト枠24cには、各表データ毎
の宛先(通信相手),件名,通信期間の表示枠が上下カ
ーソルK1,K2付きで備えられると共に、前記同様の
[表追加]アイコン39、[受信メール]アイコン4
0、[送信メール]アイコン41、[表リスト]アイコ
ン42が備えられ、さらに、当該枠の画面表示や指定デ
ータの削除を行なう削除処理を起動させるための[削
除]アイコン43が備えられる。
【0034】図7は前記情報端末装置のRAM20に確
保された枠画面エリア24に記憶される表追加枠24d
の構成を示す図である。
【0035】この表追加枠24dには、表データとして
追加したい宛先(通信相手),件名の入力指定表示枠が
備えられると共に、前記同様の[削除]アイコン43、
及び前記入力指定表示枠で指定された宛先(通信相
手),件名の一致により送受信データを関係付けた表デ
ータの作成を行なう表作成処理を起動させるための[表
作成]アイコン39aが備えられる。
【0036】図8は前記情報端末装置のRAM20に確
保された枠画面エリア24に記憶される送信メール枠2
4fの構成を示す図である。
【0037】この送信メール枠24fには、個別送信メ
ールの宛先,件名,本文の入力表示枠が備えられると共
に、この送信メール枠24fにて入力作成された送信メ
ールの送信処理を起動させるための[送信]アイコン4
4、前記同様の[削除]アイコン43、及び当該表示さ
れているメール処理画面を閉じるための[閉じる]アイ
コン46が備えられる。
【0038】図9は前記情報端末装置のRAM20に確
保された枠画面エリア24に記憶される受信メール枠2
4eの構成を示す図である。
【0039】この受信メール枠24eには、個別受信メ
ールの差出人,件名,本文の表示枠が備えられると共
に、この受信メールを基にした返信メールの作成,送信
を行なう返信処理を起動させるための[返信]アイコン
45、及び前記同様の[削除]アイコン43、[閉じ
る]アイコン46が備えられる。
【0040】なお、この返信処理により受信メールに追
加した返信メールの作成,送信を行なった場合には、受
信メールの本文に対し、その受信の回数に応じた引用符
「>」が先頭付加されて返信される。つまり、所定の通
信先とのメールのやり取りを行なう場合に、最初の送信
メールが通信先に受信されて返信される際には、その通
信先での受信メールには1つ目の引用符「>」が付加さ
れて返信メールと共に返信され、これを当方で受信して
返信する際には、前記最初の送信メールにはさらに2つ
目の引用符「>>」が付加され、また、通信先からの返
信メールには1つ目の引用符「>」が付加されて当方か
らの返信メールと共に送信され、さらにこの返信メール
が通信先に受信されて返信される際には、前記最初の送
信メールには3つ目の引用符「>>>」が付加され、ま
た、該通信先における前回の返信メールには2つ目の引
用符「>>」が付加され、また、当方からの最初の返信
メールには1つ目の引用符「>」が付加されて新たな返
信メールと共に返信されることになる。
【0041】また、前記受信メールリスト枠24a(図
4参照)、送信メールリスト枠24b(図5参照)、送
信メール枠24f(図8参照)、受信メール枠24e
(図9参照)のそれぞれに表示される件名には、そのメ
ールデータが返信メールとして受信された受信メールで
あるか、あるいは返信メールとして送信した送信メール
であるかを区別するための返信マーク「RE:」が先頭
付加される。
【0042】図10は前記情報端末装置のRAM20に
確保された枠画面エリア24に記憶される表画面枠24
gの構成を示す図である。
【0043】この表画面枠24gには、送受信メールに
一致する宛先(通信先)及び件名を上段にして、その下
の左半分の領域に送信時刻と送信メール本文、右半分の
領域に受信時刻と受信メール本文を順次縦時系列に表示
するメール経過表示枠47が上下カーソルK1,K2付
きで備えられると共に、前記同様の[削除]アイコン4
3及び[閉じる]アイコン46が備えられる。
【0044】一方、前記RAM20に確保されたデータ
エリア26には、受信メールリストの画面表示あるいは
送信メールリストの画面表示等に際して、前記受信メー
ルエリア22あるいは送信メールエリア23に記憶され
ている各受信メール(1)(2)…(n)の差出人,件
名,受信日時、あるいは各送信メール(1)(2)…
(n)の宛先,件名,送信日時が順次読み出されて記憶
される。
【0045】また、前記RAM20に確保された表示エ
リア26には、液晶表示部13に画面表示すべきビット
マップのデータが書き込まれて記憶される。
【0046】また、モードフラグエリア(MF)28の
モードフラグMFは、受信メールリスト表示処理の起動
待機状態において“1”にセットされ、送信メールリス
ト表示処理の待機状態において“2”にセットされ、表
リスト表示処理の待機状態において“3”にセットされ
る。
【0047】検索エリア29には、表データの画面表示
等に際して、指定された通信先である宛先(差出人)と
件名で一致する送信及び受信メールが、前記受信メール
エリア22及び送信メールエリア23から検索されて記
憶される。
【0048】図11は前記情報端末装置のRAM20に
確保された表データエリア30における表データの記憶
状態を示す図である。
【0049】この表データエリア30には、通信先であ
る宛先(差出人)と件名が一致する送信及び受信メール
データの送信及び受信日時と各本文のデータが時系列に
記憶されるもので、この場合、各送受信メール毎の本文
のデータは、その引用符「>」が付加されたデータ部分
について削除されて記憶される。つまり、各送受信メー
ルにおいて送信最初及びその返信により順次追加連続す
る部分の本文データ以外の重複する部分のデータは削除
されて記憶されることになる。
【0050】この場合、ある1つの宛先(差出人)と件
名で関係付けられた表データにおける、ある送信又は受
信時点での送信又は受信メールの本文データに存在する
引用符「>」の個数は、その引用符「>」に置換される
本来の本文データが、それ以前の何回前の送受信時点に
おける本文データであるかを示している。
【0051】図12は前記情報端末装置のRAM20に
確保された表リストデータエリア31における表リスト
データの記憶状態を示す図である。
【0052】この表リストデータエリア31には、前記
表データエリア30において異なる宛先(差出人)及び
件名の組み合わせ毎に記憶される個々の表データに対応
する宛先(差出人),件名,送受信期間(通信期間)の
リストデータが記憶される。
【0053】その他、前記RAM20からなるワークメ
モリには、各種アプリケーションプログラムの実行に伴
なう制御部(CPU)11の指示により各回路部との間
で入出力される種々のデータが必要に応じて一時的に記
憶される。
【0054】次に、前記構成による情報端末装置の動作
について説明する。
【0055】図13は前記情報端末装置の全体処理を示
すフローチャートである。
【0056】情報端末装置の電源が投入されると、制御
部(CPU)11により、回路各部に対するイニシャラ
イズ(初期設定)が実行された後、RAM20内のメニ
ュー画面エリア25に記憶されているメニュー画面G
(図3参照)が読み出され、液晶表示部13に対し表示
される(ステップS1,S2)。
【0057】この液晶表示部13に表示されたメニュー
画面Gにあって、例えば5つの動作モード表わすアイコ
ン32〜36のうちの何れかが選択的にタッチされた際
に、タブレット14から位置検出回路15を介して[メ
ール]アイコン35がタッチされたと判断されると、R
AM20内のモードフラグエリア28に対し記憶される
モードフラグMFが“1”にセットされ、図14におけ
るメール処理が起動される(ステップS3→S4→S
5,SA)。
【0058】一方、前記液晶表示部13に表示されたメ
ニュー画面Gにあって、[メール]アイコン35以外の
動作モード表わす[手帳]アイコン32、[メモ]アイ
コン33、[時計]アイコン34、[スケジュール]ア
イコン36の何れかがタッチされたと判断された場合に
は、各対応する動作モードの処理が起動される(ステッ
プS3→S4→S6)。
【0059】図14は前記情報端末装置のメール処理を
示すフローチャートである。
【0060】このメール処理の起動状態にあっては、R
AM20内のモードフラグエリア28にセットされてい
るモードフラグMFが“1”であると判断された場合に
は、図15〜図17における受信メールリスト表示処理
が起動され(ステップA1→AB)、また、モードフラ
グMFが“2”であると判断された場合には、図20〜
図22における送信メールリスト表示処理が起動され
(ステップA1→AC)、さらに、モードフラグMFが
“3”であると判断された場合には、図43,図44に
おける表リスト表示処理が起動される(ステップA1→
AD)。
【0061】そして、キー入力部12に備えられるES
C・SW(エスケープ・スイッチ)が操作されたと判断
された場合には、このメール処理は停止され、前記メニ
ュー画面Gの表示による動作モードの選択待機状態に戻
る(ステップA2→RETURN)。
【0062】図15は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される受信メールリスト表示処理(その1)
を示すフローチャートである。
【0063】図16は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される受信メールリスト表示処理(その2)
を示すフローチャートである。
【0064】図17は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される受信メールリスト表示処理(その3)
を示すフローチャートである。
【0065】図18は前記情報端末装置の受信メールリ
スト表示処理に伴ないRAM20内のデータエリア26
に展開された受信メールリストデータを示す図である。
【0066】図19は前記情報端末装置の受信メールリ
スト表示処理に伴ないRAM20内の表示エリア27に
展開された受信メールリスト画面の表示状態を示す図で
ある。
【0067】前記メニュー画面Gにおける[メール]ア
イコン35がタッチされ、RAM20内のモードフラグ
エリア28に記憶されるモードフラグMFが“1”にセ
ットされることに伴ない(ステップS3〜SA)、メー
ル処理が起動されて受信メールリスト表示処理に移行さ
れると(ステップA1→AB)、まず、表示部13に対
し受信メールリスト画面(図19参照)の表示中である
か否か判断される(ステップB1)。
【0068】この受信メールリスト表示処理の起動初期
にあって、前記受信メールリスト画面の表示中ではない
と判断されると、RAM20内の受信メールエリア22
に記憶されている全ての受信メール(1)(2)…
(n)の各々の差出人,件名,受信日時のデータが最新
のものから順次読み出され、図18に示すように、同R
AM20内のデータエリア26に書き込まれ、受信メー
ルリストデータとして記憶される(ステップB1→B
2)。
【0069】なお、前記RAM20内のデータエリア2
6に書き込まれた、図18で示す受信メールリストデー
タにおいて、各受信メールの件名のデータに先頭付加さ
れている返信マーク「RE:」は、当該各受信メールが
返信メールとして受信されたことを示している。
【0070】そして、RAM20内の表示エリア27に
対して、同RAM20内の枠画面エリア24に記憶され
ている受信メールリスト枠24a(図4参照)が転送さ
れて書き込まれ、表示部13に表示される(ステップB
3)。
【0071】すると、前記RAM20内のデータエリア
26に書き込まれた受信メールリストデータ(図18参
照)における最新の上位5行分(この場合5件分)の各
受信メールそれぞれの差出人,件名,受信日時のデータ
がウインドウにより囲まれ、前記表示エリア27に展開
されて表示されている受信メールリスト枠24a内に書
き込まれ、図19に示すように、受信メールリスト画面
として表示部13に表示される(ステップB4,B
5)。
【0072】こうして、受信メールリスト画面が表示部
13に表示された状態で、当該受信メールリスト画面に
備えられている上カーソルK1がタッチされてONされ
たと判断されると、前記データエリア26の受信メール
リストデータに対し、現在ウインドウで囲まれてリスト
表示されているデータ範囲が、最上位の行位置(最新受
信メール)を先頭とする範囲にあるか否か判断され、最
上位の行位置からの範囲にないと判断された場合には、
前記ウインドウによる囲み範囲が1行分(この場合1件
分)上位のデータを含む範囲に移動されて前記受信メー
ルリスト枠24a内に書き込まれ、受信メールリスト画
面として表示部13に更新表示される(ステップB6→
B7→B8→B5)。
【0073】一方、前記受信メールリスト画面に備えら
れている下カーソルK2がタッチされてONされたと判
断されると、前記データエリア26の受信メールリスト
データに対し、現在ウインドウで囲まれてリスト表示さ
れているデータ範囲が、最下位の行位置(最古受信メー
ル)を末尾とする範囲にあるか否か判断され、最下位の
行位置までの範囲にないと判断された場合には、前記ウ
インドウによる囲み範囲が1行分(この場合1件分)下
位のデータを含む範囲に移動されて前記受信メールリス
ト枠24a内に書き込まれ、受信メールリスト画面とし
て表示部13に更新表示される(ステップB9→B10
→B11→B5)。
【0074】また、前記受信メールリスト画面に備えら
れている[送受信]アイコン37がタッチされてONさ
れたと判断されると、RAM20内の表示エリア27に
展開されて表示部13に表示されている受信メールリス
ト画面の表示がクリアされ、図25における送受信処理
に移行される(ステップB12→B13,BE)。
【0075】また、前記受信メールリスト画面に備えら
れている[メール作成]アイコン38がタッチされてO
Nされたと判断されると、図26,図27におけるメー
ル作成処理に移行される(ステップB14→BF)。
【0076】また、同様に[表追加]アイコン39がタ
ッチされてONされたと判断されると、図36における
表追加処理に移行される(ステップB15→BG)。
【0077】さらに、前記受信メールリスト画面におい
て、当該受信メールリスト内の任意の受信メールが選択
タッチされてONされたと判断されると、図31におけ
る受信メール開封処理に移行される(ステップB16→
BH)。
【0078】また、前記同様に[送信メール]アイコン
41がタッチされてONされたと判断されると、RAM
20内のモードフラグエリア28に対し記憶されるモー
ドフラグMFが“2”にセットされ、図20〜図22に
おける送信メールリスト表示処理に移行される(ステッ
プB17→B18→RETURN(A1→AC))。
【0079】また、同様に[表リスト]アイコン42が
タッチされてONされたと判断されると、RAM20内
のモードフラグエリア28に対し記憶されるモードフラ
グMFが“3”にセットされ、図43,図44における
表リスト表示処理に移行される(ステップB19→B2
0→RETURN(A1→AD))。
【0080】図20は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される送信メールリスト表示処理(その1)
を示すフローチャートである。
【0081】図21は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される送信メールリスト表示処理(その2)
を示すフローチャートである。
【0082】図22は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される送信メールリスト表示処理(その3)
を示すフローチャートである。
【0083】図23は前記情報端末装置の送信メールリ
スト表示処理に伴ないRAM20内のデータエリア26
に展開された送信メールリストデータを示す図である。
【0084】図24は前記情報端末装置の送信メールリ
スト表示処理に伴ないRAM20内の表示エリア27に
展開された送信メールリスト画面の表示状態を示す図で
ある。
【0085】例えば前記受信メールリスト表示処理に伴
ない表示部13に表示された受信メールリスト画面(図
19参照)に備えられる[送信メール]アイコン41が
タッチされ、RAM20内のモードフラグエリア28に
記憶されるモードフラグMFが“2”にセットされるこ
とに伴ない(ステップB17→B18→RETUR
N)、送信メールリスト表示処理に移行されると(ステ
ップA1→AC)、まず、表示部13に対し送信メール
リスト画面(図24参照)の表示中であるか否か判断さ
れる(ステップC1)。
【0086】この送信メールリスト表示処理の起動初期
にあって、前記送信メールリスト画面の表示中ではない
と判断されると、RAM20内の送信メールエリア23
に記憶されている全ての送信メール(1)(2)…
(n)の各々の宛先,件名,送信日時のデータが最新の
ものから順次読み出され、図23に示すように、同RA
M20内のデータエリア26に書き込まれ、送信メール
リストデータとして記憶される(ステップC1→C
2)。
【0087】なお、前記RAM20内のデータエリア2
6に書き込まれた、図23で示す送信メールリストデー
タにおいて、各送信メールの件名のデータに先頭付加さ
れている返信マーク「RE:」は、当該各送信メールが
返信メールとして送信されたことを示している。
【0088】そして、RAM20内の表示エリア27に
対して、同RAM20内の枠画面エリア24に記憶され
ている送信メールリスト枠24b(図5参照)が転送さ
れて書き込まれ、表示部13に表示される(ステップC
3)。
【0089】すると、前記RAM20内のデータエリア
26に書き込まれた送信メールリストデータ(図23参
照)における最新の上位5行分(この場合5件分)の各
送信メールそれぞれの宛先,件名,送信日時のデータが
ウインドウにより囲まれ、前記表示エリア27に展開さ
れて表示されている送信メールリスト枠24b内に書き
込まれ、図24に示すように、送信メールリスト画面と
して表示部13に表示される(ステップC4,C5)。
【0090】こうして、送信メールリスト画面が表示部
13に表示された状態で、当該送信メールリスト画面に
備えられている上カーソルK1がタッチされてONされ
たと判断されると、前記データエリア26の送信メール
リストデータに対し、現在ウインドウで囲まれてリスト
表示されているデータ範囲が、最上位の行位置(最新送
信メール)を先頭とする範囲にあるか否か判断され、最
上位の行位置からの範囲にないと判断された場合には、
前記ウインドウによる囲み範囲が1行分(この場合1件
分)上位のデータを含む範囲に移動されて前記送信メー
ルリスト枠24b内に書き込まれ、送信メールリスト画
面として表示部13に更新表示される(ステップC6→
C7→C8→C5)。
【0091】一方、前記送信メールリスト画面に備えら
れている下カーソルK2がタッチされてONされたと判
断されると、前記データエリア26の送信メールリスト
データに対し、現在ウインドウで囲まれてリスト表示さ
れているデータ範囲が、最下位の行位置(最古送信メー
ル)を末尾とする範囲にあるか否か判断され、最下位の
行位置までの範囲にないと判断された場合には、前記ウ
インドウによる囲み範囲が1行分(この場合1件分)下
位のデータを含む範囲に移動されて前記送信メールリス
ト枠24b内に書き込まれ、送信メールリスト画面とし
て表示部13に更新表示される(ステップC9→C10
→C11→C5)。
【0092】また、前記送信メールリスト画面に備えら
れている[送受信]アイコン37がタッチされてONさ
れたと判断されると、RAM20内の表示エリア27に
展開されて表示部13に表示されている送信メールリス
ト画面の表示がクリアされ、図25における送受信処理
に移行される(ステップC12→C13,CE)。
【0093】また、前記送信メールリスト画面に備えら
れている[メール作成]アイコン38がタッチされてO
Nされたと判断されると、図26,図27におけるメー
ル作成処理に移行される(ステップC14→CF)。
【0094】また、同様に[表追加]アイコン39がタ
ッチされてONされたと判断されると、図36における
表追加処理に移行される(ステップC15→CG)。
【0095】さらに、前記送信メールリスト画面におい
て、当該送信メールリスト内の任意の送信メールが選択
タッチされてONされたと判断されると、図29,図3
0における送信メール開封処理に移行される(ステップ
C16→CI)。
【0096】また、前記同様に[受信メール]アイコン
40がタッチされてONされたと判断されると、RAM
20内のモードフラグエリア28に対し記憶されるモー
ドフラグMFが“1”にセットされ、前記図15〜図1
7における受信メールリスト表示処理に移行される(ス
テップC17→C18→RETURN(A1→A
B))。
【0097】また、同様に[表リスト]アイコン42が
タッチされてONされたと判断されると、RAM20内
のモードフラグエリア28に対し記憶されるモードフラ
グMFが“3”にセットされ、図43,図44における
表リスト表示処理に移行される(ステップC19→C2
0→RETURN(A1→AD))。
【0098】図25は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メールリスト表示処理あるいは送信メールリ
スト表示処理に伴ない移行される送受信処理を示すフロ
ーチャートである。
【0099】前記受信メールリスト表示処理に伴ない表
示部13に表示された受信メールリスト画面(図19参
照)又は前記送信メールリスト表示処理に伴ない表示部
13に表示された送信メールリスト画面(図24参照)
のそれぞれに備えられる、何れかの[送受信]アイコン
37がタッチされることに伴ない、送受信処理に移行さ
れると(ステップB12〜BE、又はC12〜CE)、
まず、この情報端末装置の制御部(CPU)11が、モ
デム16により、通信ネットワークNを介して図示しな
いメールサーバに接続され、RAM20内の送信メール
エリア23において、未送信の送信メールが記憶されて
いるか否か判断される(ステップE1,E2)。
【0100】ここで、前記送信メールエリア23におい
て、未送信の送信メールが記憶されていると判断される
と、当該送信メールデータに現在の日時データが付加さ
れて前記メールサーバへ送られ、その宛先へ送信される
(ステップE2→E3,E4)。
【0101】一方、前記送信メールエリア23におい
て、未送信の送信メールは存在しないと判断されるか、
又は、前記未送信メールの送信処理が行なわれた後に、
メールサーバにおいて、この情報端末装置を宛先とする
新規の受信メールが保存されていると判断されると、当
該新たな受信メールがメールサーバから読み出されモデ
ム16を介して受信され、RAM20内の受信メールエ
リア22に対してストアされる(ステップE5,E6,
E7)。
【0102】ここで、前記受信メールリスト画面(図1
9参照)の表示中であると判断された場合には、前記受
信メールエリア22にストアされた新たな受信メールの
差出人,件名,受信日時のデータが、データエリア26
に展開されている受信メールリストデータ(図18参
照)に追加して書き込まれる(ステップE8→E9)。
【0103】すると、前記モデム16から通信ネットワ
ークNを介したメールサーバとの接続が断たれ、前記一
連の送受信処理は終了される(ステップE10)。
【0104】図26は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メールリスト表示処理あるいは送信メールリ
スト表示処理に伴ない移行されるメール作成処理(その
1)を示すフローチャートである。
【0105】図27は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メールリスト表示処理あるいは送信メールリ
スト表示処理に伴ない移行されるメール作成処理(その
2)を示すフローチャートである。
【0106】図28は前記情報端末装置のメール作成処
理に伴ないRAM20内の表示エリア27に展開された
送信メール画面の表示状態を示す図である。
【0107】前記受信メールリスト表示処理に伴ない表
示部13に表示された受信メールリスト画面(図19参
照)又は前記送信メールリスト表示処理に伴ない表示部
13に表示された送信メールリスト画面(図24参照)
のそれぞれに備えられる、何れかの[メール作成]アイ
コン38がタッチされることに伴ない、メール作成処理
に移行されると(ステップB14→BF、又はC14→
CF)、まず、RAM20内の表示エリア27に対し
て、同RAM20内の枠画面エリア24に記憶されてい
る送信メール枠24f(図8参照)が転送されて書き込
まれ、図28に示すように、送信メール画面として表示
部13に表示される(ステップF1)。
【0108】この表示部13に表示された送信メール画
面において、キー入力部12の操作により、その宛先入
力エリアに対してメール送信先の宛先が入力されると、
当該入力された宛先のデータが、例えば「MURAI」
として宛先入力エリアに表示され(ステップF2→F
3)、また、件名入力エリアに対して送信メールの件名
が入力されると、当該入力された件名のデータが、例え
ば「F会議」として件名入力エリアに表示され(ステッ
プF4→F5)、また、本文入力エリアに対して送信メ
ールの本文が入力されると、当該入力された本文のデー
タが、例えば「こんにちは、9月15日に…」として本
文入力エリアに表示される(ステップF6→F7)。
【0109】こうして、前記送信メール画面に従って、
送信すべきメールの宛先,件名,本文の各データが順次
入力されて表示された状態で、この送信メール画面に備
えられている[送信]アイコン44がタッチされてON
されると、この情報端末装置の制御部(CPU)11
が、モデム16により、通信ネットワークNを介して図
示しないメールサーバに接続される(ステップF8→F
9)。
【0110】すると、前記送信メール画面に従い作成さ
れた送信メールデータに現在の日時データが付加されて
前記メールサーバへ送られ、その宛先へ送信される(ス
テップF10,F11)。
【0111】そして、前記新たに作成送信されたメール
データは、RAM20内の送信メールエリア23に対し
ストアされ、この後、前記メールサーバとの接続が断た
れる(ステップF12,F13)。
【0112】前記送信メール画面に備えられている[削
除]アイコン43がタッチされてONされると、当該送
信メール画面の表示はクリアされ、前記一連のメール作
成処理は終了される(ステップF14→RETUR
N)。
【0113】また、前記送信メール画面に備えられてい
る[閉じる]アイコン46がタッチされてONされる
と、この送信メール画面において作成された送信メール
のデータが、RAM20内の送信メールエリア23に対
しストアされて保存され、前記一連のメール作成処理は
終了される(ステップF15→F16→RETUR
N)。
【0114】図29は前記情報端末装置のメール処理に
おける送信メールリスト表示処理に伴ない移行される送
信メール開封処理(その1)を示すフローチャートであ
る。
【0115】図30は前記情報端末装置のメール処理に
おける送信メールリスト表示処理に伴ない移行される送
信メール開封処理(その2)を示すフローチャートであ
る。
【0116】前記送信メールリスト表示処理に伴ない表
示部13に表示された送信メールリスト画面(図24参
照)にあって、該リスト画面内の任意の送信メールがタ
ッチされ指定されることに伴ない、送信メール開封処理
に移行されると(ステップC16→CI)、まず、RA
M20内の表示エリア27に対して、同RAM20内の
枠画面エリア24に記憶されている送信メール枠24f
(図8参照)が転送されて書き込まれ、送信メール画面
として表示部13に表示される(ステップI1)。
【0117】すると、前記RAM20内の表示エリア2
7に書き込まれて表示部13に表示された送信メール画
面内の宛先,件名,本文入力エリアに対して、前記送信
メールリスト画面(図24参照)内でタッチされて指定
された送信メールの宛先,件名,本文の各内容データが
RAM20内の送信メールエリア23から読み出されて
書き込まれ、例えば図28に示すように、指定された送
信メールの内容データとして開封表示される(ステップ
I2)。
【0118】こうしてリスト指定された任意の送信メー
ルが開封表示された送信メール画面において、キー入力
部12の操作により、その宛先入力エリアに対して新た
なメール送信先の宛先が入力されると、開封表示された
宛先のデータは当該入力された新たな宛先のデータに変
更表示され(ステップI14→I15)、また、件名入
力エリアに対して送信メールの新たな件名が入力される
と、開封表示された件名のデータは当該入力された新た
な件名のデータに変更表示され(ステップI16→I1
7)、また、本文入力エリアに対して送信メールの新た
な本文が入力されると、開封表示された本文のデータは
当該入力された新たな本文のデータに変更表示される
(ステップI18→I19)。
【0119】こうして、送信メールエリア23内に既に
保存されている任意の送信メールを開封し、これをベー
スとして送信すべき新たなメールの宛先,件名,本文の
各データが順次入力されて変更表示された状態で、この
送信メール画面に備えられている[送信]アイコン44
がタッチされてONされると、この情報端末装置の制御
部(CPU)11が、モデム16により、通信ネットワ
ークNを介して図示しないメールサーバに接続される
(ステップI3→I4)。
【0120】すると、前記送信メール画面に従い新たに
入力されて変更表示された送信メールデータに現在の日
時データが付加されて前記メールサーバへ送られ、その
宛先へ送信される(ステップI5,I6)。
【0121】そして、今回送信されたメールデータと同
じ送信メールが、RAM20内の送信メールエリア23
に既に保存されているか否かをサーチすることにより、
以前に送信済みの同一メールであるか否か判断され、以
前に送信してないメールであると判断されると、この新
たな送信メールのデータはRAM20内の送信メールエ
リア23に対し追加ストアされ、この後、前記メールサ
ーバとの接続が断たれる(ステップI7→I8,I
9)。
【0122】一方、前記送信メール画面に備えられてい
る[削除]アイコン43がタッチされてONされると、
該送信メール画面において開封表示されている送信メー
ルのデータが、前記送信メールエリア23内から削除さ
れる(ステップI10→I11)。
【0123】また、前記送信メール画面に備えられてい
る[閉じる]アイコン46がタッチされてONされる
と、RAM20内の表示エリア27に書き込まれて表示
されている送信メールのデータが、送信メールエリア2
3に対しストアされて保存される(ステップI12→I
13)。
【0124】図31は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メールリスト表示処理に伴ない移行される受
信メール開封処理を示すフローチャートである。
【0125】図32は前記情報端末装置の受信メール開
封処理に伴ないRAM20内の表示エリア27に展開さ
れた受信メール画面の表示状態を示す図である。
【0126】前記受信メールリスト表示処理に伴ない表
示部13に表示された受信メールリスト画面(図19参
照)にあって、該リスト画面内の任意の受信メールがタ
ッチされ指定されることに伴ない、受信メール開封処理
に移行されると(ステップB16→BH)、まず、RA
M20内の表示エリア27に対して、同RAM20内の
枠画面エリア24に記憶されている受信メール枠24e
(図9参照)が転送されて書き込まれ、受信メール画面
として表示部13に表示される(ステップH1)。
【0127】すると、前記RAM20内の表示エリア2
7に書き込まれて表示部13に表示された受信メール画
面内の差出人,件名,本文表示エリアに対して、前記受
信メールリスト画面(図19参照)内でタッチされて指
定された受信メールの差出人,件名,本文の各内容デー
タがRAM20内の送信メールエリア23から、例えば
差出人「MURAI」,件名「RE:F会議」,本文
「>こんにちは。9月15日に…」として読み出されて
書き込まれ、例えば図32に示すように、指定された受
信メールの内容データとして開封表示される(ステップ
H2)。
【0128】この図32における受信メール画面におい
て、件名のデータに先頭付加されている返信マーク「R
E:」は、この開封された受信メールが返信メールであ
ることを示し、また、これに伴ない、本文のデータのう
ち引用符「>」が先頭付加されているデータ「こんにち
は。…行います」は、返信元である差出人の情報端末装
置において当該返信の基となった本文データ、つまり、
この場合には今回受信メールの開封を行なった当方側の
情報端末装置にて差出人側の情報端末装置へ既に送信さ
れたメールデータであることを示している。そして、前
記引用符「>」は、開封した受信メールに基づく返信メ
ールの作成送信を行なう度に、返信のために新たに入力
した本文のデータには1つ目が付加され、返信の基とな
った既に引用符「>」の付加された各本文のデータには
さらに追加付加されるので、開封された受信メール画面
の本文表示エリアにあって、奇数個の引用符が付加され
ている本文のデータは、当方側の情報端末装置にて作成
し同一の宛先,件名で既に送信済みのメールデータであ
ることを示し、偶数個の引用符が付加されている本文の
データは、差出人側の情報端末装置にて作成され以前に
も当方側へ送信されたメールデータであることを示すこ
とになる。
【0129】なお、同様に、前記図29,図30におけ
る送信メール開封処理にて開封された送信メール画面の
本文表示エリアにあっては、奇数個の引用符が付加され
ている本文のデータが、差出人側の情報端末装置にて作
成され当方側で受信されて返信にて送信されたメールデ
ータであることを示し、偶数個の引用符が付加されてい
る本文のデータが、当方側の情報端末装置にて作成し同
一の宛先,件名で再送信したメールデータであることを
示すことになる。
【0130】こうしてリスト指定された任意の受信メー
ルが読み出されて開封表示された受信メール画面におい
て、[返信]アイコン45がタッチされてONされる
と、図33,図34における返信処理に移行される(ス
テップH3→HJ)。
【0131】また、前記受信メール画面に備えられてい
る[削除]アイコン43がタッチされてONされると、
該受信メール画面において開封表示されている受信メー
ルのデータが、前記受信メールエリア22内から削除さ
れる(ステップH4→H5)。
【0132】また、前記受信メール画面に備えられてい
る[閉じる]アイコン46がタッチされてONされる
と、当該受信メール画面の表示がクリアされ、前記一連
の受信メール開封処理は終了される(ステップH6→R
ETURN)。
【0133】図33は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メール開封処理に伴ない移行される返信処理
(その1)を示すフローチャートである。
【0134】図34は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メール開封処理に伴ない移行される返信処理
(その2)を示すフローチャートである。
【0135】図35は前記情報端末装置の返信処理に伴
ないRAM20内の表示エリア27に順次展開された受
信メール画面と送信メール画面の切り換え表示状態を示
す図である。
【0136】例えば前記図31における受信メール開封
処理に伴ない、図35(A)に示すように、任意の受信
メールのデータ(差出人「TANAKA」,件名「F会
議」,本文「こんにちは。…」が開封されて受信メール
画面として表示部13に表示された状態で、その受信メ
ール画面に備えられる[返信]アイコン45がタッチさ
れてONされることにより、返信処理に移行されると
(ステップH3→HJ)、まず、RAM20内の表示エ
リア27に対して、同RAM20内の枠画面エリア24
に記憶されている送信メール枠24f(図8参照)が転
送されて書き込まれ、図35(B)に示すように、前記
受信メール画面に換わり送信メール画面が表示部13に
表示される(ステップJ1)。
【0137】すると、この送信メール画面の宛先入力エ
リアに対しては、前記開封表示されていた受信メール画
面の差出人表示エリアに存在した差出人のデータ「TA
NAKA」が、そのまま返信先の宛先として表示される
(ステップJ2)。
【0138】また、同送信メール画面の件名入力エリア
に対しては、前記開封表示されていた受信メール画面の
件名表示エリアに存在した件名のデータ「F会議」が、
そのまま返信メールの件名として、返信マーク「R
E:」が先頭付加されて表示される(ステップJ3)。
【0139】また、同送信メール画面の本文入力エリア
に対しては、前記開封表示されていた受信メール画面の
本文表示エリアに存在した差出人からの本文のデータ
「今日は。9月15日に…」に、引用符「>」が先頭付
加されて表示される(ステップJ4)。
【0140】そして、前記送信メール画面の本文入力エ
リアに対して返信すべき新たな本文「9月15日はダメ
です」が入力されると、前記引用符「>」の付加された
差出人からの本文「今日は。9月15日に…」はそのま
まに、当該入力された新たな本文のデータが追加されて
変更表示される(ステップJ5→J6)。
【0141】こうして、前記開封された受信メールのデ
ータに基づき切り換え表示された送信メール画面におい
て、返信すべきメールの宛先,件名,本文の各データが
設定表示された状態で、この送信メール画面に備えられ
ている[送信]アイコン44がタッチされてONされる
と、この情報端末装置の制御部(CPU)11が、モデ
ム16により、通信ネットワークNを介して図示しない
メールサーバに接続される(ステップJ7→J8)。
【0142】すると、前記作成された返信メールのデー
タに現在の日時データが付加されて前記メールサーバへ
送られ、その宛先へ送信される(ステップJ9,J1
0)。
【0143】そして、前記返送信されたメールデータ
は、RAM20内の送信メールエリア23に対しストア
され、この後、前記メールサーバとの接続が断たれる
(ステップJ11,J12)。
【0144】前記送信メール画面に備えられている[削
除]アイコン43がタッチされてONされると、当該返
信のための送信メール画面の表示はクリアされ、前記一
連の返信処理は終了される(ステップJ13→RETU
RN)。
【0145】また、前記送信メール画面に備えられてい
る[閉じる]アイコン46がタッチされてONされる
と、この送信メール画面において作成された返信メール
のデータが、RAM20内の送信メールエリア23に対
しストアされて保存され、前記一連の返信処理は終了さ
れる(ステップJ14→J15→RETURN)。
【0146】図36は前記情報端末装置のメール処理に
おける受信メールリスト表示処理あるいは送信メールリ
スト表示処理に伴ない移行される表追加処理を示すフロ
ーチャートである。
【0147】図37は前記情報端末装置の表追加処理に
伴ないRAM20内の表示エリア27に展開された表追
加画面の表示状態を示す図である。
【0148】前記受信メールリスト表示処理に伴ない表
示部13に表示された受信メールリスト画面(図19参
照)又は前記送信メールリスト表示処理に伴ない表示部
13に表示された送信メールリスト画面(図24参照)
のそれぞれに備えられる、何れかの[表追加]アイコン
39がタッチされることに伴ない、表追加処理に移行さ
れると(ステップB15→BG、又はC15→CG)、
まず、RAM20内の表示エリア27に対して、同RA
M20内の枠画面エリア24に記憶されている表追加枠
24d(図7参照)が転送されて書き込まれ、図37に
示すように、表追加画面として表示部13に表示される
(ステップG1)。
【0149】この表示部13に表示された表追加画面に
おいて、キー入力部12の操作により、表データとして
追加管理したいメールの通信先(宛先/差出人)とその
件名が、それぞれ宛先入力エリアと件名入力エリアに入
力されると、当該入力された宛先のデータが、例えば
「MURAI」として宛先入力エリアに表示され(ステ
ップG2→G3)、また、当該入力された件名のデータ
が、例えば「F会議」として件名入力エリアに表示され
る(ステップG4→G5)。
【0150】そして、この表追加画面に備えられている
[表作成]アイコン39がタッチされてONされると、
図38〜図41における表作成処理に移行される(ステ
ップG7→GK)。
【0151】一方、同表追加画面に備えられている[削
除]アイコン43がタッチされてONされると、当該表
追加画面の表示はクリアされ、前記一連の表追加処理は
終了される(ステップG6→RETURN)。
【0152】図38は前記情報端末装置のメール処理に
おける表追加処理に伴ない移行される表作成処理(その
1)を示すフローチャートである。
【0153】図39は前記情報端末装置のメール処理に
おける表追加処理に伴ない移行される表作成処理(その
2)を示すフローチャートである。
【0154】図40は前記情報端末装置のメール処理に
おける表追加処理に伴ない移行される表作成処理(その
3)を示すフローチャートである。
【0155】図41は前記情報端末装置のメール処理に
おける表追加処理に伴ない移行される表作成処理(その
4)を示すフローチャートである。
【0156】図42は前記情報端末装置の表作成処理に
伴ないRAM20内の表示エリア27に展開された表画
面の表示状態を示す図である。
【0157】前記表追加処理に伴ない表示部13に表示
された表追加画面(図37参照)に備えられる[表作
成]アイコン39がタッチされることに伴ない、表作成
処理に移行されると(ステップG7→GK)、まず、前
記表追加画面において入力指定されて表示された、表デ
ータとして追加管理したいメールの通信先(宛先/差出
人)「MURAI」とその件名「F会議」に対応して、
同一の通信先(宛先)及び件名のデータを有する全ての
送信メールデータ及び同一の通信先(差出人)及び件名
を有する全ての受信メールデータが、それぞれRAM2
0内の送信メールエリア23及び受信メールエリア22
から検索抽出され、同RAM20内の検索エリア29に
書き込まれる(ステップK1)。
【0158】すると、前記検索エリア29に書き込まれ
た通信先(宛先/差出人)及び件名の共通する一連の送
受信メールそれぞれの本文データにおいて、引用符
「>」の付加されているところの本文データが削除され
る(ステップK2)。つまり、前記同一の通信先(宛先
/差出人)及び件名により関係付けられた各送信メール
においては、そのそれぞれの送信メールにて新たに作成
送信したところの本文データのみ残されて、それより前
のメール送受信の経過となる本文データは、各対応付加
された引用符「>」のみ残されて削除され、また、受信
メールにおいても、そのそれぞれの受信メールにて新た
に受信されたところの本文データのみ残されて、それよ
り前のメール送受信の経過となる本文データは、各対応
付加された引用符「>」のみ残されて削除される(ステ
ップK2)。
【0159】このように、前記検索エリア29内に同一
の通信先(宛先/差出人)及び件名で関係付けられて検
索抽出され、各送受信メール毎にその最新の本文データ
と引用符「>」のみ残された複数の送信及び受信メール
データは、それぞれその送信日時及び受信日時に応じて
ソートされ、例えば図11に示すように、表データエリ
ア30に転送記憶される。この際、前記送受信メールの
検索条件となった通信先(宛先/差出人)及び件名の指
定データも、前記表データエリア30に共に記憶される
(ステップK3,K4)。
【0160】すると、RAM20内の枠画面エリア24
に記憶されている表画面枠24g(図10参照)が表示
エリア27に転送されて書き込まれ表示部13に表示さ
れ、まず、この表画面枠24gにおけるメール経過表示
枠47の上段に対し、前記作成すべき表データの条件と
して指定された通信先(宛先/差出人)「MURAI」
とその件名「F会議」が、見出しとして書き込まれる
(ステップK5,K6)。
【0161】すると、前記表画面枠24gが展開された
表示エリア27におけるメール経過表示枠47下段の最
上位のブロック位置に書き込みポインタがセットされ、
前記表データエリア30(図11参照)において、その
送信日時及び受信日時に応じてソートされて記憶され
た、通信先(宛先/差出人)及び件名の共通する複数の
送信及び受信メールデータから、最古のメールデータが
読み出される(ステップK7,K8)。
【0162】そして、前記表データエリア30から読み
出されたメールデータが送信メールであるか否か判断さ
れ、送信メールであると判断された場合には、前記表示
エリア27内の表画面枠24gにおいて書き込みポイン
タがセットされているメール経過表示枠47下段最上位
ブロックの左側のエリアに、該送信メールの送信日時と
本文のデータが書き込まれ、前記書き込みポインタが1
つ下のブロック位置に更新セットされる(ステップK9
→K10,K12)。
【0163】一方、前記表データエリア30から読み出
されたメールデータが送信メールでなく受信メールであ
ると判断された場合には、前記表示エリア27内の表画
面枠24gにおいて書き込みポインタがセットされてい
るメール経過表示枠47下段ブロックの右側のエリア
に、該受信メールの受信日時と本文のデータが書き込ま
れ、前記書き込みポインタが1つ下のブロック位置に更
新セットされる(ステップK9→K11,K12)。
【0164】そして、前記表データエリア30(図11
参照)内に、前記表示エリア27内の表画面枠24gに
未だ書き出されてない次のメールデータがあると判断さ
れると、次に古い通信日時のデータを有する送信あるい
は受信メールデータが前記表データエリア30から読み
出され、前記同様に、送信メールである場合には、表示
エリア27における表画面枠24g内の書き込みポイン
タが示すメール経過表示枠47下段ブロックの左エリア
にその送信日時と本文のデータが書き込まれ、受信メー
ルである場合には、表示エリア27における表画面枠2
4g内の書き込みポインタが示すメール経過表示枠47
下段ブロックの右エリアにその受信日時と本文のデータ
が書き込まれる(ステップK13→K14→K9→K1
0orK11)。
【0165】こうして、前記送受信メールエリア22,
23から検索エリア29に検索抽出され、引用符「>」
の付加された本文データが削除されると共に、送受信日
時に応じてソートされて、前記表データエリア30(図
11参照)に書き込まれた、共通の通信先(宛先/差出
人)と件名にて関係付けられた複数の送信及び受信の各
メールデータは、前記ステップK9〜K14における処
理が繰り返し行なわれることで、それぞれ古いメール順
に読み出されて表示エリア27における表画面枠(図1
0参照)24g内の上位ブロックから順に書き込まれ、
送信メールの日時及び本文データは左エリアに、また、
受信メールの日時及び本データは右エリアに、それぞれ
割り振られて書き込まれるようになる(図42参照)。
【0166】そして、前記ステップK13において次の
メールデータがないと判断された場合、つまり、前記表
データエリア30(図11参照)内に記憶されている各
送受信メールの全てのデータが、前記表示エリア27内
の表画面枠24gに書き出されて割り振られたと判断さ
れると、前記送信メールエリア23及び受信メールエリ
ア22から検索抽出した通信先(宛先/差出人)「MU
RAI」及び件名「F会議」の共通する一連の送信及び
受信の各メールデータが、その最新のメールデータ(こ
の場合には、9月12日付けの受信メール「>>>こん
にちは。9月15日にF会議を行ないます。>>こんに
ちは。9月15日はダメです。>では9月20日は?は
いOKです。」図11参照)を除いて、該送信メールエ
リア23及び受信メールエリア22から削除される(ス
テップK13→K15)。
【0167】すると、前記図36における表追加処理に
より指定されてこの表作成処理により検索抽出された通
信先(宛先/差出人)「MURAI」及び件名「F会
議」を共通とするメールデータは、表データとして新規
のものか否かが、RAM20内の表リストデータエリア
31(図12参照)に既に記憶されている各表データそ
れぞれの見出しを構成する通信先(宛先/差出人)及び
件名のデータに基づき判断され、新規のものであると判
断された場合には、前記指定された通信先(宛先/差出
人)「MURAI」,件名「F会議」、及びこれに応じ
て前記表データエリア30(図11参照)に記憶された
各送受信メールデータうちの最古のメール日時(この場
合、送信メール「1997年9月10日13:30」)
及び最新のメール日時(この場合、受信メール「199
7年9月12日10:10」)が前記表リストデータエ
リア31(図12参照)に追加されて記憶される(ステ
ップK16→K17)。
【0168】すると、RAM20内の表データエリア3
0に記憶された表データ(図11参照)における上位5
行分の送受信メールそれぞれの日時及び本文のデータが
ウインドウにより囲まれ、前記表示エリア27に展開さ
れて表示されている表画面枠24g内に書き込まれ、図
42に示すように、表画面として表示部13に表示され
る(ステップK18,K19)。
【0169】こうして、表画面が表示部13に表示され
た状態で、当該表画面に備えられている上カーソルK1
がタッチされてONされたと判断されると、前記表デー
タエリア30(図11参照)の表データに対し、現在ウ
インドウで囲まれて画面表示されているデータ範囲が、
最上位の行位置を先頭とする範囲にあるか否か判断さ
れ、最上位の行位置からの範囲にないと判断された場合
には、前記ウインドウによる囲み範囲が1行分上位のデ
ータを含む範囲に移動されて前記表画面枠24g内に書
き込まれ、表画面として表示部13に更新表示される
(ステップK20→K21→K22→K19)。
【0170】一方、前記表画面に備えられている下カー
ソルK2がタッチされてONされたと判断されると、前
記表データエリア30(図11参照)の表データに対
し、現在ウインドウで囲まれてリスト表示されているデ
ータ範囲が、最下位の行位置を末尾とする範囲にあるか
否か判断され、最下位の行位置までの範囲にないと判断
された場合には、前記ウインドウによる囲み範囲が1行
分下位のデータを含む範囲に移動されて前記表画面枠2
4g内に書き込まれ、表画面として表示部13に更新表
示される(ステップK23→K24→K25→K1
9)。
【0171】ここで、前記表画面に備えられている[閉
じる]アイコン46がタッチされてONされると、当該
表画面の表示がクリアされ、前記一連の表作成処理は終
了される(ステップK26→RETURN)。
【0172】一方、前記表画面内のメール経過表示枠4
7にウインドウで囲まれてブロック表示されている、あ
る表データ中の各送受信メールのうちで、任意の送受信
メールが表示されているブロックエリアがタッチされて
ONされると、当該ブロックエリア内にメールデータが
存在するか否か判断され、メールデータありと判断され
ると、送信メールであるか否か判断され、送信メールで
あると判断された場合には、図51,図52における送
信メール開封作成処理に移行される(ステップK27→
K28→K29→KL)。また、受信メールであると判
断された場合には、図53における受信メール開封作成
処理に移行される(ステップK29→KM)。
【0173】また、前記表画面に備えられている[削
除]アイコン43がタッチされてONされると、前記表
追加処理及びこの表作成処理に伴ない指定されて新たな
表データとして表データエリア30に記憶された、通信
先(宛先/差出人)及び件名を共通とする送受信メール
の経過データは削除され、前記一連の表作成処理は終了
される(ステップK30→K31→RETURN)。
【0174】図43は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される表リスト表示処理(その1)を示すフ
ローチャートである。
【0175】図44は前記情報端末装置のメール処理に
伴ない起動される表リスト表示処理(その2)を示すフ
ローチャートである。
【0176】図45は前記情報端末装置の表リスト表示
処理に伴ないRAM20内の表示エリア27に展開され
た表リスト画面の表示状態を示す図である。
【0177】例えば前記受信メールリスト表示処理に伴
ない表示部13に表示された受信メールリスト画面(図
19参照)に備えられる[表リスト]アイコン42がタ
ッチされ、RAM20内のモードフラグエリア28に記
憶されるモードフラグMFが“3”にセットされること
に伴ない(ステップB19→B20→RETURN)、
表リスト表示処理に移行されるか(ステップA1→A
D)、又は、前記送信メールリスト表示処理に伴ない表
示部13に表示された送信メールリスト画面(図24参
照)に備えられる[表リスト]アイコン42がタッチさ
れ、RAM20内のモードフラグエリア28に記憶され
るモードフラグMFが“3”にセットされることに伴な
い(ステップC19→C20→RETURN)、表リス
ト表示処理に移行されると(ステップA1→AD)、ま
ず、表示部13に対し表リスト画面(図45参照)の表
示中であるか否か判断される(ステップD1)。
【0178】この表リスト表示処理の起動初期にあっ
て、前記表リスト画面の表示中ではないと判断される
と、RAM20内の表示エリア27に対して、同RAM
20内の枠画面エリア24に記憶されている表リスト枠
24c(図6参照)が転送されて書き込まれ、表示部1
3に表示される(ステップD2)。
【0179】すると、前記RAM20内の表リストデー
タエリア31に記憶されている表リストデータ(図12
参照)における上位5行分に含まれる各表データそれぞ
れの見出しである宛先,件名,通信期間(最古送受信日
時〜最新送受信日時)のデータがウインドウにより囲ま
れ、前記表示エリア27に展開されて表示されている表
リスト枠24c内に書き込まれ、図45に示すように、
表リスト画面として表示部13に表示される(ステップ
D3,D4)。
【0180】こうして、表リスト画面が表示部13に表
示された状態で、当該表リスト画面に備えられている上
カーソルK1がタッチされてONされたと判断される
と、前記表リストデータエリア31の表リストデータに
対し、現在ウインドウで囲まれてリスト表示されている
データ範囲が、最上位の行位置(最古表データ)を先頭
とする範囲にあるか否か判断され、最上位の行位置から
の範囲にないと判断された場合には、前記ウインドウに
よる囲み範囲が1行分上位のデータを含む範囲に移動さ
れて前記表リスト枠24c内に書き込まれ、表リスト画
面として表示部13に更新表示される(ステップD5→
D6→D7→D4)。
【0181】一方、前記表リスト画面に備えられている
下カーソルK2がタッチされてONされたと判断される
と、前記表リストデータエリア31の表リストデータに
対し、現在ウインドウで囲まれてリスト表示されている
データ範囲が、最下位の行位置(最新表データ)を末尾
とする範囲にあるか否か判断され、最下位の行位置まで
の範囲にないと判断された場合には、前記ウインドウに
よる囲み範囲が1行分下位のデータを含む範囲に移動さ
れて前記表リスト枠24c内に書き込まれ、表リスト画
面として表示部13に更新表示される(ステップD8→
D9→D10→D4)。
【0182】また、前記表リスト画面に備えられている
[表追加]アイコン39がタッチされてONされたと判
断されると、図36における表追加処理に移行される
(ステップD11→DG)。
【0183】また、前記表リスト画面に備えられている
[受信メール]アイコン40がタッチされてONされた
と判断されると、RAM20内のモードフラグエリア2
8に対し記憶されるモードフラグMFが“1”にセット
され、前記図15〜図17における受信メールリスト表
示処理に移行される(ステップD12→D13→RET
URN(A1→AB))。
【0184】また、同様に、[送信メール]アイコン4
1がタッチされてONされたと判断されると、RAM2
0内のモードフラグエリア28に対し記憶されるモード
フラグMFが“2”にセットされ、前記図20〜図22
における送信メールリスト表示処理に移行される(ステ
ップD14→D15→RETURN(A1→AC))。
【0185】さらに、前記表リスト画面において、当該
表リスト内の任意の宛先及び件名にて関係付けられた表
リストが選択タッチされてONされたと判断されると、
図46〜図49における表表示処理に移行される(ステ
ップD16→DN)。
【0186】図46は前記情報端末装置のメール処理に
おける表リスト表示処理に伴ない移行される表表示処理
(その1)を示すフローチャートである。
【0187】図47は前記情報端末装置のメール処理に
おける表リスト表示処理に伴ない移行される表表示処理
(その2)を示すフローチャートである。
【0188】図48は前記情報端末装置のメール処理に
おける表リスト表示処理に伴ない移行される表表示処理
(その3)を示すフローチャートである。
【0189】図49は前記情報端末装置のメール処理に
おける表リスト表示処理に伴ない移行される表表示処理
(その4)を示すフローチャートである。
【0190】図50は前記情報端末装置の表表示処理に
伴ない表リスト画面上に重ね表示された表データ追加案
内ウインドウ48の表示状態を示す図である。
【0191】前記表リスト表示処理に伴ない表リスト画
面(図45参照)においてリスト表示された任意の宛先
及び件名にて関係付けられた表リストがタッチされるこ
とに伴ない、表表示処理に移行されると(ステップD6
→DN)、まず、前記表リスト画面においてリスト指定
された、表データの通信先(宛先/差出人)とその件名
に対応して、同一の通信先(宛先)及び件名のデータを
有する全ての送信メールデータ及び同一の通信先(差出
人)及び件名を有する全ての受信メールデータが、それ
ぞれRAM20内の送信メールエリア23及び受信メー
ルエリア22から検索抽出され、同RAM20内の検索
エリア29に書き込まれる(ステップN1)。
【0192】この際、前記表リスト画面にてリスト指定
された宛先及び件名にて関係付けられた表データに対応
する送信及び受信メールが、前記送信及び受信メールエ
リア22,23から検索抽出されたか、又は、前記表作
成処理に伴ない当該リスト指定された表データに対応す
る送信及び受信メールは、前記送信及び受信メールエリ
ア22,23から既に削除されていることで検索抽出さ
れないかが判断される(ステップN2)。
【0193】ここで、前記表作成処理に伴ないリスト指
定された表データに対応する送信及び受信メールは、前
記送信及び受信メールエリア22,23から既に削除さ
れていることで検索抽出されないと判断されると、表デ
ータ表示のためのステップN9以降の処理に移行される
(ステップN2→N9)。
【0194】一方、前記RAM20内の検索エリア29
に対し、前記リスト指定された宛先及び件名にて関係付
けられた送信及び受信メールが、前記送信及び受信メー
ルエリア22,23から検索されて抽出されたと判断さ
れると、当該表データのリスト指定がなされた表リスト
画面に対して、さらに、図50に示すように、表データ
として追加するか否かの選択を促す表データ追加案内ウ
インドウ48が重ねられて表示される(ステップN2→
N3)。
【0195】この表リスト画面上に重ね表示された表デ
ータ追加案内ウインドウ48において、前記送信及び受
信メールエリア22,23から検索抽出されてRAM2
0内の検索エリア29に書き込まれた、リスト指定によ
る宛先及び件名にて関係付けられた送信及び受信メール
を、表データとして追加を指示する[はい]アイコン4
8aがタッチされてONされたと判断されると、前記検
索エリア29に書き込まれた指定の宛先(差出人)及び
件名の共通する一連の送受信メールそれぞれの本文デー
タにおいて、引用符「>」の付加されているところの本
文データが削除される(ステップN4→N5→N6)。
つまり、前記同一の宛先/差出人及び件名により関係付
けられた各送信メールにおいては、そのそれぞれの送信
メールにて新たに作成送信したところの本文データのみ
残されて、それより前のメール送受信の経過となる本文
データは、各対応付加された引用符「>」のみ残されて
削除され、また、受信メールにおいても、そのそれぞれ
の受信メールにて新たに受信されたところの本文データ
のみ残されて、それより前のメール送受信の経過となる
本文データは、各対応付加された引用符「>」のみ残さ
れて削除される(ステップN6)。
【0196】このように、前記検索エリア29内に同一
の通信先(宛先/差出人)及び件名で関係付けられて検
索抽出され、各送受信メール毎にその最新の本文データ
と引用符「>」のみ残された複数の送信及び受信メール
データは、それぞれその送信日時及び受信日時に応じて
ソートされ、例えば図11に示すように、表データエリ
ア30に転送追加記憶される。この際、前記送受信メー
ルの検索条件となった通信先(宛先/差出人)及び件名
の指定データも、前記表データエリア30に共に追加記
憶される(ステップN7,N8)。
【0197】すると、RAM20内の枠画面エリア24
に記憶されている表画面枠24g(図10参照)が表示
エリア27に転送されて書き込まれ表示部13に表示さ
れ、まず、この表画面枠24gにおけるメール経過表示
枠47の上段に対し、前記追加すべき表データの条件と
してリスト指定された通信先(宛先/差出人)とその件
名が、見出しとして書き込まれる(ステップN9,N1
0)。
【0198】すると、前記表画面枠24gが展開された
表示エリア27におけるメール経過表示枠47下段の最
上位のブロック位置に書き込みポインタがセットされ、
前記表データエリア30(図11参照)において、その
送信日時及び受信日時に応じてソートされて記憶され
た、通信先(宛先/差出人)及び件名の共通する複数の
送信及び受信メールデータから、最古のメールデータが
読み出される(ステップN11,N12)。
【0199】そして、前記表データエリア30から読み
出されたメールデータが送信メールであるか否か判断さ
れ、送信メールであると判断された場合には、前記表示
エリア27内の表画面枠24gにおいて書き込みポイン
タがセットされているメール経過表示枠47下段最上位
ブロックの左側のエリアに、該送信メールの送信日時と
本文のデータが書き込まれ、前記書き込みポインタが1
つ下のブロック位置に更新セットされる(ステップN1
3→N14,N16)。
【0200】一方、前記表データエリア30から読み出
されたメールデータが送信メールでなく受信メールであ
ると判断された場合には、前記表示エリア27内の表画
面枠24gにおいて書き込みポインタがセットされてい
るメール経過表示枠47下段ブロックの右側のエリア
に、該受信メールの受信日時と本文のデータが書き込ま
れ、前記書き込みポインタが1つ下のブロック位置に更
新セットされる(ステップN13→N15,N16)。
【0201】そして、前記表データエリア30(図11
参照)内に、前記表示エリア27内の表画面枠24gに
未だ書き出されてない次のメールデータがあると判断さ
れると、次に古い通信日時のデータを有する送信あるい
は受信メールデータが前記表データエリア30から読み
出され、前記同様に、送信メールである場合には、表示
エリア27における表画面枠24g内の書き込みポイン
タが示すメール経過表示枠47下段ブロックの左エリア
にその送信日時と本文のデータが書き込まれ、受信メー
ルである場合には、表示エリア27における表画面枠2
4g内の書き込みポインタが示すメール経過表示枠47
下段ブロックの右エリアにその受信日時と本文のデータ
が書き込まれる(ステップN17→N18→N13→N
14orN15)。
【0202】こうして、前記送受信メールエリア22,
23から検索エリア29に検索抽出され、引用符「>」
の付加された本文データが削除されると共に、送受信日
時に応じてソートされて、前記表データエリア30(図
11参照)に追加して書き込まれた、前記リスト指定に
よる共通の通信先(宛先/差出人)と件名にて関係付け
られた複数の送信及び受信の各メールデータは、前記ス
テップN13〜N18における処理が繰り返し行なわれ
ることで、それぞれ古いメール順に読み出されて表示エ
リア27における表画面枠(図10参照)24g内の上
位ブロックから順に書き込まれ、送信メールの日時及び
本文データは左エリアに、また、受信メールの日時及び
本データは右エリアに、それぞれ割り振られて書き込ま
れるようになる(図42参照)。
【0203】そして、前記ステップN17において次の
メールデータがないと判断された場合、つまり、前記表
データエリア30(図11参照)内に記憶されている各
送受信メールの全てのデータが、前記表示エリア27内
の表画面枠24gに書き出されて割り振られたと判断さ
れると、前記送信メールエリア23及び受信メールエリ
ア22から検索抽出した通信先(宛先/差出人)及び件
名の共通する一連の送信及び受信の各メールデータが、
その最新のメールデータを除いて、該送信メールエリア
23及び受信メールエリア22から削除される(ステッ
プN17→N19)。
【0204】すると、RAM20内の表データエリア3
0に記憶された表データ(図11参照)における上位5
行分の送受信メールそれぞれの日時及び本文のデータが
ウインドウにより囲まれ、前記表示エリア27に展開さ
れて表示されている表画面枠24g内に書き込まれ、例
えば図42で示したように、表画面として表示部13に
表示される(ステップN20,N21)。
【0205】こうして、表画面が表示部13に表示され
た状態で、当該表画面に備えられている上カーソルK1
がタッチされてONされたと判断されると、前記表デー
タエリア30(図11参照)の表データに対し、現在ウ
インドウで囲まれて画面表示されているデータ範囲が、
最上位の行位置を先頭とする範囲にあるか否か判断さ
れ、最上位の行位置からの範囲にないと判断された場合
には、前記ウインドウによる囲み範囲が1行分上位のデ
ータを含む範囲に移動されて前記表画面枠24g内に書
き込まれ、表画面として表示部13に更新表示される
(ステップN22→N23→N24→N21)。
【0206】一方、前記表画面に備えられている下カー
ソルK2がタッチされてONされたと判断されると、前
記表データエリア30(図11参照)の表データに対
し、現在ウインドウで囲まれてリスト表示されているデ
ータ範囲が、最下位の行位置を末尾とする範囲にあるか
否か判断され、最下位の行位置までの範囲にないと判断
された場合には、前記ウインドウによる囲み範囲が1行
分下位のデータを含む範囲に移動されて前記表画面枠2
4g内に書き込まれ、表画面として表示部13に更新表
示される(ステップN25→N26→N27→N2
1)。
【0207】ここで、前記表画面に備えられている[閉
じる]アイコン46がタッチされてONされると、当該
表画面の表示がクリアされ、前記一連の表表示処理は終
了される(ステップN28→RETURN)。
【0208】一方、前記表画面内のメール経過表示枠4
7にウインドウで囲まれてブロック表示されている、あ
る表データ中の各送受信メールのうちで、任意の送受信
メールが表示されているブロックエリアがタッチされて
ONされると、当該ブロックエリア内にメールデータが
存在するか否か判断され、メールデータありと判断され
ると、送信メールであるか否か判断され、送信メールで
あると判断された場合には、図51,図52における送
信メール開封作成処理に移行される(ステップN29→
N30→N31→NL)。また、受信メールであると判
断された場合には、図53における受信メール開封作成
処理に移行される(ステップN31→NM)。
【0209】また、前記表画面に備えられている[削
除]アイコン43がタッチされてONされると、前記表
リスト表示処理に伴ないリスト指定されて新たな表デー
タとして表データエリア30に追加記憶された、通信先
(宛先/差出人)及び件名を共通とする送受信メールの
経過データからなる表データは削除され、前記一連の表
表示処理は終了される(ステップN32→N33→RE
TURN)。
【0210】図51は前記情報端末装置のメール処理に
おける表作成処理あるいは表表示処理に伴ない移行され
る送信メール開封作成処理(その1)を示すフローチャ
ートである。
【0211】図52は前記情報端末装置のメール処理に
おける表作成処理又は表表示処理に伴ない移行される送
信メール開封作成処理(その2)を示すフローチャート
である。
【0212】前記表作成処理又は表表示処理に伴ない表
示部13に表示された表画面(図42参照)にあって、
該表画面に表示されている表データ内の任意の送信メー
ルのブロックエリアがタッチされることに伴ない、送信
メール開封作成処理に移行されると(ステップK27〜
K29→KL又はN29〜N31→NL)、まず、RA
M20内の表示エリア27に対して、同RAM20内の
枠画面エリア24に記憶されている送信メール枠24f
(図8参照)が転送されて書き込まれ、送信メール画面
として表示部13に表示される(ステップL1)。
【0213】この際、前記表画面上でブロック指定され
た表データにおける送信メールが、当該表データ中で最
新のメールデータであるか否か判断され、最新のメール
データであると判断された場合には、当該ブロック指定
された最新の送信メールは、送信メールエリア23内に
削除されずに残っているので、この送信メールエリア2
3内から対応する送信メールの宛先,件名,本文のデー
タが読み出され、前記表示部13に表示された送信メー
ル画面内の宛先,件名,本文入力エリアに書き込まれ、
例えば図28に示すように、指定された送信メールの内
容データとして開封表示される(ステップL2→L
3)。
【0214】一方、前記表画面上でブロック指定された
表データにおける送信メールが、当該表データ中で最新
のメールデータではないと判断された場合には、当該ブ
ロック指定された最新でない送信メールは、送信メール
エリア23から削除されているので、前記ブロック指定
された表データ中の送信メールに含まれる引用符「>」
に対応して、当該引用符「>」の個数に応じた本文デー
タが同一表データ内の指定送信メール以前の各メール本
文データにより当てはめられ、指定された送信メールま
での送受信の経過を表わす一連の本文データが復元作成
され、前記表示部13に表示された送信メール画面にて
その宛先,件名と共に表示される(ステップL2→L
4,L5)。つまり、例えば図42で示すような表画面
にて表示されている、通信先(宛先/差出人)「MUR
AI」及び件名「F会議」にて関係付けられた表データ
(図11参照)のうちで、2回目の送信メール「>>/
>/では9月20日は?」が表示されているブロックエ
リアが指定された場合には、引用符「>」に応じた本文
データとしては、当該指定された送信メールより1つ前
のメールデータである受信メールの本文「こんにちは。
9月15日はダメです。」が当てはめられ、また、引用
符「>>」に応じた本文データとしては、当該指定され
た送信メールより2つ前のメールデータである送信メー
ルの本文「こんにちは。9月15日にF会議を行ないま
す。」が当てはめられ、最終的に、ブロック指定された
送信メール「こんにちは。9月15日にF会議を行ない
ます。/こんにちは。9月15日はダメです。/では9
月20日は?」として復元され、前記送信メール画面に
開封表示される。
【0215】こうして、前記表画面上でブロック指定さ
れた送信メールまでの一連の送受信メールの経過データ
が送信メール画面に呼び出されて開封表示された状態
で、キー入力部12の操作により、その宛先入力エリア
に対して新たなメール送信先の宛先が入力されると、開
封表示された宛先のデータは当該入力された新たな宛先
のデータに変更表示され(ステップL17→L18)、
また、件名入力エリアに対して送信メールの新たな件名
が入力されると、開封表示された件名のデータは当該入
力された新たな件名のデータに変更表示され(ステップ
L19→L20)、また、本文入力エリアに対して送信
メールの新たな本文が入力されると、開封表示された本
文のデータは当該入力された新たな本文のデータに変更
表示される(ステップL21→L22)。
【0216】こうして、表データとして既に保存されて
いる任意の送信メールを開封し、これをベースとして送
信すべき新たなメールの宛先,件名,本文の各データが
順次入力されて変更表示された状態で、この送信メール
画面に備えられている[送信]アイコン44がタッチさ
れてONされると、この情報端末装置の制御部(CP
U)11が、モデム16により、通信ネットワークNを
介して図示しないメールサーバに接続される(ステップ
L6→L7)。
【0217】すると、前記送信メール画面に従い新たに
入力されて変更表示された送信メールデータに現在の日
時データが付加されて前記メールサーバへ送られ、その
宛先へ送信される(ステップL8,L9)。
【0218】そして、今回送信されたメールデータと同
じ送信メールが、RAM20内の送信メールエリア23
に既に保存されているか否かをサーチすることにより、
以前に送信済みの同一メールであるか否か判断され、以
前に送信してないメールであると判断されると、この新
たな送信メールのデータはRAM20内の送信メールエ
リア23に対し追加ストアされ、この後、前記メールサ
ーバとの接続が断たれる(ステップL10→L11,L
12)。
【0219】一方、前記送信メール画面に備えられてい
る[削除]アイコン43がタッチされてONされると、
該送信メール画面において開封表示されている送信メー
ルのデータが、前記送信メールエリア23内から削除さ
れる(ステップL13→L14)。
【0220】また、前記送信メール画面に備えられてい
る[閉じる]アイコン46がタッチされてONされる
と、当該送信メール画面の表示がクリアされ、前記一連
の送信メール開封作成処理は終了される(ステップL1
5→RETURN)。
【0221】図53は前記情報端末装置のメール処理に
おける表作成処理あるいは表表示処理に伴ない移行され
る受信メール開封作成処理を示すフローチャートであ
る。
【0222】前記表作成処理又は表表示処理に伴ない表
示部13に表示された表画面(図42参照)にあって、
該表画面に表示されている表データ内の任意の受信メー
ルのブロックエリアがタッチされることに伴ない、受信
メール開封作成処理に移行されると(ステップK27〜
K29→KM又はN29〜N31→NM)、まず、RA
M20内の表示エリア27に対して、同RAM20内の
枠画面エリア24に記憶されている受信メール枠24e
(図9参照)が転送されて書き込まれ、受信メール画面
として表示部13に表示される(ステップM1)。
【0223】この際、前記表画面上でブロック指定され
た表データにおける受信メールが、当該表データ中で最
新のメールデータであるか否か判断され、最新のメール
データであると判断された場合には、当該ブロック指定
された最新の受信メールは、受信メールエリア22内に
削除されずに残っているので、この受信メールエリア2
2内から対応する受信メールの差出人,件名,本文のデ
ータが読み出され、前記表示部13に表示された受信メ
ール画面内の差出人,件名,本文表示エリアに書き込ま
れ、例えば図32に示すように、指定された受信メール
の内容データとして開封表示される(ステップM2→M
3)。
【0224】一方、前記表画面上でブロック指定された
表データにおける受信メールが、当該表データ中で最新
のメールデータではないと判断された場合には、当該ブ
ロック指定された最新でない受信メールは、受信メール
エリア22から削除されているので、前記ブロック指定
された表データ中の受信メールに含まれる引用符「>」
に対応して、当該引用符「>」の個数に応じた本文デー
タが同一表データ内の指定受信メール以前の各メール本
文データにより当てはめられ、指定された受信メールま
での送受信の経過を表わす一連の本文データが復元作成
され、前記表示部13に表示された受信メール画面にて
その差出人,件名と共に表示される(ステップM2→M
4,M5)。つまり、例えば図42で示すような表画面
にて表示されている、通信先(宛先/差出人)「MUR
AI」及び件名「F会議」にて関係付けられた表データ
(図11参照)のうちで、1回目の受信メール「>/こ
んにちは。9月15日はダメです。」が表示されている
ブロックエリアが指定された場合には、引用符「>」に
応じた本文データとしては、当該指定された受信メール
より1つ前のメールデータである送信メールの本文「こ
んにちは。9月15日にF会議を行ないます。」が当て
はめられ、最終的に、ブロック指定された受信メール
「こんにちは。9月15日にF会議を行ないます。/こ
んにちは。9月15日はダメです。」として復元され、
前記受信メール画面に開封表示される。
【0225】こうして表データとして既に保存されてい
る任意の受信メールが開封表示された受信メール画面に
おいて、[返信]アイコン45がタッチされてONされ
ると、図33,図34における返信処理に移行される
(ステップM6→MJ)。
【0226】また、前記受信メール画面に備えられてい
る[削除]アイコン43がタッチされてONされると、
該受信メール画面において開封表示されている受信メー
ルのデータが、前記受信メールエリア22内から削除さ
れる(ステップM7→M8)。
【0227】また、前記受信メール画面に備えられてい
る[閉じる]アイコン46がタッチされてONされる
と、当該受信メール画面の表示がクリアされ、前記一連
の受信メール開封作成処理は終了される(ステップM9
→RETURN)。
【0228】したがって、前記構成の情報端末装置にお
けるメール制御機能によれば、その受信(送信)メール
リストの表示処理において、受信(送信)メールのリス
トは、RAM20内の受信(送信)メールエリア22
(23)に記憶されている各受信(送信)メールデータ
の差出人(宛先),件名,受信(送信)時刻のデータが
データエリア26に対し受信(送信)メールリストデー
タ(図18(図23)参照)として順次書き出され、こ
のデータエリア26に書き出された受信(送信)メール
リストデータが、表示エリア27に展開表示される受信
(送信)メールリスト画面(図19(図24)参照)に
ウインドウ表示されるので、受信(送信)メールリスト
データを常に固定的に記憶しておく記憶エリアを前記受
信(送信)メールエリア22(23)とは別に独立して
設けておく必要はなく、当該受信(送信)メールリスト
の必要に応じ、適宜リスト作成して表示できるようにな
る。
【0229】また、前記構成の情報端末装置におけるメ
ール制御機能によれば、その表データの作成,保存機能
において、任意の通信先(宛先/差出人)と件名が指定
されて表データの作成が指示されると、受信及び送信メ
ールエリア22,23に記憶されている全ての受信及び
送信メールの中から、前記指定された通信先(宛先/差
出人)と件名が共通するメールデータが順次検索されて
読み出され、各メールそれぞれの通信日時に応じてソー
トされて表データエリア30に保存された後、この表デ
ータエリア30にソート保存された指定通信先(宛先/
差出人)と件名にて関係付けられた一連の送受信メール
は、表画面(図42参照)のメール経過表示枠47に対
し、左エリアには送信メールが、右エリアには受信メー
ルが、上位のブロックエリア順に当てはめられて表形式
で表示されるので、例えば所定の通信先とある1つの事
柄についてメールのやり取りを行なった場合に、その内
容を表に編集して一覧表示できるようになる。
【0230】この場合、前記表データエリア30に保存
された指定通信先(宛先/差出人)と件名にて関係付け
られた一連の送受信メールのデータは、前記受信及び送
信メールエリア22,23から削除されるので、表デー
タの作成に際し同一の送受信メールが重複して保存され
ることはなく、記憶容量の無駄が生じるのを未然に防止
できるようになる。
【0231】また、前記構成の情報端末装置におけるメ
ール制御機能によれば、そのメール返信処理において、
受信メールが開封されて受信メール画面に表示された状
態で、[返信]アイコン45が操作されると(図35
(A)参照)、その差出人が宛先となった送信メール画
面に切り換えられると共に、この送信メール画面におい
て、受信メールの本文に返信文が追加されて送信される
際には(図35(B)参照)、前記返信文の基となる受
信された本文のデータの先頭に対して引用符「>」が付
加される。そして、この引用符「>」は、前記メールの
返信が繰り返される度にその時々で受信されてそのまま
返信される本文の先頭にに加算付加される。そして、前
記表データの作成,保存に際し、受信及び送信メールエ
リア22,23から読み出されてソートされた通信先
(宛先/差出人),件名の共通する一連の送受信メール
は、それぞれ前記引用符「>」の付加されている部分の
本文のデータが削除されて表データエリア30に保存さ
れるので、前記一連の送受信メールそれぞれの本文デー
タは、その送信及び返信の時々に新たに入力した本文の
み残されて表データエリア30に保存されるようにな
り、当該表データとなる一連の送受メールが前記受信及
び送信メールエリア22,23から削除されるのに加
え、表データエリア30内においても、同一のメール内
容が重複して保存されることはなく、記憶容量の無駄を
防止できるようになる。
【0232】そして、前記表データエリア30に保存さ
れた各送信及び受信メールの開封は、指定された通信先
(宛先/差出人),件名に関係付けられた一連の送受信
メールからなる表データが前記表データエリア30から
読み出されて表画面(図42参照)に表示されている状
態で、任意の通信時点の送信あるいは受信メールが指示
されると、当該指示されたメールデータの本文エリアに
存在する引用符「>」に応じて、例えばこの開封指示さ
れたメールが受信メールである場合には、1つの引用符
「>」に対しては、同一表データ内の1回前の通信時
点、つまりその直前の送信メールにおける本文が当ては
められ、2つの引用符「>>」に対しては、2回前の通
信時点、つまり前回の受信メールにおける本文が当ては
められ、前記開封指示されたメールデータの本文全体が
組み立てられて開封表示されるので、表データメモリ3
0に保存された表データを構成する各送受信メールのデ
ータが受信及び送信メールエリア22,23から削除さ
れ、しかも、当該表データメモリ30内での各送受信メ
ールのデータがその個々の送受信時点での新たな本文の
み保存されていても、各送信メールあるいは受信メール
の全体を生成して開封表示できるようになる。
【0233】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図13のフローチャートに示すこの情報
端末装置の全体処理、図14のフローチャートに示すメ
ール処理、そしてこのメール処理に伴ない移行されるそ
の他の各フローチャートに示す受信メールリスト表示処
理、送信メールリスト表示処理、表リスト表示処理等の
各手法は、コンピュータに実行させることができるプロ
グラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカ
ード等)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディ
スク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体19に
格納して配布することができる。そして、コンピュータ
は、この外部記録媒体19に記録されたプログラムを記
録媒体読み取り部18によって読み込み、この読み込ん
だプログラムによって動作が制御されることにより、前
記実施形態において説明した各種のメール制御機能を実
現し、前述した手法による同様のメールデータの作成,
送信,受信,保存,検索,編集,開封,表示等の処理を
実行することができる。
【0234】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る第1の電子
メール制御装置によれば、任意の通信先及び件名が指定
されると、この指定された通信先及び件名と同一の通信
先及び件名で共通するメールデータがメール記憶手段か
ら検索され、この検索された各メールデータが表形式で
表示されるので、通信先と件名を特定した表データを作
成できるようになる。
【0235】また、本発明に係る第2の電子メール制御
装置によれば、メール受信手段により受信されたメール
データに基づき、新たな本文を追加した返信メールを作
成して送信すると、この返信メールの作成送信に際して
は、新たな本文の追加前に前記メール受信手段により既
に受信されて存在した本文に対し、そのメール返信の都
度、特定のマークが加算付加されて送信される。そし
て、任意の通信先及び件名が指定されると、この指定さ
れた通信先及び件名と同一の通信先及び件名で共通する
送信及び受信メールデータが送信メール記憶手段及び受
信メール記憶手段から検索され、そのそれぞれの通信時
刻でソートされると共に、前記特定のマークが付加され
た本文は当該マークのみ残し削除されて共通メール記憶
手段に記憶され、表形式で表示される。一方、前記検
索,記憶,表示された通信先及び件名の共通する送信及
び受信メールデータは、前記送信メール記憶手段及び受
信メール記憶手段からは削除されるので、前記通信先及
び件名において共通する一連の送受信メールそれぞれの
本文データは、その送信及び返信の時々に新たに入力し
た本文のみ残されて保存されるようになり、当該一連の
送受メールが前記送信及び受信メールの各記憶手段から
削除されるだけでなく、共通メール記憶手段内において
も、同一のメール内容は重複保存されず、記憶容量の無
駄を防止できるようになる。
【0236】また、本発明に係る第3の電子メール制御
装置によれば、メール記憶手段に記憶された各メールデ
ータからそれぞれのメールの通信先,件名,通信時刻の
情報が読み出され一覧にして表示されるので、メールリ
ストのための独立した記憶エリアを必要とせず、適宜リ
スト作成して表示できるようになる。
【0237】よって、本発明によれば、メール保存のた
めに占有される記憶エリアを抑制することが可能にな
る。また、ある特定の相手、ある特定の事柄についてや
り取りした各メールデータのみを容易に検索編集して表
示することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール制御装置の実施形態に係る
情報端末装置の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記情報端末装置のRAMに確保される各種デ
ータメモリの構成を示す図。
【図3】前記情報端末装置のRAMに確保されたメニュ
ー画面エリアに記憶されるメニュー画面Gの構成を示す
図。
【図4】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画面
エリアに記憶される受信メールリスト枠の構成を示す
図。
【図5】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画面
エリアに記憶される送信メールリスト枠の構成を示す
図。
【図6】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画面
エリアに記憶される表リスト枠の構成を示す図。
【図7】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画面
エリアに記憶される表追加枠の構成を示す図。
【図8】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画面
エリアに記憶される送信メール枠の構成を示す図。
【図9】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画面
エリアに記憶される受信メール枠の構成を示す図。
【図10】前記情報端末装置のRAMに確保された枠画
面エリアに記憶される表画面枠の構成を示す図。
【図11】前記情報端末装置のRAMに確保された表デ
ータエリアにおける表データの記憶状態を示す図。
【図12】前記情報端末装置のRAMに確保された表リ
ストデータエリアにおける表リストデータの記憶状態を
示す図。
【図13】前記情報端末装置の全体処理を示すフローチ
ャート。
【図14】前記情報端末装置のメール処理を示すフロー
チャート。
【図15】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される受信メールリスト表示処理(その1)を示すフロ
ーチャート。
【図16】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される受信メールリスト表示処理(その2)を示すフロ
ーチャート。
【図17】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される受信メールリスト表示処理(その3)を示すフロ
ーチャート。
【図18】前記情報端末装置の受信メールリスト表示処
理に伴ないRAM内のデータエリアに展開された受信メ
ールリストデータを示す図。
【図19】前記情報端末装置の受信メールリスト表示処
理に伴ないRAM内の表示エリアに展開された受信メー
ルリスト画面の表示状態を示す図。
【図20】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される送信メールリスト表示処理(その1)を示すフロ
ーチャート。
【図21】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される送信メールリスト表示処理(その2)を示すフロ
ーチャート。
【図22】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される送信メールリスト表示処理(その3)を示すフロ
ーチャート。
【図23】前記情報端末装置の送信メールリスト表示処
理に伴ないRAM内のデータエリアに展開された送信メ
ールリストデータを示す図。
【図24】前記情報端末装置の送信メールリスト表示処
理に伴ないRAM内の表示エリアに展開された送信メー
ルリスト画面の表示状態を示す図。
【図25】前記情報端末装置のメール処理における受信
メールリスト表示処理あるいは送信メールリスト表示処
理に伴ない移行される送受信処理を示すフローチャー
ト。
【図26】前記情報端末装置のメール処理における受信
メールリスト表示処理あるいは送信メールリスト表示処
理に伴ない移行されるメール作成処理(その1)を示す
フローチャート。
【図27】前記情報端末装置のメール処理における受信
メールリスト表示処理あるいは送信メールリスト表示処
理に伴ない移行されるメール作成処理(その2)を示す
フローチャート。
【図28】前記情報端末装置のメール作成処理に伴ない
RAM内の表示エリアに展開された送信メール画面の表
示状態を示す図。
【図29】前記情報端末装置のメール処理における送信
メールリスト表示処理に伴ない移行される送信メール開
封処理(その1)を示すフローチャート。
【図30】前記情報端末装置のメール処理における送信
メールリスト表示処理に伴ない移行される送信メール開
封処理(その2)を示すフローチャート。
【図31】前記情報端末装置のメール処理における受信
メールリスト表示処理に伴ない移行される受信メール開
封処理を示すフローチャート。
【図32】前記情報端末装置の受信メール開封処理に伴
ないRAM内の表示エリアに展開された受信メール画面
の表示状態を示す図。
【図33】前記情報端末装置のメール処理における受信
メール開封処理に伴ない移行される返信処理(その1)
を示すフローチャート。
【図34】前記情報端末装置のメール処理における受信
メール開封処理に伴ない移行される返信処理(その2)
を示すフローチャート。
【図35】前記情報端末装置の返信処理に伴ないRAM
内の表示エリアに順次展開された受信メール画面と送信
メール画面の切り換え表示状態を示す図。
【図36】前記情報端末装置のメール処理における受信
メールリスト表示処理あるいは送信メールリスト表示処
理に伴ない移行される表追加処理を示すフローチャー
ト。
【図37】前記情報端末装置の表追加処理に伴ないRA
M内の表示エリアに展開された表追加画面の表示状態を
示す図。
【図38】前記情報端末装置のメール処理における表追
加処理に伴ない移行される表作成処理(その1)を示す
フローチャート。
【図39】前記情報端末装置のメール処理における表追
加処理に伴ない移行される表作成処理(その2)を示す
フローチャート。
【図40】前記情報端末装置のメール処理における表追
加処理に伴ない移行される表作成処理(その3)を示す
フローチャート。
【図41】前記情報端末装置のメール処理における表追
加処理に伴ない移行される表作成処理(その4)を示す
フローチャート。
【図42】前記情報端末装置の表作成処理に伴ないRA
M内の表示エリアに展開された表画面の表示状態を示す
図。
【図43】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される表リスト表示処理(その1)を示すフローチャー
ト。
【図44】前記情報端末装置のメール処理に伴ない起動
される表リスト表示処理(その2)を示すフローチャー
ト。
【図45】前記情報端末装置の表リスト表示処理に伴な
いRAM内の表示エリアに展開された表リスト画面の表
示状態を示す図。
【図46】前記情報端末装置のメール処理における表リ
スト表示処理に伴ない移行される表表示処理(その1)
を示すフローチャート。
【図47】前記情報端末装置のメール処理における表リ
スト表示処理に伴ない移行される表表示処理(その2)
を示すフローチャート。
【図48】前記情報端末装置のメール処理における表リ
スト表示処理に伴ない移行される表表示処理(その3)
を示すフローチャート。
【図49】前記情報端末装置のメール処理における表リ
スト表示処理に伴ない移行される表表示処理(その4)
を示すフローチャート。
【図50】前記情報端末装置の表表示処理に伴ない表リ
スト画面上に重ね表示された表データ追加案内ウインド
ウの表示状態を示す図。
【図51】前記情報端末装置のメール処理における表作
成処理あるいは表表示処理に伴ない移行される送信メー
ル開封作成処理(その1)を示すフローチャート。
【図52】前記情報端末装置のメール処理における表作
成処理又は表表示処理に伴ない移行される送信メール開
封作成処理(その2)を示すフローチャート。
【図53】前記情報端末装置のメール処理における表作
成処理あるいは表表示処理に伴ない移行される受信メー
ル開封作成処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU)、 12 …キー入力部、 13 …表示部、 14 …タブレット、 15 …位置検出回路、 16 …モデム、 17 …ROM、 18 …記録媒体読み取り部、 19 …外部記録媒体、 20 …RAM、 21 …表示駆動回路、 N …ネットワーク、 22 …受信メールエリア、 23 …送信ルールエリア、 24 …枠画面エリア、 24a…受信メールリスト枠、 24b…送信メールリスト枠、 24c…表リスト枠、 24d…表追加枠、 24e…受信メール枠、 24f…送信メール枠、 24g…表画面枠、 25 …メニュー画面エリア、 26 …データエリア、 27 …表示エリア、 28 …モードフラグエリア(MF)、 29 …検索エリア、 30 …表データエリア、 31 …表リストデータエリア、 G …メニュー画面、 32 …[手帳]アイコン、 33 …[メモ]アイコン、 34 …[時計]アイコン、 35 …[メール]アイコン、 36 …[スケジュール]アイコン、 37 …[送受信]アイコン、 38 …[メール作成]アイコン、 39 …[表追加]アイコン、 39a…[表作成]アイコン、 40 …[受信メール]アイコン、 41 …[送信メール]アイコン、 42 …[表リスト]アイコン、 43 …[削除]アイコン、 44 …[送信]アイコン、 45 …[返信]アイコン、 46 …[閉じる]アイコン、 47 …メール経過表示枠、 48 …表データ追加案内ウインドウ、 K1 …上カーソル、 K2 …下カーソル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 ND03 NK04 PP03 PQ02 PQ15 PQ29 PQ46 UU24 5B089 GA21 GB03 JA31 KA03 KA13 KC15 KC44 KC46 KC51 LA07 LA12 LA14 5K030 GA06 GA18 HA06 HB19 KA01 KA07 LC18 LD12 LD17 LD18 LE11 LE12 MC08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールデータを記憶するメール記憶手段
    と、 任意の通信先及び件名を指定する項目指定手段と、 この項目指定手段により指定された通信先及び件名と同
    一の通信先及び件名で共通するメールデータを前記メー
    ル記憶手段から検索する共通メール検索手段と、 この共通メール検索手段により検索された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各メールデータを表形式で
    表示する共通メール表示手段と、を備えたことを特徴と
    する電子メール制御装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記共通メール検索手段により
    検索された前記指定された通信先及び件名で共通する各
    メールデータをそれぞれその通信時刻に応じてソートす
    るメールソート手段を備え、 前記共通メール表示手段は、前記メールソート手段によ
    りソートされた各メールデータを、送信メールと受信メ
    ールとでその通信時刻順に振り分けた表形式にして表示
    する共通メール表示手段である、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子メール制御装
    置。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記共通メール検索手段により検索された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各メールデータを記憶する
    共通メール記憶手段と、 この共通メール記憶手段に記憶された前記指定された通
    信先及び件名で共通する各メールデータを前記メール記
    憶手段から削除する共通メール削除手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子メー
    ル制御装置。
  4. 【請求項4】 メールデータを送信するメール送信手段
    と、 メールデータを受信するメール受信手段と、 このメール受信手段により受信されたメールデータに基
    づき、新たな本文を追加した返信メールを作成し、前記
    メール送信手段により送信するメール返信手段と、 このメール返信手段による返信メールの作成送信に際
    し、新たな本文の追加前に前記メール受信手段により受
    信されて既に存在した本文に対し、そのメール返信の都
    度、特定のマークを加算して付加するマーク付加手段
    と、 前記メール送信手段により送信した送信メールのデータ
    を記憶する送信メール記憶手段と、 前記メール受信手段により受信した受信メールのデータ
    記憶する受信メール記憶手段と、 任意の通信先及び件名を指定する項目指定手段と、 この項目指定手段により指定された通信先及び件名と同
    一の通信先及び件名で共通する送信及び受信メールデー
    タを前記送信メール記憶手段及び受信メール記憶手段か
    ら検索する共通メール検索手段と、 この共通メール検索手段により検索された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデー
    タをそのそれぞれの通信時刻でソートすると共に、前記
    特定のマークが付加された本文を当該マークのみ残して
    削除して記憶する共通メール記憶手段と、 前記共通メール検索手段により検索され前記共通メール
    記憶手段に記憶された前記指定された通信先及び件名で
    共通する各送信及び受信メールデータを、前記送信メー
    ル記憶手段及び受信メール記憶手段から削除する共通メ
    ール削除手段と、 前記共通メール記憶手段に記憶された前記指定された通
    信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデータを
    表形式で表示する共通メール表示手段と、を備えたこと
    を特徴とする電子メール制御装置。
  5. 【請求項5】 さらに、 前記共通メール表示手段により表形式で表示された各送
    信及び受信メールデータの中で、任意のメールを指示す
    るメール指示手段と、 このメール指示手段により指示されたメールデータを前
    記共通メール記憶手段から読み出すと共に、この読み出
    されたメールデータに含まれている特定のマークに対応
    して、当該指定されたメールデータ以前の共通するメー
    ルデータの本文を当てはめて復元し表示するメール開封
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項4に記載の電
    子メール制御装置。
  6. 【請求項6】 メールデータを記憶するメール記憶手段
    と、 このメール記憶手段に記憶された各メールデータからそ
    れぞれのメールの通信先,件名,通信時刻の情報を読み
    出すメール情報読み出し手段と、 このメール情報読み出し手段により読み出された各メー
    ルデータそれぞれの通信先,件名,通信時刻を一覧にし
    て表示するメールリスト表示手段と、を備えたことを特
    徴とする電子メール制御装置。
  7. 【請求項7】 任意の通信先及び件名を指定する項目指
    定ステップと、 この項目指定ステップにて指定された通信先及び件名と
    同一の通信先及び件名で共通するメールデータを、メー
    ルデータを記憶しているメール記憶手段から検索する共
    通メール検索ステップと、 この共通メール検索ステップにて検索された前記指定さ
    れた通信先及び件名で共通する各メールデータを記憶す
    る共通メール記憶ステップと、 この共通メール記憶ステップにて記憶された前記指定さ
    れた通信先及び件名で共通する各メールデータを表形式
    で表示する共通メール表示ステップと、 前記共通メール記憶ステップにて記憶された前記指定さ
    れた通信先及び件名で共通する各メールデータを前記メ
    ール記憶手段から削除する共通メール削除ステップと、
    からなることを特徴とする電子メール制御方法。
  8. 【請求項8】 メールデータを送信するメール送信ステ
    ップと、 メールデータを受信するメール受信ステップと、 このメール受信ステップにて受信されたメールデータに
    基づき、新たな本文を追加した返信メールを作成し、前
    記メール送信ステップにて送信するメール返信ステップ
    と、 このメール返信ステップによる返信メールの作成送信に
    際し、新たな本文の追加前に前記メール受信ステップに
    て受信されて既に存在した本文に対し、そのメール返信
    の都度、特定のマークを加算して付加するマーク付加ス
    テップと、 前記メール送信ステップにて送信した送信メールのデー
    タを記憶する送信メール記憶ステップと、 前記メール受信ステップにて受信した受信メールのデー
    タ記憶する受信メール記憶ステップと、 任意の通信先及び件名を指定する項目指定ステップと、 この項目指定ステップにて指定された通信先及び件名と
    同一の通信先及び件名で共通する送信及び受信メールデ
    ータを前記送信メール記憶ステップ及び受信メール記憶
    ステップにて記憶された送信及び受信メールデータから
    検索する共通メール検索ステップと、 この共通メール検索ステップにて検索された前記指定さ
    れた通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデ
    ータをそのそれぞれの通信時刻でソートすると共に、前
    記特定のマークが付加された本文を当該マークのみ残し
    て削除して記憶する共通メール記憶ステップと、 前記共通メール検索ステップにて検索され前記共通メー
    ル記憶ステップにて記憶された前記指定された通信先及
    び件名で共通する各送信及び受信メールデータを、前記
    送信メール記憶ステップ及び受信メール記憶ステップに
    て記憶された送信及び受信メールデータから削除する共
    通メール削除ステップと、 前記共通メール記憶ステップにて記憶された前記指定さ
    れた通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデ
    ータを表形式で表示する共通メール表示ステップと、か
    らなることを特徴とする電子メール制御方法。
  9. 【請求項9】 さらに、 前記共通メール表示ステップにて表形式で表示された各
    送信及び受信メールデータの中で、任意のメールを指示
    するメール指示ステップと、 このメール指示ステップにて指示されたメールデータを
    前記共通メール記憶ステップにて記憶された前記指定さ
    れた通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデ
    ータから読み出すと共に、この読み出されたメールデー
    タに含まれている特定のマークに対応して、当該指定さ
    れたメールデータ以前の共通するメールデータの本文を
    当てはめて復元し表示するメール開封ステップと、から
    なることを特徴とする請求項8に記載の電子メール制御
    方法。
  10. 【請求項10】 メール記憶手段に記憶された各メール
    データからそれぞれのメールの通信先,件名,通信時刻
    の情報を読み出すメール情報読み出しステップと、 このメール情報読み出しステップにて読み出された各メ
    ールデータそれぞれの通信先,件名,通信時刻を一覧に
    して表示するメールリスト表示ステップと、からなるこ
    とを特徴とする電子メール制御方法。
  11. 【請求項11】 電子メール装置のコンピュータを制御
    するためのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の通信先及び件名を指定する項目指定手段、 この項目指定手段により指定された通信先及び件名と同
    一の通信先及び件名で共通するメールデータを、メール
    データを記憶しているメール記憶手段から検索する共通
    メール検索手段、 この共通メール検索手段により検索された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各メールデータを記憶する
    共通メール記憶手段、 この共通メール記憶手段により記憶された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各メールデータを表形式で
    表示する共通メール表示手段、 前記共通メール記憶手段により記憶された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各メールデータを前記メー
    ル記憶手段から削除する共通メール削除手段、として機
    能させるための電子メール制御プログラムを記録した記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 電子メール装置のコンピュータを制御
    するためのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 メールデータを送信するメール送信手段、 メールデータを受信するメール受信手段、 このメール受信手段により受信されたメールデータに基
    づき、新たな本文を追加した返信メールを作成し、前記
    メール送信手段により送信するメール返信手段、 このメール返信手段による返信メールの作成送信に際
    し、新たな本文の追加前に前記メール受信手段により受
    信されて既に存在した本文に対し、そのメール返信の都
    度、特定のマークを加算して付加するマーク付加手段、 前記メール送信手段により送信した送信メールのデータ
    を記憶する送信メール記憶手段、 前記メール受信手段により受信した受信メールのデータ
    記憶する受信メール記憶手段、 任意の通信先及び件名を指定する項目指定手段、 この項目指定手段により指定された通信先及び件名と同
    一の通信先及び件名で共通する送信及び受信メールデー
    タを前記送信メール記憶手段及び受信メール記憶手段に
    より記憶された送信及び受信メールデータから検索する
    共通メール検索手段、 この共通メール検索手段により検索された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデー
    タをそのそれぞれの通信時刻でソートすると共に、前記
    特定のマークが付加された本文を当該マークのみ残して
    削除して記憶する共通メール記憶手段、 前記共通メール検索手段により検索され前記共通メール
    記憶手段により記憶された前記指定された通信先及び件
    名で共通する各送信及び受信メールデータを、前記送信
    メール記憶手段及び受信メール記憶手段により記憶され
    た送信及び受信メールデータから削除する共通メール削
    除手段、 前記共通メール記憶手段により記憶された前記指定され
    た通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデー
    タを表形式で表示する共通メール表示手段、として機能
    させるための電子メール制御プログラムを記録した記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 前記コンピュータを、さらに、 前記共通メール表示手段により表形式で表示された各送
    信及び受信メールデータの中で、任意のメールを指示す
    るメール指示手段、 このメール指示手段により指示されたメールデータを前
    記共通メール記憶手段により記憶された前記指定された
    通信先及び件名で共通する各送信及び受信メールデータ
    から読み出すと共に、この読み出されたメールデータに
    含まれている特定のマークに対応して、当該指定された
    メールデータ以前の共通するメールデータの本文を当て
    はめて復元し表示するメール開封手段、として機能させ
    るための請求項12に記載の電子メール制御プログラム
    を記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 電子メール装置のコンピュータを制御
    するためのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 メール記憶手段に記憶された各メールデータからそれぞ
    れのメールの通信先,件名,通信時刻の情報を読み出す
    メール情報読み出し手段、 このメール情報読み出し手段により読み出された各メー
    ルデータそれぞれの通信先,件名,通信時刻を一覧にし
    て表示するメールリスト表示手段、として機能させるた
    めの電子メール制御プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6721402B2 (en) 2001-04-20 2004-04-13 Nec Corporation Apparatus, method, and record medium for automatically categorizing received mail messages
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