JP2000160842A - 工事用エレベータの取込みステージ - Google Patents
工事用エレベータの取込みステージInfo
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Abstract
ければならず、取込みステージの組立・解体に非常な手
間がかかるという課題があった。しかも、その組立・解
体作業自体が高所作業となることから安全性の面でも問
題があった。 【解決手段】梁枠、根太枠および床材等から組み立てら
れるステージ基礎の左右に、足場建枠の垂直部材と連結
自在な取付金具をステージ基礎の外側に突出するように
伸縮可能に設けるという手段を用いた。
Description
タから資材等を受けるために足場に設置される取込みス
テージ(以下、単に「エレベータステージ」という)に
係り、より詳しくはステージ基礎を予め地上で組み立て
られたユニット式とし、設置に際しての施工性および安
全性を高めた構造に関するものである。
層である場合には、資材や機材あるいは人員等を運搬す
るために、建物の周囲に組んだ足場の外側に工事用エレ
ベータを設置することがある。しかし、足場の外側に直
接工事用エレベータを設置したのでは、足場の補強用ブ
レース等が邪魔となって、エレベータから足場に資材等
を直接受け渡すことはできない。そこで、一般的にはエ
レベータと対向する部分には足場を設けず、代わりに工
事用エレベータから資材等を受けるための専用踊場とし
て別途取込みステージを設けることが行われていた。
ムまたは梁枠を大引き材、単管を根太材として、その上
に木製の足場板を敷くことにより完成され、現場におい
て各階ごとに組み立てられていたのである。
によれば、多くの部品数を連結等しなければならず、取
込みステージの組立・解体に非常な手間がかかるという
課題があった。しかも、その組立・解体作業自体が高所
作業となることから安全性の面でも問題があった。
テージを揚重して足場に設置・固定できれば便利かつ安
全である。しかし、この場合、取込みステージを設置し
ようとする左右の足場間隔がエレベータステージの横幅
と一致するとは限らず、むしろ足場の組み立て誤差等に
よりその左右間隔を常に一定に保つことは困難である。
さらに通常は、足場間隔がエレベータステージよりも連
結部分の大きさだけ狭小となってしまうことが多く、組
みあがったエレベータステージを揚重して設置すること
が従来できなかった。
されたものであり、その目的とするところは、施工性よ
く、且つ、安全に組み立て・解体が可能なエレベータス
テージを提供することである。
ために本発明では、梁枠、根太枠および床材等から組み
立てられるステージ基礎の左右に、足場建枠の垂直部材
と連結自在な取付金具を、収納時にはステージ基礎から
はみ出さず、伸長時に上記ステージ基礎の外側に突出す
るように伸縮可能に設けるという手段を用いた。また、
取付金具の具体的構成として請求項2では、梁枠あるい
は根太枠の左右に設けられた固定プレートに対して、ク
ランプ付きスライドプレートをスライド自在に取り付け
るという手段を、請求項3では梁枠あるいは根太枠を構
成するパイプに対して、クランプ付きパイプを挿入自在
に設けるという手段を、請求項4では梁枠あるいは根太
枠の左右に、クランプ付きパイプを折り畳み自在に設
け、さらに伸長状態の上記クランプ付きパイプをクロス
ブレースで連結するという手段をそれぞれ用いた。
態を添付した図面に従って説明する。図1、図2はエレ
ベータステージの正面図および平面図である。図示した
エレベータステージは、主として梁枠1、根太枠2、床
パネル3、手摺り枠4、ゲート5の5部材からなり、こ
れら部材を予め地上で組み立てたユニット構造を有す
る。なお、図中、Tは本ステージの左右に設けられた足
場建枠を示す。
と、先ず梁枠1は、図3に示したように、数本の丸パイ
プ1aを矩形状に溶接した枠体の内部を斜材1bで補強
してなり、上弦材の5カ所には単クランプ1cが溶接さ
れている。また、枠体の左右にはボルト孔1dを形成し
た固定プレート1eが溶接されている。さらに、固定プ
レート1eには本ステージを足場建枠に固定するための
取付金具6が伸縮自在に設けられる。
体的には図4・5に示したように、上下2カ所にクラン
プ6aをボルト止めした角パイプ6bを挟んで、長孔6
cを形成したスライドプレート6d・6dを溶接してな
る。そして、この取付金具6はスライドプレート6d・
6d間に固定プレート1eを挟持した状態で、スライド
プレート6dの長孔6cと固定プレート1eのボルト孔
1dにボルトを挿通し、ナット止めすることにより、梁
枠1の左右に取り付けられる(図1参照)。そして、ナ
ットを緩めることによってスライドプレート6cを左右
に伸縮可能としている。なお、梁枠1はステージの組み
立てに際して、2組を前後に平行して配置され、クロス
ブレース7によって連結される(図2参照)。
本の角パイプ2aを矩形状に溶接してなる3つの枠体2
bをボルト2c止めし、さらにその下面5カ所に外管に
内管を挿入してなる伸縮パイプ2dを溶接してなる。こ
の根太枠2は上記梁枠1の上弦材に溶接されたクランプ
1cにより梁枠1上に固定される(図1参照)。そし
て、梁枠1に固定された根太枠2の上には、7枚の床パ
ネル3が敷かれ(図2参照)、ステージ基礎が完成す
る。床パネル3はコーナー金具8により根太枠2に固定
される(図1参照)。さらに、床パネル3上の四隅には
ベースプレート9がボルト止めされ(図2参照)、その
凸部9aに手摺り枠4が差し込まれる(図1参照)。ま
た、左右の手摺り枠4・4間にはゲート5がクランプ固
定され、エレベータステージが完成する。なお、床パネ
ル3に代え、鋼製あるいは合板の足場板を床材として使
用してもよい。
エレベータステージの足場建枠Tへの設置方法を説明す
る。先ず、梁枠1の左右に設けられた取付金具6は、ス
ライドプレート6dを梁枠内側へスライドさせて、その
迫り出し量を小さくし、エレベータステージの全長を足
場間隔よりも短くしておく(図1の状態)。この状態
で、揚重機等によりエレベータステージを目的の階まで
吊り上げる。そして、足場建枠側からの作業により取付
金具6を外側(足場側)へ引き出し、取付金具6のクラ
ンプ6a(本実施形態の場合、計8個)を足場建枠Tの
垂直部材tに連結すれば、エレベータステージの設置が
完了する(図2参照)。
ば、その設置は予め地上組み立てられたステージ基礎を
揚重機で吊り上げ、取付金具6のクランプ6aにより足
場建枠Tに固定するのみであるから、非常に簡単であ
る。また、エレベータステージの組立等にあたり、ステ
ージ基礎を構成する複数の部材を高所で連結等する必要
が全くないので、その設置も安全に行うことができる。
さらに、上記実施形態では根太枠2に伸縮パイプ2dを
固設しているので、この伸縮パイプ2dを伸長すれば床
パネル3の敷設面積、即ちステージ基礎の床面積を変更
することも可能である。また、梁枠1と根太枠2がクラ
ンプ1cを介して分離可能であるので、設置しようとす
る足場に対してエレベータステージの微調整が前後方向
で行うことができる。また、本実施形態では根太枠2を
分割可能な複数の枠体2b…2bから構成したので、不
使用時にはこれを分割することにより保管スペースの削
減や搬送が容易となる。さらには、高所で解体しなけれ
ばならない場合であっても、重量の大きい根太枠2の分
割が可能なので容易に解体することができる。
て、梁枠1の固定プレート1eをスライドプレート6d
で挟持する構成としたが、図7に示したように、その逆
にスライドプレート6dを固定プレート1eで挟持する
構成であってもよい。また、取付金具6の伸縮構造は長
孔6c付きスライドプレート6dに限る必要はなく、図
8に示したように、梁枠1の上弦材1a・下弦材1aに
挿入可能なパイプ10を用意し、これにクランプ6aを
設けてもよいし、さらに図9に示したように、梁枠1の
左右にクランプ付きパイプ11を折り畳み可能に連結
し、且つ、クロスブレース12で当該パイプ11を伸長
状態で保持する構成であってもよい。さらにまた、取付
金具6は根太枠2に伸縮自在に設けることもある。本発
明で必要なことは予め地上で梁枠および根太枠等からス
テージ基礎を組み立てること、並びに、ステージ基礎の
左右に足場建枠の垂直部材と連結可能な取付金具を伸縮
自在に設けることである。
施形態に限定する必要はなく、梁材は資材や機材等の荷
重を支え得る構造、根太枠は床パネルを敷設・支持し得
る構造のものであればよい。床材についても同様に、床
パネルに限定することなく、その他、広く用いられてい
る足場板を採用することができる。
地上で組み立てたエレベータステージを揚重機で吊り上
げ、足場建枠へ固定するようにしたので、高所での組立
作業が一切なく安全である。また、エレベータステージ
の設置も足場内から梁枠および根太枠等からなるステー
ジの土台に設けた伸縮可能な取付金具を引き出し、その
取付金具に設けられたクランプを足場建枠に固定するだ
けであるので、作業が簡単、且つ、安全である。また、
解体作業についても同様である。さらに、上記エレベー
タステージは使用後、梁枠、根太枠等の部材に分割する
こともできるので、搬送や保管も楽である。
としたので、組立誤差等により左右の足場建枠間が一定
に保たれていなくとも、エレベータステージを足場建枠
に固定することができる。さらにまた、取付金具のクラ
ンプは足場建枠の垂直部材に固定するようにしたので、
水平部材に固定する場合とは違い、どの型式の建枠に対
してもクランプを固定することができる。
の正面図
面図
正面図
Claims (4)
- 【請求項1】梁枠、根太枠および床材等から組み立てら
れるステージ基礎の左右に、足場建枠の垂直部材と連結
自在な取付金具をステージ基礎の外側に突出するように
伸縮可能に設けたことを特徴とする工事用エレベータの
取込みステージ。 - 【請求項2】取付金具は、梁枠あるいは根太枠の左右に
設けられた固定プレートに対して、クランプ付きスライ
ドプレートをスライド自在に取り付けてなる請求項1記
載の工事用エレベータの取込みステージ。 - 【請求項3】取付金具は、梁枠あるいは根太枠を構成す
るパイプに対して、クランプ付きパイプを挿入自在に設
けた請求項1記載の工事用エレベータの取込みステー
ジ。 - 【請求項4】取付金具は、梁枠あるいは根太枠の左右
に、クランプ付きパイプを折り畳み自在に設けてなり、
さらに伸長状態の上記クランプ付きパイプをクロスブレ
ースで連結した請求項1記載の工事用エレベータの取込
みステージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35391898A JP3209201B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 工事用エレベータの取込みステージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35391898A JP3209201B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 工事用エレベータの取込みステージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000160842A true JP2000160842A (ja) | 2000-06-13 |
JP3209201B2 JP3209201B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=18434105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35391898A Expired - Lifetime JP3209201B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 工事用エレベータの取込みステージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3209201B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285809A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Alinco Inc | 工事用エレベータの取込ステージ |
JP2012255335A (ja) * | 2012-08-30 | 2012-12-27 | Alinco Inc | 工事用エレベータの取込ステージ |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP35391898A patent/JP3209201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285809A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Alinco Inc | 工事用エレベータの取込ステージ |
JP2012255335A (ja) * | 2012-08-30 | 2012-12-27 | Alinco Inc | 工事用エレベータの取込ステージ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3209201B2 (ja) | 2001-09-17 |
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