JP5338141B2 - 仮設間仕切り及び仮設間仕切りの設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、仮設間仕切り及び仮設間仕切りの設置方法に関し、特に、既設の建築物の屋内を仕切るのに有効な仮設間仕切り及び仮設間仕切りの設置方法に関する。
一般に、既設の建築物の屋内において改修工事等の各種の工事を行う場合、屋内の仕切り対象箇所に仮設間仕切りを設置し、この仮設間仕切りよって屋内を例えば工事対象区域と非工事対象区域とに仕切り、工事によって発生する粉塵等が工事対象区域から非工事対象区域に及ぶのを防止している。
例えば、屋内の仕切り対象箇所の天井板及び床板を取り外して上下の床スラブを露出させ、この状態で上下の床スラブ間に軽量鉄骨を縦横に組み立てて骨組みを形成し、この骨組みの表面に複数の内装ボード(石膏ボード等)をねじ止め等の手段によって張り付け、屋内を工事対象区域と非工事対象区域とに仕切る仮設間仕切りを構成している。
また、仮設間仕切りの他の例が特許文献1に記載されている。この仮設間仕切りは、キャスター付きの水平面部と、水平面部から立設される下側部分と、下側部分に対して折り畳み自在な上側部分とを備えた垂直面部と、水平面部と垂直面部との間に設けられる補強面部とを備えたものであって、仕切り対象箇所に複数の仮設間仕切りを横並びに配置し、各仮設間仕切りの垂直面部の上側部分の高さを調整することで、屋内を工事対象区域と非工事対象区域とに仕切る仮設間仕切りを構成している。
さらに、仮設間仕切りの他の例が特許文献2に記載されている。この仮設間仕切りは、天井に取り付けられる巻上げ式ブラインドと、巻上げ式ブラインドの近傍に、天井から床面に至って配置される伸縮自在な支柱と、支柱に係合されて巻上げ式ブラインドから引き出されたカーテンを支柱に押し付ける幕遮蔽部材と、床面に至ったカーテンの端部を床面に押える床用遮蔽部材とから構成され、カーテンによって屋内を工事対象区域と非工事対象区域とに仕切る仮設間仕切りを構成している。
実公平7−36012号公報 特開2000−274160号公報
ところで、上記のような構成の各種の仮設間仕切りのうち、軽量鉄骨からなる骨組みと、内装ボードとによって構成した仮設間仕切りは、工事対象区域での工事の完了後に、内装ボード、及び骨組みを解体して撤去しなければならないため、その作業に手間がかかる。また、解体した骨組み及び内装ボードを再利用することができないため、それらを産業廃棄として処分しなければならず、産業廃棄物の排出量が増大してしまう。
また、特許文献1、2に記載の仮設間仕切りは、繰り返し使用することができるので、軽量鉄骨からなる骨組みと内装ボードとによって構成した仮設間仕切りのような問題が生じることはない。しかし、仕切り対象箇所の規模が大きい場合には、複数の仮設間仕切りを用意しなければならないため、設備費が嵩み、仮設間仕切りの設置に要する費用が嵩んでしまう。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、産業廃棄物の排出量削減することができるとともに、仕切り対象箇所の規模が大きい場合であっても、費用が嵩むことなく、安価に仕切ることができる仮設間仕切り及び仮設間仕切りの設置方法を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明の仮設間仕切りは、建築物の屋内に仮設されて、該屋内を仕切る仮設間仕切りであって、前記屋内の仕切り対象箇所に設置される枠組み足場と、該枠組み足場に着脱可能に取り付けられる複数の下地部材と、該複数の下地部材に着脱可能に取り付けられたシート又はパネル部材とを備え、前記枠組み足場は、間隔をおいて配置される一対の支持脚と、該一対の支持脚間に斜めに架設される筋交いと、該一対の支持脚の上端間に架設される布板とからなる足場ユニットを、前記仕切り対象箇所の幅方向に横並びに少なくとも1組、かつ上下方向に少なくとも1段に設置してなり、前記各支持脚は、間隔をおいて配置される一対のベース金具と、該ベース金具によって垂直に支持される門型状の建枠とからなり、前記一対の支持脚の両建枠間に前記複数の下地部材が着脱可能に取り付けられ、該複数の下地部材に前記シート又は前記パネル部材が着脱可能に取り付けられており、前記各下地部材は、前記各建枠に着脱可能に固定される固定バンドと、前記各下地部材に取り付けられて一部が前記各下地部材の一部に係止される係止板と、該係止板を前記固定バンドに固定するねじ締結体とからなる固定金具により、前記各建枠に固定されていることを特徴とするてなることを特徴とする。
本発明の仮設間仕切りによれば、仕切り対象箇所に枠組み足場を設置し、枠組み足場に複数の下地部材を取り付け、複数の下地部材にシート又はパネル部材を取り付けることにより、シート又はパネル部材によって屋内を仕切る仮設間仕切りが構成されることになる。
また、本発明の仮設間仕切りは、前記屋内を、前記仕切り対象箇所を境として工事対象区域と非工事対象区域に仕切ることを特徴とすることとしてもよい。
本発明の仮設間仕切りによれば、仕切り対象箇所に枠組み足場を設置し、枠組み足場に複数の下地部材を取り付け、複数の下地部材にシート又はパネル部材を取り付けることにより、屋内を工事対象区域と非工事対象区域とを仕切る仮設間仕切りが構成されることになる。
本発明の仮設間仕切りによれば、足場ユニットを、仕切り対象箇所の幅方向に横並びに少なくとも1組、かつ上下方向に少なくとも1段に設置することにより、少なくとも1組の足場ユニットからなる枠組み足場が仕切り対象箇所に設置される。そして、この枠組み足場の少なくとも1組の足場ユニットの支持脚に複数の下地部材が着脱可能に取り付けられ、この複数の下地部材にシート又はパネル部材が着脱可能に取り付けられることになる。
本発明の仮設間仕切りによれば、各支持脚は、一対のベース金具と、ベース金具によって支持される建枠とからなり、一対の支持脚の両建枠間に複数の下地部材が着脱可能に取り付けられ、この複数の下地部材にシート又はパネル部材が着脱可能に取り付けられることになる。
本発明の仮設間仕切りによれば、各支持脚の各建枠に固定バンドを取り付け、各下地部材に係止板を取り付けて、係止板の一部を各下地部材の一部に係止させ、係止板をねじ締結体によって固定バンドに取り付けることにより、各下地部材が各建枠に固定されることになる。
さらに、本発明の仮設間仕切りの設置方法は、建築物の屋内の仕切り対象箇所に枠組み足場を設置し、前記枠組み足場に複数の下地部材を着脱可能に取り付け、前記複数の下地部材にシート又はパネル部材を着脱可能に取り付け、該シート又はパネル部材により前記仕切り対象箇所を仕切る仮設間仕切りの設置方法であって、前記枠組み足場は、間隔をおいて配置される一対の支持脚と、該一対の支持脚間に斜めに架設される筋交いと、該一対の支持脚の上端間に架設される布板とからなる足場ユニットを、前記仕切り対象箇所の幅方向に横並びに少なくとも1組、かつ上下方向に少なくとも1段に設置してなり、前記各支持脚は、間隔をおいて配置される一対のベース金具と、該ベース金具によって垂直に支持される門型状の建枠とからなり、前記一対の支持脚の両建枠間に前記複数の下地部材が着脱可能に取り付けられ、該複数の下地部材に前記シート又は前記パネル部材が着脱可能に取り付けられており、前記各下地部材は、前記各建枠に着脱可能に固定される固定バンドと、前記各下地部材に取り付けられて一部が前記各下地部材の一部に係止される係止板と、該係止板を前記固定バンドに固定するねじ締結体とからなる固定金具により、前記各建枠に固定されていることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明の仮設間仕切り及び仮設間仕切りの設置方法によれば、仕切り対象箇所に枠組み足場を設置し、枠組み足場に複数の下地部材を着脱可能に取り付け、複数の下地部材にシート又はパネル部材を着脱可能に取り付けることにより、屋内を仕切る仮設間仕切りを構成することができる。
従って、工事の完了後に仮設間仕切りを撤去する場合に、枠組み足場及び下地部材を再利用することができるので、工事の完了後に排出する産業廃棄物の量を大幅に削減することができ、環境保全に貢献することができる。
また、リース品等として市場に流通している枠組み足場を用い、下地部材とシート又はパネル部材とを用意すればよいので、設備費用を大幅に削減することができる。また、枠組み足場を屋内の仕切り対象箇所に設置し、枠組み足場に複数の下地部材を取り付け、下地部材にシート又はパネル部材を取り付けるだけでよいので、仮設間仕切りの設置に要する時間と手間を削減することができ、仮設間仕切りの設置に要する費用を大幅に削減することもできる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4には、本発明による仮設間仕切りの一実施の形態が示されていて、図1は仮設間仕切りの全体を示す概略図、図2は図1の部分拡大図、図3は図2の枠組み足場と下地部材との関係を示す説明図、図4は図3の概略断面図、図5は固定金具の変形例を示す概略断面図である。
すなわち、本実施の形態の仮設間仕切りは、既設の建築物の屋内を例えば工事対象区域と非工事対象区域とに仕切るのに有効なものであって、図1及び図2に示すように、屋内の仕切り対象箇所40に設置される枠組み足場2と、枠組み足場2に着脱可能に取り付けられる複数の下地部材4と、複数の下地部材4に着脱可能に取り付けられるシート又はパネル部材35とを備えている。
枠組み足場2は、図1及び図2に示すように、仕切り対象箇所40の幅方向(図1、図2のA方向)に間隔をおいて配置される一対の支持脚4、4と、両支持脚4、4の上端間に水平に架設される布板15と、両支持脚4、4間に斜めに架設される筋交い14とを備えた足場ユニット3を、仕切り対象箇所40の全幅に亘って横並びに少なくとも1組(本実施の形態では2組以上)設置し、かつ上下方向に少なくとも1段(本実施の形態では1段)に設置して構成したものである。
足場ユニット3の各支持脚4は、仕切り対象箇所40の床面40b上に、仕切り対象箇所40の厚み方向(図1、2のB方向)に間隔をおいて配置される一対のベース金具5、5と、両ベース金具5、5によって垂直に支持される門型状の建枠10とから構成され、両支持脚4、4の両建枠10、10が仕切り対象箇所40の幅方向(図1、2のA方向)に間隔をおいて対向配置されている。
各支持脚4のベース金具5、5は、仕切り対象箇所40の床面40b上に直接に配置してもよいし、本実施の形態のように、仕切り対象箇所40の床面40b上に木製又は金属製の長方形状のベース板9を配置し、このベース板9の上部にベース金具5、5を配置するように構成してもよい。
各ベース金具5は、図2に示すように、例えば、四角形板状の支持板6と、支持板6の上面中央部に垂直に設けられる高さ調整可能なジャッキ7と、ジャッキ7の高さを調整するためのハンドル8とから構成され、両ベース金具5、5のジャッキ7、7の上端間で各建枠10が垂直に支持されている。なお、各ベース金具5は、上記の構成のものに限らず、公知の各種のベース金具を使用することができる。
各建枠10は、1本の単管を折り曲げて門型状に形成したもの、又は複数の単管を組み合わせて門型状に形成したものであって、図2に示すように、一対の支持柱11、11と、両支持柱11、11の上端間に水平に架設される梁12とから構成され、各支持柱11の内側には、建枠10を補強するための梯子状の補強部材13が一体に設けられている。
各建枠10は、図2に示すように、各支持柱11の下端部を各ジャッキ7の上端部の筒状の取付部7aに嵌合させることにより、仕切り対象箇所40の床面40b上に一対のベース金具5、5を介して垂直に支持されている。
この場合、仕切り対象箇所40の床面40bの表面形状に応じて、各ジャッキ7の高さをハンドル8の操作によって調整し、各建枠10の支持柱11の長さを調整することにより、床面40bの表面形状に影響されることなく、両建枠10、10の両梁12、12間に布板15を水平に架設することができる。
筋交い14は、2本の鋼材14a、14aをX型状に組み合わせて構成したものであって、両支持脚4、4の両建枠10、10の支持柱11、11間に配置した状態で、各鋼材14aの端部を各建枠10の支持柱11にボルト、ナット等により連結することにより、両支持脚4、4の両建枠10、10の支持柱11、11間に斜めに架設される。
布板15は、長方形板状の本体部15aと、本体部15aの長手方向の両端部に設けられるC型状のフック15bとから構成されるものであって、本体部15aを両支持脚4、4の両建枠10、10の上端部間に位置し、この状態で両端部のフック15bを両建枠10、10の両梁12、12に係止させることにより、両支持脚4、4の両建枠10、10の両梁12、12間に架設される。この場合、両支持脚4、4の両建枠10、10の両梁12、12間の開口の大きさに応じて、1枚又は2枚以上の布板15が両支持脚4、4の両建枠10、10の両梁12、12間に架設される。
両支持脚4、4の両建枠10、10の両支持柱11、11の表面間には、C型鋼等の鋼材(本実施の形態ではC型鋼)からなる複数(本実施の形態では2つ)の下地部材16が上下方向に所定の間隔をおいて水平に架設され、この下地部材16を利用して両支持脚4、4の両建枠10、10の両支持柱11、11の表面間にシート又はパネル部材35が取り付けられる。
各下地部材16は、図3及び図4に示すように、そのC型断面の一側の開口16aが建枠10の支持柱11側を向くように、両支持脚4、4の両建枠10、10の両支持柱11、11の表面間に水平に架設され、この状態で両端部が固定金具20を介して両建枠10、10の両支持柱11、11に着脱可能に固定されている。
固定金具20は、図3及び図4に示すように、例えば、各建枠10の各支持柱11に取り付けられる固定バンド21と、固定バンド21を各支持柱11に固定するねじ締結体25と、各支持枠16の内面側に着脱可能に取り付けられる係止板30と、係止板30を固定バンド21に固定するねじ締結体31とから構成されている。
固定バンド21は、2つ半円筒形状のバンド半部22、23を連結ピン24を介して開閉自在に連結して構成したものであって、両バンド半部22、23を開いた状態で各支持柱11に取り付けるとともに、両バンド半部22、23を閉じて両バンド半部22、23の開口部をボルト26とナット27とからなるねじ締結体25で締め付けることにより各支持柱11に固定される。
係止板30は、図3及び図4に示すように、長方形状の板材の両端部を所定の角度で屈曲させて、その部分に一対の係止部30a、30aを形成したものであって、下地部材16の内面側に挿入した状態で両端部の係止部30a、30aを下地部材16の内面側の開口縁部16bに係止させ、この状態で係止板30をねじ締結体31によって固定バンド21に固定することにより、係止板30、ねじ締結体31、及び固定バンド21を介して下地部材16が支持柱11に固定される。
ねじ締結体31は、係止板30の中央部のねじ挿通用孔と固定バンド21側のねじ挿通用孔との間を貫通するねじ棒32と、係止板30から突出したねじ棒32の一端部に螺合されるナット33と、固定バンド21から突出したねじ棒32の他端部に螺合されるナット34とから構成され、両ナット33、34を締め付けることにより、係止板30の係止部30aが下地部材16の内面側の開口縁部16bに係止された状態に固定され、下地部材16が係止板30を介して支持柱11に固定される。
なお、ねじ棒32は、その一端部を溶接等によって係止板30の中央部に予め一体に固定しておき、固定バンド21から突出させたねじ棒32の他端部のみにナット33を螺合させて締め付けるように構成してもよい。
固定バンド21は、上記のような構成のものに限らず、図5に示すように、フランジ22a、22b付きの2つの半円筒状のバンド半部22、23によって構成し、両バンド半部22、23によって支持柱11を両側から挟み、この状態で両バンド半部22、22のフランジ22a、23a間に下地部材16側の一対の係止板30、30を貫通させたねじ棒32を貫通させ、各ねじ棒32の固定バンド21のフランジ22a、23aを貫通する部分にフランジ22a、23aを両側から挟むように一対のナット34、34を螺合させて締め付けるように構成してもよい。
上記のような構成の固定金具21によって下地部材16の両端部を両建枠10、10の両支持柱11、11にそれぞれ固定することにより、両建枠10、10の両支持柱11、11間に2つの下地部材16、16が上下方向に間隔をおいて水平に取り付けられ、この2つの下地部材16、16にシート又はパネル部材35が着脱可能に取り付けられる。
シート又はパネル部材35は、各種の内装ボード(石膏ボード等)、ビニル製のシート等から形成されるものであって、仕切り対象箇所40の全断面又は一部を閉塞するように下地部材16の上部に複数配置し、各シート又はパネル部材35の複数箇所をビス36等によって各下地部材16に固定することにより、仕切対象箇所40を境として屋内を工事対象区域41と非工事対象区域42とに仕切る仮設間仕切り1が構成される。
なお、シート又はパネル部材35の上端、下端、及び側端と仕切り対象箇所40の天井面40a、床面40b、側面40cとの間に形成される隙間を、それぞれビニル製のシート等のシール部材によって閉塞するように構成してもよい。
なお、シート35を用いる場合に、枠組み足場2の隣接する足場ユニット3間に工事対象区域41と非工事対象区域42とを連通する出入口を設け、この出入口にシート35を重合するように設けることにより、或いはこの出入口を開閉可能にシート35の一部にファスナ等の開閉手段を設けることにより出入口を開閉することができ、この出入口を介して工事対象区域41と非工事対象区域42との間で作業者が行き来することが可能となる。
上のように構成した本実施の形態による仮設間仕切り1にあっては、仕切り対象箇所40に少なくとも一組の足場ユニット3からなる枠組み足場2を設置し、この枠組み足場2の表面に複数の下地部材16を着脱可能に取り付け、この複数の下地部材16の上部にシート又はパネル部材35を着脱可能に取り付けることにより、屋内を工事対象区域41と非工事対象区域42とに仕切る仮設間仕切り1を構成することができる。
この場合、枠組み足場1の足場ユニット2には、リース品等として市場に通通しているものを利用することができ、また、枠組み足場1の表面に着脱可能に取り付けられる下地部材16は繰り返し使用することができ、さらに、シート又はパネル部材35も繰り返し使用することができるので、仮設間仕切り1の設置に要する設備費用を大幅に削減することができるとともに、産業廃棄物の排出量を大幅に削減することもでき、環境保全に貢献することもできる。
さらに、仕切り対象箇所40に仮設間仕切り1を設置する場合、仕切り対象箇所40に枠組み足場1を設置し、枠組み足場1の表面に複数の下地部材16を取り付け、複数の下地部材16の上部にシート又はパネル部材35を取り付けるだけでよいので、仮設間仕切り1の設置に要する時間と手間と費用を大幅に削減することができ、仮設間仕切り1を安価に設置することができる。
本発明による仮設間仕切りの一実施の形態の全体を示した概略図である。 図1の部分拡大図である。 図1及び図2の枠組み足場と下地部材との関係を示した説明図である。 図3の概略断面図である。 固定金具の変形例を示した概略断面図である。
符号の説明
1 仮設間仕切り
2 枠組み足場
3 足場ユニット
4 支持脚
5 ベース金具
6 支持板
7 ジャッキ
7a 取付部
8 ハンドル
9 ベース板
10 建枠
11 支持柱
12 梁
13 補強部材
14 筋交い
14a 鋼材
15 布板
15a 本体部
15b フック
16 下地部材
16a 開口
16b 開口縁部
20 固定金具
21 固定バンド
22 バンド半部
22a フランジ
23 バンド半部
23a フランジ
24 連結ピン
25 ねじ締結体
26 ボルト
27 ナット
30 係止板
30a 係止部
31 ねじ締結体
32 ねじ棒
33 ナット
34 ナット
35 シート又はパネル部材
36 ビス
40 仕切り対象箇所
40a 天井面
40b 床面
40b 側面
41 工事対象区域
42 非工事対象区域

Claims (3)

  1. 建築物の屋内に仮設されて、該屋内を仕切る仮設間仕切りであって、
    前記屋内の仕切り対象箇所に設置される枠組み足場と、該枠組み足場に着脱可能に取り付けられる複数の下地部材と、該複数の下地部材に着脱可能に取り付けられたシート又はパネル部材とを備え
    前記枠組み足場は、間隔をおいて配置される一対の支持脚と、該一対の支持脚間に斜めに架設される筋交いと、該一対の支持脚の上端間に架設される布板とからなる足場ユニットを、前記仕切り対象箇所の幅方向に横並びに少なくとも1組、かつ上下方向に少なくとも1段に設置してなり、
    前記各支持脚は、間隔をおいて配置される一対のベース金具と、該ベース金具によって垂直に支持される門型状の建枠とからなり、
    前記一対の支持脚の両建枠間に前記複数の下地部材が着脱可能に取り付けられ、該複数の下地部材に前記シート又は前記パネル部材が着脱可能に取り付けられており、
    前記各下地部材は、前記各建枠に着脱可能に固定される固定バンドと、前記各下地部材に取り付けられて一部が前記各下地部材の一部に係止される係止板と、該係止板を前記固定バンドに固定するねじ締結体とからなる固定金具により、前記各建枠に固定されていることを特徴とする仮設間仕切り。
  2. 前記屋内を、前記仕切り対象箇所を境として工事対象区域と非工事対象区域に仕切ることを特徴とする請求項1に記載の仮設間仕切り。
  3. 建築物の屋内の仕切り対象箇所に枠組み足場を設置し、
    前記枠組み足場に複数の下地部材を着脱可能に取り付け、
    前記複数の下地部材にシート又はパネル部材を着脱可能に取り付け、該シート又はパネル部材により前記仕切り対象箇所を仕切る仮設間仕切りの設置方法であって、
    前記枠組み足場は、間隔をおいて配置される一対の支持脚と、該一対の支持脚間に斜めに架設される筋交いと、該一対の支持脚の上端間に架設される布板とからなる足場ユニットを、前記仕切り対象箇所の幅方向に横並びに少なくとも1組、かつ上下方向に少なくとも1段に設置してなり、
    前記各支持脚は、間隔をおいて配置される一対のベース金具と、該ベース金具によって垂直に支持される門型状の建枠とからなり、
    前記一対の支持脚の両建枠間に前記複数の下地部材が着脱可能に取り付けられ、該複数の下地部材に前記シート又は前記パネル部材が着脱可能に取り付けられており、
    前記各下地部材は、前記各建枠に着脱可能に固定される固定バンドと、前記各下地部材に取り付けられて一部が前記各下地部材の一部に係止される係止板と、該係止板を前記固定バンドに固定するねじ締結体とからなる固定金具により、前記各建枠に固定されている
    ることを特徴とする仮設間仕切りの設置方法。
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