JP2000160699A - 固定アンカー及びその取付工法 - Google Patents
固定アンカー及びその取付工法Info
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- JP2000160699A JP2000160699A JP10333974A JP33397498A JP2000160699A JP 2000160699 A JP2000160699 A JP 2000160699A JP 10333974 A JP10333974 A JP 10333974A JP 33397498 A JP33397498 A JP 33397498A JP 2000160699 A JP2000160699 A JP 2000160699A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動や荷重による抜け落ちを防止できる固定
アンカーを得る。 【解決手段】 ドリル金具1を回転させて押し込むと、
ネジ部勾配ガイド3によりコンクリート壁面2に捻じ込
まれ、その後ドリル金具1の末端のネジ部4にサポート
部材6を取り付け、ナット7で止める。
アンカーを得る。 【解決手段】 ドリル金具1を回転させて押し込むと、
ネジ部勾配ガイド3によりコンクリート壁面2に捻じ込
まれ、その後ドリル金具1の末端のネジ部4にサポート
部材6を取り付け、ナット7で止める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土木建築工事に
おいて鉄筋コンクリート壁面に取付けるサポート部材の
固定アンカー、及び該固定アンカーを堅固に取付けるた
めの取付工法に関するものである。
おいて鉄筋コンクリート壁面に取付けるサポート部材の
固定アンカー、及び該固定アンカーを堅固に取付けるた
めの取付工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9,図10は従来の後打ち固定アンカ
ーを示す断面図であり、図において、21はコンクリー
ト壁面、22はこのコンクリート壁面21に開けたドリ
ル穴、23はこのドリル穴22に叩き込むアンカー、2
4はハンマーである。次に動作について説明する。図9
において、コンクリート壁面21に開けたドリル穴22
にアンカー23を差し込み、ハンマー24でアンカー2
3をコンクリート壁面21に叩き込む。すると図10に
示すように、アンカー23のアンカーヘッド23aがコ
ンクリート面に当たり、ブローチングリング23bがコ
ンクリート壁面21に食い込む。この状態でサポート部
材25をアンカー23の内部に切られた雌ネジ23cに
ボルト止めする。
ーを示す断面図であり、図において、21はコンクリー
ト壁面、22はこのコンクリート壁面21に開けたドリ
ル穴、23はこのドリル穴22に叩き込むアンカー、2
4はハンマーである。次に動作について説明する。図9
において、コンクリート壁面21に開けたドリル穴22
にアンカー23を差し込み、ハンマー24でアンカー2
3をコンクリート壁面21に叩き込む。すると図10に
示すように、アンカー23のアンカーヘッド23aがコ
ンクリート面に当たり、ブローチングリング23bがコ
ンクリート壁面21に食い込む。この状態でサポート部
材25をアンカー23の内部に切られた雌ネジ23cに
ボルト止めする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の後打ち固定アン
カーにおいては、コンクリート面にアンカーの一部を食
い込ませることで固着させているので、重量物の天井か
らの長期吊り下げや振動に弱く、抜け落ちやコンクリー
ト端部でのコンクリート破壊を起こすなどの問題点があ
った。
カーにおいては、コンクリート面にアンカーの一部を食
い込ませることで固着させているので、重量物の天井か
らの長期吊り下げや振動に弱く、抜け落ちやコンクリー
ト端部でのコンクリート破壊を起こすなどの問題点があ
った。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、アンカー自体がコンクリー
ト面に食い込むことで、振動や荷重による抜け落ちを防
止できる固定アンカー及びその取付工法を得ることを目
的とする。
ためになされたものであり、アンカー自体がコンクリー
ト面に食い込むことで、振動や荷重による抜け落ちを防
止できる固定アンカー及びその取付工法を得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る固定アンカーは、先端がコンクリート壁面に食い込む
形状を有し、他端部にネジ部が加工されたドリル金具の
周りにネジ部勾配ガイドを設けたものである。
る固定アンカーは、先端がコンクリート壁面に食い込む
形状を有し、他端部にネジ部が加工されたドリル金具の
周りにネジ部勾配ガイドを設けたものである。
【0006】この発明の請求項2に係る固定アンカー
は、はじめにドリル金具の端部のネジ部にナット状継ぎ
手を螺合して取付け、このナット状継ぎ手を回転させる
ことで、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込み、し
かる後、上記ナット状継ぎ手を反回転させて取り外し、
ドリル金具の端部にサポート部材を挿し込んで、上記ド
リル金具のネジ部にナットを螺合し、止めるようにした
ものである。
は、はじめにドリル金具の端部のネジ部にナット状継ぎ
手を螺合して取付け、このナット状継ぎ手を回転させる
ことで、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込み、し
かる後、上記ナット状継ぎ手を反回転させて取り外し、
ドリル金具の端部にサポート部材を挿し込んで、上記ド
リル金具のネジ部にナットを螺合し、止めるようにした
ものである。
【0007】この発明の請求項3に係る固定アンカー
は、ドリル金具の一部に、該ドリル金具の周りに達する
溝を配設したものである。
は、ドリル金具の一部に、該ドリル金具の周りに達する
溝を配設したものである。
【0008】この発明の請求項4に係る固定アンカー
は、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込んで後、ド
リル金具の周りに達する溝にモルタルを注入し、このモ
ルタルを固定アンカーの周りのネジ部勾配ガイド間に流
し込むようにしたものである。
は、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込んで後、ド
リル金具の周りに達する溝にモルタルを注入し、このモ
ルタルを固定アンカーの周りのネジ部勾配ガイド間に流
し込むようにしたものである。
【0009】この発明の請求項5に係る固定アンカー
は、ドリル金具の一部に、ドリル金具の先端部に達する
溝を配設したものである。
は、ドリル金具の一部に、ドリル金具の先端部に達する
溝を配設したものである。
【0010】この発明の請求項6に係る固定アンカー
は、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込んで後、ド
リル金具の先端部に達する溝に金属接着溶液を注入し、
この金属接着溶液を配筋との間に充填するようにしたも
のである。
は、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込んで後、ド
リル金具の先端部に達する溝に金属接着溶液を注入し、
この金属接着溶液を配筋との間に充填するようにしたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1,図2は取
付工程の順序を示しており、まず図1において、1はコ
ンクリート壁面2に打ち込み、先端が壁面に食い込む形
状を有するドリル金具、3はこのドリル金具1に取り付
けられたネジ部勾配ガイド、4はドリル金具1の端部に
加工されたネジ部であり、5はこのネジ部4に螺合して
取り付けられる袋ナット状継ぎ手である。次に図2にお
いて、6はコンクリート壁面2に取付けられるサポート
部材、7はドリル金具1端部のネジ部4に取り付けられ
る止めナットである。
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1,図2は取
付工程の順序を示しており、まず図1において、1はコ
ンクリート壁面2に打ち込み、先端が壁面に食い込む形
状を有するドリル金具、3はこのドリル金具1に取り付
けられたネジ部勾配ガイド、4はドリル金具1の端部に
加工されたネジ部であり、5はこのネジ部4に螺合して
取り付けられる袋ナット状継ぎ手である。次に図2にお
いて、6はコンクリート壁面2に取付けられるサポート
部材、7はドリル金具1端部のネジ部4に取り付けられ
る止めナットである。
【0012】次に動作について説明する。図1におい
て、コンクリート壁面2に、ナット状継ぎ手5に取り付
けられたドリル金具1を回転させて挿し込むと、ネジ部
勾配ガイド3によりドリル金具1がコンクリート壁面2
に捻じ込まれる。しかる後、上記ナット状継ぎ手5を反
回転させて、該継ぎ手5をドリル金具1から取り外し、
図2に示すように、ドリル金具1の端部のサポート部材
6を挿し込んで、ナット7で止める。以上のようにし
て、コンクリート壁面2に穴をあけるドリル金具1にネ
ジ部勾配ガイド3をつけることで、アンカーがコンクリ
ートに食い込み、振動や荷重による抜け落ちを防止でき
る。
て、コンクリート壁面2に、ナット状継ぎ手5に取り付
けられたドリル金具1を回転させて挿し込むと、ネジ部
勾配ガイド3によりドリル金具1がコンクリート壁面2
に捻じ込まれる。しかる後、上記ナット状継ぎ手5を反
回転させて、該継ぎ手5をドリル金具1から取り外し、
図2に示すように、ドリル金具1の端部のサポート部材
6を挿し込んで、ナット7で止める。以上のようにし
て、コンクリート壁面2に穴をあけるドリル金具1にネ
ジ部勾配ガイド3をつけることで、アンカーがコンクリ
ートに食い込み、振動や荷重による抜け落ちを防止でき
る。
【0013】実施の形態2.上記実施の形態1では、ド
リル金具1につけたネジ部勾配ガイド3により、ドリル
金具1がコンクリート面に捻じ込まれる場合について述
べたが、本実施形態においては、図3〜図5に示すよう
に、上記ドリル金具1の一部に溝8を設け、モルタル9
をネジ部勾配ガイド3間に流しこむようにしたものであ
り、こうすることで、ドリル金具1の固着度を増すこと
ができる。
リル金具1につけたネジ部勾配ガイド3により、ドリル
金具1がコンクリート面に捻じ込まれる場合について述
べたが、本実施形態においては、図3〜図5に示すよう
に、上記ドリル金具1の一部に溝8を設け、モルタル9
をネジ部勾配ガイド3間に流しこむようにしたものであ
り、こうすることで、ドリル金具1の固着度を増すこと
ができる。
【0014】図において、8はドリル金具1の一部で縦
方向に設けられた溝、9はモルタル、10aは溝8の出
口、11はモルタル注入継ぎ手である。次に動作につい
て説明する。図3において、コンクリート壁面2に、ナ
ット状継ぎ手5に取り付けられたドリル金具1を回転さ
せて押し込むと、ネジ部勾配ガイド3によりドリル金具
1がコンクリート壁面2に捻じ込まれる。次に図4に示
すように、ナット状継ぎ手5を取り外し、モルタル9を
溝8を介してネジ部勾配ガイド3間に流しこむことで、
ドリル金具1の固着度が増すようになる。
方向に設けられた溝、9はモルタル、10aは溝8の出
口、11はモルタル注入継ぎ手である。次に動作につい
て説明する。図3において、コンクリート壁面2に、ナ
ット状継ぎ手5に取り付けられたドリル金具1を回転さ
せて押し込むと、ネジ部勾配ガイド3によりドリル金具
1がコンクリート壁面2に捻じ込まれる。次に図4に示
すように、ナット状継ぎ手5を取り外し、モルタル9を
溝8を介してネジ部勾配ガイド3間に流しこむことで、
ドリル金具1の固着度が増すようになる。
【0015】そのあとは、図5に示すように、実施の形
態1と同様にして、ドリル金具1の端部にサポート部材
6を挿し込んで取り付け、ナット7で止めるようにす
る。以上のようにして、ネジ部勾配ガイド3間にモルタ
ル9を充填することで、ドリル金具1のより固着度の高
いものが得られる効果がある。
態1と同様にして、ドリル金具1の端部にサポート部材
6を挿し込んで取り付け、ナット7で止めるようにす
る。以上のようにして、ネジ部勾配ガイド3間にモルタ
ル9を充填することで、ドリル金具1のより固着度の高
いものが得られる効果がある。
【0016】実施の形態3.上記実施の形態1では、ド
リル金具1につけたネジ部勾配ガイド3により、ドリル
金具1がコンクリート面に捻じ込まれる場合について述
べたが、本実施形態においては、図6〜図8に示すよう
に、ドリル金具1の先端から金属接着溶液12が出て、
接触する配筋13との間に金属接着溶液12を充填する
ようにしたものであり、こうすることで、ドリル金具1
の固着度を増すことができる。
リル金具1につけたネジ部勾配ガイド3により、ドリル
金具1がコンクリート面に捻じ込まれる場合について述
べたが、本実施形態においては、図6〜図8に示すよう
に、ドリル金具1の先端から金属接着溶液12が出て、
接触する配筋13との間に金属接着溶液12を充填する
ようにしたものであり、こうすることで、ドリル金具1
の固着度を増すことができる。
【0017】図において、8は溝、10bはその先端出
口、12は金属接着溶液、13はコンクリート構造物内
部の配筋、14は金属接着溶液継ぎ手である。次に動作
について説明する。図6において、コンクリート壁面2
に、ナット状継ぎ手5に取り付けられたドリル金具1を
回転させて押し込むと、ネジ部勾配ガイド3によりドリ
ル金具1がコンクリート壁面2に捻じ込まれる。次に、
図7に示すように、金属接着溶液12を溝8、出口10
bを介して配筋13との間に充填することで、ドリル金
具1の固着度を増すことができる。
口、12は金属接着溶液、13はコンクリート構造物内
部の配筋、14は金属接着溶液継ぎ手である。次に動作
について説明する。図6において、コンクリート壁面2
に、ナット状継ぎ手5に取り付けられたドリル金具1を
回転させて押し込むと、ネジ部勾配ガイド3によりドリ
ル金具1がコンクリート壁面2に捻じ込まれる。次に、
図7に示すように、金属接着溶液12を溝8、出口10
bを介して配筋13との間に充填することで、ドリル金
具1の固着度を増すことができる。
【0018】そして最後に、ナット状継ぎ手5を反回転
させて、該ナット状継ぎ手5をドリル金具1から取り外
し、図8に示すように、上記実施形態1と同様にして、
ドリル金具1の端部にサポート部材6を挿し込んで取り
付け、ナット7で止める。以上のようにして、ドリル金
具1の先端部と配筋13とをつないで接着する金属接着
溶液12を充填するようにしたので、より固着度の高い
ものが得られる。
させて、該ナット状継ぎ手5をドリル金具1から取り外
し、図8に示すように、上記実施形態1と同様にして、
ドリル金具1の端部にサポート部材6を挿し込んで取り
付け、ナット7で止める。以上のようにして、ドリル金
具1の先端部と配筋13とをつないで接着する金属接着
溶液12を充填するようにしたので、より固着度の高い
ものが得られる。
【0019】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る固定アンカー
によれば、先端がコンクリート壁面に食い込む形状を有
し、他端部にネジ部が加工されたドリル金具の周りにネ
ジ部勾配ガイドを設けたので、アンカーがコンクリート
に食い込み、振動や荷重による抜け落ちを防止できる。
によれば、先端がコンクリート壁面に食い込む形状を有
し、他端部にネジ部が加工されたドリル金具の周りにネ
ジ部勾配ガイドを設けたので、アンカーがコンクリート
に食い込み、振動や荷重による抜け落ちを防止できる。
【0020】この発明の請求項2に係る固定アンカーの
取付工法によれば、ナット状継ぎ手を用いることで、円
滑かつ容易に取付けが可能となる。
取付工法によれば、ナット状継ぎ手を用いることで、円
滑かつ容易に取付けが可能となる。
【0021】この発明の請求項3,4に係る固定アンカ
ー及び取付工法によれば、モルタルをドリル金具に設け
た溝を通してネジ部勾配ガイド間に流し込むことによ
り、ドリル金具を固着するようにしたので、より固着度
が高いものが得られる効果がある。
ー及び取付工法によれば、モルタルをドリル金具に設け
た溝を通してネジ部勾配ガイド間に流し込むことによ
り、ドリル金具を固着するようにしたので、より固着度
が高いものが得られる効果がある。
【0022】この発明の請求項5,6に係る固定アンカ
ー及び取付工法によれば、ドリル金具と配筋との間に、
溝を通して金属接着溶液を充填することにより、ドリル
金具を固着するようにしたので、より固着度の高いもの
が得られる効果がある。
ー及び取付工法によれば、ドリル金具と配筋との間に、
溝を通して金属接着溶液を充填することにより、ドリル
金具を固着するようにしたので、より固着度の高いもの
が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による固定アンカー
とその取付工程を示す側面断面図である。
とその取付工程を示す側面断面図である。
【図9】 従来のアンカー取付け工法を示す側面断面図
である。
である。
【図10】 従来のアンカー取付け工法を示す側面断面
図である。
図である。
1 ドリル金具、2 コンクリート壁面、3 ネジ部勾
配ガイド、4 ネジ部、5 ナット状継ぎ手、6 サポ
ート部材、7 止めナット、8 溝、9 モルタル、1
2 金属接着溶液、13 配筋。
配ガイド、4 ネジ部、5 ナット状継ぎ手、6 サポ
ート部材、7 止めナット、8 溝、9 モルタル、1
2 金属接着溶液、13 配筋。
Claims (6)
- 【請求項1】 先端がコンクリート壁面に食い込む形状
を有し、他端部にネジ部が加工されたドリル金具の周り
にネジ部勾配ガイドを設けたことを特徴とする固定アン
カー。 - 【請求項2】 請求項1に示す固定アンカーの取付工法
であって、はじめにドリル金具の端部のネジ部にナット
状継ぎ手を螺合して取付け、このナット状継ぎ手を回転
させることで、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込
み、しかる後、上記ナット状継ぎ手を反回転させて取り
外し、ドリル金具の端部にサポート部材を挿し込んで、
上記ドリル金具のネジ部にナットを螺合し、止めること
を特徴とする固定アンカーの取付工法。 - 【請求項3】 ドリル金具の一部に、該ドリル金具の周
りに達する溝を配設したことを特徴とする請求項1記載
の固定アンカー。 - 【請求項4】 請求項3に示す固定アンカーの取付工法
であって、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込んで
後、ドリル金具の周りに達する溝にモルタルを注入し、
このモルタルを固定アンカーの周りのネジ部勾配ガイド
間に流し込むことを特徴とする固定アンカーの取付工
法。 - 【請求項5】 ドリル金具の一部に、ドリル金具の先端
部に達する溝を配設したことを特徴とする請求項1記載
の固定アンカー。 - 【請求項6】 請求項5に示す固定アンカーの取付工法
であって、ドリル金具をコンクリート壁面に捻じ込んで
後、ドリル金具の先端部に達する溝に金属接着溶液を注
入し、この金属接着溶液を配筋との間に充填することを
特徴とする固定アンカーの取付工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10333974A JP2000160699A (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 固定アンカー及びその取付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10333974A JP2000160699A (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 固定アンカー及びその取付工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000160699A true JP2000160699A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18272083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10333974A Pending JP2000160699A (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 固定アンカー及びその取付工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000160699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014214852A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | エヌパット株式会社 | 袋ナット及びそれを備えたねじ込み式アンカー |
-
1998
- 1998-11-25 JP JP10333974A patent/JP2000160699A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014214852A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | エヌパット株式会社 | 袋ナット及びそれを備えたねじ込み式アンカー |
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