JP2000160076A - にじみの少ない画像を実現するインク組成物 - Google Patents

にじみの少ない画像を実現するインク組成物

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JP2000160076A
JP2000160076A JP34178598A JP34178598A JP2000160076A JP 2000160076 A JP2000160076 A JP 2000160076A JP 34178598 A JP34178598 A JP 34178598A JP 34178598 A JP34178598 A JP 34178598A JP 2000160076 A JP2000160076 A JP 2000160076A
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ink
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田 均 有
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単色にじみおよび色間にじみの極めて少ない
画像を実現するインク組成物の提供。 【解決手段】 1μmから10μmの大きさの集合体を
形成してインク中において分散している染料と、該染料
の集合体を安定化させるのに十分な量のノニルフェノー
ル系界面活性剤またはアルキルアミンエチレンオキサイ
ド付加体系界面活性剤と、多価アルコール低級アルキル
エーテル類とを含んでなるインク組成物を用いる。今
般、ある種の染料が集合体を形成して、この集合体が、
インク中において顔料類似に粒子として振る舞い、かつ
印字されたとき記録媒体に極めて良好に定着し、さらに
この集合体の安定性をノニルフェノール系界面活性剤ま
たはアルキルアミンエチレンオキサイド付加体系界面活
性剤と、多価アルコール低級アルキルエーテル類との添
加により更に高めることが出来きる。これによって良好
な画像、とりわけ単色にじみおよび色間にじみの極めて
少ない画像が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明はインク組成物、好ましくはインクジェット記録
方法に用いられるインク組成物に関する。
【0002】背景技術 一般にカラープリンターはイエロー、マゼンタ、および
シアンの各色のインク組成物を重ねあわせて印字する。
印字をインクジェット記録方法によって行う場合、液体
であるインク同士が互いに混色り、流れ出したりするこ
とがあり、これらは画像品質を劣化させることから防止
されるのが望ましい。
【0003】その防止のために種々の方法が提案されて
いる。例えば、特開昭60−197778号公報は、イ
ンク組成物の表面張力を20℃において30〜60dy
n/cmの範囲内に揃ろえたインク組成物によってカラ
ー画像を形成するインクジェット記録方法を開示してい
る。インク組成物の表面張力を揃えることで、被記録材
に対する各色のインク組成物の定着所用時間、にじみ度
合いを等しくすることで、カラー画像の劣化を抑えるこ
とができるとされている。
【0004】しかしながら、本発明者等の知る限りで
は、従来提案されている方法は、にじみの防止に関し依
然として改善の余地を残すものであった。
【0005】
【発明の概要】本発明者等は、今般、ある種の染料が集
合体を形成して、この集合体が、インク中において顔料
類似に粒子として振る舞い、かつ印字されたとき記録媒
体に極めて良好に定着するとの知見を得た。そしてこの
集合体の安定性をノニルフェノール系界面活性剤または
アルキルアミンエチレンオキサイド付加体系界面活性剤
と、多価アルコール低級アルキルエーテル類との添加に
より更に高めることが出来き、これによって良好な画
像、とりわけ単色にじみおよび色間にじみの極めて少な
い画像が実現できることを見出した。本発明はこれら知
見に基づくものである。
【0006】よって、本発明は、単色にじみおよび色間
にじみの極めて少ない画像を実現するインク組成物の提
供をその目的としている。
【0007】そして、本発明によるインク組成物は、1
μmから10μmの大きさの集合体を形成してインク中
において分散している染料と、該染料の集合体を安定化
させるのに十分な量のノニルフェノール系界面活性剤ま
たはアルキルアミンエチレンオキサイド付加体系界面活
性剤と、多価アルコール低級アルキルエーテル類とを含
んでなるものである。
【0008】
【発明の具体的説明】本発明によるインク組成物はイン
ク組成物を用いた記録方式に用いられる。インク組成物
を用いた記録方式とは、例えば、インクジェット記録方
式、ペン等による筆記具による記録方式、その他各種の
印字方式が挙げられる。特に本発明によるインク組成物
は、インクジェット記録方法に好ましく用いられる。
【0009】本発明によるインク組成物は、着色剤とし
て、 1μmから10μmの大きさの集合体を形成して
インク中において分散している染料と、この染料の集合
体を安定化させるのに十分な量の安定化剤とを含んでな
る。
【0010】本発明において、「インク中において」と
は、「最終的なインク組成物中において」の意味であ
る。しかし、ある染料が集合体を形成するかどうかは、
水と、後記する水溶性有機溶媒との混合溶媒系において
集合体を形成するかどうかによって予備的に確認するこ
とができる。よって、当業者が本発明において利用可能
な染料を得ることは、このような予備的な実験から容易
に成し得るものである。
【0011】本発明の好ましい態様によれば、本発明に
おいて利用可能な集合体を形成し得る染料としては、二
重結合または共役二重結合を含んだ環状構造、芳香環構
造、シクロ環状構造、または複素環状構造を有し、かつ
平面構造を有するものが挙げられる。
【0012】さらに本発明の好ましい態様によれば、本
発明において用いられる染料の好ましい例として、フタ
ロシアニン系染料が挙げられる。その好ましい具体例と
しては、下記の式で表される染料が挙げられる。
【0013】
【化1】 (式中、mおよびnはそれぞれ独立して、0〜4の整数
を表し、かつ2<m+n<4を満足するものである)
【0014】本発明の別の態様によれば、本発明におい
て用いられる染料の好ましい例として、ジオキサジン系
染料が挙げられる。その好ましい具体例としては、下記
の式で表される染料群が挙げられる。
【0015】
【化2】 (式中、pは2〜5の整数を表す)
【0016】更に本発明の別の態様によれば、本発明に
おいて用いられる染料の好ましい例として、トリフェニ
ルメタン系染料が挙げられる。その好ましい具体例とし
ては、下記の式で表される染料群が挙げられる。
【0017】
【化3】
【0018】本発明によるインク組成物において染料
は、1μmから10μmの大きさの集合体を形成してイ
ンク中において分散している。このような集合体の形成
の機序は定かではないが、例えば染料が二重結合または
共役二重結合を含んだ環状構造、芳香環構造、シクロ環
状構造、または複素環状構造が平面構造を形成するもの
が挙げられる。下記の理論によって本発明が限定的に解
釈されないことを条件に集合体形成の機序を述べれば、
これらの平面構造を有する染料は染料のπ電子間のファ
ンデルワールス力によりインク中で会合体(集合体)を
形成し易いものと思われる。この集合体は、インク中に
おいて顔料類似に粒子として振る舞い、かつ印字された
とき記録媒体に極めて良好に定着する。すなわち、記録
媒体に付着した染料は集合体を形成し、紙上で容易には
拡散しない。更にこの集合体は記録媒体が紙である場合
セルロースの水酸基と水素結合を形成して紙と強く吸着
する。よって、単独または色間のにじみの少ない印刷画
像が得られる。また、これら集合体が記録媒体上で、他
のにじみやすい染料の拡散を妨げ、にじみの少ない印刷
画像が形成できるとの利点も得ることができる。よっ
て、本発明によるインク組成物によれば、混色時のイン
クの流れ込みの無い、すなわちにじみの少ない、シャー
プで鮮明な単色およびカラー画像を得ることができる。
【0019】本発明によるインク組成物において、染料
の集合体は振動により容易に少なくとも0.01μmか
ら1.0μmの集合体に解離する。このことは、保存時
に染料が会合して大きな集合体となっても、使用時に何
らかの振動を与えればノズルの目詰まりなどをさせない
上記程度の大きさに解離することを意味する。事実上こ
の解離は、インク組成物をインクタンクからインクヘッ
ドに供給させるときに生じる程度の機械的力により生じ
ることから、特別の機構をインクジェット記録装置に設
ける必要はない。
【0020】本発明によるインク組成物は、上記染料の
集合体を安定化させるのに十分な量の安定化剤とを含ん
でなる。本発明において利用可能な安定剤とは、ノニル
フェノール系界面活性剤またはアルキルアミンエチレン
オキサイド付加体系界面活性剤である。
【0021】ノニルフェノール系界面活性剤の具体例と
しては、ライオン株式会社から入手可能なノポノックス
シリーズが挙げられる。具体的には、リポノックスNC
−10、NC−20、NC−38、NC−50、NC−
60、NC−70、NC−80、NC−86、NC−9
5l、NC−100、NC−110、NC−120、N
C−130、NC−140、NC−150、NC−20
0、NA−86−25、NA−95−25、OC−10
0、OC−110などが挙げられる。
【0022】また、アルキルアミンエチレンオキサイド
付加体系界面活性剤の具体例としては、ライオン株式会
社から入手可能なエソミンシリーズ、エソディオミンシ
リーズ、およびエソマイドが挙げられる。具体的にはエ
ソミンC/12(アルキル基部分:ヤシ、エチレンオキ
サイド付加モル数2、以下かっこ内同様)、C/15
(ヤシ、5)、C/25(ヤシ、15)、T/12(牛
脂、2)、T/15(牛脂、5)、T/25(牛脂、1
5)、S/12(大豆、2)、S/15(大豆、5)、
S/25(大豆、15)、O/12(オレイル、2)、
O/20(オレイル、10)、HT/12(硬化牛脂、
2)、HT/14(硬化牛脂、4)、HT/17(硬化
牛脂、7)、HT/30(硬化牛脂、20)、エソディ
オミンT/13(牛脂、3)、エソディオミンT/25
(牛脂、15)、エソマイドHT/15(硬化牛脂、
5)、エソマイドHT/60(硬化牛脂、50)、エソ
マイドO/15(オイレル、5)などが挙げられる。さ
らに、アルキルアミンエチレンオキサイド付加系界面活
性剤の例としては、下記の式で表されるアセチレングリ
コールが挙げられる。
【0023】
【化4】 (式中、R1、R2、R3、およびR4は、独立してそれぞ
れC1-6アルキルを表し、n+mは0から30を表
す。) 上記式で表されるアセチレングリコールのより好ましい
具体例としては、次の表に記載のものが挙げられる。No. R1 2 3 4 n+m 1 iso-ブチル メチル メチル iso-ブチル 10 2 iso-ブチル メチル メチル iso-ブチル 3.5 3 エチル メチル メチル エチル 10 4 メチル メチル メチル メチル 0 5 エチル メチル メチル エチル 06 iso-ブチル メチル メチル iso-ブチル 0
【0024】特に好ましくはNo.1および6のアセチ
レングリコールである。アセチレングリコールとして市
販されているものを利用することも可能であり、例えば
サーフィノール82、104、440、465、TG
(オルフィンSTG)(製造元:Air Product and C
hemicals Inc.,、販売元:日信化学工業株式会社)
を利用することができる。アセチレングリコールの添加
量は適宜決定されてよいが、例えば0.1〜5重量%程
度が好ましい。
【0025】本発明によるインク組成物は、さらに多価
アルコール低級アルキルエーテルを含む。多価アルコー
ル低級アルキルエーテルの好ましい例としては、モノ、
ジ、およびトリエチレングリコールC1-6アルキルエー
テル、モノ、ジ、およびトリプロピレングリコールC
1-6アルキルエーテル、より好ましくはトリエチレング
リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノブチルエーテルなどが挙げら
れ、もっとも好ましいものはジエチレングリコールモノ
ブチルエーテルである。その添加量は適宜決定されてよ
いが、例えば5〜15重量%程度が好ましい。
【0026】本発明によるインク組成物は、上記の成分
と、水と、水溶性有機溶媒とから基本的になる。上記染
料の集合体は、水と、水溶性有機溶媒の混合溶媒系の中
で形成される。
【0027】水溶性有機溶媒としては、水溶性高沸点低
揮発性有機溶剤を用いることができる。好ましい水溶性
高沸点低揮発性有機溶剤の具体例として、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール等のアルキレン基が2〜6の
炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のポリアルキレングリコール類;エチレングリコールモ
ノメチル(またはエチル)エーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチル(またはエチル)エーテル、トリエチレ
ングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等の
多価アルコール低級モノアルキルエーテル類;トリエチ
レングリコールジメチル(またはエチル)エーテル等の
多価アルコール低級ジアルキルエーテル類が挙げられ
る。これらの水溶性低沸点低揮発性溶剤の添加量は適宜
決定されてよいが、例えば1〜30重量%の範囲で添加
されるのが好ましい。
【0028】また本発明によるインク組成物に添加する
ことができる他の有機溶媒としては、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、
ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトンアルコー
ル類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール,n−ブチルアルコール等の炭素数1〜5
のアルキルアルコール類;スルフォラン、ピロリドン、
N−メチル−2−イミダゾリジノン、1,5−ペンタン
ジオール等が挙げられる。これらの有機溶剤は単独でも
混合しても使用でき、また前記の水溶性高沸点低揮発性
溶剤と併用することもできる。
【0029】本発明の別の態様によれば、上記本発明に
よるインク組成物を含んでなるインクセットが提供され
る。より具体的には、イエローインク組成物、マゼンタ
インク組成物、およびシアンインク組成物、場合によっ
てブラックインク組成物を更に含んでなるインクセット
であって、いずれかのインク組成物が本発明によるイン
ク組成物であるインクセットが提供される。本発明の好
ましい態様によれば、インクセットを構成するインク組
成物の内、ブラックインク組成物以外のイエローインク
組成物、マゼンタインク組成物、またはシアンインク組
成物のいずれかまたは二以上が、本発明によるインク組
成物であることが好ましい。
【0030】
【実施例】本発明を以下の実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0031】インク組成物の調製 下記の表に示される組成のインク組成物を組み合わせた
インクセットである実施例1〜6を調製した。すなわ
ち、以下に示す成分を撹拌した後、フィルターを用いて
濾過し、インク組成物とした。そして、得られたシアン
インク、マゼンタインク、イエローインク、およびブラ
ックインクを組み合わせてインクセットとして。
【0032】なお、表中にあるように、ブランク染料、
イエロー染料、およびマゼンタ染料はそれぞれ二種類を
組み合わせて添加した。また、用いたその染料は、表2
および表3に、後記する化学式に付記された染料番号で
示した。また、表中において、TEG−m−BEはトリ
エチレングリコールモノブチルエーテルをそれぞれ表
す。さらに、界面活性剤Aはノニルフェノール系界面活
性剤を、また界面活性剤Bはアルキルアミンエチレンオ
キサイド付加体系界面活性剤をそれぞれ示し、添加され
た具体的界面活性剤は番号で示され、その意味する界面
活性剤は次の通りである。 インク組成物の性能を次のように評価した。
【0033】なお、以下の試験において用いた記録紙
は、以下の14種である。すなわち、Drescher
(中質紙、Unternehmensbild-Entwurt Geschaftsdruck
e)、Conqueror(上質紙、Argo Wiggins)、
ヤマユリ(中質紙、本州製紙)、XEROX4024
(上質紙、XEROX)、XEROX P(上質紙、X
EROX)、X−offit(上質紙、Chlorfrei gebl
eicht)、YUPO(合成紙、王子油)、はやぶさ(ボ
ンド紙、十條製紙)、金鐘(クラフト紙、山陽国策パル
プ)、シルバークローネ(キャストコート紙、大昭和製
紙)、三菱マットアート(アート紙、三菱製紙)、KS
ニュートップ(コート紙、神崎製紙)、ピュアーケント
(ケント紙、東京製紙)、およびプレスボード(コンデ
ンサー紙、三菱製紙)である。
【0034】評価試験1:7色のキャラクタ印刷 例1〜6および比較例1〜4のインクセットを用いて、
ピエゾ振動子を備えた、360dpi、48ノズルのオ
ンデマンド型インクジェット記録装置を用いて、所定の
画信号に応じて、被記録材に印刷を行った。印刷は、7
色(シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、
ブルー、ブラック)のキャラクタ印刷を行った。その結
果を次の基準で評価した。 評価A:にじみが目立たず、画像が鮮明である。 評価B:にじみが目立つ。 評価C:にじみが著しく画像を劣化させている。
【0035】評価試験2: シアンインクとブラックイ
ンクの混色によるにじみ(接触による画像) 本発明のカラーインクジェット記録用インクセットを用
い、被記録材上に100%dutyでシアンインクによ
る背景を印刷し、その上にブラックインクによりキャラ
クタを印字した。このサンプルのブラックインクとシア
ンインクの接触する部分のにじみを目視にて観察し、以
下の様に評価した。 評価A:にじみは目立たない 評価B:ややにじみが見られるが画像全体に影響はない 評価C:にじみが目立つ 評価D:にじみが著しく画像を劣化させている 以上の結果は、表中に記載される通りであった。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【化5】
【0040】
【化6】
【0041】
【化7】
【0042】
【化8】
【0043】
【化9】
【0044】
【化10】
【0045】
【化11】
【0046】
【化12】
【0047】
【化13】
【0048】
【化14】
【0049】
【化15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA05 FC02 2H086 BA56 BA59 BA60 4J039 BC09 BC12 BC13 BC29 BC32 BC33 BC49 BC51 BC53 BC54 BC60 BC69 BC72 BC77 BC79 BE02 BE22 CA03 CA06 EA15 EA16 EA17 EA19 EA47 GA24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1μmから10μmの大きさの集合体を形
    成してインク中において分散している染料と、 該染料の集合体を安定化させるのに十分な量のノニルフ
    ェノール系界面活性剤またはアルキルアミンエチレンオ
    キサイド付加体系界面活性剤と、 多価アルコール低級アルキルエーテル類とを含んでな
    る、インク組成物。
  2. 【請求項2】前記集合体を形成している染料が、振動に
    より容易に少なくとも0.01μmから1.0μmの集
    合体に解離するものである、請求項1記載のインク組成
    物。
  3. 【請求項3】前記集合体を形成している染料が、二重結
    合または共役二重結合を含んだ環状構造、芳香環構造、
    シクロ環状構造、または複素環状構造が平面構造を形成
    するものである、請求項1または2に記載のインク組成
    物。
  4. 【請求項4】前記染料がフタロシアニン系染料である、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のインク組成物。
  5. 【請求項5】前記染料がジオキサジン系染料である、請
    求項1〜3のいずれか一項に記載のインク組成物。
  6. 【請求項6】前記染料がトリフェニルメタン系染料であ
    る、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインク組成
    物。
  7. 【請求項7】イエローインク組成物、マゼンタインク組
    成物、およびシアンインク組成物、場合によってブラッ
    クインク組成物を更に含んでなるインクセットであっ
    て、いずれかのインク組成物が請求項1〜6のいずれか
    一項に記載のインク組成物である、インクセット。
  8. 【請求項8】イエローインク組成物、マゼンタインク組
    成物、またはシアンインク組成物のいずれかまたは二以
    上が請求項1〜6のいずれか一項に記載のインク組成物
    である、インクセット。
  9. 【請求項9】インク組成物を付着させて記録媒体に印字
    を行う記録方法であって、インク組成物として請求項1
    〜6のいずれか一項に記載のインク組成物を用いる、方
    法。
  10. 【請求項10】インク組成物の液滴を吐出し、該液滴を
    記録媒体に付着させて印字を行うインクジェット記録方
    法であって、インク組成物として請求項1〜6のいずれ
    か一項に記載のインク組成物を用いる、インクジェット
    記録方法。
  11. 【請求項11】請求項9または10に記録方法によって
    記録が行われた、記録物。
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